タグ別アーカイブ: 長崎歴史文化博物館

【展覧会】長崎歴史文化博物館|企画展 浦上コレクション「北斎漫画」|~驚異の眼・驚異の筆~|’24年4月6日-5月26日

浦上コレクション 北斎漫画 ~驚異の眼・驚 浦上コレクション 北斎漫画 ~驚異の眼・驚長崎歴史文化博物館
企画展 浦上コレクション「北斎漫画」~驚異の眼・驚異の筆~
会  期  2024年4月6日[土]- 5月26日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館 3階企画展示室
      〠 850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1−1
休  館  日  毎月第1・第3月曜日
開館時間  9:00 - 18:00(最終入館 17:30)
料  金  大 人 1,000円、高校生 500円  * 小中学生は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
監  修  浦上 満(浦上蒼穹堂代表)
企画協力  山形美術館、株式会社アートワン      
主  催   長崎歴史文化博物館
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江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎(1760-1849)は19歳で絵師となってから90歳で亡くなるまで、数多くの名作を残しました。
その中でも「冨嶽三十六景」と並び代表作として知られているのが『北斎漫画』です。文化11年(1814)、門人たちの絵手本として初版が刊行されると、庶民からも好評を博し、北斎没後の明治11年(1878)まで60年余にわたり全15編が刊行されました。活き活きとした人物表現、ユーモアに満ちた内容、独自の視点に基づいた構図などは自ら「画狂人」と称して90歳まで絵を描き続けた北斎の驚くべき画力、眼力を雄弁に物語っています。
本展では、世界一の質と量と評される浦上満氏の『北斎漫画』コレクションより、北斎の魅力が凝縮された作品約200点を紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長崎歴史文化博物館 ]

【展覧会】長崎歴史文化博物館|隙あらば猫 町田尚子絵本原画展|’23年7月15日-8月27日|会期終了

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長崎歴史文化博物館
隙あらば猫 町田尚子絵本原画展
会  期  2023年7月15日[土]- 8月27日[日]
      * 7/18[火]、8/7[月]、8/21[月]休館
会  場  長崎歴史文化博物館 3 階企画展示室
      850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1−1
開館時間  9:00 - 18:00(最終入館 17:30)
料  金  一 般[大学生以上]800円、小中高生 400円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催   長崎歴史文化博物館
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絵本作家・画家、町田尚子の座右の銘は「隙あらば猫」。
猫が主人公の絵本『ネコヅメのよる』『なまえのないねこ』『ねこはるすばん』などはもちろん、『いるの いないの』のような怪談絵本や、『マッチうりのしょうじょ』のような童話の中にも、ユーモラスな猫の姿や猫目線の構図が描かれ、物語の世界に奥行きを与えています。本展では、最新作まで16冊の絵本原画および絵画、絵本ができるまでのラフや制作資料他、本展のため新たに制作された作品を含む約250点を紹介します。

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【展覧会】長崎歴史文化博物館|企画展 シーボルト来日200周年記念 大シーボルト展|’23年9月30日-11月12日|

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長崎歴史文化博物館
企画展 シーボルト来日200周年記念 大シーボルト展
会  期  2023年9月30日[土]- 11月12日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館 3 階企画展示室
      850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1−1
休  館  日  毎月第1・第3月曜日  * 2022年4月から
開館時間  9:00 - 18:00(最終入館 17:30)
料  金  一 般[大学生以上]1,000円、高校生以下 無料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催   長崎歴史文化博物館
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19世紀、二度にわたり来日したドイツの医師で博物学者のフィリップ・フランツ・フォン・シーボルト。文政6年(1823)に彼が長崎・出島のオランダ商館付医師として初来日してから本年は200周年を迎えます。鳴滝塾では医学や諸科学を学びに集まった門人たち、商館長の江戸参府随行では各地で蘭学者や大名をはじめ、さまざまな人々との交流を持ち、自身も日本研究を進めていったシーボルト。本展では、国内各地の門人や蘭学者、大名や通詞などシーボルトが関わった人々の資料や江戸往復の際に立ち寄った地域に残る関係資料をとおしてシーボルトの「足跡」をたどります。
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【展覧会】長崎歴史文化博物館|光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界|’23年4月22日- 6月11日

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長崎歴史文化博物館
光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界
会  期  2023年4月22日[土]- 6月11日[日]
      * 5/1[月]、5/15[月]、6/5[月] 休 館
会  場  長崎歴史文化博物館 3 階企画展示室
      850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1−1
開館時間  9:30 - 18:00(最終入館 17:30)
料  金  一 般[大学生以上]1,000円、 * ※高校生以下無料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
共  催  KTN テレビ長崎
特別協力  光ミュージアム
主  催    長崎歴史文化博物館
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江戸時代に人気を博した日本独自の芸術「浮世絵」。鮮やかな色彩で摺られた版画のイメージが強い浮世絵ですが、浮世絵師が筆をとり、直接絹地や和紙に描いた「肉筆浮世絵」は、同一作品が存在しない貴重な一点物です。その多くは美人画で、華麗な衣裳の文様や、一本一本が緻密に描き込まれる髪すじに、絵師の丹念な筆づかいを見ることができます。
岐阜県高山市にある「光ミュージアム」の肉筆浮世絵コレクションは、これまで大々的に公開されることなく、その内容はベールに包まれていました。本展では、国内有数のコレクション約420点のうち、美人画を中心に厳選した111点の名品を一挙公開します。

葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳、月岡芳年など、各時代を代表する絵師に加え、京都や大坂の上方、さらには名古屋や九州といった各地方で活躍した、多彩な絵師たちの作品を通して、江戸時代中期から明治時代にわたる肉筆浮世絵の歴史的展開を紹介します。濃密で優美な浮世絵の世界をお楽しみください。

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【展覧会】長崎歴史文化博物館|隠元禅師350年大遠諱 日中国交正常化50周年/長崎県・福建省友好県省締結40周年記念|長崎の黄檗 ─ 隠元禅師と唐寺をめぐる物語|’22年10月15日-11月27日|

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長崎歴史文化博物館
隠元禅師350年大遠諱
日中国交正常化50周年/長崎県・福建省友好県省締結40周年記念
長崎の黄檗 ── 隠元禅師と唐寺をめぐる物語
会  期  2022年10月15日[土]-11月27日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館 3階企画展示室

休  館  日  10月17日[月]、11月7日[月]、11月21日[月]は 休 館
開館時間  8:30-18:00(最終入館 17:30)
料  金  一 般 800円、高校生以下 無 料
主  催     「長崎の黄檗展」実行委員会(長崎県、長崎市、長崎歴史文化博物館)
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日本と中国は二千年以上の長き交流の歴史を有します。日本は時代ごとに中国から先進の技術や知識を取り入れ、様々な面で多くの影響を受けてきました。この長きにわたる日中交流の中でも、承応三年(1654)の 隠元隆琦(1592-1674)の来日はとりわけ大きな意味を持っています。
臨済宗 黄檗 – おうばく- 派の高僧である隠元 -いんげん- の渡来は、日本へ新たな禅風を伝えただけでなく、明末清初の中国の文化をもたらしました。

本展では今年で350年大遠諱を迎えられた隠元隆琦禅師の来日を起点としてその事蹟を辿りながら、江戸時代の日本に多大な影響を与えた黄檗文化の源流をひもときます。
長崎市内の黄檗寺院である、興福寺・崇福寺・福済寺・聖福寺、いわゆる「唐寺」には、隠元とその高弟である木庵・即非ら渡来黄檗僧たちゆかりの書画をはじめ、現在にいたる長崎と中国の交流の様子を物語る資料が多数のこされていることが、近年の調査によって明らかとなりました。今回は唐寺の寺宝を中心に「長崎ならではの黄檗文化」についても紹介します。

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【展覧会】長崎歴史文化博物館|写真展「写真家が捉えた 昭和のこども」|’22年12月24日-’23年2月12日|会期末

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長崎歴史文化博物館
写真展「写真家が捉えた 昭和のこども」
会  期  2022年12月24日[土]- 2023年2月12日[日]
休  館  日  12月28日[水]-31日[土]、1月3日[火]、1月16日[月]、2月6日[月]
会  場  長崎歴史文化博物館 3階企画展示室
開館時間  9:30 - 18:00(最終入館 17:30)
      * 2023年1月1日-2日は 10:00-18:00(最終入館 17:30)
料  金  一 般 500円、小中高生 300円 * 各種割引は下掲詳細を参照
主  催  長崎歴史文化博物館
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昭和(1926-1989)は、日中戦争から第二次世界大戦、そして敗戦と復興、経済発展とまさに激動の時代でした。足かけ64年の間に、人々をとりまく生活環境や価値観も劇的な変化を遂げたといえるでしょう。
同時代を生きた写真家たちは、そうした目まぐるしく変化する日本の社会をカメラに収めてきました。その中でも、こどもを被写体とした写真は、こどもたちの純粋な笑顔やいきいきとした表情、逞しく生きる姿、無心に遊ぶ姿などを捉えています。それとともに、こどもたちの暮らしぶり、ひいては世界の変貌のありようが映しだされています。

本展は、木村伊兵衛(1901-1974)、土門拳(1909-1990)、濱谷浩(1915-1999)、林忠彦(1918-1990)など、日本の写真界に大きな足跡を残した19人の写真家が捉えたこども写真約170点を通して、戦前から高度経済成長期にかけての昭和の歩みをたどります。それぞれの作品が放つ豊かな個性と、「昭和」という時代の空気を感じていただければ幸いです。

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【展覧会】長崎歴史文化博物館|博覧会の世紀1851-1970 ── 日本人を魅了した世界の祭典|’21年10月2日-11月28日

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長崎歴史文化博物館
博覧会の世紀1851-1970 ── 日本人を魅了した世界の祭典
会  期  2021年10月2日[土]-11月28日[日]
        前 期:10月2日[土]-10月31日[日]
        後 期:11月2日[火]-11月28日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館  3 階企画展示室
休  館  日  10月18日[月]、11月15日[月]11月15日 * 11月1日は展示替えのため休室
開館時間   9:30-18:00(最終入館30分前まで)
料  金  一 般(高校生以上)1,000円、小中学生 600円
主  催  長崎歴史文化博物館 株式会社乃村工藝社
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世界で最初の博覧会は1851年のロンドン万国博覧会に遡ります。明治以降、近代国家の仲間入りをした日本も、積極的に博覧会事業に取り組み、全国各地で博覧会が開かれていきました。様々な国々が参加し、異文化や最新の技術に触れることができる博覧会は、多くの人々の心を捉えていきました。博覧会は時代を映す鏡であり、近代社会の歴史とともに歩んできたともいえるでしょう。時代とともに変わってきた人々の価値観や生活スタイルなどを博覧会から読み取ることができます。

本展覧会では、乃村工藝社が所蔵する博覧会資料を中心に、博覧会に関わる絵画や工芸、歴史資料を通して19世紀から20世紀の博覧会の歴史を振り返ります。また長崎と博覧会の関わりについても取り上げます。人類の歴史の中で、様々な苦難とも向き合いながら博覧会は人々に勇気と希望を与えてきました。
2025年の大阪・関西万博の開催を前に、改めて博覧会の過去と未来を考えるきっかけになれば幸いです。

[ 詳細 : 長崎歴史文化博物館

【特集展示】長崎歴史文化博物館|「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録3周年記念展|遠ざかる「世界」、キリシタンが待ち望んだ「世界」~古地図と潜伏キリシタンの信仰用具~|’21年10月20日-11月14日

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長崎歴史文化博物館
特集展示 「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」世界文化遺産登録3周年記念展
遠ざかる「世界」、キリシタンが待ち望んだ「世界」~古地図と潜伏キリシタンの信仰用具~
会  期  2021年10月20日[水]-11月14日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館 特集展示室(歴史文化展示ゾーン内)
観  覧  料  * 常設展観覧料でご覧いただけます。
      大 人 630円、小中高校生 310円      
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「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されて3周年を迎えることを記念し、長崎県とゼンリンミュージアムとのタイアップによる特集展を開催します。
キリシタンと「世界」との接近と隔絶という視点で、大航海時代の古地図に描かれた日本の姿や、キリシタン大名とキリスト教の関わり、潜伏キリシタンの密かな祈りを物語る信仰用具などを中心に紹介するものです。

[ 詳細 : 長崎歴史文化博物館 ]

【展覧会 予告】長崎歴史文化博物館|企画展 博覧会の世紀1851-1970-日本人を魅了した世界の祭典-|’21年10月2日-11月28日|前後期開催

長崎歴史文化博物館長崎歴史文化博物館
企画展 博覧会の世紀1851-1970-日本人を魅了した世界の祭典-
会  期  2021年10月2日[土]-11月28日[日]
      前期展示=10月2日[土]-10月31日[日]
      後期展示=11月2日[火]-11月28日[日]
休  館  日  10月18日[月]、11月15日[月]
開館時間  9:30-18:00(最終入場17:30)
会  場  長崎歴史文化博物館 3階企画展示室
      〒850-0007 長崎市立山1丁目1番1号
観  覧  料  大人(高校生以上)1,000円、小中学生 600円
主  催  長崎歴史文化博物館、株式会社乃村工藝社
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19世紀半ば、世界で最初の博覧会であるロンドン万国博覧会が開かれて以降、今日にいたるまで世界各国で多くの博覧会が開かれてきました。江戸時代から見世物の文化が根付いていた日本で、博覧会はどのように受け入れられ、発展していったのか。
本展覧会では、江戸時代の見世物から明治・大正・昭和の博覧会について、長崎で開催された博覧会も交えながら、その歴史を振り返ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
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【展覧会】長崎歴史文化博物館|特別展 長崎開港450周年記念展 ~ふたつの開港~|’ 21年4月24日-6月6日

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長崎歴史文化博物館
特別展 長崎開港450周年記念展 ~ふたつの開港
会  期  2021年4月24日[土]-6月6日[日]
会  場  3 階企画展示室
開館時間  8:30-17:00(最終入館30分前まで)
料  金  一 般 80 * 常設展観覧料0円込み・高校生以下無料
主  催  長崎県、長崎市、長崎歴史文化博物館
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長崎の町─は元亀2年(1571)の開港を機に、一漁村から貿易都市へと発展していきます。西洋とつながりを持った長崎には教会が建ち並び、日本におけるキリシタンの中心地として南蛮文化が華開きます。続く豊臣秀吉、江戸幕府と支配を受けるなかでも長崎は外交・貿易の重要な拠点として機能していきます。

江戸幕府によって海外交流が制限された後にも、長崎には中国・東南アジアから来航する唐船やオランダ船から世界のさまざまな文物がもたらされ、文化交流が展開していきます。

幕末、安政の開港以降には欧米諸国との関係が新たになり、長崎には最先端の科学技術や国内外の情報がもたらされ、日本の近代化につながる基礎が築かれていきます。また、長崎の都市構造も大きく変貌し、設けられた外国人居留地をとおして国際色豊かな文化が育まれました。
本展では、長崎にとって大きな転換点となった元亀2年(1571)の開港から安政の開港までを中心に、交流の諸相や長崎港・町の変化を考古資料、古文書、美術工芸資料などから、ふたつの開港がもたらしたものを再考していきます。

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【展覧会】長崎歴史文化博物館|「あれも これも黄檗 !? 展」|’ 20年10月14日-11月23日

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長崎歴史文化博物館
「あれも これも黄檗 !? 展」
会  期  2020年10月14日[水]-11月23日[月・祝]
      ※ 休館日 10月19日[月]、11月16日[月]
会  場  長崎歴史文化博物館 3階展示室
時  間  8:30-17:00(最終入館30分前)
観  覧  料  常設展観覧料でご覧いただけます
      大人630円、小中高校生310円
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承応3年(1654)の隠元禅師-いんげんぜんじ-の渡来とともに日本へ流入した、当時最新の中国文化は、現在では「黄檗-おうばく-文化」と呼ばれ、その独特な内容は現在の私たちにとっても驚くような魅力に溢れています。しかしひと口に「黄檗文化」といっても、その内容は多岐にわたり、様ざまな側面があります。

隠元禅師を招請し、黄檗文化の発信地であった長崎には黄檗の影響を受けた資料が多くのこされています。そうした中には「これも黄檗なの?」と思う資料がたくさんあります。江戸時代を通じて中国との交流があった長崎では、常に最新の中国文化が導入されることで、本山である 萬福寺(京都府宇治市)を中心とした黄檗文化とはまた違った、独自の黄檗文化が形成されていたのです。
本展では、当館に収蔵する黄檗関係資料に 興福寺(長崎市寺町)所蔵資料を加え、長崎ならでは

の黄檗文化について紹介します。

※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳細 : 長崎歴史文化博物館

【展覧会】長崎歴史文化博物館|「日本の聖母マリア像展」─ 東京国立博物館所蔵キリシタン関係遺品を中心に ─|11月9日-12月7日

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「日本の聖母マリア像展」
── 東京国立博物館所蔵キリシタン関係遺品を中心に ──
会  期  2019年11月9日[土]-12月7日[土]
会  場  3 階企画展示室 第 4 室
時  間  8:30-19:00 * 12月からは8:30-18:00(最終入館はいずれも30分前まで)
休  館  日  11月18日[月]
観  覧  料  無 料
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令和元年11月のローマ法王フランシスコ台下の長崎県訪問と「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のユネスコ世界文化遺産登録1周年を記念した特別企画展として「日本の聖母マリア像」展を開催します。
本展では、東京国立博物館所蔵キリシタン関係遺品中の聖画や、中国製陶磁器の観音像を聖母に見たてたマリア観音像等の「聖母マリア」をテーマとする遺品を紹介します。
また、1 階エントランスでは「キリシタン関係遺品」の出自のひとつである長崎市浦上地区の歴史を写真パネル等で紹介し、キリシタンの歩みとともに平和を希求する人々の希望にも焦点を当て、「平和と世界遺産」を長崎から発信いたします。

[ 詳細:長崎歴史文化博物館

【特別催事】長崎歴史文化博物館|スタディーツアー|南島原のキリシタン ~ 世界文化遺産をめぐる旅|3月2日

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スタディーツアー
南島原のキリシタン ~ 世界文化遺産をめぐる旅
開 催 日:2019年3月2日[土]
コ  ー  ス  原城跡~日野江城跡~セミナリヨ跡~切支丹墓碑他
案  内  役  大石一久氏(大浦天主堂キリシタン博物館研究部長)
参  加  費  お一人様 5,800円
* お問合せは長崎歴史文化博物館まで
* 申込み:長崎バス観光株式会社 電話 095-814-8501

【 詳細: 長崎歴史文化博物館

【展覧会】長崎歴史文化博物館|朝鮮通信使に関する記録 ユネスコ「世界の記憶」登録1周年記念|特集展示「世界の記憶 朝鮮通信使」|1月23日-3月17日

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長崎歴史文化博物館
朝鮮通信使に関する記録 ユネスコ「世界の記憶」登録1周年記念
特集展示「世界の記憶 朝鮮通信使」
会  場  長崎歴史文化博物館  2 階特集展示室(常設展示室内)
会  期  2019年1月23日[水]-3月17日[日] * 2月18日[月]休館
開館時間  8:30-18:00(最終入館30分前まで)
料  金  常設展観覧料でご覧いただけます(大人600円、小中高生300円)
主  催  長崎県、長崎歴史文化博物館
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江戸時代、12回来日した朝鮮通信使。使節の往来では、立ち寄る先々で人々との交流が行われ、学術、芸術などの分野においても大きな影響をもたらしました。通信使に関する記録は「人類の平和的な共存と交流を追求する」ものとして、その普遍的な価値が認められ、平成29年10月に「朝鮮通信使に関する記録──17世紀-19世紀の日韓の平和構築と文化交流の歴史」としてユネスコの「世界の記憶」に登録されました。
本展では、この登録から1年になることを記念し、長崎県や韓国に残る登録資料、周辺地域に残された朝鮮通信使関連の記録から、通信使を通して繰り広げられた交流の諸相をご紹介します。

【 詳細: 長崎歴史文化博物館

【展覧会】長崎歴史文化博物館|河村若芝~長崎「若」の系譜|2 階特集展示室|10月16日-12月2日

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河村若芝~長崎「若」の系譜
会  場  2階特集展示室
期  日  2018年10月16日[火]-12月2日[日]
時  間  8:30-19:00(最終入館18:30)
料  金  常設展観覧料でご覧いただけます。
      大人600円、小中高生300円 * 長崎県内の小中学生無料
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河村若芝は肥前佐賀の竜造寺家の人とされています。故あって隠遁し長崎へやってきた若芝は、中国・浙江省出身の貿易商で、のちに黄檗僧として興福寺住持をつとめた逸然性融に画を学びました。本展では若芝の作品を中心としつつ、「若」の字を受け継ぎ、長崎の地で活躍した人々についてご紹介します。

【 詳細: 長崎歴史文化博物館

【展覧会】長崎歴史文化博物館 二階特集展示室|くんち 三百八十四年展|9月5日-10月14日 終了企画

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二階特集展示室
くんち 三百八十四年展
開催期間  2018年9月5日[水]-10月14日[日]
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長崎の秋の大祭、長崎くんち。寛永11年(1634)に高尾と音羽の2名が神前で踊り(小舞)を奉納したことにはじまるといわれている長崎くんちは今年、384年を迎えます。長崎の氏神・諏訪神社の例祭である長崎くんちは、毎年10月7日から9日までの3日間開催されていますが、「くんち」の名称は、当時、祭りが行われていた重陽の節句の9月9日の九日(くにち)に由来するといわれています。

江戸時代、海外との交流の窓口であった長崎の繁栄とともにくんちも発展、次第に豪華絢爛となっていきました。演し物のなかには外国文化の影響を受け、異国情緒あふれるものも見られます。これらの演し物は昭和54年(1979)に「長崎くんちの奉納踊」として国の重要無形民俗文化財に指定され、現在に引き継がれてきています。くんちでの神輿の行列や奉納踊の様子は数々残されていますが、そのうち今年の踊町である椛島町の太鼓山はシーボルトの『NIPPON』にも描かれている点でも注目されます。

本展では新収蔵資料も交えながら、今年の踊町(小川町、大黒町、椛島町、出島町、本古川町、東古川町、紺屋町)に関連した資料、写真や絵葉書、祭礼の絵巻、実際の衣装などくんち関係資料をご紹介していきます。
384年の歴史に思いを馳せながら、平成最後となるくんちをお楽しみください。

【詳細: 長崎歴史文化博物館

【長崎文化歴史博物館】 『レゴ®ブロック』で作った世界遺産展 PART-3

2015年夏休み長崎開催決定! これまで280万人を集めた話題の展覧会。世界遺産登録を目指す、歴史の地・長崎へ!!

※入場料とグッズ売り上げの一部は、日本ユネスコ協会連盟が行う世界遺産活動へ寄付されます。

KTNテレビ長崎

会場:長崎歴史文化博物館
長崎市立山1丁目1番1号 TEL: 095-818-8366


【 企画詳細 : 長崎歴史文化博物館
【 参考資料 : レゴ®ブロックとレゴ・グループ
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2015年05月 長崎のいま
いわゆる「厳流坂」の旧長州藩長崎屋敷跡の地にもうけられていた<新町活版所跡碑>は、もとの角地から、10 m ほど坂をくだった場所に移転されている。
黄檗宗をもたらした隠元和尚にちなむ古刹、崇福寺の参道には<福地櫻痴生誕の地>碑があるが、正確な生誕地の場所は、この道の反対側であったとされる(岩永充氏、江越弘人氏談)。
また歌手:さだまさしもこのあたりで幼少期をすごしたとされる。崇福寺直前角には、親族が経営していたミルクセーキがおいしく、終日さだまさしのCDをながしていた喫茶店があったが、いつのまにか洋物雑貨店にかわっていた。
長崎の変貌はいまもかわらずはやいものがある。

DSCN9124DSCN9118DSCN9220DSCN9218DSCN9231DSCN9316ホテルのロビーに掲出されていた「長崎港古絵図」の複製。原画はオランダ国立ハーグ中央古文書館蔵。阿蘭陀船がオランダ国旗をかかげて入港しており、半円形に突出した出島と、その背後に長崎奉行所東役所がある。
幕末、この長崎奉行所に「海軍伝習所」がおかれ、現在は埋め立てが進んで長崎県庁となっている。1671・寛文11年に東役所の一部が立山(現、長崎市立山一丁目・長崎歴史文化博物館の所在地)に移され、立山役所(総坪数3278坪)と改称された。それ以後はこの両所を総称して長崎奉行所と呼んだ。左の矩形の突出部はおもに中国人が居住した「唐人街」で、現在は長崎新地の一部となっている。
DSCN9322DSCN9325DSCN9329DSCN9331DSCN9469DSCN9481DSCN9550出島は現在修復工事中であるが、そのすぐ脇、市電にそった場所に「長崎県印刷界会館」があり、印刷関連の貴著な資料が収蔵されている(長崎市出島町10番13号)。
同館資料庫にはアルビオン型の手引き印刷機が二台収蔵されており、そのうちの一台上部の鳥居天板部には、東京築地活版製造所、大阪活版製造所の社名と、マークを表裏にみることができる。
商標01
この東京築地活版製造所の「いわゆる ◯も に ローマン体の H 」のマークは同社の登録商標で、1886・明治19年の新聞広告からみられる。
この大阪活版製造所の「旭日の中心に ◯も」のマークは、1885・明治18年の同社の登録商標である。
したがって、このアルビオン型手引き印刷機は1886・明治19年以降の製造とみられる(『平野富二伝 考察と補遺』 古谷昌二、朗文堂、p.531)
9784947613882最下部写真は同館所蔵のもので、長崎製鉄所が建造した、わが国最古の鉄橋が撮影されている。橋のたもとにたつ「鉄橋」の碑は西 道仙の書による。この右手 西浜町は長崎一の繁華街となっている。
まさに幕末から160年あまりの長崎の激動をおもわす場所が、この西浜町あたりである。

【展覧会】 長崎歴史文化博物館 宮廷画家ルドゥーテの 『バラ図譜 LES ROSES』

開館10周年記念特別展「LES ROSES 宮廷画家ルドゥーテの『バラ図譜』」

大航海時代以降の博物学の隆盛は、18世紀から19世紀にかけて、ボタニカル ・  アート ( 植物図譜 ) の完成期を迎えました。
なかでも、ナポレオン皇妃 ジョゼフィーヌが栽培した数々のバラを、ルドゥーテが彩色銅版画として刊行した 『 バラ図譜 』 はその最高傑作とされています。 科学としての正確さと、芸術としての優美さを併せ持つ本作品は、天才植物画家ルドゥーテの名を不動のものにしました。

本展覧会では、ルドゥーテの代表作 『 バラ図譜 』 全170点 ( 扉絵含む ) とともに、肉筆水彩画2点や 『 バラ図譜 』 オクタヴォ判 ( 八つ折り判 ) などを展示し、ルドゥーテの魅力を余すところなくご紹介します。
あわせてイギリスの植物画家、アルフレッド ・ パーソンズの 『 バラ属 』 の作品も紹介し、ボタニカル ・ アート ( 植物図譜 ) の奥行きの深さを紹介します。

【 詳細情報 : 長崎歴史文化博物館 企画展
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