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【展覧会】島根県立石見美術館|企画展 建築家・内藤 廣/Built と Unbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い|’23年9月16日-12月4日|

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島根県立石見美術館
企画展 建築家 ・ 内藤 廣 / Built と Unbuilt
赤鬼と青鬼の果てしなき戦い
会  期  2023年9月16日[土]- 12月4日[月]
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入場は 17:30 まで)
休  館  日  毎週火曜日
会  場  島根県立石見美術館 展示室 A・C・D
      698-0022 島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
      TEL:0856-31-1860       
観  覧  料  企画展 当日
      一 般 1,200、 大学生 600円、 小中高生 300円
      * 企画展・コレクション展セット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
特別協力  内藤廣建築設計事務所
主  催  島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、日本海テレビ、中国新聞社
──────────────────────────────────flyer_hiroshi_naito_built_unbuilt_ura◆ 島根県立石見美術館|企画展   建築家・内藤 廣/Built と Unbuilt  赤鬼と青鬼の果てしなき戦い|’23年9月16日-12月4日◆
日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤 廣 の過去最大規模の個展を開催します。
「Built(ビルト=建設された建物)と、Unbuilt(アンビルト=実現しなかった建物)」をテーマとする本展では、初公開資料も多数まじえ、建築としては世に現れていない部分もふくめた内藤の設計と思考の軌跡をたどります。

02_hiroshi_naito_built_unbuilt島根県芸術文化センター「グラントワ」(模型)2005年
10_hiroshi_naito_built_unbuilt島根県芸術文化センター「グラントワ」(外観)
08_hiroshi_naito_built_unbuilt島根県芸術文化センター「グラントワ」(中庭広場)
09_hiroshi_naito_built_unbuilt島根県芸術文化センター「グラントワ」(外観)

<島根県芸術文化センター:グラントワについて
島根県芸術文化センターは、「島根県立石見美術館」と「島根県立いわみ芸術劇場」の複合施設です。この施設は石見地域の芸術文化拠点として、美術や音楽、演劇などの分野が相互に協調し、誘発し合いながら、多様で質の高い芸術文化の鑑賞機会を提供しています。

< 展示構成 >
◆ Built 内藤廣の建築
内藤の代表作を模型や図面、写真等によって紹介。2005年竣工の「グラントワ」を中心として、それ以前の作品から海の博物館(1992年)や牧野富太郎記念館(1999年)など約10件を、以降の作品として静岡県草薙総合運動場体育館(2015年)、高田松原津波復興祈念公園 国営 追悼・祈念施設(2019年)などから近作の紀尾井清堂(2021年)まで約15件を展示します。
◆ BuiltとUnbuilt をつなぐもの
「海の博物館」の特徴的な架構をモチーフにした、本展のためのインスタレーション。
◆ Unbuilt 内藤廣の思考
様々な事情により実現しなかった建物や架空のプロジェクトを、図面や模型によって紹介。卒業設計から近年のコンペシートまでをひもとき、時代を追って内藤の思考と社会の動きの変遷をたどります。その時々の内藤の手帖もあわせて展示し、アイデアの源や設計のプロセスも公開します。また、進行中の最新プロジェクトの進捗も「未だ実現していないもの」として示し、未来への展望を示します。
◆ 内藤廣の言葉
内藤の著作から集めた言葉の数々と、石州瓦に覆われたグラントワの外壁の美しさをとらえた映像によるインスタレーション。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を
※ 画像・テキストは 島根県立石見美術館 の協力をいただきました。流用はご遠慮ください。

[ 詳 細 : 島根県立石見美術館 ]  { 活版 à la carte 過去ログ }

【展覧会】島根県立石見美術館|企画展 没後150年 山本琹谷と津和野藩の絵師たち|’23年7月8日-8月28日|終了

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島根県立石見美術館
企画展
没後150年 山本琹谷と津和野藩の絵師たち
会  期  2023年7月8日[土]- 8月28日[月] * 会期中に一部展示替えがあります
        前 期  7月8日[土]- 7月31日[月]
        後 期  8月2日[水]- 8月28日[月]
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入場は 17:30 まで)
休  館  日  毎週火曜日(8月15日は開館)
会  場  島根県立石見美術館 展示室 A・D
      698-0022 島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
      TEL:0856-31-1860       
観  覧  料  企画展 当日
      一 般 1,000、大学生600円、小中高生300円
      * 企画展・コレクション展セット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照
主  催  島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、山陰中央新報社、TSKさんいん中央テレビ
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幕末から明治初めにかけて活躍した津和野藩の絵師、山本琹谷(やまもと きんこく 1811-1873)の初期から晩年までの画業を紹介します。あわせて、江戸時代の津和野をいろどった絵師たちの作品も展示します。

kinkoku_06s 山本琹谷《斎藤弥九郎像》安政6年(1859)頃
氷見市教育委員会蔵

kinkoku_08s山本琹谷《童児擁猫図》明治時代初期
東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives

kinkoku_11s山本琹谷《唐児図》明治時代初期
東京国立博物館蔵 Image: TNM Image Archives

山本琹谷は、幕末から明治初めにかけて活躍した、津和野出身の文人画家です。 渡辺崋山(わたなべ かざん)に学んだ後、江戸を拠点に諸国をめぐって 各地の文化人と交流し、数々の作品を遺した一方、津和野藩の絵師として藩の御殿を飾る障壁画の制作にも携わりました。最晩年の明治6年(1873)には、ウィーン万国博覧会にも出品しました。中国の故事に基づいた人物画を得意としたほか、華麗な花鳥画、壮大な山水画、交際した文化人の肖像画なども描きました。
本展では山本琹谷の没後150年を記念し、琹谷の初期から晩年までの幅広い画業を約70点の作品と資料により紹介します。あわせて、江戸時代の津和野をいろどった11名にのぼる多彩な絵師たちの作品も展示します。

※ 作品画像・テキストは 島根県立石見美術館 の協力をいただきました。流用はご遠慮ください。※ 下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館

【展覧会】島根県立石見美術館|特別展 受贈記念 彫刻家・澄川喜一の仕事|’23年2月4日-4月3日|終了

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島根県立石見美術館
特別展 受贈記念 彫刻家・澄川喜一の仕事
会  期  2023年2月4日[土]- 4月3日[月]
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入場は 17:30 まで)
休  館  日  毎週火曜日(3/21は開館、翌3/22休館)
会  場  島根県立石見美術館 展示室 A・B・C
      698-0022 島根県益田市有明町5-15
      TEL(グラントワ代表): 0856-31-1860 FAX : 0856-31-1884      
観  覧  料  一  般  300円 / 大学生  200円 / 高校生以下  無  料
      * 各種障がい者手帳などをお持ちの方、その介助者(1名まで)は入場無料
主  催  島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、TSK さんいん中央テレビ
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澄川喜一(1931年- )は島根県鹿足郡六日市町(現・吉賀町)出身の現代彫刻家です。
全国各地で 約100点もの野外彫刻を手がけたほか、東京スカイツリー® のデザイン監修をはじめとする、都市部の建築分野のデザインや環境造形の仕事を担い、高い評価を受けてきました。また、母校・東京藝術大学で教授および学長を務め、首都圏で精力的な制作活動を続ける一方、故郷である島根県や、青春時代を過ごした山口県で文化行政の要職を担ってきました。こうした数多くの功績が表彰され、2020年には文化勲章を受章しています。

本展は、2020年度、および2021年度に島根県に寄贈された彫刻作品120点のなかから、選りすぐりの彫刻作品約50点を紹介するとともに、作品とあわせて受贈した膨大な作家資料のなかから、野外彫刻のスケッチや図面、下絵やマケット、石膏原型、収集していたものなど、今まであまり表に出てこなかった「澄川喜一の仕事」に着目して紹介いたします。この機会に、澄川喜一の生み出す造形の奥深さを知り、郷土の作家についての理解が深まることを願います。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館 本展特設サイト