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【展覧会】安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄|企画展2020「こころを彫ること」展|’ 20年4月29日-5月6日

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安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
企画展2020「こころを彫ること」展
開催期間  2020年04月29日[水]-05月06日[水]
会期中無休
開館時間  水曜日-月曜日 午前9時-午後5時
会  場  木造校舎(ギャラリー)
料  金  無 料
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「石と向き合う時間は、自分を見つめる時間」 安 田  侃  YASUDA Kan
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄で毎月開催している「こころを彫る授業」。この授業では、目には見えない自分の “ こころ ” を石でかたちにしていきます。
この授業を始めた彫刻家の安田侃さんは「石と向き合う時間は、自分を見つめる時間」といいます。
参加者は自分の心と向き合いながら、時には無心になってノミをふるい、唯一無二の自分だけの「こころのかたち」を作ります。

今回の展示では、「こころを彫る授業」で使っているイタリア・カッラーラ産の大理石やイタリア製の道具、またこれまで授業に参加した方が彫った「こころのかたち」なども展示します。
「こころを彫る授業」の魅力に迫る展覧会、ぜひご覧ください。

* 感染症「COVID-19」対応のため変更も予想されます。参観前には下掲詳細でご確認を。
[ 詳細 : アルテピアッツァ美唄 ] 

{ Arte 通信 Vol. 35 ゟ}
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あのときは、暑く、そして熱かった。
Viva la 活版-すばらしき活版。<Viva la 活版  Viva 美唄>。

東日本大震災を契機として、それまで 5 年間 4 回にわたり東京で開催してきた<活版凸凹フェスタ>にかえて、地方からの底上げを測ることとして、2013年07月、北海道美唄市、アルテ・ピアッツア美唄で開催された活版礼讃イベント <Viva la 活版  Viva 美唄> の記録。当時は美唄に適当なホテルが無く、参加者の多くは隣接している岩見沢市からの「電車通勤」でした。
映像製作:川崎孝志会員   BGM:AdRev for a 3rd Party

【 YouTube Viva la 活版  Viva 美唄 音が出〼 14:39 】

【会員情報】展覧会|アルテピアッツァ美唄|齊藤靖則模型展|2019年10月30日-11月25日|美唄はもう初雪です

2019模型展チラシ表

アルテピアッツァ美唄
齊藤靖則模型展
会  期  2019年10月30日[水]-11月25日[月]
      9:00-17:00、火曜休館
会  場  木造校舎(ギャラリー)
主  催  齊藤靖則模型展実行委員会
共  催  NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団、 NPO法人 アルテピアッツァびばい
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これまで15年以上にわたり、70点以上もの炭鉱関係施設の模型を作り続けている、元炭鉱マンの齊藤靖則さんによる模型展です。
細かな部分まで再現された精巧な模型は、その建物がこれまでに果たしてきた役割を見る人に伝えます。
[ 詳細: アルテピアッツァ美唄 ] {活版 à la carte まとめ

kazari-upperアルテピアッツァ美唄 ブログ ゟ
DSCF2209-768x512カフェアルテ 冬期営業始まります
BLOG  2019.11.07
ぐっと冷え込んだ今日、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄では、昼過ぎに大粒の初雪が降りました! 今回は積もりませんでしたが、一面真っ白な風景が見られるのも間もなくです。
数日前から、屋外に展示している白大理石の彫刻には雪と寒さから守るための保護シートがかけられ、カフェアルテでは冬期限定メニュー「かぼちゃスープ」の仕込みも進み、アルテでは冬支度が終盤を迎えています。
1109-768x512ついに
BLOG  2019.11.10
真っ白な雪の季節がやってきました。
芝生一面が白く覆われ、彫刻や木々の枝がうっすらと雪をまとって、静かにたたずんでいます。昨日、朝早くからアルテピアッツァ美唄に来て、屋外にある彫刻の写真を撮っていた方は「(1年をとおして)サラッと雪が積もるこの時期が一番きれいだと思う」とお話しされていました。
まだ気温が下がりきっていない11月は雪が降っても、その日のうちにとけてしまったり、シャーベット状に残ったり。それゆえに、足元が悪いところも多いので、長靴など防水加工の靴で来訪されることをおすすめします。木造校舎2階のギャラリーやカフェアルテでも長靴をお貸ししますので、スタッフにお声かけくださいね(数に限りがありますのでご了承ください)。
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あのときは、暑く、そして熱かった。Viva la 活版-すばらしき活版。<Viva la 活版  Viva 美唄>。
それまで 5 年間 4 回にわたり東京で開催してきた<活版凸凹フェスタ>にかえて、東日本大震災を期に地方からの底上げに向けて、2013年07月北海道美唄市アルテ・ピアッツア美唄で開催された活版礼讃イベントの記録。

映像製作:川崎孝志会員   BGM:AdRev for a 3rd Party

【 YouTube Viva la 活版  Viva 美唄 音が出〼 14:39 】

【コンサート】 プッチーニ〝蝶々夫人のゆうべ〟in アルテピアッツァ美唄 10月14日[土]・15日[日]

20170920181331_00001 20170920181331_00002P1000720uu[1] Viva-la-活版-Viva-美唄タイトルデザイン04 墨+ローシェンナ2[1]

{新宿餘談}
東日本大震災の衝撃を乗りこえ、朗文堂サラマ・プレス倶楽部がそれまでの東京中心のイベント開催の路線を変更しました。つまり、活字版印刷器機をたずさえて、在京の会員と、全国各地の会員との協同で、各地域での活版礼讃イベントを開始したのは、2013年、初夏の風が爽やかな07月、北海道美唄市<アルテピアッツァ美唄>でした。

ですから美唄にはおもいでがたくさんありますし、いまもその記録は「イベントアーカイブ Viva la 活版 Viva 美唄」にたくさんのこされています。
あのときは新緑の翠が溢れるアルテピアッツァ美唄でしたが、今秋、北海道のはやい紅葉にもまけずに、全山・全ホールが緋色に染めあげられるコンサートが開催されます。
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アルテピアッツァ美唄25周年記念コンサート
〝蝶々夫人〟の夕べ in アルテピアッツァ美唄
2017年10月14日[土] 開場 14:00 開演 14:30
2017年10月15日[日] 開場 17:00 開演 17:30
ゲスト : ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディ
(プッチーニ・フェスティバル2016〝蝶々夫人〟主演ソプラノ歌手)
会場 : アルテピアッツァ美唄 アートスペース(旧体育館)  費用:5000円
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{安 田 侃 カン}
オペラの神秘の一端と、感動を、アルテピアッツァ美唄で身近に感じてもらいたい。

{北海道二期会理事長・北海道日伊協会会長・みべ音楽院院長 三部安紀子}
プッチーニ「蝶々夫人」のゆうべに寄せて

1970年イタリアに留学し、その後大理石の産地のピエトラサンタにアトリエを構え、地球上に彫刻を残してきた世紀の彫刻家安田侃氏を心から尊敬致します。
2000年から北イタリアのトッレ・デル・ラーゴでオペラ界の巨匠ジャコモ・プッチーニのオペラ「蝶々夫人」で、舞台美術を担当、彫刻で蝶々さんの魂を表現。観衆の湧き出る感動は強烈!!イタリアの夏のフェスティバル・オペラの舞台に彫刻のみ。実に素晴らしい!

安田侃氏の彫刻は沈黙の中に幸福、愛、痛み、苦しみが潜むまさに総合芸術といわれるオペラの根源的要素にぴったり。
今回はソプラノ、ドナータ・ダヌンツィオ・ロンバルディさんが「蝶々夫人」をご披露しに、来日。いつか札幌でも安田侃氏の作品と共に「オペラ」を上演したい。

{ゲスト出演 : ソプラノ ドナータ・ダンヌンツィオ・ロンバルディ}
現在プッチーニオペラを表現する第一人者の一人として知られる。
「ラ・ボエーム」「つばめ」「蝶々夫人」「修道女アンジェリカ」「マノン・レスコー」の各主演によりプッチーニ金賞を受賞。
レパートリーには他にも「マリア・スツゥアルダ」「べリザリオ」「オテロ」「ランスの旅」「椿姫」「ポッペアの戴冠」「ティレジアスの乳房」「選ばれた乙女」等がある。

また、D. Oren, B. Bartoletti, Z. Peskò, J. Tate, R. E. Pidò R.Abbado, L. Maazel, P. Domingo, F. Zeffirelli, J. Savary, W. Decker e P.L. Pizzi等多くの指揮者、演出家、芸術監督と共演している。

  【 詳細 : アルテピアッツァ美唄 コンサート

【展覧会+イベント】 アルテピアッツァ美唄25周年「安田侃のまなざし展」

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 アルテピアッツァ美唄25周年「安田侃のまなざし展」
■  会    期     2017年10月7日[土]-10月16日[月] 火曜日休館
■ 場  所     展示室 A 、B
■ 料  金    無 料(任意の寄附をお願いします)
■ 主  催      アルテピアッツァ美唄25周年記念事業実行委員会
■ 協  力      安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
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彫刻家・安田侃氏と他4名の作家によるコラボレーション展です。
「言葉を超えた何かを追い求めるまなざしの先人とのコラボレーションは、私にとって新しい創造への道と勇気を与えてくれそうで、いまからドキドキしています」
安田 侃


<出展作家>

◯ 柚木沙弥郎(染色家、1922-)
東京都生まれ。民藝運動の提唱者、柳宗悦との出会いをきっかけに、後に人間国宝となる染色工芸家、芹沢銈介に師事。染色家の道を志す。以降、日本における型染の第一人者として、現在に至るまで制作を続け、多くの個展はじめ、絵本、インテリアなど他業種との共同制作も多数発表。

◯ 中野北溟(書家、1923-)
北海道羽幌町焼尻島生まれ。近代詩文書の父と呼ばれる金子鷗亭に師事、書の道を究める。北海道を想起させる作品が多く、北海道を代表する詩人の河邨文一郎や原子修の作品も多く書いていて詩人からも高い評価を受けている。

◯ 吉田喜彦(陶芸家、1936-)
栃木県宇都宮市生まれ。益子の濱田庄司に弟子入りを願うも、夫人の希望により暫く他で学ぶこととなる。1956年、美濃焼の荒川豊蔵に師事し、12年後に独立。伝統的技法を用いながらも現代性を盛り込んだ独特で穏やかな佇まいの陶器は、日本、海外からも高く評価されている。

◯ 関野晃平(漆芸家、1943-2014)
神奈川県藤沢市生まれ。多摩美術大学でデザインを学び、デザイナーとして就職するも、木・漆工芸家の黒田辰秋の作品に出会い1969年に弟子入り。乾漆・螺鈿の漆器を制作。1981年独立。無名であることに徹し、独自の道を歩む。白洲正子に「現代の“漆芸”では一番の人」(『風花抄』1966年世界文化社)と評された。

◯ 安田侃(やすだ-かん 彫刻家、1945-)
北海道美唄市生まれ。1969年に東京藝術大学大学院彫刻家修士課程修了後、イタリア政府招聘留学生として渡伊。大理石の産地として知られるトスカーナのピエトラサンタにアトリエを構え、大理石とブロンズによる彫刻の創作活動を続ける。

 【 詳細 : アルテピアッツァ美唄

【イベント】 アルテピアッツァ美唄 安田侃の「こころを彫る授業」 開催決定!

アルテピアッツァ美唄

安田侃の「こころを彫る授業」 開催決定!
通常はNPO法人アルテピアッツァびばいのスタッフにより、月に一度行われています「こころを彫る授業」。

今回は、彫刻家・安田侃氏が講師となって開催します。
不定期での開催ですので、ぜひこの機会にご参加ください。
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◯日 程:2017年3月18日(土)、19日(日)、20日(月・祝)
◯時 間:各日10:00-16:00
◯定 員:40名 申込み制です(新規の方優先)
◯参加費:一 般/15,000円(白大理石) 10,000円(軟石)
  高校生・大学生/10,000円(白大理石)   6,000円(軟石)
  中学生以下/9,000円(白大理石)   5,000円(軟石)

お申込み・お問合せ:安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー(0126)63-3137
◯主催:認定NPO法人アルテピアッツァびばい
【詳細:アルテピアッツァ美唄

【安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄】 安田 侃の「こころを彫る授業」

20160411130057319_00012013年<Viva la 活版 Viva 美唄>の会場となりました「アルテピアッツァ美唄」は、芸術文化交流施設として美唄市が1992年にオープンした施設でしたが、条例改正により今年4月1日より「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」になりました。
活版 à la carte アルテピアッツァ美唄 01-12
DSCN8746uuDSCN8870uuこのアルテピアッツァ美唄の美術館登録を記念して、安田 侃 カンの「こころを彫る授業」の開催が4月29日(金・祝)、30日(土) 5月1日(日)に開催されます。

通常はNPO法人アルテピアッツァびばいのスタッフにより、月に一度行われています「こころを彫る授業」。 今回は、彫刻家・安田侃氏が講師となって開催します。
不定期での開催ですので、ぜひこの機会にご参加ください。

◯ 日  程   : 2016年4月29日(金・祝)、30日(土) 5月1日(日)  
◯ 時  間 : 各日10:00-16:00 
◯ 定  員 : 40名、申込み制、先着順です。(新規の方優先)
◯ 参加費 : 一 般         /    15,000円(白大理石) 10,000円(軟石) 
         高校生・大学生  /     10,000円(白大理石)   6,000円(軟石)        
         中学生以下      /      9,000円(白大理石)   5,000円(軟石)
◯ お申込み・お問合せ:安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー
電 話(0126)63-3137
◯ 主    催 :  認定NPO法人アルテピアッツァびばい
【 詳細 : 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 】 

Viva la 活版 Viva 美唄 レポート02 会場風景をYouTubeに投稿。   

美唄コラム緑uu《Viva la 活版 Viva 美唄》
【会  場】 ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
         アート・ギャラリーおよびアート・ストゥディオ
         北海道美唄市落合町栄町 http://www.artepiazza.jp/
【入場料】  無 料
【主  催】  朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
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先般開催されました《Viva la 活版 Viva 美唄》の素敵な動画をご提供いただきました。製作者は川崎孝志さん(新宿私塾修了、アダナプレス倶楽部会員、徳島在住)。
川崎さんは、比較的後半に美唄入りされ、アルテ ピアッツァ美唄の景観を楽しまれ、アート・ギャラリー、アート・ストゥディオを中心に撮影されていました。

ご送付いただいたデータは、きわめて鮮明なものでしたが、公開画像にするためには容量がおおきすぎたために、元画像はアダナプレス倶楽部が保管して、北美和子さん(新宿私塾・活版カレッジ修了、アダナプレス倶楽部会員)に、公開に適した容量に変更していただきました。両会員のご協力に、ふかく御礼いたします。

あたらしい時代の、あたらしい活版造形者の祭典と、北海道美唄市「アルテ ピアッツァ美唄」の彫刻と庭園の造形がここちよく融合しています。
YouTubeへの投稿は2013年08月02日です。16分19秒とすこし長めの動画ですが、お楽しみいただけましたら幸いです。

Viva la 活版 Viva 美唄 レポート03 文香 – fumikou 作品紹介

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《ふるくいう、主役を喰うのは、いつも子役である ―― モンヨウくん大活躍》

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【テーマ】 フォトティポ(写真と活版印刷)
【作品名】 『モンヨウ誕生記念』
【作者名】 印刷・製本:文香-fumikou-(栃木香織)
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)
図版:凸版(樹脂凸版、ゴム版画)

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bibaisakuhin_0032bibaisakuhin_0030bibaisakuhin_0041bibaisakuhin_0020《文香 fumikou のおふたりは、あたらしいタイプの造形者です!》
上野隆文(新宿私塾第5期生)、栃木香織(新宿私塾第11期生、活版カレッジ花の1期生)のおふたりのデザインユニット「文香 fumikou」は、写真工房であり、デザイン事務所であり、活版工房でも、製本工房でもあるという、あたらしい時代を切りひらく、造形の旗手として活躍しているご夫婦である。

とりわけパワフルかつアクティブなのは栃木さん。妊娠中でも、おおきなお腹を抱えて撮影にあたり、活版印刷機を駆使し、製本まで自分の手でこなしてきた。そして誕生したのが「紋暢モンヨウくん」である。
上野さんはそれをあたたかく見守りながら、コマーシャルフォトを中心に、グラフィックデザインや、母校の教壇にも立つという活躍ぶりである。

今回の作品『モンヨウ誕生記念』は、「紋暢くん 2歳」のいわば育児記録である。
「作品テーマは[フォトティポ(ふるくはティポフォトとよばれていますが、フォトティポの語感がかわいらしく、あえてそうよんでいます)]。息子の成長記録を、写真と文字を組み合わせたものを製本しました。
写真の部分は樹脂凸版ですが、絵柄はゴム凸版を彫って Adana-21J で刷りました ── 栃木」

作品の下から二番目の写真は、製本構造を紹介したものであるが、そこの片隅で「ほしょうします!」とわめいているのはやつがれ。
上野+栃木家の第一子誕生に際して、いくつかの名前の候補をあげられ、その最終決定をやつがれにゆだねられた。これは責任重大である。
だから『許慎 説文解字』、『漢語大詞典』(上海辞書出版社)、『中日大辭典』(台湾・大新書局)などから、吉祥の字「紋暢」をえらんで推薦した。けっこう汗をかいた。

bibai_880uu 紋暢くんTシャツに驚くバッカス松尾DSCN0378sDSCN0347sアダナプレス倶楽部ニュース ◎ 06月19日  Viva la 活版 Viva 美唄 さぁはじまったぞ! アダナプレス倶楽部イベント狂想曲 !? に紹介してあるが、簡易シルクスクリーン印刷機「Tシャツくん」をもちいて、イベントマークを会員用としてTシャツに印刷しておいた。紋暢くんはその「制服」を着ての登場。しかもおなじカラーではないか!そこでやつがれも、ついデレデレ状態となった次第。

両親につれられて「紋暢くん」がはじめて朗文堂にやってきたとき、そこに大勢のおとながいたので、おどろいたのか「紋暢くん」は、
「わぁ~」
と、激しく泣き モトイ 大声で発声練習をはじめた。そのとき大石薫がサッととりだしたのが、「紋暢くん誕生祝い」にと、ひそかに用意していた「あおむしくん」。
これは郷里にすむ大石の母親が、手編みの手芸がご趣味で、母に依頼して製作してもらったものだという。
『はらぺこあおむし』(エリック・カール作、偕成社)は、同社の児童書を代表するロングセラーだそうで、さすがに効果はテキメン。
「ン、これはナンだ?」からはじまり、抱きかかえ、振りまわし、囓りつきといそがしい。
「いま泣いた紋暢くん、手編みのあおむしくんを抱いて、ニッコニコ」となったのには驚いた。

偕成社のWebsiteには、画像が転載禁止と表示されていたが、YouTubeに一年ほど前からアップされていて、すでに二百万回以上閲覧されてる動画(5:17)があったので紹介したい。
アダナプレス倶楽部には若い女性が多く、妊娠・出産を計画しているかたもいると聞く。なにかの参考になればとおもう。
やはり主役たる「文香 fumikou」の活版造形作品は、予想にたがわず、主役の座を「紋暢くん」に奪われたようである。

《Viva la 活版 Viva 美唄》レポート04 イベントサインの紹介

《Viva la 活版 Viva 美唄のイベントサインに、「銘石B」を随所に使用》
朗文堂/アダナ・プレス倶楽部では、本2013年07月13-15日、【Viva la 活版 Viva 美唄――すばらしき活版、すばらしい美唄】と題して、活版印刷の祭典を開催した。

その新イベントのサイン用の書体として選択されたのが、日本語総合書体【銘石B くれたけ】と、欧文デジタルタイプの【オンディーヌ】であった。
【詳細情報:朗文堂タイプコスミイク 銘石B Combination 3  PDF データーつき

「オンディーヌ  Ondine」とは、フランス語で「水をつかさどる精霊」の意で、清浄な湖や泉に住んでいて、ほとんどのばあい、美しい女性のすがたとして描かれている。
語源はラテン語の unda(波の意)とされ、欧州各国語では、ウンディーネ(独:Undine)、アンダイン、あるいはアンディーン(英:Undine)、オンディーナ(伊:Ondina)などとされるようだが、ここではフランス発祥の活字(ドベルニ&ペイニョ活字鋳造所、活字設計:アドリアン・フルティガー 1953-4年製作)でもあるので「オンディーヌ  Ondine 水をつかさどる精霊」としたい。

印刷設計士(グラフィックデザイナー)は松尾篤史さん。
イベント告知は、おもに、はがきによった。
そのはがき印刷は、宛名面:スミ1色刷り、絵柄面:バーントシエンナ+スミ 2色刷り。用紙:特Aクッションで、担当は、大阪・江戸堀印刷所/小野香織さんであった(以下3点の写真は2012年04月撮影)。

《江戸堀印刷所と小野香織さんを巡って》
大阪の活版印刷工房、江戸堀印刷所は、「アサヒ高速印刷」(代表:岡 達也さん)が事業主体で、2007年04月、活版印刷機 Adana-21J の発売開始と同時に購入のお申込みをいただいた。
したがって江戸堀印刷所の Adana-21J は、栄光のシリアル・ナンバー「0001」が納入されている。

岡達也社長は「江戸堀印刷所」の構想を胸に、まず先駆けとして Adana-21J  を導入され、 次第に電動プラテン活版印刷機、半自動足踏み活版印刷機、電動箔押し機、小型断裁機、バーコ熱加工機などを設置した相当な規模の印刷工房を「江戸堀印刷所」と命名して2011年秋に開設をみた。
中核社員は小野香織さんであった。

「Viva la 活版 Viva 美唄」のイベント告知はがきは、用紙:特Aクッション、宛名面1色/絵柄面2色の両面印刷で、電動プラテン活版印刷機で3,000枚を印刷していただいた。
その印刷の直前に小野さんは妊娠の兆候があり、参加を楽しみにされていた07月の「Viva la 活版 Viva 美唄」への参加は、安全をおもんぱかって見送りとなった。また2013年10月より、出産を控えて一時休暇となっている。
ここにデジタルタイプ【銘石B】を知っていただくと同時に、小野香織さんの活版造形作品として、皆さまにあらためて紹介したい。
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このイベント告知はがきの印刷設計士・松尾篤史さんは、日常業務としての商業印刷物製作には、しばしば【銘石B くれたけ】を愛用されていた。ところが、アダナプレス倶楽部では印刷版式の相異をおもくみている。

そのために、オフセット平版印刷や、インクジェット出力によるポスターサイズからはじまり、上掲写真のように、亜鉛凸版をもちいたレタープレスによるはがき印刷まで、印刷方式の相異、大小各種の使用、さまざまな用紙の選択など、過酷な使用状況が予想されていた。
そこで印刷設計士の松尾篤史さんは、まず堅固なディド・ポイントシステムにもとづく「グリッド」を製作し、果敢に日本語総合書体【銘石B くれたけ】をご使用いただいた。

美唄コラム緑uu

美唄コラム黄uu

【銘石B】の原姿は、いまから1670年ほど前、中国・晋代の墓誌に刻まれた字を標本としている。
この墓誌は、粘土を固く焼き締めた「磚 セン」に彫刻されていた。すなわち、書かれた文字というより、彫られた文字であり、書写系文字ではなく、彫刻系文字といえるものであった。

そうした背景のせいであろうか、松尾篤史さん設計、小野香織さん印刷における「告知はがき」においても、【銘石B】は過酷な使用環境に良く対応し、おおきく使うと、迫力と力感のある字となり、ちいさく使っても、判別性と可読性を損なうことがすくなく、またレタープレスのつよい印圧にもツブレの発生がなく、強靱さを発揮していた。
【詳細 アダナプレス倶楽部コラム:Viva la 活版 Viva 美唄の中間報告

《銘石B デジタルタイプについて》
かねてより、十分なインパクトがありながら、視覚に優しいゴシック体、それもいわゆるディスプレー・タイプではなく、文字の伝統を継承しながら、使途のひろい、あたらしいサンセリフ ―― Human Sans Serif が欲しいとされる要望が寄せられていた。

確かにわが国のゴシック体のほとんどは、もはや自然界に存在しないまでに鋭角的で、水平線・垂直線ばかりが強調されて、視覚に疲労をもたらすことがある。

欣喜堂・今田欣一氏と、朗文堂タイプコスミイクが提案した、新書体「銘石B」の原姿はふるく、中国・晋代の『王興之墓誌』(オウーコウシ  341,348年刻、南京博物館蔵)にみられる、彫刻の味わいが加えられた隷書の一種で、とくに「碑石体」と呼ばれる書風をオリジナルとしている。

『王興之墓誌』は近年になって発掘されたもので、1965年に南京市郊外の象山で出土した。一行15字で13行。表裏に夫妻の記録がのこされている。標本文字数としてはわずかなものだった。
王興之(オウ-コウシ 309-40)は王彬オウーリンの子で、また書聖とされる王羲之(オウ-ギシ  307―65)の従兄弟イトコにあたる人物である。

この墓誌は東漢の隷書体から、北魏の真書体への変化における中間書体といわれている。遙かなむかし、中国江南の地に残された貴重な碑石体が、現代に力強くよみがえった。
「銘石B」には、和字(平仮名と片仮名)3書体(くれたけ、くろふね、くらもち)が標準でセットされており、用途に応じた選択ができる。
皆さまの積極的なご用命、ご使用をお待ちしているゆえんである。
【詳細情報:朗文堂タイプコスミイク 銘石B Combination 3  PDF データーつき

Viva la 活版 Viva 美唄 レポート05 山崎洋介さん・日吉洋人さん ほかの会員。

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DSC00211sDSC00203sDSC00333s【テーマ】 活版印刷と歯の健康
【作品名】 『カッ歯ン印刷』
【作者名】 山崎洋介
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)
            図版:凸版(樹脂凸版)

山崎洋介さん(活版カレッジ修了)は、歯学博士であり、現在も大学にのこって、助教として勤務しながら、研究を継続されている研究者である。
それでいながら、けっして自己顕示はしないし、謙虚な人柄である。またひとにたいする思いやりにあふれ、すべての行動が闊達かつスマートなひとである。
上掲のふたつの広角風景写真はハカセ山崎による。

《歯 は 命 ―― おっしゃるとおりです》
やつがれ、かつて若気のいたりで、酔っぱらって前歯を一気に4本うしなったが、ここ30年ほど歯科医の世話になったことは無かった。
それが07月中旬の「Viva la 活版 Viva 美唄」のころから、甘いものをたべると歯がしみることがふえた。それをほうっておいたらズキンズキンと痛みがはしった。
なんの因果かしらないが、3連休の初日、土曜日の夕方から耐えられない苦痛にかわった。

痛みに七転八倒、悶絶しているうちに、藁にもすがるおもいでハカセ山崎の顔が脳裡にうかんで、救命 モトイ 治療を依頼しようとおもった。それでもなんとか我慢して、薬局に駆けこみ、痛み止めの薬を数種購入して、ばかばかと服用した。それでも痛みはおさまらず、土・日・月曜日とのたうち回っていた。
連休があけた火曜日の朝一番、予約も無しで、社のちかくの磯山歯科医院に駆けこんだ。

すぐに看護師がレントゲン写真を撮影し、待つことしばし。あのおぞましい椅子に座らせられた。
診察台脇ののモニターには、撮影したばかりのやつがれの歯列の画像が、すでにアップされていた。

「ずいぶん前に、2本の虫歯治療をしていますよ[完璧にわすれていた]。いま痛みがあるのはこれ(レントゲン画像で確認)で、詰めものがとれています。これは治療して金属をかぶせます。
こっち(レントゲン画像で確認)は、もっと虫歯が進行しているので、いずれ痛みがでたら、そのときに抜歯ということにしましょう」
「2本とも、一緒に治療していただけないのしょうか」
「歯は命です。たいせつなものだから、できるだけ抜歯は避けましょう」

取りあえず、錠剤の痛み止めをもらって、明後日の予約をしてそれで終わり。
薬局の売薬と保冷剤の氷湿布では容易には治まらなかった痛みが、ウソのように消えていた。しかしそれから数回の治療が地獄のはじまりだった。
「ハイ、お~おきく口をあけて……」
「ハァ、ハァ」
「ちがう、ちがう。ちがいま~す。呼吸は口からではなく、鼻で呼吸してください」
「ハァ~、ハァ~」

何度もその繰りかえしだった。皆さんはどうであろう。
そもそも、おおきく口をひらくと、自然に気道がひらき、口から呼吸するのが自然ではないのか。ともかく何事にも不器用なやつがれ、おおきく口をあけ、鼻からの呼吸法の治療 モトイ 指導を最初に受けた。
その光景に、小型掃除機というのか、吸引器のようなものをかかえた若い看護師は、なにがおかしいのか知らないが、笑いをこらえるのに必死だった。
それよりやつがれ、カンナだかドリルだかしらないが、ゴ~、ゴリゴリ、ジ~コ、ジ~コと削りとられた歯、すなわち骨の一部か ── の破片が、看護師の吸飲努力にもかかわらず、どんどんノドにはいって、さぁたいへんだった。
ハカセ山崎、歯科診療とは、こんなに苦痛をともなうものでしょうか。
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【テーマ】 活版印刷とデザイン教育
【作品名】 『活字の印刷見本』
【作者名】 日吉洋人
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)P1000720uu

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武蔵野美術大学基礎デザイン学科の助手として勤務している日吉洋人さん(活版カレッジ修了、タイポグラフィ学会会員)の意欲的な実験作品、『活字の印刷見本』。

ムサビ基礎Dには小型活版印刷機 Adana-21J が数台あり、欧文活字を中心として、金属活字のサイズ、書体の種類もだいぶ増えてきた。
日吉さんは、助手としての勤務のかたわら、活版印刷をつづけている。また一年余にわたり、毎週一回、黙黙と活字鋳造所に通い、活字鋳造の現場をみてきた。

したがって文字組版は、極力金属活字により、容易には製版凸版をもちいないで、微妙なスペーシングにまでこだわって、活版造形に挑戦している。
今回の組版テキストは、ずいぶん迷った末、ご存知のクラーク博士(William Smith Clark,1826-86)による「Boys, be ambitious 少年よ、大志を抱け」となった。

“Boys be ambitious!. 
Be ambitious not for money or for selfish aggrandizement 
not for that evanescent thing which men call fame.
Be ambitious for the attainment of all that a man ought to be.”

「少年よ大志を抱け。ただし、金を求める大志であってはならない。
利己的なものを望む大志であってはならない。
名声という浮わついたものを求める大志であってはならない。
人が人として備えなければならぬ、あゆることを成し遂げるために……」
────────
上掲5点の写真は日吉洋人さんの撮影。日吉さんはもっぱらアートギャラリーとアートストゥデイオをいったりきたりしていた。とりわけアートストゥデイオでの「タイポグラフィゼミナール」を積極的に応援されていた。その記録は「動画 Viva la 活版 Viva 美唄」の13:20ころから随所に登場する。

「水の広場」ですそをまくって立つのは、ムサビの同僚、玉井一平さん(活版カレッジ修了)。はるばる九州・福岡からの参加で、おもにアートギャラリーでの「監視員」さん役(本来やつがれの役割だったが……サボった)を担っていただいた。

P1000621uu P1000648uu P1000717uu P1000637uu bibai_452YouTubeに投稿した「Viva la 活版 Viva 美唄」の撮影は、これもはるばる四国・徳島から、黒縁眼鏡、黒衣裳、最新型黒カメラ持参と、黒づくめで参加された川崎孝志さん(新宿私塾修了、タイポグラフィ学会会員)であった。

川崎さんの撮影による動画「Viva la 活版 Viva 美唄」は、安田 侃カン彫刻公園「アルテ ピアッツァ美唄」の緑ゆたかな景観と、「Viva la 活版 Viva 美唄――すばらしき活版、すばらしい美唄」を抒情ゆたかに謳いあげていた。
YouTubeに投稿することなど、ほとんどはじめてのことだったが、うれしいことに何人かの会員からお褒めのことばをいただいた。

逆光ながら「監視員さん」の椅子に3人でかけているうち、右端は押手恒さん(オシテーヒサシ、新宿私塾修了、タイポグラフィ学会会員)。押手さんが「監視員さん」をつとめていたことは、この写真をみてはじめて知った。
ともかく押手さんは、フラ~リ、フワ~と、あらわれては消えるひとであった。

日ごろからそんな具合だから、格別には驚かなかったが、宿も、定山渓温泉、苫小牧と、アナタは北海道の地図をみてこの宿泊地を選んだのか? というような、えらく美唄からは遠隔地に宿泊していたらしい。
そのわりに、飲み会、懇親会などには積極参加して、二次会でのカラオケ絶叫写真までのこっている。奇妙人のひとりといえるかもしれない。

もう一枚「監視員」の椅子に、ドカッと腰をおろしているのは、左:横島大地さん(活版カレッジ修了)、右:真田孝治さん(活版カレッジ修了、新宿私塾修了、タイポグラフィ学会会員)である。

このふたりには、搬入・展示・撤収におおいに力を貸していただいた。また真田さんは、
「大阪市の市長には絶対に負けるな!」
と、妙な激励をうけて、現地速報広報係を担当した。そのために日中はもっぱら短文ブログ(ツイッター)で、美唄での〈Viva la 活版 Viva 美唄〉現地情報を送信しつづけていた。
帰京後知ったことだが、相当の人数のかたが美唄からの真田ツイッター情報によって〈Viva la 活版 Viva 美唄〉の盛況を知っておられたことに驚かされた。

また夜になると、にわかに「アダナプレス倶楽部宴会部」を横島・真田のふたりで結成し、みんなを怪しげな飲み屋に誘惑していた。この「宴会部」の活躍のありさまは、いずれ終末部で報告したい。
──────
というわけで、本来終末部で紹介するつもりであったが、このコラム欄への訪問者が比較的すくない(いずれ誘導するが……)いまのうちに、横島大地/真田孝治の両名が結成した「アダナプレス倶楽部宴会部」二次会編 ── いくら呑んでも2,000円という、石見沢市の怪しげな店「ナポレオン」での、協演(狂宴?)のさわりだけでも紹介しておこう……と、編集子は勝手におもうにいたった。

マイクを持つ指にご注目あれ。会員だけでなく、ついに店のマスターも笑いだした。ようやく気づいたハカセ山崎も爆笑。冒頭で山崎洋介さん(活版カレッジ修了)をこのように紹介した。
山崎さんは歯学博士であり、現在も大学にのこって、助教として勤務しながら、研究を継続されている研究者である。
それでいながら、けっして自己顕示はしないし、謙虚な人柄である。またひとにたいする思いやりにあふれ、すべての行動が闊達かつスマートなひとである。

この一文に訂正はない。しかしである。
みじかくも充実した北海道での最後の夜、宴会部のふたりが設定した「ナポレオン」での二次会で、ハカセ山崎はカラオケのマイクを握った。
そのときの小指をたてた手つきがおかしいと、会員だけでなく、しまいには店のマスターまで笑いだした。最後はハカセ山崎も壊れていたという次第。
────────
ハカセ山崎のマイクの握りかたがおかしいと、最初に笑いだした小酒井英一郎さん(活版カレッジ修了、タイポグラフィ学会会員)も、まぁ派手にやってくれた。

アダナプレス倶楽部長老会(90歳を筆頭にかなりのメンバーが在籍しているらしい)の、若手支部会員が小酒井さんである。
小酒井さんは、横島・真田の宴会部にのせられるあまり、ナント御年6?歳にして、北海道は石見沢市「ナポレオン」にて、人生はじめてのカラオケ熱唱に挑戦した。曲は梅沢富美男の「夢芝居」。

モニターのポインターを蝶蝶と間違えて,捕蟲網で捉えようとしている!カラオケ熱唱、人生初体験。11時ころにおよそ半数(9人)がホテルに引きあげたが、その後宴会部と小酒井さんら数名は三次会に突入して、それらからのほとんどは、小酒井さんがひとりでマイクを独占して熱唱また熱唱の連続だったと、宴会部のふたりがあきれたように報告した。

またタイポグラフィ・ゼミナールが開催された「アルテ ピアッツァ美唄 アートスペース」は、出入り口の扉がおおきく、開閉のたびに蝶が何匹も突入してきて、来場者やスタッフにまとわりついていた。そのために扉はできるだけ締めておき、室内には捕虫網をもった「虫取り係」をおいていた。

ゼミナールの最中、小酒井さんの動きが不審だと最初に気づいたのは、受付を担当していた田中智子さん。
「小酒井さん、それは蟲じゃない。ちがう、ちがう」
と絶叫した。
なんと小酒井さんは、講師が駆使したパソコンのポインターを蝶とまちがえ、ポインターが画面上をヒラヒラと動くたびに、
「捕ってやるぞ、この蝶蝶めが」
とばかり、しっかり身構えていたのである。

Viva la 活版 Viva 美唄レポート06 会員:田中智子さん

美唄コラム緑uu美唄A3カレッジ修了生展示uu《活版カレッジ会員:田中智子さんの活版造形作品》

【テーマ】  活版印刷と製本
【作品名】  『風 景』
【作者名】  印刷・製本:はな工房(田中智子)
【版式・技法】 文字・他:凸版(活字版印刷)

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《北海道空知ソラチ地方紙『プレス空知』が Viva la 活版 Viva 美唄 をご紹介されました》 掲載承諾済
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Viva la 活版 Viva 美唄07 会員:コヨーテ 北さん

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美唄A3カレッジ修了生展示uu《活版カレッジ会員:コヨーテ 北さんの活版造形作品》

【テーマ】      室内装飾と活版印刷
【作品名】     『内装用標本とラベル』
【作者名】    黄色い蛇と2匹の黒い犬(コヨーテ 北)
【版式・技法】 文字・輪郭花形:凸版(活字版印刷)
活版初心者なので出来る事からやっていこうと、ラベルの印刷をしました。かな文字活字と欧文活字を組みました。
かな文字活字「アラタ1209」は横組み専用の活字で、横幅がそれぞれ違うので、欧文活字のようにこめ物を入れて工夫しました。

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《アルテ ピアッツァ美唄 スタジオ虫取り係と、まるほり野菜園でも大活躍》
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DSC00223suu DSC00233suu まるほりロゴ手前の4棟が「まるほり野菜園」DSC00239suu

Viva la 活版 Viva 美唄08 会員:山崎洋介さん 〔活版印刷と歯の健康〕

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山崎洋介さん
【テーマ】     活版印刷と歯の健康
【作品名】    『カッ歯ン印刷』
【作者名】      山崎洋介
【版式・技法】 文字:凸版(活字版印刷)   図版:凸版(樹脂凸版)

活版カレッジ修了、アダナ・プレス倶楽部会員の山崎洋介さん。歯科医師がご本業です。車の運転と撮影もお好きで、アルテ ピアッツァ美唄から夕張郡由仁村の「まるほり野菜園」まで、長距離ドライブ。そんな山崎さんのカメラから今回は画像中心にをご紹介します。
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Viva la 活版 Viva 美唄レポート09 泉沙希さん、小野喜弘さん、渡辺絵弥子さん、大石薫の記録

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《アダナ・プレス倶楽部会員の皆さまは、北海道の雄大な大地を満喫されていました》
アルテ ピアッツァ美唄を会場としての〔Viva la 活版 Viva 美唄〕は、アルテギャラリーでの展示、アルテストゥディオでのワークショップの開催と、連日隙間無くつづきました。ギャラリーとストゥディオとは幾分はなれています。
アダナ・プレス倶楽部会員の皆さんと、活版カレッジ修了生の皆さんは、活版印刷による展示作品の製作を終えて、先発組と後発組の二班にわかれての入道でした。

活版印刷は楽しいものの、それなりに苦労もあります。ですから皆さんは製作の苦労と達成感にあふれ、会場のアルテ ピアッツァ美唄周辺はもちろん、それぞれがせっかくの北海道訪問ということで、初夏の日射しが燦燦とふりそそぐ、爽やかな北海道の大自然を満喫されていました。

【Viva la 活版 Viva 美唄 レポート09】では、そんな皆さんの画像記録をつづります。
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《アルテ ピアッツァ美唄スタッフ 泉 沙希さんの記録 》
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《先乗り部隊を中心とした、小野喜弘さん、大石薫の記録》
展示とゼミナール会場の設営のために、会員の一部のかたと先乗り部隊として、木曜日の夜に札幌新千歳空谷に、石田さん・北さん・やつがれさん・大石が到着しました。
そこにはすでに先着していた、地元北海道出身の小野善弘会員が待ち構えていて、ただちに千歳市内のジンギスカン鍋料理店「札幌ジンギスカン千歳」に駆けつけました。

小野善弘さんは、前年(2012年)の冬に、アルテ ピアッツァ美唄を訪れたことがおありだということで、その折りの写真もご提供いただきました。
美唄炭鉱全盛時を偲ばせる映画館跡 KUMA eigakan北海道名物ジンギスカン鍋のお店には、おおきな看板で「押すな!」とあり、それは必要以上の力で鍋に肉を押しつけるなということでした。お肉はとても美味しかったのですが、「やつがれさん」はあまりのおいしさでお肉を食べ過ぎてしまい、滞在中ずっと、
「ウ~ン、お腹のなかに、まだ子羊があのまま居座っている」
とぼやき、せっかくの「美唄焼き鳥」や、「すぎうらベーカリー」のパンにもほとんど手を出しませんでした。

翌日7月18日[金]からは、真田さん・横島さん・栃木さん・上野さん・紋暢クン・田中さん・小酒井さん・宗像さん・山崎さんと、続続と会場入り。アルテ ピアッツァ美唄での会場設営と展示設営が進行しました。
途中から、地元北海道の皆さんも加わられ、さらに活版ゼミナールに参加予定の学生さんもそこに加わり、にぎやかな「アルテ ピアッツァ美唄」の会場となりました。

さらに、福岡から玉井さん、徳島から川崎さん、東京から日吉さんと、会場入りがつづきました。今回はホテルも日程も皆さん各自での立案でした。宮崎出身の松尾妻は初北海道ということで、松尾夫妻はレンタカーを借りて「北海道漫遊旅行」、最終日にアルテピアッツァ美唄入りされました。(というのは建前で、会期中の快晴を願って、強力な雨男である松尾さんには、最終日に美唄に到着するように、皆でそれとなく周遊観光をお薦めしたのでした)
押手さんはいつもの通りマイペースで、フラ~リフラフラとあらわれては消えの連続でした。
活版カレッジ修了生の渡辺さんと、新宿私塾修了生の山本さんは、札幌にホテルをとられて、レンタカーで美唄までの「通勤」でした。
大石薫は雑事に追われる主催者カメラで、しかもピントがずれてしまって十分ではありませんが、雰囲気だけでもお楽しみください。

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《美唄出身の「でん助」は、活版カレッジ教場の一隅で元気です!》
美唄からやってきたでんでん虫の「でん助」は、いまも元気で食欲旺盛。キャベツと人参が好物で、この寒いのに水浴びも大好きです。
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《斗酒なお辞せず! お酒大好きのおふたりが……》
活版カレッジ修了生:渡辺絵弥子さん、新宿私塾修了生:山本和子さんは、大の仲良しで、おふたりともお酒が大好きなかたです。
今回の参加者の多くは、美唄の隣町、石見沢にホテルをとっていましたが、おふたりは札幌を拠点としながら、レンタカーで北海道空知地方を楽しまれていました。
ところが……、なにぶんお酒が大好きなおふたり、美唄から札幌への帰途を考えると、どうしてもどちらかが禁酒ということになり、ジャンケンポン。
下掲写真左から渡辺絵弥子さん、山本和子さん(禁酒で不機嫌)、マイペースの押手さんです。
以下、渡辺絵弥子さんカメラからご紹介いたします。

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IMG_2384uu IMG_2388uu IMG_2394uu IMG_2420uu IMG_2425uu IMG_2445uu IMG_2446uu IMG_2455uu IMG_2476uu IMG_2493uu IMG_2495uu IMG_2498uu IMG_2509uu IMG_2514 IMG_2527uu IMG_2550uu IMG_2573uu IMG_2581uu IMG_2584uu《今回はたくさんの画像を紹介しました。会員:川崎孝志さん製作の動画でもお楽しみいただけます》

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Viva la 活版 Viva 美唄レポート10 後乗りこみ組 日吉洋人さんカメラから

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《Viva la 活版 Viva 美唄は、2013年の初夏、7月13日[土]-15日[月・祝]にかけて開催されました》
2013年07月11日[木]、〔Viva la 活版 Viva 美唄〕先乗り込み組、北さん、片塩、大石の3名が、成田空港から Air Asia JW8527便で出発しました。
別の便で小野さん、石田さんも札幌入り。
この5名と、前日先乗りこみ組の横島さん、真田さん(この2名は宴会部を兼任担当)らが中心となって12日[金]に美唄入りして、会場設営、展示設営にあたりました。
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最初に札幌入りされたのは北海道出身の小野さん。その小野さんと合流して、空港からほど近い千歳市内の「札幌ジンギスカン」で、北海道名物ジンギスカン料理を満喫しました。その報告は〔Viva la 活版 Viva 美唄レポート09〕にあります。

13日[土]からは、地元北海道の会員の皆さまはもちろん、福岡から玉井さん、徳島から画像記録担当の川崎さん、東京からは小酒井さん、山崎さん、宗像さんら、10数名の皆さんが続続と美唄入りされました。
中には、押手さんのように、フラフラと北海道を周遊していたり(ふしぎに飲み会には参加していましたが)や、渡辺さん、山本さんは、札幌に宿泊して、レンタカーで美唄に通勤!? されていたかた、松尾夫妻のように、はじめての北海道ということで、レンタカーで各地を駆けめぐっていたかたもありました。
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今回は後乗りこみ組の日吉洋人さんのカメラから、〔Viva la 活版 Viva 美唄──すばらしき活版、すばらしい美唄〕をご紹介いたします。
ふたつの会場 ── アルテ ピアッツァ美唄のストゥディオとギャラリー、そして野外彫刻群のあいだを、いったりきたりする日吉さんの視線がおもしろいので、大量にご紹介いたします。
一部の写真はこれまでにご紹介したものと重複しますが、視点の相違もありますので、あえてご紹介いたしました。

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Viva la 活版 Viva 美唄レポート11 桐島カヲル作品

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桐島カヲル
福岡県出身。10代までを筑豊炭鉱の町 直方ノオガタで過ごす。進学を機に上京。東京農業大学にて、植物遺伝学や分子生物学について学ぶ。
「コトバと活字 Lingua Floresns」主宰。
同、私活字版印刷工房にて、可動活字(movable type)を用いてストーリーを組み換え、ものがたりをくりかえし構築する「断片小説」を制作。
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「断片小説」は、言の葉であり、詩であり、綴じられていない小説である。可動活字(movable tyoe)による活字組版や、塩基配列による遺伝子組み換えとおなじように、ストーリーを組み替えたり、好みや雰囲気によって繰り返し再構築することができるようになっている。つまり、それはデジタル時代の「ハイパーテキスト」と同じ文脈に位置するといえる。
また「断片小説」とは、タイポグラフィの構成要素としての、点(文字、単語)、線(文、行)、面(紙面、書籍)にも通じる構造を有しており、どの局面から切り取って捉えても楽しめるようになっている。
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Viva la 活版 Viva 美唄レポート12 エピローグ タイポグラフィ・ゼミナールの報告+ご後援者:タイポグラフィ学会の記録

美唄コラム緑uu

《Viva la 活版 Viva 美唄ではふたつの講演会と、常時各種の活版ゼミナールを開催しました》
「アルテピアッツァ美唄」は、地元の北海道美唄市出身で、世界的な彫刻家として知られる、安田 侃ヤスダ カンさんがいまなお創り続ける、大自然と彫刻が相響した野外彫刻公園であり彫刻美術館です。
「アルテ ピアッツァ美唄」はまた、自然と人と芸術のあたらしいありかたを模索し、提案し続け、訪れる人びとに、自分の心を深く見つめる時間と空間を提供している素晴しい施設です。P1000622uuP1000606uuP1000656uuP1000670uuP1000767uuP1000669uuP1000788uu

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このような素敵な環境にある「アルテ ピアッツァ美唄」の、「アート・ストゥディオ」と「アート・ギャラリー」の一画をお借りして、〔Viva la 活版 Viva 美唄 ── すばらしき活版、すばらしい美唄〕では、各種ゼミナールと、活版カレッジ有志による活字版印刷作品を中心とした展示をおこないました。

皆さまもこれを機会に、お気に入りの書物を一冊持って、北海道美唄の地「アルテ ピアッツァ美唄」にお出かけください。そして彫刻と自然が織りなすシンフォニーの中で、のんびりと読書や思索に耽ったり、大切な人とのゆっくりしたひとときを過ごしたりしてください。真の造形活動や、こころ豊かな人生について見つめなおすために必要な、贅沢な時間と空間がそこにはあります。

 《Viva la 活版 Viva 美唄 全体記録》
【会 期】  2013年7月13日[土]―15日[月・祝] 9:00―17:00
【会 場】  ARTE PIAZZA BIBAI アルテピアッツァ美唄
アート・ギャラリーおよびアート・ストゥディオ
北海道美唄市落合町栄町   http://www.artepiazza.jp/
【入場料】 無  料
【主 催】   朗文堂 アダナ・プレス倶楽部
────────
◎ 07月13日[土]
10:00―12:00 「メディアと活版印刷──活版印刷のあらたな挑戦」
朗文堂/片塩二朗
わが国への活字版印刷術導入の歴史から未来展望までを学ぶ講座です。

今回の〔Viva la 活版 Viva 美唄〕では、片塩二朗と堀内 剛両氏の講演会を設けましたが、その講演時間の設定を10:00-12:00としていました。
これは現地で経験してわかったことですが、北海道の中心はやはり人口190万余の札幌市で、そこから90数キロ離れた美唄市アルテ ピアッツァ美唄へのアクセスは、必ずしも便利とはいえず、電車とバスを乗り継いでご来場されたかたは、一時間半ほどかかり、高速道路経由でも一時間ほどかかります。

そのために講演開始の10時に会場入りされるためには、せっかくの休日に早起きして、8時頃には札幌のご自宅を出発ということになっていました。したがって講演の最終部になってからが満席という状態で、ご聴講の皆さんにも、講師のかたにもご迷惑をおかけしました。これは主催者としての反省事項となりました。
それでもご熱心な参加者が、札幌を中心に多数駆けつけてくださったことはうれしいことでした。
ふたつの講演会にあわせて、ご来場者には活字版印刷機 Adana-21J を使って、記念カードの印刷体験も行っていただきました。
美唄ゼミuu_ページ_01uu 美唄ゼミ用uu_ページ_02uubibai_400uu bibai_414uu bibai_409uu13:00―14:30 「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」
アダナ・プレス倶楽部
花形とアルファベットの活字を使って、名前入りの素敵なオリジナルレターセットをつくりました。
便箋10枚と封筒5枚に銀色のインキで印刷しました。

15:00―16:30 「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」
アダナ・プレス倶楽部
花形とアルファベットの活字を使って、名前入りの素敵なオリジナルレターセットをつくります。
便箋10枚と封筒5枚に銀色のインキで印刷します。

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《活版実践ゼミナールの模様は、動画YouTube 16:19 でお楽しみください》
小型活版印刷機 Adana-21J をもちいての〔活版実践ゼミナール〕は、3日間にわたる会期中に随時開催されていました。その模様の詳細は、会員:川崎孝志さん製作の動画を YouTube に投稿してありますので、そちらでご覧ください。
全体で 16:19 の画像ですが、04:10 あたりから〔活版実践ゼミナール〕の様子が収録されています。

http://youtu.be/QK3Ygg7JV4Q

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◎ 07月14日[日]
10:00―11:30 「起農への挑戦 〇(まる)をもらえる野菜づくり」
まるほり野菜園/堀内 剛
アダナ・プレス倶楽部では、活版印刷と同様に、農業もたいせつなものづくりと考えています。そんな身体性をともなった「ものづくり」の根幹をなす「農」と「食」について、北海道夕張郡由仁町で、あらたに野菜園「まるほり野菜園を起業した堀内剛さん」に講演をしていただきました。
講演とあわせて、堀内さんが育てたトマトの試食と、お土産のトマトの配布(先着順)も実施しました。

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15:00―16:30 「欧文活字と花形活字でつくるオリジナルレターセット」
アダナプレス・倶楽部
花形とアルファベットの活字を使って、名前入りの素敵なオリジナルレターセットをつくりました。
便箋10枚と封筒5枚に銀色のインキで印刷しました。
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◎ 07月15日[月・祝]
10:00―12:00 「活版印刷で記念カードを印刷しよう」
アダナ・プレス倶楽部
活字版印刷機 Adana-21J を使って記念カードの印刷を体験していただきました。
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《ご後援をいただいた タイポグラフィ学会の記録》
〔Viva la 活版 Viva 美唄〕には、タイポグラフィ学会のご後援をいただきました。
そのおかげで、タイポグラフィ学会北海道在住の会員のご参加があり、イベントを有意義なものとしていただきました。また多くのタイポグラフィ学会員にご来道いただきました。ありがとうございました。
ここにタイポグラフィ学会の展示の一部をご紹介いたします。
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《エピローグ  本2014年、Viva la 活版 ── すばらしき活版展は、鹿児島で開催いたします》
本年の〔Viva la 活版 ── すばらしき活版展〕の会場と開催時期に関するご報告です。
本年は北の大地から一転して、焔をふきあげる活火山・桜島のちかく、南の鹿児島を会場として、11月初旬の開催に内定いたしました。皆さまの積極的なご参加とご来場をお待ち申しあげます。
この詳細は、これからもニュース欄、コラム欄の双方で随時お知らせいたします。
いざ駆けなん。この丘の向こうにはおおきな可能性がひろがっているから!