慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
前衛演劇の探求Vol.1 「大野一雄舞踏公演『ラ・アルヘンチーナ頌』研究上映会」
日 時 2024年3月8日[金] 17時00分–19時30分(16時30分開場)
場 所 大阪大学中之島芸術センター
対 象 どなたでもご参加いただけます(事前申込制)
費 用 無 料
問い合せ 大阪大学中之島芸術センター
〠 530-0005 大阪市北区中之島4丁目3-53
大阪大学中之島センター3階「アートスクエア」内
中之島芸術センター事務局 Tel. 06-6444-2139
慶應義塾大学アート・センター
〠 108-8345 東京都港区三田2-15-45 Tel: 03-5427-1621
担当:慶應義塾大学理工学部教授 小菅隼人(hamlet☆keio.jp)
協 力 大野一雄舞踏研究所/NPO法人ダンスアーカイヴ構想
主 催 慶應義塾大学アート・センター(ポートフォリオBUTOH)&
大阪大学中之島芸術センター
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VICコレクション * より、大野一雄の伝説的公演『ラ・アルヘンチーナ頌』の上映会を行います。
大野一雄のソロ作品は土方巽の演出により、1977年11月に東京の第一生命ホールにて初演され、94年まで世界各地で119回上演されました。『ラ・アルヘンチーナ頌』はスペイン舞踊の革新者として知られるラ・アルヘンティーナ・アントニア・メルセを讃える作品です。大野が1929年に帝国劇場でアントニア・メルセの来日公演を見て深い感動を覚えた体験が創作の源となっています。舞踏を代表する作品の一つである本公演の初演をとらえたVICの映像は、舞踏研究において、そして当時の前衛芸術を語る上で稀有な資料です。通常アート・センターでしか閲覧できない資料を関西にて紹介する貴重な機会となります。
第一部として、石本華江(慶應義塾大学アート・センター土方巽アーカイヴ)によりアート・センターおよびVICコレクションについて説明の後、『ラ・アルヘンチーナ頌』公演映像の全編上映を行います。
第二部は小菅隼人(慶應義塾大学理工学部)から大野一雄の舞踏について概要の説明、また永田靖(大阪大学中之島芸術センター)と共にアングラ演劇や舞踏の流れについて討議を行います。
* VIC(Video Information Center | 1972-現在)は、70年代から80年代にかけビデオを用いて、多種多様なイベントの記録および実験的なテレビ放送(アパートでのCATV放送の試み「Paravision Ten」1978年)等を行った運動体です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター 大阪大学中之島芸術センター ]