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【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|吉田克朗展 ― ものに、風景に、世界に触れる|’24年4月20日-6月30日|終了

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吉田克朗展 ― ものに、風景に、世界に触れる
Yoshida Katsuro: Touching Things, Landscapes, and the World
会  期  2024年4月20日[土]-6月30日[日] ※ 一部展示替えあり
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山
〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表)
休  館  日  月曜(4月29日、5月6日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、20歳未満・学生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円
* 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
* 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトをご参照ください。
主  催  神奈川県立近代美術館、東京新聞

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多摩美術大学で斎藤義重に学んだ吉田克朗(1943-1999)は、1969年から物体を組み合わせ、その特性が自然に表出されるような作品を制作し始めます。このような作風を示す動向は後に「もの派」と称され、国際的に注目を浴びることになりますが、吉田はその先鞭をつけた作家のひとりでした。やがて「もの派」の作風から離れた吉田は、1970年代から転写などの実験的な手法を試みながら絵画表現を模索しました。1980年代前半には、風景や人体を抽象化して描く〈かげろう〉シリーズ、1980年代後半からは、粉末黒鉛を手指でこすりつけて有機的な形象を描く〈触〉シリーズを発表し注目を集めますが、惜しくも55歳で逝去しました。
本展は、吉田克朗の全貌に迫る初めての回顧展となります。これまでほとんど紹介されてこなかった作品や、作品プランやコンセプトを綴った制作ノートなどの資料を、調査をもとに展示します。転換期を迎えていた同時代の美術動向に向き合いながら、自ら選択すべき道について真摯に問い続けた吉田克朗の制作の軌跡を辿ります。

展覧会の見どころ
1.吉田克朗の全貌に迫る初めての回顧展
代表的な立体作品、油彩、版画を網羅するとともに、重要なドローイング作品を取り上げ、作品・資料約170点、全5章の構成で吉田克朗の制作の軌跡を辿ります。
2.「もの派」時代の再検証
「もの派」の中心作家の一人だった吉田克朗。その初期作品《Cut-off (Paper Weight)》(1969年)、《Cut-off (Hang)》(1969年)を再制作し、作品プランやコンセプトを綴った制作ノートなどの資料とともに紹介し、吉田の「もの派」時代を再検証します。

吉田克朗略年譜
1943年 埼玉県深谷市に生まれる。
1964年 多摩美術大学絵画科に入学。66年から斎藤義重教室に入る。
1968年 多摩美術大学卒業。「もの派」の動向の起点になったといわれている関根伸夫の
《位相―大地》の制作を小清水漸とともに手伝う。
1970年 「第1回ソウル国際版画ビエンナーレ」(徳寿宮現代美術館)で大賞を受賞(出品作品:
《Work “9”》ほか3点)。
1971年 今榘子と結婚。以後、死去するまで鎌倉を拠点に活動する。「第7回パリ青年ビエンナーレ」(パルク・フローラル)に選出され渡仏。
1973年 文化庁芸術家在外研修員として渡英。約1年間、ロンドンに滞在。
1986年 「前衛芸術の日本 1910-1970展」(ポンピドゥー・センター)に出品。
1988年 「もの派展」(ローマ大学付属現代美術館)に出品。
1992年 明星大学日本文化学部講師となる(1993年より教授)。「今日の作家たちⅣ- ‘92
山本正道・吉田克朗展」(神奈川県立近代美術館[旧鎌倉館]開催。)
1997年 武蔵野美術大学造形学部教授となる。
1999年 食道がんのため逝去(享年55)。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|芥川龍之介と美の世界 二人の先達─夏目漱石、菅 虎雄|’24年2月10日-4月7日|終了

神奈川県近美葉山

神奈川県立近代美術館 葉山
芥川龍之介と美の世界 二人の先達 ─ 夏目漱石、菅 虎雄
Akutagawa Ryunosuke and His Aesthetics,
Two Forerunners-Natsume Soseki and Suga Torao
会  期  2024年2月10日[土]- 4月7日[日]
         1 期:2月10日[土]- 3月10日[日]
         2 期:3月12日[火]- 4月 7 日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 (展示室1、2、3a)
      〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表)
休  館  日  月曜(2月12日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、20歳未満・学生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトをご参照ください。
主  催  神奈川県立近代美術館
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無題 神奈川近美芥川2402B☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

「羅生門」「鼻」「蜘蛛の糸」をはじめとする数々の名作を世に送り出し、今もなお 幅広い世代に愛される小説家・芥川龍之介(あくたがわ・りゅうのすけ/1892–1927)。芥川は作品や書簡等においてしばしば美術に言及し、その文学と美術への関心の高さは、彼が師と仰いだ夏目漱石(なつめ・そうせき/1867–1916)と共通しています。
一方、菅 虎雄(すが・とらお/1864–1943)は、芥川の第一高等学校時代のドイツ語の教師であるとともに、漱石を禅に導いた人物でした。本展では、芥川の遺稿である「或阿呆の一生」を導入に、芥川、漱石、菅の三人の交流関係に着目しながら、古今東西の芸術に関心を寄せ、自らの文学世界にもそれらを取り込んだ芥川龍之介とその眼をとおした美の世界を紹介します。

< 展覧会の見どころ >
1. 文豪たちの直筆原稿類
漱石、芥川の初版本のほか、彼らの直筆原稿や、漱石、菅、芥川がやり取りした手紙などの貴重な資料を全国各地の文学館の協力により展示します 。
2. 芥川と漱石を結ぶ菅 虎雄という存在
夏目漱石の友人であり、第一高等学校の名物教師として芥川にドイツ語を教え、また、書家でもあった菅 虎雄。芥川が初めて出版した『羅生門』の題字は菅によるものでした。鎌倉に長く暮らし、多くの文士と交流した菅の書家としての側面にも焦点をあてます。
3. 芥川が愛した芸術世界
芥川は機会をとらえて美術鑑賞や観劇に出かけました。古今東西の芸術に幅広く関心を寄せた芥川の美意識を刺激した美術作品を紹介します。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|コレクション展 木茂(もくも)先生と負翼童子|’24年2月10日-4月7日|終了

2402神奈川県立近代美術館葉山コレクション展

神奈川県立近代美術館 葉山
コレクション展 木茂(もくも)先生と負翼童子
Mokumo Sensei and Cupid: AOKI Shigeru Library From the Museum Collection
会  期  2024年2月10日[土]- 4月7日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 (展示室3b、4)
      〠 240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1 電話:046-875-2800(代表)
休  館  日  月曜(2月12日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 500円、20歳未満・学生 150円、65歳以上 100円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
      * 企画展「芥川龍之介と美の世界 二人の先達—夏目漱石、菅 虎雄」の観覧券で、
       同日に限りコレクション展「木茂(もくも)先生と負翼童子」をご覧いただけます
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトをご参照ください。
主  催  神奈川県立近代美術館
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神奈川県立近代美術館葉山コレクション展イメージ               Image: 《負翼童子図》(部分)作者・制作年不詳 神奈川県立近代美術館蔵

自らを書痴と称し、愛書家にして愛煙家であった “木茂(もくも)先生” こと美術史家・青木茂(あおき・しげる/1932–2021)。幕末明治の洋画家・高橋由一研究の第一人者として⾧年にわたる研究を重ねた青木が蒐め、当館に譲られた蔵書「青木文庫」は1万冊に及びます。今後の美術史研究に大きな遺産となる「青木文庫」から明治期の貴重な資料を紹介するほか、青木の調査によって明らかとなった2019年度収蔵の高橋由一旧蔵作品《負翼童子図》(作者不明)を修復後初公開します。

< 展覧会の見どころ >
1.『高橋由一履歴』を含む明治期の貴重な資料を展示
青木茂が⾧年にわたり蒐集した約1万冊を超える旧蔵書と資料のなかから『高橋由一履歴』など、明治期の貴重な資料を展示します。
2.《負翼童子図》の発見から修復までの過程を紹介
青木の調査によって発見された高橋由一旧蔵の《負翼童子図》とその修復までの過程を映像で紹介します。
3.「木茂珍蔵」印の押された資料を展示
青木の蔵書のなかでも珍品に押された「木茂珍蔵」印のある書籍資料をまとめて展示します。
4.『大同石佛寺』掲載の木村荘八による挿絵原画約60点と写真を紹介
1920年に木村荘八が木下杢太郎と中国華北の大同近郊にある雲崗石窟に赴き、描いた『大同石佛寺』(1922年、日本美術学院)掲載の挿絵原画約60点を、掲載写真と合わせて紹介します。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|コレクション展 加納光於 色 – ルゥーパ、 光、 そのはためくものの|’23年7月15日-9月24日|終了

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神奈川県立近代美術館 葉山
コレクション展 加納光於 色 – ルゥーパ、光、そのはためくものの
会  期  2023年7月15日[土]- 9月24日[日]
        前 期:7月15日[土]- 8月31日[木] 
        後 期:9月 1 日[金]- 9月24日[日]
      * 一部作品の入替えがあります。
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山  展示室 1
休  館  日  月曜日(7月17日、9月18日を除く)
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一  般  250円、20歳未満・学生 150円、65歳以上 100円、高校生 100円
      *中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細公式サイトを参照ください。
同時開催  企画展「挑発関係 = 中平卓馬 × 森山大道」
主  催  神奈川県立近代美術館
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加納光於(かのう みつお  1933年、東京生まれ)は、豊かなイメージを追求してきた独行の作家です。1955年、銅版画集『植物』を自費出版し、翌年、詩人・批評家の瀧口修造(1903-1979)の推薦によりタケミヤ画廊の銅版画展に参加。金属版の腐蝕をめぐる独自の思考と、斬新な技法が生み出す幻想的で有機的なイメージは高く評価され、国内外で受賞が相次ぎました。
1960年代に入るとそのモノクローム世界は一転。熱で変容させた亜鉛版に、鮮やかな色の絵具を塗るなどしてプレスしたメタルプリントは、色彩版画の開花であると同時に、瞬時に生まれる色彩、その揺らぎに作家の意識を向かわせることになりました。
その後、カラーインタリオ、リトグラフなど次々と表現を広げ、オブジェや本の装幀も手がけるなかで、1980年頃からは、色彩の波動とも言うべき油彩画を展開。その旺盛な創作活動は、90歳を迎えた今日も一貫しています。

同館の加納作品のコレクションは、初期のモノクローム版画を起点に、2013年、鎌倉館で開催した個展を機に収蔵された色彩版画、オブジェから成ります。本展ではそれらに加えて、作家から寄贈された新作を含む油彩画の数々を展覧します。加納が70年余にわたり問い続けてきた色と光の世界をお楽しみください。×森山大道」の観覧券で、同日に限りコレクション展「加納光於 色(ルゥーパ)、光、そのはためくものの」をご覧いただけます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 葉山 ]

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|コレクション展 野崎道雄コレクション受贈記念|見えないもの、見たいこころ|’23年4月22日-7月2日|終了

神奈川近美葉山コレクション展4月-7月

神奈川県立近代美術館 葉山
コレクション展 野崎道雄コレクション受贈記念
見えないもの、見たいこころ
会  期  2023年4月22日[土]- 7月2日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山  展示室 1
休  館  日  月曜日
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 250円、20歳未満・学生 150円、65歳以上 100円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。      
      * 各種割引、優待などは 下掲詳細 をご覧下さい。
同時開催  企画展「生誕110年 傑作誕生・佐藤忠良」
主  催  神奈川県立近代美術館
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当館では2022年度、野崎道雄氏(1931– )からゲルハルト・リヒター(1932– )を中心とする150点余りの寄贈を受けました。眼科医であった野崎氏は、1980年代より近・現代の美術への造詣を深め、作品の収集を行いました。
野崎氏がとりわけ心を寄せたリヒターに加えて、ジグマー・ポルケ(1941-2010)、ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)、マルセル・デュシャン(1887-1968)、ロイ・リキテンスタイン(1923-1997)らの作品を精選し、長年の収集に込めた思いの一端とともに紹介します。

<展覧会の見どころ>
1.新収蔵の野崎道雄コレクションから精選して紹介
ゲルハルト・リヒター、ジグマー・ポルケ、ヨーゼフ・ボイスなど、これまで所蔵していなかった海外作家を中心とする貴重な作品群が当館のコレクションに加わりました。
2.ゲルハルト・リヒターの作品約40点を野崎道雄コレクションとして初公開
現代アートの巨匠ゲルハルト・リヒターによる1960年代から2000年代の油彩、水彩、デジタルプリント、写真など、野崎道雄コレクションの全リヒター作品を一挙公開します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館 ]

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|企画展 マン・レイと女性たち|’22年10月22日-’23年1月22日

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神奈川県立近代美術館 葉山
企画展 マン・レイと女性たち
会  期  2022年10月22日[土]-2023年1月22日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山 展示室 1、2、3a
休  館  日  月曜(1月9日を除く)、12月29日-1月3日
開催時間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、20歳未満・学生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則 1 名)は無料です。
主  催  神奈川県立近代美術館
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20世紀を代表する芸術家マン・レイ(1890-1976)。絵画やオブジェ、映画などジャンルを超えて活躍した彼は、1920年代-30年代に成熟期を迎えつつあった写真という新しいメディアの可能性を追求しました。ウクライナとベラルーシ出身のユダヤ系の両親のもと、ニューヨークで生まれ、画家を志した20代から本名のエマニュエル・ラドニツキーを改め、「マン・レイ」と名乗るようになります。
既存の価値観を破壊するダダの洗礼を受け、1921年にパリに移り、写真スタジオを設けると、自らが参加したシュルレアリスム運動の活動記録や作品写真、恋人や友人たちのポートレート、ファッション写真などを手がけます。多岐にわたるその作風は、レイヨグラフやソラリゼーションのような実験的な技法と相まって、独創的な表現世界を生みだしました。
本展は、とりわけマン・レイのまなざしが捉えた「女性たち」に光を当て、240点余の作品からその創作の軌跡を追うものです。ユーモアとエスプリに包まれた自由で豊かなイメージをお楽しみください。

◉ 展覧会の見どころ
1. 本展では、芸術家として歩み始めたニューヨーク、シュルレアリスム運動に参加し写真活動を開花したパリ、第二次世界大戦を逃れ移住したハリウッド、晩年に再び戻ったパリの4章で構成。絵画、彫刻、オブジェなど多様な作品からマン・レイの生涯を辿ります。
2. マン・レイの恋人でモデルであったキキ、助手でもあったリー・ミラー、ファッションデザイナーとして頭角を現したココ・シャネル、詩写真集『容易』のモデルであるニュッシュ・エリュアール、作家ガートルード・スタインといった時代の最先端をゆく個性豊かな女性たちがマン・レイの視点でどのように写し出されたのかを紹介します。

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[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館

【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山|生誕100年 朝 倉 摂 展|’22年4月16日-6月12日

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神奈川県立近代美術館 葉山
生誕100年 朝 倉 摂 展
会  期  2022年4月16日[土]-6月12日[日]

        前 期:4月16日[土]-5月15日[日] 
        後 期:5月17日[火]– 6月12日[日]
      * 一部展示替えを行います。
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山館 展示室 1-3a、4
休  館  日  月 曜
開催時間  午前9時30分 – 午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、20歳未満・学生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円
主  催  神奈川県立近代美術館、東京新聞
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画家・舞台美術家として活躍した 朝倉 摂(1922-2014)の全貌に迫る、はじめての本格的な回顧展です。彫刻家・朝倉文夫(1883-1964)の長女として東京・谷中に生まれた朝倉は、17歳のときから日本画家・伊東深水に学び、モダンな人物像を洗練された色彩感覚で描き出し、若くしてその才能を認められました。
戦後は新制作協会に所属し、パブロ・ピカソやベン・シャーンなど海外作家の研究を通して、新しい絵画表現を模索します。 炭鉱や漁村の労働者に取材を重ね、60 年安保闘争などの社会問題に取り組む中で、演劇やデザインなど 多様なジャンルの芸術家との共同制作に可能性を見出し、60 年代半ば以降は舞台美術へと活動の比重を移しました。
本展では、これまでほとんど知られていなかった絵画作品 40 点余りと素描に加え、舞台美術の模型やデザイン画、資料、絵本原画を含む計約200点を展示し、その多彩な魅力を紹介します。

朝 倉  摂(あさくら・せつ)略 歴
1922(大正11)年7月16日、彫刻家・朝倉文夫の長女として東京都・谷中に生まれる。
3歳下の妹に彫刻家・朝倉響子。
17歳から伊東深水に日本画を学び、1941(昭和16)年、第4回新文展に《小憩》が初入選。同年より福田豊四郎や吉岡堅二らによる在野の新美術人協会に参加し、その流れから戦後は創造美術、のちに新制作協会に出品した。1953年、《働く人》で第3回上村松園賞を受賞。小説や絵本の挿絵にも取り組み、1972年、大佛次郎作『スイッチョねこ』で講談社出版文化賞絵本賞を受賞する。
1940年代末から舞台美術を手がけ始め、1970年にはロックフェラー財団の招聘によりニューヨークで舞台美術を学ぶ。
1980年第7回テアトロ演劇賞、1989年朝日賞受賞。
2006年、文化功労者。2014年、91歳で死去。

展覧会の見どころ
1. これまで知られていなかった朝倉摂の絵画を一堂に会した初の回顧展。色彩感覚豊かで、変化に富んだ作風の変遷をたどります。
2. 絵画だけでなく、朝倉摂の手がけた代表的な舞台美術の模型やデザイン画、絵本の原画なども展示し、朝倉摂の全貌に迫ります。

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【展覧会】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館|山口勝弘展 『日記』(1945-1955)|’22年2月12日-4月17日|* 会期末最終案内

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神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
山口勝弘展 『日記』(1945-1955)
会  期  2022年2月12日[土]-4月17日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館

休  館  日  月 曜
開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一般700円、20歳未満・学生550円、65歳以上350円、高校生100円、中学生以下無料
主  催  神奈川県立近代美術館
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戦後美術の新しい局面を切り拓いた、日本のメディアアートの先駆者である 山口勝弘(1928-2018)は、戦後間もない1945年から1955年までの間に18冊の日記を残していました。そこには日々の制作、訪れた展覧会やコンサート、読書、交友関係といった記録が簡明に記されており、山口自身の創作や思索を探るうえで重要であるばかりでなく、彼が参加したグループ「実験工房」をはじめとする戦後の美術の動きを実証的に検証する上でも非常に重要なものといえます。

本展では近年、調査研究を進めてきた山口の日記から見えてくる、アメリカやヨーロッパの芸術動向の吸収、北代省三や福島秀子といった造形作家と、武満徹や鈴木博義ら若手音楽家による「実験工房」の結成、「APN(アプン)」や「オートスライド」制作などの活動の経緯を、関連作家の作品・資料とともに紹介します。また、山口の初期を代表するシリーズ〈ヴィトリーヌ〉の誕生と展開に迫り、その多彩な活動の出発点を振り返ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
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【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山館|奥谷 博 ── 無 窮 へ|’22年2月12日-4月3日

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神奈川県立近代美術館 葉山館
奥谷 博 ── 無 窮 へ
会  期  2022年2月12日[土]-4月3日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山館 展示室 1-4
休  館  日  月曜(3月21日を除く)
開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一 般 1,200円、20歳未満・学 生 1,050円、65歳以上 600円、高校生 100円、
中学生以下 無 料

主  催  神奈川県立近代美術館、朝日新聞社
協  力  日本芸術院
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奥谷博は1934年に高知県幡多郡宿毛町(現在の宿毛市)に生まれ、東京藝術大学で林武に師事しました。
20世紀後半の美術界では抽象画が流行しましたが、奥谷は具象画を追求し続けました。特に、1960年代半ばに厚塗りから薄塗りへと描画技法を切り替えて以降、緊密な構成の中に色彩を大胆に対比させつつ、微細な筆致を重ねて描くという独自の、幻想性さえも感じさせる画風を確立しました。その対象は風景から静物、動物、自身や家族、世界遺産や名刹の仏像と多岐に渡りますが、それらに対する深い洞察は、宿毛で過ごした少年時代から首尾一貫したものです。
本展覧会では、1950年代から現在に至る代表作 72 点に、上京する前に宿毛で描いた作品 38 点を加えて、奥谷博の尽きることのない創作の全貌を紹介します。

奥谷 博(おくたに・ひろし)
1955年に東京藝術大学美術学部油画科に入学。63 年に同大学専攻科を修了。
66 年に独立美術協会会員となり、同会を中心に個展やグループ展で作品を発表。
2007年に文化功労者、17年に文化勲章受章。日本芸術院会員、独立美術協会会員。

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【展覧会】神奈川県立近代美術館 葉山館|生誕110年 香月泰男展|’21年9月18日-11月14日

はやま01 はやま02神奈川県立近代美術館 葉山館
生誕110年 香月泰男展
会  期  2021年9月18日[土]-11月14日[日]
会  場  神奈川県立近代美術館 葉山館 展示室 1-3
休  館  日  月 曜
開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
観  覧  料  一般 1,000円、20歳未満・学生 850円、65歳以上 500円、高校生 100円
*中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
主  催  神奈川県立近代美術館
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太平洋戦争とシベリア抑留の体験を描いたシベリア・シリーズで、戦後洋画史に確固たる地位を築いた香月泰男(1911-74)。東京美術学校(現・東京藝術大学)時代から最晩年まで、シベリア・シリーズ全57点を含む各年代の代表作を制作年順に紹介し、香月泰男の画業の全容をたどります。1931年、香月は東京美術学校に入学し、ファン・ゴッホや梅原龍三郎などの先達にならいながら自身のスタイルを模索しました。従軍とシベリア抑留を経て復員した1947年以降は、折に触れて大陸での体験を主題に制作しましたが、一方で台所の食材や庭の草花など身の回りのモチーフも色彩豊かに描きました。
1950年代前半には色彩と形態、材料における試行錯誤を繰り返し、1950年代後半に後期の作品を特徴づける黒色と黄土色の重厚な画風に到達した香月は、その画風で太平洋戦争とシベリア抑留の体験を主題とする作品を描き、「シベリアの画家」としての評価を確立します。

本展では、一大叙事詩として読み取られることの多いシベリア・シリーズを解体し、同時期に制作された他の作品とあわせてご覧いただくことで、画家の創作活動における同シリーズの位置づけを再検証し、香月の芸術の多彩な魅力に迫ります。

※ 感染症「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 神奈川県立近代美術館 ]