タグ別アーカイブ: 宇都宮美術館

【展覧会予告】 宇都宮美術館 エドワード・ゴーリーの優雅な秘密 Elegant Enigmas : The Art of Edoward Gorey 10月8日─11月26日

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エドワード・ゴーリーの優雅な秘密
Elegant Enigmas : The Art of Edoward Gorey
10月08日[日]-11月26日[日]
* 休 館日 : 毎週月曜日(10月9日は開館)、10月10日[火]
開館時間 : 午前9時半-午後5時
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無慈悲までにナンセンス、なのに脳天気なほどシュール。
怪奇に侵されているのに優雅で、ときにたまらなく不穏でありながら
どうしてか、読むと心がしんみり軽くなる。
「大人のための絵本作家」としてカルト的人気を博する
エドワード・ゴーリー(1825-2000)の回顧展。
絵本原画のほか、草稿、書籍などおよそ350点で、その魅力を味わい尽くす。

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【展覧会】 宇都宮美術館 美術館狂詩曲 ―― 20世紀の痴愚神礼讃

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美術館狂詩曲――20世紀の痴愚神礼讃

Rhapsody in the Museum ― Praise of Folly in the 20th century
◯ 会       期 : 2017年5月21日[日]-6月25日[日]  * 月曜休館
◯ 開館時間 : 午前9時30分-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
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20世紀の痴愚神礼讃 チグシン-ライサン
合理的精神に根差して発展を遂げた西欧諸国に学ぶなかで、日本では彼らを真似るかたちで美術館制度が整えられてきました。
けれども、そこで展示される作品たちがそうした「健全な」精神の表現ばかりでないことは、わたしたちが大好きなシャガールやクレーらのすばらしい作品たちを見ても明らかです。人類の歩みに可能性を提示し続ける知的探求の数〻を、近代的精神のトップランナーたるエラスムスの変奏で紹介します。

ゲスト・キュレイター

痴愚女神モーリアさんのお話
500年ほど前にアルプスの山道にてちょっとした演説をやりましたところ、伝わり伝わって、宇都宮のある学芸員の目に留まりまして、このたび美術館キュレイターとしてのお仕事をいただいた次第であります。
この美術館というところは世にも稀な痴愚の宝庫でして、ここで見られるような作品たちが生まれてこられたのも、まさにこの私のおかげなのです。

展覧会ではパラロジスモス(不条理)、パトス(情動)、トリュペ(情欲)といった、私の妹や侍女たちとともに作品をご紹介しましょう。
みなさまの大好きな、空に浮かんだり頭がひっくり返ったりする人物をシャガールが描けたのは、全<もってパラロジスモスのおかげであります。また、ご存じの通り、トリュペはいつの時代も人びとを魅了し、彼女ほど多くの芸術家たちの助けとなった者はいないでしょう。
私こと痴愚女神モーリアは、別名「狂気」と申しますが、私好みの谷中安規も多数出品します。

20世紀には合理主義や科学が蔓延し、それらを盲信する賢い先生方も大勢いらっしゃいました。私を褒めてくださる方などなかなかおりませんでしたが、この時代にも美の喜びが絶えることなく続いていたのは、何を隠そう、この私のおかげなのです…。

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【展覧会】 宇都宮美術館開館20周年記念 『ベルギー奇想の系譜展』 3月19日-5月7日

20170227142018_00002 20170227142018_00003 20170227142018_00001宇都宮美術館開館20周年記念
『ベルギー奇想の系譜展』― Fantastic Art in Belgium 
ボスからマグリット、ヤン・ファーストまで 
3月19日[日]-5月7日[日]
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現在のベルギー・フランドル地方とその周辺地域では、中世末期から発達してきた写実的描写の伝統の上に、幻想絵画(Fantastic Painting)というカテゴリーの絵画が発展してきました。空想でしかありえなかった事物を視覚化した想像画(Imaginary Painting)でもあり、フランドルの画家たちが描いた悪魔や怪物といった異形のものの姿は写実的であっただけに、「本物」と感じさせる迫真性に満ちていました。

18世紀にかけて自然科学の発達とともに啓蒙思想がヨーロッパを席巻するなか、不可解なものは解明されてゆき、心の闇には光が当てられるようになります。
美術の世界では、理想的な古代風景を合成するものや、実景に架空の要素を加えたカプリッチョ(奇想画)といった風景画が描かれるようになりました。
かつでの幻想絵画の伝銃が引き継がれるのは、産業革命後の19世紀、近代化・都市化が進み、人間疎外や逃避願望を背景として形成された象徴主萎においででした。画家たちは心の中の世界を、あるいは心の闇を、自らの作品として表現し、個性と独自性を追求する取り組みの中で、数多くの秀作を生み出しました。

本屐では、ベルギー・フランドル地域において幻想的な世界を作り出した一連の流れを、15、16世紀のフランドル絵画から、現代のコンテンポラリー・アートにいたるまで、国内外の作品約120点によって紹介します。およそ500年にわたる「奇想」の系譜をお楽しみください。

【 詳細 : 宇都宮美術館

【展覧会】 石の街うつのみや-大谷石をめぐる近代建築と地域文化 宇都宮美術館

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宇都宮美術館開館20周年・市制施行120周年記念

 「石の街うつのみや――大谷石をめぐる近代建築と地域文化」
会期 : 2017年1月8日[日]-3月5日[日]

詳細
宇都宮美術館 http://u-moa.jp/
下野新聞社 http://www.shimotsuke.co.jp/

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今からおよそ1,500万年前、わが国は海の底でした。
海底火山が盛んに噴火し、その際に水中で噴出した大量の軽石流は、堆積してから長い時間をかけて岩石となりました。それが、北海道から山陰にいたる日本海側、内陸部の北関東、甲信越地方から伊豆半島にまたがるエリアに分布する「緑色凝灰岩」です。
この「岩石」は、それぞれの地域の人々が利用することで「石材」となり、宇都宮近郊に産するものは「大谷石」として知られてきました。

大谷石の利用は、古くは縄文時代にさかのぼりますが、石の採掘を生業とする人々が現れたのは、江戸時代になってからです。
その後、石を採る、彫る、運ぶ、使う「産業」が確立されたのは、「石の街うつのみや」が近代都市として発展をとげた明治年間から大正時代にかけて、そして大谷石を用いた「近代建築」が宇都宮や他の地域に登場したのは、大正末期から昭和の初めのことでした。
特に、アメリカの建築家フランク・ロイド・ライトが手がけた「旧・帝国ホテル ライト館」は、「鉄筋コンクリート造・大谷石張り」という「新しい工法」により、この建物が竣工した1923(大正12)年の関東大震災に耐えたため、土木・建築・都市計画の領域で注目されました。画期的な工法が導いた「新しいデザイン」が、同時代以降の建築家に与えた影響も多大なものがあります。

そのような歩みを経てきた「大谷石」について、本展では、さまざまな観点から探ります。
「地質・歴史」では、それが「どのような岩石なのか」を分かりやすく示し、
「産業・建築」においては、大谷石が「地域産業としてどれほど発展を遂げたか」「日本の近代建築史にどのような意味を持つのか」を詳しく分析します。
さらに、「美術」では、この石を産する「大谷」を、美術家たちが「どのように捉えたか」に関して、多様な表現の作品によって紹介します。

【展覧会】 大洲大作・写真の仕事――石の街 宇都宮美術館 サテライト企画展 Vol.008

20161226132413_00001 20161226132413_00002宇都宮美術館 サテライト企画展 Vol.008
大洲大作・写真の仕事――石の街

◎ 会 期 : 2017年1月19日[木]-2月5日[日]
◎ 会 場 : 市民ギャラリー(うつのみや表参道スクエア 市民プラザ 5 階)
◎ 問い合わせ先 : 宇都宮美術館  TEL. 028 – 643 – 0100

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8回目となる今回のサテライト企画展では、宇都宮美術館開館20周
年・市制施行120周年記念「石の街うつのみや-大谷石をめぐる近代建築と地域文化」展(2017年1月8日-3月5日、於・宇都宮美術館)に連動する内容として、「石の街うつのみや」展のためにアーティストの大洲大作氏が撮り続けてきた写真をご紹介します。

しばしば「石の街」と称される宇都宮、その産地である「石の里」の大谷地区は、わが国でも稀に見る「石の産業・建築文化」が栄えてきました。その石-大谷石として知られる凝灰岩の誕生のきっかけは、約1,500万年前における海底火山の爆発にさかのぽりますが、それが長い時間をかけて岩石となり、古墳時代から石材として利用されて現在に至ります。

今日でも、「石の里おおや」を訪れると、自然の奇岩、採石によって生じた絶壁、里山や農村の間に顔を覗かせる石切場の跡、石造りの神社などに出会うことができます。また、「石の街うつのみや」では、石藏や石塀、石のプラットフォームから石の近代建築まで、大谷石を用いた多種多様の建造物が日常の風景に溶け込んでいる、としても過言ではありません。

そんな「石のある風景」に魅せられた大洲氏は、約2年をかけて、「石の街」「石の里」を何度も訪れてカメラを向けてきました。「写真をメディウムとし、風景に人の営みを見ること」を追求している大洲氏が捉えた作品は、どれも身近な場所を写したものでありながら、多くの発見に満ちています。
今回は、そのうち、大判プリント(1,000×660mm) 1点、中判プリント(450×300mm)約15点、小判プリント(手札サイズ)多数、スライド・ショーによって、立体的な写真の展示を試みます。

【展覧会情報】 宇都宮美術館 齋藤富蔵 展 2016年2月14日[日]-2016年4月10日[日]

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◯ 2016年2月14日[日] – 2016年4月10日[日]
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宇都宮生まれの画家、齋藤富蔵[1919-1993]の回顧展。
戦後宇都宮の画壇において独自の存在感を示した齋藤の画業を振り返る。
初期の宇都宮ゆかりの風景や建物をモチーフにした作品群から
日光の自然を幻想的に描いた晩年の「深山シリーズ」までを一堂に展観。
【 宇都宮美術館

【宇都宮美術館】 宮の注染を拓く-地域産業とデザイン The revival of CHUSEN Dyeing Utsunomiya

デザイナー、宇都宮大学、中川染工場、宇都宮美術館が協働し、「デザインの力」によって、近い過去に栄えた宇都宮の優れたものづくり ―― 「注染 チュウセン」の技術を受け継ぐ「宮染め ミヤゾメ」の再生に挑戦します。
一般参加者も募る講座やワークショップ、パターン・デザインの「デザイン公募」などを経て、最終的には宇都宮大学「峰ヶ丘講堂」で、成果を発表する展示を行います。
【 詳細 : http://miyazome2015.jp/

【 プリント用PDF : chusen2015.03
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【宇都宮美術館】 ビアズリーと日本   Auberey Beardsley and Japan

ビアズリーおもて 20151109180920899_0003イギリスの挿絵芸術に一時代を画したオーブリー・ビアズリー。 ジャポニズムの洗礼を受けて生まれた彼の作品は、「新しい美」を模索していた大正期の画家たちに多大な影響を与えた。19世紀末を軸に、イギリスと日本を行き交った美の往還を紹介する展覧会。

ビアズリーと日本
Aubrey Beardsley and Japan
2015年12月06日[日] - 2016年01月31日[日]

【 詳細情報 : 宇都宮美術館

【宇都宮美術館】 地域産業とデザイン - 宮の注染を拓く

注染表紙本プロジェクトのフライヤー第1号(A3二つ折り・全4ページ)の表紙。 デザインは、GKグラフィックスの木村雅彦氏と工藤功太氏により、「昭和時代の注染型紙」(中川染工場蔵)を背景に用いています。
【 宮の注染 チュウセン を拓く フライヤー PDF utunomiya-tyuusenn-handbill 6.93 MB 】

宇都宮美術館 平成27年度・館外プロジェクト

地域産業とデザイン

宮の注染 チュウセン を拓く

[主    催]  宇都宮美術館
[共    催]  宇都宮大学
[建築・都市調査、展覧会場基本設計]  宇都宮大学 安森亮雄研究室
[子どものための地域デザイン教育]     宇都宮大学 梶原良成研究室
[注染制作]  中川染工場
[アート・ディレクション]  木村雅彦 (GKグラフィックス取締役、デザイナー)
[後   援]     宇都宮まちづくり推進機構、宇都宮商工会議所

<全体趣旨>
宇都宮美術館では、2 年前から「館外プロジェクト」という新規事業をスタートさせています。
これは、美術館と中心市街地を結ぶ市民参加型の総合的な事業で、平成25-26年度については、現代アーティストを講師に招き、ワークショップ、作品制作、その発表(経過+成果)を行いました。
平成27年度は、「地域産業とデザイン」を大きなテーマに掲げ、

(1) 「モダン・エイジ」(明治・大正・昭和戦前)に栄えた「宇都宮のものづくり」(地域産業)を調査する
(2) これを育んだ「近代のまち」(宇都宮)の「特質」と今日まで残された「まちの遺産」を再発見する
これらの調査・再発見を通じて、

(3) いま・これからの地域内外の人々に愛される「宮モダン」(普遍的なパターン・デザイン)を創出する
(4) これを今も地域で継承されている「注染」の技法によって「反物」(試作品)として完成させることを目指しています。

その際、ポイントは

デザインの力(創造的な命題の探究・解決の思考)

に置かれ、調査・再発見、創出・試作品の完成は、すべて「デザインの力」で括られる活動として展開されます。
それは、単なる「ブランディング」、あるいは「B 級グルメ」 「ゆるキャラ」 「出身の有名人」 に依存するような世界ではなく、かつ 「まちの歴史・伝統と無関係なクリエイティヴ」 を推進するものでもありません。
名実ともに「宇都宮の訴求力・文化」に対する認識を深化・高揚させることを、美術館が中心となって、地域の人々と一緒に試行錯誤していきます。

【 企画詳細 : 宇都宮美術館  宇都宮美術館 館外プロジェクト

【展覧会】 レオ・レオニ 絵本のしごと 宇都宮美術館

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レ オ・レ オ ニ

絵 本 の し ご と

【 会  場 】   宇都宮美術館
宇都宮市長岡町1077番地 TEL : 028-643-0100
詳細 : http://u-moa.jp
【 会  期 】   2014年07月06日[日]-08月24日[日]
【 休館日 】   毎週月曜日(07月21日[月]は開館。07月22日[火]は休館)
【 観覧料 】   一般 700 円。大学生・高校生 500 円
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レオ・レオニ(Leo Lionni  1910-99)は、オランダで生まれ、イタリアでグラフィック・デザイナーとして活躍したのち、第二次世界大戦のために1939年にアメリカへ移住し、そこではじめて絵本の世界に足を踏み入れました。
わが国でも小学校の教科書にも掲載されている絵本『スイミー』で知られる絵本作家です。

あお と きいろ の紙きれの友情を描いた 『 あおくん と きいろちゃん 』 でデビューしたレオニは、ねずみの 『 フレデリック 』 や、尺取り虫の 『 ひとあしひとあし 』 など、ちいさな主人公が自分らしく生きることをテーマにした温かいストーリーの絵本を数多く制作しました。

水彩、油彩、コラージュなどのさまざまな技法を使って、美しい想像の世界を作りだし、読む人を軽々と空想の旅へ引き込んでしまうレオニは、「色の魔術師」と称されています。
本展では、絵本原画約100点、さらに油彩、彫刻、資料など約30点により、レオニの作品世界を紹介します。
〈宇都宮美術館 フライヤーより抜粋〉
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<レオ・レオニ 絵本のしごと>展は、昨2013年に渋谷・Bunkamura ザ・ミュージアムでも開催されました。
同展を見逃してしまいがっかりしていましたが、幸い宇都宮美術館で巡回展が開催されます。
宇都宮美術館では、同展にあわせて各種の関連イベントも企画しています。
交通が便利になって、新宿からなら乗り換えなしで宇都宮まで到着しますし、帰りがけに、うわさの「宇都宮餃子」は絶品です。ご観覧をおすすめいたします。
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<1996-1997年 レオ・レオニ展  鹿児島市・長島美術館での巡回展の記録から>
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宇都宮美術館での<レオ・レオニ 絵本のしごと>展を紹介したところ、小社スタッフが1996-1997にかけて、板橋区立美術館、高浜市かわら美術館、鹿児島・長島美術館、下関市立美術館と、二年間都合四ヵ所で開催された<レオ・レオーニ展>を鹿児島でみたことがあるそうで、大切にしていた図録をもってきた。
当時は<レオ・レオニ>ではなく、<レオ・レオーニ>と呼んでいたようである。
いつものことながら撮影が順調とはいえず申し訳ないがところですが、ここにその一部をご紹介しました。

長島美術館は鹿児島市内の高台にあり、西洋美術の名品の数数と、鹿児島ゆかりの作家の作品をゆっくりと鑑賞できるぜいたくな美術館です。 また、薩摩焼のコレクションが充実していて、大小様様な薩摩焼が、ところ狭しとならんでいる、〈黒薩摩焼ルーム〉、〈白薩摩焼ルーム〉はじつに圧巻です。

長島美術館は、ことしの<Viva la 活版 薩摩 dé GOANDO>の会場候補にもなっていて、わたくしも下見をかねて長島美術館を訪問しました。
とても私立美術館とはおもえない充実した作品群と、ぜいたくな空間、南国の色鮮やかな植物には感動いたしました。
カフェレストランからは、眼下にひろがる鹿児島市街と、紺碧の錦江湾が一望でき、なによりも火の精霊サラマンダーのように、天高く噴煙を噴きあげる桜島の景観には圧倒されます。 料理はリーズナブルな価格で、地元の食材をいかしたフレンチがいただけます。

残念ですが貸し出し展示場がいくぶん手狭だったために、尚古集成館に決定したということです。
今回は宇都宮美術館の図録とランチもたのしみにして、宇都宮にでかけるつもりです。