カテゴリー別アーカイブ: 会員からのお知らせ

【展覧会】 調布市郷土博物館 近藤勇と調布の幕末維新

20171111205932_00001 20171111205932_00002調布市郷土博物館
近藤勇と調布の幕末維新
2017年10月11日-12月17日[日] 午前9時-午後4時
休館日:月曜日(月曜が祝日のばあいは翌日)
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慶応3年(1867)、江戸幕府第15代将軍・徳川慶喜は朝廷に政権を返上し、武家政権は終わりを告げ、明治という新しい時代へと転換していきました。
平成29年(2017)は、この大政奉還から150年を迎えます。

激動の幕末維新史に広く名の知られる新選組局長・近藤勇は、天保5年(1834)、武蔵国多摩郡上石原村の生まれで、調布の出身です。幕末の社会不安が江戸周辺農村にも広まり、農民が自衛の手段として武術を嗜んだ時代、近藤勇は調布の農村から移りゆく時代の最前線へと身を投じていきました。
本展では、大政奉還150周年を記念して、今年3月に市有形文化財に指定された「近藤勇養子縁組状」や市内に残された古文書などを展示し、甲州街道を通して江戸と結ばれる地域性のなかで近藤勇を生んだ幕末維新期の調布について紹介します。

調布市郷土博物館 東京都調布市小島町3-26-2 電話 042-481-7656]
* 近藤勇写真はサラマ・プレス倶楽部会員:桜井孝三氏蔵

【展覧会】 ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー 組版造形 白井敬尚 09月26日─11月07日

白井敬尚展告知白井敬尚02-1 『アイデア314号』「エミグレの歴史 1984-2005」誠文堂新光社、2006年1月
白井敬尚03『書物と活字』ヤン・チヒョルト著、朗文堂、1998年

ギンザ・グラフィック・ギャラリー 第362回 企画展
組版造形 白井敬尚

◯ 会  期
2017年09月26日[火]-11月07日[火]
11:00 am-7:00 pm
日曜 ・ 祝日休館/入場料無料
会  場
〒104-0061 東京都中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル1F
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)
TEL :03-3571-5206/FAX :03-3289-1389
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タイポグラフィというデザインの中でも、「紙面に文字組版を配置・構成した空間を含む造形」である「組版造形」。
ブックデザインやエディトリアルデザインを中心に活動を続ける白井敬尚による、待望のggg個展に付けられたタイトルでもあります。美しい装丁の数々をお見せするのと同時に、基本的には墨文字一色の見開きページがずらりと並ぶちょっと異色の展覧会となります。

白井敬尚といえば、デザイン誌「アイデア」のアートディレクションが代表的な仕事の一つで、振り幅の大きい多様なテーマを取り扱う同誌のデザインを10年間に亘り手がけました。隔月刊行というスケジュールにも関わらず、その一号一号が一冊の作品集のような充実ぶりで、とても魅力的なコレクションとなっています。
ほかにもこれまでに関わってきた数多くの書籍たち。その対象となるモノ・コト・ヒトについて注意深く読み解き、丁寧に、一ページ一ページ組版を整えていきます。白井の手により形を与えられた様々なテキスト=声が、ときに軽やかに、ときに厳粛に、ときにスタイリッシュに、本の中から鳴り響いてきます。魅惑的な組版との出会いにより、忘れられない読書体験となることもあるのかもしれません。

本展では白井による実際の仕事とともに、一部ではありますが、制作にあたって参照された資料なども併せて紹介します。一冊の本を作るのにどれほど目を見開く必要があるのかが伺い知れると同時に、過去の知識や造形がいかに引用・参照され、形を変えて継承されていくのか、表層だけではない実に奥深い組版造形の世界を、じっくりと堪能できる時間となるのに違いありません。

【 詳細 : ggg ギンザ・グラフィック・ギャラリー

【展覧会】 鞍掛純一 × 十日町の工芸作家 ─ ある日の部屋 ─ 星と森の詩美術館

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【展覧会】
鞍掛純一 × 十日町の工芸作家

― ある日の部屋 ― 
会 期 : 2017年8月4日[金]-10月1日[日]
星と森の詩美術館
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現代彫刻家で日本大学芸術学部美術学科教授でもある 鞍掛純一 の作品展。
鉄を素材とした有機的な表情を持つ家具のようなオブジェを中心に、展示室をモデルルームに見立てコーディネートする展示を予定。
十日町市内在住の工芸作家4名 ― すくい織の市村久子、ローケツ染めの庭野泰明、藍染めの徳永隆男、星名好男 ― の作品と展開する展示空間をお楽しみください。

【 詳細 : 星と森の詩美術館

【会員情報】 活版印刷展示会 ── 活版 TOKYO 2017 開催のお知らせ

20170703214208_00003kappan_tokyo_2017_visual08w[1]活版TOKYO>は、東京は神保町で開催される活版印刷のイベントです。
2017年7月14日(金)、15日(土)、16日(日)の3日間、開催され、サラマ・プレス倶楽部会員の皆さんも参加されます。
詳細情報は随時更新されています。最新情報は FacebookTwitter にてご確認のうえ、ご観覧ください。
主催者URL

【展覧会】 笹井祐子展 ─ BOTÁNICO ─  ギャラリー f 分の1

20170703190704_00003 20170703190704_00004笹井祐子展 ─ BOTÁNICO  ─
ギャラリー f 分の1
7月19日[水]-29日[土] * 24日[月]休廊
11:00-18:30(初日は13:00より/日曜・最終日は17:00まで)

【 詳細 : 笹井祐子URL  ギャラリー f 分の1 】 {文字壹凜 まとめ

【展覧会】 AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展 パナソニック汐留ミュージアム

深澤直人_01 深澤直人_02AMBIENT 深澤直人がデザインする生活の周囲展
会場 パナソニック汐留ミュージアム

開館期間  2017年7月8日[土]-10月1日[日]
◯ 開館時間  午前10時より午後6時まで(入館は午後5時30分まで)
◯ 休  館  日  水曜日、8月14日[月-16日[水]]
◯ 入  館  料     一般:1000円、65歳以上:900円、大学生:700円、中・高校生:500円 小学生以下無料
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世界的に活躍するプロダクトデザイナー、深澤直人(ふかさわ なおと 1956-)の国内初個展となる展覧会を開催いたします。

ALESSI、ARTEMIDE、B&B ITALIA、BOFFI、DANESE、MAGIS、BELUX、LAMY、THONET、HERMAN MILLERなど、世界を代表するブランドのデザインや、国内ではパナソニックや無印良品、マルニ木工などのデザインやコンサルティングを多数手がけており、電子精密機器から家具、インテリアに至るまで、手がけるデザインの領域は幅広く多岐に渡っています。

深澤は、人間の、意識していないときの行動の中にデザインのきっかけがあることを見出し、それを 「Without Thought (思わず)」と名付け、1999年以降その名を使ったデザインワークショップを毎年開催し、書籍とともに発表を続けています。
また、「行為に相即するデザイン」、「意識の中心」、「ふつう」、「輪郭」、「典型」など、自らのデザイン哲学をこれらの言葉で表わすとともに、デザインの具体を通してその実践を続けています。

本展覧会タイトルである 「 Ambient 」 とは直訳すると「環境」ですが、深澤はこの言葉を「周囲」や「雰囲気」と捉えています。深澤は環境からものの輪郭を導き出していますが、それはつまり、その環境が要請したもの、そこにあるべきものを生み出すことなのです。
そのようにして生み出されたものがその場所に投じられることによって、ものと空間が相互に作用し、はじめて「いい雰囲気」が醸し出されるのです。
本展覧会では、その「いい雰囲気」を醸し出すことを実践しています。深澤がデザインした「もの」は、生活の中で使用されることにより、さらにその周囲の空気をもデザインすることになるのです。

今回、無印良品、au(KDDI)、B&B Italia、パナソニックなどのブランドの製品としてデザインされ、グッド デザイン賞など著名な賞を受賞した作品が多数出品されます。
展示室という空間のなかに、イスや家電、住宅設備など生活のためのデザイン作品を配置することで、 深澤の思考を立体化します。会場では深澤直人が生み出す生活の空気を体感していただけることでしょう。

【 詳細 : パナソニック汐留ミュージアム

【映画】 The Secret of Kells ブレンダンとケルズの秘密

20170518151119_00001 20170518151119_00002SI_066_013聖なる本『ケルズの書』に秘められた不思議な力
美しいケルト文様が万華鏡のように動きだす!

2016年に日本でも公開され注目を集めた『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』。 同作にさきがけ、トム・ムーア監督のデビュー作『ブレンダンと
ケルズの秘密』は、アカデミー賞長編アニメ賞にいきなりノミネートされるという快挙によって、世界中を驚かせた。
『ソング・オブ・ザ・シー 海の
うた』の青に対し、本作はアイルランド・カラーの緑一色。ごく一部のシーンを除き、伝統的な2Dの手描きで作られており、中世絵画にならって現代的な遠近法を排して描かれた。
「ケルズの書」の鮮やかで美しいケルト文様が万華鏡のように動きだす様は圧巻だ。その技術の高さ、
表現の豊かさは、アニメーションを超えて、一級の絵画を見るような印象を与える。
音楽は、『ソング・オブ・ザ・シー 海のうた』と同様、数々の
映画音楽を手掛けるブリュノ・クレとアイルランドを代表する音楽グループ、K i LA。

STORY ──────────
9 世紀のアイルランド。バイキングの襲来にそなえ、ケルズ修道院を囲む塀を作る
大規模な工事が続く中、バイキングに襲われたスコットランドのアイオナ島から、高名な修道士エイダンが、一冊の「聖なる書」を携えて逃れて来る。その本には隠された知恵と力が秘められていた。
ケルズの書を完成させるため、ブレンダンはインクの原料であるある植物の実を探
しに、危険を冒して、不思議な生き物が隠れ住む魔法の森へ出かける。森でオオカミの妖精アシュリンの助けを得て、ブレンダンは無事に実を持ち帰るが、バイキングの襲来がケルズにも迫っていた。
ブレンダンは本の力によって、闇を打ち砕き、光を取り戻すことができるのか?

【 ケルズの書 】
9 世紀、アイルランドの修道士によって作られた豪華な装飾が特徴の福音書。マタイ伝、マルコ伝、ルカ伝、ヨハネ伝が納められている。「世界で最も美しい本」として知られ、ダブリン大学トリニティ・カレッジ図書館に17世紀から350年にわたって保管され、年間50万人が訪れるというアイルランドの国宝である。
ケルト特有の渦巻き、人、動物が描かれ、ケルト美術の最高峰ともいわれている。

【お問い合わせ:チャイルド・フィルム工藤 Masako Kudo  info*child film.com  *→@】

【展覧会】 第8回東京製本倶楽部国際製本展「吾輩は猫である」

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8TH EXHIBITION OF TOKYO BOOKBINDING CLUB  “ I AM A CAT ”
第8回東京製本倶楽部国際製本展「吾輩は猫である」
日 時:2017年2月8日(水)-2月12日(日)
         10:00-18:00(12日16:00まで)
会 場:
目黒区美術館 区民ギャラリー
         東京都目黒区目黒2-4-36

◎ ギャラリートーク 「寸珍版翻刻『吾輩は猫である』刊行を巡って」
2月11日(土) 14:00-15:00
講師:酒井道夫(武蔵野美術大学名誉教授)

    問合せ:東京製本倶楽部展実行委員会
    cat  @bookbinding.jp (@を半角にして送信ください)

【創世ホール】 四方田犬彦 ◎ 講演会 / 白土三平の作品世界

20170117202250_00001 20170117202250_00002四方田犬彦 ◎ 講演会
白土三平の作品世界
日 時:02月12日[日] 14時半-  入場無料
会 場:四国徳島北島町 創世ホール 三階多目的ホール
講 師:四方田犬彦(映画史・比較文化研究家。詩人・エッセイスト)

◎わが国を代表する漫画家・白土三平。
そのまぎれもない遺業を、俊才・四方田犬彦が四国徳島の地で縦横に語る奇跡の催し、ここに実現。――
興奮必至! 感動必至”! 多数ご参加ください。
◎恒例の創世ホール講演会に、ついに四方田犬彦氏が登場。2017年に漫画家生活60周年を迎える孤高の漫画家・白土三平の作品世界に迫ります。
この時期、この種の講演会が実現できるのは日本で唯一北島町創世ホールのみです。圧倒的興奮でご期待ください。

【活版 à la carte:徳島北島町 小西昌幸 まとめ

【追悼展】 Gallery Bar Kajima 加島牧史、実父{加島彰造追悼展}+{彰造さんを偲ぶ会} 自六月六日至二五日

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20160606124923829_0001写真:<公益財団法人移行記念 駒ヶ根市立図書館講演会『加島祥造講演会』>

加島 祥造(かじま しょうぞう、1923年1月12日 – 2015年12月25日)は、日本の詩人、アメリカ文学研究者、翻訳家、随筆家、タオイスト、墨彩画家。
詩作だけでなく、アメリカ文学の翻訳で名声を得た。また教育者としても信州大学、横浜国立大学教授となっている。
そののち、壮年期より漢詩を経て老荘思想に大きな影響を受け、文筆のみならず絵画なども含めた幅広い創作活動や執筆活動を通して、西洋と東洋の双方を見渡す位置から「タオイスト」としての一貫した姿勢を私生活でも死去するまで徹底した。
死後、ペンネーム一ノ瀬直二でも翻訳活動を行っていたことが発表された。また、ペンネーム久良岐基一名義でも同様に翻訳を行っていた。
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銀座 Gallery Bar Kajima 加島牧史氏は彰造の二男で翻訳家。
多感な少年期に突如「伊那の仙人」として家族と離れた父と牧史のあいだには愛憎こもごもあったと伝わる。万感のおもいを込めての追悼展である。

【安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄】 安田 侃の「こころを彫る授業」

20160411130057319_00012013年<Viva la 活版 Viva 美唄>の会場となりました「アルテピアッツァ美唄」は、芸術文化交流施設として美唄市が1992年にオープンした施設でしたが、条例改正により今年4月1日より「安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄」になりました。
活版 à la carte アルテピアッツァ美唄 01-12
DSCN8746uuDSCN8870uuこのアルテピアッツァ美唄の美術館登録を記念して、安田 侃 カンの「こころを彫る授業」の開催が4月29日(金・祝)、30日(土) 5月1日(日)に開催されます。

通常はNPO法人アルテピアッツァびばいのスタッフにより、月に一度行われています「こころを彫る授業」。 今回は、彫刻家・安田侃氏が講師となって開催します。
不定期での開催ですので、ぜひこの機会にご参加ください。

◯ 日  程   : 2016年4月29日(金・祝)、30日(土) 5月1日(日)  
◯ 時  間 : 各日10:00-16:00 
◯ 定  員 : 40名、申込み制、先着順です。(新規の方優先)
◯ 参加費 : 一 般         /    15,000円(白大理石) 10,000円(軟石) 
         高校生・大学生  /     10,000円(白大理石)   6,000円(軟石)        
         中学生以下      /      9,000円(白大理石)   5,000円(軟石)
◯ お申込み・お問合せ:安田侃彫刻美術館アルテピアッツァ美唄ギャラリー
電 話(0126)63-3137
◯ 主    催 :  認定NPO法人アルテピアッツァびばい
【 詳細 : 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 】 

【森郁男さんからの情報】 薩摩琵琶 正派 正弦会『琵琶演奏大会』 開催のお知らせ

20160421184200616_0002森 郁男さんとのおつきあいはふるく、かつて構成詩に挑まれていた森さんとのおつき合いが最初でした。近年は謡曲をはじめ、音楽全般にご関心がつよく、なかんずく薩摩琵琶にはご熱心です。
ご案内の一部をご紹介したい。
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{森郁男さんの添え状より 部分}
薩摩琵琶 正派 正弦会による『琵琶演奏大会』がことしも開催されます。

日本の語り芸のなかでも、薩摩琵琶の弾き語りは勇壮で、力づよい撥音と、気迫をこめて語る物語が、時空を超えて聴く側に迫ってきます。
かつて琵琶法師が語り継いできた平家物語を、往事の世界を描くかのように弾き語る世界は、まさに中世芸能における歴史絵図を舞台に描くかのようです。
魂の叫びにも重なる薩摩琵琶の弾き語りと、琴線に触れる平曲の調べを、ぜひ皆さまにもご鑑賞いただきたいと願わずにはいられません。

◯ 日    時 : 05月22日[日] 11時開演
◯ 会    場 : 日本橋社会教育会館ホール

【良書紹介】 「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』 第52号を発刊

ミツカン『水の文化』 ミツカン(株式会社Mizkan Holdings)は、2004年(平成16)創業200周年を迎えました。
「水」の恩恵を受け、「水」によって育てられてきたミツカンは、「水」をテーマとした社会貢献活動として、1999年(平成11)1月「ミツカン水の文化センター」を設立しました。

人の営みの根源には、常に「水」があります。人はときには「水」と闘い、またあるときには「水」と共生しながら、自らの「暮らし」をつくり上げてきました。当センターでは、この〝人と水とのかかわり〟によって生み出されてきた生活様式を「水の文化」ととらえています。
「健全な水循環」が保持されるよう、さまざまな研究活動や情報交流活動を通じて、「水」の大切さを伝え、「水」への意識向上を広く図っていきたいと考えています。

「ミツカン水の文化センター」の機関誌『水の文化』
機関誌『水の文化』は、1999年(平成11)1月創刊。年3回、無償で発行しています。
創刊以来52号にたっしましたが、「人と水」、「人と人」のかかわりの中で生み出された、知恵や地域固有の習慣に光を当ててきました。「水の文化」を探るうちに、思いがけない〝新たな視点〟を発見することも。

意識してきたのは、多様な領域への取材。物事を一側面からだけ見るのではなく、立場が異なる人がどう考え、どうかかわっているかに着目し、横串を通すことで新たな切り口を探ります。また、無形の財産ともいえる知恵や習慣が、未来へつながることを心がけています。
ホームページ[水の文化 バックナンバー]からPDFファイルをダウンロードすることができますので、どうぞご利用ください。
【 詳細 : ミツカン 水の文化センター

【会員情報】 しおた まこ{色、まとう春}~ストーリーを持つストールたち~

しおた まこ絵柄面 20160223165809982_00023月16日(水)-4月3日(日)、新潟のカフェギャラリー「シロネプレッソ」にて
春のストール展開催します! 
しおた図案の型染ストール、今、百貨店を中心に展開している
Drore² さんメイドの
mako 柄もあります。
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<Viva la 活版 Let’s 豪農の館>の出展者、協力者として大活躍していただいた「しおた まこさん」のプロフィールをご紹介。
{  しおた まこ プロフィール/新潟在住のユルいイラストレーター。三人の男の子に君臨するアマゾネスの母、そして自称キュートでセクシーな妻 }

【 情報 : しおた まこ URL  Twitter

【舞台公演】 雲を掴む-青年劇場第114回公演 前売り開始 04月21日-30日 紀伊國屋サザンシアター

20160215143410476_0002 20160215143410476_0001受注激減に苦しむ家族経営の町工場。
武器輸出規制緩和の知らせに、それぞれの思いが軋み出す。
「みすてられた島」(20142年)に続き、
青年劇場+中津留章仁が〝今〟に挑む!!
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<ものがたり>
とある家族が経営する町工場。
武器輸出が拡大されそうな昨今、需要が増えそうだと喜ぶ社長。
これに乗じて設備投資を主張する弟の専務。
投資には慎重だが、受注は積極的に受けろと言う経理担当の妻。
そして武器以外の受注を望む長男と、この仕事に誇りが持てない次男。
それぞれの思いが交錯する中、
国会議員と防衛装備庁の人間が視察に訪れて…… 。
【 詳細 : 青年劇場

【会員投稿】 掃苔会新会員/時盛 淳さん、平野家塋域 単独代参参上の記録

DSC_1010東京谷中霊園中央園路に面して建立されているおおきな石碑が、平野富二の十三回忌に際して、株式会社東京築地活版製造所有志、株式会社東京石川島造船所有志の拠金による「平野富二君之碑」(甲01号01側)である。
篆額の揮毫は榎本武揚、碑文の撰幷書は福地源一郎(福地櫻痴)による。
この項の詳細は古谷昌二『平野富二伝』(p.810 – 18)を参照願いたい。

DSC_1012 DSC_1013 DSC_1014 平野富二の墓所は東京都谷中霊園の東北部、乙11号14側にある。
中央の平野富二の墓石の表面には、吉田晩稼の筆になる「平野富二之墓」が陰刻され、向かって右側面には、法名の「修善院廣徳雪江居士」が刻まれている。
吉田晩稼(1830-1907)は長崎興善町うまれ。陸軍・海軍に奉職したのち辞して書芸をもっぱらとした。大楷書を得意とし、筆力雄勁にして並ぶものなしと評された。また本木昌造とは歌友であり、東京九段の靖国神社の標柱、大阪四天王寺の本木昌造像の台座の書も晩稼による。
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{新塾餘談}
「平野富二墓」は太平洋戦争の際、上野駅周辺に無数に投下された焼夷弾をあびており、焼損が見られるのは残念である。平野家一門には再建の議論もあったが、この墓石は本来浅草雷門再建のために切りだされた房州の小松石をもちいた由緒あるものであり、また吉田晩稼の書の典型例としてやつがれは再建には反対してきた。
それでも近年碑面にも剥落がみられるようになり危惧をいだいている。なにかよい保存法があればご提案いただけたら幸甚である。
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DSC_1036 DSC_1024 DSC_1025平野家塋域はいってすぐ左脇に法名「妙清古登童尼」と陰刻されたちいさな墓標がある。
裏面には「平野富二長女 古登子 享年三歳 明治八年七月七日歿 大正二年三月再建」とある。
明治05-08年という、もっとも平野富二が多忙をきわめた時期にうまれ、そして夭逝した「長女 古登子 琴 コト」の墓である。戸籍が未整備な時代だったため、明治五年の何月のうまれかは記録にない。

塋域右奥には「平野鶴類墓」がある。のちに平野家を継承した平野津類は長女古登の逝去から三ヶ月後の1875年(明治08)09月30日に誕生した。明治12年ころに編成された京橋区戸籍記録には長女:古登の記録はなく、二女津類が「長女」として記録されている。
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平野津類は青森県出身の勇造(旧姓境、のち離別)と結婚して嫡孫:平野義太郎が1897年(明治30)03月05日に誕生して、平野家第三代を継承した。平野義太郎は高名な法学者であったが、その妻嘉智子とともに、塋域右奥にねむる。

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【 参考資料 : 花筏  平野富二と活字*13 掃苔会の記録 『苔の雫』Ⅰ 平野家関連 】

【展覧会】 となりの人びと-現代美術 in 春日井

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かすがい03 「となりの人びと-現代美術 in 春日井」
 Through the Window Contemporary Art in Kasugai

◯ 会 期 : 平成28年1月30日(土)-2月28日(日)

愛知県民の方々に文化芸術への関心を高めていただくとともに、平成28年8月に開幕する「あいちトリエンナーレ2016」の開催気運の醸成を図ることを目的として、
「となりの人びと-現代美術 in 春日井」
と題した現代美術展を文化フォーラム春日井及び市街の商店街において開催します。
また、会期中には小牧市及び瀬戸市において「おでかけ展示」も実施します。
【 詳細 : あいちトリエンナーレ地域展開事業実行委員会事務局
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{新宿餘談}
「となりの人びと-現代美術 in 春日井」の主会場となる「文化フォーラム春日井」では、2010年11月13・14日に<活字版印刷ワークショップ>、 企画展示<活版印刷の歴史と未来展>のイベントでお世話になりました。
それを契機として、「文化フォーラム春日井」のスタッフの皆さんとは交流がつづいています。
◯ 花筏 アダナ・プレス倶楽部 in かすがい市 活版ルネサンスの進展を実感!
◯ 花筏 【展覧会】 塔本シスコ展 文化フォーラム春日井 ・ ギャラリー

「となりの人びと-現代美術 in 春日井」は、ひろい「文化フォーラム春日井」の会場をいっぱいに使用するだけでなく、春日井市内はもちろん、隣接する小牧市、瀬戸市にも会場をもうけて開催される大型イベントです。
小社から新刊『オリンピックとデザインの政治学』の情報をご送付したところ、下掲のような一筆箋を添えられて、「となりの人びと-現代美術 in 春日井」の情報をご送付いただきました。
ひとつのイベントが一過性に終わることなく、長く続くことを喜びとします。
かすがい01

 

【図書紹介】 『ホスピタルギャラリー』 板東孝明編 深澤直人・板東孝明・香川征著 武蔵野美術大学出版局刊

板東01 板東02

ホスピタルギャラリー  ビ・イ

このホスピタルギャラリー「ビ・イ」は武蔵野美術大学と徳島大学病院の
コラボレーションによってうまれました。
いいかえるなら「美」と「医」の融合。記号化すると「b」と「e」。
病院を訪れる皆さんがこのギャラリーで少しでも癒されれば幸いです。
また三階の小児病棟には子供たちが自由な発想で楽しめる
プレイルーム「be」も設置しています。

【 詳細:武蔵野美術大学出版局

韓国全羅道光州市に<国立アジア文化殿堂>完成。その一画にアダナ・プレス倶楽部がご発注をいただき「活版工房」が設置・開設されました

IMG_1117 IMG_1123 朴志勲さん  協力 ・ 写真提供

韓国・光州市に「国立アジア文化殿堂」が誕生

朴志勲さんの仲介をいただきアダナ・プレス倶楽部が設備一切を担当

韓国光州の複合文化施設「国立アジア文化殿堂」が、2015年11月25日に全館オープンを迎えました。「国立アジア文化殿堂」は五つの主要施設からなる建物群からなり、延べ16万平方メートルに達するおおきな施設です。

同館のアジアのデザイン」をテーマに企画展示を開催している「文化情報館」に「活版工房」を開設したいとのご希望があり、<水曜会 ちいさな勉強会>の会員として、ともに研究をつづけている仲間、「朴志勲 Park Ji Hoon 」さんの協力をいただきながら、小型活版印刷機 Salama-21A をはじめ、活版木工品、欧文活字、邦文活字、込め物、活版インキなど、すべての設備を新製品でアダナ・プレス倶楽部が納入させていただきました。

すこしく苦労があったのは木工製品でした。 活版印刷にもちいる文選箱をはじめとする木工製品は「活版木工」とされ、大工・建具の工匠とはことなった特殊な専門技芸者の手によっていました。ところが数年前に「活版木工所」はすべて閉鎖され、管見ながら東アジアのどこの国でも活版木工製品が製造できなくなっていました。

アダナ・プレス倶楽部では、最末期の活版木工士からの伝承をつたえ、木工製品の供給を途絶することなく、意欲のある木工所で継続製造の道を徐徐に拡張してきました。 そのため「韓国国立文化殿堂 情報文化館」からご発注があった、文選箱・ゲラ・ゲラ棚・活字ケース・込め物ケース・活字馬棚・組版台などのすべてを、活版印刷全盛期の1970年代とほぼ同等の 10.5 pt. をすべての基準寸法とする品質での納入ができました。

下掲写真五点は木工所で組み立て完成後、塗料乾燥待ちの状態 DSCN1082 DSCN1080 DSCN1084 DSCN1097 DSCN1090

韓国国立文化殿堂 情報文化館」への納入に際しては、同館担当者はもとより、友人でもある朴志勲さんの仲介の労があずかって大なるものがありました。ここに篤くお礼を申しあげます。
あわせて、活版印刷機の製造とともに、五号活字 10.5 pt をすべての寸法基準とする「活版木工」の伝統の継続のためにも、わが国の大型施設などからも、こういう本格的な「活版木工」のご発注をお待ちしているところでございます。

──────────   朴志勲さんからのおたより
m_paku 韓国の「光州(クァンジュ)広域市」は韓国南西部、全羅道にある代表的な都市です。
光州では二年に一度、芸術祭<光州ビエンナーレ>が催されるいっぽう、過去には「光州学生独立運動」や、軍事政権に抵抗した「光州事件」の地としても知られています。

光州を含む全羅道全体は、食事がおいしく、おかずもたくさん出されることから、光州は「芸術の都、義の都、味の都」とも呼ばれています。
この光州に2004年の事業開始からおよそ10年をへて、アジアの歴史、文化、芸術、教育、展示を共有する複合文化施設「国立アジア文化殿堂」が、2015年11月25日に全館オープンを迎えました。「国立アジア文化殿堂」は五つの主要施設からなる建物群からなり、延べ16万平方メートルに達するおおきな施設です。

その中でもアダナ・プレス倶楽部の皆さんにご紹介したいのは、「アジアのデザイン」をテーマに企画展示を開催している「文化情報館」です。 アジアのデザインといえば、やはり漢字文化圏特有の文字づかいが象徴的におもい浮かびます。このブースでは西洋から受け入れた活版印刷術が、漢字文化圏に定着されていった様子を知ってもらうために、近代印刷物の展示および活版印刷の体験工房を設けて、一般人に向けたワークショップを展開する計画をたてています。ちなみに、この工房施設の設備には朗文堂 アダナ・プレス倶楽部のご協力とアドバイスを受けました。

実際に「国立アジア文化殿堂 文化情報館」の最初のプログラムとして、「誰かにあげたいカードをつくろう」というテーマで、本格オープンに先立って2015年10月16-17日に簡単なワークショップを実施しました。
出版関連の人から、幼稚園の先生、大学生、主婦、子供 …… まで、さまざまな分野の人が、2 時間かけて自分オリジナルのカードを制作しました。 18ポイント活字/1 色のみのシンプルな印刷物ですが、はじめて体験する人にとってはかなり集中力を要する2 時間でした。

それでも自分でハンドルを操作、プレスして、活版印刷物ができたときは大声を出して喜びました。  民間人向けの体験施設とはいっても、安全性を含め、細やかな管理が必要な空間です。まだまだ課題の多いプロジェクトではありますが、韓国でもこのような風景が見られるようになったことだけで嬉しい気分になります。