月別アーカイブ: 2023年1月

【展覧会】高島屋史料館|特別展示 1909 現代名家百幅画会| ’23年1月7日-2月13日|終了

高島屋大阪2212

高島屋史料館
特別展示
1909 現代名家百幅画会
会  期  2023年1月7日[土]- 2月13日[月]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16 : 30 まで)
休  館  日  火・水曜日
会  場  高島屋史料館企画展示室
      556-0005 大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階 電 話:06-6632-9102
入館無料
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1909(明治42)年冬、高島屋は京都・大阪・東京の各店で、「現代名家百幅画会」を開催しました。これは、当時の著名画家100人に新作画(絹本尺五〈幅1尺5寸=約45㎝〉に統一)を依頼し、寄せられた100作を同じ表装で100幅の掛軸に仕立て、一堂に展観した高島屋初の展覧会でした。東西の100名家の新作を揃え、さらに “ 番外 ” として竹内栖鳳《アレ夕立に》(第3回文展出品)を会場内に特別陳列し、大いに話題を集めました。展覧会の成功は、1911(同44)年の高島屋美術部(美術品の展示・販売部門)の創設に結びつきました。
今回の特別展示では、近年発見された出品画4幅と共に「現代名家百幅画会」の再現を試み、その歴史的意義を考えます。
100年以上も前に高島屋が開いた前代未聞の展覧会をお楽しみいただければ幸いです。

◉ 展示作品
竹内栖鳳《アレ夕立に》1909(明治42)年 第3回文展出品
竹内栖鳳《小心胆大》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品
岸 米山《秋猿》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品 ※初公開
望月金鳳《月下遊狸》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品 ※初公開
都路華香《春雨図》1909(明治42)年 現代名家百幅画会出品 笠岡市立竹喬美術館寄託品

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳細 : 髙島屋史料館

【展覧会】ニュースパーク (日本新聞博物館)|企画展 2022年 報道写真展|’23年1月7日-4月16日

新聞博01 新聞博02

ニュースパーク (日本新聞博物館)
企画展 2022年 報道写真展
会  期  2023年1月7日[土]- 4月16日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
会  場  ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階企画展示室
      横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
入  館  料     (常設展含む、税込み)
      一般 400円、大学生 300円、高校生 200円、中学生以下 無 料
主  催  ニュースパーク(日本新聞博物館)、東京写真記者協会
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新型コロナウイルスの世界的な流行が3年目を迎えた2022年。ロシアによるウクライナ侵攻は、今も世界を揺るがしています。選挙応援演説中の安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件は、大きな衝撃を与えました。スポーツでは、北京五輪・パラリンピックで、勝負を分けるわずかな一瞬を目の当たりに。プロ野球では村上宗隆選手の1シーズン56本塁打という新記録も生まれ、サッカーW杯では日本代表が「ドーハの歓喜」をもたらしました。

本展では、東京写真記者協会に加盟する新聞、通信、放送(NHK)35社の記者が2022年に撮影した報道写真の中から、政治・経済・社会・スポーツ・芸能など幅広いジャンルの決定的瞬間を捉えた約300点を展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : ニュースパーク(日本新聞博物館)

【展覧会】樂美術館|新春展 春の歳時記 − 樂のおもてなし −|’23年1月7日-4月23日|終了

楽美術館

樂美術館
新春展 春の歳時記 − 樂のおもてなし −
会  期  2023年1月7日[土]- 4月23日[日]

休  館  日  月曜日(但し 祝日は開館)
時  間  10:00 ー 16:30 (入館は16時まで)
料  金  一 般 1,000円  大学生 800円  高校生 500円  中学生以下 無 料
      福祉割引:手帳ご提示の方 500円/介助者(1名様まで)無 料
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かつて「暦」が中国から入って慣れ親しむまでは、太陽や月の動き、気温、草花の開花・落葉などといった自然の移り変わりによって季節と時間の経過を感じました。以来、私たちの暮らしの中には、四季折々のいとなみや伝統を大切にする、さまざまな風習や行事ができました。
また、茶の湯では、移りゆく季節、四季折々の変化を折り込みながら、茶室のしつらいや趣向、道具の取り合わせに心を配り、お客様を一服のお茶でもてなします。
本展では、新春から春に行われる風習や行事をご紹介しつつ、春季(孟春・仲春・晩春)の時候、天候、動植物、人々の生活に因んだ季語にまつわる銘をご紹介致します。
樂歴代が表現する「春」。どうぞ樂焼の「春らんまん」をお楽しみ下さい。

* 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開館時間を変更する場合がございます
* 入館に際してご予約は必要ございません。
[ 詳 細 : 樂美術館 ]

【展覧会】弥生美術館|田村セツコ展 ─ 85歳、少女を描き続ける永遠の少女|’23年1月6日-3月26日|終了

無題*チラシ掲載作品は本展のための描き下ろし!*

弥生美術館
田村セツコ展 ── 85歳、少女を描き続ける永遠の少女
会  期  2023年1月6日[土]- 3月26日[日]
開館時間  午前10時00分 - 午後5時00分(入館は 4時30分 まで)
休  館  日  月曜日
料  金  一 般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (竹久夢二美術館もご覧いただけます)
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女性イラストレーターの先駆け、田村セツコ。1958年のデビューから65年を迎える今に至るまで、セツコは「カワイイ」の体現者として活躍し続け、近年は「すてきなおばあさん」としても注目されています。
おちゃめな表情の少女たち、心にキキメのあるエッセイ、チャーミングな佇まい…セツコは様々なかたちで多くの人に元気を届けてきました。
本展では、世代を超えて親しまれる童話の挿絵や、かつての少女たちの宝物「セツコグッズ」を中心とした“少女の部屋”、イラストエッセイや思い出の品を中心とした“おばあさんの部屋”を通し、作品とともに「進化し続けるすてきなおばあさんで、永遠にあの頃の少女である」田村セツコという一人のヒロインの魅力をご紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 弥生美術館 ]

【展覧会】竹久夢二美術館|夢二が描いた 心ときめく花と暮らし|’23年1月6日-3月26日|終了

ゆめじ竹久夢二美術館
夢二が描いた 心ときめく花と暮らし
会  期  2023年1月6日[土]- 3月26日[日]
開館時間  午前10時00分 - 午後5時00分(入館は 4時30分 まで)
休  館  日  月曜日
料  金  一 般 1000円/大・高生 900円/中・小生 500円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
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日本では古くから、四季折々の花が生活に喜びや潤いを与え、芸術作品の主題として扱われてきました。
画家・詩人として活躍した竹久夢二(1884 - 1934)も、暮らしの中の花から着想を得て、絵画やデザイン、詩歌などにおいて幅広く表現しました。
夢二が描いた花は可憐な姿で鑑賞者を癒してくれます。さらに自身の心情と花の印象が結びついて生まれた詩は、時には香りや触感までも思い出させ、花にまつわる記憶を呼び起こしてくれます。
また図案化された花は日用品を装飾して暮らしを彩り、その洗練されたデザインは現代でも高い評価を得ています。

本展では、花をテーマにした夢二作品に加え、明治後期~昭和初期の雑誌より、花を楽しむ文化を展示紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 :竹久夢二美術館 ]

【展覧会】京都工芸繊維大学 美術工芸資料館|月次祭礼図屏風・浜松図屏風復元プロジェクト|よみがえる中世屏風 ― 京洛の祝祭、白砂青松の海 ―|’24年1月6日-2月9日|終了

20231130175556_0001320231130175556_00014 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
月次祭礼図屏風・浜松図屏風復元プロジェクト
よみがえる中世屏風 ― 京洛の祝祭、白砂青松の海 ―
開催期間  2024年1月6日[土]- 2月9日[金]
休  館  日  日曜日・祝日、1月27日[土]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 1階
       606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町1
入  館  料  無 料
共  催  愛知県立芸術大学
企  画  愛知県立芸術大学文化財保存修復研究所
協  力  京都・大学ミュージアム連携
主  催  京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
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やまと絵の屏風で中世にさかのぼる作例は少なく、制作年代や絵師が明らかなものはほとんど遺されていません。その技法や主題の特徴を明らかにするため、愛知県立芸術大学の日本画古典実技の専門家を中心に、日本史や美術史の研究者と共同で復元プロジェクトを進めています。
復元作業の大きなヒントになるのが、近世に写された模本と中世絵巻の中に描かれた画中画の屏風絵です。2015年からは、「月次祭礼図屏風模本」(東京国立博物館蔵)の復元に取り組みました。江戸時代に写された模本からは、失われた中世の原本の図様を読み取ることができ、応仁の乱以前の京都の風俗を描いた唯一の大画面として貴重です。
ただし、模本の彩色は不完全で、もとの絵画の全容は明確ではありませんでした。今回、模本の描写を精密に模写するとともに、日本史・美術史の両面から祭礼・風俗描写の特質や当時のやまと絵様式の分析を進め、これらを統合して室町時代盛期における京都の繁栄を屏風に復元しまし。

2018年から開始したのは、室町時代の「石山寺縁起絵巻」(石山寺蔵)第五巻の中に描かれた、雲母地の画中画「浜松図屏風」の復元です。中世のやまと絵屏風には、金銀箔の小片を撒きつぶした「みがきつけ」や、下地に雲母を厚く塗布する「雲母地」など、特徴的な技法が用いられました。これらは、近世以降の屏風ではほとんど使用されていない幻の技法です。この画中画は、雲母地屏風の実態を伝えるものとして重要であるだけでなく、中世に最も流布した白砂青松の浜辺を描く「浜松図」としても注目されます。小さな画中画を、原寸大の屏風の大画面に復元することで、室町時代の技法と画題の双方を再検証しています。
本展覧会では復元された「月次祭礼図屏風」「浜松図屏風」を中心に、その過程で制作された下図類、「みがきつけ」や「雲母地」技法の試作品、画材や道具などを展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 ] { 活版アラカルト 過去ログ まとめ }

【会員情報】書肆みず盛り|New Year Greetings 2023|’23年1月6日-1月22日

20230130131629_00002 20230130131629_00001【 造形者の皆さんからのお知らせ 】
New Year Greetings
活版、書道、デザイン、イラストレーション、版画、カリグラフィー……。
さまざまな分野で活動している方方から送っていただいた年賀状を展示します。
それぞれの想いでつくられた年賀状の一枚一枚を、見て触って、お楽しみください。

2023年1月6日[金]- 1月22日[日]
10:00 - 19:00   月・火曜 定休
書肆みず盛り
020-0874  岩手県盛岡市南大通一丁目12-18  松栄館 2 階
tel. 019 677 8863

[ 参 考 : 動画の記録 YouTube 書肆みず盛り New Year Greetings 2023  0 : 32 ]

【展覧会】板橋区立美術館|館蔵品展 展覧会のちょっといい話|絵本と近代美術のあれこれ|’23年11月18日-’24年1月8日|

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板橋区立美術館
館蔵品展 展覧会のちょっといい話
絵本と近代美術のあれこれ
会  期  2023年11月18日[土]- 2024年1月8日[月・祝]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日、12月29日-1月3日  * 1月8日[月・祝]は開館
観  覧  料  無料
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1979年の開館以来、板橋区立美術館ではさまざまな展覧会を行ってまいりました。その準備の過程や開催中・開催後には、多くの方々との交流があり、展覧会では紹介しきれないほどいろいろな情報や資料が集まります。本展では、近現代美術と絵本の分野から、選りすぐりの作品や資料を、とっておきのエピソードとともにご紹介します。

※ 無料の展覧会にしては盛りたくさんのイベントが設定されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 板橋区立美術館

【展覧会】新宿区立新宿歴史博物館|令和4年度所蔵資料展|「戦前の新宿 ―1834(天保5年)- 1940(昭和15年)―」|’23年1月14日-4月9日

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新宿区立新宿歴史博物館
令和4年度所蔵資料展
「戦前の新宿 ―1834(天保5年)- 1940(昭和15年)―」

開催期間  2023年 令和5年 1月14日[土]- 4月9日[日]
時  間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  1月23日[月]、2月13日[月]・27日[月]、3月13日[月]・27日[月]
会  場  新宿歴史博物館 地下1階 企画展示室
料  金  無 料
問い合せ  新宿歴史博物館
      160-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-16 電 話 03-3359-2131
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江戸期特有の分割絵図「江戸切絵図」には江戸城を中心とした市中の様子が描写されており、新宿区域は、武家地や寺社地、町地の他、江戸の町と近接する農村・宿場として描かれています。また、風光明媚な新宿の名所は『江戸名所図会』や、浮世絵の題材として生き生きと描写されています。ここでは、「江戸切絵図」、『江戸名所図会』や浮世絵などをとおして、江戸期の新宿を紹介します。

◉ 主要展示内容
第1章 江戸期の新宿 遊興と場末のまち
第2章 明治期の新宿 結節点と老舗のまち
第3章 大正期の新宿 拡大するまち
第4章 昭和期戦前の新宿(前編)戦争とペン部隊
第5章 昭和期戦前の新宿(後編)賑わうまち

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新宿区立 新宿歴史博物館

【展覧会】島根県立美術館|企画展 永田コレクションの全貌公開〈一章〉北斎 ──「春朗期」「宗理期」編|’23年2月3日-3月26日|終了

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島根県立美術館
企画展 永田コレクションの全貌公開
〈一章〉 北斎 ──「春朗期」「宗理期」編
会  期  2023年2月3日[金]- 3月26日[日]
会  場  島根県立美術館
      690-0049 島根県松江市袖師町1-5 TEL:0852-55-4700
休  館  日  火曜日(ただし 3 / 21 は開館)     
観  覧  料  一般900円、大学生600円、小・中・高生無料
      * 当日・個人・税込価格を表示。各種割引・優待などは下掲 詳 細 参照
主  催  島根県立美術館、TSKさんいん中央テレビ、NHK松江放送局、山陰中央新報社、
      SPSしまねグループ
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北斎研究者・永田生慈氏(1951-2018)より寄贈された、県外不出の「永田コレクション」より、北斎の「春朗期」・「宗理期」(数え20歳から45歳頃)の作品を一挙公開。
希少な春朗期の肉筆画、宗理期における第一級の摺物群「津和野藩伝来摺物」を含む、約350点の作品・資料を通して、若き日の北斎の研鑽と挑戦の軌跡をご覧いただけます。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立美術館 ] { 参 考:ウィキペディア 
飾北斎

【展覧会】小平市 平櫛田中彫刻美術館|企画展「平櫛田中コレクションによる『人間国宝展』」|’22年12月2日-’23年2月12日|会期末

平櫛田中01 平櫛田中02小平市 平櫛田中彫刻美術館
企画展「平櫛田中コレクションによる『人間国宝展』」
会  期  2022年12月2日[金]- 2023年2月12日[日]
休  館  日  火曜日     * 12月27日 - 1月5日は休館
開館時間  午前10時-午後4時 (なるべく3時30分までに入館してください)
入  館  料  一 般 300円、小・中学生 1500円
会場住所  187-0045 東京都小平市学園西町1-7-5 電話 042-341-0098
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今年は、平櫛田中(ひらくし でんちゅう 1872-1979)の生誕150年です。
平櫛田中は彫刻家以外にも、陶芸家、金工家、木工家、人形師たちとの交流がありました。
本展では彼らとの交流の中で収集された工芸作品を、人間国宝の作家たちに焦点を当てて紹介します。
◉ 主な出品作家(予定) 荒川豊蔵、濱田庄司、香取正彦、内藤四郎、堀柳女 ほか

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 小平市 平櫛田中彫刻美術館 ]

【上演 / 神楽】高知県立美術館|高知県立美術館能楽堂で舞う 岩原神楽 永渕神楽|’24年1月3日 上演|終了

高知県美神楽高知県立美術館
新春の高知県立美術館能楽堂で舞う
岩原神楽 永渕神楽
日  時  2024 (令和6) 年 1月3日[水]
      開演13:00 / 終演15:30頃(開場12:30)※ 途中休憩あり
      ※ 終演時間が前後する可能性がありますのでご了承下さい。
観  覧  料  無料(出入り自由)
会  場  高知県立美術館 能楽堂
      781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
出  演  岩原神楽保存会 永渕神楽保存会(高知県長岡郡大豊町)
協  力  大豊町教育委員会
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)
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高知県長岡郡大豊町。吉野川をはさんで対岸の山中にある岩原地区と永渕地区に伝わるのが、国の重要無形民俗文化財「岩原神楽」「永渕神楽」です。
岩原 (イワハラ) 神楽は、天慶(938-947)天暦(947-957)の頃、岡崎権六郎重良 (オカザキ ケンロクロウ シゲヨシ) が伊勢より勧請し、伊勢大明神として祀った際に奉納したのがはじまりと伝えられています。
永渕 (ナガフチ) 神楽は、戦乱に敗れた則倉左仲左衛門 (ノリクラ サチュウザエモン) が、京都から讃岐・阿波を経て永渕地区に入り定住して伝えたといわれています。
能楽堂を舞台に神楽を舞う、貴重な機会をお見逃しなく!

※ 高知県立美術館は 12月27日-1月1日 は休館。新春は昨春同様「神楽」で幕開け となります。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。

[ 詳 細 : 高知県立美術館 ]  { 活版アラカルト  高知県立美術館  過去ログまとめ }

【イベント/展覧会】浜田市世界こども美術館|石見神楽を支えつながる K4展|’23年11月11日-11月26日|終了

浜田市世界こども美術館石見神楽おもて 浜田市世界こども美術館石見神楽うら

浜田市世界こども美術館
石見神楽を支えつながるK4展
期  間  2023年11月11日[土]- 11月26日[日]  終了企画
時  間  午前9時30分 - 午後5時(最終入館 午後4時30分)* 最終日は午後4時まで)
休  館  日  毎週月曜日、11/24[金]
会  場  浜田市世界こども美術館 3Fコレクション室
      697-0016 島根県浜田市野原町859-1
      TEL. 0855-23-8451 FAX. 0855-23-8452
主  催  プロジェクトN、柿田勝郎面工房、日本海信用金庫(100周年記念事業)、
      石見神楽東京公演首都圏実行委員会
      公益財団法人浜田市教育文化振興事業団(浜田市世界こども美術館)
入場無料
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長い歴史のなかで、人々に愛され育まれてきた石見神楽は、地域の至宝ともいえます。
その石見神楽を支えつながる人びと。
東京藝術大学で講師を務めながら、日本美術院特待として活躍されている川﨑麻央氏による、子ども時代の石見神楽の思い出を題材にした新作。
「柿田勝郎面工房」の神楽面。「神楽面」と共に石見神楽の上演に欠かすことのできない「神楽衣裳」や「蛇胴」。
神楽職人さんの作業風景を撮影した、河野英喜氏による写真。

本展では、石見神楽と同じく地域の大切な財産である「神楽面」、「神楽衣裳」、「蛇胴」といった神楽関連の品や、神楽を題材にした優れた日本画や写真を展示します。
また、展覧会初日にはオープニングイベントとして、パネルディスカッションや高校生による石見神楽上演、さらに、川﨑氏による「日本画絵画教室」を開き、大変珍しい日本画の顔料の準備から作品作りまでを子ども達に体験してもらいます。
K4展は、石見神楽を支えつながる人々と、その仕事に光をあてることにより、石見神楽の歴史や広がり、伝統の継承と発展に思いをはせるべく企画しました。たくさんの方々のお越しをお待ち申し上げております。

< 石見神楽を支え つながる人びと 4K >
川﨑麻央(日本画家)Kawasaki mao
柿田勝郎面工房(面職人)Kakita katsuro
河野英喜(写真家)Kono hideki
神楽職人(細川史子/植田倫吉/川邊志津枝)Kagura craftsman

※ 終了した展示ながら 初春高知神楽 と聴いて 石見神楽 が ガバッと起きて再登場
※ 下掲詳細公式サイトで盛りたくさんなイベントの最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 浜田市世界こども美術館

[ 参 考 : YouTube 島根県浜田市「石見神楽」ロングver  音がでます  15:00 ]
「千早振る 玉のみすだれ 巻き上げて 神楽の声を聞くぞ嬉しき」 神楽は、天の岩戸の前で神々を楽しませるため、宇津女命(うずめのみこと)が舞い始めたといわれています。 浜田市でもひときわ荘厳なお社、三宮神社。 ここでは石見神楽の本場:浜田市の石見神楽団体が、週末に伝承された御技を次々に披露します。 神々の舞に酔いしれるひとときをぜひご家族でお過ごしください。
浜田市観光協会 伝統芸能 石見神楽


この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。 

【展覧会】浜田市世界こども美術館|紙の不思議展 ペーパーマジック|’23年10月14日-’24年1月8日|

浜田市世界こども美術館omote 浜田市世界こども美術館うら

浜田市世界こども美術館
紙の不思議展 ペーパーマジック
期  間  2023年10月14日[土]- 2024年1月8日[月・祝]
時  間  午前9時30分 - 午後5時(最終入館 午後4時30分)* 最終日は午後4時まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし 1/8は開館)、11/24[金]、
      年末年始  12/28[木]- 1/1[月]
観  覧  料  一 般 500円、 高校・大学生 300円、 小・中学生 200円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
会  場  浜田市世界こども美術館 3Fコレクション室
      697-0016 島根県浜田市野原町859-1
      TEL. 0855-23-8451 FAX. 0855-23-8452
主  催  公益財団法人浜田市教育文化振興事業団(浜田市世界こども美術館)
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本や雑誌、新聞紙、包装紙 ……。 私たちの生活の中にはたくさんの〝 紙 〞があふれています。現代社会の中で〝 紙 〞は身近で、なくてはならない大切な存在といえるでしょう。
生活用品としてだけでなく、アートの世界でも紙は幅広く使われています。一般的には平面作品を中心とした絵画に多く用いられていますが、斬新な表現方法に挑戦する作家たちの作品の中には、固定概念をくつがえすような作品が存在します。
本展は、まるで魔法にかかったかのように不思議な形に変化する〝 紙 〞の面白さを体感できる展覧会です。
伝統的な折り紙をポップに表現したグラフィック折り紙、繊細で卓越した技術で表現された切り絵の世界、トイレットペーパーを使った不思議で柔らかな編み込み彫刻 ……。
6組のアーティストは〝紙〞にどのような魔法をかけたのか、実際に会場でご覧ください。

<出品作家>
折る / COCHAE(会場音響:nensow)、 切る / カジタミキ
温める / VIKI(ヴィキ)、 動く / あしたのんき&ぱらぱらマンガ友の会
編む / 中村潤(めぐ)、考える / 谷内つねお

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 浜田市世界こども美術館

【展覧会】水野美術館|水野コレクション「花鳥を愉しむ ― 池上秀畝、松林桂月、花鳥画の名手たち」|’23年1月3日-3月26日|終了

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水野美術館
水野コレクション「花鳥を愉しむ ― 池上秀畝、松林桂月、花鳥画の名手たち」
会  期  2023年1月3日[火]- 3月26日[日]

開館時間  9時30分 - 17時(入館は16時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日
入  館  料  一  般  1,000円、中高生   600円、小学  300円
予約不要  美術館窓口で当日券を販売
会  場  水野美術館
      〠 380-0928 長野県長野市若里6-2-20 TEL:026-229-6333 FAX:026-229-6311
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花鳥画とは、四季折々の花木とともに鳥や動物、虫などの生き物を描いた伝統的な画題です。
本展では花鳥画を中心に、草花や樹木をテーマとした近・現代の日本画で展示室を彩ります。 たとえば、白梅に留まる一羽のシジュウカラが愛らしい松林桂月《早春》。また、豊かな色彩の花々と黒い叭々鳥(ははちょう)の対比が鮮やかな池上秀畝《盛夏》など。あるいは紅葉した木々を描いた、児玉希望や伊東深水らによる秋の情景をご覧いただきます。
季節の訪れを感じる叙情豊かな作品から、生命力あふれる力強い大作まで、花や生き物たちの色鮮やかな共演をご堪能いただければ幸いです。

※ 水野美術館は、岡倉天心の流れをくむ、横山大観、菱田春草、下村観山、川合玉堂らの近代日本画を系統立てて集めた美術館です。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 水野美術館 ]

【展覧会】愛媛県美術館|追悼 白川義員写真展「天地創造」|’23年1月14日-3月12日

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愛媛県美術館
追悼 白川義員写真展「天地創造」
会  期  2023年1月14日[土]-3月12日[日]
休  館  日  月曜日 *ただし、2/6[月]、3/6[月]は開館、2/7[火]、3/7[火]は休館
開館時間  9時40分 - 18時(入場は 17時30分 まで)
観覧料金  一 般 1,300円、 65歳以上 1,200円、 高大生 800円、小中生 500円
* 障がい者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は無料です。
企画協力  東京都写真美術館
協  力  凸版印刷、小学館
主  催  追悼  白川義員写真展「天地創造」実行委員会(愛媛県、愛媛新聞社、愛媛朝日テレビ)
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愛媛県四国中央市出身の写真家・白川 義員(しらかわ よしかず 1935-2022)は、世界各地の荘厳な大自然を被写体とし、 長年発表を続けました。「アルプス」「ヒマラヤ」「アメリカ大陸」「聖書の世界」「中国大陸」 「神々の原風景」「仏教伝来」「南極大陸」「世界百名山」「世界百名瀑」「永遠の日本」に続く、 全12シリーズの集大成であり、また最期のシリーズとなったのが今回展示する「天地創造」です。 近年注目されるアメリカの景勝地「ザ・ウェーブ」やボリビアのウユニ塩湖他最晩年の作品も含め、 およそ50年にわたり撮影した作品の中から作家本人が選んだ196点を紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 愛媛県美術館

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 春を待つ ― 清方が描いた新春 ―|’23年12月2日-’24年1月8日|

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鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展
春を待つ ― 清方が描いた新春 ―
会  期  2023年12月2日[土]- 2024年1月8日[月・祝]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(1月8日[月・祝]は開館)、12月29日[金]-1月3日[水]
会  場  鎌倉市 鏑木清方記念美術館
      248-0005  神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
      tel. 0467-23-6405  fax. 0467-23-640
観  覧  料  一 般 300円、小・中学生 150円
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大正から昭和にかけ近代化が進んだ東京では、伝統的な季節の風習は徐々に忘れられつつありました。それでも昭和の初めころまでは、正月に晴れ着姿で髪を島田に結った女性や新春の寿ぎを唄い踊る萬歳の姿がみられたといいます。
江戸から続く風習や季節の行事を大切にしていた清方は、新年を迎えると氏神や七福神へ詣でたり、弟子たちと新年会を開いて宝珠の寄せ描きをするなど新春の吉例を楽しんでいました。そして、松飾りを外し、七草粥を食べて正月気分も落ち着く頃には、日常に戻ることに寂しさを覚えつつも春が来るのを心待ちにしていました。
本展覧会では清方が新春の風情に取材した作品や口絵、雑誌の正月号の附録となった双六などを紹介します。あわせて、清方作品を名匠・永井周山が意匠化した押絵羽子板「明治風俗十二ヶ月」も展示します。

<関連イベント>
◆展示解説
 学芸員による展示解説を行います。
 日時:12月9日[土] ・12月23日[土]・1月13日[土]・1月27日[土]13:30から
◆日本画ワークショップ(要ご予約)日本画材を使って、絵を描こう!
 初心者の方でもお楽しみいただけるワークショップです。
  詳しくは当館ホームページにてご確認ください。
 日時:令和5年12月17日[日]
    ⓵ 13:30-14:30
    ⓶ 15:00-16:30   
◆新春福引き
 ご来館の方を対象に、ミュージアムショップが当たる福引を実施します!
 日時:1月4日[木]- 1月8日[月・祝]
◆ミュージアムグッズ新春初売り
 当館発行の叢書図録と一筆箋を特別価格で販売します。
 期間:1月4日[木]- 1月8日[月・祝]

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館

【展覧会】九州l国立博物館|新春特別公開 徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度|’24年1月1日-1月28日|終了

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九州l国立博物館
新春特別公開
徳川美術館所蔵 国宝 初音の調度
会  期  令和6年(2024年)1月1日[月・祝]- 1月28日[日]
開館時間  9時30分 - 17時00分(入館は16時30分まで)
休  館  日  月曜日(ただし 1月8日[月・祝]は開館、1月9日[火]は休館
展示場所  九州l国立博物館 文化交流展示室 第9室
      818-0118 福岡県太宰府市石坂4 – 7 – 2
      問い合わせ ハローダイヤル 050-5542-8600
観覧料   〔文化交流展(平常展)〕
      一 般700円、大学生350円、高校生以下・18歳未満および満70歳以上の方は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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九州初公開 華麗なる大名婚礼調度
徳川美術館に所蔵される国宝「初音の調度」は、徳川三代将軍家光の長女である千代姫が、寛永16年(1639)、尾張徳川家二代光友-みつとも-に嫁ぐ折に制作された婚礼調度です。
「初音」という名称は、千代姫の持参した婚礼調度のうち多くが『源氏物語』「初音」帖に題材を得ていることに由来します。金銀を贅沢に使い、高度な蒔絵技術を尽くして描かれた豪華な調度は、大名婚礼調度の白眉として有名です。
今回は、この国宝「初音の調度」のうち、櫛箱、小角赤手箱-こすみあかてばこ-と、同じく『源氏物語』「胡蝶」の場面を描いた手箱の3件を展示し、合わせて南部家ゆかりの大揃いの婚礼調度もご紹介いたします。
新春を飾るにふさわしい華麗なる婚礼調度。皆様どうぞゆっくりとお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 九州l国立博物館