カテゴリー別アーカイブ: 未分類

【展覧会】泉屋博古館 京都鹿ヶ谷|泉屋博古 #住友コレクションの原点|’20年10月30日-12月6日|終了

hakuko01 hakuko02泉屋博古館 京都鹿ヶ谷
泉屋博古 #住友コレクションの原点
会  期  2020年10月30日[金]-12月6日[日]
開館時間  午前10時-午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日、11月24日(11月23日は開館)
入  館  料  一般800円、高大生600円、中学生以下無料
主  催  公益財団法人泉屋博古館、京都新聞
会  場  住友コレクション 泉屋博古館
      〒606-8431 京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
      075-771-6411(代)
──────────────
今から60年前、泉屋博古館は、京都は東山・鹿ヶ谷の地に誕生しました。それから現在に至るまで、様々なテーマで展覧会を開催し続けて参りました。そこでこの秋、開館60年を記念して、歴代の展覧会を引っ張ってきた当館の「顔」が一堂に会すオールタイム・ベスト展を開催します。

時代、地域によって様々に変化する東アジアの仏教美術、画家たちの理想世界が広がる中国の書画、文人の書斎を清雅の境地へといざなう中国文房具、希代の数寄者・住友春翠が蒐集した茶道具・日本の工芸、そして日本の書画からは、茶席に相応しい瀟洒な掛物からもてなしの場を飾ったであろう晴れやかな大作までが競演します。

さらに本年は、大阪万博に合わせて建設された青銅器館が竣工50年を迎える年でもあり、自由で豊かな発想をもとに生み出されたモチーフがみどころの青銅器や鏡も加えて、総数200点に迫る作品をご覧いただきます。
当館コレクションを代表する「名役者」たちのそろい踏み、ご期待ください。

※ 泉屋博古館分館(東京)は、2020年1月より約 2 年間改修工事のため休館中です。
※「COVID – 19」予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。

[ 詳細 : 住友コレクション 泉屋博古館

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|イラストレーションがあれば、|9月21日-10月24日

20200903152041_00003 20200903152041_00004

武蔵野美術大学 美術館・図書館
イラストレーションがあれば、
会  期  2020年9月21日[月]-10月24日[土]

時  間  10:00-18:00(土曜日・祝日は17:00閉館)
休  館  日   日曜・祝日
入  館  料   無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室 4・5 
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
イラストレーションと聞き、何を想像しますか。安西水丸の作り出すポップで爽やかな世界、宇野亞喜良の描く繊細で甘美な情景 − みなさんの頭のなかには、様々なイメージが浮かぶのではないでしょうか。
西洋における〈illustration〉は、印刷技術の発展とともに書物や雑誌と深く結びつき、社会や文化を映し出しながら歴史を重ねてきました。日本では1960年代以降、イラストレーターの活躍をきっかけとして独自の発展を遂げ、今日的な〈イラストレーション〉の概念が一般に定着したといえます。美術評論家の中原佑介が、この広大なイラストレーションという領域を考える上で、なによりもまず「世界地図」を「世界のイラストレーション」と例に挙げたことは、少し意外なことに感じるかもしれません。

本展では当館コレクションより、中世の彩飾写本や16 世紀の世界地図、現代のポスターまで、イラストレーションをめぐり幅広い作品を展観します。現代の〈イラストレーション〉の源泉ともいえる〈illustration〉の実体、日本の多彩な〈イラストレーション〉を生んだイラストレーターの存在を探りながら、その可能性を紐解きます。

※新型コロナウイルス感染症の今後の拡大状況に応じて会期が変更となる場合があります。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── 散文詩集『宿命』 萩原朔太郎

IMG_5805 IMG_5808 IMG_5815 IMG_5811 IMG_5812
{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

sugimoto圖

萩原朔太郎の散文詩集『宿命』より六篇を選んで一冊にしました。
「散文詩」とは文字通り散文の形式をかりて表現された詩のことですが、
規則的な詩法に基づいた「韻文」に対してその定義はあいまいです。
詩的精神をもって書かれた短い文章、ということらしいです。

前回の失敗を繰り返さないよう慎重にすすめました。
しかし本体が完成したと思ったら、悪魔が二コニコ顔で目次の間違いを指摘、またはじめから作り直しました。
表紙カバーはルーチョ・フォンタナの「切り裂かれたキャンバス」(左掲写真)にするつもりで、わくわくしながら切れ目を入れてみましたが、全然よくないので中止。
安易な模倣を心から反省し、和紙を貼ることにしました。
普段の二倍の労力を費やした労作です。ぜひお読みください。

◉ 杉本昭生のつぶやき:どこかで使ってみたい。
◉ 吾輩のつぶやき: 京都吉田山山麓で製作に勤しむ杉本昭生さん。俳諧の世界から、現代美術 空間主義(spazialismo)の ルーチョ・フォンタナと、その創造意欲と挑戦は旺盛かつ精力的です。

【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー|第379回企画展|TDC 2020|’ 20年4月13日 -5月30日

20200324133855_00001

ギンザ・グラフィック・ギャラリー第379回企画展
TDC 2020
会  期  2020年04月03日[金]-04月28日[火]
      2020年4月13日[月]- 5月30日[土](予定)

会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
      〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2  DNP 銀座ビル 1F / B1F
      TEL: 03.3571.5206/FAX:03.3289.1389
開館時間  11:00 am-7:00 pm
休  館  日  日曜・祝日 / 入場無料
──────────────
東京TDC賞の成果を見ていただくTDC展。今年も数々の新鮮な話題とともに開催いたします。
数多くのハイファッション・ブランドとのコラボで世界でも傑出した存在、M/M(Paris)が、ギャラリー・ラファイエット・シャンゼリゼの新しいロゴ・VI・タイプフェイスの仕事で今年のグランプリを受賞。
グランプリ含む受賞12作品とノミネート作品を中心に、タイポグラフィを軸にしたグラフィックデザインの優秀作品150点あまりを展覧いたします。

* 新型ウイルス感染症「COVID-19」予防のため大幅な変更があります。下掲詳細ゟ確認を。
[ 詳細 : ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)

【展覧会】京都 ddd ギャラリー|第225回企画展 コントラプンクト タイプ Kontrapunkt Type|’20年4月4日-6月13日

京都 ddd

京都 ddd ギャラリー   第225回企画展
コントラプンクト タイプ Kontrapunkt Type
会  期  2020年04月04日[土]-06月13日[土]
会  場  京都 ddd ギャラリー
開館時間  11:00-19:00 * 土曜日と6月7日[日]は18:00まで
      日曜・祝日休館 * 特別開館6月7日[日]
      入場無料
主  催  公益財団法人 DNP 文化振興財団
──────────────
京都 ddd ギャラリーでは「Kontrapunkt Type」と題して、2001年以来2度目の登場となるデンマークのデザイン会社、コントラプンクトの展覧会を開催いたします。
これまでに多数の企業のオリジナルのタイプデザインを手がけてきた Kontrapunkt(コントラプンクト)。「私たちにとって、タイプ(書体)デザインは彫刻のように物語る一つの形であり、しかもそのストーリーはここで終わるのではありません」とコントラプンクトのボー・リネマンは語ります。
彼らが手がけた10のプロジェクトを紹介する今回の展覧会を通じて、今一度、書体に対する見方を考え直し、日々それとなく使っているタイプデザインに違った見方ができるようになり、一人一人がタイプデザインを見直す機会になればと思っています。

◉ プロフィール コントラプンクト Kontrapunkt
北欧のリーディングデザインエージェンシー。35年の歴史の中で、政府機関、インフラ、NGO、文化団体から大企業に至るまで、多数のブランディングを手がける。世界中のデザイン賞も多数受賞。グラフィックデザインから、空間デザイン、タイポグラフィ、デジタルと多岐にわたるエリアのデザインでブランディングを一貫して手がけている。
2015年には日本法人も設立。機能美がありつつ、心の琴線に触れるデザインを基本とし、国境や文化を超え、時を超えるようなデザインを得意とし、日本の企業のブランディングデザインも多数手がける。

* 京都 ddd ギャラリーは新型コロナウィルス感染拡大防止のために、当面のあいだ臨時休館いたします。再開についてはあらためて下掲の ホームページ 等でお知らせいたします。
[ 詳細 : 京都 ddd ギャラリー

【展覧会】竹久夢二美術館|夢二に学ぶ、恋のいろは ― 失恋体験から、モテ仕草まで ―|4月2日-6月28日

竹久夢二美術館4月

竹久夢二美術館
夢二に学ぶ、恋のいろは ― 失恋体験から、モテ仕草まで ―
会  期  2020年4月2日[木]-6月28日[日]
開館時間  午前10時-午後5時(入館は4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ただし4月28日[火]-5月10日[日]は無休で開館
料  金  一般900円/大・高生800円/中・小生400円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
──────────────
大正ロマンを象徴する詩人画家・竹久夢二(1884-1934)は、ドラマチックな恋愛を重ね、私生活も注目されていました。
本展では、夢二が考える理想の女性像や男女関係、また恋人たちを振り返りながら、恋愛に絡めて表現した絵画や詩歌、また写真資料等を展示します。さらに夢二友人・知人の恋愛事情にも迫り、100年前の恋愛観を考察します。
波乱万丈な人生を送った夢二ですが、恋愛にまつわる作品やメッセージは普遍的で、時代を越えて、恋する人の心に響きます。
失恋体験からモテ仕草まで、夢二から恋愛のヒントを学んでみましょう!

* 参観前に下記リンク先にて変更の有無をご確認ください。
[ 詳細: 竹久夢二美術館

【展覧会】東京都美術館|特別展 ボストン美術館展 芸術 × 力|’20年4月16日-7月5日

都美01 都美02

東京都美術館
特別展 ボストン美術館展 芸術 × 力
Art & Power: From Pharaohs to Daimyōs. Masterworks from the Museum of Fine Arts, Boston
会  期  2020年4月16日[木] - 7月5日[日]
      * 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため開幕延期、5月中旬頃の開幕を予定

会  場  東京都美術館 企画展示室
休  室  日  月曜日 * ただし5月4日[月・祝]、6月29日[月]は開室
開室時間  9:30-17:30(入室は閉室の30分前まで)
夜間開室  金曜日、5月20日[水]、6月17日[水]は9:30-20:00(入室は閉室30分前まで)
観  覧  料  一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
      * 本展の前売り割引観覧料販売はありません。
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、ボストン美術館、
                      日本テレビ放送網、BS日テレ、読売新聞社
──────────────
古今東西の権力者たちは、その力を示し、維持するために芸術の力を利用してきました。威厳に満ちた肖像画は権力を強め、精緻に描写された物語はその力の正統性を示します。また、美しい工芸品は宮廷を彩り、ときに外交の場で活用されてきました。

一流の画家や職人につくらせた芸術品は、今も見る人々を圧倒する荘厳な輝きを放っています。そして、多くの権力者たちは、自らも芸術をたしなみ、またパトロンとして優れた芸術家を支援したほか、貴重な作品を収集しました。彼らが築いたコレクションは、今日の美術館の礎ともなっています。
本展覧会では、エジプト、ヨーロッパ、インド、中国、日本などさまざまな地域で生み出された約60点の作品をご紹介します。私たちが鑑賞する芸術作品が本来担っていた役割に焦点を当て、力とともにあった芸術の歴史を振り返ります。

* 新型ウイルス感染症「COVID-19」対応のため一部変更。下掲詳細を確認のうえご参観を。
[ 詳細 : 東京都美術館  特設 WebSite

【公演】二十五世観世左近記念 観世能楽堂|3月観世会定期能|2020年3月1日

観世会舞台

観世会主催公演のご案内
── 能楽を観る 能のすすめ PDF 951 kB ── 

現代ではビルの中に設けられたりしますが、能楽堂は屋根のある6m四方の本舞台と橋掛かり、鏡の間からなる能専用の舞台です。ヒノキの白木造りで、必要以上の飾りはありません。床下にはおおきな甕・壷が入れてあり、音の響きを大切にしています。
◉ 目付柱-めつけばしら-
面-おもて-を着けた演者は、面の小さな目の穴から見えるとても狭い視界でしかないので、常にどこかに目標物を必要とします。そこで舞台で舞い始めた演者が、目を付けて演技をする柱という意味で、目付柱とされています。しかしこの柱は観客の側から見ると邪魔な目障りな代物で、観能は座席の位置によって大きく料金が異なります。そのため良い席から予約で埋まっていきます。
──────────────
観世会は『風姿花伝』を著した、室町時代の観阿弥、世阿弥の流れを汲む観世流の26世宗家として、現代の能楽界を牽引しています。観世能楽堂では全国の観世流を代表する演者によって年10回、毎月第一日曜日に「観世定期能」開催されています。また年2回、春四月・秋十月に開催される特別公演「観世会別会」のほか、「東京観世会」「荒磯能」「観世会素謡会」などが開催されています。{活版 à la carte}では「観世定期能」「観世会別会」を中心に紹介しています。

20200106123201141202001061232187874二十五世観世左近記念 観世能楽堂
3月観世会定期能
日  時  2020年3月1日[日]
開  場  午後12時20分  開演:午後1時
演目演者

       「清経 替之型」   梅若 万三郎
狂 言   「狐塚」                       三宅  近成
 能    「阿古屋松」        観世  清和
 能   「殺生石 白頭」    清水  義也

◉ 今月紹介の能面
中将-ちゅうじょう
王朝の貴公子の容貌を表す面といわれ、在原業平-ありわらなりひら-の役職であった右近衛中将にちなんで名づけられたものと伝えられている。眉間に刻まれた皺は人間の業苦から開放されるため、仏にすがり神になろうとする苦しみを表現している。河内作。江戸時代。

【チケット発売】
 1 月 7 日[火]10時より  観世能楽堂事務所 ☎03-6274-6579

能楽堂販売         12月1日[日]ゟ
電話・インターネット 12月3日[火]10時 ゟ

[ 詳細: 観世能楽堂 ]

【公演】国立劇場 小劇場 主催公演|令和2年2月文楽公演|’20年2月8日-2月24日

Print ura_0529-2kou

国立劇場 小劇場 主催公演
令和2年2月文楽公演
公演期間  2020年2月8日[土]-2月24日[月]
開演時間  第一部 午前11時開演  (午後1時45分終演予定)
      第二部 午後02時15分開演(午後5時25分終演予定)
      第三部 午後06時開演  (午後8時50分終演予定)
      * 第一部の開場時間は開演30分前の予定です。
      * 第二部・第三部の開場時間は、前部の終演後準備整い次第の予定です。
前売開始  電話・インターネット予約開始1月7日[火] 午前10時 ゟ
      窓口販売開始=1月8日(水)
演目・主な出演者

●第一部(午前11時開演)●
菅原伝授手習鑑-すがわらでんじゅてならいかがみ
 吉田社頭車曳の段
 佐太村茶筅酒の段
 同 喧嘩の段
 同 訴訟の段
 同 桜丸切腹の段

●第二部(午後2時15分開演)●
新版歌祭文-しんぱんうたざいもん
 野崎村の段

竹本津駒太夫改め
六代目竹本錣太夫襲名披露狂言
傾城反魂香-けいせいはんごんこう
 土佐将監閑居の段

●第三部(午後6時開演)●
傾城恋飛脚ーけいせいこいびきゃく
 新口村の段

鳴響安宅新関-なりひびくあたかのしんせき

特設サイトはこちら

bnr_2020_2bunraku_l[ 詳細: 国立劇場

【展覧会】東京国立博物館 平成館|日本書紀成立1300年 特別展|「出雲と大和」|’20年1月15日-3月8日|会期末案内+ウイルス感染予防対策についてのお知らせとお願い

20200116171707_0000120200116171707_0000220200116171707_00003東京国立博物館 平成館
日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」
会  期  2020年1月15日[水]-3月8日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館(上野公園)
開館時間   9:30-17:00
      * 入館は閉館の30分前まで、会期中の金曜・土曜は21:00まで開館
休  館  日  月曜日、2月25日[火]* ただし2月24日[月・休]は開館
観覧料金      一般 1,600円、大学生 1,200円、高校生 900円、中学生以下無料
主  催  東京国立博物館、島根県、奈良県、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社

──────────────
令和2年(2020)は、我が国最古の正史『日本書紀』が編纂された養老4年(720)から1300年という記念すべき年です。
その冒頭に記された国譲り神話によると、出雲大社に鎮座するオオクニヌシは「幽」、すなわち人間の能力を超えた世界、いわば神々や祭祀の世界を司るとされています。
一方で、天皇は大和の地において「顕」、すなわち目に見える現実世界、政治の世界を司るとされています。つまり、古代において出雲と大和はそれぞれ「幽」と「顕」を象徴する場所として、重要な役割を担っていたのです。

「幽」と「顕」を象徴する地、島根県と奈良県が当館と共同で展覧会を開催し、出雲と大和の名品を一堂に集めて、古代日本の成立やその特質に迫ります。

[ 詳細: 東京国立博物館  展覧会公式サイト

【展示】国文学研究資料館|企画展示「本のかたち 本のこころ」|令和元年10月15日-12月14日

国文研国文学研究資料館
企画展示「本のかたち 本のこころ」
会  期  令和元年10月15日[火]-12月14日[土]
      * 南側のエントランスホール工事を行っております。北側入口をご利用ください。
      * 土曜日は北側通用口(正面入口左手)よりお入りください。
休  室  日  日曜日・祝日・展示室整備日(11月13日)
開室時間  午前10時-午後4時30分 * 入場は午後4時まで
場  所  国文学研究資料館 1 階 展示室
主  催  国文学研究資料館
      入場無料
──────────────
世界にも稀な伝存量と種類の多様さを誇る日本の古典籍 ―― その豊かな広がりを原本の展示によって紹介します。
表記、レイアウト、挿絵などさまざまな面に光を当てながら特色を紹介するとともに、伝本の稀少な古典籍、教科書に載っている有名な古典籍についても展示します。
昭和を代表する書誌学者・川瀬一馬-かわせかずま-氏の旧蔵書をはじめ、徳川御三卿のひとつである田安 たやす家から譲り受けた武家の資料ほか、「碧洋臼田甚五郎-へきよううすだじんごろう文庫」「鉄心斎-てっしんさい文庫」「山鹿  やまが 文庫」「鵜飼  うかい 文庫」など。国文学研究資料館の所蔵する個性豊かな文庫の蔵書を中心に展示します。

[ 詳細: 国文学研究資料館

【会員情報】展覧会|アルテピアッツァ美唄|齊藤靖則模型展|2019年10月30日-11月25日|美唄はもう初雪です

2019模型展チラシ表

アルテピアッツァ美唄
齊藤靖則模型展
会  期  2019年10月30日[水]-11月25日[月]
      9:00-17:00、火曜休館
会  場  木造校舎(ギャラリー)
主  催  齊藤靖則模型展実行委員会
共  催  NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団、 NPO法人 アルテピアッツァびばい
──────────────
これまで15年以上にわたり、70点以上もの炭鉱関係施設の模型を作り続けている、元炭鉱マンの齊藤靖則さんによる模型展です。
細かな部分まで再現された精巧な模型は、その建物がこれまでに果たしてきた役割を見る人に伝えます。
[ 詳細: アルテピアッツァ美唄 ] {活版 à la carte まとめ

kazari-upperアルテピアッツァ美唄 ブログ ゟ
DSCF2209-768x512カフェアルテ 冬期営業始まります
BLOG  2019.11.07
ぐっと冷え込んだ今日、安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄では、昼過ぎに大粒の初雪が降りました! 今回は積もりませんでしたが、一面真っ白な風景が見られるのも間もなくです。
数日前から、屋外に展示している白大理石の彫刻には雪と寒さから守るための保護シートがかけられ、カフェアルテでは冬期限定メニュー「かぼちゃスープ」の仕込みも進み、アルテでは冬支度が終盤を迎えています。
1109-768x512ついに
BLOG  2019.11.10
真っ白な雪の季節がやってきました。
芝生一面が白く覆われ、彫刻や木々の枝がうっすらと雪をまとって、静かにたたずんでいます。昨日、朝早くからアルテピアッツァ美唄に来て、屋外にある彫刻の写真を撮っていた方は「(1年をとおして)サラッと雪が積もるこの時期が一番きれいだと思う」とお話しされていました。
まだ気温が下がりきっていない11月は雪が降っても、その日のうちにとけてしまったり、シャーベット状に残ったり。それゆえに、足元が悪いところも多いので、長靴など防水加工の靴で来訪されることをおすすめします。木造校舎2階のギャラリーやカフェアルテでも長靴をお貸ししますので、スタッフにお声かけくださいね(数に限りがありますのでご了承ください)。
──────────────

あのときは、暑く、そして熱かった。Viva la 活版-すばらしき活版。<Viva la 活版  Viva 美唄>。
それまで 5 年間 4 回にわたり東京で開催してきた<活版凸凹フェスタ>にかえて、東日本大震災を期に地方からの底上げに向けて、2013年07月北海道美唄市アルテ・ピアッツア美唄で開催された活版礼讃イベントの記録。

映像製作:川崎孝志会員   BGM:AdRev for a 3rd Party

【 YouTube Viva la 活版  Viva 美唄 音が出〼 14:39 】

【公演】国立劇場 小劇場 主催公演|令和元年12月文楽公演|一谷嫩軍記-いちのたにふたばぐんき|12月3日-12月15日

5月文楽公演-本ちらし-表面-B案-3校-5 12月文楽公演-団体ちらし-裏面-5校国立劇場 小劇場 主催公演
令和元年12月文楽公演
演  目 一谷嫩軍記(いちのたにふたばぐんき)
        陣門の段
        須磨浦の段
        組討の段
        熊谷桜の段
        熊谷陣屋の段
公演期間  2019年12月3日[火]-12月15日[日]
開演時間  午後2時開演(午後5時40分終演予定)
      午後5時開演(午後8時40分終演予定)
      * 開場時間は、開演の15分前の予定です。
予約開始  11月7日[木]午前10時ゟ

[ 詳細: 国立劇場 ]

【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 おん祭と春日信仰の美術|【特集】春日大社にまつわる絵師たち| ’19年12月7日-’20年1月13日

narakokuhaku01 narakokuhaku02奈良国立博物館 特別陳列
おん祭と春日信仰の美術
【特集】春日大社にまつわる絵師たち
会  期  令和元年12月7日[土]-1月13日[月・祝]
会  場  奈良国立博物館 東新館
休  館  日  毎週月曜日、1月1日 * ただし12月30日、1月13日は開館
開館時間  午前9時30分-午後5時
      * 毎週金・土曜日は午後8時まで(12月28日は除く)
      * 12月17日(春日若宮おん祭お渡り式)は午後7時まで
      * 入館は閉館の30分前まで
観覧料金  一般 520円、大学生 260円
主  催  奈良国立博物館、春日大社、仏教美術協会
──────────────
春日若宮おん祭は、春日大社の摂社-せっしゃ-である若宮社の祭礼で、平安時代の保延二年(一一三六)にはじまったとされ、今年で八八四年目を迎えます。おん祭では、若宮神が御旅所に一日だけ遷座されますが、そこに芸能社や祭礼の参加者が詣でる風流行列が有名です。
本展覧会は、おん祭の歴史と祭礼を展示し、あわせて春日大社への信仰の美術を紹介する恒例の企画です。本年は、春日大社にまつわる絵師を特集し、中世から近世にかけてさまざまな絵師によって描かれたおん祭の祭礼図を紹介するとともに、同じ頃、春日大社の御造替にかかわった絵師にスポットをあてます。

* この観覧料金で、特別陳列「重要文化財 法隆寺金堂壁画写真ガラス原版」(西新館)、特集展示「新たに修理された文化財」(西新館)、名品展「珠玉の仏教美術」(西新館)・「珠玉の仏たち」(なら仏像館)・「中国古代青銅器」(青銅器館)をあわせてご覧になれます。
* おん祭お渡り式の日〔12月17日(火)〕はどなたでも無料でご覧になれます。
* 1月2日~5日に、春日大社境内にて本展の無料観覧券を配布いたします。

[ 詳細: 奈良国立博物館 ]

【展示】国立劇場 伝統芸能情報館|情報展示室 企画展示|初代歌川豊国生誕250年記念|「歌川豊国 ─ 歌川派の役者絵 ─」|令和元年10月2日-令和2年1月27日

toyokuni_omote_l toyokuni_ura_l

国立劇場  伝統芸能情報館
情報展示室 企画展示
初代歌川豊国生誕250年記念「歌川豊国 ── 歌川派の役者絵 ──」
会  期  令和元年10月2日[水]-令和2年1月27日[月]
開室時間  午前10時-午後6時(毎月第3水曜日は午後8時まで)
休  室  日  令和元年12月29日[日]-令和2年1月2日[木]
場  所  国立劇場伝統芸能情報館1階 情報展示室 * 入場無料
協  力  公益財団法人 太田記念美術館
──────────────
令和元年は、初代歌川豊国(1769-1825)の生誕250年にあたります。
初代豊国は歌川派の開祖である歌川豊春に入門し、天明(1781-1789)後期から文政8年(1825)に没するまで約40年以上にわたって、美人画・役者絵などの錦絵や草双紙・読本などの挿絵など、数多くの作品を残しました。
とりわけ役者絵の分野では、それぞれの個性や魅力を巧みにとらえた精緻な似顔表現と、次〻に工夫された構図や様式の新機軸を打ち出し、絶大な人気を博しています。
また、初代国貞(三代豊国)や国芳を筆頭に、多くの弟子を育て、19世紀の役者絵を歌川派が独占する礎を築きました。その流れは、明治期の国周や芳年などにも及んでいます。

本展では、国立劇場の所蔵品を中心に、弟子たちの作品も含めた歌川派の役者絵を通して、初代豊国の残した業績を紹介します。併せて、寛政・享和期から文化・文政期を経て幕末に至る役者絵に描かれた名優の姿から、それぞれの時代の歌舞伎の様相を感じていただければ幸いです。

[ 詳細: 国立劇場 国立劇場伝統芸能情報館 情報展示室

【展覧会】丸善雄松堂|「丸善」創業150周年記念稀覯書展|『西洋の名著との出会い』|10月9日-10月15日

20191001172612_00001

丸善雄松堂
「丸善」創業150周年記念稀覯書展
『西洋の名著との出会い』
会  期  2019年10月9日[水]-10月15日[火]
時  間  9:00-21:00(最終日は16:00閉場)
会  場  丸善・丸の内本店 4 階ギャラリー  入 場:無 料
主  催  丸善雄松堂 協 力:丸善ジュンク堂書店
──────────────
丸善雄松堂株式会社(本社:東京都港区、代表者:代表取締役 矢野正也/以下、丸善雄松堂)は
2019年1月に迎えた「丸善」創業150周年を記念し、同年10月9日[水]-10月15日[火]の期
間、丸善・丸の内本店4階ギャラリーにおいて、「丸善」創業150周年記念稀覯書展『西洋の名著との出会い』を開催いたします。

■「丸善」創業150周年記念稀覯書展
1869(明治2)年1月に福澤諭吉の門下であった早矢仕有的は、「日本の発展と人びとの幸福に寄与する」との想いをもって、「丸屋商社(後の「丸善」)を創業いたしました。文明開化の明治以降、「丸善」が海外の先進の法律や経済といった社会のしくみや学問、文学、文化、文明、芸術等を、多くは書籍(洋書)を通じて紹介してまいりました。そして現代においても、人と知との出会いをつなぐ事業をおこなっております。

本展示会では、この150年の間に日本へ紹介し、現在は大学等の教育・研究機関や、愛書家の方〻が所蔵されている西洋の名著(原書)91点を一堂に会して展示いたします。また展示品は、数多くの西洋の書物の中でも、学校の授業などで見たことや聞いたことがある名著ばかりで、長いものでは数百年にわたって受け継がれてきた人類にとって貴重な資料・知的遺産です。

僅か1週間の会期ではありますが、一般の目に触れる機会が滅多にないこれだけの数の名著が、所蔵機関・個人のご賛同を得て東京・丸の内に集まることは稀有な機会といえます。
読書の秋に、「本」へのさらなる興味を掻き立てる、名著との出会いをお愉しみ下さい。

講演会
荒俣流 愛書のススメ!
【講師】荒俣宏氏(作家・博物学者)
日 時:2019年10月14日[月・祝]14:00-15:30
会 場:丸善・丸の内本店 3 F   日経セミナールーム
定 員:100名(事前申込制、先着順)
参加費:無 料
申 込:連続講演会特設サイトよりお申込みください。

[ 詳細: 丸善雄松堂 特設サイト

【展覧会】文京区立森鷗外記念館|特別展「荷風生誕140年・没後60年記念 永井荷風と鷗外」|2019年10月12日-2020年1月13日

うら森鷗外 森鷗外ウラ文京区立森鷗外記念館
特別展「荷風生誕140年・没後60年記念 永井荷風と鷗外」
会  期  2019年10月12日[土]-2020年1月13日[月・祝]
会  場  文京区立森鷗外記念館 展示室 1、2
開館時間  10時-18時(最終入館は閉館30分前)
休  館  日  11月26日[火]、12月24日[火]、12月29日[日]-1月3日[金]

観  覧  料  一般 500円、中学生以下無料
──────────────
永井荷風は、明治12(1879)年に東京市小石川区(現・文京区春日)に生まれました。森鷗外を文学上の師と仰ぎ、昭和34(1959)年に亡くなるまで尊敬し続けました。鷗外もまた、自分より17歳若い荷風の実力を認め、明治43(1910)年には慶應義塾大学部文学科の教授に推薦し、荷風が主宰する雑誌「三田文学」の刊行を後押ししました。文豪として知られる二人の、こうした接点や交流にもう一度照明を当てたいと思います。

本展では、明治36(1903)年1月の荷風と鷗外の初対面から、荷風の海外体験、「三田文学」での二人の共演、そして鷗外没後に荷風が鷗外作品を再読する時代、さらに晩年にかけて荷風が追った鷗外の面影を紹介します。 

「文学者にならうと思つたら大学などに入る必要はない。鷗外全集と辞書の言海とを毎日時間を決めて三四年繰返して読めばいゝと思つて居ります。」
(荷風『鷗外全集を読む』、昭和11年)

明治、大正、昭和と生涯繰り返し鷗外作品を読んだ荷風。死の床には、数冊の本とともに鷗外の『渋江抽斎』が開かれていました。荷風の鷗外敬慕の念は、昭和37(1962)年の当館の前身である文京区鷗外記念本郷図書館開鷗外館へと受け継がれました。荷風生誕140年・没後60年の記念年に、鷗外を敬愛した荷風を追います。

[ 詳細: 文京区立森鷗外記念館

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|武蔵野美術大学90周年記念|帝国美術学校の誕生 ─ 金原省吾とその同志たち|10月14日-11月9日

ムサビ01 ムサビ02武蔵野美術大学 美術館・図書館
武蔵野美術大学90周年記念
帝国美術学校の誕生 ── 金原省吾とその同志たち
会  期  2019年10月14日[月]-11月9日[土]
時  間  10:00-18:00(土曜日、特別開館日は17:00閉館)
休  館  日  日曜日、祝日、10月24日[木]、28日[月]
      * 10月14日[月・祝]、27日[日]、11月4日[月・振休]は特別開館
入  館  料  無  料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室 2、アトリウム 1
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
武蔵野美術大学の前身となる帝国美術学校は、美術史家の金原省吾(1888–1958)とその同志たちによる「教養を有する美術家養成」という言葉を教育理念として1929年に開校した。
本展では様〻な問題を抱えながらも、美術教育の理想を求めて彼らが築いてきた本学の礎を紹介する。金原の日記や書簡などの文献資料、旧蔵の絵画などの作品資料から本学創立の実像とその人間関係に焦点を当てる。

[ 詳細: 武蔵野美術大学 美術館・図書館 ]

【会員の展覧会】星と森の詩美術館|稔りゆく自然、移りゆくアート ー 日本とメキシコ版画交流 ー|10月11日-11月30日

20190930132828_00003 20190930132828_00004星と森の詩美術館
稔りゆく自然、移りゆくアート
ー 日本とメキシコ版画交流 ー
会  期  2019年10月11日[金]-11月30日[土]
開館時間  9時30分-17時 * 入館は16時30分まで
休  館  日  火曜日、10月23日 * 10月22日は開館
入  館  料  一般 500円、小・中学生 200円
主  催  日本大学芸術学部、星と森の詩美術館
後  援  在日メキシコ大使館  協力:La Ceiba Grafíca
──────────────
メキシコの版画工房の協力のもとメキシコの現代版画と、「大地、空気、色彩」をテーマに制作された日本大学芸術学部美術学科の教員・卒業生の版画作品とを合わせて展示し、版画作品を通してメキシコとの美術交流を行います。
メキシコの版画工房ラ セイバ グラフィカ協力のもと、メキシコ人アーティストの作品と、日本大学芸術学部美術学科の非常勤講師を含む教員、および作家として活躍している同学卒業生の作品をあわせて展覧いたします。
稔りゆく秋を背景に、現代のメキシコ版画と日本版画との競演をぜひお楽しみください。

⇒ ・10月26日(土)14時よりギャラリートーク開催
               ※入館料が必要です
  ・10月27日(日)13時よりワークショップ《稔りゆく自然を版画にする》開催
               ※参加費無料、お子様大歓迎!
  講師(両日とも)
・笹井祐子さん
(版画家、日本大学芸術学部美術学科教授)

・関口雅文さん(画家、日本大学芸術学部美術学科非常勤講師、十日町市出身)
・鶴巻貴子さん(銅版画家、日本大学大学院修了、三条市在住) ほか

[ 詳細: 星と森の詩美術館

Naturaleza Fructificando, Arte Cambiando con el Tiempo
Intercambio de grabados entre Japón y México

「稔りゆく自然、移りゆくアート ── 日本とメキシコ版画交流 ──」
 ── その意図と願い ──                 笹井祐子

続きを読む

【展覧会】夢二郷土美術館|本館企画展|生誕135年 竹久夢二展 幻想の美 秘められた謎|8月27日-12月8日|終了

yumeji_135th夢二郷土美術館 本館企画展
生誕135年 竹久夢二展 幻想の美 秘められた謎
会  期  2019年8月27日[火]-12月8日[日]
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)
開館時間  9:00-17:00 * 入館は16:30まで
入  館  料  大人 800円/中高大学生 400円/小学生 300円
──────────────────
大正ロマンを象徴する岡山出身の詩人画家:竹久夢二(1884年-1934年)の生誕135年・没85年を記念して夢二を再発見する展覧会を開催します。
独学で道をきりひらき、画家としての活動にとどまらずデザイナー・詩人・文筆家など総合芸術家として様〻なジャンルで心の詩を表現し続け、そのドラマチックな生涯を生きた夢二。50歳を目前にして人生の幕を閉じましたが、彼が表現した芸術とその生き方、独特の世界観は時代を超えて今もなお新鮮な魅力を放ち多くの人々の心をとらえて離しません。

本展は、美術史学者・美術評論家で竹久夢二学会会長もつとめる高階秀爾(たかしな・しゅうじ)氏を監修に招き、肉筆画で随一のコレクションを誇り夢二の里がえりを念じて創設された夢二郷土美術館の所蔵作品を中心に前期(~10月14日)後期(10月16日~)あわせて約150点を紹介します。ルネサンス期以降の西洋美術史の専門であり、夢二研究の第一人者でもある同氏の視点で選び抜かれた名品の数〻を通して、新たな竹久夢二像を浮き彫りにします。

また本展では、晩年外遊に訪れアメリカ西海岸に滞在中に、夢二が新たな画境を求めて描いた夢二式美人画の貴重な油彩画を紹介します。アメリカ西海岸で描かれ幻の油彩画と称された現在当館が所蔵する《西海岸の裸婦》が、このたび初めて巡回し館外でも展示されます。
また、ロサンゼルスの全米日系人博物館所蔵の《花衣》(はなごろも)が初めて、《西海岸の裸婦》と揃って日本で展示されます。謎めいた作品の魅力に迫る、貴重な機会となることでしょう。

[ 詳細: 夢二郷土美術館

【公演】国立劇場 大劇場 主催公演|令和元年九月声明公演「黄檗宗大本山 萬福寺の梵唄」|9月7日

00萬福寺の梵唄02 01萬福寺の梵唄ウラ

国立劇場
大劇場 主催公演
令和元年九月声明公演「黄檗宗大本山 萬福寺の梵唄」
公演期間  2019年9月7日[土]
開演時間  午後2時開演(午後5時終演予定) * 開場時間は開演の30分前です。
演目・主な出演者

黄檗宗大本山 萬福寺の梵唄
(おうばくしゅうだいほんざん まんぷくじのぼんばい)

解   説

朝   課 (ちょうか)

施 餓 鬼 (せがき)

大般若転読 (だいはんにゃてんどく)

  出演=黄檗宗大本山萬福寺 (京都府宇治市) *字幕表示あり

──────────
【九月声明】萬福寺の梵唄 見どころ、聞きどころ

9月7日[土]午後2時開演の九月声明公演では、黄檗宗-おうばくしゅう-の大本山、萬福寺の梵唄-ぼんばい-をご覧いただきます。
梵唄とは黄檗宗の声明のことで、ほとんどの梵唄は、唐音(韻)と呼ばれる明代の中国語で唱えられます。萬福寺の梵唄はリズムが明確で、速度が速いものが多く、心地よいテンポをお楽しみいただけることも特徴です。

今回の公演では、日々のお勤めの「朝課-ちょうか」、7月・10月に行われる最も特徴のある「施餓鬼-せがき」、年始に行われる「大般若転読-だいはんにゃてんどく」と、萬福寺の主な法要が一度にご覧いただけます。公演に先立ち、萬福寺の梵唄の魅力の一部をご案内します。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

◉ 朝 課
「朝課」は、朝を知らせる巡照板を打つ音からはじまります。音を合図に起床した僧侶は、一日のはじまりの経文を唱えます。
黄檗宗では、巡照板をはじめ、鳴り物を多く使用することも特徴の一つです。どのような楽器が舞台で使用されているかぜひお確かめください。

◉ 施 餓 鬼
「施餓鬼」は、“ 施餓鬼壇 ” と呼ばれるこの法要のための特別な台の上で行われます。そこでは、導師が宝冠を被り、複数の印を結んだり、鈴や金剛杵-こんごうしょ-を振るなど密教的な色合いが強い様々な所作を行います。また、散華ではなく、饅頭を撒くところも独特です。どうぞお見逃しなく。

daihannya4◉ 大般若転読
「大般若転読」は、玄奘三蔵(三蔵法師)が伝えた全600巻からなる大般若経を転読する法要です。蛇腹状の経典を流して読む姿は、ダイナミックで美しく、見ごたえがあります。萬福寺においては、施餓鬼と並ぶ大法要です。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

このように、本公演では他宗派の声明とは異なる、黄檗独自の音楽世界をご紹介します。
また、当日はロビーにおいて、京都・宇治市にちなんだ物産展を開催しますので、ぜひお立ち寄りください。
見どころ、聞きどころ満載の声明公演をどうぞお楽しみに!

[ 詳細: 国立劇場

【 JAGDA Topics 】「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2019年版|澁谷克彦氏が制作

JAGDA Topics
「ヒロシマ・アピールズ」ポスター2019年版は澁谷克彦氏が制作
JAGDA は、ヒロシマ平和創造基金および 広島国際文化財団との共催により、ことばを超えて「ヒロシマの心」を訴えるポスターキャンペーン「ヒロシマ・アピールズ」を実施しています。
毎年 JAGDA 会員 1 名がポスターを制作し、広島市長に贈呈するとともに、国内外に広く頒布することで平和を希求する活動です。
この 度、澁谷克彦氏(東京)による2019年版のポスター(シリーズ22作目)が完成しました。HA2019

タイトル:「希望」
デザイン:澁谷克彦

主 催:公益財団法人ヒロシマ平和創造基金
    一般財団法人広島国際文化財団
    公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)広島地区

制作者コメント ── 渋谷克彦
被爆直後の広島を描いた本に、“ 羽の焼けたつばめは空を飛べなくなって ピョンピョンと地面を歩いて ” いたと記されていた。もちろん爆心地を飛んでいたものたちは跡形もなくなってしまっただろうが、どの鳥より素早いつばめが羽を焼かれてしまうことこそ、原爆の一瞬の威力に他ならない。巣の中の雛たちは、飛べなくなった親を待ち続けたのか。
広島に原爆が落ちて長い時間が経ち、市民の多くは被爆した人々の子供や孫の世代になった。しかしそのとき壊されたものは彼らの心身に入り込み、終わりはなく、そこにこの原子爆弾というものの異様さを感じる。
子供は未来への希望。新しい世代をとりまく世界が平和であり続けるため、少しでも多くの人が世界の大人たちに広島の物語を語り伝えて欲しいと、そんな思いをポスターに込めた。

制作者略歴
澁谷克彦 Katsuhiko Shibuya
東京生まれ。1981年東京藝術大学デザイン科卒業、同年株式会社資生堂宣伝部入社、多くの広告やブランドのクリエイティブディレクション、アートディレクション、CI、グラフィックデザインを手がける。2012年同社の宣伝・デザイン部長およびエグゼクティブクリエイティブディレクター、2017年よりフリーランスとして活動。

【 詳細: JAGDA 広島地区

【展覧会】ギンザ・グラフィック・ギャラリー第373回企画展|井上嗣也展 Beginnings|05月14日-06月26日

20190426154558_00001 20190426154558_00002ギンザ・グラフィック・ギャラリー第373回企画展
井上嗣也展 Beginnings
会  期  2019年05月14日[火]-06月26日[水]
会  場  ギンザ・グラフィック・ギャラリー
────────────────

ギンザ・グラフィック・ギャラリー( g g g )の5・6月は、「井上嗣也展 Beginnings」を開催いたします。
“ 写真とタイポグラフィの斬新なデザイン ”、“ 写真が生きるための魔法のデザイン ”、それらを意のままに操り、鋭い感性の衝動性を示し続ける井上嗣也。  80年代から90年代、そして現在に至るまで、その凛としたアバンギャルドなクリエイティブに一寸のブレもありません。
g g g での初の個展から約10年。その後も広告と出版のふたつの分野において、井上の飽くなき好奇心と冒険心から生み出されてきた作品は、ますます進化と純化の一途をたどり続けています。

本展では、太陽、月、光、水、油、植物等の写真を駆使し、架空の宇宙を創出した「The Burning Heaven」、緊張感あふれる中にもユーモアと遊び心を忍ばせた「Happy Time」などの新作ポスターシリーズを中心に、数ある傑作から自選した代表作。そして、近年ますます拡がりをみせているファッション界とのコラボレーションによるポスターやブックデザインを一堂にご紹介します。
作品から放たれる、息をのむばかりの圧倒的オーラ。そこに潜む、未知の感覚を感じ取ってください。
井上嗣也の新たな旅のはじまりです。

【 詳細: g g g ギャラリー

【公演】観世会定期能|三月観世会定期能|二十五世観世左近記念 観世能楽堂|3月3日

285b06bd9facdbcb39db8c1497040ea9 201901061135055992 201901061135205456

観世会定期能
三月観世会定期能
開催日時  平成31年1月6日[日] 開場:午後12時20分 開演:午後1時

会  場  二十五世観世左近記念 観世能楽堂
────────────────

  能      小袖曽我      観世清和 観世三郎太
狂言    入間川                  野村太一郎
  能   葵上 梓之出 空之祈         山階彌右衛門
       他 仕舞

* 観世宗家 観世清和・嫡子 三郎太の注目の親子共演です。お見逃しなく!
* チケット発売中

今月紹介された能面 ── 泥 眼-でいがん
白目に当たる部分に金泥が施されていることからその名がうまれた。
舞台で「面を切る」ことによって、鋭い印象的な光が目元に宿る。作者の河内は「河内彩色」の異名をもつ名人で、頬から額にかけて青白い緑青のふいたような色が凄惨な美を加えている(江戸時代)。

【詳細: 観世流オフィシャルウエブサイト  観世会定期能三月 】

【展覧会】奈良国立博物館 西新館|特別陳列 覚盛上人770年御忌|鎌倉時代の唐招提寺と戒律復興|2月8日-3月14日

奈良04 奈良05奈良国立博物館
特別陳列 覚盛上人770年御忌 鎌倉時代の唐招提寺と戒律復興
会  期  平成31年2月8日[金]-3月14日[木]
会  場  奈良国立博物館 西新館
休  館  日  2月18日[月]・25日[月]
開館時間  午前9時30分-午後5時(入館は閉館の30分前まで)
      * 閉館時間の延長日はリンク先を参照
観覧料金  一般 520円 大学生 260円
主  催  奈良国立博物館、東大寺、仏教美術協会
────────────────
唐招提寺中興の祖と仰がれる覚盛上人-かくじょうしょうにん-は、鎌倉時代に叡尊-えいそん-等とともに戒律復興運動の中心となった僧侶です。唐招提寺の長老としての在任期間はわずか五年でしたが、その後の寺勢興隆の礎を築き、建長元年(一二四九)五月十九日に寿齢五十七で生涯を閉じました。
今でも唐招提寺では、毎年、上人の命日である五月十九日に中興忌梵網会-ちゅうこうきぼんもうえ-が執行されています。一般には、同日の法要後におこなわれる「うちわまき」が知られていますが、これは、上人が肌にとまった蚊を殺生しなかった、その高い徳を讃えて蚊を払うための団扇-うちわ-が奉納された、という伝説に基づいています。

本展は、今年(二〇一九年)で覚盛上人の入滅から七百七十年となるのを機に、上人の事績を顕彰するとともに、その前後に活躍した貞慶-じょうけい、證玄-しょうげん-といった高僧にも触れ、鎌倉時代の唐招提寺と戒律復興について紹介するものです。初出陳となる證玄骨蔵器をはじめ、貴重な品々をこの機会にぜひともご鑑賞ください。

【 詳細: 奈良国立博物館 】

【公演】サントリーホール|奉祝の雅楽|東京楽所 第12回定期公演|2月2日

20190117202300_00001 20190117202300_00002

サントリーホール
奉祝の雅楽 東京楽所 第12回定期公演
日  程  2019年2月2日[土]13:30開場/14:00開演
会  場  サントリーホール
演  目  第一部  管  絃
        平調音取-ひょうじょう ねとり
        催馬楽-さいばら
        伊勢海-いせのうみ
        越天楽残楽三返-えてんらく のこりがくさんへん
      第二部 舞楽・番舞-つがいまい
        左舞 萬歳楽-まんざいらく
        右舞 延喜楽-えんぎらく
入  場  料  S¥6,000 A¥4,500 P¥3,000
主  催  株式会社  A M A T I

────────────────
元号と雅楽
日本文化の黎明期である平安期、元号と雅楽には特別な関係があります。
第60代醍醐天皇(897-930)在位中に、寛平-かんへい、昌泰-しょうたい、延喜-えんぎ、延長-えんちょう-と四回元号を代えました。
延喜八年、舞楽・延喜楽-えんぎらく 元号をもって楽名とすると教訓抄-きょうくんしゅう-に記載されています。
醍醐天皇の逸話は「大鏡-おおかがみ」に、民の生活をいかに助けたかが多く記載されています。
また、律令制度の基本法である「延喜格式」から、国史「日本三大実録」「勅撰・古今和歌集」を完成させ、天皇自身がリーダーシップを取って政治・文化の振興に振興に努めました。
醍醐天皇の治世は後世に「理想の時代」といわれています。
まさに「延喜楽」は「民の喜びの舞」でしょう!
いにしえの時代より祝いの席で舞う番舞-つがいまい「左舞・萬歳楽」、「右舞・延喜式」を
「奉祝の舞楽」としてお楽しみください。

同時期、催馬楽-さいばら「伊勢海ーいせのうみ」は祝いの席で盛んに歌われた歌曲です。
「伊勢海の清き渚に潮間-しひかい-に神馬藻-なのりそ-や摘まん 貝や拾はん 玉や拾はん」
日本国の「美くしさと豊穣なる自然」を、伊勢神宮前に広がる伊勢の海から謳います。
平成、最後の年に「奉祝の雅楽」と題し、管絃・舞楽の二部構成でお届けいたします。
多 忠輝(宮内庁式部職楽部)/野原耕二(音楽プロデューサー) 

【 主催: 株式会社  A M A T I

【古谷昌二 新ブログ】 東京築地活版製造所 歴代社長略歴 ── 第三代社長 曲 田 成

furuya 03

東京築地活版製造所 第三代社長 曲 田  成 まがた しげり

(1)第3代社長に就任
(2)曲田成の前歴
(3)平野富二との出会いと築地活版製造所入社
(4)築地活版製造所で頭角を現す
(5)東京築地活版製造所の社長としての事績
あとがき

────────────────

古谷昌二さんuu[1]平野富二生誕の地碑建立有志の会の< WebSite 平野富二──明治産業近代化のパイオニア >において、精力的に「平野富二」に関する最新研究成果を<古谷昌二ブログ>に連続発表されている古谷昌二氏。その蓄積は2017年01月-2018年06月にわたり、都合18回の連載をかさねています。

平野富二は長崎から上京後、わずか20年ほどのあいだに、明治産業近代化のパイオニアとしてさまざまな事業を手がけました。そのひとつが活字製造と活字版印刷関連機器の開発で、東京築地活版製造所の名称でひろく知られます。ところが同社が昭和初期に解散したために、企業史の側面からの研究は十分とはいえない状況にありました。

近年、長崎と東京で「活版さるく」をはじめとするさまざまなイベントが開催され、東京築地活版製造所関連資料があらたに発掘され、周辺では共同研究も盛んになってきました。
これらの成果の一端として、<古谷昌二 新ブログ 東京築地活版製造所歴代社長略歴>は、明治18年(1885)6月16日に設立され、昭和13年(1938)3月17日、臨時株主総会の決議によって解散を迎えるまでの東京築地活版製造所の消長を、個性ある歴代の社長の姿を追うことで明らかにしようとするものです。ご愛読をたまわりたく存じます。

[平野富二生誕の地碑建立有志の会 事務局長:日吉洋人]

d575d38672f9662c035475491b4849e5 1eb453bc2bfab20d0e02032612924460 445cf9dc340f937f14f8a5a4411f3018-768x541 fe86fe226011dc2ef81c15d35b15e55907eee2ebb6bf569658d7992f012d1ccdbbe0174e4812618504fcb0b3af5ac1fc
【 詳細: 東京築地活版製造所歴代社長 略伝
{関連:花筏 【平野富二論攷輯】 01-1 平野富二の後継者と目されながら姫路出張の旅先に客死したひと『株式会社東京築地活版製造所社長 曲田成君略伝』

【会員情報】 ぢゃむ 杉本昭生さん|活版小本新作 ── 宇野千代『 夜 』ゟ + α

IMG_3099 IMG_3106 IMG_3108

{ ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 一筆箋 }

『夜』宇野千代の短編です。
前回が太宰 治『朝』だったので、今回は語呂合わせで『夜』にしました、
と言えば何か洒落た感じになるのですが、まったくの偶然です。
夜になっても父は帰って来ない。母は夜中までカナリャの巣をつくっている。
貧乏な家のようです。夜明け前、父の声がして驚いて起きると …… 。

作り方は前回と同じで見開きで印刷して真中から折っています。
利点は、印刷の調子が揃うこととページ数を考えなくていいこと。
欠点は、かがりができないので強度に不安があることです。
今回も表紙は印圧をかけるためボール紙に貼ってからタイトルを刷りました。
紙の角度など、もっと精度をあげて端正な本をめざします。
neko

次の本が出来るまで その112
数えたら50冊

『活版小本』が50冊になりました。覚えとしてリストを掲載します。感慨にふけることも、分析することもありません。そんな値打ちの無いことは本人が一番分かっていますから。ニ、三人の友人と自分のために、飽きるまでこっそりと続けようと思っています[杉本昭生]。
活版小本作品リスト (2)【 詳細  ぢゃむ 杉本昭生 活版小本 】 { 活版アラカルト 活版小本 既出まとめ 

【展覧会】GalleryBar Kajima 加島牧史|私の茶杓展|12月3日-12月15日

20181205155258_00001 20181205155258_00002

20181112190807_00002

GlleryBar Kajima  加島牧史
私 の 茶 杓 展
2018年12月03日[月]-12月15日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み

Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
────────────
茶杓教室を昼の時間に行っている。竹を吟味してそれを茶杓に削り出すのだが、この単純な作業の中にどうやら奥深い世界が広がっているらしい。竹を削り形作ってゆくうちに、また自分も削られその精神も形作られてゆくのだろうし、その私を映した茶杓で一服の茶を味わうなかに、自分の宇宙を体感するのだろう。[加島牧史]

────────────────
[出展者]
阿部郷子 池田五十鈴 井上とみゑ 井上雅弘 入江美和 上脇辰三 内田孝 内田邦明 押切京子 大槻祥子 片桐敬子 川上恭子 川崎文 可児昌子 金田洋子 神田佐智子 木村昭子 木村京子 国府田和惠 鯨岡田鶴子 大岩磨莉子 小林淳子 斉藤侑男   斉藤佳寿子 斉藤夜空 嶋澤綾子 杉村澄江 鈴木桃兎 鈴木雄一 谷岡理絵 辻口和子 鶴巻達也 手代木和 寺田桂子 都原千恵子 七原稔 野田耕治 畑中恵津子 畑野光男 丸山みち子 茂呂万紀子 矢嶋典子 山田愛 渡辺ちえ 和田光枝

【詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 過去ログ }

【特別陳列】奈良国立博物館 特別陳列 おん祭りと春日信仰の美術|’18年12月11日-’19年1月20日

奈良01 Nara2

奈良国立博物館
特別陳列 おん祭りと春日信仰の美術
会  期  平成30年12月11日[火]-平成31年1月20日[日]
会  場  奈良国立博物館 東新館
休  館  日  12月25日[火]・1月1日[火・祝]・1月7日[月]・1月15日[火]
開館時間  午前9時30分-午後5時
      * 金・土曜日は午後8時まで(12月28日、29日を除く)
      * 12月17日[月]は午後7時まで
      * 入館は閉館の30分前まで
観覧料金  一般 520円 大学生 260円
主  催  奈良国立博物館、春日大社、仏教美術協会
────────────────
春日若宮おん祭は、春日大社の摂社(せっしゃ)である若宮社の祭礼です。長承4年(1135)の若宮社御遷座(ごせんざ)を承(う)け、翌保延2年(1136)9月17日にはじまったとされています。その後、祭日は室町時代から11月27日、明治11年(1878)からは現行の12月17日と変わりながらも、祭礼は古儀の伝統を守り続け、今年で883年目を迎えます。
おん祭では、若宮神が御旅所(おたびしょ)に一日だけ遷座(せんざ)されますが、そこに芸能者や祭礼の参加者が詣(もう)でる風流行列(ふりゅうぎょうれつ)が有名です。

本展覧会は、おん祭の歴史と祭礼の様子を紹介する恒例の企画です。今回は、華やかな風流行列の様子を描く絵巻を展示するとともに、祭礼に参加する大和士(やまとざむらい)の潔斎(けっさい)の場であった大宿所(おおしゅくしょ)について取り上げ、また祭礼でにぎわう江戸時代の奈良町の様子も紹介します。

on-matsuri_top春日若宮御祭礼絵巻 上巻(部分) (奈良・春日大社)

【詳細: 奈良公立博物館

【公演】佐田玲子 クリスマスコンサート ~ 聖夜2018 ~|+ 長崎☆自由飛行館

20181129152445_00001 20181129152445_00002佐田玲子 クリスマスコンサート
~ 聖夜2018 ~
12月08日[土] 長 崎 かすてらかふぇ☆長崎自由飛行館
12月10日[月] 大 分 大分パブリックブロック
12月14日[金] 東 京 恵比寿天窓 switch
12月22日[土] 大 阪 Soup Opera Classics – Umeda
12月24日[月] 名古屋 名古屋今池・BLcafe

DSCN9577長崎☆自由飛行館の前で 右からふたりめ:佐田玲子さん

【問い合わせ:長崎☆自由飛行館 TEL. 095-823-4134】木曜以外の10:00-17:00
{佐田玲子 オフィシャルサイト: http://www.reikoland.net/

{新宿餘談}
長崎との付きあいもながくなった。日中はあちこち駈けまわっているが、夕まぐれのひととき、寺町通り入口の古書店をのぞき、大光寺から鍛冶屋町の崇福寺-そうふくじーの山門をめざして坂道をゆっくり歩む。崇福寺の山門(第一峰門)と、ご本堂にあたる大雄宝殿は、ともに国宝建造物である。この崇福寺と寺町にある興福寺・福済寺は禅宗のひとつ、黄檗宗の寺院で「長崎三福寺」に数えられ、いわゆる唐様の寺でもある。

崇福寺01旧暦のお正月「春節」を祝う長崎ランタンフェスティバル 2月5日-19日(崇福寺)
写真提供/ながさき旅ネット

ミルクこの崇福寺山門の直前右手に「かすてらかふぇ☆長崎自由飛行館」がある。崇福寺山内はなんどかはいったので、もっぱらここで、ほんのり甘い「ミルクセーキ」を楽しむ。
いつの間にか経営が品の良い老婦人から若い女性にかわったようで「ミルクセーキ」もトロリとした舌触りからシャーベット状のシャキシャキしたものになった。これも悪くはない。
十数年前に「長崎自由飛行館」にはいったとき、さだまさしの歌ばかりが流れていた。そのわけをうかがうと、ちいさなお声で、
「まさしは息子なもんですから …… 」

4-18-49106 4-21-49110 4-22-49113「かすてらかふぇ☆長崎自由飛行館」を出て右折すると「崇福寺とおり」にはいり、つま先下がりの道をたどる。ここには福地櫻痴生誕の地碑がある。この碑の前に何度たたずんだのだろう。
この散策が五日間に及んだ今回の長崎滞在の締めとなった。
d7da813aa0252cd5743efe39494d43fe

【公演】国立劇場大劇場 主催公演|平成30年12月歌舞伎公演|「通し狂言 増補双級巴 ― 石川五右衛門 ―」| 12月3日-12月26日

本チラシ_1022 本チラシ_裏面1018

国立劇場大劇場 主催公演
平成30年12月歌舞伎公演
「通し狂言 増補双級巴 ― 石川五右衛門 ―」
公演期間  2018年12月3日[月]-12月26日[水]
開演時間  12時開演 (午後04時20分終演予定)
      但し、13日[木]は午後4時開演(午後8時20分終演予定)
      ※開場は開演の45分前の予定です。
演目・主な出演者

pct_content02_01三世瀬川如皐=作
国立劇場文芸研究会=補綴
通し狂言 増補双級巴──ぞうほふたつどもえ── 四幕九場
― 石川五右衛門   いしかわごえもん ―

中村吉右衛門宙乗りにて
                           つづら抜け相勤め申し候
国立劇場美術係=美術

発 端     芥川の場
序 幕     壬生村次左衛門内の場
二幕目 第一場  大手並木松原の場
    第二場  松並木行列の場
三幕目 第一場  志賀都足利別館奥御殿の場
    第二場  同 奥庭の場
    第三場  木屋町二階の場
大 詰 第一場  五右衛門隠家の場
    第二場  藤の森明神捕物の場

【 詳細: 国立劇場 】    特設サイト bnr_2018_12kabuki

【公演】国立劇場 大劇場 主催公演|通し狂言 名高大岡越前裁──なもたかしおおおかさばき 六幕九場|11月3日-26日

h30-11kabuki-hon2-omote h30-11kabuki-hon2-ura

国立劇場 大劇場 主催公演
河竹黙阿弥=作
国立劇場文芸研究会=補綴

通し狂言 名高大岡越前裁──なもたかしおおおかさばき 六幕九場
国立劇場美術係=美術

序 幕   第一場 紀州平沢村お三住居の場
      第二場  紀州加田の浦の場
二幕目  美濃長洞常楽院本堂の場
三幕目  第一場  大岡邸奥の間の場
     第二場  同 無常門の場
     第三場  小石川水戸家奥殿の場
四幕目      南町奉行屋敷内広書院の場
五幕目      大岡邸奥の間庭先の場
大 詰      大岡役宅奥殿の場

<主な配役>
大岡越前守忠相        中 村  梅  玉
大岡妻小沢          中 村  魁  春
法沢後二天一坊        市 川  右 團 次
田口千助             中 村  松   江
吉田三五郎                            市 川  男 女 蔵
下男久助/池田大助     坂 東  彦 三 郎
大岡一子忠右衛門      市 川  右   近
お三                                           中 村   歌女之丞
僧天忠/久保見杢四郎    嵐    橘 三 郎
土屋六郎右衛門       大 谷  桂   三
伊賀亮女房おさみ      市 川  齊   入
平石治右衛門        坂 東  秀   調
名主甚右衛門        市 村  家   橘
山内伊賀亮         坂 東  彌 十 郎
徳川綱條          坂 東  楽   善
                                                                 ほか
────────────────
11月歌舞伎公演は『通し狂言 名高大岡越前裁-なもたかしおおおかさばき』を上演します。
将軍のご落胤を騙った一味が起こした実在の事件「天一坊事件」。その後、名奉行・大岡越前が優れた裁定で様々な難事件を解決する物語「大岡政談」の一つとして脚色されました。それを基に河竹黙阿弥が書き下ろしたのが『扇音々大岡政談-おうぎびょうしおおおかせいだん』です。明治150年に当たる今年、11月歌舞伎公演は、明治8年(1875)に初演された本作の台本を新たに補綴し、『名高大岡越前裁-なもたかしおおおかさばき』と題して、稀代の悪計を暴く大岡の苦心に重点を置いた場面構成で、通し狂言として上演します。

bnr_2018_11kabuki【 詳細: 国立劇場

【公演】第六回 古事記のまつり|主催・奈良県|特別上演される佐陀神能紹介-事前学習として|’19年1月12日

posterposter_rousyou

第6回 古事記のまつり出場者募集!

奈良県が推進する「記紀・万葉プロジェクト」のシンボルイベントとして、平成31年1月12日[土]に奈良春日野国際フォーラム甍-いらか-にて、第6回 古事記のまつりを開催します。
今回の古事記のまつりは、例年開催している「古事記朗唱大会」と「こども古事記かるた大会」に加え、島根県からの「佐陀神能」の上演など、より一層『古事記』の世界を楽しんでいただける内容となっております。

現在、朗唱大会とかるた大会の出場者を募集中です。
応募締切は11月16日(金)まで。皆様、是非ご参加ください。
お申込み方法など、詳しくは 第6回 古事記のまつり ホームページをご覧ください。 

【お問い合わせ先】
「古事記のまつり」事務局(株式会社SAP内)
TEL:03-6912ー0945

【詳細: S A P  Corporation   奈良県文化資源活用課

☆ 御座替神事・佐陀神能 佐太神社 を同神社公式ホームページ からご紹介します。
☆ 本催事とは直接関係はありませんが、出雲神楽に重要な位置をしめる「佐陀神能」の公開動画を紹介します。佐陀神能は昭和51年5月に国の重要無形民俗文化財に指定、平成23年11月28日ユネスコ無形文化遺産リストに登録されています。

【 YouTube「佐陀神能」公開編(島根県松江市鹿島町 佐陀神能保存会)音が出ます  28:13 】

神能 ©公益社団法人島根県観光連盟
【佐陀神能-さだしんのう】  
続きを読む

【展覧会】林原美術館|特別展「第13回 お守り刀展覧会」|11月17日-’19年1月14日

林原01 林原02
林原美術館
特別展「第13回 お守り刀展覧会」
会   期  平成30年11月17日[土]-平成31年1月14日[月・祝]
休    館   日  月曜日休館(祝日の場合は翌日)
入    館   料  一般 800円、高校・大学生 500円、中学生以下無料
       * お着物にてご来場の方 無料
────────────────
古来よりお守り刀は、多くの職方の手を渡って製作されてきました。その一口を作るためには、作刀・刀剣研磨・木工芸・金工芸・漆芸・組紐といった日本伝統美術工芸の粋が込められています。本展は、現代の匠による、珠玉の新作お守り刀の展覧会にて、全国より公募し、審査・表彰されたお守り刀総出品数32点を展覧いたします。
さらに、「拵・刀装具の美 高山一之の世界」と題して、国の選定保存技術保持者に認定(2018年)された刀装(鞘)製作修理の高山一之氏が監修・製作された22点の拵も同時に展覧いたします。現代名工達の競演をご覧ください。

【詳細: 林原美術館 】

【展覧会】チェコセンター|国際交流ガラス作品展「METAMORPHOSIS」|10月25日-11月28日

600X853__vystrizek

チェコセンター
国際交流ガラス作品展「METAMORPHOSIS」
会  期     2018年10月25日[木]-11月28日[水]
       平日10:00-17:00
会  場   チェコセンター東京展示室
       〒150-0012 東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内
────────────────
富山ガラス造形研究所とスヴィエトラー・ナト・サーザヴォウ芸術アカデミー(チェコ)、チェコセンターによる国際交流展が開催されます。
これまでも富山ガラス造形研究所ではチェコから教員を招聘しており、ガラス芸術教育の現場では両国は密に関わってきました。今回、日本・チェコ両校の生徒が同じテーマ(METAMORPHOSIS/変容)で作品制作に臨みました。ガラス作品の芸術性と技術を通してみる両国の交流、ぜひお楽しみください。

【 詳細: チェコセンター

【公演】国立劇場 小劇場|12月文楽鑑賞教室|鎌倉三代記・伊達娘恋緋鹿子|’18年12月6日-18日|終了

2018_12月文楽公演-本ちらし-表面-A案5月文楽公演-団体ちらし-表面H30-12bunraku-ura

国立劇場 小劇場
12月文楽鑑賞教室
2018年12月6日[木]-12月18日[火]
────────────────
鎌倉三代記 ── かまくらさんだいき
     局使者の段
     米洗いの段
     三浦之助母別れの段
     高綱物語の段

伊達娘恋緋鹿子 ── だてむすめこいのひがのこ
     八百屋内の段
     火の見櫓の段

【詳細: 国立劇場

【展覧会】池本洋二郎展+ライブのお知らせ|GalleryBar Kajima 加島牧史|10月22日-11月10日

20181022131425_00001 20181022131425_00002GalleryBar Kajima  加島牧史
池本洋二郎展
2018年10月22日[月]-11月10日[土]
営業時間:14:00-24:00 * 日祝日休み

Mail :gbkajima@gmail.com
Web & Blog : https://gbkajima.jimdo.com/
104-0061 中央区銀座7-2-20 山城ビル2 階
Tel : 03-3574-8720
────────────
ふと南の海に呼ばれることがある。
必ず大きな変化の前にそんな心境になるのだ。今年の夏は伊勢まで出かけた。
鳥羽からフェリーに乗り、はてしない海を眺めながら、
人生とはひとつの回帰運動のようなものだなと思った。
ゆっくりと繰り返すひとつの円運動。
以前とは10年の月日が経て、また新しい時の流れに向かいながら、
同じ場に立っている自分がいた。
海には自分の知らない記憶が眠っていて、それを呼び醒ますために
また同じ軌跡を廻るのだろうか。
船は前に進み後方に流れるスクリューの波紋の中に
まだ知らぬ海の記憶をさがしていた。(加島牧史)
○○○○○○○○○○○○
ライブのお知らせ   * 各ライブとも、ご予約ください。

【朗読散歩 9】
10月27日[土] 15:00-17:00
 チャージ 2500円(1ドリンク付)

「第1部・加島祥造の世界」「第2部・井原西鶴『世間胸算用』より」
朗読:土屋誠 ゲスト:北野善知(ピアノ) 向井謙一郎(ギター)

【清浄-しょうじょう-なるものについて】
10月31日[水]19:00-20:00
 チャージ 3000円(1ドリンク+軽食付)

村田和樹老師(曹洞宗龍昌寺 住職 能登輪島)

【Bossa Eterna】
11月3日[土・祝]19:00- 
ミュージックチャージ 1500円

山口夏実 (pf) 犬塚彩子 (vo&gt)

【詳細: GalleryBar Kajima 】{ 活版アラカルト 過去ログ }

【展覧会】高知城歴史博物館|企画展|幕末維新 時代の群像展 ~土佐の社会と人物~|9月14日-11月26日

高知01 高知02

高知県立 高知城歴史博物館
企画展 幕末維新 時代の群像展 ~土佐の社会と人物~
激動の幕末維新──。時代の転換期に先人たちはいかに立ち向かったのか
開催期間  2018年09月14日[金]-11月26日[日]
開館時間  9時-18時(日曜日は8時-18時)
      * 9月21日[金]-24日[月・祝]は21:00まで開館延長します。
休  館  日  会期中無休
観  覧  料  700円(高知城とのセット券 890円)
────────────
江戸から明治へと時代が変わる転換期、欧米列強との接触により、日本は短期間のうちに急速な速さで国際社会のなかに組み込まれて行きました。およそ260年続いた幕府と藩を基本とする社会秩序は大きく動揺し、日本の各地で新たな時代に向けた混乱と模索が繰り返されて行きます。

この時代、土佐においても様〻な分野で時代と対峙する人〻が現れました。とりわけ、国家・社会のあり方をめぐる政治の分野において、全国の動きと関連し合いながら、後世に名を残す人物が多く現れています。また、芸術文化、ことに画壇の世界において、個性的な絵師たちが現れました。

本展では、これら政治面と文化面で活躍した人々を主に紹介し、幕末維新という一大転換期に、土佐の人々はどのように生き、行動したのか、あるいは自己の感性をどのように表現したのか、人物にゆかりの資料や作品を通して、時代性や人間性に迫りたいと思います。

【公式】高知城歴史博物館 紹介動画 2:50


 【詳細: 高知県立 高知城歴史博物館

【展覧会】長崎歴史文化博物館|梅屋庄吉生誕150周年・明治150年記念企画展|映画界の風雲児 梅屋庄吉|10月6日-11月25日|終了企画

nagasakirekihaku 01 nagasakirekihaku 02長崎歴史文化博物館
梅屋庄吉生誕150周年・明治150年記念企画展
映画界の風雲児 梅屋庄吉
会  場  3階企画展示室(「追悼特別展 高倉健」と同時開催)
会  期  2018年10月6日[土]-11月25日[日] * 10月15日(月)、11月19日(月)休館
開館時間  10:00ー19:00(最終入館18:30)
料  金   無 料 *「追悼特別展 高倉健」は別料金
主  催     「映画界の風雲児 梅屋庄吉」展実行委員会(長崎歴史文化博物館 長崎県 長崎市)
────────────────
明治・大正・昭和と激動の時代を駆け抜けた長崎出身の実業家、梅屋庄吉(1868-1934)。彼が生まれた当時の日本は、西洋から近代化の波が一挙に押し寄せてきた時代でもありました。この頃、登場してきた映画は、新たな時代の幕開けを象徴するメディアとして世界で確固たる地位を築いていきます。

────────────────
日本でも1897年(明治30)、初めて日本人の手で映画撮影が行われるなど、映画は急速に根を下ろしていきます。梅屋は、香港で写真館を経営し、シンガポールで映画ビジネスにも着手し大成功を収めて帰国します。帰国翌年の1906年(明治39)には映画会社「Mパテー商会」を立ち上げ、草創期の日本映画界を牽引する存在として活動し、現在の映画会社「日活」の前身、「日本活動写真株式会社」の創立にも大きな役割を果たしました。
本企画展では、梅屋庄吉生誕150周年を記念し、梅屋が映画人として果たした役割を紹介します。世界と日本の行く末を見据え、様々な挑戦をした梅屋庄吉の情熱は、生涯にわたる孫文の革命活動に対する支援にもつながっていきました。本企画展を通して映画人としての梅屋庄吉の新たな一面を感じ取っていただければ幸いです。

【 詳細: 長崎歴史文化博物館