月別アーカイブ: 2024年4月

【展覧会】八戸市美術館|美術館企画 展示室の冒険|’24年4月20日-6月24日

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八戸市美術館
美術館企画 展示室の冒険
会  期  2024年4月20日[土]- 6月24日[月]
開館時間  10:00-19:00  * 11月29日は10:00-17:00 展覧会入場は16:30まで
休  館  日  火曜日  * ただし4/30[火]は開館
会  場  八戸市立美術館 ホワイトキューブ
      〠 031-0031 青森県八戸市大字番町10-4 TEL:0178-45-8338
観  覧  料  当日・個人  一 般 800円、高校生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  八戸市美術館
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「展示室の冒険」は、その名のとおり、展示室でくり広げられる冒険をテーマにした展覧会です。
展示室の管理人から届いた一通の招待状から、冒険が始まります。展示室の入口をくぐり抜け、あなたを待ち受けるのは、出会い、感動、困惑、ときめき、それとも……。
置いてあるアイテムを自由に使って、自分なりに作品を見る部屋があります。
決められた見方や解説にとらわれずに、自らの感覚と関心で、作品や人と出会い冒険を進めることをお楽しみください。
この冒険で、素敵な出会いがありますように!

◉ 展示作家(予定)
明山應義、池田恭三、岩織治、岩沢喜作、岩舘千松、上田恒次、宇山博明、大久保景造、岡山良一、加賀利孝、葛西四雄、久保田政子、高野三三男、呉之東、笹島喜平、佐藤淳子、下村正二、関頑亭、鷹山宇一、月舘れい、東郷たまみ、戸狩公久、時任亜矢子、戸村茂樹、豊島弘尚、名久井由蔵、奈良岡正夫、濱田晋作、福勢喜一、吉田三郎、和井田要、渡辺貞一
(敬称略・五十音順・32名)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八戸市美術館 ]

【展覧会】ニュースパーク (日本新聞博物館)|企画展 新型コロナと情報とわたしたちⅡ─コロナがわたしたちに残したもの|’24年4月20日-9月1日

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ニュースパーク (日本新聞博物館)
企画展 新型コロナと情報とわたしたちⅡ ── コロナがわたしたちに残したもの
会  期  2024年4月20日[土]- 9月1日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
会  場  ニュースパーク(日本新聞博物館) 2階企画展示室
      〠 231-8311 神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
      電話:045-661-2040  ファクス:045-661-2029
入  館  料  (常設展含む、税込み)
      一般 400円、大学生 300円、高校生 200円、中学生以下 無 料
協  力  東京写真記者協会
主  催  ニュースパーク(日本新聞博物館)
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ニュースパーク(日本新聞博物館)は、2024年4月20日から9月1日まで、企画展「新型コロナと情報とわたしたちⅡ―コロナがわたしたちに残したもの」を開催します。
当館は、新型コロナウイルス感染拡大による最初の緊急事態宣言が明けたばかりの2020年7月、緊急企画展「新型コロナと情報とわたしたち」を開催しました。SNS 時代に起きた世界的な感染症の流行は、真偽ないまぜの情報が瞬時に大量に拡散される「インフォデミック」という現象をもたらし、不安や恐怖で流言・デマが行き交い、医療従事者や感染者らへの中傷・差別などもありました
「情報と新聞の博物館」として当館は、日頃情報リテラシーの大切さとメディアの役割を伝えており、コロナ禍で起きたこれらのできごとを記録し、どう対処すればよいのか共に考えたいとの思いがありました。

コロナが感染症法上の5類に移行して1年たった今、コロナ禍がわたしたちに何を残したのか、SNS時代のマスメディアの役割や課題は何か。短い期間に同じテーマの展示を繰り返すのは、当館としては異例ですが、あらためて本展を通じて一緒に考えたいと思います。「確かな情報」がなぜ必要なのか ――。

< 展示構成 >
Ⅰ SNS時代の感染症
コロナ禍ではトイレットペーパーやワクチンなどをめぐるデマが拡散しました。感染者や医療従事者への差別、ワクチン接種をめぐる意見の相違・対立、さらには分断ともいえる状況も生じました。これらの多くはSNSを通じて広がり、時にエスカレートしていきました。現代のわたしたちは、インターネットやスマートフォン、SNSによる利便性を享受しています。こうした中で、わたしたちは、情報に振り回されないためにどうすればいいのでしょうか。
感染拡大防止と社会経済活動、「Go Toキャンペーン」、東京五輪の観客の有無などについて、政府と専門家らで考えや意見の隔たりがみられることもありました。専門家らの提言・見解はどのように届けられ、報じられたのでしょうか。また、どんな課題があったのでしょうか。
新聞報道、専門家らのコメントを通じてあらためて考えます。
Ⅱ 歴史に学ぶ感染症と情報
明治時代から現代に至るまで、人々がどのような感染症と向き合ってきたのか、また感染症に関する報道がどのようなものであったか、主に新聞紙面で紹介します。新聞には感染症流行の原因、その時の人々の行動、時代背景などが記録されており、「感染症史」を物語る資料ともいえます。
Ⅲ 新型コロナウイルス 新聞はどう伝えたか
「中国で原因不明の肺炎」と伝えた2020年1月1日付の初報から、23年5月8日の5類移行までの状況や動きを新聞と報道写真で振り返ります。
Ⅳ インフォデミックの経験、未来へつなぐ
コロナ禍で「インフォデミック」を経験したわたしたちは、これからどのように情報と向き合えばいいのでしょうか。メディアや情報の専門家とともに考えます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ニュースパーク(日本新聞博物館)

【展覧会】奈良県立橿原考古学研究所附属博物館|令和6年度 春期特別展 家形埴輪の世界|’24年4月20日-6月16日

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奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
令和6年度 春期特別展 家形埴輪の世界
期  間  2024年4月20日[土]- 6月16日[日]
会  場  奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
      The Museum, Archaeological Institute of Kashihara, Nara Prefrcture
      〠 634-0065 奈良県橿原市畝傍町50-2 
      TEL 0744-24-1185 FAX 0744-24-1355
開館時間  午前9時 ー 午後5時まで(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日 * 月曜日が休日にあたる場合は開館し、その翌日休館
      * 上記の他、年に数日臨時休館日がありますのでご注意を。▶ くわしくは こちら
観  覧  料  個人・当日・税込み料金 
      大 人 800円、学 生(大・高校生) 450円、小 人(中・小学生) 300円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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家形埴輪は、埴輪が古墳上に配置された全期間にわたって存続したと考えられる数少ない種類の一つです。ただし、構造が複雑で大型品も多いため、その実態がよく分からず、展示で取り上げられる機会が少ない埴輪でもあります。このたびの展覧会では古墳時代の政治的な中枢が存在した奈良県内の資料を中心に、東日本と西日本で最大の製品も展示して、謎の多い家形埴輪の実態に迫ってみたいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 ] 

【展覧会】佐倉市立美術館|佐倉市市制施行70周年記念|エドワード・ゴーリーを巡る旅|’24年4月20日-6月23日|前後期二期制開催

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佐倉市立美術館
佐倉市市制施行70周年記念
エドワード・ゴーリーを巡る旅
期  間  2024年4月20日[土]- 6月23日[日] * 会期中に展示替あり
      前 期 4月20日[土]- 5月19日[日] 後 期 5月21日[火]- 6月23日[日]
休  館  日  4月22日㈪、30日㈫、5月7日㈫、13日㈪、20日㈪、27日㈪(月)、
      6月3日㈪、10日㈪、17日㈪
会  場  佐倉市立美術館 2階展示室
      〠 285-0023 千葉県佐倉市新町210
      電 話 043-485-7851 FAX 043-485-9892   Mail  muse☆city.sakura.lg.jp
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
観  覧  料  一 般 800円、 大学生 600円円、 高校生以下 無料
特別協力  エドワード・ゴーリー公益信託・ゴーリーハウス(ケープコッド
主  催  佐倉市立美術館
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不思議な世界観と、モノトーンの緻密な線描で、世界中に熱狂的なファンを持つ絵本作家エドワード・ゴーリー (Edward Gorey, 1925-2000)。
近年、日本でも『うろんな客』『不幸な子供』などの絵本が次々と紹介されてきました。
ゴーリーは、自身がテキストとイラストの両方を手掛けた主著 (Primary Books) 以外にも、挿絵、舞台と衣裳のデザイン、演劇やバレエのポスターなどに多彩な才能を発揮しました。
本展は、そんな作家の終の棲家に作られた記念館・ゴーリーハウスで開催されてきた企画展から、「子供」「不思議な生き物」「舞台芸術」などのテーマを軸に約250点の作品・資料で再構成するものです。
米国東海岸の半島に残る古い邸宅へと旅するように、達観したクールな死生観を持つ謎めいた作品との邂逅をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 佐倉市立美術館

【展覧会】島根県立石見美術館|企画展 111年目の中原淳一展|’24年4月20日-6月17日

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島根県立石見美術館
企画展 111年目の中原淳一展
会  期  2024年4月20日[土]- 6月17日[月]
開館時間  9:30 - 18:00(展示室への入場は 17:30 まで)
休  館  日  毎週火曜日
会  場  島根県立石見美術館 展示室 D
      〠 698-0022 島根県益田市有明町5-15 島根県芸術文化センター「グラントワ」内
      TEL:0856-31-1860       
観  覧  料  ※ 当日・個人・企画展のみの料金
      一 般 1000円、 大学生 600円、 小中高生 300円
      ※ 当日・個人・企画展+コレクション展セットで観覧の料金
      一 般 1150円、 大学生 700円、 小中高生 300円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協力/監修       ひまわりや
主  催  島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、朝日新聞社、日本海テレビ
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ほんとうの美しさとは、豊かさとは、何なのか ― 。

終戦からちょうど一年後の1946年8月15日、中原淳一(1913-1983)は自身が編集長を務める『それいゆ』を創刊すると、雑誌編集、イラストレーション、ファッション、インテリアなど、多くの領域を横断するマルチクリエイターと呼ぶべき多彩な仕事を手がけました。終戦直後、見えない未来に光を灯すような思いで手がけた雑誌制作をはじめとする数々の仕事は、女性たちの圧倒的な支持を得、また後の時代のクリエイターにも大きな影響を与えていきます。
中原の生誕111周年を記念する本展では、『それいゆ』、『ひまわり』、『ジュニアそれいゆ』など、雑誌での編集の仕事を軸にその幅広いクリエイションの全貌を紹介します。戦後の混沌とした時代に「暮らし」という視点からさまざまな提案を行った中原の仕事は、先を見通すことが難しい現在においても、私たちに多くの気づきを与えるはずです。

中原淳一 JUNICHI NAKAHARA
1913年  香川県生まれ
1926年  上京
1930年  上野広小路の高級洋品店のデザイナーに抜擢される
1932年  創作人形の個展開催
1935年 『少女の友』の表紙絵を描く(以降1940年まで66回表紙絵を担当)
1939年  ヒマワリ社の前身となる洋飾雑貨と洋装の店「ヒマワリ」を開店
1946年  女性誌『それいゆ』を創刊
1947年  月刊誌『ひまわり』を創刊
1954年 『ジュニアそれいゆ』を創刊
1970年 『女の部屋』を創刊
1975年 『中原淳一画集』を刊行

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館  本展特設公式サイト ]
{ 活版 à la carte  島根県立石見美術館 過去ログ }

【展覧会】群馬県立近代美術館|開館50周年記念|コレクションのつくりかた/つたえかたー日本と西洋の近代美術ー|’24年4月20日-6月23日

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開館50周年記念
コレクションのつくりかた/つたえかたー日本と西洋の近代美術ー
会  期  2024年4月20日[土]- 6月23日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
会  場  群馬県立近代美術館 展示室1
      〠 370-1293 370-1293群馬県高崎市綿貫町992-1 群馬の森公園内
電話:027-346-5560

観  覧  料  一 般 600円、大高生 300円
      * 中学生以下、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名は 無料
主  催  群馬県立近代美術館
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群馬県立近代美術館は開館50年目を迎えます。長い年月をかけて作り上げられたコレクションは現在約2,100点を数え、国内外の近現代美術、日本と中国の古美術、日本画、染織工芸など幅広い分野にわたります。本展では、そのなかから日本の近代洋画と西洋近代美術のコレクションを取り上げ、代表的な作品約100点をご紹介します。
最初期に収集を開始した湯浅一郎、福沢一郎、山口薫、鶴岡政男、オノサト・トシノブら、洋画壇にその名を刻む群馬の作家たちのコレクションは、現在も新たに作品や資料が収蔵され、作家像を刷新しています。1990年代から本格的な収集がはじまったヨーロッパ近代美術のコレクションは、ルノワールやモネなどの印象派、藤田、シャガールらのエコール・ド・パリの画家たち、そしてキュビスムのピカソなど、巨匠たちの個性を伝えます。それぞれの制作や収集背景をひもとく解説とともに、作品との対話をお楽しみください。
また、美術館は収蔵作品の魅力を広く伝える役割を担っています。今回は、これまで制作してきた鑑賞サポートツールなど、コレクションのコミュニケーションについて、当館の活動の一端もご紹介します。

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[ 詳 細 : 群馬県立近代美術館 ]

【イベント/展覧会】今治市伊藤豊雄建築ミュージアム|展覧会 大三島みんなの参道物語|’23年10月8日-’24年9月13日|ほぼ通年企画|中間報告

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展覧会 大三島みんなの参道物語
期  間  2023年10月8日- 2024年9月13日[金] 
会  場  今治市伊東豊雄建築ミュージアム
      794-1308 愛媛県今治市大三島町浦戸2418
      TEL 0897-74-7220 FAX 0897-74-7225
開館時間  9:00-17:00
休  館  日  月曜日(祝日の場合は原則翌日振替) * 年末(12/27-12/31)
観  覧  料  一 般 840円・団体(20名以上)670円、学 生 420円・団体(20名以上)340円
      * 65歳以上の方は団体料金を適用   * 高校生以下または18歳未満無料
      * 障がい者とその介助者1名は無料
主  催  今治市
助  成  公益財団法人朝日新聞文化財団
協  力  今治北高等学校大三島分校、大三島図書館、きつねのぼたん、旅館さわき、
      料理旅館 茶梅、参道夕涼み会にてインタビューにご協力いただいた皆様、他
ディレクター  伊東豊雄
プロジェクトメンバー  NPOこれからの建築を考える 伊東建築塾、
      神奈川大学 曽我部・吉岡研究室、関東学院大学 柳澤研究室
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大三島みんなの参道物語
しまなみ海道がまだ開通していなかった頃、宮浦港で船を降りて大山祇神社へと向かう人々で参道は押すな押すなの賑わいだった、と島の人から聞きます。ところが現在の参道は信じられない程寂れています。昼間でも神社の周辺を除けば観光客の姿を目にすることはほとんどなく、まして夜間人に出会うことは滅多にありません。しかし何と言っても大三島の中心は大山祇神社の参道と言えるでしょう。大三島の賑わいを取り戻すには参道の復活が不可欠です。
参道を元気にするにはどうすればよいでしょうか。これまでも検討して参りましたが、いまいちど私達は神奈川大学曽我部・吉岡研究室と関東学院大学柳澤研究室の協力を得てこのテーマに取り組み、さまざまな提案を「大三島みんなの参道物語」と題して展示することにしました。
提案の中心は2つあります。その第1は宮浦港周辺の整備です。宮浦港はかつて海から参道への玄関口でした。眺望も良く、すぐ近くには今治市役所の支所や大三島公民館と一体になった図書館もあります。これらのエリアをもっと街に開き、島民の人々が日々集まりたくなる場所にするにはどうすれば良いかを提案します。
第2の提案は参道の古民家の改修です。かつて薬舗だった鈴木邸は参道でも最初期に建てられたと言われ、その佇まいは美しいのですが、傷みも激しい。この家を調査して、いずれは学校帰りの子ども達が立ち寄って楽しく過ごせる居場所にしようと考えています。子どもたちで賑わえば、参道もきっと明るくなるでしょう。
その他、誰でも自由に自分の参道への想いを模型にして展示できるような試み、参道付近の人々へのショートインタビューの映像など参道の活性化を実現するための提案をしたいと思います。皆様のご意見をいただいて、一緒にこの参道物語を綴っていきましょう。
                                      伊東豊雄

伊東豊雄|プロフィール
伊東 豊雄 (いとう・とよお)
伊藤豊雄氏1941年生まれ。建築家。1965年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」「みんなの森 ぎふメディアコスモス」「台中国家歌劇院」(台湾)など。日本建築学会賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞多数。
2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える建築教育の場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、塾生有志や地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。

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[ 詳 細 : 今治市伊東豊雄建築ミュージアム ]

【展覧会】A4 ギャラリーエークワッド|ピート・アウドルフのナチュラリスティックガーデン ― いのちがめぐる庭―|’24年4月19日-7月11日|愈〻開幕に御座候

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ピート・アウドルフのナチュラリスティックガーデン ―いのちがめぐる庭―
会  期  2024年4月19日[金]- 7月11日[木]
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は 17:00 まで)
      * 6月18日[火]は20:30まで夜間開館  
休  館  日  日曜・祝日、2024年4月27日[土]- 5月6日[月]
入  館  料  無 料
主  催  公益財団法人 竹中育英会
企画/共催   公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
特別協力  ピート・アウドルフ・永村裕子
会  場  GALLERY A4(ギャラリー エー クワッド) 
      〠 136-0075  東京都江東区新砂1-1-1  竹中工務店東京本店 1 F
      お問合せ ギャラリー エー クワッド事務局   TEL 03-6660-6011
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ピート・アウドルフは、ニューヨーク・ハイラインの植栽デザインや世界中のランドスケープデザインで知られるガーデンデザイナーです。その土地に自生する植物や、宿根草を中心とした精緻な庭づくりで、枯れた姿にも生命循環の美しさを見出す革新的なアイデアにより、世界的な評価を得ています。オランダの自庭でのインタビュー等を通して、四季折々の景色を魅せるアウドルフの庭を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド ]

【展覧会】福田美術館|君があまりにも綺麗すぎて ~福田コレクションの美人画~|’24年4月19日ー7月1日|開幕壹个月/前期展会期末

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福田美術館
君があまりにも綺麗すぎて ~福田コレクションの美人画~
会  期  2024年4月19日[金]- 7月1日[月]
         前 期:4月19日[金]- 5月27日[月]
         後 期:5月29日[水]- 7月 1 日[月]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館 16:30)
休  館  日  5月28日[火]展示替え、6月18日[火]設備点検
場  所  福田美術館
      〠 616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
      嵯峨嵐山文華館
      〠 616-8385 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11
入  館 料  一 般・大学生:1,500 円、 高校生:900 円、 小中学生:500 円
      * 障がい者と介添人1名まで:各900円
      嵯峨嵐山文華館との二館共通券
      一般・大学生:2,300円、高校生:1,300円、小中学生: 750円
      * 障がい者と介添人1名まで:各1,300円
──────────────────────20240409180455_00021☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

「美人画」というジャンルが 日本で生まれたのは江戸時代のこと。同時代の洗練された衣装や、優れた着こなしを絵画として愛でる文化が生まれたのです。浮世絵師たちも数多くの作品を描き、多くの人々がそれを求めました。近代に入ると展覧会という場でも美人画が重視されるようになり、多くの日本画家たちが理想の美人画を追求し、作品は美しく、麗しく妍を競う時代が訪れます。
私たちを惹きつけてやまない、尽きせぬ多種多様な着想や表現をまとった魅力の源こそ「君があまりにも綺麗すぎて」という画家たちの想いにほかなりません。本展では、これをキーワードとして、福田コレクションの中から、選りすぐった近世から近代にかけての約190人の美人たちを嵯峨嵐山文華館と福田美術館の二館に集め、その魅力に迫ります。
また、近代の美人画の営みは、彼らだけに留まるものではありません。伊藤小坡や伊東深水、梶原緋佐子ら、それぞれに異なる発想と手法で制作に励んだ画家たちに加えて、甲斐荘楠音、岡本神草らによる妖艶な美人画などもご紹介いたします。

一方、第1会場となる嵯峨嵐山文華館では、日本における美人画のルーツとなる浮世絵をご紹介いたします。歌川広重や葛飾北斎など、著名な浮世絵師によって描かれたものから、近世に京都で活躍した画家による美人絵などを展示。髪型や衣服に当時流行した風俗を今に留める美人画をお楽しみください。さらに、その流れを汲む近代美人画の名手たち ―― 鏑木清方や北野恒富、伊東深水らによる作品で、時代の流れとともに変化していった浮世絵系美人画の系譜をご覧いただきます。
あなたを最も虜にするのは、果たして誰になるのでしょうか。

第2会場となる福田美術館では、福田コレクションが誇る近代美人画の名品をご紹介。「東の清方、西の松園」と称され、お互いを認めあっていた近代を代表する美人画家、上村松園と鏑木清方の共演をお楽しみいただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 福田美術館 嵯峨嵐山文華館

【展覧会/イベント】不忍画廊|特別企画展 ❝ 愛でる ❞ 100年後のアンティーク|’24年4月26日ー4月27日

4月不忍画廊

不忍画廊
特別企画展 愛でる 100年後のアンティーク
会  期   2024年4月26日[火]ー 4月27日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00 / 最終日17:00まで
休  廊  日  日曜・月曜
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❝ 100年後も愛される芸術 ❞ をコンセプトにした特別企画展。
有名・無名問わず、いつも身近に置きたい魅力的なモノ達を8つのコーナーで展示します。

① 知られざるモダニスト ITARU TERADA Selection
② 生誕120年 長谷川潾二郎 小展示
③ 日本橋所縁の作家と作品 ─ 駒井哲郎・二代広重・木村荘八・南桂子
④ 画廊コレクション vs 現代作家秀作セレクション
⑤ 額縁無しで版画を “愛でる” ─ 世界に誇る日本の版画芸術
⑥ “無名の芸術” ─ 詳細不詳の絵画・オブジェ・器たち
➆ 読む・見る・知る芸術〈ART BOOK SALE〉
⑧ チャリティ入札会 ─ 巨匠&人気作家(全て3万円-)

不忍画廊 コレクション|COLLECTION ページは  こちら

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[ 詳 細 : 不忍画廊  アクセス・問い合わせ

【演奏会】加藤訓子プロデュース|SREVE REICH PROJEECT KUNIKO PLAYS REICH II DRUMM LIVE|’24年6月-9月 三会場公演|予約・チケット販売開始

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加藤訓子プロデュース
SREVE REICH PROJEECT
  KUNIKO PLAYS REICH II
  DRUMM LIVE
◉ 2024年6月28日[金] 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール  
◉ 2024年8月25日[日] ロームシアター京都サウスホール
◉ 2024年9月13日[金]・ 14日[土]愛知県芸術劇場小ホール
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加藤訓子、待望のニューアルバム「kuniko plays reich II」4月26日、世界同時発売!
音楽ファン待望、世界的に活躍するパーカッショニスト加藤訓子の最新アルバム「kuniko plays reich II」( クニコプレイズライヒ 2 )が 4月26日、英リンレコーズより世界同時発売されます。
本作は、加藤訓子の卓越した演奏と表現力を存分に発揮した、スティーヴ・ライヒの名曲を集めたアルバムです。ライヒの60年-2000年代の楽曲を幅広くフィーチャーし、加藤訓子が厳選した四作品を収めました。収録曲は、ミーマルミュージックの最高傑作とされる「フォーオルガンズ」、初期フェイズシフティング技法の代表作である「ピアノフェイズ」その世界初ビブラフォンバージョン、日本を題材にした唯一の作品「ナゴヤ・マリンバ」、より旋律的な近年の代表作「マレット・カルテット」が含まれます。
プロデューサー、エンジニア陣も LINN のチーフプロデューサー、フィリップ・ホブスをはじめ、録音・ミキシングに寒河江勇志、マスタリングは Channel Classics 創業者でもあるジャレード・サックスが 担当するというオーディオ・ファイル垂涎の豪華顔ぶれが参加しています。
アルバムリリースを記念し「スティーヴ・ライヒプロジェクト」コンサートを彩の国さいたま芸術劇場、ロームシアター京都、愛知県芸術劇場にてそれぞれ6月28日、8月25日、9月13と14日に開催します。さらに、12月には東京公演を開催予定です(会場日時未定)。
PRTIMES メルマガゟ  


特定非営利活動法人芸術文化ワークス > 

芸術文化系NPOの草分けとして200年に設立。以後、日本の芸術文化振興の一翼を担い現在に至る。2017年、国際的に活躍する演奏家・加藤訓子が代表理事へ就任。質の高い高度な舞台芸術事業、次世代人材育成事業、芸術の国際交流事業、芸術文化による地域活性化事業の4つの部門を柱に芸術性、国際性の高い事業を展開している。(東京都・代表理事・加藤訓子)

[ 関連動画 : Linn Records   YouTube   REICH // Drumming by Kuniko   4:17 ]

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高知県美2405[ 参 考 : 活版アラカルト 〔上演〕高知県立美術館|パフォーマンス 加藤訓子|バッハを弾く|’24年1月28日|於:窪川四万十会館|終了 ]
[ 参考詳細 : 高知県立美術館 高知県立美術館パフォーマンス 終了 ]

【公募】南島原市アートビレッジ・シラキノ|2024年度 AIR招聘作家公募告知|’24年4月16日投稿

南島原市アートビレッジ・シラキノ
廃校:版画・再生
Closed school / Print / Reproduction
< CONCEPT >
南島原市アートビレッジ・シラキノは、長崎県南島原市にある若手芸術家の支援と地域文化の発展を目的とした芸術文化複合施設です。
明治8年に開校し、平成27年に閉校した、130年以上の歴史をもった小学校、旧南島原市立白木野小学校の校舎(校舎は昭和54年再建)をリノベーションし、平成30年9月に新たな地域の、芸術文化の発信拠点として生まれ変わりしました。
3階には銅版画、リトグラフ、木版画、シルクスクリーンに対応した本格的な版画工房、2階には共同のシャワー室とキッチンを併設した宿泊施設、そして1階に銅版画の刷り工房と2つのギャラリーと、滞在制作から発表までを視野に入れた充実した設備が用意されています。
毎年2回開催される AIR プログラム では、国内外からの将来の活躍を期待される若手芸術家を招聘し、その創作活動の支援と、地域社会との文化的交流事業を積極的に開催し、発信しています。
南島原市は400年前、キリシタンの手で、日本で初めての銅版画が作られた土地です。また同校は《平和祈念像》の作者、彫刻家 北村西望氏 の卒業校でもあります。様々な芸術文化の記憶を留めたこの施設で、多様性のある若手芸術家達の活動を通して、新たな地域文化が再生していく事を目指しています。
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2024年シラキノAIR実行委員会フライヤー< 公募告知 >
2024年度 南島原市アートビレッジ・シラキノ AIR招聘作家
〔夏 冬 同時募集〕 投稿日:2024年4月16日

1 事業目的
長崎県南島原市は、日本人の手による最初の銅版画が制作されたまちであることに因み、版画分野において、現在活躍中の作家、または将来にわたって作家活動を続けていく強い意志を持った若手作家を招へいし、共に制作活動をする機会を提供することで、作家同士の交流・育成・スキルアップにつなげることを目的とした、アーティスト・イン・レジデンス(AIR)事業を実施します。
また、招へい作家によるワークショップや展示等を通じて、地域住民等との交流を図ることにより、芸術や異文化に対する相互理解と創造性を深めるとともに、南島原市アートビレッジ・シラキノを拠点とした地域の活性化に寄与することを目的とします。
2 主催者及び実施主体
南島原市アートビレッジ・シラキノ・レジデンス事業は、南島原市教育委員会が主催し、南島原市アートビレッジ・シラキノAIR実行委員会が運営する。
3 公募人数  前 期    夏:3名程度
        後 期    冬:3名程度
        ※ 希望期間を応募用紙の指定欄にチェックする。
4 公募期間  2024年5月13日[月]- 同年6月24日[月]まで * 6月24日[月]郵送必着
5 招へい期間 前 期    夏:2024年8月 1 日[木]-9月30日[月]まで
        後 期    冬:2025年1月26日[日]-3月28日[金]まで
6 会   場   南島原市アートビレッジ・シラキノ(長崎県南島原市南有馬町丙1795番地)
7 招へいの条件  これ以降詳細は「南島原市アートビレッジ・シラキノ」のウェブサイト参照

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報の確認を。
[ 詳 細 : 南島原市アートビレッジ・シラキノ

【展覧会】長崎県南島原市|世界文化遺産登録5周年記念|第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展|巡回展長崎県美術館4月16日-21日開催

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長崎県南島原市
◆【世界文化遺産登録5周年記念】 第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展
2023年12月19日
2018年7月4日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして「史跡原城跡」が世界文化遺産に登録されました。2023年7月で5周年を迎えたことを記念して、以下のとおり「第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展」を開催いたします。
※ 史跡原城跡は寛永14(1637)年から寛永15(1638)年に起こった島原・天草一揆の主戦場であり、総大将・天草四郎が籠城した場所。

◆ 第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展
歴史と文化のあふれるまちで天正遣欧使節たちの想いを今に伝える……
雲仙岳を仰ぐ南島原市は、干戈まだ収まらぬ戦国時代、千々石ミゲルなど遠くローマに派遣された天正遣欧使節たちが学んだセミナリヨやコレジヨが置かれた土地です。
銅版画「セビリアの聖母」と「聖家族」は、16世紀の南島原市有家 アリエ セミナリヨで、日本人の手によって制作された最初の銅版画といわれています。この2枚の銅版画は、明治2年プチジャン神父により奇跡的にマニラで発見され、一旦ローマ法皇ピオ8世に献呈されましたが、現在、貴重な歴史遺産として、長崎県文化財に指定され、カトリックセンターに保管されています。
南島原市は、このような日本の歴史に燦然と輝くまちの歴史遺産を誇りとし、先人の国際性と向学心を鑑にして「歴史と文化のあふれるまちづくり」を目指し、「南島原市セミナリヨ現代版画展」を開催しております。

◆ 募集期間
令和5年12月1日[金]- 令和6年1月16日[火]
◆ 展覧会
令和6年2月17日[土]- 2月25日[日]
会場:南島原市ありえコレジヨホール
〠 859-2202 長崎県南島原市有家町山川131番地1
電 話 0957-73-6736  FAX 0957-82-1212

◆ 巡回展示 いずれも入場無料
令和6年3月16日[土]- 3月31日[日]
雲仙ビードロ美術館  
〠 854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
TEL 0957-73-3133 FAX 0957-73-3130 E-mail unzenspa☆giga.ocn.ne.jp
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令和6年4月16日[火]- 4月21日[日]
長崎県美術館 県民ギャラリー
〠 850-0862 長崎県長崎市出島町2番1号
TEL:095-833-2110/FAX:095-833-2115

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長崎県南島原市 ]

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長崎県 南島原市
世界文化遺産登録5周年記念
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展審査結果の公表 及び 展覧会の開催について
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/kiji0038359/index.html
長崎県南島原市は、天正遣欧少年使節が学んだセミナリヨやコレジヨが置かれた土地であり、長崎県指定文化財である銅版画「セビリアの聖母」は、有家セミナリヨ(長崎県南島原市)で日本人の手によって最初に制作された銅版画といわれています。
このような銅版画技術発祥の地である南島原市の歴史遺産や、先人の国際性と向学心をまちの誇りとして、歴史と文化のあふれるまちづくりを目指し、『南島原市セミナリヨ現代版画展』を開催しています。
今回は、10,845点もの素晴らしい作品の応募をいただきました。
厳正な審査により選ばれた入賞作品について、以下のとおりお知らせします。
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展審査結果(PDF:32.6キロバイト)別ウインドウで開きます
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/kiji0038359/3_8359_62449_up_mjb25ygs.pdf
小学生作品から一般作品まで、独創性豊かな版画作品がずらりと並ぶ「第22回南島原市セミナリヨ現代版画展」にどうぞお越しください。
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日本大学藝術学部 美術学科
キャンパスニュース 2024年2月23日
【第22回南島原市セミナリオ現代版画展】
美術学科版画専攻(グラフィック・アーツ)在学生の成田華蓮さん(大学院1年)が 第22回南島原市セミナリヨ現代版画展セミナリオ大賞 を受賞、東尾文華さん(博士課程1年)が 準大賞(渡辺千尋賞)を受賞しました!   受賞おめでとうございます!
第三部門 一般の部
✿ セミナリヨ大賞     埼玉県   成田 華蓮  満ちる  銅版画
✿ 準大賞 (渡辺千尋賞)   東京都   東尾 文華  果てなき想い  水性木版画・銅版画
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展第3部門(一般の部)入選作 画像紹介
                                   投稿:版画研究室

【展覧会】龍谷大学 龍谷ミュージアム|春季特別展 文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰|-ガンダーラから日本へ-|’24年4月20日-6月16日

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龍谷大学 龍谷ミュージアム
春季特別展 文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰
-ガンダーラから日本へ-
会  期  2024年4月20日[土]- 6月16日[日]
会  場  龍谷大学 龍谷ミュージアム  展示室
      〠 600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
      TEL. 075-351-2500 FAX. 075-351-2577
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
休  館  日  月曜日(ただし、4月29日[月]、5月6日[月]は開館)、
      4月30日[火]、5月7日[火]は休館
入  館 料  一 般 1,600円、 シニア 450円、高大生 900円、小中生 500円、小学生未満 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  浄土真宗本願寺派、本願寺
主  催  龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、読売新聞社
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アフガニスタンのバーミヤン遺跡は、ヒンドゥークシュ山脈のただ中にあって、ユーラシア各地の文化が行き交った、文明の十字路とも呼ばれる地域です。渓谷の崖面には、多くの石窟と2体の大仏が彫られ、その周囲には、「太陽神」や「弥勒」のすがたが、壁画で表現されていました。
残念ながら、それらは 2001年3月にイスラム原理主義組織・タリバンによって爆破されてしまいましたが、かつて日本の調査隊が撮影した写真や調査資料を詳細に検討することで、壁画の新たな描き起こし図が完成しました。名古屋大学・龍谷大学名誉教授の宮治昭先生による監修のもと、京都市立芸術大学の正垣雅子先生が描いた、貴重な学術研究成果です。
本展では、この新たな描き起こし図の完成を記念してその原図を展示し、壁画に表された太陽神と弥勒の世界に迫っていきます。さらに、中央アジアで発展した弥勒信仰が、東アジアへと伝わって多様な展開を遂げる様子をご覧いただきます。debb3cf94e9e1fd6fb77cd6e8f933ffe

<展示構成>
第1章:バーミヤン遺跡と東大仏の太陽神
第2章:西大仏の兜率天と弥勒
第3章:アジアに広がる弥勒信仰
第4章:弥勒信仰、日本へ

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 龍谷大学 龍谷ミュージアム

【展覧会】三井記念美術館|茶の湯の美学 ─ 利休・織部・遠州の茶道具 ─|’24年4月8日ー6月16日|開幕壹个月

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三井記念美術館
茶の湯の美学 ── 利休・織部・遠州の茶道具 ──
会  期  2024年4月8日[木]ー 6月16日[日]
開館時間  10:00 ー 17:00(入館は 16:30まで)
休  館  日  月曜日(但し 4 月29日、5 月6日は開館)、5 月7日[火]は休館。
入  館  料  一般 1,200円/大学・高校生 700円/中学生以下無料
      * 70 歳以上の方は 1,000 円(要証明)。
      * 障害者手帳をご呈示いただいた方、およびその介護者 1 名は無料です。
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  三井記念美術館 / Mitsui Memorial Museum
      〠 103-0022 東京都中央区日本橋室町 2-1-1 三井本館 7 階
      お問い合わせ:050–5541–8600(ハローダイヤル) ▶ 交通アクセス  
主  催  三井記念美術館
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桃山時代から江戸時代初期、茶の湯界をリードした、千利休・古田織部・小堀遠州の美意識を、三井家伝来の茶道具のなかから探ります。
千利休の「わび・さびの美」、古田織部の「破格の美」、小堀遠州の「綺麗さび」、3人の美意識を以上のようにとらえ、書画、茶碗・茶入・花入・水指・釡・茶杓など、各人の美意識から生まれた茶道具の名品・優品を多数展示いたします。
出品目録 PDF 

展覧会の趣旨
三井家から寄贈された美術品の中で茶道具は、江戸時代以来長年にわたり収集され蓄積したもので、数と質の高さにおいては他に例を見ないものです。茶の湯の歴史を研究する上でも貴重な作品群となっています。
今回の展覧会では、その中より桃山時代から江戸時代初期、茶の湯界をリードした千利休・古田織部・小堀遠州の茶道具を選び、それぞれの美意識を探ります。
近年の茶道史研究では、茶の湯の歴史を問い直す研究が多く発表され、著名茶人の「作られた伝説」を見直し、「真実の姿」が追究されています。今回の展示はその動きを視野に入れながらも、3人の美意識を、利休の「わび・さびの美」、織部の「破格の美」、遠州の「綺麗さび」という従来の捉え方で展示を構成いたします。
茶道具という「物」そのものをご覧いただき、そこから利休・織部・遠州の美意識を感じ取り、茶の湯の美学という観点から3人の「真実の姿」に想いを馳せていただくことを趣旨としています。

展示構成
展示構成は以下のように展示室ごとのテーマで展示いたします。
展示室1   利休・織部・遠州の美意識
展示室2   国宝の名碗
展示室3   如庵 織田有楽の茶室
展示室4   千利休の美意識=わび・さびの美
      ○わび茶の師 ○利休の消息とゆかりの茶道具 ○千利休画像
      ○利休作・所持・在判の茶道具 ○利休が好んだ茶道具
展示室5   ○利休写
      古田織部の美意識=破格の美
      ○織部の消息と茶杓○歪 (ひずみ・ゆがみ)・沓形 (くつがた)
      ○破格の形の波及 ○志野・織部
展示室6   数棗と数香合
      ○利休形茶器十二 ○利休好・織部好の蒔絵の香合
展示室7   小堀遠州の美意識=綺麗さび
      ○墨跡・絵賛・歌切・消息 ○遠州の和歌色紙 ○中興名物の茶陶
      ○遠州が関わった茶陶 ○遠州作・所持の茶道具

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※ きわめて多彩かつ丁寧な展示解説が掲載されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 三井記念美術館 ] 

【展覧会】東京都現代美術館|翻訳できない わたしの言葉|’24年4月18日-7月7日|開催

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東京都現代美術館
翻訳できない わたしの言葉
会  期  2024年4月18日[木]- 7月7日[日] * 当初予定から会期を変更しています
休 館 日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は 閉館の30分前 まで)
会  場  東京都現代美術館 企画展示室 1F
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
観 覧 料  一 般1,400 円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上1,000円 / 中高生600円
      * 小学生以下無料、各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
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言葉や思いをそのまま受けとることから
世界には様々な言語があり、一つの言語の中にも、方言や世代・経験による語彙・文法の違いなど、無数の豊かなバリエーションがあります。話す相手や場に応じて、仲間同士や家族だけで通じる言葉を使ったり、他言語を使ったりと、複数の言葉を使い分ける人もいるでしょう。言葉にしなくても伝わる思いもあります。それらはすべて、個人の中にこれまで蓄積されてきた経験の総体から生まれる「わたしの言葉」です。他言語を学ぶことでその言語を生み出した人々の文化や歴史に触れるように、誰かのことを知ることは、その人の「わたしの言葉」を、別の言葉に置き換えることなくそのまま受けとろうとすることから始まるのではないでしょうか。

この展覧会では、ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑の5人のアーティストの作品を紹介します。彼らの作品は、みんなが同じ言語を話しているようにみえる社会に、異なる言語があることや、同じ言語の中にある違いに、解像度をあげ目を凝らそうとするものです。第一言語ではない言葉の発音がうまくできない様子を表現した作品や、最初に習得した言語の他に本来なら得られたかもしれない言語がある状況について語る作品、言葉が通じない相手の目をじっと見つめる作品、そして小さい声を聞き逃さないように耳を澄ませる体験などを通して、この展覧会では、鑑賞者一人ひとりが自分とは異なる誰かの「わたしの言葉」、そして自分自身の「わたしの言葉」を大切に思う機会を提示したいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館

【展覧会 予告】東京農業大学「食と農」の博物館|企画展 美しき土壌の世界|’24年4月18日-8月31日

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東京農業大学「食と農」の博物館
企画展 美しき土壌の世界
展示期間  2024年4月18日[木]- 8月31日[土]
開館時間  9:30 - 16:30
休  館  日  日曜日、月曜日、祝日、 大学が定めた休日
所  在  地  東京農業大学「食と農」の博物館 1階企画展示室
      158-0098 東京都世田谷区上用賀2-4-28
      TEL 03-5477-4033 FAX 03-3439-6528
      入館料無料[予約不要]
協  力  埼玉県立川の博物館、(一社)日本土壌肥料学会
主  催  東京農業大学「食と農」の博物館、
      応用生物科学部 農芸化学科 土壌肥料学研究室
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土壌は物質ではなく環境です。私達人間が生活している住宅と同じく、土壌微生物や植物(根・地下茎)や土壌動物にとっての居住空間です。その居住空間は非常に多様な色彩を帯び、複雑な構造を形成しています。ワクワクするくらい色んな種類があるのです。そして全ての土壌がなぜか美しいのです。
本企画展では、様々な場所でできた土壌から作った “モノリス”(土壌断面標本)を一斉展示します。見て比べ、違いを体感し、地下に広がる土壌の世界へ誘います。

【主な展示内容】
〇 まだまだ若い土壌 〇 火山灰からできる土壌 〇 赤い土ができるまで 〇 年老いた土壌 〇 表面が白い土壌 〇 森の土壌 〇 日本にある特徴的な土壌 〇 川が氾濫してできる土壌 〇 触れるモノリス

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京農業大学「食と農」の博物館
[ 関 連 : 東京農業大学「食と農」の博物館   公式紹介動画   YouTube  11:56 ]

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【ワークショップ/パフォーマンス】東京都現代美術館| 「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム|筆談会 これより先、無言|’24年4月20日|終了

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東京都現代美術館
「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム
筆談会 これより先、無言
日  時  2024年4月20日[土] 13:00 - 17:00
      ※4時間ずっと参加することを求めるものではありません。この時間帯に実施して
       いますので、好きなタイミングでご参加ください。
      入退場自由
会  場  東京都現代美術館  企画展示室1F「翻訳できない わたしの言葉」展会場内ラウンジ
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
参加方法  当日、お好きなタイミングで参加してください。事前申込は不要です。
参  加  費  無 料
      * ただし、当日有効の本展チケット、またはMOTパスポート、身体障害者手帳等の
       ご提示が必要です。
アーティスト  住吉山 実里 (orangcosong)
        アシスタント:清水覚子(orangcosongアソシエイトメンバー)
               松橋 萌(orangcosongアソシエイトメンバー)
関連展覧会 翻訳できない わたしの言葉
      2024年4月18日[木]- 7月7日[日]
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展覧会から感じたことや、ふと思い出した言葉にまつわる思い出などについて、アーティストの住吉山実里と共に筆談で対話を試みるワークショップ/パフォーマンスです。
展覧会の最後の部屋に大きな白い紙を用意して待っています。事前申込は必要ありません。ふらりと立ち寄って、言葉について話をします。

~~~~~~~~~~~~~~~~~
「筆談会」をします。
大きな紙の上で、言葉を書いて会話します。声は使いません。
日本語や、英語、あなたの母語、そして絵や図を通して話をしましょう。
ルールはひとつ、同時に書けるのはひとりだけ。
誰かの言葉を読んだり、聞いたり、待ったりして、静かな時間を一緒にすごしましょう。
出入りは自由です。
好きなときに来て、好きなときにお帰りください。
住吉山実里

<アーティストプロフィール>
住吉山実里(orangcosong)
大阪出身、横浜在住。マルチメディア・アーティスト。京都工芸繊維大学で建築・都市史を学んだ後、ダンサーとしての活動を開始。コンテンポラリーダンス、舞踏、演劇など数々の演出家の作品に出演し、2010 年より自身の作品創作を始める。2017年、京都の自宅を住み開いて始めた『筆談会 これより先、無言』を、大阪、高知、東京、横浜、釜山、上海、香港、台北、ヤンゴン、ジョグジャカルタ、マカンダ、ビルバオ、キプロスで展開。パフォーマンス作品では、空間と身体の関係に着目し、風船やカルタなど小道具を自作して観客との関係をつくるのが特徴。近年は、コミュニケーションを変容させることで起こる対話の可能性を探求している。2020年、オンラインでの国際プロジェクト『2×2 WindowS』をタム・ファムと共同創設する。

orangcosong(偶然空耸)
横浜を拠点に、世界各地で旅や滞在制作をしながら活動するアート・コレクティブ。藤原ちからと住吉山実里によって2019年に創設された。名称はインドネシア語の orang(人)と kosong(空っぽ)から。
舞台芸術での経験をベースにしつつも、ジャンルにこだわらず、主に劇場の外でアートプロジェクトを行ってきた。境界を越える人の移動や滞留によって生じる「モビリティ/グラヴィティ」、人々を分断して差別や偏見を生み出す「見えない壁」をテーマにしている。コロナ禍以後は特に、人々が集ってコミュニケーションを交わし合える場をオンサイト/オンラインで創出している。
2019年の「MOTサテライト2019 ひろがる地図」展では『演劇クエスト メトロポリスの秘宝』を発表。そのほか、映像作品『Stay Home Labyrinth』、テーブルパフォーマンス『IsLand Bar』など。2023年『町を旅する道具箱』を出版。月に一度オンラインワークショップ『町を旅する読書会』を開催している。2024年よりアソシエイトメンバー制を導入。
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[ 詳 細 : 東京都現代美術館 ]

【展覧会】戸栗美術館|鍋島と金襴手 ― 繰り返しの美 ― 展|’24年4月17日-6月30日

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戸栗美術館
鍋島と金襴手 ― 繰り返しの美 ― 展
会  期  2024年4月17日[水]- 6月30日[日]
会  場  戸栗美術館 
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤 1-11-3
開館時間  10:00 - 17:00(入館受付は 16:30 まで)
      * 金曜・土曜は 10:00 - 20:00(入館受付は 19:30 まで)
休 館 日  月曜・火曜  * 4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]は開館。
入 館 料  一 般 1,200 円 / 高大生 500 円  * 中学生以下は 入館料 無 料
      * 上記の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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整然と器面に続いていく文様。器種や時を越えて何度も出現する図様。江戸時代に佐賀で作られた鍋島焼や金襴手(きんらんで)様式の伊万里焼のデザインの中には、「繰り返し」の手法が見られます。
鍋島焼は、佐賀鍋島藩から徳川将軍への献上を目的に創出されたやきもの。佐賀・伊万里の大川内山(おおかわちやま)の藩窯にて製作されたもので、17世紀末期には様式が確立されました。洗練されたデザインが数多見られ、唐花文や更紗文、桃文などを繰り返して連続させた構図もそのひとつ。同じ図様が時代を越え、踏み返されることも珍しくありません。
一方の伊万里焼の金襴手も、17世紀末期に成立した様式。佐賀・有田の民窯で焼造され、国内外で人気を博しました。様々な文様を組み合わせた緻密な構成が特色であり、皿と猪口などと器種をまたいであらわされる、定番の唐草文や幾何学文が見られます。色違いで表現される図様は、染付で骨格を描き上絵で彩色する、染錦(そめにしき)ならではの楽しさがあると言えるでしょう。
藩の献上および贈答品であった鍋島焼と、国内外で需要された伊万里焼という性格の違いはありますが、同時代に成立した両様式の中には、「繰り返し」という共通したデザインの方向性が認められます。約80点が織りなす、「繰り返し」の美をご堪能ください。

<展覧会構成と主な出展作品>
第1章では館蔵の鍋島・金襴手の優品を一堂に集め、第2・3章ではふたつのやきものに見られる「繰り返し」の美を、「連続文様」「定番文様」「色違い」「踏返し」の4つのアプローチでそれぞれ紐解いていきます。

◆ 第1章 「館蔵優品選—鍋島と金襴手—」(特別展示室)
鍋島焼と金襴手様式の伊万里焼は同じ時代に様式が成立しながらも、それぞれ性格が異なります。藩窯で製作される鍋島焼は厳粛に、金襴手様式の伊万里焼は絢爛に、個性際立つ2つのやきものを、厳選した館蔵の優品10点から紹介いたします。
◆ 第2章 「鍋島焼」(第1展示室)
〔鍋島焼×連続文様〕
染付による七宝文を組み合わせて描いた更紗文の皿。鍋島焼には連続した文様を丸い窓から覗くように切り取ったデザインがよく採用されており、特に前期には様々な更紗文の皿類が見られます。
〔鍋島焼×踏返し〕
相対する2羽の鳳凰をあらわした皿。鳳凰の顔や体の向き、渦巻く尾羽などよく似たデザインですが、左は鍋島焼の中でも前期、右は盛期の作例です。鍋島焼では、同様の図様を時代を超えて繰り返し採用していました。
◆ 第3章 「金襴手様式の伊万里焼」(第2展示室)
〔金襴手×定番文様〕
この桃形皿は、地文様として赤地に金色の唐草文を描いていますが、同じ唐草文を描いた猪口もあります。金襴手様式の伊万里焼には、別のうつわ、あるいは皿と猪口のように器種をまたいで描かれる定番の文様が種々存在しています。

<同時開催>
◇ 第3展示室 『江戸時代の伊万里焼 ― 誕生からの変遷 ―』
◇ やきもの展示室『鍋島焼・伊万里焼ができるまで』

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[ 詳 細 : 戸栗美術館 ]   { 活版アラカルト 戸栗美術館 過去ログまとめ }

【展覧会】天理大学附属 天理参考館|特別展 ペルー独立確立200周年 2024|第95回企画展 器にみるアンデス世界 ― ペルー南部地域編 ―|’24年4月17日-6月3日

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天理大学附属 天理参考館
特別展 ペルー独立確立200周年 2024 第95回企画展
器にみるアンデス世界 ― ペルー南部地域編 ―
期  間  2024年4月17日[水]- 6月3日[月]
会  場  天理大学附属天理参考館 3階企画展示室
      〠 632-8540奈良県天理市守目堂町250番地 
      TEL:0743-63-8414 FAX:0743-63-7721
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は午後4時まで)
休  館  日  火曜日、4月28日(創立記念日)
入  館  料  大  人   500円 ・ 団体 (20名以上)   400円 ・ 小中高生   300円
      * 常設展示もご覧いただけます
協  力  山形大学ナスカ研究所・山形大学附属博物館
主  催  天理大学附属 天理参考館
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日本で「古代アンデス」といえば、インカ帝国を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、ペルーとボリビアの一部を含む中央アンデス地帯では、実に多様な古代文化が栄えました。古代アンデスでは紀元前3000年頃から神殿が建設され始めますが、土器が登場するのは紀元前1800年頃と、世界のほかの地域と比べて遅かったことに驚かされます。それにもかかわらず、各地で様々な土器がつくられました。
こうした古代アンデスの土器は、19世紀後半に欧米諸国の博物館や美術館によって考古学的に高く評価されます。これがきっかけとなり贋作がつくられるようになりました。そして1950年代に古美術コレクター達によって造形美術としての価値まで付与されると、贋作づくりはさらに盛んになりました。
本展は、2021年に開催した第86回企画展「器にみるアンデス世界―ペルー北部地域編―」の続編として開催します。そのため、ペルー南部地域とボリビアにまたがって栄えた古代文化を対象として、土器や木器の真作と贋作を同時に展示します。これにより、当時の世界観に触れていただき、それらが現代ペルー社会において古代とは異なる脈絡で再生産されている様子をご覧いただきます。また、山形大学ナスカ研究所および山形大学附属博物館の協力を得て、ナスカの地上絵に関する最新の研究成果と、同時進行で行われている保護活動の現状についてご紹介します。
本展を通じて、ペルー北部地域とは異なる土器や木器 の造形をご堪能いただき、現代ペルー社会における文化財をめぐる実状を感じとっていただければ幸いです。

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[ 詳 細 : 天理大学附属 天理参考館 ] 

【展覧会】東京国立博物館|平成館 特別展示室|特別展 法然と極楽浄土|’24年4月16日-6月9日

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東京国立博物館 平成館 特別展示室
特別展 法然と極楽浄土
会  期  2024年4月16日[火]- 6月9日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館(上野公園)
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分 * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日、5月7日[火](火) * ただし 4月29日[月・祝]、5月6日[月・休]は開館
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一 般 2,100円(一般前売 1,900円)、大学生 1,300円(大学生前売 1,100円)、
      高校生 900円(高校生前売 700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
主  催  東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
──────────────────────────20240405210329_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

平安時代末期、繰り返される内乱や災害・疫病の頻発によって世は乱れ、人々は疲弊していました。比叡山で学び、中国唐代の阿弥陀仏信仰者である 善導(ぜんどう 613-681)の教えに接した 法然(法然房源空、ほうねんぼうげんくう 1133-1212)は、承安5年(1175)、阿弥陀仏の名号を称えることによって誰もが等しく阿弥陀仏に救われ、極楽浄土に往生することを説き、浄土宗を開きました。その教えは貴族から庶民に至るまで多くの人々に支持され、現代に至るまで連綿と受け継がれています。

本展は、令和6年(2024)に浄土宗開宗850年を迎えることを機に、法然による浄土宗の立教開宗から、弟子たちによる諸派の創設と教義の確立、徳川将軍家の帰依によって大きく発展を遂げるまでの、浄土宗850年におよぶ歴史を、全国の浄土宗諸寺院等が所蔵する国宝、重要文化財を含む貴重な名宝によってたどるものです。困難な時代に分け隔てなく万人の救済を目指した法然と門弟たちの生き方や、大切に守り伝えられてきた文化財にふれていただく貴重な機会です。

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[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展特設公式サイト  ] 

【公演 予告】国立文楽劇場|令和6年6月文楽公演 大人のための文楽入門|’24年6月6日-6月20日|チケット5月8日ゟ発売

2024_文楽鑑賞教室_表面_配役_色校直し 2024_文楽鑑賞教室_裏面_配役_緑_2校☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

国立文楽劇場
令和6年6月文楽鑑賞教室
大人のための文楽入門 / Discover BUNRAKU
公演期間  2024年6月6日[木]- 2024年6月20日[木]
開演時間  午前の部 午前10時30分  (午後1時終演予定)
      午後の部 午後 2 時    (午後4時30分終演予定)
      * 全日程で中学生・高校生等の団体観劇があり、平日は学校団体で満席の場合も
       ございます。あらかじめご了承ください。
      ◇ 6月16日[日]は
        午前11時「大人のための文楽入門」 午後2時30分「Discover BUNRAKU」です。
休  演  日  6月11日[火]
会  場  国立文楽劇場
      〠 542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10
      TEL 06-6212-2531(代表) ▶ アクセス
チケット  電話・インターネット予約開始:2024年5月8日[水]10:00 ゟ
等級別料金 〔全席均一〕 一 般 4,200円 / 学生 1,500円
      ▶ 座席表は こちら       ▶ 配役表(251.41KB
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< 演目・主な出演者 >
第41回 文楽鑑賞教室
二人三番叟-ににん さんば そう
天下太平・五穀豊穣を祈る能『翁ーおきな』を議太夫にうつした『寿式三番叟-ことぶきしき
さんばそう』の後半部分。浄瑠璃と三味線の華やかな演奏と、力つよい足拍子や、躍動的な人
形の舞をお楽しみください。
解 説  文楽へようこそ
太夫・三味線・人形の三業が一体となってつくりあげる舞台芸術、文楽。技芸院による実演を交
えた解説で、その魅力の一端を紹介します。
菅原伝授手習鏡-すがわら でんじゅ てならい かがみ
寺入りの段 / 寺子屋の段 → 以下略 -ご関心のある方は、上掲図版のクリックで二段階で拡
大します。ていねいな「振りかな」が、いわゆるルビ形式でふられています。

※ 演目・出演者・前売り開始日・等級別料金などは 掲載フライヤーを拡大表示するか、下掲詳細参照。
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[ 詳 細 : 国立劇場 / 国立文楽劇場

[ 参 考 : 国立劇場 National Theatre   YouTube   国立文楽劇場令和5年文楽鑑賞教室   12:03 ]

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【展覧会】平和祈念展示資料館|企画展 遠き大陸への想い『満蒙印画輯』に見る風景|’24年4月16日-7月15日|前後期二部制開催

平和祈念資料館A 平和祈念館B

平和祈念展示資料館
企画展 遠き大陸への想い 『満蒙印画輯』に見る風景
日  時  2024年4月16日[火]- 7月15日[月・祝]
         前 期:4月16日[火]ー 6月 2日[日]  
         後 期:6月 4 日[火]- 7月15日[月・祝]
開館時間  9:30 - 17:30 (入館は17:00まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)
会     場     平和祈念展示資料館 企画展示コーナー
所    在地  平和祈念展示資料館 (総務省委託)  
      〠 163-0233 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
      TEL :03-5323-8709 FAX :03-5323-8714 E-mail :info☆heiwakinen.jp
入館無料

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本展では、当館が所蔵する「満蒙印画輯」を取り上げます。これは中国の大連に拠点を置いた亜東印画協会が発行した写真帳です。中国・満州・モンゴルなどの景観名所だけでなく、そこで暮らす人々の生活や風俗にわたる情報を、写真と解説文で紹介したもので、1924(大正13)年から、数枚をセットとして毎月7千人の会員に配布されました。のちに「亜東印画輯」と改題、1944年まで定期的に発行され、これを原版として多くの絵葉書やブロマイドも製作・頒布されています。満蒙印画輯に収められた写真は、この時期には珍しく、ありのままの現地の様子を紹介するという意図をもって撮影されました。
戦前、日本は国策として多くの人々を満州へ送り出し、入植を進めました。現在のようにメディアが発達しておらず、一般の日本人にとって海外の状況を知ることは容易ではなかった時代、人々はこうした写真集や書籍、市販されていた絵葉書などを通じて見知らぬ風景にあこがれを抱き、新天地を求めてまだ見ぬ地、満州へと渡りました。
満州からの引揚げの前段となる写真の数々から、およそ100年前に人々が抱いた新天地への憧憬の念を感じていただければ幸いです。

※ 展示作品のオリジナル解説文には、一部、現代の歴史認識や社会通念に照らして不当・不適切な表現や語句、差別的表現が見られる部分があります。出版当時の時代的背景と本作品の資料的意義を考慮し、語句的注釈や旧漢字対照のみを加えて展示することをご了承ください。
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[ 詳 細 : 平和祈念展示資料館

【展覧会】豊島区立 熊谷守一美術館|企画展 熊谷守一美術館39周年展|’24年4月16日-6月30日

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豊島区立 熊谷守一美術館
企画展 熊谷守一美術館39周年展
会  期  2024年4月16日[火]- 6月30日[日]
会  場  豊島区立 熊谷守一美術館
      〠 171-0044 東京都豊島区千早2丁目27-6
時  間  午前10時30分 - 午後5時30分 (最終入館/閉館の30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日問わず)
観  覧  料  一 般 700円、高・大学生 300円、小・中学生 100円、小学生未満無料
特別協力   熊谷守一つけち記念館
主  催  豊島区立 熊谷守一美術館
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豊島区立 熊谷守一美術館(豊島区千早2丁目27-6)にて、豊島区立 熊谷守一美術館 特別企画展「熊谷守一美術館39周年展 守一、旅を描く。」を2024年4月16日[火]- 6月30日[日]まで開催いたします。
本展は、各地で所蔵されている熊谷守一作品を御覧いただける機会として、毎年5月28日の開館記念日に合わせ開催している特別企画展です。本展では、熊谷守一の故郷、岐阜県中津川市付知町の「熊谷守一つけち記念館」から油彩作品19点/関連資料1点の計20点をお借りし、守一と「旅」をテーマに、当館所蔵・寄託作品とあわせて展示いたします。

熊谷守一はその晩年、自宅と庭からほとんど外出せずに作品を制作し、植物や虫など、ごく身近なモチーフを描いたことで知られています。しかし実は守一は、70歳を超える頃まで日本の様々な土地へ旅をし、各地で出会った風景を題材に作品を描いています。
東京美術学校在学時には夏休みを利用して徒歩でのスケッチ旅行に出かけ、卒業後には樺太調査団の絵描きとして樺太の風物の写生を仕事とした時期もありました。昭和初期、二科技塾で指導していた頃には、塾生とともに写生旅行に出かけることもしばしばあり、戦後もそういった仲間と共にスケッチの旅に出かけています。そして76歳の春、脳卒中の発作を起こし自宅に籠もるようになりましたが、その後もかつての旅先の風景を描いたスケッチや作品をもとに再制作を重ねています。

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[ 詳 細 : 豊島区立 熊谷守一美術館

【公演./イベント】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念特別展|日本の仮面 ― 芸能と祭りの世界関連イベント|千本ゑんま堂大念佛狂言民博公演|’24年4月14日開催|終了

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国立民族学博物館
イベント
みんぱく創設50周年記念特別展 日本の仮面 ―― 芸能と祭りの世界関連イベント
千本ゑんま堂大念佛狂言民博公演
開 催 日  2024年4月14日[日]
時  間  13:30 ー 16:15(開場 13:00)
場  所  国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
定  員  400名
参  加  費  要 展示観覧券(一般 580円、特別展をご覧になる場合は 一般 880円)
      ※ イベント参加費は不要
申  込  事前申込制(先着順)* 予約状況はイベント 予約サイト でご確認ください。
      * オンライン(ライブ配信)はありません。
共  催  千本ゑんま堂大念佛狂言保存会
主  催  国立民族学博物館
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千本ゑんま堂大念佛狂言は、平安時代末期の天台宗の融通念仏に由来し、その教えを人々へ普及するために始められた念仏狂言です。演者が面をつけて、仏教などに関する内容を狂言形式で平易に演じ、壬生狂言、嵯峨大念仏狂言とともに京都三大大念仏狂言に数えられます。本公演は、同狂言の念仏芸能、仮面芸能としての姿を紹介します。なお、特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」では同狂言の面を展示する予定です。

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[ 詳 細 : 国立民族学博物館
[ 関 連 :〔展覧会〕国立民族学博物館|特別展示 みんぱく創設50周年記念特別展|日本の仮面 ― 芸能と祭りの世界|’24年3月28日-6月11日 ]

【展覧会】神田日勝記念美術館|コレクション展Ⅱ×ミニ企画展「日勝×〈文学〉」|’23年12月13日-’24年4月21日|会期延長|★夭逝せし画家は何故半身之馬像を残せしか|次期展解明

神田日勝記念美術館

神田日勝記念美術館
コレクション展Ⅱ×ミニ企画展「日勝×〈文学〉」
会  期  2023年12月13日[水]- 2024年4月14日[日]  会期延長:4月21日[日]まで
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、祝日の翌平日 (1/9、2/13、3/21)
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観  覧  料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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神田日勝や、彼の作品が作中に登場する小説や脚本、エッセイなど、言語によって表現される芸術作品に注目し、本展ではそれらを広く〈文学〉と位置づけ、絵画との接点に注目する展覧会です。
それらの〈文学〉作品では、神田日勝の絵画が物語上の装置 (仕掛け) あるいは物語に彩りを与える要素として用いられている作品や、1979年の米村晃太郎『土くれ』、2019年のNHK連続テレビ小説『なつぞら』など、日勝をモデルにしたと思われる人物が登場する作品が存在します。
〈文学〉作品の登場人物やストーリーの分析を通して、フィクションの中でつくられた画家のイメージ像に迫りつつ、実際の神田日勝作品をご覧いただきます。

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[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介

【展覧会】神田日勝記念美術館|コレクション展Ⅰ コレクション選 ~30年の歩みを振り返る~|’24年4月25日-6月23日

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神田日勝記念美術館
コレクション展Ⅰ コレクション選 ~30年の歩みを振り返る~
会  期  2024年4月25日[木]- 6月23日[日]
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休 館 日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、祝日の翌平日(5/7)
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観 覧 料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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当館のロゴマークにも起用され、美術館の「顔」でもある《馬(絶筆・未完)》や、30年前の開館年に帯広信用金庫のカレンダーに選ばれた《晴れた日の風景》など、館蔵品の神田日勝コレクションのなかから厳選し、一堂に会する展覧会です。
1階では概ね年代順に並べることで、日勝の画業の流れを辿ります。かわって2階では、「30年の歩みを振り返る」として、写真パネルや年譜、開館以来の歴代特別企画展のポスターを特別展示いたします。

神田 日勝 かんだ にっしょう
画家。1937年(昭和12年)12月8日-1970年(昭和45年)8月25日、腎盂炎による敗血症で逝去(享年32)。2020年(令和2年)4月、東京ステーションギャラリー「神田日勝 大地への筆触」展開催、おおきな話題を呼ぶ。同展は神田日勝記念美術館(7月)、北海道立近代美術館(9月)に巡回。神田日勝記念美術館のシンボルマークに採用されている、半身だけの馬の由来があきらかになる。{一部編集}
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▶ 神田日勝記念美術館 神田日勝の生涯ゟ 冒頭部
北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝。彼の残した作品は、いまなおその輝きを失わず、多くの人々の心をとらえています。
神田日勝は1937(昭和12)年、東京の練馬で生まれました。7歳のとき、一家は北海道の十勝に入植します。慣れない開拓生活の中で日勝は、農業に従事しながら、次第に絵画に情熱を傾けるようになります。身近な生活に題材をとり、一筆一筆に魂をこめて描かれた力強いその作品は、徐々に高い評価を受けるようになりますが、新たな境地に踏み出そうとしていた矢先の1970年、病気のため、32歳の若さで亡くなります。最後まで描き続けた馬の絵は、半身が未完成のままでした。
          ―『神田日勝大地への筆触』展図録より(北海道新聞社、2020年)

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[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介

【展覧会 予告】釧路市立美術館|コレクションが出会う道東|神田日勝記念美術館 × 釧路市立美術館所蔵作品交換展|’24年4月27日-6月16日

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釧路市立美術館
コレクションが出会う道東-ばしょ-
神田日勝記念美術館 × 釧路市立美術館所蔵作品交換展
会  期  令和6(2024)年4月27日[土]- 6月16日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(ただし 特別展会期中の月曜日が祝日、振替休日の場合は開館)、展示替期間中
会  場  釧路市立美術館 ギャラリーA
      〠 085-0836 北海道釧路市幣舞町4-28
      電 話 0154-42-6116(直通) FAX 0154-41-8182
観  覧  料  一 般 600円、 大学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
企画協力  神田日勝記念美術館
主  催  釧路市民文化展実行委員会、釧路市立美術館、北海道新聞釧路支社
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北海道河東郡鹿追町にある神田日勝記念美術館は画家・神田日勝(1937-1970)の作品や関連する十勝の作家の作品を所蔵している美術館です。一方で私たち釧路市立美術館では釧路ゆかりの作家の作品、釧路を題材にした作品を中心に所蔵しています。
一見するとつながりの薄いように見える両館ですが、たとえば当館所蔵の望月正男(1918-2008)は神田日勝と同様、全道展に出品しており、同じく松樹路人(1927-2017)は独立展における日勝の先輩でもありました。また、現実の風景の再構成という観点から、神田日勝の描く十勝の風景と、当館所蔵の作家たちの釧路の風景を比較するならば、そこには何か共通する感覚のようなものが見えてくるのではないでしょうか。
本展覧会では神田日勝記念美術館から作品をお借りし、両館のコレクションを組み合わせて会場を構成することで、道東地域の美術の一端を提示することを目指します。普段同じ会場に並ぶことのないコレクションが出会う場所で、両館のコレクションとの出会いをお楽しみください。

◉ 神田日勝記念美術館
神田日勝(かんだ にっしょう 1937–1970)の作品や資料を収集、保存、展示し、地域の文化振興に寄与するため、1993年に開館。当初の名称は神田日勝記念館だが、2006年に現在の名称へ改称。日勝の作品を展示する常設展や関連するテーマを設けた特別展を開催。2023年に開館30周年を迎えた。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 釧路市立美術館     神田日勝記念美術館
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介
 

【展覧会】東京ステーションギャラリー|神田日勝 ─ 大地への筆触|’20年4月18日-6月28日|終了

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神田日勝 ── 大地への筆触
会  期  2020年4月18日[土]-6月28日[日]
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十勝の大地で農業をしながら制作を続けた神田日勝。その没後50年を記念した本展は、東京での40年ぶりの本格的な回顧展となります。
神田日勝は N H K 連続テレビ小説「なつぞら」の山田天陽のモチーフとなった画家です。馬や労働者を力強いリアリズムで描いた作品で知られますが、一方で同時代の美術にも敏感に反応し、多くの新しい試みを行いました。本展では、最新の研究成果も反映し、日勝の全貌に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細: 東京ステーションギャラリー
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介

【展覧会 予告】目黒区美術館|青山悟 刺繍少年フォーエバー|SATORU AOYAMA : A Boy Who Sews Forever|’24年4月20日-6月9日

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目黒区美術館
青山悟 刺繍少年フォーエバー
SATORU AOYAMA : A Boy Who Sews Forever
会  期  2024年4月20日[土]- 6月9日[日]
休  館  日  月曜日  * ただし、4月29日[月・祝]・5月6日[月・休]は開館、
      4月30日[火]・5月7日[火]は休館
時  間  10:00 - 18:00(入館は 17:30 まで)
観  覧  料  一 般 900円、大高生・65歳以上 700円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
会  場  目黒区美術館
      〠 153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
      TEL: 03-3714-1201 / FAX: 03-3715-9328
主  催  公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
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目黒区出身・在住の現代美術作家、青山悟の美術館初個展
青山悟は、目黒区出身・在住の現代美術作家です。 森美術館や京都国立近代美術館、愛知県美術館など、日本の主要な美術館が青山の作品を収蔵しています。 この度は、青山にとって初めての、美術館での個展となります。
青山悟公式ウェブサイト   

※ 入館のための日時指定予約は必要ありません。開館時間内に直接お越しください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 目黒区美術館

【イベント】目黒区美術館|2024年度 目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー|’24年4月14日-5月25日|期間内4日開催

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目黒区美術館
2024年度 目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー
English Guided Architectural Tour 2024  Meguro City Office Building Complex
開催期間  2024年4月14日[日]- 5月25日[土]
コース・内容   A 「じっくり見るコース」…見どころ満喫、建築専門家ガイドがご案内します。  
       B 「楽しく見るコース」…建築見学が初めての方でも気軽にご参加いだけます。
       C 「英語で見るコース」…外国の方向けの英語によるハイライトコース。
開  催  日       ①  4月14日[日] 14時-16時 〔設定コース〕A・B
      ②  4月27日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・C 英語
      ③  5月18日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・B
      ④  5月25日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・C 英語
場  所  目黒区総合庁舎
      〠 153-8573 東京都目黒区上目黒二丁目19番15号
      東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅から徒歩5分
解  説  目黒区美術館 建築ガイドスタッフ(目黒区美術館ボランティア会メンバー)
参  加  費  600円(保険・資料代含む)
定  員  各日50名(A・Bは抽選:40名程度、Cは先着順:10名程度)
対  象  中学生以上  
◉ 以下 注意事項、申込期間、申込方法などの詳細は 下掲  ▶ 目黒区美術館 イベントページ 参照
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2024年の春、昨年に引き続き「目黒区総合庁舎建築ガイドツアー」を開催します!
目黒区総合庁舎(1966年竣工/旧千代田生命本社ビル)は、建築家・村野藤吾が情熱を傾けたオフィスビルの傑作です。
本ツアーは、目黒区美術館が2004年に開催した《村野藤吾のディテール・旧千代田生命本社ビル(現目黒区総合庁舎)〈図面/写真〉展》にあわせてスタートし、設定コースや実施方法などに改良と工夫を加えながら回数を重ねてきました。開始以来、毎年、多くの方々にご参加いただいており、昨今の村野藤吾に対する関心の高さを感じさせます。今回も、研究、研修を重ねてきた目黒区美術館建築ボランティアのガイドスタッフが、村野建築のデザイン的意図や建築の見方をご案内します。
今年の開催は4日間、毎年恒例の建築の見どころを満喫する「じっくり見るコース」のほか、建築見学が初めての方でも気軽にご参加いただける「楽しく見るコース」、外国人の方向けの「英語で見るコース」を設定いたします。また、昨年見学できなかった〈和室〉の入室鑑賞も再開いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

※ 目黒区美術館は展示入替のため、展覧会は開催しておりません。4月20日まで本館は休館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 目黒区美術館  目黒区美術館 イベントページ

【展覧会】八ヶ岳美術館|没後40年建築展 建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館|’24年4月1日-6月2日

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八ヶ岳美術館
没後40年建築展
建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館
会  期  2024年4月1日[月]- 6月2日[日] * 会期中無休
入  館  料  大人(高校生以上)510円、小中学生 250円
      * 諏訪6市町村内の小中学生は学生証や図書カードなどの提示により無料で入館可能。
所  在  地  八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
      〠 391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611 TEL/FAX 0266-74-2701
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村野藤吾は佐賀県東松浦郡満島村(現・唐津市)に生まれ、早稲田大学を卒業後、渡辺節建築事務所をへて1929 年に村野建築事務所を開設し、数々の名建築を手がけた日本を代表する建築家です。生涯でおもに5つの博物館・美術館・展示施設に携わり、それらは村野建築の代表作となっています。戦後の1953 年にフジカワ画廊を手掛け、1970 年には最初の美術館である兵庫県立近代美術館(現・兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー)を設計しました。1975 年の小諸市立小山敬三美術館に続き、1979年に八ヶ岳美術館が竣工されました。のちの1983 年には谷村美術館が竣工されています。
このたびは八ヶ岳美術館の模型や設計図、写真などの建築資料を中心に、村野の手掛けた美術館や関連する建築について、図面や模型などの資料から紹介します。新たに石田雄琉氏による八ヶ岳美術館の模型を制作展示、松川元希氏が建築を3Dデジタルデータ化し、会場にVR映像を投影します。これまでに訪れた来館者や施工担当者の撮影した写真も展示し、八ヶ岳美術館の建設当初の姿をあらゆる角度からご覧いただけます。
会期中には、第一線で活躍する建築家や研究者による連続建築講演会を開催し、没後40年を経た村野藤吾建築について理解を深めていきます。
20240408165531_00001 20240408165531_00002                     偶然手許にあった「八ヶ岳美術館」のハンドアウト
京都工芸繊維大学資料館村野藤吾展フライヤー参 考 : 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館  第13回村野藤吾建築設計図展  村野藤吾の住宅デザイン 2015年3-6月 終了

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八ヶ岳美術館

【展覧会】高知県立美術館|イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき|’24年4月14日-6月16日|

高知県立美術館4月巡回展高知県立美術館
イッタラ展
フィンランドガラスのきらめき
会  期  2024年4月14日[日]- 6月16日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
休  館  日  年末年始以外は無休(臨時休館があります)
観  覧  料  一般当日 1,200円、大学生 850円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細公式サイト参照。
会  場  高知県立美術館 
      〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
特別協力  Iittala
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、
      フィンランド・デザイン・ミュージアム、朝日新聞社、KUTVテレビ高知
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フィンランドを代表するライフスタイルブランド・イッタラ。1881年に設立された同ブランドは、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクらフィンランド・デザインの発展を牽引した建築家やデザイナーとともに歩んできました。美しさと機能性をすべての人へ提供するという彼らの思想のもと送り出されてきたプロダクトは世界中で愛され続けています。
本展は、イッタラ創立140周年を記念し、フィンランド・デザイン・ミュージアムが2021年に開催した展覧会を再構成し、イッタラと日本の関係に焦点を当てた章を加えて開催します。イッタラの歩みを象徴するクラシックデザインからモダンデザインのガラスを中心に、陶器や磁器、映像やインスタレーションを交えた約450点の作品や資料を通して、その技術と哲学、デザインの美学に迫ります。時代を超えて今なお輝き続けるイッタラの世界をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館 ]  { 活版アラカルト  高知県立美術館  過去ログまとめ }

【展覧会】根津美術館|特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術|’24年4月13日-5月12日|終了

20240327122903_0002220240327122903_00023根津美術館
特別展 国宝・燕子花図屏風
デザインの日本美術
会  期  2024年4月13日[土]- 5月12日[日]
休  館  日  毎週月曜日 * ただし、4月29日[月・祝]・5月6日[月・振休]は開館し、
      5月7日[火]は休館。
開館時間  午前10時-午後5時 * 入館はいずれも 閉館30分前 まで
      * ただし、5月8日[水]- 5月12日[日]は午後7時まで開館
入  場  料   オンライン日時指定予約入館制  * 下掲詳細参照
      一 般 1500円、学 生 1200円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      〠 107-0062 東京都港区南青山 6-5-1 Tel. 03-3400-2536
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尾形光琳(1658-1716)の筆になる国宝「燕子花図屏風-かきつばたずびょうぶ」は、絵とデザインの境界線上に位置する作品です。群青を分厚く塗った花や、緑青を勢いよく刷いた葉など、画家の絵筆の介在は明らかですが、平面上の幾何学的なレイアウトが作品の核心であるのも間違いありません。
「燕子花図屏風」の示すデザイン性、あるいは装飾性は、日本の美術が古来、内包してきたものです。日本における工芸品の意匠と絵画の親密な関係も特筆されます。
一方、「燕子花図屏風」は草花図でありながら 和歌や物語とも関わると考えられていますが、それは、デザインによって文学世界を象徴的に表しているともいえます。
本展では、「燕子花図屏風」を中心にすえ、近世の作品を主にとりあげながら、デザインの観点から日本の美術をみつめます。

※ 入館はオンライン日時指定予約制。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】新潟市美術館|企画展 もしも猫展|’24年4月13日-6月2日

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新潟市美術館
企画展 もしも猫展
会  期  2024年4月13日[土]- 6月2日[日]
      * 会期中、一部作品の場面替えがあります。
会  場  新潟市美術館 企画展示室
      〠 951-8104 新潟県新潟市中央区西大畑町5191−9
開館時間  9:30 - 18:00 * 観覧券販売は閉館30分前まで
休  館  日  毎週月曜日(ただし 4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]
観  覧  料  当日券 一 般  1,400円、 大・高校生  1,000円、 中学生以下  無料
      * 障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方、および一部の介助者は無料(受付でご提示を)
協  力  名古屋市博物館
主  催  新潟市美術館、TeNYテレビ新潟
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「もしも、うちの猫が人のように話したら?」
                                                   そんな想像をしたことはありませんか?

天保12年(1841)頃、無類の愛猫家としても知られる 浮世絵師の 歌川国芳(うたがわ  くによし   1797-1861)は、猫を人のように描いたり、役者を猫の顔に見立てた作品を次々と発表していきます。
本展では、国芳の猫を題材とした作品を中心に、江戸時代から明治時代の擬人化表現の魅力を探ります。愛らしく、アイデアあふれる擬人化の世界をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新潟市美術館  展覧会公式WEBサイト(外部リンク)

【体験・学び】千葉市美術館|つくりかけラボ14|荒井恵子/和紙のフトコロ 墨のダイゴミ|’24年2月14日-5月26日|ワークショップ連続次〻開催中


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千葉市美術館
つくりかけラボ14
荒井恵子 / 和紙のフトコロ 墨のダイゴミ
会  期  2024年2月14日[水]- 5月26日[日]
休  室  日  3月4日[月]、4月1日[月]、5月7日[火]
観  覧  料  無料
会  場  千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
主  催  千葉市美術館
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つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。

船橋を拠点に活動する千葉県在住の美術家 荒井恵子さんは、手漉きの和紙と様々な色合いを持つ墨を制作のパートナーとし、それら一つ一つの個性に寄り添うように作品をつくり続けてきました。本プロジェクトでは、あたたかくしなやかな和紙の懐(フトコロ)に包まれ、その手触りを楽しみ、白い紙の表面で躍動する墨の醍醐味(ダイゴミ)を味わうための和の空間が、美術館の中に出現します。

< アーチスト:荒井恵子 あらい けいこ プロフィール >
keikoarai-640x671東京都生まれ、千葉県船橋市在住。墨と和紙を使った水墨表現に取り組む。近年の主な展覧会に「白と黒の間」(ふなばしアンデルセン公園子ども美術館/千葉、2022年)、「荒井恵子 船橋三部作─宝成寺・三番瀬・玉川」(船橋市民ギャラリー/千葉、2021年)、「One Hundred Shades of Grey」(The Storrier Stearns Japanese Garden /ロサンゼルス、2019年)、「いろいろのいろ墨のいろ─荒井恵子と子どもたち」(富山県水墨美術館/富山、2019年)など。また、岡太神社大滝神社千三百年大祭記念事業「荒井恵子の世界 墨と和紙そのあわい」(越前和紙の卯立の工芸館/福井、2018年)では襖絵「起承転結」奉納。新たに映像や写真の表現にも幅を広げ活動している。
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「和紙」と「墨」に触れる空間
日本の伝統的な和紙と墨の世界を障子のある空間で体感してください。その空間は、世代の違いで懐かしくもあり、新しくもあるかもしれません。変化が激しい今の社会で、時間をゆっくり感じるひと時を和紙や墨に触れながら過ごしてみてください。それは私がいつもアトリエで制作しながら感じている魅力ある時間と同じです。
和紙のある空間はどことなく優しく、その光も柔らかで、落ち着きます。かつて日本家屋に襖や障子として使用していた和紙も今では当たり前ではなくなっています。
制作にあたり和紙や墨は私にとって大切なパートナーです。それらを深く知ることから、表現が始まっていると感じています。和紙の特徴も墨の魅力も味わえる空間にどうぞ遊びにいらしてください。
                                      荒井恵子

❖ アーティスト会場滞在スケジュール(予定) ❖ ※ 各日とも午後から滞在の予定です
2月14日㈬、16日㈮、17日㈯、18日㈰、23日㈮・祝、24日㈯、25日㈰
3月1日㈮、2日㈯、3日㈰、8日㈮、9日㈯、10日㈰、15日㈮、16日㈯、17日㈰、22日㈮、
23日㈯、24日㈰、29日㈮、30日㈯、31日㈰
4月5日(金)、6日(土)、7日(日)、12日(金)、13日(土)、14日(日)、19日(金)、20日(土)、21日(日)、26日(金)、27日(土)、28日(日)
※休憩やイベント等不在の場合もございます。
※急遽予定が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※5月のスケジュールは後日公開します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
※ 下掲サイトの「体験・学び → つくりかけラボ」に多彩な関連イベントが紹介されています。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }

【展覧会/二展示同時紹介】徳川美術館・名古屋市蓬左文庫|特別展 花咲い、風の吹くらん|企画展 人・ひと・ヒト 浮世絵の人と顔|’24年4月13日ー6月2日

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徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
特別展
花咲 -わら- い、風の吹くらん
会  期  2024年4月13日[土]ー 6月2日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ただし4月29日・5月6日は開館、4月30日・5月7日は休館
観  覧  料  一 般 1,600円 ・ 高 大 生 800円 ・ 小 中 生 500円
       (企画展「人・ひと・ヒト 浮世絵の人と顔」展と共通)
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
会  場  徳川美術館
      〠 461-0023 名古屋市東区徳川町1017 TEL 052-935-6262
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
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咲き誇る花、花を散らす風や雨、煌々と照る秋の月、降りつもる冬の雪など、自然がみせる美しい風物。移りゆく自然の美しさに惹かれた人々は、これらに心を寄せて詩歌に詠み、自らの心情を投影してきました。また絵画に描きあらわし、工芸品を彩る要素としても、日本のみならず東洋の美的生活を支える基盤となってきました。
雪月花をはじめ、風や雨など変化に富んだ自然現象に注目して、古典文学や絵画・工芸にみられる風雅の世界を紹介します。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 ]   { 活版アラカルト 既出まとめ }

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徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
企画展
人・ひと・ヒト 浮世絵の人と顔
会  期  2024年4月13日[土]ー 6月2日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ただし4月29日・5月6日は開館、4月30日・5月7日は休館
観  覧  料  一 般 1,600円 ・ 高 大 生 800円 ・ 小 中 生 500円
      (特別展「花咲い、風の吹くらん」展と共通)
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
会  場  徳川美術館
      〠 461-0023 名古屋市東区徳川町1017 TEL 052-935-6262
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
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浮世絵の歴史を通じて中心的なジャンルは美人画と役者絵です。これは人物を描くことが浮世絵の最大の関心事であったことを示しています。時代がくだって登場した浮世絵師の歴史画や風景画でも、人物表現が重要な役割を果たすことが多くありました。
本展では、浮世絵において、誰を描くか、どのように描くかなど、さまざまな視点から浮世絵の人物表現の諸相を、徳川美術館、名古屋市博物館、そして名古屋市蓬左文庫のコレクションから紹介します。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 ]   { 活版アラカルト 既出まとめ }

【展覧会】岡崎市美術博物館|ひらいて、むすんで|’24年4月13日-6月16日

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岡崎市美術博物館
ひらいて、むすんで
会  期  2024年4月13日[土]- 6月16日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日、4月30日[火]、5月7日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・祝]は開館
観  覧  料  一 般〔高校生以上〕 1,000円、小中学生 500円、 未就学児は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  岡崎市美術博物館
      〠 444-0002 愛知県岡崎市高隆寺町字峠1番地  電 話 0564-28-5000
主  催  岡崎市美術博物館、中日新聞社
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岡崎市美術博物館は、開館した1996年当初より「心を語るミュージアム」として、心を伝え、心の作用がつくり出した作品資料の収集や展示活動を行ってきました。このコンセプトは20世紀末であった当時の過剰な物質文化の追求を反省し、精神文化とのバランスを問い直そうとする態度から生み出されたものでした。
現代では多様な人が暮らしやすく、またサステナブルな在り方が追求されている一方で、私たちの心は疫病や災害、国際情勢や景気変動により、寄る辺ない舟のように揺れつづけています。私たちが文化的で豊かに生きるには、改めて「心を語る」ことに向き合う必要があるのではないでしょうか。
私たちが自分を語るとき、自分の全てを他者に伝えるのは不可能であるため、選択や省略、場合によっては誇張や変形といった編集作業を加えます。それは、様々な場面で振る舞いが異なる自分の断片を繋げて、ひとりの人物として一貫させるように創作することです。自分を語ることは、自分の断片を「むすぶ」と同時に、語ることで自分を「ひらく」表現であるといえるでしょう。
ベルリン在住の美術作家である手塚愛子は絵画の探求から織物に着目し、その糸を解体することで織られた時間を辿りながら、文化や社会制度の歴史と構造に目を向けます。彼女は織物を「ひらく」ことで再構成し、過去の出来事と現在を織りなおして新たな回路に「つなぐ」ことを視覚的に表現します。本展は「ひらく」「むすぶ」という視点から絵画や彫刻、映像やインスタレーションなど22名の美術作家による作品を紹介するものです。
作品の声を聞き、「心を語る」ことを考える機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡崎市美術博物館 ] 

【展覧会】岡本太郎記念館|タローのダンス|’24年3月15日-7月7日|開幕後壹箇月再紹介

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岡本太郎記念館
タローのダンス

開催期間  2024年3月15日[金]- 7月7日[日]
開館時間  10:00-18:00
休  館  日     火曜日(祝日の場合は開館) 
      * 但し、2024年3月11日[月]ー 3月14日[木]は臨時休館いたします。
入  館  料     一 般 650円  小学生 300円
会  場  〠 107-0062 東京都港区南青山6-1-19  TEL 03-3406-0801
主  催  公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団、岡本太郎記念館

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1952年、岡本太郎はモザイクタイルで『ダンス』を制作します。一点ものの油彩とちがってタイルなら何枚でもつくれるし屋外にも置ける。そうすれば芸術がもっと社会に入っていける。そう考えたのです。まさしくそれは岡本太郎の芸術思想を体現するものでした。
2011年、この『ダンス』は太郎生誕百年事業として修復され、高島屋大阪店のシンボルとしていまも多くの人の眼を楽しませています。

ところで太郎はこの重要作の題材になぜ「ダンス」を選んだのでしょう? いまとなっては知る由もありませんが、太郎がダンスを認めていたことだけはたしかです。
1950〜60年代に原生日本と出会う旅に出た太郎は、暮らしに息づくさまざまな民俗的踊りに遭遇しました。いずれも見世物ではなく生活と一体であり、生活そのもの。「生きることの儀式」とさえいえるほどで、太郎はそこに芸術の本質が暗示されていると洞観します。
プライベートでも機会があれば踊っていたようで、その歓びをこう記しています。
「みんなといっしょに踊っていると、自分だけであると同時にみんなでもあり、それは全身的な充実感となって昇華し、明朗に情熱を解放する。ぼくにとってダンスは、もっとも直接的な精神、肉体のよろこびだ」
画面いっぱいに“いのちの躍動”が広がる太郎の作品には、まるでダンスを踊っているかのような表現がたくさんあります。いずれもみずみずしい情熱と生命力を湛え、観る者を元気にしてくれる。
本展は、そんな作品を集めて一望しようとするものです。“ 明朗に情熱を解放する ” 太郎をどうぞお楽しみくださ
                           岡本太郎記念館館長 平野暁臣

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡本太郎記念館 ] 

【展覧会】練馬区立 石神井公園 ふるさと文化館|特別展 魔法の部屋 トリックアートの世界|’24年4月13日-6月9日

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練馬区立 石神井公園 ふるさと文化館
特別展 魔法の部屋 トリックアートの世界
会  期  令和6年(2024年)4月13日[土]- 6月9日[日]
会  場  石神井公園ふるさと文化館 2 階 企画展示室
      〠 177-0041 東京都練馬区石神井町5-12-16 TEL 03-3996-4060
開館時間  9:00 - 18:00
休  館  日  月曜日  
      * 4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]は開館、4月30日・5月7日[火]は休館
観  覧  料  一般300円、高校生・大学生200円、中学生以下と75歳以上の方は無料
      * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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トリックアートは、人間の錯覚を利用することで「立体に見える絵画」や「見る角度によって印象が変化する作品」など、平面のものを立体に描き出す不思議で楽しめるアート作品です。
練馬区に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリーポッター」が誕生しましたが、本展でもトリックアートで「魔法の部屋」を作り出し、不思議な世界に誘います。作品に触れたり、写真を撮ったりしながら、楽しんでいただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 詳細は練馬区役所の巨大なウェブサイトに収録。サイト内で迷子になったら該当ページへ。

[ 詳 細 : 練 馬 区   練馬区立 石神井公園 ふるさと文化館 本展該当ページ