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【展覧会/ 学び】前橋文学館|わたしは、にんげん、といいます 仲良くできますか|第31回萩原朔太郎賞受賞者 杉本真維子展|’24年6月8日ー9月13日|

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前橋文学館
わたしは、にんげん、といいます 仲良くできますか
第31回萩原朔太郎賞受賞者 杉本真維子展
期  間  2024年6月8日[土]ー 9月13日[月]
時  間  9時 - 17時(最終入館は 16時30分 まで)
会  場  萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち
      前橋文学館  2階企画展示室 
      〠 371-0022 群馬県前橋市千代田町三丁目12-10 TEL:027-235-8011
観  覧 料  500円(高校生以下、障害者手帳をお持ちの方と介助者1名は無料)。
      * 展覧会初日6月8日[土]と開館記念日9月3日[火]は観覧無料。
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幼い頃に書いた紙芝居。詩人になるための時代と投稿時代。そしてデビュー以降の活動。第一詩集『点火期』から受賞作の詩集『皆神山』まで、詩人・杉本真維子の創作の足跡を辿ります。『皆神山』の詩24篇に紡がれた言葉の超越的なイメージと反転性が私たちに訴えてくるものはなにか、杉本氏自選の詩篇を、書下ろしの散文とともに展観します。

< プロフィール 杉本 真維子 すぎもと まいこ >
1973年生、長野県長野市出身。長男で自由人の 父と、秋田県の旧家出身の母のひとり娘として育つ。5歳のときに元軍人の祖父、高等女学校を 出て飲食店を経営する祖母、華道家元池坊准教授(当時)の叔母と同居し6人家族となる。物心 ついたときから祖母、叔母、母たちによる雅楽の合奏と生け花を眺め、古き日本の情緒のなかで 過ごす。
学習院大学文学部哲学科卒。2002年第40回現代 詩手帖賞受賞。第1詩集『点火期』(思潮社、2003 年)、第2詩集『袖口の動物』(思潮社、2007年、 第58回H氏賞・第13回信毎選賞受賞)、第3詩集 『裾花』(思潮社、2014年、第45回高見順賞受賞)、 散文集『三日間の石』(響文社、2020年)などを刊 行。
2023年、第4詩集『皆神山』で第31回萩原朔太郎賞を受賞。2008年より宇都宮アート&ス ポーツ専門学校文芸創作科で現代詩研究を指導。 2003年より日本現代詩人会副理事長。詩や小説の批評も多数寄稿。2024年『現代詩文庫・杉本真維子詩集』を刊行予定。

< 皆神山について >
皆神山は長野市松代町にある霊験あらたかな独立峰。標高659m。頂上には皆神神社がある。世界最大最古のピラミッド、発光現象、UFO到来など、オカルト的な伝説が絶えない。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。

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【展覧会】前橋文学館|平井晩村生誕140年記念展|孤独と神聖のブリコラージュ|’24年6月22日-’25年1月12日|

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前橋文学館
平井晩村生誕140年記念展 孤独と神聖のブリコラージュ
期  間  2024年6月22日[土]- 2025年1月12日[日]
時  間  9時 - 17時(最終入館は 16時30分 まで)
会  場  萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち
      前橋文学館 2階企画展示室
      〠 371-0022 群馬県前橋市千代田町三丁目12-10 TEL:027-235-8011
観 覧 料  無料
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1884(明治17)年に前橋に生まれた平井晩村は、報知新聞社に勤務する一方、詩、俳句、短歌、紀行文、歴史小説など多岐にわたる作品を雑誌に発表し、多彩な文筆家として活躍しましたが、1919(大正8)年9月2日に35歳という若さでこの世を去りました。詩集に『野葡萄』『麦笛』があり、『野葡萄』には夏目漱石も序文を寄せています。
また「草津節」の原形や、母校・前橋中学校(現・群馬県立前橋高等学校)の校歌を作詞するなど、その業績は今日まで息づいています。
本展ではその足跡を紹介します。
   ◆ 前期テーマ:フォークとフォークロアの間
   ◆ 後期テーマ:ヒーローズ・ジャーニー

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【展覧会】前橋文学館|飛行機乗りと風船乗り 「ふはりふはりと昇つて行かうよ。」 |─ サン=テグジュペリ・堀越二郎・萩原朔太郎|’24年3月9日ー6月9日|終了

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前橋文学館
飛行機乗りと風船乗り
「ふはりふはりと昇つて行かうよ。」 ── サン=テグジュペリ・堀越二郎・萩原朔太郎
期  間  2024年3月9日[土]ー 6月9日[日]
時  間  9時 - 17時(最終入館は 16時30分 まで)
会  場  萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち
      前橋文学館 3階オープンギャラリー 
      〠 371-0022 群馬県前橋市千代田町三丁目12-10 TEL:027-235-8011
観 覧 料  無料
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1930年代、空に惹かれた3人の同時代人がいました。『星の王子さま』の作者サン=テグジュペリ(1900-1944)はパイロットとして空を飛びながら作品を発表し、ジブリ映画『風立ちぬ』のモデル、堀越二郎(1903-1982)は飛行機の設計に専念していました。そして詩人、萩原朔太郎(1886-1942)は詩篇「風船乗りの夢」に空への思いを託しています。
3人は当時、どんな思いで空を見上げていたのでしょうか。本企画展はそんな楽しい発想から生まれました。鳥のように空を飛び回りたい、飛行機乗り。雲のように空に浮かびたい、風船乗り。
空への思いをふたつに分けてみると、朔太郎には見えなかった空も見えてきます。空は、文学者や技術者を区別せず、高くから見降ろすだけでなく、国や言語を越えて広がり、学問の領域も越えてゆきます。文学館初めての試みとして、群馬県立女子大学文学部の先生方6人にお願いして、パネル展示にご協力いただき、特別な「時間割」を組みました。ネットの画面に顔をうずめがちな今日、空に思いをめぐらせながら、様々な文化事象について考えてみましょう。

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【展覧会】前橋文学館|フットノート - 吉増剛造による吉増剛造による吉増剛造|’23年6月10日-9月10日|終了

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前橋文学館
フットノート - 吉増剛造による吉増剛造による吉増剛造
期  間  2023年6月10日[土]- 9月10日[日]
時  間  9時 - 17時(最終入館は 16時30分 まで)
会  場  萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち
      前橋文学館 2階企画展示室
      371-0022 群馬県前橋市千代田町三丁目12-10 TEL:027-235-8011
観  覧  料  一 般 500円 (高校生以下無料、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名無料)
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― 詩人たることはとほうもない賭である。
日本最高峰の詩人とうたわれ、世界で活躍する吉増剛造。
大学在学中より旺盛な詩作活動を展開。以来先鋭的な現代詩人として、詩の世界を牽引し、数多の賞を受賞。また、評論、朗読のほか写真、立体、映像などメディアを横断しながら精力的な創作にも取り組み、現代美術や音楽家とのコラボレーションも行うなど、多くのファンを魅了しつづけています。
本展は吉増をとりまくものや人 ── 詩人たち(*)が選んだ吉増の詩、文学館館長たちから吉増へ贈られた手紙、大切な人、映画、萩原朔太郎…… ── へ吉増自身が “ コトバを贈る展覧会 “ です。
また、吉増剛造と萩原朔美(前橋文学館館長)との往復書簡として新たな映像作品を制作、本展にて初公開いたします。さらに、夫人でありシンガーのマリリア、映像作家:鈴木余位と吉増とのパフォーマンスも開催。表現者、吉増剛造の創造の場を、ぜひ体感してください。
*選 者 最果タヒ、マーサ・ナカムラ、松浦寿輝、三浦雅士(五十音順、敬称略)

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【展覧会】前橋文学館|新収蔵資料展|朔太郎を刺繍す ティム・サトミ|’23年9月23日-12月24日|終了

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前橋文学館
新収蔵資料展
朔太郎を刺繍す ティム・サトミ
期  間  2023年9月23日[土]- 12月24日[日]
時  間  9時 - 17時(最終入館は 16時30分 まで)
会  場  萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち
      前橋文学館 2階企画展示室
      371-0022 群馬県前橋市千代田町三丁目12-10 TEL:027-235-8011
観 覧 料  一 般 500円 (高校生以下無料、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名無料)
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ティム サトミ 朔太郎の詩18篇を刺繍す
刺繍作家、ティム サトミは今年「朔太郎を刺繍す」シリーズ18作品を前橋文学館へ寄贈しました。
本展では、これら一連の作品とともに、モチーフとなった朔太郎の詩に関する自筆原稿や著書、雑誌などをあわせて公開いたします。
ティム サトミが地域や年代を越えて集めた素材(古布・木材・写真・ビーズ・糸など)を創意的に選び、「手仕事すること」で、ヴィジュアライズされた朔太郎の珠玉の詩、18篇。
アートとことばが織りなす特別な空間を、どうぞお楽しみください。

< ティム サトミ プロフィール >
1949年、岐阜県郡上八幡(郡上市)生まれ。
文化服装学院卒業後、京都、大阪、東京でアトリエを開き、刺繍を指導。
テレビ、雑誌、展示会の美術装飾や衣装を担当するなど、多方面で活躍する一方、個展やグループ展で作品を発表。前橋文学館で開催した「月に吠える」展(2017年)、「サクタロウをアートする」展(2018年)では「朔太郎を刺繍す」シリーズを発表。刺繍表現の域を広げた創作活動を続け、アーティストや美術関係者からも高い評価を得ている。

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[ 詳 細 : 前橋文学館

【イベント】前橋文学館|萩原朔太郎大全2022|全国50余館の文学館・図書館・博物館・美術館が多様な企画で参加|’22年10月1日-’23年1月10日|終了

A_萩原朔太郎大全2022ポスター*クレジット要原 画:横尾忠則 ポスターデザイン:榎本了壱

前橋文学館
萩原朔太郎大全2022
会  期  2022年10月1日-2023年1月10日
主  催  朔太郎大全実行委員会
共  催  開催各館、前橋市
後  援  前橋市教育委員会
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詩人・萩原朔太郎の没後80年にあたる2022年、朔太郎を介した企画展「萩原朔太郎大全2022」が全国52か所の文学館や美術館、大学等で開催されます。
本企画は自筆原稿や写真をはじめ、朔太郎に関する資料とその他の知的情報を各館で交換し、共にPRを図り、それぞれ特色ある展覧会を同時多発的に全国各地で開催するというものです。
分野を越えてこれほど多くの施設がそれぞれ独自の角度で同時期に朔太郎を展観する試みは、これまでに例がありません。本企画は全国的なネットワークで朔太郎を「共有する」ことの意義を感得する貴重な機会であり、また「言葉」の新しいあり方を創出するきっかけとなることでしょう。なお、テーマ・規模・展覧会期は各館の事情に合わせて、2022年10月1日-2023年1月10日の会期に重複する形で開催されます。

08萩原朔太郎朔太郎肖像写真30代半ば萩原朔太郎(はぎわら さくたろう)
1886(明治19)年11月1日-1942(昭和17)年5月11日
群馬県前橋市生まれ。詩人。
従兄である萩原栄次から短歌の手ほどきを受け、文学の道に入る。のちに詩に転じ、1917(大正6)年に第一詩集『月に吠える』を刊行。口語の緊迫したリズムで、感情の奥底を鮮烈なイメージとして表現し、後の詩壇に大きな影響を与えた。さらに、1923(大正12)年に出版した『青猫』で、口語自由詩の確立者として不動の地位を得る。享年55歳。

01萩原朔太郎『月に吠える』初版無削除版萩原朔太郎『月に吠える』感情詩社・白日社
1917(大正6)年2月 表紙絵:田中恭吉「夜の花」02萩原朔太郎『青猫』萩原朔太郎『青猫』新潮社
1923(大正12)年1月 装幀:萩原朔太郎

萩原朔太郎大全2022
本展示は、没後80年の萩原朔太郎を介した展示を同時期におこなう「萩原朔太郎大全2022」事業に参加しています。
{ 活版 à la carte   萩原朔太郎大全2022 まとめ 

[ 詳細 : 前橋文学館  萩原朔太郎大全

萩原朔太郎大全2022 プレスリリース6月8日版Ver.2.0
朔太郎大全実行委員会を代表して  委員長 松浦寿輝

ご 挨 拶
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【展覧会】前橋文学館|すべてのものをすてて わたしはよみがえる ─ 大手拓次展|’22年5月21日-9月19日|終了

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前橋文学館
すべてのものをすてて わたしはよみがえる ──
大手拓次展
期  間  2022年05月21日[土]-09月19日[月]
時  間  9時-17時(最終入館は16時30分まで)
会  場  前橋文学館2階企画展示室
観  覧  料  一般500円、 高校生以下無料、障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名無料。
      萩原朔太郎展示室もご覧になれます。
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「あなたの詩をよむのは香水のにほひをかぐやうな気もちがする。」萩原朔太郎は大手拓次の詩をそう表現しました。
ボードレールなどフランス象徴詩に傾倒し、独学で訳詩も手がけた大手拓次。46歳で早世するまで、多くの薔薇の詩を含む 2400 篇あまりの詩を生み出しました。一方で、小林商店(現ライオン株式会社)の文案係(コピーライター)でもあり、コレクションしていた香水を愉しみながら詩を描いていたといいます。
本展では、「薔薇の詩人」と呼ばれる大手拓次の香しい世界ご紹介しながら、朔太郎との交流を振り返ります。

萩原朔太郎大全2022
本展示は、没後80年の萩原朔太郎を介した展示を同時期におこなう「萩原朔太郎大全2022」事業に参加しています。
{ 活版 à la carte   萩原朔太郎大全2022 まとめ 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 前橋文学館 「萩原朔太郎大全2022」公式サイト ]