タグ別アーカイブ: GalleryBar Kajima

【展覧会】GalleryBar Kajima 加島牧史|堀江美帆展|1月28日-2月9日

加島牧史氏による GlleryBar Kajima の展示のご案内です。
GlleryBar Kajima 本体は 2019年2月23日[土]をもって閉店がアナウンスされました。したがって本展示と次回展をもって GlleryBar Kajima とはしばしのお別れとなりそうです。

同氏とやつがれ、格別親しいわけではありませんが、ほぼ同世代。加島氏は銀座で、やつがれは新宿で、どこか通底する波長があり、お互いにやせ我慢をしながら、なにかわかり合えるものがありました。また多くの造形者にかこまれてたのしく過ごすことができました。
あと二回の展示をもって GlleryBar Kajima は一旦幕引きとなるようではあるが、漢ーおとこ-加島牧史、このまま終わるはずはない。次なる挑戦を鶴首してまちたい。

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GlleryBar Kajima  加島牧史
堀 江  美 帆  展
2019年01月28日[月]-02 月09
日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み

Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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天気がいい時を狙って、お袋の散歩に公園に出かける。近くのロケット公園には必ず鳩がいて、その群れの中を歩いてゆくとお袋は必ず抜け落ちた鳩の羽をみつけ、その羽を僕に拾わせる。
ほらそこにも。面倒くさいなあと思いながらひとつひとつの拾って渡す。なんで鳩羽がいいのよと聞くと、好きなのよ。と強い答えが帰ってきた。年老いた母親の目に入ってくるものは、子供の無邪気な姿だったり、道端に咲く名も知れない花だったり、大きな木の幹だったり、ただ目をよろこばすかわいいものばかりだ。
二人で同じ道を歩きながら町の中に落ちているひかりを探してゆく。嬉しそうに何枚かの鳩の羽を持つ母の手を見ながら、これを集めれば天使の羽で籠を編めるかなとふと想像を膨らます。[加島牧史]
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時期尚早ではあるが、今年の龍昌寺での正法眼蔵勉強会を5月に行いたい。
GalleryBarKajimaが、次の「福田澄子展」の終わり、02月23日[土]で閉店となるため、ご希望の方は早めにご予約頂けるようお願い致します。
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【第15回正法眼蔵現成公案勉強会】2019年5月2日[木]-4日[土]
※1日午後現地集合(車乗合いは1日朝出発)
勉強会2,3,4日,4日午後または5日朝解散。
◇会費/3泊4日3万円、4泊5日3万5千円(交通費別)

【詳細: GalleryBar Kajima 】 活版アラカルト 過去ログ }

【展覧会】前 田 佐 久 子 展 GalleryBar Kajima 加島牧史  6月4日-6月23日 終了企画

20180604133700_00001 20180604133700_00002前 田 佐 久 子  展
2018年6月4日[月]-6月23日[土]
* 作家在廊日:木曜・金曜・土曜日
GalleryBar Kajima  加島牧史

営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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ただ点を描くことで、前田佐久子の作品が生まれる。ただ点を置くことでこんな世界が生まれるのかと驚かされる。

この微妙な世界、この不思議な画面は僕が初めて眼にするものだ。今までこのような表現を見たことがないのだ。何か心の奥底にある触れられたことのない皮膚にそっと柔らかな絵筆で触れられるような視覚の触感を感じるのだ。
あまりに繊細で、作品は必ず額装するようお願いし、またこの感覚は印刷されたハガキでは伝わり様もない。是非お出かけの上、この感触を鑑賞いただきたいと思う。(加島牧史)
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第4回ギリシャ哲学の会
7月7日[土]15:00-17:00 茶代:1,000円

講師:稲沢公一 テキスト:廣川洋一著「ソクラテス以前の哲学者」講談社学術文庫
(毎月 1 回  土曜開催予定)

【詳細: GalleryBar Kajima 】

【展覧会】GalleryBar Kajima  高部としゑ 高部哲男「陶器と写真」展  3月12日─31日 終了企画

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高部としゑ 高部哲男「陶器と写真」展 
2018年3月12日[月]-31日[土] 
GalleryBar Kajima  加島牧史
営業時間:14:00-24:00 *日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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なんとなく本質的なもの。ぼんやりと実質的なもの。あまり肩肘をはらず一本気なもの。あいまいだがはっきりとしていること。いわゆる常識だが、それを振り回すことをせず、いわゆる堅実だがやわらかいこと。それを生きる難しさを知りつつゆっくりと歩くこと。

うまく言えないが、いわゆる江戸っ子の生き方というか、人の普遍的な理想というか。言ってしまえば負け戦で、それを良しとして淡々と生きることなのだが、そんな機微が端はしに感じられると、近所づきあいも長くなる。長きにわたってお互いの動向を見守ることになる。まあ、それがまた親から子に伝わる、いわゆるぼんやりとした本質なのだろう。この矛盾の中を生きてきた者に礼を尽くそう。この本質を目指す者に喝采を送ろう。(加島牧史)
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【展覧会】河口聖展 -Recollectionー GalleryBar Kajima 加島牧史 終了企画

20180219171824_00001 20180219171824_00002河口 聖  展
-Recollectionー
2018年2月19日[月]-3月10日[土]
GalleryBar Kajima  加島牧史

営業時間:14:00-24:00 *日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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哲学の勉強会を始めることになった。思想史を学んでいくうちに、やはりギリシャ哲学を学びたくなった。同時にユークリッド幾何学を学ばなければいけないことに気づく。幾何学の証明から論理学が生まれ、数学的思考の演繹法が生まれ、その推論の上でこの近代という時代の事態が生まれたのだということに気づく。
その基礎、根はどこかと尋ねれば、ギリシャ哲学を探訪することになるのだ。河口聖さんのRecollection シリーズ ― 彼方の記憶が甦る ― を拝見した。その幾何学的構成もまたギリシャを思ってのことだろうか。(加島牧史)

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【展覧会】 齋藤裕一  ガラス展 ─ 平面 ─  GalleryBar Kajima  加島牧史

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20171024180306_00001齋藤 裕一
ガラス展  -平面-
2017.10.23[月]-11.18[土]

GalleryBar Kajima  加島牧史
営業時間:14:00-24:00 *日祝日休み
Mail :gbkajima@gmail.com
Web&Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
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齊藤氏のガラスの立体がついに平面になっていた。
成るようになったというか、必然の道を辿って平面のガラス作品群が生まれたのだろうか。
それにしてもファンキーな作品だなあ。
自分の日常の中を見直して作品を作っている、と主はいうが、もしそれが本当ならば
生活は極力地味にも関わらず、その捉え方、感じ方はそれとは真逆なファンキーな
脳内生活を送っていることになる。
それはやはり齊藤裕一が芸術家として器をもっていることから生まれる現象なのだろう。
(加島牧史)

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【展覧会】 Gallery Bar Kajima 『小山けい子のガラスたち展』 2月20日─3月11日開催

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小山けい子先生のガラス絵を飾ることになった。サンドブラストとガラス絵を組み合わせた工芸的で平面の作品だ。

近年、ガラス作品が身近になってきたようにおもう。
その先駆的作品が飾られることを嬉しくおもう。 (加島牧史)
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GalleryBar Kajima
営業時間:14:00-24:00 日・祝日休廊