カテゴリー別アーカイブ: 展覧会

【展覧会】根津美術館|企画展 美麗なるほとけ 館蔵仏教絵画名品展|’24年7月27日-8月25日|

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企画展 美麗なるほとけ
館蔵仏教絵画名品展
会  期  2024年7月27日[土]- 8月25日[日]
休  館  日  毎週月曜日 ただし、8月12日[月・振休]は開館し、翌8月13日[火]休館。
開館時間  午前10時-午後5時 * 入館は 閉館30分前 まで。
入  場  料   オンライン日時指定予約入館制  * 下掲詳細参照
      一 般 1300円、学 生 1000円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      〠 107-0062 東京都港区南青山 6-5-1 Tel. 03-3400-2536
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根津美術館コレクションの中には、仏画作例が数多く含まれており、しかもそのジャンルは密教系、釈迦・浄土信仰系、仏伝、絵伝、縁起絵、垂迹画、禅宗系、宋元や朝鮮半島からの請来仏画など多岐にわたっています。それらは、日本の私立美術館の中では最高レベルといってよい質と量を誇っています。
本展覧会では、当館が所蔵する仏画の中でも、特に美麗な名品や希少性が高い作例などにしぼった、いわばコレクションの粋を展示します。この貴重な機会に、仏画の華やかさや多彩な表現をぜひともご堪能ください。

※ 入館はオンライン日時指定予約制。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】たましん歴史・美術館〔国立〕| コレクションでめぐる 季節のかたみ展|’24年7月27日-11月10日|

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たましん歴史・美術館〔国立〕
コレクションでめぐる 季節のかたみ展
会  期  2024年7月27日[土]- 11月10日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日   月曜日、祝日
会  場  たましん歴史・美術館〔国立-くにたち〕
      * JR中央線国立駅南口から徒歩約2分 多摩信用金庫国立支店6階
      (公益財団法人 たましん地域文化財団)
      〠 186-8686 東京都国立市中 1-9-52 TEL 042-574-1360
入  館  料  一 般 100円、 中学生以下 無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人たましん地域文化財団
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四季、二十四節気、七十二候と、日本人は古来、季節の移ろいを敏感にとらえ、様々に表現してきました。本展は、たましん歴史・美術館の収蔵品を選抜し、季節の表現という視点からの鑑賞を試みるものです。
随筆家の幸田文は、過ぎ行く季節の残り香を「かたみ」という美しい言葉で喩えました。美術作品も、季節をテーマに描く作品のほか、モチーフがひっそりと季節感を醸し出すもの、それ自体が季節に寄り添う工芸作品など、様々な季節の気配を「かたみ」のように潜ませて時を経ています。
しかし、近年は温暖化や気候変動の影響により、緩やかな四季の周期が失われたかのような激しい気象に見舞われることが少なくありません。大規模災害や不穏な情報があふれる中、日常のささやかな気配を捉え、愛でる機会も遠のいているのではないでしょうか。このような時代だからこそ、本展が皆様にとって、作家たちの捉えた季節の煌めきを見つめなおすきっかけとなれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : たましん地域文化財団|美術

【展覧会 予告】永青文庫|夏季展 Come on! 九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―|’24年7月27日-9月23日|

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永青文庫
夏季展 Come on! 九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―
会  期  2024年7月27日[土]- 9月23日[月・振休]
開館時間  10:00 - 16:30 (入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(ただし8/12・9/16・9/23は開館し、8/13・9/17は休館)
会  場  永青文庫
      〠 112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850
入  館  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
特別協力  熊本大学附属図書館、熊本大学薬学部薬用植物園、熊本県立美術館、熊本博物館、
      ホテル椿山荘東京
主  催  永青文庫
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この夏、永青文庫に九曜紋が大集合

細川家の家紋・九曜紋(くようもん)は、9つの星(太陽、月、火・水・木・金・土の五惑星、日月食や彗星〈すいせい〉に関係するとされる羅睺星〈らごせい〉・計都星〈けいとせい〉)を表すといわれます。
星の信仰に由来し、古くから加護を願って車や衣服にあしらわれ、やがて家紋として広く用いられるようになりました。細川家では、2代忠興(ただおき、1563-1645)が織田信長より九曜紋を拝領したと伝えられ、のちに多用された9つの円が離れた紋は「細川九曜」とも呼ばれます。細川家において九曜紋は、武器武具から調度品、染織品、掛軸の表装にいたるまで、様々なところに表されました。

当館初となる家紋をテーマとした本展では、こうした大名家の伝来品にみられる九曜紋を幅広く展示し、細川家と九曜紋の関わりを紹介します。作品のあちこちに隠された九曜紋を探しに、2024年夏は永青文庫へ Come on!

※ 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
※ ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※ 同館の感染症予防対策については、公式ウェブサイトをご覧ください。
[ 詳 細:永青文庫  出品リスト PDF   永青文庫感染症対策 ]

【展覧会】茨城県陶芸美術館|企画展 タクミのセラミック・トラベル|’24年7月27日ー9月23日|

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茨城県陶芸美術館
企画展 タクミのセラミック・トラベル
会  期  令和6年(2024年)7月27日[土]ー 9月23日[月・振休]
会  場  茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室
      〠 309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
      TEL:0296-70-0011
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、9月17日[火]
観  覧  料  一 般 840円、70歳以上 420円、高大生 630円、小中生 320円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 企画展観覧券にて同時開催中のテーマ展、コレクション展もご覧いただけます。
主  催  茨城県陶芸美術館
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本展は、陶芸の表現の多様さを日々膨張を続ける宇宙になぞらえ、新人スペースガイドの「タクミ」と “やきもの銀河” を旅するように、当館のコレクションを中心とした作品を紹介します。風の星、クリーチャー星、モコモコニョキニョキ星などテーマを設け、風や流れを感じる作品、生物をイメージする作品、増殖・分裂をイメージする作品など、バラエティに富んだ作品を展示します。宇宙のように果てなく広がる陶芸の表現のおもしろさを発見する展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館

【展覧会】ギャラリー エー クワッド|社会のダイバーシティを考える|6つの点から広がる世界 点字にふれる|’24年7月26日-10月24日|

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ギャラリー エー クワッド
社会のダイバーシティを考える
6つの点から広がる世界 点字にふれる
会  期  2024年7月26日[金]- 2024年10月24日[木]   
会  場  GALLERY A4(公益財団法人 ギャラリー エー クワッド)
      〠 136-0075 東京都江東区新砂1-1-1   竹中工務店東京本店 1F
      お問合せ ギャラリー エー クワッド事務局 TEL 03-6660-6011
      E – mail gallery☆a-quad.jp
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は17:00まで)
      * トークショー開催日の10月2日[水]は20:30まで夜間開館
      * その他の夜間開館日については公式HPにて順次お知らせします
休  館  日  日曜・祝日、2024年8月10日[土]- 8月18日[日]
入  館  料  無 料
特別協力  社会福祉法人 日本点字図書館
主催/企画   公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
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目にしているけれどよく分からない …… 多くの人にとって、点字は一番近くて遠い文字かもしれません。しかしこの小さな 6 つの点は、視覚障害者の道しるべとなり、ときに文学の豊かな世界へ連れ出し、ときに街での移動を導く、とても大きな存在です。
点字の基本から、街のバリアフリーなど、さわれる資料や映像を通して紹介し、点字を出発点としてより豊かな社会について考えます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド

【展覧会】神田日勝記念美術館|令和6年度特別企画展 コレクションが出会う道東展|’24年6月26日-9月16日|開幕壹个月再紹介

6.26神田日勝

神田日勝記念美術館
令和6年度特別企画展
コレクションが出会う道東 (ばしょ) 展
会  期  2024年6月26日[水]- 9月16日[月・祝]
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、7月16日[火]、8月13日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観  覧  料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  釧路市立美術館
主  催  神田日勝記念美術館
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本展は、釧路市・道東の作家の収集をしている釧路市立美術館との所蔵品交換展です。
若くして賞を獲り、十勝を代表する画家として地元の画家仲間の憧れの的であった神田日勝(かんだ にっしょう 1937-1970)が出品していた全道展では、かつて十勝と釧路は同じ「道東支部」でした。その支部短信には日勝と並んで、望月正男、柳悟、米坂ヒデノリら、釧路の作家が台頭者として名を連ね、中には日勝同様、中央画壇への挑戦を試みた作家もいました。

釧路市立美術館では彼らのほか、のちに十勝画壇の指導的立場となる寺島春雄、日勝にとって独立展の先輩である松樹路人、全道展創設メンバーであった国松登らの作品も所蔵しています。
漁業都市ながら異国イメージも有する、十勝と同じ「道東」釧路。豊かな自然の中で生きる動物、漁港の風景に仮託された労働者、厳しい環境で人間に寄り添って生きる牛馬など、道東の絵画は十勝で営農しながら作品制作を続けた日勝の生き様や彼の作品とも相通ずるものがあります。
普段同じ会場に並ぶことのないコレクションが出会う「場所」で、釧路市立美術館の所蔵品と、当館の日勝作品との対比を通じ浮かび上がる「道東の美術」を通観することを試みます。

❖ 神田 日勝 かんだ にっしょう ❖
画家。1937年(昭和12年)12月8日-1970年(昭和45年)8月25日、腎盂炎による敗血症で逝去(享年32)。2020年(令和2年)4月、東京ステーションギャラリー「神田日勝 大地への筆触」展開催、おおきな話題を呼ぶ。同展は神田日勝記念美術館(7月)、北海道立近代美術館(9月)に巡回。神田日勝記念美術館のシンボルマークに採用されている、半身だけの馬の由来があきらかになる。{一部編集}
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▶ 神田日勝記念美術館 神田日勝の生涯ゟ 冒頭部
北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝。彼の残した作品は、いまなおその輝きを失わず、多くの人々の心をとらえています。
神田日勝は1937(昭和12)年、東京の練馬で生まれました。7歳のとき、一家は北海道の十勝に入植します。慣れない開拓生活の中で日勝は、農業に従事しながら、次第に絵画に情熱を傾けるようになります。身近な生活に題材をとり、一筆一筆に魂をこめて描かれた力強いその作品は、徐々に高い評価を受けるようになりますが、新たな境地に踏み出そうとしていた矢先の1970年、病気のため、32歳の若さで亡くなります。最後まで描き続けた馬の絵は、半身が未完成のままでした。
             ―『神田日勝大地への筆触』展図録より(北海道新聞社、2020年)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館

【展覧会】静岡市美術館|珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年|’24年7月26日-9月23日|

20240701180154_00013 20240701180154_00014静岡市美術館
珠玉の東京富士美術館コレクション
西洋絵画の400年
会  期  2024年7月26日[金]- 9月23日[月・祝]
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館。8月13日[火]は臨時開館)
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,400円、大高生・70歳以上 1000円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      静岡新聞社・静岡放送
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ティントレット、ヴァン・ダイクから
モネ、ルノワール、シャガールまで20240701180154_00026☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1983年に東京都八王子市に開館した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁器等を約3万点収蔵しています。とくにその西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇ります。本展では同館の所蔵品から選りすぐられた80点余の西洋絵画を展覧します。
西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されましたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていきました。モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランら古典的巨匠オールド・マスターの名画を通して、西洋絵画400年の歴史をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館 ]

【展覧会】横尾忠則現代美術館|横尾忠則 寒山百得展|’24年5月25日-8月25日|開幕貳个月再紹介

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横尾忠則現代美術館
横尾忠則 寒山百得展
会  期  2024年5月25日[土]- 8月25日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日  * ただし7月15日[月・祝]、8月12日[月・振休]は開館、
      7月16日[火]、8月13日[火]休館。
会  場  横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
      〠 657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通 3-8-30
      Tel:078-855-5607(総合案内)
観  覧  料  一 般 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)、読売新聞社
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中国は唐の時代に生きたとされる寒山と拾得。世俗から離れ、詩作に耽る一方でぼろを身につけ奇行をはたらく。しかし実のところ彼らの正体は、文殊菩薩と普賢菩薩であるという… まるでおとぎ話のようなキャラクターに、これまで多くの芸術家たちが魅せられ、筆を走らせてきました。横尾さんも彼らの在り方に芸術家としての理想像があるとして、およそ1年の間に102点もの絵を描いたのです。
本展は、2022年に当館で開催した「Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道」展に続くものです。曽我蕭白作品の新たな解釈から始まった横尾さんの探求は、やがて自由奔放に展開し、時には浮世絵の美人画や白ロシアの浮遊する恋人たち、はたまた一塊になって走るマラソンランナーとさまざまなイメージに寒山拾得の姿を投影していきます。
すべて新作、当館では初公開です。画業40年を超えてなおパワーアップする横尾さんのいまをご覧ください。

※ 本展は、2023年9月12日[火]- 12月3日[日]の期間に、東京国立博物館・表慶館で開催された「横尾忠則 寒山百得」展を巡回するものです
同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2024 Part1

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 横尾忠則現代美術館

【展覧会】POLA MUSEUM ANNEX|田原桂一「OPÉRA de PARIS」|’24年6月21日-7月28日|会期中無休 入場無料|会期末最終案内

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POLA MUSEUM ANNEX
田原桂一「OPÉRA de PARIS」
会  期  2024年6月21日[金]- 2024年7月28日[日]
      会期中無休 入場無料
開場時間  11:00 - 19:00 (入場は 18:30 まで)
会  場  POLA MUSEUM ANNEX
      〠 104-0061 東京都中央区1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階 ▶ アクセス      
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6月21日k[金]より、フランス芸術文化勲章シュヴァリエやパリ市芸術大賞、木村伊兵衛賞などを受賞し、「光」をテーマに世界的に活躍した写真家 田原桂一の展覧会を開催します。

フランス政府の依頼を受け、田原桂一は1987年から1994年まで約8年の歳月をかけて、パリのオペラ座を撮影しました。当時、オペラ座の責任者だったピエール・ベルナール氏は、自然光の中、長時間露光することで被写体がドラマチックな雰囲気と質感で表現される田原独自の撮影スタイルが、オペラ座を撮影するのに最適だと考えたのです。撮影はオペラ座の壮麗な建築やしつらえだけではなく、華やかな衣装や宝飾、さらには舞台装置の表と裏に至るまで、オペラ座全体が記録されました。約550点に及ぶ作品は、1995年に「ARCHITECTURE(建築)」、「COSTUMES(衣装)」、「 BIJOUX(宝飾)」、「 MAQUETTES(舞台美術)」 の 4 冊からなる大判写真集「OPERA de PARIS」として出版されました。この写真集は世界中で高い評価を受け、オペラ座の美しさを多くの人に知らしめるものとなっています。

本展では、写真集「OPÉRA de PARIS」の中から厳選された作品約30点を、オペラ座の世界観をイメージした会場に展示します。また会場では2,000冊限定で出版された貴重な「OPERA de PARIS」原本や、写真集をもとに制作された映像をご覧いただけます。

◆ プロフィール ◆
田原桂一 Keiichi Tahara
1951-2017年  京都府生まれ。
1971年に渡仏。そこで出会った日本の柔らかい光とは違う、ヨーロッパの刺すような鋭い光に衝撃を受け、写真家として活動を始める。以降2006年までパリを拠点とし、光をテーマに写真、彫刻、インスタレーション、建築と幅広く活躍。77年に「窓」シリーズでアルル国際写真フェスティバル大賞を受賞、一躍世界的な脚光を浴び、日本、ヨーロッパにて数多くの展覧会を開く。以後、木村伊兵衛賞、ニエプス賞、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ、パリ市芸術大賞など受賞を重ねてきた。また、カルティエ、ドン・ペリニヨンなど世界的ブランドのブランディングコンサルタントとして数多くの広告、企画を手掛ける。
2017年には、プラハ国立美術館にて、舞踊家 田中泯を被写体としたシリーズ「Photosynthesis 1978-1980」の世界初となる大規模な展覧会が開催された。テレビ朝日にて2020年3月まで放送された株式会社ポーラ提供番組「白の美術館」では、番組の企画から携わり、2017年4月から6月まで出演した表現者のポートレート撮影を担当した。
▶ URL   http://www.keiichi-tahara.com/html/

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : POLA MUSEUM ANNEX|ポーラ ミュージアム アネックス

【展覧会】アートスペース88|熊谷 陽奈子 / まつざき まみ 2人展 Journal|’24年7月25日-7月30日|

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熊谷 陽奈子 / まつざき まみ 2人展
Journal
2024年7月25日[木]- 7月30日[火]
11:00-18:00(最終日は17:00まで)
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アートスペース88アートスペース88
白いタイルの小路にある アットホームな2階建てのギャラリー

〠 186-0004 東京都国立市中1-9-66  
042-577-2011  ▶ アクセス情報

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : アートスペース88 ]

【展覧会】京都大学総合博物館|2024年度企画展 宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで|’24年7月24日- 11月3日|

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京都大学総合博物館
2024年度企画展 
宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで
会  期  2024年7月24日[水]- 11月3日[日]
会  場  京都大学総合博物館
      〠 606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館 事務室
      ▶ アクセス情報
開館時間  9:30 - 16:30 (入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず)
観  覧  料  個人当日 一 般 400円、 大学生 300円
      * お支払いは現金のみになります。
      * 観覧料各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  国立極地研究所
主  催  京都大学総合博物館
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今からちょうど120年前、兵庫県のある村で轟音とともに天より落ちる火の玉が目撃されました。村人の手により、火の玉の正体は重さ4.7kgの塊であることがわかり、その後その鉄塊は京都帝国大学へと渡り研究が行われました。その鉄塊こそが、京都大学における「地球外物質研究」の始まりを告げた「隕石」であり、村の名前から「岡野隕石」と名付けられました。岡野隕石はおよそ46億年前にこの太陽系のどこかで誕生した星の欠片であり、内部にはその星の一生が記録されています。しかし、その記録は「化学組成」に隠されていたり、「岩石の組織」が人知れず物語っていたり、簡単には読み解くことができません。私たちは200年以上前からそのような地球外物質-「宇宙からの手紙」-の解読に取り組み、太陽系の歴史を少しずつ紐解いてきました。

現在私達は、隕石に加えて、「宇宙から降ってくる塵(宇宙塵)」や、「探査機が持ち帰った天体の欠片(リターンサンプル)」など、特徴が異なる3種の天体の欠片を手にしています。そして、それらを解読するために数々の手法を編み出してきました。今回の企画展「宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」では、地球外物質研究の背景と奥深さを、鉱物学という側面から切り取り、可能な限り実物と共に紹介いたします。
本展示では「宇宙からの手紙」である多種多様な隕石に加え、実際の宇宙塵やリュウグウ粒子等リターンサンプルも展観します。その中で、地球外物質研究の歴史、特に京都大学の今昔の研究について詳しく触れます。また、京都に落下・発見された唯一の隕石である「曽根隕石」の里帰り展示や、昨年度当館の屋上で行われた地球外物質探査など、地元の地球外物質も紹介いたします。微小な標本が数多く並ぶので、実際の地球外物質研究のスケール感を体感してもらいたいと思います。地球内外の石の比較や、石を読み解く鉱物学そのものについても触れ、さらには「流星刀」の展示(期間限定)などを例に、地球外物質と人々との関わりについても紹介いたします。本企画展示を通して、地球外物質をより身近に感じてもらい、秘められた面白さを伝えられれば幸いです。

◉ 期間限定展示 ◉
「流星刀」と白萩隕石2号(富山市科学博物館 蔵)
7月24日[水]- 9月1日[日]

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧・ご参加を。
[ 詳 細 : 京都大学総合博物館  

【展覧会 】鹿児島市立美術館|特別企画展 鹿児島市立美術館開館70周年記念|没後100年 黒田清輝とその時代|’24年7月24日ー9月1日|

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鹿児島市立美術館
特別企画展   鹿児島市立美術館開館70周年記念
没後100年   黒田清輝とその時代

会  期  令和6年(2024年)7月24日[水]ー 9月1日[日]
休  館  日  7月29日[月]、8月5日[月]、8月16日[金]、8月19日[月]
開館時間  9:30 ー 18:00(入館は17:30まで)
会  場  鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)、企画展示室
      〠 892-0853 鹿児島市城山町4-36
      電話番号:099-224-3400 ファクス:099-224-3409
観  覧  料  一般:1,200円、高大学生:800円、小中生:600円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館
主  催  鹿児島市立美術館、南日本新聞社、MBC南日本放送
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2024年は鹿児島市立美術館の開館70周年、そして黒田 清輝(くろだ せいき 1866ー1924)の没後100年にあたります。
鹿児島市に生まれた黒田は、法律修学のため留学したフランスで絵画の道へ転向、外光派のラファエル・コランに師事し、パリ郊外の自然豊かなグレーで滞在制作を行いました。帰国後、彼がフランスで学んだ明るくみずみずしい油彩表現は、日本の洋画界に新しい風を起こします。そして、画家としての制作活動のみならず、美術教育や行政にも携わり、生涯にわたって日本の美術振興に力を注ぎました。

黒田の存在は1954年に開館した鹿児島市立美術館の設立にもつながっています。郷土で2002年以来の本格的な紹介となる本展では、東京国立博物館のほか、国内の美術館等が所蔵する黒田の名品を中心に、関係作家の作品を含め、その足跡を多角的に振り返ります。
黒田が生きた時代から100年、今なお光を放つ作品の魅力をお楽しみください。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿児島市立美術館 ] 

【展覧会】高知県立美術館|石元泰博・コレクション展 伊勢神宮|’24年6月23日ー10月27日|開幕壹个月再紹介

高知県立美術館石元コレクション展

高知県立美術館
石元泰博・コレクション展
伊勢神宮
期  間  2024年6月23日[日]ー 10月27日[日]
         前 期:6月23日[日]-  8 月26日[月]
         後 期:8月28日[水]- 10月27日[日]
      * 7月1日-5日、8月27日、9月23日-26日、10月4日-11日は閉室
会  場  高知県立美術館 2階 石元泰博展示室
      〠 781-8123 高知県高知市高須353-2 TEL 088-866-8000
開館時間  9:00 - 17:00(⼊場は 16:30 まで)
観  覧  料  一 般 370円・大学生 260・高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待条件などは下掲 詳細 参照
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桂離宮を捉えた一連のシリーズで、日本の伝統建築を西洋的モダニズムの視点によって写したと評される石元泰博。石元にとって日本古来の建築様式を今に伝える伊勢神宮は、1953年の来日以来、ずっと撮りたいと思っていた存在でした。その願いが叶ったのは第61回式年遷宮 * に際してで、89年より周辺地域から撮り進め、93年にはついに内宮と外宮の撮影を許可されました。石元は、遷宮直後の諸殿舎の美しさと存在感に理屈抜きの感動を覚え、その姿を大判のカメラとフィルムによって克明に刻みました。限られた期間での撮影は常に時間と天候との格闘のようで、刻々と変化する自然光に翻弄されながら撮影を進めた石元は、鬼の形相だったと伝えられています。

その成果は、建築家・磯崎新と建築史家・稲垣榮三らの論考とともに写真集『伊勢神宮』としてまとめられ、95年に岩波書店より刊行されました。本展では前後期を通じ、写真集掲載の作品から厳選したオリジナルプリント約60枚と、その関連資料を紹介します。

石元は、桂離宮の美しさが時を重ねた佇まいにある一方、20年ごとに装いを新たにする伊勢神宮には、独特の美しさがあると語っています。桂離宮が湛える経年の風格や、建築が織りなす直線美を男性的とするならば、伊勢神宮は、遷宮の直後が最も美しくつややかで、丸柱のふくよかさや草屋根の曲線美が女性的であると形容しています。また、遷宮という独自のしきたりによって新旧が循環する伊勢神宮に、まるで螺旋を描くような時の経過を見出していました。この絶えず変化してゆくものという、石元の新たな時間への視点が、川の水面や空に浮かぶ雲等を被写体にした後年のシリーズ<うつろい>へとつながっていくのです。
* 決められた年(式年)に社殿を新しく建て直して移し(遷宮)、神々に捧げる調度品もすべて新たにする行事。
石元泰博 プロフィール  https://iypc.moak.jp/?p=135

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立美術館  コレクション展示室 ]

【展覧会】台東区立 書道博物館|企画展 中村不折コレクション 漢字のはじまり|’24年7月23日-12月15日|

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台東区立 書道博物館
企画展 中村不折コレクション
漢字のはじまり
会  期  2024年7月23日[火]- 12月15日[日]
          前期展示  2024年7月23日[火]- 9 月29日[日]
          後期展示  2024年10月1日[火]- 12月15日[日]
所  在 地  台東区立 書道博物館
      〠 110-0003 東京都台東区根岸2丁目10番4号
      TEL:03-3872-2645 FAX:03-3871-5467
観  覧  料  一  般・大学生  500円、 高、中、小学生  250円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日 (祝休日と重なる場合は翌平日)
主  催  (公財)台東区芸術文化財団
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漢字のはじまりはいつごろで、どんな文字だったでしょう?そして何に書かれていたでしょう?
動物の骨や亀の甲羅に刻された、現存最古の漢字といわれる甲骨文(甲骨文字)は、今から3500年ほど前に使われていました。
漢字は、読みやすさや書きやすさ、そして美しさなどが模索されながら、その時代に最もふさわしい形で表現され、発展していきました。本展では、甲骨文や青銅器の文字、石碑の文字など、中村不折コレクションから、ホンモノの考古品で、漢字のはじまりについて觧き明かします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立 書道博物館

【展覧会】そごう美術館|ヨシタケシンスケ 初の大規模展覧会! ヨシタケシンスケ展かもしれない|’24年7月23日-9月2日|

そごう7.230001 そごう7.230002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

そごう美術館
ヨシタケシンスケ 初の大規模展覧会!
ヨシタケシンスケ展かもしれない
会  期  2024年7月23日[火]- 9月2日[月]
会  場  そごう美術館
       〠 220-8510 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
      TEL:045(465)5515(美術館直通)
時  間  午前10時 - 午後8時(入館は 閉館の30分前 まで)
      * そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
休 館 日  会期中無休
入 館 料 〔 事前予約不要 〕
      一 般 1,400円、大学・高校生 1,200円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  そごう美術館
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そごう美術館にて、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を2024年7月23日(火)より9月2日(月)まで開催いたします。頭のなかに広がるアイデアや、クスッと笑える人のクセやしぐさなどを描き続け、人々をひきつけている絵本作家ヨシタケシンスケ。初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源であるスケッチや絵本原画など約400点以上を展示します。

< プロフィール >
ヨシタケシンスケ
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。これまで『りんごかもしれない』『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社) で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : そごう美術館 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」公式サイト ]

【展覧会】宮沢賢治記念館|特別展 イギリス海岸|’24年5月11日-8月4日|◆附 : イギリス海岸現出への挑戦-花巻市賢治まちづくり課|会期末

イギリス海岸_ポスター宮沢賢治記念館
特別展  イギリス海岸
開催期間  令和6年(2024年)5月11日[土]- 8月4日[日]
開催場所  宮沢賢治記念館 特別展示室
      〠 025-0011 岩手県花巻市矢沢1地割1番地36
      電話:0198-31-2319 ファクス:0198-31-2320
開館時間  午前8時30分-午後5時(午後4時30分までに入館ください)
休  館  日  12月28日から1月1日まで(年末年始のみ休館)
交通案内  東北新幹線、JR釜石線 新花巻駅より2キロメートル、車で3分
      JR東北本線、釜石線 花巻駅より8キロメートル、車で15分
入  館  料  一 般 350円、高校生・学生 250円、小学生・中学生 150円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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イギリス海岸とは、花巻市内を流れる北上川と猿ヶ石川の合流地点を宮沢賢治が命名しました。
この場所は凝灰質の泥岩が広く分布し、当時は夏に干上がると岩は乾き真っ白に見えて、その様子をドーバー海峡のイギリス側海岸に例えたとされています。賢治が創作したものにも随筆風の「イギリス海岸」という作品があり、土壌、地質の専門家でもあった賢治らしい発想で描かれています。直筆稿や、まだ白い泥岩が見えていた頃の「イギリス海岸」の写真も紹介しながら、作品の魅力に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 宮沢賢治記念館 ]
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「イギリス海岸出現の試み」でイギリス海岸が出現 花巻市賢治まちづくり課

new花巻市賢治まちづくり課 URL ゟ 】
賢治の命日である9月21日に合わせて、賢治が命名した「イギリス海岸」(花巻市上小舟渡地先にある北上川右岸の川岸)出現の試みを実施し、令和元年以来、4年ぶりにイギリス海岸が出現しました。この試みは、今年も発電事業者等の全面的な協力のもと行われたものです。

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イギリス海岸出現状況
【令和5年9月21日のイギリス海岸出現状況】
「イギリス海岸出現の試み」でイギリス海岸が出現しました!
宮沢賢治の命日である9月21日に合わせて、賢治が命名した「イギリス海岸」(花巻市上小舟渡地先にある北上川右岸の川岸)出現の試みを実施し、令和元年以来、4年ぶりにイギリス海岸が出現しました。この試みは、今年も発電事業者等の全面的な協力のもと行われたものです。
<参加協力機関>
東北電力株式会社、電源開発株式会社、岩手県企業局、岩手県県土整備部、国土交通省岩手河川国道事務所、国土交通省北上川ダム統合管理事務所、国土交通省北上川下流河川事務所、花巻市(事務局)
<施設名>
四十四田発電所(四十四田ダム)、御所発電所(御所ダム)、綱取ダム、簗川発電所(簗川ダム)、早池峰発電所(早池峰ダム)、東和発電所(田瀬ダム)、猿ヶ石発電所

◉ ことし-2024年-も「イギリス海岸出現」成功を祈願します ! 
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報確認のうえご観覧を。

[ 詳 細 : 花巻市賢治まちづくり課

【展覧会】静嘉堂文庫美術館|超・日本刀入門 ─ 鎌倉時代の名刀に学ぶ|’24年6月22日-8月25日|開幕壹个月再紹介

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静嘉堂文庫美術館
超・日本刀入門
── 鎌倉時代の名刀に学ぶ
会  期  2024年6月22日[土]- 8月25日[日]
会  場  静嘉堂@丸の内(明治生命館 1 階)
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階
      お問合せ:TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日(ただし7月15日・8月12日は開館)、7月16日[火]
      * 8月13日[火]はトークフリーデーとして開館
開館時間   10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第3水曜日は午後8時まで)
      * 入館は閉館の30前まで
入  館  料  一 般 1,500 円、 大学・高校生 1,000 円、 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      ▶ 公式オンラインチケット →  https://www.e-tix.jp/seikado/   * 当日券も用意。 
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人静嘉堂)
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かつて世田谷岡本〔静嘉堂文庫〕にて人気を博した
「超・日本刀入門」が帰ってきました!

武士の魂と呼ばれた日本刀は、およそ1000年の歴史のなかで、武器として用いられ、美術品として鑑賞されてきました。刀剣ブームがすでに定着した今、「全部同じに見える」「どこを見ればいいのか分からない」なんて今さらいえない …… 、あるいは「カタナの基本を見直した」という、そんなアナタに贈る入門編です!
丸の内で初の刀剣展となる本展では、館蔵の国宝・重要文化財刀剣9件をはじめとして、「日本刀の黄金時代」と称される鎌倉時代を中心に、平安ー南北朝の古名刀を特集します。さらに特別公開として鎌倉時代の仏像の名品、重要文化財「木造十二神将立像」7軀も一堂に会します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館

【展覧会 】五島美術館|[館蔵]夏の優品展 ── 一味爽涼|’24年6月22日-7月28日|開幕壹个月再紹介

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五島美術館
[館蔵]夏の優品展 ── 一味爽涼
期  間   2024年6月22日[土]─ 7月28日[日]
休  館  日   毎月曜日(7月15日は開館)、7月16日[火]
開館時間   午前10時─午後5時(入館は午後4時30分まで)
会  場  公益財団法人 五島美術館
      〠 158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)/03-3703-0661(テープ案内)
入  館  料   一 般 1,100円 / 高・大学生 800円 / 中学生以下無料
      * 障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
      * 庭園入園のみ(展覧会をご覧にならない場合)は1人300円(中学生以下無料)
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「夏」と「涼」をテーマに、五島美術館の収蔵品から、絵画、書跡、陶芸、古鏡の優品約50点を選び展観(会期中一部展示替あり)。夏の情景を詠んだ古筆、日本画に表された消暑風景、清雅な禅僧の墨跡、涼しさを感じる白磁や青花磁器を紹介します。特集展示として、館蔵の日本陶磁コレクションも同時公開。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
【 詳 細 : 五島美術館 】 

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|高橋ユミ展「あなたの庭はどんな庭?」|TAKAHASHI Yumi How Does Your Garden Grow ?|’24年7月22日ー7月27日|

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
高橋ユミ展  「あなたの庭はどんな庭?」
TAKAHASHI Yumi How Does Your Garden Grow ?
会  期  2024年7月22日[月]ー 7月27日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ * B1F開催
〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
humanite☆js8.so-net.ne.jp
会期中無休 10:30-18:30(最終日17:00)
──────────────────────
<作家コメント>

あなたの庭はどんな庭?

「あなたの庭はどんな庭?」は、
イギリスのミステリー作家アガサ・クリスティの短編タイトルで、
童謡マザーグースの「へそ曲がりのメリー」の一節。

庭を作る。
庭を愛でる。
庭に遊ぶ。

様々な「庭の愉しみ」を作品に込めました。
どうぞご覧ください。

>> 作家ウェブサイト

< プロフィール 高橋 ユミ TAKAHASHI Yumi >
1971 大分県生まれ
1999 多摩美術大学大学院美術研究科修了
[個 展]
1996 Gallery Qs、東京
2001 Gallery Qs、東京
2007 ギャラリーなつかb.p、東京
2011 ギャラリーなつかb.p、東京
2022 ギャルリー東京ユマニテbis、東京
[グループ展]
1995 J2 Gallery、東京
1998-05 本の展覧会「THE LIBRARY展」 Gallery ART SPACE、東京
2007 「ブック・アンデパンダン」 芦屋市美術博物館、兵庫
2007-16 本の展覧会「THE LIBRARY展」 TOKI ART SPACE、東京
2008 本の展覧会「THE LIBRARY展」 人形町Vision’s、東京
2015-16 「THE LIBRARY in KYOTO」 MEDIA SHOP gallery、京都
2016-18 「Life展」 GALLERY ART POINT、東京
2017 「Prism 2017展」 GALLERY ART POINT、東京
2017-18 「New Year Selection展」 GALLERY ART POINT、東京
2019 「Nature展」 GALLERY ART POINT、東京
         「ART POINT IN LONDON」 Espacio Gallery、ロンドン
2020 「Stream展」 GALLERY ART POINT、東京
           本の展覧会「THE LIBRARY展」 TOKI ART SPACE、東京
2023 「多摩美術大学校友会チャリティビエンナーレ2023」
FEI ART MUSEUM YOKOHAMA、神奈川

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]    {活版 à la carte  過去ログ まとめ

【展覧会 予告】ギャルリー東京ユマニテ|林秀和展 HAYASHI Hidekazu|Individual Record ~私の中で奏でられる自分たち~|’24年7月29日ー8月3日|

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ギャルリー東京ユマニテ
humanité bis
林秀和展 HAYASHI Hidekazu
Individual Record ~私の中で奏でられる自分たち~
会  期  2024年7月29日[月]ー 8月3日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ * B1F開催
〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
humanite☆js8.so-net.ne.jp
会期中無休 10:30-18:30(最終日17:00)
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<作家コメント>
Individual Record、
それは私の中で奏でられる自分たち。

ふと自分を客観的に見てみる。
その瞬間ごとに、想像通りの人だったり、思いもよらぬ人だったり。
絶えず変化を見せて、厳密に同じ人はひとりもいない。
毎日様々なものから影響を受けて、多様な自分が生まれていく。
ある瞬間に踏み出す一歩が、また新しい出来事をたぐり寄せ、
新しい視界を見せてくれる。
今日はどこに行こうか。明日は何をしようか。
まるで鶏と卵のように、偶然と必然が巡り続けて私ができる。
そんなことを考えながら、サイコロと感覚で、私は自分を記録する。

< プロフィール 林 秀和 HAYASHI Hidekazu >
1982 愛知県生まれ
2006 京都大学工学部卒業
2008 同大学大学院工学研究科修了
[個 展]
2013 ギャラリー白3、大阪
2014 ギャラリーSUZUKI、京都
2016 ギャルリー東京ユマニテbis、東京
2023 ギャラリー白、大阪
[グループ展]
2015 「ペインティング・アパート」 ギャラリー白/ギャラリー白3、大阪
2016 「ペインティング・アパート 2016」 ギャラリー白/ギャラリー白3、大阪
2017 「ペインティング・アパート 2017」 ギャラリー白/ギャラリー白3、大阪
2018 「ペインティング・アパート 2018」 ギャラリー白/ギャラリーkuro、大阪
2021 「ペインティング・アパート 2021」 ギャラリー白/ギャラリー白3/ギャラリー白kuro、大阪
2022 「ペインティング・アパート 2022」 ギャラリー白/ギャラリー白3/ギャラリー白kuro、大阪
    「HANSHIN Art Meeting」 阪神梅田本店8階ハローカルチャー1・2・3・4、大阪
2023 「ペインティング・アパート 2023」 ギャラリー白/ギャラリー白3/ギャラリー白kuro、大阪
2024 「ペインティング・アパート 2024」 ギャラリー白/ギャラリー白3/ギャラリー白kuro、大阪

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[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]    {活版 à la carte  過去ログ まとめ

【展覧会】高知県立高知城歴史博物館|特別展示室 企画展 武家の服飾 ― 山内家伝来装束の世界 ―|’24年6月22日-9月1日|開幕壹个月再紹介

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高知県立高知城歴史博物館
特別展示室 企画展
武家の服飾 ― 山内家伝来装束の世界 ―
開催期間  2024年6月22日[土]- 9月1日[日]
開館時間  9:00 - 18:00(日曜日は 8:00-18:00)
       * 展示室への入室は閉館の30分前まで
休  館  日  なし〔会期中無休〕
会  場  高知県立高知城歴史博物館  3階 特別展示室
      〠 780-0042 高知県高知市追手筋2-7-5
      TEL. 088-871-1600  FAX. 088-871-1619
観  覧  料  700円(常設展含む)/ 高知城とのセット券 900円 * 観覧券は当日のみ有効
      * 高校生以下、高知県・高知市 長寿手帳所持者は無料
      * 身体障害者手帳、療育手帳などの所持者と介護者(1名)は無料
──────────────────────
初代山内一豊から16代山内豊範まで、歴代土佐藩主の所用品を中心に山内家伝来の服飾資料を一挙公開。武家の装いに備わる機能と美、そしてそこに垣間見える武士のすがたをご紹介します。

< 展示の見どころ >
❖ 開館以来初となる服飾の企画展
本展は、当館の開館以来初となる服飾をテーマとした企画展です。修理後初公開資料を含む約30点の服飾関係資料を展示します。
❖ 山内家伝来服飾資料の特徴
土佐藩主山内家に伝わる服飾資料の多くは、武家にふさわしく陣羽織や具足下着などの戦衣に関わるものです。大半の歴代藩主が着用したものが伝わっており、それぞれの時代をよく表す資料も含まれています。戦乱の世から泰平の世へと移り変わっていく中で、戦衣がどのように変化していったのかを捉える手がかりとなる貴重な資料群と言えるでしょう。
❖ 歴代藩主の所用品を中心に、武家の装いを三つの場面に分けて紹介
武士としての威厳と着用者の個性があらわれた戦衣、武家社会の序列を示すために公の場で着用した衣服、武家の芸能となった能に用いられ荘重豪華を極めた能装束、それぞれ異なる表情を見せる服飾資料からは、さまざまな武士の姿を見ることができます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立 高知城歴史博物館

【展覧会/ワークショップ】春日井市道風記念館|企画展 おののとうふう ~中国の書と和様の書~| ’24年7月20日-9月1日|

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春日井市道風記念館
企画展 おののとうふう ~中国の書と和様の書~
開催期間  令和6年(2024年)7月20日[土]- 令和6年(2024年)9月1日[日]
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一  般 100円、高校・大学生 50円、 中学生以下 無 料
      * 60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
開催場所  春日井市道風記念館
      〠 486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
────────────────────
小野道風 (894-966) は、平安時代中期を代表する能書 (書の上手な人) です。道風の日本書道史上における功績を一口で言えば、従来の中国の書の模倣から脱して、日本風の書を創造したことです。その優美な書は和様の書と呼ばれ、後世に大きな影響を与えました。和様の書は、藤原佐理に継承され、藤原行成によって完成されたといわれ、この三人を三跡とよびます。
春日井市では道風の偉業を讃え、後世に伝えるため、昭和56年、道風生誕の地と伝えられる松河戸町に春日井市道風記念館を開館しました。全国的にも数少ない書専門の美術館です。
今回の企画展では、道風が書いた書だけではなく道風が手本にした中国の書にも目を向け、館蔵品や複製資料などで、小学生にもわかりやすいよう、やさしく、詳しく小野道風をご紹介します。柳と蛙の逸話にもみられる努力の尊さ、古きを学び、それを活かして新しい書を生み出した道風の革新的な精神に触れていただきたいと思います。

※ 恒例の夏休み企画展。豊富なイベント/ワークショップ(一部は申込制)が設定されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館 ]  { 活版アラカルト:道風記念館まとめ }

【展覧会】山種美術館|特別展 没後25年記念 東山魁夷と日本の夏|’24年7月20日ー9月23日|

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山種美術館
〔特別展〕没後25年記念
東山魁夷と日本の夏
会  期  2024年7月20日[土]ー 9月23日[月・振休]
会  場  山種美術館
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 
      TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(8/12[月・振休]、9/16[月・祝]、9/23[月・振休] は開館、8/13[火]、
      9/17[火] は休館)
入  館  料  一 般 1400円、〔夏の学割〕大学生・高校生500円、
      中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
      * 障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名) 一般 1200円
      * 各種割引・優待情報などは下掲 公式詳細サイト にて
主  催  山種美術館、日本経済新聞社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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四季を通じて自然との対話を重ね、さまざまな風景を描いた東山魁夷(1908–1999)。海山の自然から古都の町並みにいたるまで、詩情豊かに表された作品は、没後四半世紀を経た今も人々から愛されています。
このたび山種美術館では、所蔵する魁夷の作品を全点公開し、季節感にあふれた風景画をご紹介します。さらに、浮世絵から近代・現代日本画にいたる夏をテーマにした名品や、涼しさの感じられる優品を選りすぐり、ご紹介する特別展を開催します。
なかでも注目すべきは、普遍的な日本の海のイメージと伝統的な日本絵画の装飾性が融合した幅9メートル超の大作《満ち来る潮》。皇居新宮殿にある魁夷の代表作と同趣作品を、当館初代館長(山崎種二) が画家に制作を依頼した逸品です。
また、作家・川端康成の言葉を契機に、魁夷が京都の風情と季節のうつろいを格調高く描いた連作「京洛四季」も見どころの1つです。
本展では、白波の立つダイナミックな海原を表現した《満ち来る潮》を筆頭に、日本の海と銀色の月を描いた横山大観の《夏の海》、青い浴衣姿の女性の一瞬のたたずまいを捉えた上村松園の《蛍》など、目にも涼やかな作品を取り揃えています。東山魁夷の風景画と日本の夏を描いた優品を通じ、爽やかなひと時を過ごしていただければ幸いです。

※ 下掲公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 山種美術館 ]

【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 泉屋博古館の名宝 ― 住友春翠の愛でた祈りの造形 ―|’24年7月20日-9月1日|

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奈良国立博物館
特別陳列
泉屋博古館の名宝 ― 住友春翠の愛でた祈りの造形 ―
会  期  令和6年(2024)7月20日[土]- 9月1日[日]
会  場  奈良国立博物館  東新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地(奈良公園内)
      TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX:0742-26-7218
休  館  日  毎週月曜日、5月7日[火]
      * ただし、ただし8月5日、12日は開館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入館は閉館の30分前まで
      * 8月5日-14日(なら燈花会の期間)は午後6時まで。
       8月15日(中元万燈籠)は午後7時まで
観覧料金  当日券・個人  一 般 700円、 大 学 生 350円 、高校生以下 無 料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  公益財団法人泉屋博古館
主  催  奈良国立博物館
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泉屋博古館-せんおくはっこかん-は、住友家第15代住友吉左衞門友純-ともいと(雅号:春翠-しゅんすい 1864-1926)のコレクションをはじめとした美術品の保管、研究、公開をおこなう美術館です。3500件に及ぶ収蔵品は、中国古代青銅器、東アジアの書画、西洋絵画、近代陶磁器、茶道具、文房具、能面・能装束など幅広い領域にわたり、設立の地である京都・鹿ヶ谷、そして東京・六本木でも公開されています(泉屋博古館〔京都〕は改修工事のため、2025年春まで休館)。

本展は、泉屋博古館の全面的なご協力の下、住友コレクションの代名詞とも言うべき中国青銅器の名品と、春翠の審美眼による選りすぐりの仏教美術をご紹介するものです。古代中国の祭祀に用いられた青銅器や、仏教寺院にまつられた仏像、仏教儀礼に関わる仏画や工芸品など、いわば様々な信仰に関わる名品を一堂に集めた展覧会とも言えます。実業に携わりながら芸術文化にも高い関心を示した住友春翠の、祈りの造形に注いだまなざしを感じて頂ければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館 ]

【展覧会】東京都写真美術館|2F 展示室 今森光彦 にっぽんの里山|’24年6月20日-9月29日|開幕壹个月再紹介

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2F 展示室
今森光彦 にっぽんの里山
開催期間  2024年6月20日[木]- 9月29日[日]
会  場  東京都写真美術館 2F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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世界の熱帯雨林、砂漠から、国内の自然環境まで、自然と人との関わりをテーマに美しい映像と親しみやすい文章で伝えつづける今森光彦。東京都写真美術館では、自然写真家・今森光彦の「にっぽんの里山」を開催します。
幼いころから昆虫の生態と美しさに魅力された今森は、世界中の昆虫を求めて精力的に取材活動をつづけ、既成の生態写真にとらわれない独特な自然観に基づく作品は、内外で高い評価を得ています。また、故郷である琵琶湖周辺を中心とした「里山」と呼ばれる空間を見つめつづけ、自然と人との絶妙なバランスで生み出される里山を映像化してきました。本展覧会は今森が出会った日本全国200カ所以上の里山の中から、厳選した作品を紹介するシリーズ最新作です。
里山をめぐる今森の旅は、自然と人が調和する空間を鮮やかに浮かび上がらせ、美しく多様性に富んだこの国の自然に気づかせてくれることでしょう。今森光彦のライフワーク、里山シリーズの全貌が解き明かされる「にっぽんの里山」にご期待ください。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】市原湖畔美術館|レイクサイドスペシフィック! —夏休みの美術館観察|’24年7月20日-9月23日|

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市原湖畔美術館
レイクサイドスペシフィック!—夏休みの美術館観察
開催期間  2024年7月20日[土]- 9月23日[月・祝]
開館時間  平日/10:00 ー 17:00 土曜・祝前日/9:30 - 19:00 
      日曜・祝日/9:30 - 18:00  * 最終入館は閉館時間 30 分前まで
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌平日)
会  場  市原湖畔美術館
      〠 290-0554 千葉県市原市不入 75-1 TEL 0436-98-1525
料  金  一 般:1,000円 / 大高生・65 歳以上:800円 / 中学生以下無料
      * 支払いは現金のみとなります。
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  市原湖畔美術館[指定管理者:株式会社アートフロントギャラリー]
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市原湖畔美術館をよ~く観察

東京から車で約1時間の里山にある当館は、人工湖・高滝湖のほとりに開館した観光・文化施設「水と彫刻の丘」をリノベーションし、2013年に誕生した自然豊かな美術館。  きらめく湖の3体の彫刻は、いつからここに? 地層のような外壁、緩やかなカーブを描き重なり合うコンクリート壁、行き止まりの道 —— バブル経済の真っただ中で設計され、バブル崩壊後に竣工した既存建物のあちこちには数々の謎が残されていた。だけどなんだか心地が良いのはなぜだろう。
本展では、その謎と戯れながら、5名のアーティストと共に美術館の観察を試みた。そして、建築空間・周辺環境から着想を得た作品や展開方法を「レイクサイドスペシフィック」と名付けてみている。市原湖畔美術館をよ~く観察する、初めての、夏!

◆ 出展作家:森洋樹、石田真澄、光岡幸一、トモトシ、BIEN

< 見どころ >
➊ 美術館までの風景が彫刻に?
緩やかな弧を描く展示室に添うように建ち並ぶのは、森洋樹による木彫作品です。美術館までの道のりで目にした、山、森、川、湖、ダム、ビル、家などの自然物や人工物をモチーフに、一本の木を彫り出しながら「色」と「線」のみで風景を表現していきます。学部時代は建築を学び、大学院から彫刻専攻に転向した経歴を持つ森の風景の捉え方が色濃く表れた作品群は、私たちがいつも見ているものは何か、考えるきっかけを与えてくれることでしょう。
❷ 美術館にふりそそぐ光
石田真澄は、時間の経過とともに刻々と変わる美術館や周辺環境の表情を“光を見つける”ことを通して発見していきます。本展のために撮り下ろされた新作のみで構成されるインスタレーションは、作家自身の視点を追体験させるような仕草で、自然光が差し込む展示室、屋上広場、外壁に展示されます。中学生の頃から独学で写真を始め、近年は「GINZA」や「POPEYE」などの雑誌、広告、写真集などで注目を集める石田にとって、美術館での発表は本展が初めての機会となります。
❸ 美術館に  “ 新たな導線 ”
光岡幸一は、建物にテープで文字を書く手法を用いて、美術館に “新たな導線” を作り、美術館で過ごす人々の認識や動きを少しずつ変えていきます。文字で表現されるのは「そこらへん」「あっち」「こっち」「あっちかも」など、正確な順路を示す言葉とは対照的な、曖昧なものばかりです。それらは館内外を散策するように設計され、時にその場に佇ませながら、一見何もないように思えた場所での楽しみ方をささやかに教えてくれます。
❹ クールな美術館を “ ほんわか ” させる
本展でトモトシが試みるのは、引越し業者が壁や床に傷がつかないように養生する技術を応用し、美術館建物の鋭角をやわらかく=ほんわかさせていくアクションです。会期中は、他の展示作品と共に、トモトシによる養生が館内各所に現れます。さらに、“ ほんわか ” させた部分にトモトシが強くぶつかるコミカルな映像作品も展示します。「建築や都市の完璧なデザインはありえない」というトモトシの考えが表れた、会期中のみの刹那的なリノベーションとも言えるでしょう。
❺ リノベーションの痕跡を可視化する
BIENは、約9メートルの吹き抜けに建物の骨組みを現出させ、建物の “形状” や “歴史” の解体/再構築を試みる新作インスタレーションを展開します。かつて、この空間を貫く梁と柱の向こう側は、湖底の世界を表現するための屋外水槽でした。しかし、水中彫刻を設置しようとつくられた水槽は一度も活用されることなく、遺構のように残されていたのです。展示室内に点在するBIENの遊び心ある仕掛けは、リノベーションの痕跡を可視化し、既存の梁と柱をフィクションと現実の境界線に置き換えていきます。
❻ 30年の時を経て明らかになる、美術館の謎
遡ること30年、「水と彫刻の丘」には、とんでもない建築計画が存在していました。地下トンネル、空中デッキ、湖上の回廊……関連展示「学芸員の美術館観察」では、当館の30年余りの資料を掘り起こし明らかにしていくことで時代性を捉え、建築としての当館の魅力に迫ります。また、来館者にも美術館で発見したことを絵やことばで表現していただく「絵日記コーナー」も開設し、美術館を巡りながら、場所を発見していくことの楽しさを共有できる機会をつくります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 :市原湖畔美術館

【展覧会】府中市美術館|市制施行70周年記念|自然、生命、平和 ―私たちは見つめられている― 吉田遠志展|’24年7月20日ー9月6日|

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府中市美術館
市制施行70周年記念
自然、生命、平和 ―私たちは見つめられている―
吉田遠志展
会  期  2024年7月20日[土]ー 9月6日[金]
会  場  府中市美術館 2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日(8月12日[月・祝]を除く)、8月13日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 800円、 高校・大学生 400円、 小・中学生 200円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  丸山晩霞記念館、吉田家、吉田版画アカデミー、(一財)太平洋美術会、地域美術
主  催  府中市美術館
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可愛いだけが動物ではない 弱肉強食だけでもない。
吉田 遠志-よしだ とおし-はアフリカで 水辺を譲り合って仲良く暮らす野生の動物たちの平和な「共存共栄」の姿をみた。
遠志は描いて訴える 地上の原理を人間も守れと。
野生動物は、愚かな人間をじっと見つめている。府中市美術館おもてA 府中市美術館7月うら☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<みどころ>
✿ みどころ1 遠志の木版画
吉田遠志の父は明治の天才画家吉田博。その博のもとで、日本の伝統の木版画の技術を磨きました。
✿ みどころ2 遠志とアフリカ
遠志は幼少期から動物園に親しみ、動物の写生に飽きることなく没頭しました。彼の画題は野生動物であり、ついに取材はアフリカまで至りました。また顕微鏡で見える微生物にも関心が向けられ、制作意図は、「生命の根源」を探求することにむけられていきました。
✿ みどころ3 動物絵本シリーズ
晩年に取り組んだ色鉛筆を駆使した動物絵本を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 府中市美術館 

【展覧会】名古屋市美術館|特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ|’24年6月29日-9月8日|開幕壹个月再紹介

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名古屋市美術館
特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ
会  期  2024年6月29日[土]- 9月8日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時  * 金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日〔7月15日[月・祝]、8月12日[月・休]は開館〕、
      7月16日[火]、8月13日[火]
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,500円、高 大 生 900円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  名古屋市美術館
      〠 460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)
      TEL 052-212-0001 FAX 052-212-0005
主  催  名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、中⽇新聞社、⽇本経済新聞社、テレビ愛知
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メキシコで画家・美術教育者として活動した北川⺠次(1894-1989)。
⽇本へ帰国後は東京や愛知を拠点に洋画壇で活躍し、⼦どもの美術教育や壁画制作にも挑みました。約30 年ぶりの回顧展となる本展では、北川がメキシコ時代に交流した作家や美術運動との関わりも視野に⼊れながら、彼がメキシコで学び⽇本へ帰国後も貫いてきた芸術への信念を再考します。
また本展では、北川の美術教育者としての側⾯にも注⽬します。北川はメキシコで野外美術学校の教師を務めた経験を活かして⽇本で児童美術学校を主宰し、美術批評家の久保貞次郎らの協⼒を得て絵本制作を⾏うなど、創造性をもった⼈間づくりを⽬指す美術教育に携わりました。現代でもなお⽰唆に富む⾰新的な⽅針やその⼿法を、⽣徒の作品や当時の資料とともに紹介します。
絵画作品約70 点を含む約180 点の作品と資料によって、洋画家・壁画家・絵本制作者・美術教育者など多彩な側⾯をもつ北川⺠次の魅⼒に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 名古屋市美術館

e9bdbeed133bb2700c1964045f86688cISOP マヤ文字変換 による、マヤ文字風の表記  ろうぶんどう

{新宿餘談}
ふるいはなしである。2015年11月にメキシコに出かけた。その報告は当時のウェブサイト容量制限もあって、おもに{朗文堂 花筏}でなした。
{活版アラカルト}には〔【旅の備忘録】メキシコ|土着信仰と習合したキリスト教会では頭蓋骨を祀る風習が|拳銃と麻薬に要警戒、 修羅の国、 あやかしの國、 そしてとこしえの歴史をいだく魅力の邦|’15年11月9日〕にわずかにのこっている。

 世田谷美術館 ’24年9月21日- 11月17日「生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日へ」今回の名古屋市美術館「特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ」は興味をもって情報を追っていたが、日本語版ウィキペディアには、北川民次紹介はあれど「メキシコ壁画運動」の記録は無い。ほかの資料でも近代メキシコ造形関連資料はきわめてすくないようだ。
そんなとき「妙な資料ならお任せ」のノー学部が次次と図書資料を提示してくれた。編者はそれをもとに、リベラとフリーダ夫妻の記録から「メキシコ近代造形運動」の資料をたぐりよせていた。
本展は名古屋での会期終了後、世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)にて「生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ」-2024年9月21日[土]- 11月17日[日]での巡回開催が発表されている。
さすがに名古屋まで出かけることはできなかったが、世田谷なら容易になった。そこで編者の予習・復習をかねて、以下の入門書ともいうべき資料を紹介したい。

20240710162650_00001『メキシコ壁画運動-リベラ、オロスコ、シケイロス』
加藤 薫著  2003年  現代図書  表1&背文字
20240719215246_00001『フリーダ・カーロ-痛みこそ、わが真実』
クリスティーナ・ビュリュス著 遠藤ゆかり訳 2008年 創元社
フリーダ・カーロ予告編トップ「ビデオ フリーダ」(言語:スペイン語 日本語字幕)予告編トップ Amazon Prime Videoより

【展覧会】土門拳記念館|特別展 The Eyes -土門拳が撮った眼-|’24年7月19日-10月22日|

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土門拳記念館
特別展 The Eyes-土門拳が撮った眼-
開催期間  2024年7月19日[金]- 10月22日[火]
時  間  午前9時 ー 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  8/29[木]、9/25[水]ー 9/26[木]
会  場  土拳拳記念館 主要展示室、企画展示室Ⅰ、企画展示室Ⅱ
      〠 998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
      TEL:0234-31-0028
入  館  料  一 般:800円、高校生:400円、小・中学生:無 料
協  力  一般財団法人 日本カメラ財団、植田正治写真美術館、一般財団法人 草月会
共  催  酒田市、酒田市教育委員会
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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たとえ小さくても軽くても
視線の強いものが、
ぼくの被写体として残る

写真家・土門拳(1909−1990年)が撮影した多様な “眼” に焦点をあてる展覧会を開催いたします。 
20世紀日本のドキュメンタリー写真を代表する『ヒロシマ』(1958年)や『筑豊のこどもたち』(1960年)には、被写体となった人々の眼が印象的な作品が数多く含まれています。何かを強く求め訴えかけてくるような眼があれば、時には現代の私たちの在り方を問うような深く静かな瞳もあります。
昭和の著名人たちの肖像を収めた『風貌』(1953年)シリーズでは、激動の時代を切り拓いていった者たちの才気あふれる眼差しに、時を超えて対面することができます。『文楽』(1972年)や『古寺巡礼』(1963〜1975年)といった写真集では、日本美術史の中で生み出され、継承されてきた個性的な眼の造形の数々が、土門特有のクローズアップ撮影によって鮮やかに切り撮られてきました。

「ぼくは被写体に対峙し、ぼくの視点から相手を睨みつけ、そして時には語りかけながら被写体がぼくを睨みつけてくる視点を探る。そして火花が散るというか、二つの視点がぶつかった時がシャッター・チャンスである」と書き残しているように、彼が写した多くの “ 眼 ” には、被写体そのものの発するメッセージと、土門自身の思想の両方が反映されているといえるでしょう。眼の中に刻まれた時代と、今も生き続ける記憶を感じていただければ幸いです。

会期の後半には一部展示替えを行い、今年で30回目を迎える「酒田市土門拳文化賞」の受賞作品展と、地元・庄内地域にゆかりのある若手写真家 / 美術家の作品とともに土門拳を再考する、初の試みとなるグループ展「KDMoP Shonai Photo Meeting −リミックス土門拳−」を順次開催いたします。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]  { 活版アラカルト 過去ログ }

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|パリをめぐるデザイン|’24年7月19日-9月14日|

京都工芸繊維大学美術資料館07月全

京都工芸繊維大学美術工芸資料館
パリをめぐるデザイン
開催期間  2024年7月19日[金]- 9月14日[土]
休  館  日  日曜日・祝日、8月12日[月]- 8月17日[土]
開館時間  10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 2階
      〠 606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
      電話番号 075-724-7924 ファックス 075-724-7920
入  館  料  一 般 200円、大学生 150円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
協  力  京都・大学ミュージアム連携
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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美術工芸資料館では、展覧会「パリをめぐるデザイン」を開催します。
この展覧会はパリ2024オリンピック開催にちなみ博物館実習の一環として、本学学生がキュレーションと展示全般を担いました。

本展では、ジャポニスムに始まり、アール・ヌーヴォー、アール・デコというモダン・デザインの二大潮流を経て、20世紀後半のヴィジュアル・イメージまで、広告ポスターを中心に約50点の作品を通して、パリのデザインを紹介します。

19世紀末のパリでは、産業革命やパリ万博など華々しい時代ベル・エポックを象徴する出来事が多数ありました。多くの美術館や教育施設があることから、パリには各地から若い芸術家たちが集まり、新聞や雑誌による美術批評が盛んに行われました。多色リトグラフという印刷技術の大きな進歩によって、美しい広告ポスターが街を彩るだけでなく、百貨店や地下鉄などの建築物や、家具、書籍も華やかなデザインで装飾されていきました。
展覧会の前半ではポスターの「スタイル」に焦点を当てて、デザインとイメージの変遷を紐解きます。後半ではポスターの「広告」としての機能に焦点を当てて、お酒のポスターと交通のポスターを中心に、ポスターの社会的役割とデザインの関係を探ります。
日本の影響を受けたデザインであるジャポニスムから始まり、後に海外のデザインにも影響を及ぼすアール・ヌーヴォーとアール・デコのデザイン、19世紀末から20世紀後半のパリの街を彩る広告ポスターの展示を通して、パリのデザインの変遷をお楽しみください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学美術工芸資料館

【展覧会】東京シティビュー|ポール・マッカートニー写真展 1963-64 ~Eyes of the Storm~|’24年7月19日-9月24日

20240624201505_00016☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

東京シティビュー
ポール・マッカートニー写真展
1963-64 ~Eyes of the Storm~
会  期  2024年7月19日[金]- 9月24日[火]
開館時間  10:00 - 19:00 金曜・土曜は 10:00 - 20:00 
      * 7月19日[金]は-17:00まで * 入館はいずれも閉館の30分前まで
会  場  東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
      〠 106-6150 東京都港区六本木6-10-1
      お問い合わせ 050-5541-8600 (ハローダイヤル)全日9:00-20:00
入  館  料  (税込)一般 2,600円、学生(大・専門・高校生) 1,800円、
      子供(4歳-中学生)1,000円
      ▶ しいチケット情報は こちら  優待前売り券発売中
主  催  フジテレビジョン/東京シティビュー/キョードー東京
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世界が熱狂したザ・ビートルズ絶頂期の記録
ポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真を展示

2023年、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーのリニューアルオープン記念として、多くのセレブリティが足を運び盛況を博した『ポール・マッカートニー写真展 1963-64~Eyes of the Storm~』が今年日本にて開催の運びとなりました。
1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。
本展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカに凱旋した1964年2月までの約3か月間の記録です。
彼自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示されます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京シティビュー  本展公式サイト

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[ 詳 細 : 東京シティビュー  本展公式サイト ]

【展覧会】松岡美術館|レガシー ― 美を受け継ぐ モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ|’24年6月18日-10月13日|開幕壹个月再紹介

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レガシー ― 美を受け継ぐ モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ
会  期  2024年6月18日[火]- 10月13日[日] * 展示作品の一部入れ替えがあります
会  場  松岡美術館  展示室 5・6
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-12-6 TEL:03-5449-0251
      ▶ アクセス  https://www.matsuoka-museum.jp/access/  
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
      * 毎月第1金曜日のみ  10:00 - 19:00 (入館は 18:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観  覧  料  一  般 1,200 円、 25歳以下 500 円、
      * 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無 料
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本展では、20世紀初頭のパリを彩った多様な表現を、当館コレクションからご紹介いたします。パリに集った多くの異邦人からなるエコール・ド・パリ、前衛的な表現を探求したフォーヴィスムやキュビスム、シュルレアリスム、そして日本からパリに渡った作家たちの表現をご覧ください。シュルレアリスムに関わったジョルジョ・デ・キリコとポール・デルヴォーの作品は、約10年ぶりの展示となります。 加えて、常設展示より、ブールデルやヘンリー・ムアの彫刻作品も、普段の展示とは異なる視点を交えてご紹介します。

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[ 詳 細 : 松岡美術館 ]  { 松岡美術館  活版アラカルト  過去ログまとめ }

【展覧会】東京都写真美術館|3F 展示室 TOPコレクション 見ることの重奏|’24年7月18日-10月6日|

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東京都写真美術館
3F 展示室
TOPコレクション 見ることの重奏
開催期間  2024年7月18日[木]- 10月6日[日]
会  場  東京都写真美術館 3F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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東京都写真美術館では約37,000 点を超える収蔵作品のなかから、テーマに沿って選び抜かれた名品を定期的に紹介しています。本展覧会では、当館の所蔵する写真作品を中心に、「見ることの重奏」をテーマとして、見るということを問い直す試みを行います。
ひとつの作品に内在する、作者や批評家、鑑賞者など、さまざまなまなざし。たとえば、写真家は制作のプロセスにおいて、ある対象を独自の方法で見つめ、それをフレーム化します。また批評家は、自身の作品の見方を言語化することで、作品を評価し、価値づけます。そして鑑賞者はそこに写されている事象と自身の個人的な経験や記憶を結びつけ、その関係性のなかで作品を見ることができます。
このように、イメージの作り手、語り手、受け手など、その立ち位置によって、写真を見るという行為は多様なものとなります。そして見る経験は、イメージの表面上には見えない、歴史的な視点と豊かな想像力、自身の思考が重なり合い、それらを共鳴させる行為とも言えるのではないでしょうか。
本展では、これまで語られてきた作品をめぐる言葉とともに、時代も地域も異なるコレクションが一堂に展示されます。出品作品を通して、写真を見るということについて思考をめぐらせる場となれば幸いです。

◆ 出品作家 ◆
ベレニス ・ アボット、ウジェーヌ ・ アジェ、アンナ ・ アトキンス、チェン ・ ウェイ、スコット ・ ハイド、アンドレ ・ ケルテス、ウィリアム ・ クライン、奈良原 一高、マン ・ レイ、杉浦 邦恵、 モーリス ・ タバール、寺田 真由美、マイナー ・ ホワイト、山崎 博

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
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[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】すみだ北斎美術館|特別展 北斎 グレートウェーブ・インパクト ― 神奈川沖浪裏の誕生と軌跡 ―|’24年6月18日-8月25日|開幕壹个月再紹介

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すみだ北斎美術館
特別展 北斎 グレートウェーブ・インパクト
― 神奈川沖浪裏の誕生と軌跡 ―
会  期  2024年6月18日[火]- 8月25日[日] * 前後期で一部展示替えを実施
         前 期:6月18日[火]-7月21日[日]
         後 期:7月23日[火]-8月25日[日]
開館時間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休 館  日  毎週月曜日
           開 館:7月15日[月・祝]、8月12日[月・振休]
        休 館:7月16日[火]、8月13日[火]
会  場  すみだ北斎美術館 3階企画展示室、4階企画展示室
       〠 130-0014 東京都墨田区亀沢2丁目7番2号 TEL. 03-6658-8936
観覧料金  一 般 1,500円、 高校生・大学生・65歳以上 1,000円、 中学生 / 障害者 500円、
      小学生以下 無 料
      * 個人、当日、税込み料金を表示。各種割引・優待などは下掲公式サイトを参照。
主  催  墨田区・すみだ北斎美術館
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新紙幣採用を記念して、「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がどのような背景で誕生したか、またその図柄がさまざまに利用されてきた軌跡をたどり、海外で「グレートウェーブ」の通称で親しまれる影響、広がりを紹介します。

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[ 詳 細 : すみだ北斎美術館 ] 

【展覧会】東京国立博物館 平成館 特別展示室|創建1200年記念 特別展「神護寺 ― 空海と真言密教のはじまり」|’24年7月17日-9月8日

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東京国立博物館 平成館 特別展示室
創建1200年記念
特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
会  期  2024年7月17日[水]- 9月8日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館 特別展示室(上野公園)
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分  * 最終入場はいずれも閉館の30分前まで
      毎週金・土曜日は ー19時00分 * ただし8月30日・31日は除く
休  館  日  月曜日、8月13日[火]
      * ただし、8月12日(月・休)は開館、8月13日(火)は総合文化展は開館
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一 般 2,100円(一般前売 1,900円)、大学生 1,300円(大学生前売 1,100円)、
      高校生 900円(高校生前売 700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観 覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
      * 詳細は、展覧会 公式 チケットページ で確認ください。
主  催  東京国立博物館、高雄山神護寺、読売新聞社、NHK,NHKプロモーション
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国博神護寺070003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

京都北郊の紅葉の名所、高雄の神護寺は、和気清麻呂(わけのきよまろ)が建立した高雄山寺を起源とします。唐から帰国した空海が活動の拠点としたことから真言密教の出発点となりました。
本展は824年に正式に密教寺院となった神護寺創建1200年と空海生誕1250年を記念して開催します。平安初期彫刻の最高傑作である国宝「薬師如来立像」や、約230年ぶりの修復を終えた国宝「両界曼荼羅(高雄曼荼羅)」など、空海ゆかりの宝物をはじめ、神護寺に受け継がれる貴重な文化財をご紹介します。

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[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展特設公式サイト

【展覧会】岡谷蚕糸博物館|企画展 中国古代復元絹織物展|’24年5月16日-8月18日|開幕貳个月再紹介

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岡谷蚕糸博物館
企画展 中国古代復元絹織物展
開催期間  令和6年(2024年)5月16日[木]- 令和6年(2024年)8月18日[日]
開館時間  9:00 - 17:00
      動態展示・まゆちゃん工房は 9:00-12:00、13:00-16:00
      * 時間は変更することがございます。
休 館 日  毎週水曜日 ▶ 開館カレンダー  
      * 臨時休館があります。ご来館の際には確認をよろしくお願いいたします。
会  場  岡谷蚕糸博物館 -シルクファクトおかや- 企画展示エリア
      〠 394-0021 長野県岡谷市郷田1-4-8  TEL 0266-23-3489  FAX 0266-22-3675
入 館 料  一   般  510円、 中・高生  310円、 小学生  160円
      * チケット・各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  岡 谷 市
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岡谷市は中国江蘇州の「蘇州絲綢博物館」と平成10年に学術協定を締結しました。その後、殷王朝(紀元前16ー紀元前11世紀)から、清王朝(17-20世紀)までの古代復元絹織物43点、清王朝以降の装飾品等の現品8点の計51点の提供を受け、当館では絹織物の起源である古代中国の絹織物の研究に活用してきました。
令和6年は辰年。中国において、龍の紋様は権威の象徴とされ、とりわけ5本の爪の龍は皇帝専用とされました。本企画展では、辰年にちなんで、中国古代復元絹織物から、龍の文様を持つ絹織物を中心に展示いたします。

<蘇州と絹織物の歴史>
春秋時代に呉の都として栄えた古都です。紀元前514年に呉王・闔閭-こうりょ-がこの地に城を築いたことから街が形成され始めました。元代にはマルコ・ポーロが訪れ、運河と街並の美しさを「東洋のベニス」と称して絶賛しました。街中に綱の目のように張りめぐらされた運河や、明代に造られた江南庭園の数々は今も旅行者の目を楽しませてくれます。特産は豊富な水資源を生かして発展した絹織物です。農業や漁業も盛んで、「魚米之郷」とも呼ばれてdfいます。

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[ 詳 細 : 岡谷蚕糸博物館   同館2024年 ハンドアウト PDF ] 

【展覧会】杉並区立郷土博物館〔郷土博物館分館〕|令和6年度 区民参加型展示 南川三治郎写真展 巨匠たちの仕事場|’24年6月15日-9月23日|開幕壹个月再紹介

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杉並区立郷土博物館(郷土博物館分館)
令和6年度 区民参加型展示 
南川三治郎写真展 巨匠たちの仕事場
開催期間  令和6年(2024)6月15日[土]- 9月23日[月]
開催時間  午前9時 - 午後5時
休  館  日  毎週月曜日・毎月第3木曜日(祝日の場合は開館し翌日)
対  象  小学生、中学生、高校生、一般、高齢者
      * どなたでもご覧いただけます。
開催場所  杉並区立郷土博物館 郷土博物館 分館
      〠 167-0032 杉並区天沼3丁目23番1号 天沼弁天池公園内
      電話番号03-5347-9801 ファクス番号03-5347-9802
      * 交通アクセスJR中央線「荻窪駅」(北口)徒歩10分
観覧料金  無料
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『アトリエの巨匠たち』『推理作家の発想工房』などの作品で知られる写真家・南川三治郎(みなみかわ さんじろう 1945年-2018年)は、美術家や小説家を仕事場ごと撮影する手法を用いて、その人物像や創作の様子を写真に収めてきました。その中には、中川一政(1893年-1991年)、鈴木信太郎(1895年-1989年)、開高健(かいこう たけし)(1930年-1989年)といった杉並にゆかりのある人物も多く含まれます。
そうした杉並ゆかりの作家とその仕事場を中心に、南川三治郎が撮影してきた作品を紹介しま。

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[ 詳 細 : 杉並区立郷土博物館(郷土博物館分館)

【展覧会】京都dddギャラリー|第242回企画展 Folio Folio Folio: Print by Veronica Ditting フォリオ フォリオ フォリオ:プリント バイ ヴェロニカ・ディッティング|’24年6月8日-7月28日|会期終盤

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京都dddギャラリー第242回企画展
Folio Folio Folio: Print by Veronica Ditting
フォリオ フォリオ フォリオ:プリント バイ ヴェロニカ・ディッティング
会  期  2024年6月8日[土]- 7月28日[日]
会  場  京都 ddd ギャラリー
      〠 600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON 烏丸 3 F
      TEL:075-585-5370  FAX:075-585-5369
開館時間  火曜-金曜は 11:00-19:00 土日祝は 11:00-18:00
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、祝日の翌日(土日にあたる場合は開館)
主  催  公益財団法人DNP文化振興財団
入場無料
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シェアツイートURLコピー京都 ddd ギャラリーにて開催されるこの展覧会では、ヴェロニカの手による過去 20年間の作品を多岐にわたって展示します。その内容は、本や雑誌、その他の出版物、展覧会用デザイン作品をはじめとした様々な印刷物です。会場では、この展示会のためにデザインされた展示用のスタンドを、ひとつひとつ高さや方向を変えて設置することで、いろいろな視点から作品を見ることができ、それによって作品の素材感と立体感を際立たせる展示法をとっています。ギャラリーに集め られたこれらの印刷物がひとつの風景を創り出し、集合体としてのヴェロニカの制作物が持つ本質 的特徴が浮き彫りになっています。
今回展示される主なプロジェクトのひとつに、『ザ・ジェントルウーマン』誌があります。ザ・ジェントルウーマンは、ある小さなチームが 2010年に創刊したもので、同誌の持つ唯一無二かつ非常に影響力を持つ感性は、ヴェロニカがチームの一員として創造し、進化させてきたものです。
展示では、同誌の考え抜かれたレイアウトと、読者に人気の高い情報ページにフォーカスがおかれており、編集に対するヴェロニカのアプローチ手法を明確に見て取ることができます。また、エルメスのビューティ部門立ち上げを牽引した多くの印刷物も展示されます。ここでは、ビューティ製 品そのものの特性とヴェロニカ自身の色使いとの比率に関して、ヴェロニカが見せた駆け引きの手腕が際立ちます。これらのプロジェクトは、アーティストブック、エディトリアル、展覧会デザインとともに展示され、ヴェロニカがそうした作り手たちと築いているユニークな関係性を表わしています。さらにこの展覧会では、完成品だけではなく、写真家チュウ・ヤンよる模型やダミー、校正刷り、デザインスケッチなどの素材を集めた大規模な写真作品も展示されます。複雑に構成され、美しく照らし出された作品たちを目にすると、それぞれのデザインプロセスを感じられるだけでなく、アーカイブの範囲とスケールも伺い知ることができます。そしてまた、ヴェロニカがクリエイティブディレクターとして特に重視する、写真の依頼という仕事についての示唆もあります。
作品キャプションには、各プロジェクトの素材とプロセスについて詳しい記載がありますが、そこにはまた、グラフィックデザインを三次元的に鑑賞することを推奨する意図が込められています。とは言え、この展覧会では、やはりまず作品に対する即時的かつ官能的な反応が励起されます。それこそが、何にも増して印刷物の可能性に対する祝福なのです。
                  エミリー・キング (本展キュレーター/デザイン史家)

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[ 詳 細 : 京都 ddd ギャラリー
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【展覧会 予告】TOTO ギャラリー・間|大西麻貴 + 百田有希 / o+h 展:⽣きた全体 ― A Living Whole onishimaki + hyakudayuki / o+h: A Living Whole|’24年9月4日-11月24日|

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TOTO ギャラリー・間
大西麻貴 + 百田有希 / o+h 展:⽣きた全体 ── A Living Whole
onishimaki + hyakudayuki / o+h: A Living Whole
会  期  2024年9月4日[水]- 11月24日[日]
開館時間  11:00 - 18:00
休  館  日  月 曜
入  場  料  無 料
会  場  TOTO ギャラリー・間-TOTO GALLERY – MA
      〠 107-0062 東京都港区南青山1-24-3 TOTO 乃木坂ビル 3F
      ▶ 交通アクセス 
      TEL=03-3402-1010 URL=https://jp.toto.com/gallerma
主  催  TOTO ギャラリー・間
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TOTO ギャラリー・間では、「大西麻貴+百田有希 / o+h 展:生きた全体 ── A Living Whole」を開催します。
詩人の T.S.エリオットは、「今までに書かれたあらゆる詩の生きた全体(a living whole)」が詩の概念だという考えを提示し、現在は過去によって導かれながらも、新しい詩が挿入されることによって過去は変化し、新しい複合体となり、そこに伝統が成立すると説きました。*1
大西と百田は、建築をつくることは、その建築を含む「生きた全体」を考えることだと言います。彼らが建築をつくるとき、多様な背景や特性をもつ利用者や地域の人々の声、その土地に伝わる物語にまで耳を傾け、人の営みを丁寧に拾い上げながら建築に翻訳してきました。日本建築学会賞(作品)を受賞した児童遊戯施設「シェルターインクルーシブプレイス コパル」では、スロープが車椅子を含むすべての人の動線でありながら、同時に子どもたちの遊び場でもあるように、一部分だけを取り出すことができない複雑な総体を生み出しています。個々の価値観や機能を出発点に、それらが折り重なり合うことによって誰もが自分の居場所を見つけることができるように、「生きた全体」を考えることとは、各存在のかけがえのなさを大切にし、寛容で多様な社会の理想形を、建築を通して示そうとしていると言い換えられるのではないでしょうか。
展覧会では、彼らの作品や人の営みが織りなす「生きた全体」がどう建築の風景として立ち上がってくるのか、模型や言葉、インスタレーション等で紹介します。本展を通じて、o+h の眼差しと世界観を体感いただければ幸いです。
                                 TOTO ギャラリー・間
         *1 出典:T.S.エリオット著、矢本貞幹訳『文芸批評論』 岩波書店(1938)

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【展覧会】堀 辰雄文学記念館|生誕120年特別企画展 堀 辰雄「幼年時代」の世界|’24年7月13日-12月27日|

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堀 辰雄文学記念館
特別企画展
生誕120年特別企画展 堀 辰雄「幼年時代」の世界 
開催期間  2024年7月13日[土]- 12月27日[金]
      * 7月15日 - 10月31日は無休
所  在  地  〠 長野県北佐久郡軽井沢町大字追分662 TEL / FAX 0267-45-2050
開館時間  9時 - 17時 (入館は 16時30分 まで)
休  館  日  水曜日(水曜日が祝日の場合は開館)   * 7月15日 - 10月31日は無休
入 館 料  大 人 400円、小中高生 200円(追分宿郷土館と共通)
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは、下掲詳細参照。
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堀辰雄は明治37(1904)年東京市麴町区平河町(現千代田区)に生まれました。
2歳の時に東京市本所区向島(現墨田区向島)に移り、母と養父の愛情を受けて育ちました。堀辰雄は「自分の人生の本質のやうなものを見出したい」(「幼年時代」)として「幼年時代」をはじめ、自身の幼少年期を素材に数々の作品を執筆しました。
今年は堀辰雄生誕120年の節目となる年です。
本企画展では、堀が物心ついた頃から大正12(1923)年、初めて軽井沢を訪れ、文学的出発を果たす19歳頃までのエピソードを作品化した小説などを手掛かりに、幼年期とその周辺や、堀が自分の「幼年時代」の中に求め続けたものについて探ります。

◆ 特別展示 ◆
鈴木信太郎記念館で令和5年秋に新発見された、堀辰雄の東京帝国大学在学中の試験答案(昭和2年頃)を、7月13日[土]- 9月1日[日]まで展示します。

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[ 詳 細 : 軽井沢町 堀辰雄文学記念館だより ]
[ 関 連 : 限定在庫図書 朗文堂愛着版花あしび堀 辰雄著 
{新宿餘談 
上掲『花あしび』は、外箱などに若干の瑕疵がみられ、流通ルートから除外したほんのわずかな数量の図書です。それでもどうしても……という読者は、小社宛て架電、ご相談ください