太田記念美術館
深掘り! 浮世絵の見方
会 期 2023年12月1日[金]- 12月24日[日]
休 館 日 12月4, 11, 18日は休館します。
開館時間 10時30分 - 17時30分(入館は 17時 まで)
入 場 料 一 般 1,000円 / 大高生 700円 / 中学生(15歳)以下 無 料
* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
問い合せ 太田記念美術館
150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10 ハローダイヤル 050-5541-8600
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浮世絵を鑑賞する際、皆さんはどのような点に注目するでしょうか?
浮世絵の多くは木版画として作られていますので、浮世絵師の筆づかいはもちろん重要ですが、木の板を彫る彫師や、紙に絵具を摺る摺師たちの卓越したテクニックを知っておくと、作品をより深く堪能することができます。また、作品の保存状態や、絵の中に記されている文字など、制作の裏側が見えてくる鑑賞の「ツボ」がいくつもあります。
本展では、まずは押さえておきたい初歩的な視点から、浮世絵マニア向けのディープな視点まで、さまざまな浮世絵の見方を深掘りします。浮世絵をもっと深く楽しみたいという方、ぜひご覧ください。
< 本展の見どころ >
1 北斎のグレート・ウェーブを深掘り!
世界で最も有名な浮世絵である葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。波の動きを捉えた北斎の観察眼はもちろん、鮮やかな青い絵具や、その絵具を紙に摺る摺師のテクニックなど、浮世絵を鑑賞する上での見どころが詰まっています。「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を筆頭に、北斎や広重、歌麿たちの名品の「ワザ」を深掘りします。
2 鑑識眼が試される? 摺りの違いを深掘り!
浮世絵の多くは木版画で出来ていますので、同じ作品がたくさん存在していることになります。しかし、摺りの早いものと遅いものとを比べてみると、色や形など、同じ作品でも細かいところにさまざまな違いがあります。摺りによる細かな違いを深掘りします。
3 マニアックな知識を深掘り!
絵の隅にある小さな余白。絵の中に記された謎の記号。言われても気がつかないようなわずかな場所に、浮世絵の制作の背景や保存状態が分かるような手がかりが隠されています。浮世絵に詳しい方でもあまり意識することのない、浮世絵のマニアックな知識を深掘りします。
※ 同館では入館のための日時指定予約を行っておりません。希望の日時におでかけを
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
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