チェコセンター
ヤン・ヴィチャル展
どこに、どこに世界の涙はあるのか?
会 期 2018年6月27日[水]-7月20日[金]
平日 10:00-17:00
会 場 チェコセンター東京展示室
150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
電話 03-3400-8129
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リノリウム版画、木版画、銅版画などで作品制作をおこなうチェコのグラフィックアーティスト、ヤン・ヴィチャルの展覧会をチェコセンターにて開催いたします。
今回の展示では、アメリカの詩人サリー・ボールとともに作り上げた新作シリーズ「HOLD」を展示します。この作品はセアドー・レトキーの詩「迷える息子」の一節「どこに、どこに世界の涙はあるのか?」をテーマとして生み出された作品で、今回の展示タイトルにもなっています。これまで制作された作品も合わせてお楽しみいただけます。
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ヤン・ヴィチャルの作品は、その版画技術や多様な材料を用いて大胆な挑戦を続けるという点で高く評価されている。今回この現代アーティストを日本ではじめて紹介することになる。
自身の自由創作のほかに、ヤン・ヴィチャルはアメリカの詩人であるサリー・ボールとともに「HOLD」と題したプロジェクトに取り組んでいる。「HOLD」とは今日の世界に疑問を投げかける詩のプロジェクトである ── グローバリゼーション、消費社会、人間科学からの逸脱、そして環境汚染など。
サリー・ボールは詩の冒頭で、同じくアメリカの詩人であるセアドー・レトキーの作品の一節「どこに、どこに世界の涙はあるのか?」を引用しており、それが今回の展示の題名となっている。ヴィチャルはチェコでこの作品を冊子としてまとめ、自身の絵を付けて限定出版した。
チェコセンター東京の展示では、「HOLD」にさらにインスピレーションを受けて制作された大判作品も展示予定。