シュヴェービッシュ・グムンドという、シュトットガルト郊外の、それこそ歯を噛みそうな名前のふるくてちいさな街に住居とオフィスをおく「バウマン&バウマン」とは、フランクフルトのブックメッセに出展していた十年ほど前までは毎年かならず会っていた。
その後かれらは日本にも数度、訪問教授として、私的旅行で来日していた。それらのよきおもいでは幾層にもかさなる。
ふたりはあいかわらずローティス書体にこだわり、ますます創作意欲はさかんである。うれしい便りをいただいた。
【 参考 : 文字百景56号 バウマン&バウマン 】