タグ別アーカイブ: 建築行脚

【イベント 予告】駒澤大学禅文化歴史博物館|夏の特別企画 学芸員とめぐる「禅の世界」|’24年7月20日・8月6日・8月21日・8月22日 各日10:00-/15:00- 全10回|

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夏の特別企画 学芸員とめぐる「禅の世界」
開催日時  令和6年(2024)7月20日[土]・7月30日[火]・8月6日[火]・8月21日[水]・
8月22日[木]
各日10:00-/15:00-(全10回)
イベント内容
      当館学芸員が建物と現在開催中の展示をご案内するギャラリーツアーです。
      ・ギャラリーツアーは1時間程度の予定です。
      ・予約特典に受付で発売中の解説本「禅の世界」を当日プレゼント。
      定  員  各回 20名
参  加  費  無 料
申  込  み  事前申込制 申込みフォームは ▶ こちら 
注意事項  ・小学生以下の参加には保護者の付き添いをお願いいたします。
      ・正門守衛所にて、博物館に来た旨お伝えください。
      ・グループでいらっしゃる方は全員揃って入構ください。
      ・当館以外のキャンパス内施設の利用や立ち入りはご遠慮ください。
      ※ 新型コロナウィルス感染症の感染状況等によっては、内容等に変更が生じる
        ことがあります。
後  援  世田谷区教育委員会
問い合せ  電話 03-3418-9610 メール zenpaku☆komazawa-u.ac.jp
────────────────────駒澤大学耕雲館 同館ウェブサイトゟ            駒澤大学「耕雲館」 同館ウェブサイトゟ

駒澤大学キャンパスの中で、高層の建物に囲まれながらも、堂々とした風格を備えた鉄筋コンクリート造り、スクラッチタイル貼りの「耕雲館」。
旧新橋演舞場、銀座サッポロライオンビヤホールなどで著名な菅原榮蔵(1892-1968)の設計で、昭和3年(1928)に図書館として建設されました。
現在は「禅文化歴史博物館」として広く公開しています。
この歴史を感じる建物と「禅の世界」を当館学芸員とともにめぐってみましょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 駒澤大学禅文化歴史博物館 ]

【イベント】目黒区美術館|2024年度 目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー|’24年4月14日-5月25日|期間内4日開催

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目黒区美術館
2024年度 目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー
English Guided Architectural Tour 2024  Meguro City Office Building Complex
開催期間  2024年4月14日[日]- 5月25日[土]
コース・内容   A 「じっくり見るコース」…見どころ満喫、建築専門家ガイドがご案内します。  
       B 「楽しく見るコース」…建築見学が初めての方でも気軽にご参加いだけます。
       C 「英語で見るコース」…外国の方向けの英語によるハイライトコース。
開  催  日       ①  4月14日[日] 14時-16時 〔設定コース〕A・B
      ②  4月27日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・C 英語
      ③  5月18日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・B
      ④  5月25日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・C 英語
場  所  目黒区総合庁舎
      〠 153-8573 東京都目黒区上目黒二丁目19番15号
      東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅から徒歩5分
解  説  目黒区美術館 建築ガイドスタッフ(目黒区美術館ボランティア会メンバー)
参  加  費  600円(保険・資料代含む)
定  員  各日50名(A・Bは抽選:40名程度、Cは先着順:10名程度)
対  象  中学生以上  
◉ 以下 注意事項、申込期間、申込方法などの詳細は 下掲  ▶ 目黒区美術館 イベントページ 参照
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2024年の春、昨年に引き続き「目黒区総合庁舎建築ガイドツアー」を開催します!
目黒区総合庁舎(1966年竣工/旧千代田生命本社ビル)は、建築家・村野藤吾が情熱を傾けたオフィスビルの傑作です。
本ツアーは、目黒区美術館が2004年に開催した《村野藤吾のディテール・旧千代田生命本社ビル(現目黒区総合庁舎)〈図面/写真〉展》にあわせてスタートし、設定コースや実施方法などに改良と工夫を加えながら回数を重ねてきました。開始以来、毎年、多くの方々にご参加いただいており、昨今の村野藤吾に対する関心の高さを感じさせます。今回も、研究、研修を重ねてきた目黒区美術館建築ボランティアのガイドスタッフが、村野建築のデザイン的意図や建築の見方をご案内します。
今年の開催は4日間、毎年恒例の建築の見どころを満喫する「じっくり見るコース」のほか、建築見学が初めての方でも気軽にご参加いただける「楽しく見るコース」、外国人の方向けの「英語で見るコース」を設定いたします。また、昨年見学できなかった〈和室〉の入室鑑賞も再開いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

※ 目黒区美術館は展示入替のため、展覧会は開催しておりません。4月20日まで本館は休館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 目黒区美術館  目黒区美術館 イベントページ

【展覧会/】松川ボックス|THE MIRROR|春の音色を聴く 〜有元利夫 in 松川ボックス〜|’24年4月9日-5月18日|最終日

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松川ボックス|THE MIRROR
春の音色を聴く 〜有元利夫 in 松川ボックス〜
開催期間  2024年4月9日[火]- 2024年5月18日[土]
開廊日時  毎週水曜日、木曜日、金曜日の午後1時から5時まで
      完全予約制:1時間ごとの入れ替え制
営業時間  月曜日・日曜日ー定休日 火曜日-土曜日 13:00-17:00
入  場  料  1000円(1名・税込)
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
入場時間  午後1時、2時、3時、4時
アクセス  松川ボックス|THE MIRROR
      〠 169-0051 東京都新宿区西早稲田2-14-15 松川ボックス A棟
      ・階段を登って左手、木製の扉が入り口です。電話番号:03-5155-2511
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この度《THE MIRROR》ではオープニング第2弾として『 春の音色を聴く 〜有元利夫 in 松川ボックス〜 』を開催いたします。
有元利夫は1985年2月に38歳の命を閉じました。しかし10年余りの短い時間に描かれた絵画は今なお多くの人を魅了し続けています。
私は19世紀末以降の日本の美術は、当然のことながら、欧米の近代美術とは異なった歴史を歩んできたと考えています。デカルトを経験していない日本人が、近代的価値とその表現である近代美術を受け入れることは難しかったのです。
しかし、その困難さは、反対に、近代に疑義を持ち始めた欧米や、アジアを含む人々に救いの手を差し伸べたように思います。そのようなアートには、例えば「具体」や「ハイレッドセンター」そして「もの派」があるのではないでしょうか。
有元利夫はそうした「救いの手」を差し伸べた一人です。近代以前のイタリア絵画につながることで、有元利夫は近代が失った精神性を表現することに成功しました。エニグマティックで不透明、不可思議な表現は多義的な解釈を可能とし、人々の想像力に働きかけます。そして安堵と安らぎの時空を提供します。
松川ボックスを舞台に展開しているギャラリー《THE MIRROR》は、個人住宅でアートとそれを囲む建築空間を味わう場です。有元利夫の作品はただその前を通り過ぎるのではなく、ゆっくりと見るべき作品です。
本展覧会が4月から5月にかけて開催されることから、タイトルを『春の音色を聴く』としました。有元利夫は音楽を愛しました。今回のメインイメージは作品『Les QUATRE SAISONS』の中の1点の春をテーマにした作品です。本作品がヴィヴァルディの『四季』へのオマージュであることは言うまでもありません。会期中はバロック音楽の演奏会を開催する予定です。
            《THE MIRROR》 アーティスティック・ディレクター 清水敏男

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《THE MIRROR》 はアート、デザイン、文学、サイエンスなど様々な人文・芸術の創造の場として2014年に銀座に初めて出現しました。その《THE MIRROR》が2023年秋、西早稲田の《松川ボックス》にて再びアートを中心に様々な活動を展開いたします。
事前予約、少人数の時間制限という入場方法ですので、作品の前を通り過ぎるのではなく、ゆっくりと時間をかけて建物とアートを鑑賞していただければ幸いです。
                      アーティスティック・ディレクター 清水敏男

※《THE MIRROR》の名前はシェイクスピアのハムレットの台詞に由来します。
「to hold as ‘twere the Mirror up to nature」
2014年秋、当時銀座4丁目にあった名古屋商工会館(1940年頃の建築)において所有者の名古屋鉄道株式会社の提案・協賛で全館を使ったイベントとして実施されました。
詳細はこちらをご覧ください。▶ http://the-mirror-ginza.com/

※《松川ボックス》は1971年に竣工した宮脇檀(みやわきまゆみ)による建築で、1979年には建築学会作品賞を安藤忠雄の《住吉の長屋》と同時に受賞しました。《松川ボックス》はコンクリート製のボックス内部に、木組の住宅を嵌め込むという宮脇檀の傑作ですが、これまで一般公開されることはありませんでした。

◆《レクチャー、イベントスケジュール》
2024年5月12日[金]:THE MIRROR Music Salon
〜 有元利夫をめぐるバロック音楽とピエロ・デラ・フランチェスカの時代のルネサンス音楽 〜

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 松川ボックス|THE MIRROR ] 

【展覧会】京都工芸繊維大学 美術工芸資料館|建築設計実習IV 歴史グループ アーカイブズ課題|2023年度成果展:比叡山回転展望閣 |’24年4月8日-4月20日|終了

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京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
建築設計実習IV 歴史グループ アーカイブズ課題 2023年度成果展:比叡山回転展望閣
(竣工:1959年、設計:村野・森建築事務所、施工:竹中工務店)
開催期間  2024年4月8日[月]- 4月20日[土]
休  館  日  日曜日・祝日
開館時間  10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1階第2展示室
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      電話番号 075-724-7924  ファックス 075-724-7920
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
協  力  株式会社竹中工務店
主  催  京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
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デザイン・建築学課程建築コースの歴史グループでは、3回生の演習科目・建築設計実習IVで取り組むアーカイブズ課題において、美術工芸資料館が所蔵する建築設計図面の読解と模型製作を通して近現代の建築について学んでいます。
2023年度は、村野藤吾資料に含まれる比叡山回転展望閣(竣工:1959年、設計:村野・森建築設計事務所、施工:竹中工務店)に取り組みました。課題の成果をもとに、新たに作成した模型とともに、オリジナルの設計図面や当時の貴重な資料を紹介し、比叡山回転展望閣の魅力に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|建築アーカイブズをひらく Vol. 1 ―愛仁建築事務所資料|’24年4月8日-4月20日|終了

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京都工芸繊維大学美術工芸資料館
展覧会 建築アーカイブズをひらく Vol. 1―愛仁建築事務所資料
開催期間  2024年4月8日[月]- 4月20日[土]
休  館  日  日曜日・祝日
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1階ホール
       〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町1
入  館  料  一 般 200円、 大学生 150円、 高校生以下 無料
      * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  坂尻仁彦(愛仁建築事務所)
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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「建築アーカイブズをひらく」は、京都工芸繊維大学美術工芸資料館が収蔵する知られざる建築資料や収蔵に向けて整理作業中の建築資料、あるいはその整理や研究の過程で得られた発見を紹介する小さな展覧会のシリーズです。収蔵庫の内外で人目につかずにいるさまざまな記録に光を当て、都市や建築に関わるさまざまな活動を読み解くことで、これからの都市や建築を考えるための新たな視点を提供するとともに、建築アーカイブズの可能性を発信します。
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「建築アーカイブズをひらく」シリーズの最初は、坂尻一郎(1899-1975)が1921年に京都で立ち上げた愛仁建築事務所の資料群を取り上げます。
愛仁建築事務所は、自動車販売業を営む日光社の七条営業所(現・富士ラビット、1923年頃竣工、登録有形文化財)の設計者として知られています。2021年に京都市京セラ美術館で開催された「モダン建築の京都」展では、京都駅近くに現存するその建物の設計図面が展示され、大きな話題を呼びました。それは、建物同様の美しく力強い図面表現のためだけではなく、知る人ぞ知る存在であった愛仁建築事務所の仕事が具体的な記録としてはじめて明かされたからでもありました。同展の終了後、ご縁があって、愛仁建築事務所の資料群が京都工芸繊維大学美術工芸資料館に寄贈されることになりました。同館は現在、教員や学生とともに、収蔵・登録に向けて資料群の整理を進めています。この展覧会では、2023年度の作業から見えてきた愛仁建築事務所の活動と資料群の特徴を、日光社関連資料を中心にご紹介します。
遺された図面や文書には、事務所、店舗、旅館、学校、工場、邸宅、長屋、料亭、茶室といった建物だけでなく、ポスター、看板、茶器、石碑、乗合自動車の内装、橋にいたるまで、さまざまなデザインの記録が含まれています。その施主は、自動車、新聞、映画といった近代の大衆文化を象徴する事業の関係者が目立ち、公私にわたって複数の仕事を依頼した例も少なくありません。施主の要望に応えてさまざまに取り組まれ同所の仕事は、メディアを賑わす先端的な建築表現の建物とも、伝統的な建築物とも異なる表現で、京都に暮らすひとびとの日常を彩りました。その実態を記録した資料群は、近代京都のまちを理解する重要な手掛かりとなるはずです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 ] { 活版アラカルト 過去ログ まとめ }

【展覧会】八ヶ岳美術館|没後40年建築展 建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館|’24年4月1日-6月2日|終了

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八ヶ岳美術館
没後40年建築展
建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館
会  期  2024年4月1日[月]- 6月2日[日] * 会期中無休
入  館  料  大人(高校生以上)510円、小中学生 250円
      * 諏訪6市町村内の小中学生は学生証や図書カードなどの提示により無料で入館可能。
所  在  地  八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
      〠 391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611 TEL/FAX 0266-74-2701
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村野藤吾は佐賀県東松浦郡満島村(現・唐津市)に生まれ、早稲田大学を卒業後、渡辺節建築事務所をへて1929 年に村野建築事務所を開設し、数々の名建築を手がけた日本を代表する建築家です。生涯でおもに5つの博物館・美術館・展示施設に携わり、それらは村野建築の代表作となっています。戦後の1953 年にフジカワ画廊を手掛け、1970 年には最初の美術館である兵庫県立近代美術館(現・兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー)を設計しました。1975 年の小諸市立小山敬三美術館に続き、1979年に八ヶ岳美術館が竣工されました。のちの1983 年には谷村美術館が竣工されています。
このたびは八ヶ岳美術館の模型や設計図、写真などの建築資料を中心に、村野の手掛けた美術館や関連する建築について、図面や模型などの資料から紹介します。新たに石田雄琉氏による八ヶ岳美術館の模型を制作展示、松川元希氏が建築を3Dデジタルデータ化し、会場にVR映像を投影します。これまでに訪れた来館者や施工担当者の撮影した写真も展示し、八ヶ岳美術館の建設当初の姿をあらゆる角度からご覧いただけます。
会期中には、第一線で活躍する建築家や研究者による連続建築講演会を開催し、没後40年を経た村野藤吾建築について理解を深めていきます。
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京都工芸繊維大学資料館村野藤吾展フライヤー参 考 : 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館  第13回村野藤吾建築設計図展  村野藤吾の住宅デザイン 2015年3-6月 終了

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八ヶ岳美術館