島根県立石見美術館
企画展 堀内誠一 絵の世界
会 期 2024年7月6日[土]- 9月2日[月]
開館時間 9:30 - 18:00(展示室への入場は 17:30 まで)
休 館 日 毎週火曜日(8/13は臨時開館)
会 場 島根県立石見美術館 展示室 D
〠 698-0022 島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
TEL:0856-31-1860
観 覧 料 企画展 当日・個人
一 般 1,000円、 大学生 600円、 小中高生 300円
* 企画展・コレクション展セット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
特別協力 堀内事務所
主 催 島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、山陰中央新報社、TSK さんいん中央テレビ
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堀内誠一は、戦後の日本で、時代をリードするアートディレクターとして活躍しました。「anan」や「BRUTUS」「Olive」など、誰もがよく知る雑誌のロゴデザインを多数手掛けたほか、本の装幀、ポスターのデザインなど、柔軟な発想と唯一無二の才能で、多彩な仕事を展開しました。
一方で「絵本作家の道こそ運命が決めた本命」と志をもち、1958(昭和33)年から絵本作家としての活動を開始。『くろうまブランキー』『ぐるんぱのようちえん』『たろうのおでかけ』など、生涯にわたり70冊を超える絵本を世に出しました。これらの絵本は色彩豊かで、構図や画風、使う画材などに独自の工夫が凝らされ、今も年齢を問わず人々に愛され続けています。
本展では、若き日の油彩画や絵本の原画などを展示して堀内の画業全般を回顧するとともに、戦後、雑誌作りにおけるエディトリアルデザインの先駆けとして活躍した仕事に注目し、堀内がこだわった創作の原点をひもときます。
❖ プロフィール ❖
堀内 誠一(ほりうち・せいいち)
1932年、東京に生まれる。伊勢丹百貨店宣伝課、デザイン事務所「アド・センター」を経て1970年、新しく創刊した雑誌「anan」のアートディレクターに就任。ロゴ、表紙、ページネーションなどを手掛け、女性たちの新しいライフスタイルを提案した、魅力的なヴィジュアルイメージを打ち出した。他にも多くの雑誌のデザインや編集、アートディレクションを担当し、戦後の雑誌の黄金時代を牽引した。最初の絵本『くろうまブランキー』の刊行(1958年)を皮切りに絵本作家としても活躍し、なかでも『ぐるんぱのようちえん』は240万部を超えるベストセラーとなった。1974年から81年にかけて家族と共にパリ近郊に移住。欧州各地を旅して旅行記やガイド本を出版。1987年、54歳で亡くなるまで絵本やデザインの仕事に従事した。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館 企画展「堀内誠一 絵の世界」特設サイト ]