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東京都 庭園美術館
生誕140年 YUMEJI展 大正浪漫と新しい世界
会 期 2024年6月1日[土]- 8月25日[日]
会 場 東京都庭園美術館(本館+新館)
〠 108-0071 東京都港区白金台5-21-9
ハローダイヤル 050-5541-8600
休 館 日 毎週月曜日
* ただし7月15日[月・祝]、8月12日[月・祝]は開館、
7月16日[火]、8月13日[火]
開館時間 10:00 - 18:00(入館は閉館の30分前まで)
観 覧 料 オンラインによる日時指定制です
一 般 1,400円、大学生 1,120円、中学生・高校生 700円、65歳以上 700円
* 関連イベント情報、チケット割引、優待情報などは下掲詳細参照
特別協力 公益財団法人両備文化振興財団 夢二郷土美術館
協 力 竹久夢二学会
主 催 公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、産経新聞社
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「大正ロマン」を象徴する画家であり、詩人でもあった 竹久 夢二(たけひさ ゆめじ)。
1884(明治17)年に岡山県で生まれた夢二は、正規の美術教育を受けることなく独学で自身の画風を確立し、「夢二式」と称される叙情的な美人画によって人気を博しました。
グラフィックデザイナーの草分けとしても活躍し、本や雑誌の装丁、衣服や雑貨などのデザインを手がけ、暮らしの中の美を追い求めました。
夢二の作品は、没後90年を経た今もなお多くの人々を魅了し続けています。
本展は、生誕140年を記念して、最新の研究に基づく新たな視点からその生涯をたどります。
このたび発見された大正中期の名画《アマリリス》、滞米中に描かれた貴重な油彩画《西海岸の裸婦》、そして夢二を看取った友人に遺したスケッチ帖や素描など、初公開資料を含む約180点の作品を夢二郷土美術館コレクションを中心にご紹介します。
< みどころ HIGHLIGHTS >
1 夢二郷土美術館所蔵 幻の名画《アマリリス》公開!
長らく所在不明であった油彩画《アマリリス》が、近年の調査により発見されました。夢二の油彩画は現存するだけでも約30点と少なく、本作はその来歴も含めて大変貴重な作例といえます。本展は、発見後、東京で公開・展示する初めての機会となります。また《アマリリス》に加えて、貴重な油彩画を多数展示し、これまであまり紹介されてこなかった油彩画家としての夢二の一面に迫ります。
2 初公開のスケッチブックで晩年の夢二に迫る
夢二は、晩年の1931(昭和6)年から約2年間、欧米各地を巡る旅に出かけます。1930年代前半は、モダンな芸術と都市文化が急速に発展する一方で、ナチズムが勃興する不穏な時代でもありました。夢二は欧米滞在中の出来事を多数のスケッチとして残し、その一部は友人の手元に残されました。本展では初公開となるスケッチ帖を紹介します。
3 邸宅空間で、夢二の作品世界を味わう
夢二は生涯を通じて芸術で人々の暮らしを彩ることに関心を向けました。本展の会場となる東京都庭園美術館の本館は、かつて朝香宮家の自邸であった場所であり、実際の生活空間に施された多彩な装飾が見所となっています。本展は、暮らしの中の美を体現する邸宅空間の中で、夢二の作品世界をご覧いただく貴重な機会となります。
4 100年の時を超えて愛される夢二の魅力
1914(大正3)年、夢二は自らデザインした封筒や千代紙をはじめとする文具・小間物類を販売する「港屋絵草紙店」を開店しました。商品の広告チラシには「可愛い」という言葉が用いられ、当時の女性たちの心をつかみ、憧れの的となりました。夢二の可愛いデザインは約100年を経た今もなお、私たちを魅了し続けています。本展では時代を経ても色褪せない夢二の魅力をご堪能いただきます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都庭園美術館 ] { 活版アラカルト 東京都庭園美術館 まとめ }
【 参 考 : 夢二郷土美術館 】 { 活版アラカルト 夢二郷土美術館 まとめ }