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【展覧会】富山県水墨美術館|企画展「対決! くらべて見よう、これとコレ」|’23年2月17日-4月9日

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富山県水墨美術館
企画展「対決! くらべて見よう、これとコレ」
会  期  2023年2月17日[金]- 4月9日[日]
会  場  富山県水墨美術館
930-0887 富山県富山市五福777 TEL 076-431-3719
休  館  日  月曜日、3月22日[水]
開館時間  午前9時30分 - 午後6時(入室は 午後5時30分 まで)
観  覧  料  当日 一 般:300円 / 大学生:150円
      * 小学校・中学校・高校等の児童・生徒及びこれらに準ずる方は観覧無料。
      * 各種障がい者手帳をお持ちの方は観覧無料
主  催  富山県水墨美術館、富山新聞社、北國新聞社、北日本放送────────────────────
富山県水墨美術館では、開館以来、近代以降の水墨画を中心に日本画や工芸作品など日本美術の優品を収蔵してきました。その数は約700点にのぼります。
本展では「対決!」をテーマとして、当館の収蔵品のなかから特にオススメの作品の魅力を、いつもとは少し違う切り口からご紹介します。

作家たちは、あるときは従来の手法に倣ったり、またあるときは人とは違う表現を求めたりしながら、自分の表現を磨いてきました。
本展ではそのような多様な魅力を、「対決!」というかたちで、楽しく比較・鑑賞します。
‘‘ 龍と虎 ” のように描かれた画題による「対決!」、東西日本画壇の巨匠の「対決!」、あるいは、 “ 金と銀 ” の画材「対決!」などなど…、いくつもの作品のフレッシュな競演を展示室でご覧いただきます。

普段と違う表情から、当館収蔵品の魅力を新たに発見いただけたら幸いです。

◉ 館の概要|富山県水墨美術館 
富山県水墨美術館は、日本の近代以降の水墨画を中心に紹介する美術館として、平成11年に開館しました。館の名称に用いられる「水墨」という言葉は、単に水墨画を指すだけでなく、広く日本の美を表す意味がこめられています。建物は和風の平屋造りとし、庭園や茶室を配して、豊かな自然を感じながら心静かにすごしていただける環境を整えました。常設展示室では、竹内栖鳳や横山大観、菱田春草などの近代を代表する画家や、下保昭、篁牛人、岩﨑巴人などの富山県に縁のある画家の作品を見ることができます。そして展示室1・2では、日本画や工芸など幅広い分野の企画展を開催しています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参観を。
[ 詳 細 : 富 山 県  富山県水墨美術館

【展覧会】富山県水墨美術館|企画展「南画 × 近代 ( Modern – Age ):大正-昭和初期を中心として」|’22年11月18日- ’23年1月15日

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富山県水墨美術館
企画展「南画 × 近代 ( Modern – Age ):大正-昭和初期を中心として」
会  期  2022年11月18日[金]- 2023年1月15日[日] * 会期中、展示替えを行います
        前期展示:11月18日[金]- 12月11日[日]
        後期展示:12月13日[金]-  1月15日[日]
休  館  日  月曜日(ただし1月9日は開館)、11月24日、12月29日-1月3日、1月10日
開館時間  午前9時30分 - 午後6時まで(入室は 午後5時30分 まで)
観  覧  料  [当日券]一 般:900円/大学生:450円      * 詳細は下掲データーを参照
主  催  富山県水墨美術館、北日本新聞社、チューリップテレビ
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南画-なんが-とは、古今東西の画派の要素を採り入れながら生まれ、江戸後期から明治初期にかけて流行した日本独自の絵画です。池大雅-いけのたいが-や、与謝蕪村-よさぶそん-らの名が知られる南画は、本来、反権威的で柔軟な性格でした。しかし、形式主義にとらわれた「つくね芋山水」と批難されるなかで、明治半ばには衰退したものとして、日本の近代美術史ではあまり重要視されてこなかった経緯があります。
ところが、大正期には西洋美術の新思潮「ポスト印象主義」以降の動向が日本画家たちにも影響を与え、南画に再び注目が集まります。洋画から日本画に転じた画家たちなども含め、画派を超えた自由な精神と表現性が見られる新時代の絵画は「新南画」と呼ばれました。
本展ではいくつかの観点から近代の南画を再考し、近代日本美術史のもうひとつの姿を探ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : 富山県水墨美術館