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【展覧会】長崎県南島原市|世界文化遺産登録5周年記念|第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展|巡回展長崎県美術館4月16日-21日開催

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長崎県南島原市
◆【世界文化遺産登録5周年記念】 第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展
2023年12月19日
2018年7月4日、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つとして「史跡原城跡」が世界文化遺産に登録されました。2023年7月で5周年を迎えたことを記念して、以下のとおり「第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展」を開催いたします。
※ 史跡原城跡は寛永14(1637)年から寛永15(1638)年に起こった島原・天草一揆の主戦場であり、総大将・天草四郎が籠城した場所。

◆ 第22回 南島原市セミナリヨ現代版画展
歴史と文化のあふれるまちで天正遣欧使節たちの想いを今に伝える……
雲仙岳を仰ぐ南島原市は、干戈まだ収まらぬ戦国時代、千々石ミゲルなど遠くローマに派遣された天正遣欧使節たちが学んだセミナリヨやコレジヨが置かれた土地です。
銅版画「セビリアの聖母」と「聖家族」は、16世紀の南島原市有家 アリエ セミナリヨで、日本人の手によって制作された最初の銅版画といわれています。この2枚の銅版画は、明治2年プチジャン神父により奇跡的にマニラで発見され、一旦ローマ法皇ピオ8世に献呈されましたが、現在、貴重な歴史遺産として、長崎県文化財に指定され、カトリックセンターに保管されています。
南島原市は、このような日本の歴史に燦然と輝くまちの歴史遺産を誇りとし、先人の国際性と向学心を鑑にして「歴史と文化のあふれるまちづくり」を目指し、「南島原市セミナリヨ現代版画展」を開催しております。

◆ 募集期間
令和5年12月1日[金]- 令和6年1月16日[火]
◆ 展覧会
令和6年2月17日[土]- 2月25日[日]
会場:南島原市ありえコレジヨホール
〠 859-2202 長崎県南島原市有家町山川131番地1
電 話 0957-73-6736  FAX 0957-82-1212

◆ 巡回展示 いずれも入場無料
令和6年3月16日[土]- 3月31日[日]
雲仙ビードロ美術館  
〠 854-0621 長崎県雲仙市小浜町雲仙320
TEL 0957-73-3133 FAX 0957-73-3130 E-mail unzenspa☆giga.ocn.ne.jp
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令和6年4月16日[火]- 4月21日[日]
長崎県美術館 県民ギャラリー
〠 850-0862 長崎県長崎市出島町2番1号
TEL:095-833-2110/FAX:095-833-2115

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長崎県南島原市 ]

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長崎県 南島原市
世界文化遺産登録5周年記念
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展審査結果の公表 及び 展覧会の開催について
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/kiji0038359/index.html
長崎県南島原市は、天正遣欧少年使節が学んだセミナリヨやコレジヨが置かれた土地であり、長崎県指定文化財である銅版画「セビリアの聖母」は、有家セミナリヨ(長崎県南島原市)で日本人の手によって最初に制作された銅版画といわれています。
このような銅版画技術発祥の地である南島原市の歴史遺産や、先人の国際性と向学心をまちの誇りとして、歴史と文化のあふれるまちづくりを目指し、『南島原市セミナリヨ現代版画展』を開催しています。
今回は、10,845点もの素晴らしい作品の応募をいただきました。
厳正な審査により選ばれた入賞作品について、以下のとおりお知らせします。
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展審査結果(PDF:32.6キロバイト)別ウインドウで開きます
https://www.city.minamishimabara.lg.jp/kiji0038359/3_8359_62449_up_mjb25ygs.pdf
小学生作品から一般作品まで、独創性豊かな版画作品がずらりと並ぶ「第22回南島原市セミナリヨ現代版画展」にどうぞお越しください。
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日本大学藝術学部 美術学科
キャンパスニュース 2024年2月23日
【第22回南島原市セミナリオ現代版画展】
美術学科版画専攻(グラフィック・アーツ)在学生の成田華蓮さん(大学院1年)が 第22回南島原市セミナリヨ現代版画展セミナリオ大賞 を受賞、東尾文華さん(博士課程1年)が 準大賞(渡辺千尋賞)を受賞しました!   受賞おめでとうございます!
第三部門 一般の部
✿ セミナリヨ大賞     埼玉県   成田 華蓮  満ちる  銅版画
✿ 準大賞 (渡辺千尋賞)   東京都   東尾 文華  果てなき想い  水性木版画・銅版画
第22回南島原市セミナリヨ現代版画展第3部門(一般の部)入選作 画像紹介
                                   投稿:版画研究室

【展覧会】龍谷大学 龍谷ミュージアム|春季特別展 文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰|-ガンダーラから日本へ-|’24年4月20日-6月16日

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龍谷大学 龍谷ミュージアム
春季特別展 文明の十字路・バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰
-ガンダーラから日本へ-
会  期  2024年4月20日[土]- 6月16日[日]
会  場  龍谷大学 龍谷ミュージアム  展示室
      〠 600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)
      TEL. 075-351-2500 FAX. 075-351-2577
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
休  館  日  月曜日(ただし、4月29日[月]、5月6日[月]は開館)、
      4月30日[火]、5月7日[火]は休館
入  館 料  一 般 1,600円、 シニア 450円、高大生 900円、小中生 500円、小学生未満 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  浄土真宗本願寺派、本願寺
主  催  龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、読売新聞社
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アフガニスタンのバーミヤン遺跡は、ヒンドゥークシュ山脈のただ中にあって、ユーラシア各地の文化が行き交った、文明の十字路とも呼ばれる地域です。渓谷の崖面には、多くの石窟と2体の大仏が彫られ、その周囲には、「太陽神」や「弥勒」のすがたが、壁画で表現されていました。
残念ながら、それらは 2001年3月にイスラム原理主義組織・タリバンによって爆破されてしまいましたが、かつて日本の調査隊が撮影した写真や調査資料を詳細に検討することで、壁画の新たな描き起こし図が完成しました。名古屋大学・龍谷大学名誉教授の宮治昭先生による監修のもと、京都市立芸術大学の正垣雅子先生が描いた、貴重な学術研究成果です。
本展では、この新たな描き起こし図の完成を記念してその原図を展示し、壁画に表された太陽神と弥勒の世界に迫っていきます。さらに、中央アジアで発展した弥勒信仰が、東アジアへと伝わって多様な展開を遂げる様子をご覧いただきます。debb3cf94e9e1fd6fb77cd6e8f933ffe

<展示構成>
第1章:バーミヤン遺跡と東大仏の太陽神
第2章:西大仏の兜率天と弥勒
第3章:アジアに広がる弥勒信仰
第4章:弥勒信仰、日本へ

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 龍谷大学 龍谷ミュージアム

【展覧会】東京都現代美術館|翻訳できない わたしの言葉|’24年4月18日-7月7日|開催

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東京都現代美術館
翻訳できない わたしの言葉
会  期  2024年4月18日[木]- 7月7日[日] * 当初予定から会期を変更しています
休 館 日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は 閉館の30分前 まで)
会  場  東京都現代美術館 企画展示室 1F
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
観 覧 料  一 般1,400 円 / 大学生・専門学校生・65 歳以上1,000円 / 中高生600円
      * 小学生以下無料、各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
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言葉や思いをそのまま受けとることから
世界には様々な言語があり、一つの言語の中にも、方言や世代・経験による語彙・文法の違いなど、無数の豊かなバリエーションがあります。話す相手や場に応じて、仲間同士や家族だけで通じる言葉を使ったり、他言語を使ったりと、複数の言葉を使い分ける人もいるでしょう。言葉にしなくても伝わる思いもあります。それらはすべて、個人の中にこれまで蓄積されてきた経験の総体から生まれる「わたしの言葉」です。他言語を学ぶことでその言語を生み出した人々の文化や歴史に触れるように、誰かのことを知ることは、その人の「わたしの言葉」を、別の言葉に置き換えることなくそのまま受けとろうとすることから始まるのではないでしょうか。

この展覧会では、ユニ・ホン・シャープ、マユンキキ、南雲麻衣、新井英夫、金仁淑の5人のアーティストの作品を紹介します。彼らの作品は、みんなが同じ言語を話しているようにみえる社会に、異なる言語があることや、同じ言語の中にある違いに、解像度をあげ目を凝らそうとするものです。第一言語ではない言葉の発音がうまくできない様子を表現した作品や、最初に習得した言語の他に本来なら得られたかもしれない言語がある状況について語る作品、言葉が通じない相手の目をじっと見つめる作品、そして小さい声を聞き逃さないように耳を澄ませる体験などを通して、この展覧会では、鑑賞者一人ひとりが自分とは異なる誰かの「わたしの言葉」、そして自分自身の「わたしの言葉」を大切に思う機会を提示したいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館

【展覧会】兵庫県立美術館|スーラージュと森田子龍|’24年3月16日-5月19日|開幕壹箇月再紹介

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兵庫県立美術館
スーラージュと森田子龍
Pierre Soulages and Morita Shiryu
会  期  2024年3月16日[土]- 5月19日[日]
休  館  日  月曜日  * ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]は開館、
      4月30日[火]、5月7日[火]は休館
開館時間  午前10時 - 午後6時  * 入場は閉館30分前まで
会  場  兵庫県立美術館 企画展示室
      〠 651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 (HAT神戸内)  TEL: 078-262-1011
観覧料金  個人/当日 一 般 1,600円、大学生 1,000円、70歳以上 800円、高校生以下 無料
      * 障害者手帳等お持ちの方1名につき、介助者1名は無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
企画協力   スーラージュ美術館
主  催  兵庫県立美術館、神戸新聞社
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「フランス現代絵画の巨匠」と「兵庫県出身の世界的書家」の初めての二人展
約40年振りに日本の美術館でスーラージュの展覧会を開催!

フランスのアヴェロン県と兵庫県との20年をこえる友好提携を記念し、1950年代から直接交流のあった、画家のピエール・スーラージュ(1919-2022/アヴェロン県出身)と、書家の森田子龍(1912-1998/兵庫県出身)の展覧会を開催します。
国際交流は何をもたらし、文化的なアイデンティティはいかにして生まれるのでしょうか。スーラージュ美術館の全面的な協力により開催される本展では、二人の作品合わせて約50点に加え、書籍や日記などの資料を通して、芸術家の出会いを考えます。

E334-4483森田子龍(左)とスーラージュ(中央)1963 年、パリにて
E334-4486森田子龍《坐俎上》 1953 年 兵庫県立美術館

<みどころ> ❖ 1
「前衛書」の旗手として世界的に知られる書家、森田子龍は、兵庫県豊岡市の出身。その作品は 1950年から60年代にかけて海外で開催された展覧会に次々と出品され、大きな注目を集めました。森田子龍の展覧会が神戸で開催されるのは約30年振りで、約30点の作品が一堂に会します。
<みどころ> ❖ 2
パリのルーヴル美術館で2019年から2020年に個展が開催されるなど、フランスの国民的な画家として人気を誇るピエール・スーラージュ。故郷ロデーズにあるスーラージュ美術館から出品される17点のうち16点は “日本初公開”。もう1点は、1951年に日本で初めて展示されたスーラージュの作品で、このたび、約70年振りに来日します。
<みどころ> ❖ 3
コロナ禍による二度の開催延期、2022年10月スーラージュ氏の102歳での逝去を経て、ついに実現した今回の二人展。森田の編集する雑誌『墨美』を通じて交流がはじまった「白黒の仲間」※ の競演を見ることができるのは、兵庫県立美術館だけです。(本展は巡回の予定はありません)
※ モノクロームの作品を描く画家たちを指す、森田の言葉。

※ 作品画像は 兵庫県立美術館 より拝借した物です。二次引用などはご遠慮ください。
※ 兵庫県立美術館は事前予約制ではありません。混雑時は入場制限を行いますのでお待ちいただく場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 兵庫県立美術館 ]

【展覧会 予告】東京農業大学「食と農」の博物館|企画展 美しき土壌の世界|’24年4月18日-8月31日

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東京農業大学「食と農」の博物館
企画展 美しき土壌の世界
展示期間  2024年4月18日[木]- 8月31日[土]
開館時間  9:30 - 16:30
休  館  日  日曜日、月曜日、祝日、 大学が定めた休日
所  在  地  東京農業大学「食と農」の博物館 1階企画展示室
      158-0098 東京都世田谷区上用賀2-4-28
      TEL 03-5477-4033 FAX 03-3439-6528
      入館料無料[予約不要]
協  力  埼玉県立川の博物館、(一社)日本土壌肥料学会
主  催  東京農業大学「食と農」の博物館、
      応用生物科学部 農芸化学科 土壌肥料学研究室
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土壌は物質ではなく環境です。私達人間が生活している住宅と同じく、土壌微生物や植物(根・地下茎)や土壌動物にとっての居住空間です。その居住空間は非常に多様な色彩を帯び、複雑な構造を形成しています。ワクワクするくらい色んな種類があるのです。そして全ての土壌がなぜか美しいのです。
本企画展では、様々な場所でできた土壌から作った “モノリス”(土壌断面標本)を一斉展示します。見て比べ、違いを体感し、地下に広がる土壌の世界へ誘います。

【主な展示内容】
〇 まだまだ若い土壌 〇 火山灰からできる土壌 〇 赤い土ができるまで 〇 年老いた土壌 〇 表面が白い土壌 〇 森の土壌 〇 日本にある特徴的な土壌 〇 川が氾濫してできる土壌 〇 触れるモノリス

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京農業大学「食と農」の博物館
[ 関 連 : 東京農業大学「食と農」の博物館   公式紹介動画   YouTube  11:56 ]

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【ワークショップ/パフォーマンス】東京都現代美術館| 「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム|筆談会 これより先、無言|’24年4月20日|終了

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東京都現代美術館
「翻訳できない わたしの言葉」展関連プログラム
筆談会 これより先、無言
日  時  2024年4月20日[土] 13:00 - 17:00
      ※4時間ずっと参加することを求めるものではありません。この時間帯に実施して
       いますので、好きなタイミングでご参加ください。
      入退場自由
会  場  東京都現代美術館  企画展示室1F「翻訳できない わたしの言葉」展会場内ラウンジ
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
参加方法  当日、お好きなタイミングで参加してください。事前申込は不要です。
参  加  費  無 料
      * ただし、当日有効の本展チケット、またはMOTパスポート、身体障害者手帳等の
       ご提示が必要です。
アーティスト  住吉山 実里 (orangcosong)
        アシスタント:清水覚子(orangcosongアソシエイトメンバー)
               松橋 萌(orangcosongアソシエイトメンバー)
関連展覧会 翻訳できない わたしの言葉
      2024年4月18日[木]- 7月7日[日]
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展覧会から感じたことや、ふと思い出した言葉にまつわる思い出などについて、アーティストの住吉山実里と共に筆談で対話を試みるワークショップ/パフォーマンスです。
展覧会の最後の部屋に大きな白い紙を用意して待っています。事前申込は必要ありません。ふらりと立ち寄って、言葉について話をします。

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「筆談会」をします。
大きな紙の上で、言葉を書いて会話します。声は使いません。
日本語や、英語、あなたの母語、そして絵や図を通して話をしましょう。
ルールはひとつ、同時に書けるのはひとりだけ。
誰かの言葉を読んだり、聞いたり、待ったりして、静かな時間を一緒にすごしましょう。
出入りは自由です。
好きなときに来て、好きなときにお帰りください。
住吉山実里

<アーティストプロフィール>
住吉山実里(orangcosong)
大阪出身、横浜在住。マルチメディア・アーティスト。京都工芸繊維大学で建築・都市史を学んだ後、ダンサーとしての活動を開始。コンテンポラリーダンス、舞踏、演劇など数々の演出家の作品に出演し、2010 年より自身の作品創作を始める。2017年、京都の自宅を住み開いて始めた『筆談会 これより先、無言』を、大阪、高知、東京、横浜、釜山、上海、香港、台北、ヤンゴン、ジョグジャカルタ、マカンダ、ビルバオ、キプロスで展開。パフォーマンス作品では、空間と身体の関係に着目し、風船やカルタなど小道具を自作して観客との関係をつくるのが特徴。近年は、コミュニケーションを変容させることで起こる対話の可能性を探求している。2020年、オンラインでの国際プロジェクト『2×2 WindowS』をタム・ファムと共同創設する。

orangcosong(偶然空耸)
横浜を拠点に、世界各地で旅や滞在制作をしながら活動するアート・コレクティブ。藤原ちからと住吉山実里によって2019年に創設された。名称はインドネシア語の orang(人)と kosong(空っぽ)から。
舞台芸術での経験をベースにしつつも、ジャンルにこだわらず、主に劇場の外でアートプロジェクトを行ってきた。境界を越える人の移動や滞留によって生じる「モビリティ/グラヴィティ」、人々を分断して差別や偏見を生み出す「見えない壁」をテーマにしている。コロナ禍以後は特に、人々が集ってコミュニケーションを交わし合える場をオンサイト/オンラインで創出している。
2019年の「MOTサテライト2019 ひろがる地図」展では『演劇クエスト メトロポリスの秘宝』を発表。そのほか、映像作品『Stay Home Labyrinth』、テーブルパフォーマンス『IsLand Bar』など。2023年『町を旅する道具箱』を出版。月に一度オンラインワークショップ『町を旅する読書会』を開催している。2024年よりアソシエイトメンバー制を導入。
https://orangcosong.com/   https://www.facebook.com/orangcosong
https://www.instagram.com/orangcosong/

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館 ]

【展覧会】戸栗美術館|鍋島と金襴手 ― 繰り返しの美 ― 展|’24年4月17日-6月30日

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戸栗美術館
鍋島と金襴手 ― 繰り返しの美 ― 展
会  期  2024年4月17日[水]- 6月30日[日]
会  場  戸栗美術館 
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤 1-11-3
開館時間  10:00 - 17:00(入館受付は 16:30 まで)
      * 金曜・土曜は 10:00 - 20:00(入館受付は 19:30 まで)
休 館 日  月曜・火曜  * 4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]は開館。
入 館 料  一 般 1,200 円 / 高大生 500 円  * 中学生以下は 入館料 無 料
      * 上記の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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整然と器面に続いていく文様。器種や時を越えて何度も出現する図様。江戸時代に佐賀で作られた鍋島焼や金襴手(きんらんで)様式の伊万里焼のデザインの中には、「繰り返し」の手法が見られます。
鍋島焼は、佐賀鍋島藩から徳川将軍への献上を目的に創出されたやきもの。佐賀・伊万里の大川内山(おおかわちやま)の藩窯にて製作されたもので、17世紀末期には様式が確立されました。洗練されたデザインが数多見られ、唐花文や更紗文、桃文などを繰り返して連続させた構図もそのひとつ。同じ図様が時代を越え、踏み返されることも珍しくありません。
一方の伊万里焼の金襴手も、17世紀末期に成立した様式。佐賀・有田の民窯で焼造され、国内外で人気を博しました。様々な文様を組み合わせた緻密な構成が特色であり、皿と猪口などと器種をまたいであらわされる、定番の唐草文や幾何学文が見られます。色違いで表現される図様は、染付で骨格を描き上絵で彩色する、染錦(そめにしき)ならではの楽しさがあると言えるでしょう。
藩の献上および贈答品であった鍋島焼と、国内外で需要された伊万里焼という性格の違いはありますが、同時代に成立した両様式の中には、「繰り返し」という共通したデザインの方向性が認められます。約80点が織りなす、「繰り返し」の美をご堪能ください。

<展覧会構成と主な出展作品>
第1章では館蔵の鍋島・金襴手の優品を一堂に集め、第2・3章ではふたつのやきものに見られる「繰り返し」の美を、「連続文様」「定番文様」「色違い」「踏返し」の4つのアプローチでそれぞれ紐解いていきます。

◆ 第1章 「館蔵優品選—鍋島と金襴手—」(特別展示室)
鍋島焼と金襴手様式の伊万里焼は同じ時代に様式が成立しながらも、それぞれ性格が異なります。藩窯で製作される鍋島焼は厳粛に、金襴手様式の伊万里焼は絢爛に、個性際立つ2つのやきものを、厳選した館蔵の優品10点から紹介いたします。
◆ 第2章 「鍋島焼」(第1展示室)
〔鍋島焼×連続文様〕
染付による七宝文を組み合わせて描いた更紗文の皿。鍋島焼には連続した文様を丸い窓から覗くように切り取ったデザインがよく採用されており、特に前期には様々な更紗文の皿類が見られます。
〔鍋島焼×踏返し〕
相対する2羽の鳳凰をあらわした皿。鳳凰の顔や体の向き、渦巻く尾羽などよく似たデザインですが、左は鍋島焼の中でも前期、右は盛期の作例です。鍋島焼では、同様の図様を時代を超えて繰り返し採用していました。
◆ 第3章 「金襴手様式の伊万里焼」(第2展示室)
〔金襴手×定番文様〕
この桃形皿は、地文様として赤地に金色の唐草文を描いていますが、同じ唐草文を描いた猪口もあります。金襴手様式の伊万里焼には、別のうつわ、あるいは皿と猪口のように器種をまたいで描かれる定番の文様が種々存在しています。

<同時開催>
◇ 第3展示室 『江戸時代の伊万里焼 ― 誕生からの変遷 ―』
◇ やきもの展示室『鍋島焼・伊万里焼ができるまで』

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 戸栗美術館 ]   { 活版アラカルト 戸栗美術館 過去ログまとめ }

【展覧会】埼玉県立近代美術館|企画展 アブソリュート・チェアーズ|’24年2月17日-5月12日|開幕貳箇月再紹介

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埼玉県立近代美術館
企画展 アブソリュート・チェアーズ
会  期  2024年2月17日[土]- 5月12日[日]
休  館  日  月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)
開館時間  10:00 - 17:30(展示室への入場は17:00まで)
会  場  埼玉県立近代美術館
      〠 330-0061 埼玉県さいたま市浦和区常盤9丁目30-1 TEL. 048-824-0111
観  覧  料  一  般  1300円、大 高 生 1040円、中学生以下は 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  国立民族学博物館
主  催  埼玉県立近代美術館、東京新聞
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開館当初からデザイン椅子の名品を館内に設置してきた「椅子の美術館」が、従来のデザイン椅子展とは異なる新しい視点から「椅子」というテーマに挑みます。
椅子は多くのデザイナーや建築家の創造性を刺激する絶対的なテーマであると同時に、アーティストにとっても魅力的なモチーフとなってきました。玉座のように権威の象徴となることもあれば、車椅子のように身体の補助となることもあり、電気椅子のように死や暴力とも無縁ではない椅子。また、私たちが椅子に座って向き合えば、そこには関係が生まれます。この上なく身近でありながら、社会や身体との密接な関わりの中で幅広い意味や象徴性をまとった椅子は、まさに究極の日用品と言えるでしょう。
アーティストたちは椅子のもつ意味をとらえ、作品を通じて社会の中の不和や矛盾、個人的な記憶や他者との関係性などを浮かび上がらせてきました。アートのなかの椅子は、日常で使う椅子にはない極端なあり方、逸脱したあり方によって、私たちの思考に揺さぶりをかけます。
本展覧会は、主に戦後から現代までの美術作品における椅子の表現に着目するものです。椅子をめぐる国内外の平面・立体・映像作品約70点を紹介し、アートのなかの椅子の機能や含意を読み解きます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :埼玉県立近代美術館

【展覧会】サントリー美術館|サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品|’24年4月17日-6月16日

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サントリー美術館
サントリー美術館コレクション展 名品ときたま迷品
会  期  2024年4月17日[水]- 6月16日[日]
      * 作品保護のため、会期中展示替を行います。
会  場  サントリー美術館
      〠 107-8643 東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3階
      TEL:03-3479-8600 FAX:03-3479-8643
開館時間  10:00 - 18:00(金曜は 10:00 - 20:00)
      * 4月27日[土]、28日[日]、5月2日[木]-5日[日・祝]、6月15日[土]は
       20時まで開館
      * いずれも入館は閉館の30分前まで
休  館  日  火曜日  * 6月11日は 18時まで 開館
入館料金  一  般       当日 ¥1,500     前売 ¥1,300
      大学・高校生  当日 ¥1,000   前売 ¥ 800
      * 前売り、各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲公式詳細を参照。
主  催  サントリー美術館、朝日新聞社
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「メイヒン」と聞いてまず思い浮かべるのは、国宝や重要文化財に指定され、その芸術的な価値の高さを誰もが認めるような「名品」ではないでしょうか。しかし「メイヒン」とは、それだけにとどまりません。これまでほとんど注目されず、展覧会にもあまり出品されてこなかった、知られざる「迷品」の世界もまた、同時に広がっているのです。そしてたとえ「迷品」とされるようなものであっても、少し視点を変えるだけで、強く心を惹かれる可能性を秘めているかもしれません。そうした時、「名品」と「迷品」を分ける明確な基準はないといえるでしょう。
そこで本展では、「生活の中の美」を基本理念とするサントリー美術館コレクションの「メイヒン」たちを一堂に会し、さまざまな角度から多彩な魅力をご紹介します。作品にまつわる逸話や意外な一面を知れば、「迷品」が「名品」になることも、「名品」が「迷品」になることも——目の前にある作品がどちらであるのか、それを決めるのは「あなた次第」。自分だけの「メイヒン」をぜひ探してみてください。

《本展のみどころ》
● 知られざる秘蔵コレクションを多数出品
1961年の開館以来、「生活の中の美」を基本理念として収集活動を行ってきたサントリー美術館コレクションのなかから、これまであまり展示の機会のなかった作品を多数ご紹介します。
● 国宝・重要文化財も大集合
国宝「浮線綾螺鈿蒔絵手箱」や重要文化財「泰西王侯騎馬図屛風」をはじめとする、サントリー美術館が所蔵する計16件の国宝・重要文化財指定作品(国宝1件、重要文化財15件)を可能な限り出品する予定です。一つの展覧会でこれらを通覧できる貴重な機会となります。
※作品の状態、その他やむをえない事情により、展示されない場合があります。
●「メイヒン」探しをお楽しみいただく展覧会
通常の作品解説に加えて学芸員によるマニアックな情報もご用意し、作品にまつわる逸話や意外な一面をお伝えします。一見しただけではわからない隠れた情報を知れば、作品に対する印象が変わるかもしれません。造形や表現などにとどまらない視点で作品を捉え直す、自分だけの「メイヒン」探しをお手伝いします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : サントリー美術館 ]

【展覧会】天理大学附属 天理参考館|特別展 ペルー独立確立200周年 2024|第95回企画展 器にみるアンデス世界 ― ペルー南部地域編 ―|’24年4月17日-6月3日

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天理大学附属 天理参考館
特別展 ペルー独立確立200周年 2024 第95回企画展
器にみるアンデス世界 ― ペルー南部地域編 ―
期  間  2024年4月17日[水]- 6月3日[月]
会  場  天理大学附属天理参考館 3階企画展示室
      〠 632-8540奈良県天理市守目堂町250番地 
      TEL:0743-63-8414 FAX:0743-63-7721
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は午後4時まで)
休  館  日  火曜日、4月28日(創立記念日)
入  館  料  大  人   500円 ・ 団体 (20名以上)   400円 ・ 小中高生   300円
      * 常設展示もご覧いただけます
協  力  山形大学ナスカ研究所・山形大学附属博物館
主  催  天理大学附属 天理参考館
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日本で「古代アンデス」といえば、インカ帝国を思い浮かべる方が多いでしょう。しかし、ペルーとボリビアの一部を含む中央アンデス地帯では、実に多様な古代文化が栄えました。古代アンデスでは紀元前3000年頃から神殿が建設され始めますが、土器が登場するのは紀元前1800年頃と、世界のほかの地域と比べて遅かったことに驚かされます。それにもかかわらず、各地で様々な土器がつくられました。
こうした古代アンデスの土器は、19世紀後半に欧米諸国の博物館や美術館によって考古学的に高く評価されます。これがきっかけとなり贋作がつくられるようになりました。そして1950年代に古美術コレクター達によって造形美術としての価値まで付与されると、贋作づくりはさらに盛んになりました。
本展は、2021年に開催した第86回企画展「器にみるアンデス世界―ペルー北部地域編―」の続編として開催します。そのため、ペルー南部地域とボリビアにまたがって栄えた古代文化を対象として、土器や木器の真作と贋作を同時に展示します。これにより、当時の世界観に触れていただき、それらが現代ペルー社会において古代とは異なる脈絡で再生産されている様子をご覧いただきます。また、山形大学ナスカ研究所および山形大学附属博物館の協力を得て、ナスカの地上絵に関する最新の研究成果と、同時進行で行われている保護活動の現状についてご紹介します。
本展を通じて、ペルー北部地域とは異なる土器や木器 の造形をご堪能いただき、現代ペルー社会における文化財をめぐる実状を感じとっていただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 天理大学附属 天理参考館 ] 

【展覧会】東洋文庫ミュージアム|企画展 キリスト教交流史 ー宣教師の見た日本、アジアー|’24年1月27日-5月12日|会期終盤

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東洋文庫ミュージアム
企画展 キリスト教交流史 ー宣教師の見た日本、アジアー
開催期間   2024年1月27日[土]- 5月12日[日]
所  在  地  東洋文庫 
      〠 113-0021 東京都文京区本駒込 2-28-21
      TEL 03-3942-0280(ミュージアム)
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「キリスト教」はご存じの通り世界的な宗教ですが、その歴史をさかのぼると、東西の文化交流において重要な役割を担ってきたことに気づきます。はじめは陸路で、大航海時代には海路を使って宣教師たちがアジア諸地域に次々とやってきましたが、反応や受容のあり方は地域ごとに異なるものでした。キリスト教交流史の視点からアジアを眺めることで、かえってアジア各地の多様性や特徴が際立って見えてくることでしょう。
東洋文庫は設立時からキリスト教関係の貴重書を豊富に所蔵しており、国内有数の質と量を誇ります。諸言語で編まれた多彩な作品群から、キリスト教を通じた東西交流のあゆみをおいかけてゆきましょう。

<展示資料の閲覧方法>
展示資料の原題・請求番号 は下記よりご覧いただけます。
これらの資料は展示終了後閲覧室でご覧いただけます(一部ご覧いただけない場合もあります)。
http://www.toyo-bunko.or.jp/library3/prohibition.html
<詳しい閲覧方法>はこちらよりご覧ください。 閲覧室のご利用方法 

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東洋文庫 東洋文庫ミュージアム

【公演 予告】国立文楽劇場|令和6年6月文楽公演 大人のための文楽入門|’24年6月6日-6月20日|チケット5月8日ゟ発売

2024_文楽鑑賞教室_表面_配役_色校直し 2024_文楽鑑賞教室_裏面_配役_緑_2校☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

国立文楽劇場
令和6年6月文楽鑑賞教室
大人のための文楽入門 / Discover BUNRAKU
公演期間  2024年6月6日[木]- 2024年6月20日[木]
開演時間  午前の部 午前10時30分  (午後1時終演予定)
      午後の部 午後 2 時    (午後4時30分終演予定)
      * 全日程で中学生・高校生等の団体観劇があり、平日は学校団体で満席の場合も
       ございます。あらかじめご了承ください。
      ◇ 6月16日[日]は
        午前11時「大人のための文楽入門」 午後2時30分「Discover BUNRAKU」です。
休  演  日  6月11日[火]
会  場  国立文楽劇場
      〠 542-0073 大阪府大阪市中央区日本橋1-12-10
      TEL 06-6212-2531(代表) ▶ アクセス
チケット  電話・インターネット予約開始:2024年5月8日[水]10:00 ゟ
等級別料金 〔全席均一〕 一 般 4,200円 / 学生 1,500円
      ▶ 座席表は こちら       ▶ 配役表(251.41KB
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< 演目・主な出演者 >
第41回 文楽鑑賞教室
二人三番叟-ににん さんば そう
天下太平・五穀豊穣を祈る能『翁ーおきな』を議太夫にうつした『寿式三番叟-ことぶきしき
さんばそう』の後半部分。浄瑠璃と三味線の華やかな演奏と、力つよい足拍子や、躍動的な人
形の舞をお楽しみください。
解 説  文楽へようこそ
太夫・三味線・人形の三業が一体となってつくりあげる舞台芸術、文楽。技芸院による実演を交
えた解説で、その魅力の一端を紹介します。
菅原伝授手習鏡-すがわら でんじゅ てならい かがみ
寺入りの段 / 寺子屋の段 → 以下略 -ご関心のある方は、上掲図版のクリックで二段階で拡
大します。ていねいな「振りかな」が、いわゆるルビ形式でふられています。

※ 演目・出演者・前売り開始日・等級別料金などは 掲載フライヤーを拡大表示するか、下掲詳細参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立劇場 / 国立文楽劇場

[ 参 考 : 国立劇場 National Theatre   YouTube   国立文楽劇場令和5年文楽鑑賞教室   12:03 ]

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【展覧会】平和祈念展示資料館|企画展 遠き大陸への想い『満蒙印画輯』に見る風景|’24年4月16日-7月15日|前後期二部制開催

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平和祈念展示資料館
企画展 遠き大陸への想い 『満蒙印画輯』に見る風景
日  時  2024年4月16日[火]- 7月15日[月・祝]
         前 期:4月16日[火]ー 6月 2日[日]  
         後 期:6月 4 日[火]- 7月15日[月・祝]
開館時間  9:30 - 17:30 (入館は17:00まで)
休  館  日  毎週月曜日(月曜が祝日の場合は火曜日)
会     場     平和祈念展示資料館 企画展示コーナー
所    在地  平和祈念展示資料館 (総務省委託)  
      〠 163-0233 東京都新宿区西新宿2-6-1 新宿住友ビル33階
      TEL :03-5323-8709 FAX :03-5323-8714 E-mail :info☆heiwakinen.jp
入館無料

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本展では、当館が所蔵する「満蒙印画輯」を取り上げます。これは中国の大連に拠点を置いた亜東印画協会が発行した写真帳です。中国・満州・モンゴルなどの景観名所だけでなく、そこで暮らす人々の生活や風俗にわたる情報を、写真と解説文で紹介したもので、1924(大正13)年から、数枚をセットとして毎月7千人の会員に配布されました。のちに「亜東印画輯」と改題、1944年まで定期的に発行され、これを原版として多くの絵葉書やブロマイドも製作・頒布されています。満蒙印画輯に収められた写真は、この時期には珍しく、ありのままの現地の様子を紹介するという意図をもって撮影されました。
戦前、日本は国策として多くの人々を満州へ送り出し、入植を進めました。現在のようにメディアが発達しておらず、一般の日本人にとって海外の状況を知ることは容易ではなかった時代、人々はこうした写真集や書籍、市販されていた絵葉書などを通じて見知らぬ風景にあこがれを抱き、新天地を求めてまだ見ぬ地、満州へと渡りました。
満州からの引揚げの前段となる写真の数々から、およそ100年前に人々が抱いた新天地への憧憬の念を感じていただければ幸いです。

※ 展示作品のオリジナル解説文には、一部、現代の歴史認識や社会通念に照らして不当・不適切な表現や語句、差別的表現が見られる部分があります。出版当時の時代的背景と本作品の資料的意義を考慮し、語句的注釈や旧漢字対照のみを加えて展示することをご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 平和祈念展示資料館

【展覧会】豊島区立 熊谷守一美術館|企画展 熊谷守一美術館39周年展|’24年4月16日-6月30日

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豊島区立 熊谷守一美術館
企画展 熊谷守一美術館39周年展
会  期  2024年4月16日[火]- 6月30日[日]
会  場  豊島区立 熊谷守一美術館
      〠 171-0044 東京都豊島区千早2丁目27-6
時  間  午前10時30分 - 午後5時30分 (最終入館/閉館の30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日問わず)
観  覧  料  一 般 700円、高・大学生 300円、小・中学生 100円、小学生未満無料
特別協力   熊谷守一つけち記念館
主  催  豊島区立 熊谷守一美術館
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豊島区立 熊谷守一美術館(豊島区千早2丁目27-6)にて、豊島区立 熊谷守一美術館 特別企画展「熊谷守一美術館39周年展 守一、旅を描く。」を2024年4月16日[火]- 6月30日[日]まで開催いたします。
本展は、各地で所蔵されている熊谷守一作品を御覧いただける機会として、毎年5月28日の開館記念日に合わせ開催している特別企画展です。本展では、熊谷守一の故郷、岐阜県中津川市付知町の「熊谷守一つけち記念館」から油彩作品19点/関連資料1点の計20点をお借りし、守一と「旅」をテーマに、当館所蔵・寄託作品とあわせて展示いたします。

熊谷守一はその晩年、自宅と庭からほとんど外出せずに作品を制作し、植物や虫など、ごく身近なモチーフを描いたことで知られています。しかし実は守一は、70歳を超える頃まで日本の様々な土地へ旅をし、各地で出会った風景を題材に作品を描いています。
東京美術学校在学時には夏休みを利用して徒歩でのスケッチ旅行に出かけ、卒業後には樺太調査団の絵描きとして樺太の風物の写生を仕事とした時期もありました。昭和初期、二科技塾で指導していた頃には、塾生とともに写生旅行に出かけることもしばしばあり、戦後もそういった仲間と共にスケッチの旅に出かけています。そして76歳の春、脳卒中の発作を起こし自宅に籠もるようになりましたが、その後もかつての旅先の風景を描いたスケッチや作品をもとに再制作を重ねています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 豊島区立 熊谷守一美術館

【公演./イベント】国立民族学博物館|みんぱく創設50周年記念特別展|日本の仮面 ― 芸能と祭りの世界関連イベント|千本ゑんま堂大念佛狂言民博公演|’24年4月14日開催|終了

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国立民族学博物館
イベント
みんぱく創設50周年記念特別展 日本の仮面 ―― 芸能と祭りの世界関連イベント
千本ゑんま堂大念佛狂言民博公演
開 催 日  2024年4月14日[日]
時  間  13:30 ー 16:15(開場 13:00)
場  所  国立民族学博物館 みんぱくインテリジェントホール(講堂)
定  員  400名
参  加  費  要 展示観覧券(一般 580円、特別展をご覧になる場合は 一般 880円)
      ※ イベント参加費は不要
申  込  事前申込制(先着順)* 予約状況はイベント 予約サイト でご確認ください。
      * オンライン(ライブ配信)はありません。
共  催  千本ゑんま堂大念佛狂言保存会
主  催  国立民族学博物館
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千本ゑんま堂大念佛狂言は、平安時代末期の天台宗の融通念仏に由来し、その教えを人々へ普及するために始められた念仏狂言です。演者が面をつけて、仏教などに関する内容を狂言形式で平易に演じ、壬生狂言、嵯峨大念仏狂言とともに京都三大大念仏狂言に数えられます。本公演は、同狂言の念仏芸能、仮面芸能としての姿を紹介します。なお、特別展「日本の仮面――芸能と祭りの世界」では同狂言の面を展示する予定です。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上ご参加・観覧ください。
[ 詳 細 : 国立民族学博物館
[ 関 連 :〔展覧会〕国立民族学博物館|特別展示 みんぱく創設50周年記念特別展|日本の仮面 ― 芸能と祭りの世界|’24年3月28日-6月11日 ]

【展覧会】神田日勝記念美術館|コレクション展Ⅱ×ミニ企画展「日勝×〈文学〉」|’23年12月13日-’24年4月21日|会期延長|★夭逝せし画家は何故半身之馬像を残せしか|次期展解明

神田日勝記念美術館

神田日勝記念美術館
コレクション展Ⅱ×ミニ企画展「日勝×〈文学〉」
会  期  2023年12月13日[水]- 2024年4月14日[日]  会期延長:4月21日[日]まで
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、祝日の翌平日 (1/9、2/13、3/21)
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観  覧  料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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神田日勝や、彼の作品が作中に登場する小説や脚本、エッセイなど、言語によって表現される芸術作品に注目し、本展ではそれらを広く〈文学〉と位置づけ、絵画との接点に注目する展覧会です。
それらの〈文学〉作品では、神田日勝の絵画が物語上の装置 (仕掛け) あるいは物語に彩りを与える要素として用いられている作品や、1979年の米村晃太郎『土くれ』、2019年のNHK連続テレビ小説『なつぞら』など、日勝をモデルにしたと思われる人物が登場する作品が存在します。
〈文学〉作品の登場人物やストーリーの分析を通して、フィクションの中でつくられた画家のイメージ像に迫りつつ、実際の神田日勝作品をご覧いただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介

【展覧会】神田日勝記念美術館|コレクション展Ⅰ コレクション選 ~30年の歩みを振り返る~|’24年4月25日-6月23日

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神田日勝記念美術館
コレクション展Ⅰ コレクション選 ~30年の歩みを振り返る~
会  期  2024年4月25日[木]- 6月23日[日]
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休 館 日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、祝日の翌平日(5/7)
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観 覧 料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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当館のロゴマークにも起用され、美術館の「顔」でもある《馬(絶筆・未完)》や、30年前の開館年に帯広信用金庫のカレンダーに選ばれた《晴れた日の風景》など、館蔵品の神田日勝コレクションのなかから厳選し、一堂に会する展覧会です。
1階では概ね年代順に並べることで、日勝の画業の流れを辿ります。かわって2階では、「30年の歩みを振り返る」として、写真パネルや年譜、開館以来の歴代特別企画展のポスターを特別展示いたします。

神田 日勝 かんだ にっしょう
画家。1937年(昭和12年)12月8日-1970年(昭和45年)8月25日、腎盂炎による敗血症で逝去(享年32)。2020年(令和2年)4月、東京ステーションギャラリー「神田日勝 大地への筆触」展開催、おおきな話題を呼ぶ。同展は神田日勝記念美術館(7月)、北海道立近代美術館(9月)に巡回。神田日勝記念美術館のシンボルマークに採用されている、半身だけの馬の由来があきらかになる。{一部編集}
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▶ 神田日勝記念美術館 神田日勝の生涯ゟ 冒頭部
北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝。彼の残した作品は、いまなおその輝きを失わず、多くの人々の心をとらえています。
神田日勝は1937(昭和12)年、東京の練馬で生まれました。7歳のとき、一家は北海道の十勝に入植します。慣れない開拓生活の中で日勝は、農業に従事しながら、次第に絵画に情熱を傾けるようになります。身近な生活に題材をとり、一筆一筆に魂をこめて描かれた力強いその作品は、徐々に高い評価を受けるようになりますが、新たな境地に踏み出そうとしていた矢先の1970年、病気のため、32歳の若さで亡くなります。最後まで描き続けた馬の絵は、半身が未完成のままでした。
          ―『神田日勝大地への筆触』展図録より(北海道新聞社、2020年)

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[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介

【展覧会 予告】釧路市立美術館|コレクションが出会う道東|神田日勝記念美術館 × 釧路市立美術館所蔵作品交換展|’24年4月27日-6月16日

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釧路市立美術館
コレクションが出会う道東-ばしょ-
神田日勝記念美術館 × 釧路市立美術館所蔵作品交換展
会  期  令和6(2024)年4月27日[土]- 6月16日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(ただし 特別展会期中の月曜日が祝日、振替休日の場合は開館)、展示替期間中
会  場  釧路市立美術館 ギャラリーA
      〠 085-0836 北海道釧路市幣舞町4-28
      電 話 0154-42-6116(直通) FAX 0154-41-8182
観  覧  料  一 般 600円、 大学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
企画協力  神田日勝記念美術館
主  催  釧路市民文化展実行委員会、釧路市立美術館、北海道新聞釧路支社
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北海道河東郡鹿追町にある神田日勝記念美術館は画家・神田日勝(1937-1970)の作品や関連する十勝の作家の作品を所蔵している美術館です。一方で私たち釧路市立美術館では釧路ゆかりの作家の作品、釧路を題材にした作品を中心に所蔵しています。
一見するとつながりの薄いように見える両館ですが、たとえば当館所蔵の望月正男(1918-2008)は神田日勝と同様、全道展に出品しており、同じく松樹路人(1927-2017)は独立展における日勝の先輩でもありました。また、現実の風景の再構成という観点から、神田日勝の描く十勝の風景と、当館所蔵の作家たちの釧路の風景を比較するならば、そこには何か共通する感覚のようなものが見えてくるのではないでしょうか。
本展覧会では神田日勝記念美術館から作品をお借りし、両館のコレクションを組み合わせて会場を構成することで、道東地域の美術の一端を提示することを目指します。普段同じ会場に並ぶことのないコレクションが出会う場所で、両館のコレクションとの出会いをお楽しみください。

◉ 神田日勝記念美術館
神田日勝(かんだ にっしょう 1937–1970)の作品や資料を収集、保存、展示し、地域の文化振興に寄与するため、1993年に開館。当初の名称は神田日勝記念館だが、2006年に現在の名称へ改称。日勝の作品を展示する常設展や関連するテーマを設けた特別展を開催。2023年に開館30周年を迎えた。

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[ 詳 細 : 釧路市立美術館     神田日勝記念美術館
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介
 

【展覧会】東京ステーションギャラリー|神田日勝 ─ 大地への筆触|’20年4月18日-6月28日|終了

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神田日勝 ── 大地への筆触
会  期  2020年4月18日[土]-6月28日[日]
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十勝の大地で農業をしながら制作を続けた神田日勝。その没後50年を記念した本展は、東京での40年ぶりの本格的な回顧展となります。
神田日勝は N H K 連続テレビ小説「なつぞら」の山田天陽のモチーフとなった画家です。馬や労働者を力強いリアリズムで描いた作品で知られますが、一方で同時代の美術にも敏感に反応し、多くの新しい試みを行いました。本展では、最新の研究成果も反映し、日勝の全貌に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細: 東京ステーションギャラリー
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★ 活版アラカルト注目 「神田日勝」4項目連続紹介

【展覧会 予告】目黒区美術館|青山悟 刺繍少年フォーエバー|SATORU AOYAMA : A Boy Who Sews Forever|’24年4月20日-6月9日

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目黒区美術館
青山悟 刺繍少年フォーエバー
SATORU AOYAMA : A Boy Who Sews Forever
会  期  2024年4月20日[土]- 6月9日[日]
休  館  日  月曜日  * ただし、4月29日[月・祝]・5月6日[月・休]は開館、
      4月30日[火]・5月7日[火]は休館
時  間  10:00 - 18:00(入館は 17:30 まで)
観  覧  料  一 般 900円、大高生・65歳以上 700円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
会  場  目黒区美術館
      〠 153-0063 東京都目黒区目黒2-4-36
      TEL: 03-3714-1201 / FAX: 03-3715-9328
主  催  公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
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目黒区出身・在住の現代美術作家、青山悟の美術館初個展
青山悟は、目黒区出身・在住の現代美術作家です。 森美術館や京都国立近代美術館、愛知県美術館など、日本の主要な美術館が青山の作品を収蔵しています。 この度は、青山にとって初めての、美術館での個展となります。
青山悟公式ウェブサイト   

※ 入館のための日時指定予約は必要ありません。開館時間内に直接お越しください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 目黒区美術館

【イベント】目黒区美術館|2024年度 目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー|’24年4月14日-5月25日|期間内4日開催

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目黒区美術館
2024年度 目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)建築ガイドツアー
English Guided Architectural Tour 2024  Meguro City Office Building Complex
開催期間  2024年4月14日[日]- 5月25日[土]
コース・内容   A 「じっくり見るコース」…見どころ満喫、建築専門家ガイドがご案内します。  
       B 「楽しく見るコース」…建築見学が初めての方でも気軽にご参加いだけます。
       C 「英語で見るコース」…外国の方向けの英語によるハイライトコース。
開  催  日       ①  4月14日[日] 14時-16時 〔設定コース〕A・B
      ②  4月27日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・C 英語
      ③  5月18日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・B
      ④  5月25日[土] 14時-16時 〔設定コース〕A・C 英語
場  所  目黒区総合庁舎
      〠 153-8573 東京都目黒区上目黒二丁目19番15号
      東急東横線・東京メトロ日比谷線 中目黒駅から徒歩5分
解  説  目黒区美術館 建築ガイドスタッフ(目黒区美術館ボランティア会メンバー)
参  加  費  600円(保険・資料代含む)
定  員  各日50名(A・Bは抽選:40名程度、Cは先着順:10名程度)
対  象  中学生以上  
◉ 以下 注意事項、申込期間、申込方法などの詳細は 下掲  ▶ 目黒区美術館 イベントページ 参照
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2024年の春、昨年に引き続き「目黒区総合庁舎建築ガイドツアー」を開催します!
目黒区総合庁舎(1966年竣工/旧千代田生命本社ビル)は、建築家・村野藤吾が情熱を傾けたオフィスビルの傑作です。
本ツアーは、目黒区美術館が2004年に開催した《村野藤吾のディテール・旧千代田生命本社ビル(現目黒区総合庁舎)〈図面/写真〉展》にあわせてスタートし、設定コースや実施方法などに改良と工夫を加えながら回数を重ねてきました。開始以来、毎年、多くの方々にご参加いただいており、昨今の村野藤吾に対する関心の高さを感じさせます。今回も、研究、研修を重ねてきた目黒区美術館建築ボランティアのガイドスタッフが、村野建築のデザイン的意図や建築の見方をご案内します。
今年の開催は4日間、毎年恒例の建築の見どころを満喫する「じっくり見るコース」のほか、建築見学が初めての方でも気軽にご参加いただける「楽しく見るコース」、外国人の方向けの「英語で見るコース」を設定いたします。また、昨年見学できなかった〈和室〉の入室鑑賞も再開いたします。皆さまのご参加をお待ちしております。

※ 目黒区美術館は展示入替のため、展覧会は開催しておりません。4月20日まで本館は休館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 目黒区美術館  目黒区美術館 イベントページ

【展覧会】八ヶ岳美術館|没後40年建築展 建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館|’24年4月1日-6月2日

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八ヶ岳美術館
没後40年建築展
建築家 村野藤吾と八ヶ岳美術館
会  期  2024年4月1日[月]- 6月2日[日] * 会期中無休
入  館  料  大人(高校生以上)510円、小中学生 250円
      * 諏訪6市町村内の小中学生は学生証や図書カードなどの提示により無料で入館可能。
所  在  地  八ヶ岳美術館(原村歴史民俗資料館)
      〠 391-0115 長野県諏訪郡原村17217-1611 TEL/FAX 0266-74-2701
──────────────────────
村野藤吾は佐賀県東松浦郡満島村(現・唐津市)に生まれ、早稲田大学を卒業後、渡辺節建築事務所をへて1929 年に村野建築事務所を開設し、数々の名建築を手がけた日本を代表する建築家です。生涯でおもに5つの博物館・美術館・展示施設に携わり、それらは村野建築の代表作となっています。戦後の1953 年にフジカワ画廊を手掛け、1970 年には最初の美術館である兵庫県立近代美術館(現・兵庫県立美術館 原田の森ギャラリー)を設計しました。1975 年の小諸市立小山敬三美術館に続き、1979年に八ヶ岳美術館が竣工されました。のちの1983 年には谷村美術館が竣工されています。
このたびは八ヶ岳美術館の模型や設計図、写真などの建築資料を中心に、村野の手掛けた美術館や関連する建築について、図面や模型などの資料から紹介します。新たに石田雄琉氏による八ヶ岳美術館の模型を制作展示、松川元希氏が建築を3Dデジタルデータ化し、会場にVR映像を投影します。これまでに訪れた来館者や施工担当者の撮影した写真も展示し、八ヶ岳美術館の建設当初の姿をあらゆる角度からご覧いただけます。
会期中には、第一線で活躍する建築家や研究者による連続建築講演会を開催し、没後40年を経た村野藤吾建築について理解を深めていきます。
20240408165531_00001 20240408165531_00002                     偶然手許にあった「八ヶ岳美術館」のハンドアウト
京都工芸繊維大学資料館村野藤吾展フライヤー参 考 : 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館  第13回村野藤吾建築設計図展  村野藤吾の住宅デザイン 2015年3-6月 終了

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 八ヶ岳美術館

【展覧会】高知県立美術館|イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき|’24年4月14日-6月16日|

高知県立美術館4月巡回展高知県立美術館
イッタラ展
フィンランドガラスのきらめき
会  期  2024年4月14日[日]- 6月16日[日]
開館時間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
休  館  日  年末年始以外は無休(臨時休館があります)
観  覧  料  一般当日 1,200円、大学生 850円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細公式サイト参照。
会  場  高知県立美術館 
      〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
特別協力  Iittala
主  催  高知県立美術館(公益財団法人高知県文化財団)、
      フィンランド・デザイン・ミュージアム、朝日新聞社、KUTVテレビ高知
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フィンランドを代表するライフスタイルブランド・イッタラ。1881年に設立された同ブランドは、アルヴァ・アアルトやカイ・フランクらフィンランド・デザインの発展を牽引した建築家やデザイナーとともに歩んできました。美しさと機能性をすべての人へ提供するという彼らの思想のもと送り出されてきたプロダクトは世界中で愛され続けています。
本展は、イッタラ創立140周年を記念し、フィンランド・デザイン・ミュージアムが2021年に開催した展覧会を再構成し、イッタラと日本の関係に焦点を当てた章を加えて開催します。イッタラの歩みを象徴するクラシックデザインからモダンデザインのガラスを中心に、陶器や磁器、映像やインスタレーションを交えた約450点の作品や資料を通して、その技術と哲学、デザインの美学に迫ります。時代を超えて今なお輝き続けるイッタラの世界をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館 ]  { 活版アラカルト  高知県立美術館  過去ログまとめ }

【展覧会】新潟市美術館|企画展 もしも猫展|’24年4月13日-6月2日

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新潟市美術館
企画展 もしも猫展
会  期  2024年4月13日[土]- 6月2日[日]
      * 会期中、一部作品の場面替えがあります。
会  場  新潟市美術館 企画展示室
      〠 951-8104 新潟県新潟市中央区西大畑町5191−9
開館時間  9:30 - 18:00 * 観覧券販売は閉館30分前まで
休  館  日  毎週月曜日(ただし 4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]
観  覧  料  当日券 一 般  1,400円、 大・高校生  1,000円、 中学生以下  無料
      * 障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方、および一部の介助者は無料(受付でご提示を)
協  力  名古屋市博物館
主  催  新潟市美術館、TeNYテレビ新潟
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「もしも、うちの猫が人のように話したら?」
                                                   そんな想像をしたことはありませんか?

天保12年(1841)頃、無類の愛猫家としても知られる 浮世絵師の 歌川国芳(うたがわ  くによし   1797-1861)は、猫を人のように描いたり、役者を猫の顔に見立てた作品を次々と発表していきます。
本展では、国芳の猫を題材とした作品を中心に、江戸時代から明治時代の擬人化表現の魅力を探ります。愛らしく、アイデアあふれる擬人化の世界をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新潟市美術館  展覧会公式WEBサイト(外部リンク)

【体験・学び】千葉市美術館|つくりかけラボ14|荒井恵子/和紙のフトコロ 墨のダイゴミ|’24年2月14日-5月26日|ワークショップ連続次〻開催中


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千葉市美術館
つくりかけラボ14
荒井恵子 / 和紙のフトコロ 墨のダイゴミ
会  期  2024年2月14日[水]- 5月26日[日]
休  室  日  3月4日[月]、4月1日[月]、5月7日[火]
観  覧  料  無料
会  場  千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
主  催  千葉市美術館
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つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。

船橋を拠点に活動する千葉県在住の美術家 荒井恵子さんは、手漉きの和紙と様々な色合いを持つ墨を制作のパートナーとし、それら一つ一つの個性に寄り添うように作品をつくり続けてきました。本プロジェクトでは、あたたかくしなやかな和紙の懐(フトコロ)に包まれ、その手触りを楽しみ、白い紙の表面で躍動する墨の醍醐味(ダイゴミ)を味わうための和の空間が、美術館の中に出現します。

< アーチスト:荒井恵子 あらい けいこ プロフィール >
keikoarai-640x671東京都生まれ、千葉県船橋市在住。墨と和紙を使った水墨表現に取り組む。近年の主な展覧会に「白と黒の間」(ふなばしアンデルセン公園子ども美術館/千葉、2022年)、「荒井恵子 船橋三部作─宝成寺・三番瀬・玉川」(船橋市民ギャラリー/千葉、2021年)、「One Hundred Shades of Grey」(The Storrier Stearns Japanese Garden /ロサンゼルス、2019年)、「いろいろのいろ墨のいろ─荒井恵子と子どもたち」(富山県水墨美術館/富山、2019年)など。また、岡太神社大滝神社千三百年大祭記念事業「荒井恵子の世界 墨と和紙そのあわい」(越前和紙の卯立の工芸館/福井、2018年)では襖絵「起承転結」奉納。新たに映像や写真の表現にも幅を広げ活動している。
****************************** ********** *
「和紙」と「墨」に触れる空間
日本の伝統的な和紙と墨の世界を障子のある空間で体感してください。その空間は、世代の違いで懐かしくもあり、新しくもあるかもしれません。変化が激しい今の社会で、時間をゆっくり感じるひと時を和紙や墨に触れながら過ごしてみてください。それは私がいつもアトリエで制作しながら感じている魅力ある時間と同じです。
和紙のある空間はどことなく優しく、その光も柔らかで、落ち着きます。かつて日本家屋に襖や障子として使用していた和紙も今では当たり前ではなくなっています。
制作にあたり和紙や墨は私にとって大切なパートナーです。それらを深く知ることから、表現が始まっていると感じています。和紙の特徴も墨の魅力も味わえる空間にどうぞ遊びにいらしてください。
                                      荒井恵子

❖ アーティスト会場滞在スケジュール(予定) ❖ ※ 各日とも午後から滞在の予定です
2月14日㈬、16日㈮、17日㈯、18日㈰、23日㈮・祝、24日㈯、25日㈰
3月1日㈮、2日㈯、3日㈰、8日㈮、9日㈯、10日㈰、15日㈮、16日㈯、17日㈰、22日㈮、
23日㈯、24日㈰、29日㈮、30日㈯、31日㈰
4月5日(金)、6日(土)、7日(日)、12日(金)、13日(土)、14日(日)、19日(金)、20日(土)、21日(日)、26日(金)、27日(土)、28日(日)
※休憩やイベント等不在の場合もございます。
※急遽予定が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※5月のスケジュールは後日公開します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
※ 下掲サイトの「体験・学び → つくりかけラボ」に多彩な関連イベントが紹介されています。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }

【展覧会/二展示同時紹介】徳川美術館・名古屋市蓬左文庫|特別展 花咲い、風の吹くらん|企画展 人・ひと・ヒト 浮世絵の人と顔|’24年4月13日ー6月2日

徳川美術館A B徳川美術館

徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
特別展
花咲 -わら- い、風の吹くらん
会  期  2024年4月13日[土]ー 6月2日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ただし4月29日・5月6日は開館、4月30日・5月7日は休館
観  覧  料  一 般 1,600円 ・ 高 大 生 800円 ・ 小 中 生 500円
       (企画展「人・ひと・ヒト 浮世絵の人と顔」展と共通)
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
会  場  徳川美術館
      〠 461-0023 名古屋市東区徳川町1017 TEL 052-935-6262
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
──────────────────────
咲き誇る花、花を散らす風や雨、煌々と照る秋の月、降りつもる冬の雪など、自然がみせる美しい風物。移りゆく自然の美しさに惹かれた人々は、これらに心を寄せて詩歌に詠み、自らの心情を投影してきました。また絵画に描きあらわし、工芸品を彩る要素としても、日本のみならず東洋の美的生活を支える基盤となってきました。
雪月花をはじめ、風や雨など変化に富んだ自然現象に注目して、古典文学や絵画・工芸にみられる風雅の世界を紹介します。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 ]   { 活版アラカルト 既出まとめ }

❖   ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖

徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
企画展
人・ひと・ヒト 浮世絵の人と顔
会  期  2024年4月13日[土]ー 6月2日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日 * ただし4月29日・5月6日は開館、4月30日・5月7日は休館
観  覧  料  一 般 1,600円 ・ 高 大 生 800円 ・ 小 中 生 500円
      (特別展「花咲い、風の吹くらん」展と共通)
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
会  場  徳川美術館
      〠 461-0023 名古屋市東区徳川町1017 TEL 052-935-6262
主  催  徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
──────────────────────
浮世絵の歴史を通じて中心的なジャンルは美人画と役者絵です。これは人物を描くことが浮世絵の最大の関心事であったことを示しています。時代がくだって登場した浮世絵師の歴史画や風景画でも、人物表現が重要な役割を果たすことが多くありました。
本展では、浮世絵において、誰を描くか、どのように描くかなど、さまざまな視点から浮世絵の人物表現の諸相を、徳川美術館、名古屋市博物館、そして名古屋市蓬左文庫のコレクションから紹介します。

※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 ]   { 活版アラカルト 既出まとめ }

【展覧会】岡崎市美術博物館|ひらいて、むすんで|’24年4月13日-6月16日

岡崎市美術博物館01 02岡崎市美術博物館

岡崎市美術博物館
ひらいて、むすんで
会  期  2024年4月13日[土]- 6月16日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日、4月30日[火]、5月7日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・祝]は開館
観  覧  料  一 般〔高校生以上〕 1,000円、小中学生 500円、 未就学児は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  岡崎市美術博物館
      〠 444-0002 愛知県岡崎市高隆寺町字峠1番地  電 話 0564-28-5000
主  催  岡崎市美術博物館、中日新聞社
──────────────────────
岡崎市美術博物館は、開館した1996年当初より「心を語るミュージアム」として、心を伝え、心の作用がつくり出した作品資料の収集や展示活動を行ってきました。このコンセプトは20世紀末であった当時の過剰な物質文化の追求を反省し、精神文化とのバランスを問い直そうとする態度から生み出されたものでした。
現代では多様な人が暮らしやすく、またサステナブルな在り方が追求されている一方で、私たちの心は疫病や災害、国際情勢や景気変動により、寄る辺ない舟のように揺れつづけています。私たちが文化的で豊かに生きるには、改めて「心を語る」ことに向き合う必要があるのではないでしょうか。
私たちが自分を語るとき、自分の全てを他者に伝えるのは不可能であるため、選択や省略、場合によっては誇張や変形といった編集作業を加えます。それは、様々な場面で振る舞いが異なる自分の断片を繋げて、ひとりの人物として一貫させるように創作することです。自分を語ることは、自分の断片を「むすぶ」と同時に、語ることで自分を「ひらく」表現であるといえるでしょう。
ベルリン在住の美術作家である手塚愛子は絵画の探求から織物に着目し、その糸を解体することで織られた時間を辿りながら、文化や社会制度の歴史と構造に目を向けます。彼女は織物を「ひらく」ことで再構成し、過去の出来事と現在を織りなおして新たな回路に「つなぐ」ことを視覚的に表現します。本展は「ひらく」「むすぶ」という視点から絵画や彫刻、映像やインスタレーションなど22名の美術作家による作品を紹介するものです。
作品の声を聞き、「心を語る」ことを考える機会となれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡崎市美術博物館 ] 

【展覧会】岡本太郎記念館|タローのダンス|’24年3月15日-7月7日|開幕後壹箇月再紹介

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岡本太郎記念館
タローのダンス

開催期間  2024年3月15日[金]- 7月7日[日]
開館時間  10:00-18:00
休  館  日     火曜日(祝日の場合は開館) 
      * 但し、2024年3月11日[月]ー 3月14日[木]は臨時休館いたします。
入  館  料     一 般 650円  小学生 300円
会  場  〠 107-0062 東京都港区南青山6-1-19  TEL 03-3406-0801
主  催  公益財団法人岡本太郎記念現代芸術振興財団、岡本太郎記念館

──────────
1952年、岡本太郎はモザイクタイルで『ダンス』を制作します。一点ものの油彩とちがってタイルなら何枚でもつくれるし屋外にも置ける。そうすれば芸術がもっと社会に入っていける。そう考えたのです。まさしくそれは岡本太郎の芸術思想を体現するものでした。
2011年、この『ダンス』は太郎生誕百年事業として修復され、高島屋大阪店のシンボルとしていまも多くの人の眼を楽しませています。

ところで太郎はこの重要作の題材になぜ「ダンス」を選んだのでしょう? いまとなっては知る由もありませんが、太郎がダンスを認めていたことだけはたしかです。
1950〜60年代に原生日本と出会う旅に出た太郎は、暮らしに息づくさまざまな民俗的踊りに遭遇しました。いずれも見世物ではなく生活と一体であり、生活そのもの。「生きることの儀式」とさえいえるほどで、太郎はそこに芸術の本質が暗示されていると洞観します。
プライベートでも機会があれば踊っていたようで、その歓びをこう記しています。
「みんなといっしょに踊っていると、自分だけであると同時にみんなでもあり、それは全身的な充実感となって昇華し、明朗に情熱を解放する。ぼくにとってダンスは、もっとも直接的な精神、肉体のよろこびだ」
画面いっぱいに“いのちの躍動”が広がる太郎の作品には、まるでダンスを踊っているかのような表現がたくさんあります。いずれもみずみずしい情熱と生命力を湛え、観る者を元気にしてくれる。
本展は、そんな作品を集めて一望しようとするものです。“ 明朗に情熱を解放する ” 太郎をどうぞお楽しみくださ
                           岡本太郎記念館館長 平野暁臣

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡本太郎記念館 ] 

【展覧会】練馬区立 石神井公園 ふるさと文化館|特別展 魔法の部屋 トリックアートの世界|’24年4月13日-6月9日

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練馬区立 石神井公園 ふるさと文化館
特別展 魔法の部屋 トリックアートの世界
会  期  令和6年(2024年)4月13日[土]- 6月9日[日]
会  場  石神井公園ふるさと文化館 2 階 企画展示室
      〠 177-0041 東京都練馬区石神井町5-12-16 TEL 03-3996-4060
開館時間  9:00 - 18:00
休  館  日  月曜日  
      * 4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]は開館、4月30日・5月7日[火]は休館
観  覧  料  一般300円、高校生・大学生200円、中学生以下と75歳以上の方は無料
      * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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トリックアートは、人間の錯覚を利用することで「立体に見える絵画」や「見る角度によって印象が変化する作品」など、平面のものを立体に描き出す不思議で楽しめるアート作品です。
練馬区に「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリーポッター」が誕生しましたが、本展でもトリックアートで「魔法の部屋」を作り出し、不思議な世界に誘います。作品に触れたり、写真を撮ったりしながら、楽しんでいただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 詳細は練馬区役所の巨大なウェブサイトに収録。サイト内で迷子になったら該当ページへ。

[ 詳 細 : 練 馬 区   練馬区立 石神井公園 ふるさと文化館 本展該当ページ

【展覧会】日本絹の里|特別展 カタコトの会展 型彫り、型染め、カタヤブリ !|’24年4月13日-5月20日

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日本絹の里
特別展 カタコトの会展 型彫り、 型染め、 カタヤブリ!
会  期  令和6年(2024年)4月13日[土]- 5月20日[月]
開館時間  9:30 - 17:00
休  館  日  毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、臨時(各企画展示前3日間)
観  覧  料  一 般 200円、 大学生・高校生 100円 、中学生以下 無 料
      * 身体障害者手帳などをお持ちの方とその介護者1名は無料
所  在  地  〠 370-3511 群馬県高崎市金古町888番地の1
問い合せ  群馬県立日本絹の里 TEL. 027-360-6300  FAX. 027-360-6301
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「カタコトの会」は、「型紙を作る人、使う人、愛する人が、年齢や技量、立場を超えてコトをおこそう」という趣旨で発足し、全国各地の型彫師、染織作家、研究者、着付け師、ライターなどが互いに刺激を与え合いながら活動しています。絹文化とも密接な関係がある「型紙」や「型染」の技の継承と新たな可能性を目指し、様々なアプローチで取り組む会員の作品や活動を紹介します。

※ ※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 群馬県立 日本絹の里

【展覧会】武蔵野市立吉祥寺美術館|2024年度吉祥寺美術館企画展|大坪美穂 黒いミルク ― 北極光・この世界の不屈の詩 ―|’24年4月13日-5月26日

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武蔵野市立吉祥寺美術館
2024年度吉祥寺美術館企画展 大坪美穂 黒いミルク
― 北極光・この世界の不屈の詩 ―

会  期  2024年4月13日[土]- 5月26日[日]
休  館  日  4月24日[水]
開館時間  午前10時00分 - 午後7時30分
入  館  料  一 般 300円、中高生 100円、小学生以下・65歳以上・障がい者のかたは無料
会  場  武蔵野市立吉祥寺美術館  
      〠 180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目8番16号 FFビル7階
      電話:0422-22-0385 ファクス:0422-22-0386
主  催  武蔵野市立吉祥寺美術館(公益財団法人 武蔵野文化生涯学習事業団)
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大坪美穂(おおつぼ・みほ)は、人間存在を主題とするアーティストです。現代の問題を鋭敏に感受しながら、重厚な作品空間を創出しています。
最初期には絵画や身体表現に取り組んでいた大坪ですが、家族の死と誕生、自らの病、人間の尊厳を揺るがすできごとの見聞といった経験をとおして、表現の手法を変化させていきました。近年では、自ら収集し染めた古布、ニュースペーパーと和紙による紙縒り、薄い鉛板などを素材にもちいて制作しています。大坪の作品とは、あまねく必然としての創造であり、大坪自身の生の実証であるといえるでしょう。

大坪の作品をかたるうえで特筆すべきは、その素地にある「ことば」です。大坪の表現の源流には、彼女が豊富な読書経験や詩作などからとらえた、さまざまなことばが存在しています。わけても、ドイツ系ユダヤ人の詩人パウル・ツェラン(1920-1970)、アイルランド語によって詩作する女性詩人ヌーラ・ニー・ゴーノル(1952- )の詩は、大坪の血肉になっているといっても過言ではありません。大坪がふたりの詩から受けとった深い感動は大規模なインスタレーションとして発露し、20年超にわたって国内外の各地で展開され、多くの人びとの心を引きこみながら、広がりと深化をつづけています。
終戦直後の荒廃した街並みが原風景であると語る大坪は、いかなる局面にあっても、作品にあらわすことによって、確かな生をつかもうとしてきました。本展のタイトルとして大坪が選んだことば―「黒いミルク」はツェランの詩「死のフーガ」に依拠し、「北極光」「この世界の不屈の詩」はニー・ゴーノルの詩「北極光」(*)から引いています。言うなれば闇と光とが並立するタイトルですが、ここには、割り切れぬ人間のありようと、それを直視しつつ希望を見失わない大坪の力づよさとが、示されているように思います。
吉祥寺は、大坪が学生時代を過ごした思い出深い地であり、創造の起点でもあります。このたび満を持して当館において構成されるインスタレーションは、大坪の仕事の集大成であると同時に、皆さまとともに踏み出す、生へのあらたな一歩となるに違いありません。
*Nuala Ní Dhomhnaill translated by Peter Fallon from Northern Lights (2018) is reproduced by kind permission of The Gallery Press.
www.gallerypress.com / 日本語訳は大野光子氏による

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[ 詳 細 : 武蔵野市立吉祥寺美術館 】

【展覧会】文京区立 森鷗外記念館|特別展 教壇に立った鷗外先生|’24年4月13日ー6月30日|開幕

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文京区立 森鷗外記念館
特別展 教壇に立った鷗外先生
会  期  2024年4月13日[土]ー 6月30日[日]
      ※ 会期中の休館日
      4月23日㈫、5月27日㈪・28日㈫、6月24日㈪・25日㈫
会  場  文京区立 森鷗外記念館 展示室 1 , 2
      〠 113-0022 東京都文京区千駄木1-23-4 TEL 03-3824-5511
開館時間  10時-18時(最終入館は 閉館30分前)
観 覧 料  一 般 600円、 中学生以下 無 料、 障害者手帳ご提示の方と介護者1名まで無料
      * 関連イベント、各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
監  修  山崎一穎(跡見学園女子大学名誉教授、森鷗外記念会顧問)
出品協力  慶應義塾福澤研究センター/福澤諭吉記念慶應義塾史展示館、
      公益財団法人日本美術院、東京藝術大学 美術学部 近現代美術史・大学史研究センター、
      東京大学総合図書館、福岡教育大学学術情報センター図書館、
      防衛省防衛研究所戦史研究センター
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文豪・森鷗外(1862-1922)は留学から帰国後、教壇に立ちました。1888(明治21)年、陸軍軍医学校の教官となり衛生学を教え、1893年から同校の校長となります。その間、東京美術学校(現・東京藝術大学美術学部)で1891年から美術解剖学を、1896年より美学と西洋美術史を講義します。1892年からは慶應義塾大学部で美学の嘱託講師も務めました。
東京大学卒業の頃から文筆をはじめ、陸軍軍医としてドイツに留学し、欧州の文化に触れるなどの経験を重ねたからこそ、鷗外はこれらの科目を教えることができたのでしょう。講義は、1899(明治32)年に小倉への赴任により終了しますが、教員や学生との交流は続きました。

他方、鷗外は1908(明治41)から1920(大正9)年に、修身や唱歌の国定教科書編纂にもかかわっていました。また、鷗外の作品は生前から現在まで、国語や現代文の教科書に掲載されています。教科書で鷗外の小説を初めて読んだ方も多いことでしょう。
本展では、教育にたずさわった鷗外の姿を、講義を受けた学生のノートや関連資料、教科書などをとおして展覧します。あなたと鷗外先生の接点が見つかるかもしれません。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 文京区立 森鷗外記念館 ] { 活版アラカルト 掲載分まとめ }

【展覧会】静岡市美術館|京都 細見美術館の名品 ― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―|’24年4月13日-5月26日

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静岡市美術館
京都 細見美術館の名品
― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―
会  期  2024年4月13日[土]- 5月26日[日] * 期間中、一部展示替えがあります
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  4月15日[月]、4月22日[月]、5月7日[火]、5月13日[月]、5月20日[月]
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)
観  覧  料  日時指定予約制
      当日・個人 一 般 1,400円、大高生・70歳以上 1,000円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
特別協力  公益財団法人 細見美術財団
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      静岡新聞社・静岡放送
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京都・細見美術館の収蔵品は、昭和の実業家・細見 良(初代古香庵)にはじまる細見家三代により80年近くをかけ蒐集され、日本美術史を総覧するコレクションとして国内外から高い評価を受けています。
本展では、細見美術館の開館25周年を記念し、約1000点に及ぶ良質なコレクションの中から、重要文化財8件を含む名品104件を厳選して紹介します。古墳時代の考古遺物や、平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町時代の水墨画、茶の湯釜、桃山時代の七宝装飾、茶陶、江戸時代の風俗画、肉筆浮世絵、そして現代でも高い人気を誇る琳派、伊藤若冲など、コレクターの心をときめかせ、魅了した美の世界を存分にお楽しみください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館   ▶ 京都 細見美術館の名品 作品リスト PDF ]

【展覧会】根津美術館|特別展 国宝・燕子花図屏風 デザインの日本美術|’24年4月13日-5月12日

20240327122903_0002220240327122903_00023根津美術館
特別展 国宝・燕子花図屏風
デザインの日本美術
会  期  2024年4月13日[土]- 5月12日[日]
休  館  日  毎週月曜日 * ただし、4月29日[月・祝]・5月6日[月・振休]は開館し、
      5月7日[火]は休館。
開館時間  午前10時-午後5時 * 入館はいずれも 閉館30分前 まで
      * ただし、5月8日[水]- 5月12日[日]は午後7時まで開館
入  場  料   オンライン日時指定予約入館制  * 下掲詳細参照
      一 般 1500円、学 生 1200円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      〠 107-0062 東京都港区南青山 6-5-1 Tel. 03-3400-2536
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尾形光琳(1658-1716)の筆になる国宝「燕子花図屏風-かきつばたずびょうぶ」は、絵とデザインの境界線上に位置する作品です。群青を分厚く塗った花や、緑青を勢いよく刷いた葉など、画家の絵筆の介在は明らかですが、平面上の幾何学的なレイアウトが作品の核心であるのも間違いありません。
「燕子花図屏風」の示すデザイン性、あるいは装飾性は、日本の美術が古来、内包してきたものです。日本における工芸品の意匠と絵画の親密な関係も特筆されます。
一方、「燕子花図屏風」は草花図でありながら 和歌や物語とも関わると考えられていますが、それは、デザインによって文学世界を象徴的に表しているともいえます。
本展では、「燕子花図屏風」を中心にすえ、近世の作品を主にとりあげながら、デザインの観点から日本の美術をみつめます。

※ 入館はオンライン日時指定予約制。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】林原美術館|企画展 開館60周年記念展 ①|大名家に伝わる能楽|’24年4月13日-6月16日

林原美術館4月01 2林原美術館4月0林原美術館
企画展 開館60周年記念展 ①
大名家に伝わる能楽
会  期  令和6年(2024年)4月13日[土]- 6月16日[日]
会  場  林原美術館 hayashibara museum of art  
      〠 700-0823 岡山県岡山市北区丸の内2-7-15
      TEL 086-223-1733 FAX 086-226-3089
開館時間  午前10時 ― 午後5時 * 入館は4時30分まで
休  館  日  毎週月曜日(祝日等休日の場合は翌日)
入  館  料  一 般:500円 高校生: 300円 小・中学生: 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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林原美術館の池田家の能楽コレクションは、江戸時代の大名家における能楽の実態と、スケールの大きさを示す資料として重要な文化的価値を有しています。また特筆すべきは、藩主の動向や能楽を通した交友の様子を示す歴史資料もあわせて現存していることです。
本展では池田家に伝わった能楽の名品を、岡山大学附属図書館池田家文庫や当館が所蔵する歴史資料とともにご覧いただき、池田家の能楽コレクションの神髄をお楽しみいただきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 林原美術館

【展覧会】奈良国立博物館|生誕1250年記念特別展|空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界|’24年4月13日-6月9日|前後期二期制開催

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奈良国立博物館
生誕1250年記念特別展
空海 KŪKAI ― 密教のルーツとマンダラ世界
会  期  令和6年(2024)4月13日[土]- 6月9日[日]
         前期展示:4月13日[土]-5月12日[日]
         後期展示:5月14日[火]-6月 9 日[日]
会  場  奈良国立博物館  東・西新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地(奈良公園内)
      TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX:0742-26-7218
休  館  日  毎週月曜日、5月7日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・祝]は開館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入館は閉館の30分前まで
観覧料金  当日券・個人  一 般 2,000円、 高 大 生 1,500円 、中学生以下 無 料
      * 販売場所:当館観覧券売場(休館日は販売いたしません)。
展覧会オンラインチケット(手数料無料)推奨

* チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照

出  陣  品  展示件数:115件(うち国宝28件、重要文化財59件)  ▶ 出陣一覧 PDF
学術協力  高野山大学
協  力  インドネシア国立中央博物館、陝西省文物局、陝西省文物交流中心、西安碑林博物館、
      種智院大学、日本香堂、仏教美術協会
主  催  奈良国立博物館、NHK奈良放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社
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空海の生誕1250年を記念して、奈良国立博物館の総力を挙げた展覧会を開催します。
「虚空尽き、衆生尽き、涅槃尽きなば、わが願いも尽きなん。」(『性霊集』巻第八) 
(この世の全ての物が消滅し、仏法の世界が尽きるまで、私は人々が救われることを願い続ける)
衆生救済を願った空海が人々を救うためにたどり着いたのは密教でした。空海は中国・唐にわたり、師匠の恵けい果かから密教のすべてを受け継いだといわれます。
本展では、密教がシルクロードを経由し東アジア諸地域、そして日本に至った伝来の軌跡をたどることにより、空海が日本にもたらした密教の全貌を解き明かします。また、多数の仏像や仏画により、空海が「目で見てわかる」ことを強調した密教の「マンダラ空間」を再現するとともに、各地で守り伝えられてきたゆかりの至宝を一堂に展示し、空海と真言密教の魅力を紹介します。

☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます☆
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※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館  空海展公式サイト

【展覧会】神戸ファッション美術館|特別展 アニメーション美術の創造者|新・山本二三展 THE MEMORIAL|’24年4月13日-6月16日

神戸ファッション美術館

神戸ファッション美術館
特別展 アニメーション美術の創造者
新・山本二三展 THE MEMORIAL
期  間  2024年4月13日[土]- 6月16日[日]
会  場  神戸ファッション美術館
      〠 658-0032 兵庫県神戸市東灘区向洋町中2丁目9−1
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日  月曜日、4月30日[火]、5月7日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・祝]は開館
入  館  料  一   般   1,000円、 65歳以上・大学生   500円、 高校生以下  無 料
      * 神戸市内在住の65歳以上の方は無料
      * 関連イベント情報、割引・優待チケット情報などは、下掲詳細参照
企画協力  絵映舎、日東電工
展示協力  大阪樟蔭女子大学
主  催  神戸ファッション美術館、神戸新聞社、毎日新聞社
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「アニメーション美術の創造者 新・山本二三展 THE MEMORIAL」
~天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女~

『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』など、国民的アニメーション映画で
美術監督を務めた山本二三(やまもと にぞう 1953-2023)。
弱冠24歳で『未来少年コナン』の美術監督に抜擢されて以来、
日本のアニメ界を代表する美術監督として多くの名作を支えてきましたが、
2023年8月19日、惜しまれながらもこの世を去りました。

本展は追悼の意を込めて、名作映画の手描きの背景画やイメージボード、
美術設定の他、亡くなる直前まで描いていた漫画「勘次ヶ城-かんじがしろ」
に関する展示等約250点を紹介します。
確かな画面構成と細部の精緻な描き込みで、空想上の異世界から現実の生活空間、
自然の風景にいたるまで幅広い表現を描き分け、アニメーションの映像美を高めた
山本二三の背景美術の世界が広がります。

神戸は『火垂るの墓』の舞台でもあり、「山本二三展」の始まりの地でもありました。
それに伴い、本展では特別に展示する作品もあります。
山本二三にとって縁の深い神戸で、故高畑勲・宮﨑駿の両監督を支え、
日本のアニメーションを世界に誇る文化へと押し上げた詩情溢れる
背景美術の傑作をどうぞご覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧ください。
[ 詳 細 : 神戸ファッション美術館 ] 
[ 参 考 : 活版アラカルト 【展覧会】下関市立美術館|アニメーション美術の創造者|新・山本二三展 ― 天空の城ラピュタ、火垂るの墓、もののけ姫、時をかける少女 ―|’23年11月19日-’24年1月21日|終了 ]

【展覧会】京都国立博物館|特別展 雪舟伝説 ― 「画 聖-カリスマ」 の誕生 ―|’24年4月13日-5月26日

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京都国立博物館
特別展 雪舟伝説 ―「画 聖-カリスマ」の誕生 ―
会  期  2024(令和6)年4月13日[土]- 5月26日[日]
      [主な展示替]
         前期展示:2024年4月13日[土]- 5月 6 日[月・休]
         後期展示:2024年5月 8 日[水]- 5月26日[日]
      * 会期中、一部の作品は上記以外にも展示替をおこないます。
会  場  京都国立博物館 平成知新館
      〠 605-0931 京都市東山区茶屋町527 
      TEL:075-525-2473(テレホンサービス)
休  館  日  月曜日 
      * 2024年4月29日[月・祝]- 5月6日[月・休]までは続けて開館し、
       5月7日[火]を休館とします。
開館時間  9:00-17:30(入館は17:00まで)
観  覧  料  一 般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円
      * 当日・個人を表記。各種イベント、チケット前売り・割引・優待情報は下掲詳細参照
出品一覧  ▶ PDF データー(京都国立博物館リンク)
主  催  京都国立博物館、日本経済新聞社、テレビ大阪、京都新聞
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日本美術史上もっとも重要な画家のひとりである 雪舟(1420-1506?)。6件もの作品が国宝に指定されていることが象徴的に示しているように、雪舟に対する現在の評価は突出したものがあります。しかし、それは単純に作品が優れているという理由だけによるのではありません。雪舟とその作品に対し、歴史的に積み重ねられてきた評価の上に、今日の高い評価があるのです。
本展では、主に近世における雪舟受容の様相を辿ることで、「画聖」と仰がれる雪舟への評価がいかにして形成されてきたのかを検証します。桃山時代に雪舟の後継者を自称した雲谷派と長谷川派、雪舟画風を流派様式の礎とした江戸時代の狩野派はもとより、これら漢画系の画家とは異なる実にさまざまな画家が雪舟を慕い、その作品に学びながら、新しい絵画世界を切り開いていきました。
ひと口に雪舟受容といってもそれ自体複雑な性質を孕み、多角的に把握すべきものです。その多様な雪舟受容を通して、「画聖」雪舟誕生の過程を明らかにすることを目指します。

※ 本展は事前予約は不要です。ただし展示室内が混雑した場合は入場を制限する場合があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上ご観覧・参加ください。
[ 詳 細 : 京都国立博物館 本展特設サイト ]
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【展覧会】UBE BIENNALE|粟津潔展 異種交配するデザイン 野外彫刻リサーチ vol.1|’24年2月9日-3月17日|終了乍下掲記事関連爲蹔

粟津潔ポスター展A 粟津潔ポスター展B

UBE BIENNALE
粟津潔展 
異種交配するデザイン 野外彫刻リサーチ vol.1
期  間  2024年2月9日[金]- 3月17日[日] ◀ 終了しました
時  間  10:00 - 16:00
休  館  日  火曜日
会  場    ときわ湖水ホールアートギャラリー
       〠 755-0001 山口県宇部市大字沖宇部254番地 ときわ湖水ホール(ときわ公園内)
アクセス  UBEビエンナーレ事務局
      (宇部市 観光スポーツ文化部 文化振興課 UBEビエンナーレ推進係)
      〠 755-8601 山口県宇部市常盤町一丁目7番1号
      TEL.0836-34-8562 FAX.0836-22-6083
入  場  料  無 料
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粟津 潔(あわず きよし 1929-2009)は、日本を代表するグラフィックデザイナーのひとりとして知られています。宇部市が1961年から開催する野外彫刻展「UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)」のポスターデザインを、1973年から2005年まで担当しました。本展では、粟津潔が手掛けた現代日本彫刻展ポスター全41点と関連作品17点を通して、ユニークなデザインが生まれた時代背景や美しくカラフルな仕上がりを支えた印刷技術等をご紹介します。

◆ ポスターがつくるイメージ
“異種交配が新しい文化をつくる”(『デザイン夜講』)とは、1974年の粟津潔の言葉です。粟津潔のポスターには、指紋や印影、亀、牛など一見互いに関連性のない様々なモチーフが散りばめられています。そこには、情報化する社会や環境問題など、社会的な問題に対する粟津自身の意識が投影されており、 “彫刻”や“野外空間”を思わせるモチーフとともに、一枚のポスターのなかで、イメージとイメージが出合い、ジャンルを超えた“異種交配”が起きているのです。ポスターはまた街頭に持ち出され、人の目に触れることで、更なる“異種交配”を起こします。それは野外に持ち出された彫刻の在り方にも似ています。宇部市の野外彫刻展のイメージは、粟津ポスターとともに作り出されていったのかもしれません。
粟津潔は、“印刷”と “量産” をポジティブに捉え、複製も “真実” であると考えたデザイナーでもありました。会場では、粟津ポスターを手に取って間近に鑑賞していただくコーナーも設置します。野外彫刻展のポスターに、様々なイメージを加えることで、好奇心あふれる世界観を作り上げていった粟津潔のデザインの魅力に触れていただく機会となれば幸いです。

◆ 関連企画
風景の中でポスターを眺めてみる
当時のポスターを現在の宇部の街に掲示して撮影した写真を展示します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : UBE BIENNALE
{新宿餘談} 
いまはむかし。極めつきの愛煙家だった粟津シェンシェイが彷徨のときーいろいろな意味でーを終え、印刷博物館の初代館長に就任した。ムサビで弟子だった電話魔:松本八郎曰く開場したばかりの博物館を偵察の結果、職員は給湯室換気扇の下だけで喫煙黙認だが、館長室だけはあたかも天国に游ぶかのような異空間だと。慫慂のままにふたりで館長室訪問。さっそく三人そろってプカプカやったら館長応接室も含め白煙と芳香につつまれた。粟津無手勝つ流のもと、館は無事スタートし名館長だった。しかしいつのころか高齢者特有の症状をていするようになり、ついに吾が悪友:松本八郎を引き連れて黄泉にあそぶ人となった。設立当初から登録博物館だった。当然ながら現今の印刷博物館はどこもかしこも全面禁煙である。ひとり残された吾輩は忌忌しいから感染症と称して、十歳から刻んだまこともってうるわしき習慣を廃して全面禁煙。タバコは綺麗さっぱり捨てたが、焼却危険物100円ライターが処分できないまま数十箇、デスクサイドにのこる。

【展覧会】UBE BIENNALE|第29回UBEビエンナーレ 柳原義達賞受賞記念展|藤沢 恵 melting border|’24年4月12日-5月26日|

宇部A宇部B (2)

UBE BIENNALE
第29回UBEビエンナーレ柳原義達賞受賞記念展
藤沢恵 melting border
期  間  2024年4月12日[金]- 5月26日[日]
時  間  10:00 - 16:00
休  館  日   火曜日 * ただし、4月30日、5月7日は開館
会  場   ときわ湖水ホールアートギャラリー
       〠 755-0001 宇部市大字沖宇部254番地 ときわ湖水ホール(ときわ公園内)
アクセス  UBEビエンナーレ事務局
      (宇部市 観光スポーツ文化部 文化振興課 UBEビエンナーレ推進係)
      〠 755-8601  山口県宇部市常盤町一丁目7番1号 9:00-17:00(土日祝は除く)
      TEL.0836-34-8562 FAX.0836-22-6083
入  場  料  無 料
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藤 沢恵氏の「Inflating Shadow(インフレイティング シャドウ)」
は、第29回UBEビエンナーレ(現代日本彫刻展)において
柳原義達賞を受賞されました。
真逆の性質を持つ素材「石」と「真鍮」から生み出される、
若手彫刻家 藤沢恵 氏の作品の展覧会を開催します。

concept/展示テーマ:融解
普遍のように思われていた社会通念が崩れ、二項対立で語ることができない多様性が問われる時世を、私たちは生きている。
二項間の境域は内・外の均衡が取れたときにのみ現出し、常にせめぎ合い、動き続けている。
形状として見えているのは束の間の “部分” であり、あらゆる事象は立体的なレイヤー構造を持つ。
「わからなさ」を未だ名を持たないものとして飲み下し、境域を融解する胆気が問われている。

statement/作家本人より
私は真逆の性質を持つ石と金属を用いて、「事象の汀渚」をテーマに制作活動をしている。
一度欠けると元に戻らない石は不可逆性の象徴であり、打つことによって空間を生み出す真鍮は
失われた体積を可視化するための媒体である。石と真鍮、対極の性質を持つ素材同士を組み合わせ、なにものでもない有機的な形態を生み出すことを目的に制作している。この二つの素材を使い制作することは困難であり、どちらもどう扱ったかが素直に作品に反映されてしまう素材である。
目には見えない、存在するかも分からないものを生み出すためには、制作者の意思を明確にできる
素材が必要である。
未だ名前を持たない何かを生むため、事象の境界を融かさなくてはならない。

アーチスト略歴
藤沢 恵 FUJISAWA Megumi
 1985 岩手県生まれ
[ 主な活動 ]   
 2023 第 18 回 KAJIMA 彫刻コンクール 模型入選 ( 鹿島KIビル/赤坂 )
 2022 第 29 回 UBE ビエンナーレ 柳原義達賞 (UBE ビエンナーレ彫刻の丘/山口 )
 2022 第 10 回あさごアートコンペティション 入選 ( あさご芸術の森美術館/兵庫 )
 2021 池袋アートギャザリング公募 IAG AWARDS 2021 入選 ( 東京芸術劇場/池袋 )
 2019 ~二科会彫刻部会員
 2017 個展 (Kʼ s Gallery /銀座 )
 2013 選抜新人作家展 ( 現代彫刻美術館/目黒 )
 2013 個展 ( ギャラリー・KINGYO /千駄木 )
 2009 中之条ビエンナーレ ( 中之条町/群馬 )
[ パブリックコレクション ]
 風の丘公園 ( 金山町/山形 )
 農林漁業体験実習館 ( 舟形町/山形 )

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : UBE BIENNALE