カテゴリー別アーカイブ: イベント情報

【展覧会】仙台市博物館|企画展 仙台市博物館再開館記念祭「こりゃ めでたい」|’24年4月2日-5月26日|開幕壹箇月再紹介

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仙台市博物館
企画展 仙台市博物館再開館記念祭「こりゃ めでたい」
会  期  2024年4月2日[火]- 5月26日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし、4月29日、5月6日は開館)、5月7日
開館時間  9時00分 ー 16時45分(入館は 16時15分 まで)
会  場  仙台市博物館
      〠 980-0862 仙台市青葉区川内26番地<仙台城三の丸跡>
      電話番号:022-225-3074 ファクス:022-225-2558
観  覧  料  常設展料金でご覧いただけます。
      一般・大学生 460円、高校生 230円、小・中学生 110円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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再開館を祝し、大名家の婚礼調度をはじめ、おめでたいしるしを表した資料や縁起物などを体験とともにお楽しみいただく記念祭を開きます。松竹梅や七福神、福助などめでたいものが勢ぞろい。
本展では「福で笑おう」をテーマに、見るだけでなく、触れる・探すといった体験やあそびを通して、楽しみながら資料の魅力に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 仙台市博物館

【展覧会】名古屋刀剣博物館|名古屋刀剣ワールド開館記念特別展|三英傑の名刀 ~徳川家の名刀~|’24年5月1日ー7月28日|新開館

名古屋刀剣博物館おもて 名古屋刀剣美術館

名古屋刀剣博物館
名古屋刀剣ワールド開館記念特別展
三英傑の名刀 ~徳川家の名刀~
開催期間  2024年5月1日[水]ー 7月28日[日]
開館場所  名古屋刀剣ワールド/名古屋刀剣博物館(メーハク)
      〠 460-0008 愛知県名古屋市中区栄3丁目35番43号  ▶ アクセス 
開館時間  10 ー 17時(最終入館は16時30分)
休  館  日  月曜日  * 月曜祝日の場合は翌日火曜日
入  館  料  一 般:1,200円、シニア(65歳以上):1,000円、大学生・高校生:500円、
      中学生・小学生:300円 * 6歳以下は無料
      障がい者(付添1名含む):無料 * 障害者手帳をご提示ください
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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名古屋刀剣ワールド/名古屋刀剣博物館(メーハク)の開館を記念し、本展では当館が所蔵する500振以上の刀剣のなかから国宝・重要文化財など95振を一挙公開いたします。織田信長や豊臣秀吉、徳川家康などの戦国武将や、大名家に伝わってきた貴重な名刀の数々をご紹介します。

※ 名古屋の繁華街に誕生した博物館。新設ながら豊富なコンテンツが掲載されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 名古屋刀剣博物館

【展覧会】そごう美術館|KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物|’24年5月1日-7月1日

高島屋美術館5月

そごう美術館
KAGAYA 星空の世界 天空の贈り物
会  期  2024年5月1日[水]- 7月1日[月]
会  場  そごう美術館
       〠 220-8510 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
      TEL:045(465)5515(美術館直通)
時  間  午前10時 - 午後8時(入館は 閉館の30分前 まで)
      * そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
休  館  日  会期中無休
入  館  料     〔 事前予約不要 〕
      一 般 1,400円、大学・高校生 1,200円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  そごう美術館
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空を見上げることをきっかけに広がる世界は、果てしない ―
写真作品約100点と、16mの巨大映像で『没入』体感する天空の世界
世界中をかけめぐり、絶えず変化する星空を絵や写真、映像やプラネタリウム番組などさまざまなかたちで表現するKAGAYA。天文普及にも力を注ぎ、人々に星空の魅力を伝え続けています。
本展では、KAGAYAの代表的な写真作品、新作32点を含む約100点を、「四季の星空」「月のある空」「オーロラ」「天の川を追う星の旅」「一瞬の宇宙」、そして新章「天空を映す」のカテゴリーに分け、一挙に展示いたします。あわせて本展では、KAGAYAが撮影した迫力あふれる新作映像作品を体験できるコーナーを新設。壮大な音楽とともに、16mの大画面へ投映いたします。
美しい写真や、臨場感あふれる映像作品を通して、はるかなる星空の世界をお楽しみください。

KAGAYA(カガヤ) プロフィール
©KAGAYA1968年、埼玉県生まれ。星空写真家、プラネタリウム映像クリエイター。天空と地球が織りなす壮大な奇跡を、デジタルアートやプラネタリウム番組、あるいは写真など、さまざまなアプローチを通して表現し、世界中の人々を魅了する。
その創作はまず絵を描くことからスタートし、2006年にはプラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」を発表。「銀河鉄道の夜」は国内をはじめ欧米・アジアで累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人を突破し、今も動員記録を更新中。
2010年、デジタル一眼カメラの飛躍的な性能の向上をきっかけに、暗い星空と風景を短時間(数秒~30秒)で撮影するという現在のスタイルを確立。本格的に星空写真家として活動を始める。 星空写真は小学校理科の教科書にも採用され、また写真を投稿発表するX(旧Twitter)のフォロワーは90万人を超える。画集・写真集・フォト エッセイ集・入門書など著書多数。天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番は Kagayayutaka (カガヤユタカ) と命名されて いる。花巻イーハトーブ大使。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : そごう美術館

【展覧会】河鍋暁斎記念美術館|企画展:「国際博物館の日記念 暁斎・暁翠 物語絵の世界」展|同時開催・特別展:「暁斎没後135年 『暁斎画談』で振り返る暁斎の逸話」展|’24年5月1日-6月24日

河鍋暁斎5月

公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
企画展:「国際博物館の日記念 暁斎・暁翠 物語絵の世界」展
同時開催・特別展:「暁斎没後135年 『暁斎画談』で振り返る暁斎の逸話」展
会  期  2024年5月1日[水]- 6月24日[月]
会  場  公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館
      〠 335-0003 埼玉県蕨市南町4-36-4
      TEL. 048-441-9780 / FAX. 048-445-3755
開館時間  10:00-16:00
入  館  料  一 般 600円、高校生・大学生 500円、小・中学生 300円、65歳以上の方 500円
      * 割引、優待情報は下掲詳細参照。学生・ご高齢者は年齢のわかる証明書の提示を。
休  館  日  毎週火・木曜、毎月26日-末日 * 展示替えのため
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企画展では「物語絵」を広く解釈し、古今の偉人の逸話を描いた作品も「物語絵」としてご覧いただきます。肉筆画の暁斎(狂斎)筆「桃太郎鬼ヶ城征伐図」、暁翠筆「紫式部・清少納言図」の他、暁斎筆の錦絵「西遊記」など、作品の奥にさらにもう一つの「物語」が描かれた風刺画なども展示中。
第3展示室では、暁斎が自身の半生を語った話を戯作者の梅亭金鵞(ばいていきんが)こと瓜生政和(うりゅうまさやす)がまとめ、暁斎が挿絵を描いた版本『暁斎画談』の中から、特に有名な逸話と挿絵をパネルでご覧いただく特別展を開催しております。

※ 河鍋暁斎記念美術館では、2ヶ月ごとにテーマを決めて展覧会を開催しております。
  常設展はありません。館長の自宅を改装した小さな美術館です。
 そのため各室が狭いため、館内ではマスクの着用が推奨されています。
※ 感染症予防対応実施中。下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人 河鍋暁斎記念美術館 ] 

【展覧会】ふじ・紙のアートミュージアム|半谷 学展 HANGAI Manabu EXHIBITION|’24年4月1日-6月30日|開幕壹箇月再紹介

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ふじ・紙のアートミュージアム
半谷 学展 HANGAI Manabu EXHIBITION
会  期  2024年4月1日[月]- 6月30日[日]
開館時間  10:00 - 18:00
休  館  日  4月15日[月]、5月20日[月]、6月10日[月]
      * ロゼシアター休館日に休館
料  金  無 料
会  場  ふじ・紙のアートミュージアム
      〠 416-0953 静岡県富士市蓼原町1750番地 富士市文化会館ロゼシアター1階 東側奥
      TEL:0545-32-6581 FAX:0545-32-6582
主  催  富士市 (主管:一般社団法人富士芸術村)
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人は地球にある物質以外からは何も生み出すことができないのではないでしょうか。欲しいままに幸せを求めて地球を破壊して奪取することが人の生きる宿命ならば、物質の使い方で地球の尊厳を守ることにもっと心を寄せても良いと思います。
世の中にある組織や社会から排出される不要物や大量廃棄物などをリサーチして、そこから得られる原材料を独自の「紙料」に再生して美術作品を制作する活動を続けています。リサイクルしやすい紙を扱いながら、社会や環境について目を向けるきっかけを提示し、柔軟な発想や新たな可能性を求めて、上記紙料を作品として成立させることが私の活動のテーマです。
本展では、組織や社会などで続いている複雑な負の連鎖から離れ、単純でわかりやすい仕組みで地球規模の巨大な環境を生み出す生きものを、生物模倣として美術側から楽しんでいただく試みを展示します。私が選んだモチーフの生物はサンゴです。造礁性サンゴの営みの蓄積は生物起源の石灰岩の成立を経てサンゴ礁となり、たくさんの人が住める島となるほど壮大です。動かずに静かに発動してサンゴ礁を形成する悠久の時間は、人知を超えて繰り返されてきた地球の永遠の営みを想像することができます。ときに静かな明滅を生じるように感じる本作が、サンゴの魅了を借りて慈悲深い地球への敬意を表す作品となることを願っています。

本展のリサーチとして富士市にある製紙会社の工場を見学させて頂きました。木材パルプから様々な種類の紙が作られていく工程は、私にとって魅力的な出来事でありとても感銘を受けました。「紙は約5-6回ほど古紙として再生できます」とご説明を受けたあとで「最後に再生する紙はどのように使われるのですか?」と質問をしました。その答えは……。
会場でお伝えできれば幸いです。人が手にした物質の最後はどうあるべきなのでしょうか。
                        半谷 学 HANGAI Manabu 2024年2月

<半谷 学 HANGAI Manabu プロフィール>
北海道生まれ 群馬県と北海道に在住
美術家。個展での作品発表のほか、国内外のアートプロジェクへの参加、コミッションワークとして各地の公共空間への作品設置、環境問題を楽しく考える造形ワークショップなどに力を入れている。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ふじ・紙のアートミュージアム

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【展覧会】ホキ美術館|第五回「私の代表作」展|’23年11月23日-’24年5月12日|会期末

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ホキ美術館
第五回「私の代表作」展
開催期間  2023年11月23日[木・祝]- 2024年5月12日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時30分 * 入館受付 午後5時まで
休  館  日  火曜日 * 火曜日が祝日の場合は開館、翌平日に休館
      年末年始 12月29日-1月2日 休館  * 下掲詳細 ご利用案内 参照
会  場  ホキ美術館内 ギャラリー8
      〠 267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
      電話:043-205-1500 FAX:043-205-1511 メール: info☆hoki-museum.jp
入  館  料  一 般 1,830円、65歳以上 / 高校生・大学生 1,320円、 中学生 910円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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総勢14名の作家らによる、3年越しの全作描きおろし。
100号以上の大作が一堂に会し、作家自身の矜持とも言える、
自身にとっての代表作を描いた写実絵画の最前線

「私の代表作」の始まりは、2007年までさかのぼります。
創設者の保木将夫は、美術館設立にあたり、ホキ美術館の特徴になるものを作ろうと考えておりました。そこで作家を集め、3年をかけて将来「私の代表作」と成るような100号以上の大作を作家自身が考えたテーマで描いていただくように依頼しました。
そうして2010年の開館のときに、描きあがった作品が特別な展示室、ギャラリー8に展示されました。大半が白い壁の展示室のなかで、ギャラリー8は唯一黒い壁、黒い床、黒い天井。ガラスで仕切った一人6メートルのスペースに、作品が1点ずつ展示されます。

自身の代表作を描く故に、費やされるエネルギーは凄まじく、同時に並ぶ作家の作品にも闘志を燃やし、一切の手抜きなく各自が磨き合ってきました。作家同士もどのような作品を描くかは、展示するまでお互いに知りません。もちろん私どもも納品されるまで知らされておりません。ホキ美術館の所蔵作家は現在60名あまりいますが、ここに展示できる作家は、いま一番輝いている作家です。そして作品は3年間継続して展示されます。こうして「私の代表作」の展示は4回の展示替えを経て、この度、第5回目を迎えます。

本展では、作家の生の声による作品解説をお聞きいただくことができる音声ガイドがございます。作品横に設置されたQRコードから専用サイトへアクセスしてご利用ください。

E308-4314野田弘志「崇高なるもの」OP.9 (2023年) 
E308-4317廣戸絵美「小さな物語」 (2023年)
S58-248ホキ美術館外観 Photo by Noda

世界でもまれな「写実の殿堂」 〔 ホキ美術館 ウェブサイトゟ 〕
ホキ美術館は世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年11月3日に千葉市緑区に開館しました。
そのコレクションは、故保木将夫が収集した写実絵画作品、約500点から成っています。
千葉市最大の公園である緑ゆたかな昭和の森に面した、地上1階、地下2階の三層の計500メートルにわたる回廊型ギャラリーでは、日本最大の森本草介コレクション36点をはじめ、野田弘志、中山忠彦など、約60名の現代作家による写実の名品約120点を、常時ご覧いただくことができます。一部鉄骨造によって空中に浮かせ、窓からは森が見渡せるギャラリーもあります。また、地下2階ではホキ美術館のための描きおろしを中心とした100号以上の大作「私の代表作」を展示しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 展示品画像は ホキ美術館 より拝借したものです。二次流用などはご遠慮ください。

[ 詳 細 : ホキ美術館
【 関 連 : 千葉市公式チャンネル YouTube ホキ美術館 4:59 】
いささか古い動画ですが、あまり紹介されてこなかった動画です。一覧をお勧めします〔編集〕
千葉市緑区あすみが丘東、緑豊かな昭和の森公園の隣に建つ「ホキ美術館」です。同館は世界でも珍しい写実絵画専門の美術館として、2010年に開館しました。現在、巨匠から若手画家まで約50作家、350点の写実絵画を所蔵しています。画家が対象をありのままに描いた写実絵画は、実物をも超える存在感で見る者を圧倒します。館内には絵画、陶芸のギャラリーのほか、レストランやミュージアムショップもあります。このコンテンツは東京情報大学映像ゼミナールと千葉市が協力して作成しました。〔2013年12月6日撮影  千葉市公式チャンネル〕

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【展覧会】サイトウミュージアム|嵐山、そして水のある風景|’24年3月1日-7月15日|開幕貳箇月再紹介

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サイトウミュージアム
嵐山、そして水のある風景
期  間  2024年3月1日[金]- 7月15日[月・祝]
開  館  日  金、土、日および祝日 * 月曜-木曜は休館
開館時間  10:00 - 17:00
入  館  料  大人500円、高校・大学生300円、中学生100円、小学生以下無料 
      * 65歳以上の方は100円引、障害者手帳等をお持ちの方は200円引となります。
会  場  サイトウミュージアム
      〠 515-0082 三重県松阪市魚町1807-1 電話 0598-21-1111
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京都市西部に位置する嵐山一帯は、風光明媚な観光地として親しまれています。かつては丹波の材木を京の都に運ぶ筏流しが桂川で見られ、嵐山の自然と人との四季折々の姿は、多くの画家を魅了しました。今回の展覧会では、サイトウミュージアムのコレクションの中から嵐山を取材した日本画や洋画作品をご紹介する他、嵐峡の情景にちなんで、海や湖などを描いた風景画を合わせて展示いたします。
暮らしに欠かせない水と人との関係が織りなす風景、季節や天候、時間によってさまざまな変化を見せる水の表情は、無常と永遠とを同時に感じさせる魅力の尽きない題材となっています。

​※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : サイトウミュージアム

【展覧会】アーティゾン美術館|ブランクーシ 本質を象る|’24年3月30日ー7月7日|開幕壹箇月再紹介

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アーティゾン美術館
ブランクーシ 本質を象(かたど)る
会  期   2024年3月30日[土]ー 7月7日[日]
開館時間  10:00 - 18:00 (5月3日を除く金曜日は20:00まで)
      * 入館は閉館の 30 分前 まで
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、4月30日、5月7日
会  場  公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館 6階展示室
      〠 104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  日時指定予約制(税込)
      一 般 ウェブ予約チケット        1,800円 
          当日チケット(窓口販売)  2,000円
      * 学生無料 要ウェブ予約・中学生以下は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
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ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)は、純粋なフォルムの探究を通じて、ロダン以後の20世紀彫刻の領野を切り拓いた存在として知られます。本展は、彫刻作品を中核に、フレスコ、テンペラなどの絵画作品やドローイング、写真作品などが織りなす、ブランクーシの創作活動の全体を美術館で紹介する、日本で初めての機会となります。ブランクーシ・エステートおよび国内外の美術館等より借用の彫刻作品約20点に、絵画作品、写真作品を加えた、計約90点で構成されます。

<見どころ・作家紹介>
◆日本の美術館で開催される初のブランクーシ展
20世紀彫刻を代表する作家としてブランクーシの名は知られながらも、その彫刻作品を主体とする大規模な展覧会は、これまで日本の美術館で開催されておらず、本展が初めての機会にあたります。
◆ 初期から後半期まで、約20点の彫刻作品が国内外より集結
アカデミックな写実性やロダンの影響をとどめた初期から、対象のフォルムをそのエッセンスへと還元させていく1910年代、そして、「鳥」に代表される主題の抽象化が進められる 1920年代以降の時期まで、彫刻家ブランクーシの歩みをうかがうことのできる充実した展観が実現します。
◆ 創作者としての多面的な側面を提示
本展では、ブランクーシによる絵画作品や写真作品も紹介します。一貫して彫刻を創作の核に据えながらも、異なる手法でそれを相対化していく横断的なアプローチは、近代的なものといえます。他方、彫刻作品にみられる、素材の性質への鋭敏な意識は職人的といえるもので、こうした創作者としての多面性にも光が当てられます。
◆ 作家紹介
コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)
ルーマニアのホビツァに生まれる。ブカレスト国立美術学校に学んだ後、1904年にパリに出て、ロダンのアトリエに助手として招き入れられるも、短期間で離れ、独自に創作に取り組み始める。同時期に発見されたアフリカ彫刻などの非西欧圏の芸術に通じる、野性的な造形を特徴とするとともに、素材への鋭い感性に裏打ちされた洗練されたフォルムを追求。同時代および後続世代の芸術家に多大な影響を及ぼしたことで知られる。

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[ 詳 細 : アーティゾン美術館 ] 
[ 関 連 : アーティゾン美術館 / Artizon Museum   YouTube 「ブランクーシ 本質を象る」展 特別動画  0:16 ]
ルーマニア出身の彫刻家、コンスタンティン・ブランクーシ(1876-1957)は、純粋なフォルムの探究を通じて、ロダン以後の20世紀彫刻の領野を切り拓いた存在として知られます。
本展は、彫刻作品を中核に、フレスコ、テンペラなどの絵画作品やドローイング、写真作品などが織りなす、ブランクーシの創作活動の全体を美術館で紹介する、日本で初めての機会となります。
ブランクーシ・エステートおよび国内外の美術館等より借用の彫刻作品約20点に、絵画作品、写真作品を加えた、計約90点で構成されます。

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【展覧会】東京都現代美術館|サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」/ 津田道子「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」|Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展|’24年3月30日-7月7日|開幕壹箇月再紹介

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東京都現代美術館
サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」/
津田道子「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」
Tokyo Contemporary Art Award 2022-2024 受賞記念展
会  期  2024年3月30日[土]- 7月7日[日]
休  館  日  月曜日(4/29、5/6は開館)、4/30、5/7
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は 閉館の30分前 まで)
会  場  東京都現代美術館 企画展示室 3 F
      〠 135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
観  覧  料  無 料
協  力  TARO NASU
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
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中堅アーティストを対象に、受賞から複数年にわたる継続的支援によって、更なる飛躍を促すことを目的に、東京都とトーキョーアーツアンドスペースが2018年度から実施している現代美術の賞「Tokyo Contemporary Art Award (TCAA)」。
第4回受賞者による本展は、それぞれの個展として「I WAS MADE FOR LOVING YOU」と「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」というタイトルを冠しました。
隣り合うふたつの展覧会は制作に対する関心もアプローチも大きく異なり、それぞれが独立したものでありながら、展示室内での鑑賞者のふるまいが作品の一部となるという共通点を持っています。鑑賞を通じて自身に向き合うことで、動物を含む他者との関係性や、社会的に期待された役割などに目を向けることにもなることでしょう。

「身体」をひとつの起点とする両者は、作品制作と身体表現の実践を行き来することで、その独自の表現を発展させてきました。会期中には、展示のほか、パフォーマンスなどのプログラムを通じて、展示空間と鑑賞者の身体を架橋するような体験へと誘います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館 ]

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【展覧会】広島市現代美術館|特別展 崇高さに関する抽象的な覚書|’24年3月30日-6月9日|開幕壹箇月再紹介

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広島市現代美術館
特別展
崇高さに関する抽象的な覚書
会  期  2024年3月30日[土]- 6月9日[日]
開館時間  10:00 - 17:00  * 入場は閉館の30分前まで
会  場  広島市現代美術館 展示室 B-2、B-3
      〠 732-0815 広島県広島市南区比治山公園1-1 TEL 082-264-1121
休  館  日  月曜日(ただし4/29、5/6は開館)、4/30[火]、5/7[火]
観  覧  料  一 般 1,100円 、大学生 800円 、高校生・65歳以上 550円 、中学生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  広島市現代美術館
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「崇⾼さに関する抽象的な覚書」は、アーティストの⽥⼝和奈が着想したグループショウで、同じくアーティストの松原壮志朗が展覧会の構成を担当する。それ自体が展覧会という枠組みを用いておこなわれる抽象的考察である。

『参加作家のひとりであるジョアン・カイガーは、アメリカ現代詩におけるさまざまな派閥と広く交流をもちながらも、独自のスタイルを確立した詩人であった。ビートニクの運動がそうであったように、彼女の作品も「瞑想」や「仏教」、とりわけ「禅宗」からの影響を受けている。カイガーは1968年にデカルトの「方法論」を題材にした詩、「DESCARTES AND THE SPLENDER OF A real Drama of Everyday Life. In Six Parts.」をもとに「デカルト」と題したヴィデオ作品を制作している。このカイガーの残した生涯唯一のヴィデオ作品とストーリーが、この展覧会の霊感(インスピレーション)であり、かつ骨子である。

展覧会の構成では、主にふたつのことを試みる。グループショウという枠組みを捉え直し、その上でグループショウの可能性を模索すること。「近代美術」あるいは「現代美術」というカテゴリーの垣根を越え、作品の固有の振る舞いが、場の特性の中で静かなダイナミズムを生み出すこと。展覧会自体がひとつの言外のマニフェストとなることを意識した。』

出品作家
ジョアン・カイガ―、イワオ・カゴシマ、アンソニー・カロ、岸田劉生、クレメット、須田国太郎、田口和奈、田中敦子、トリシャ・ドネリー、古屋誠一、パトリシア・L・ボイド、三木富雄、ナンシー・ルポ、アラン・ロンジノ、エミリア・ワン ほか

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 広島市現代美術館

【展覧会】日本民藝館|特別展 古染付と中国工芸|’24年3月30日-6月2日|開幕壹箇月再紹介

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日本民藝館
特別展 古染付と中国工芸
会  期   2024年3月30日[土]- 6月2日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日休館
会  場  日本民藝館 本館大展示室 他
      153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3番33号
      TEL 03-3467-4527
入  館  料  入館はオンラインによる日時指定・事前予約制 予約サイト
      一 般 1,200円、 大高生 700円、 中小生 200円                
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明時代末期の中国・景徳鎮民窯で、日本への輸出品として作られた古染付。茶人に好まれ珍重された古染付の器形は様々で、驚くほど軽妙な絵付が施されています。柳宗悦はこれらの器を「真に染付としての生命が甦っている」と、賛美しました。本展は、当館が所蔵する古染付を一挙に公開すると共に、中国の長い歴史の中で生まれた力強い工芸の数々をご覧いただくものです。
併設展情報  
◉ 西館(旧柳宗悦邸)公開日 開館日カレンダー 参照   

※ 同館は予約不要。しかし西館公開日は特に混雑が予想されます〔 開館日カレンダー 参照〕。
◉ 西館(旧柳宗悦邸)公開日 開館日カレンダー参照
※ 建物保存のため、館内ではスリッパのご利用をお願いしています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上観覧を。

[ 詳 細 : 日本民藝館  ]

【展覧会】原美術館 ARC|日本のまんなかでアートをさけんでみる|’24年3月16日-9月8日

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原美術館 ARC
現在開催中
日本のまんなかでアートをさけんでみる
会  期  会期:2024年3月16日[土]-9月8日[日]
      * 特別展示室・觀海庵は 会期中展示替えがあります
開館時間  9:30 am-4:30 pm(入館は 4:00 pm まで)
休  館  日  木曜日(5/2は開館、8月を除く)
入  館  料  一 般 1,800円、 70歳以上 1500円、 大高生 1,000円、 小中生 800円
      * 個人、当日料金を表記。各種割引、優待などは 下掲詳細 参照。
会  場  原美術館 ARC Hara Museum ARC
      〠 377ー0027 群馬県渋川市金井2855-1
      Tel:0279-24-6585 / Fax:0279-24-0449
主  催  原美術館 ARC
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【展覧会の見どころ】
① 原美術館とハラ ミュージアム アークをモチーフに制作された佐藤時啓「光-呼吸」全12作品を展示(全て原美術館最後の展覧会「光-呼吸 時をすくう5人」展出品作)
② 陽光のきらめきや雲の造形、草木の香りや鳥のさえずりなど、豊かな自然とその移ろいとともにある、時間芸術のような原美術館ARCでのアート体験
③ アーティストとの交流と信頼関係を礎に収蔵された作品の数々を展覧

【展覧会概要】
原美術館 ARC では、毎年、ここから発信する意味や意義を考慮したテーマの展覧会を開催しています。2024年春夏季は、「日本のまんなかでアートをさけんでみる」と題し、主に原美術館コレクションと 原六郎コレクションから厳選した作品を展示します。

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原美術館ARCは「日本の中心」にあります。「日本の中心」と言っても、政治・経済の中心として誰もが思い浮かべる東京でも、文化の中心地とされる京都でもありません。ここは群馬県渋川市、「日本のまんなか」と称する街に原美術館ARCはあります。
中心とは何なのでしょうか? 古くから三国街道の宿場町として栄え、伊香保の名湯を有し、赤城や榛名の山々をのぞむ渋川市は、「日本の主要四島で最北端の北海道宗谷岬と 最南端の鹿児島県佐多岬を円で結んだ中心に位置する」ことから「日本のまんなか」とされ、夏にはユニークな「へそ祭り」が開催されるなど独自の文化を育む街です。しかし、「日本の中心」、「真ん中」と称する街は他にもあります。つまり、物事を捉える角度や尺度を変えれば、中心はその位置を様々に変化させることができるのです。

原美術館ARCは、原美術館(東京・品川)と別館ハラ ミュージアム アーク(群馬・渋川)の活動を2021年に集約した美術館です。企画展を主軸にしていた原美術館とは異なり、ここでは主に現代美術と東洋古美術の収蔵品展を開催しています。これらのことは、一般的には、原美術館が日本の中心都市・東京からその周縁に拠点を移したと捉えられるでしょうし、企画展を中心にすえる日本では、収蔵作品展は周縁的展覧会とされる傾向にあるでしょう。
ですが、災禍を経験した私たちには、安心して深呼吸のできる空気や大きな青空の下でのアート体験が視界や思考の中心に入ってきましたし、地球の持続可能性が危ぶまれる現在では、大掛かりな宣伝や演出を抑え、国内外のアーティストひとりひとりとの信頼関係を礎として、今ここにある作品群と向き合う収蔵作品展の開催こそが、原美術館ARCの中心的役割のひとつなのではないかと考えています。
アートとは、中心(既成概念)をずらす思考のことであり、中心を変えることは先端に立つことでもあります。世の中の関心が新しさに向いていた昭和の日本で廃墟と化した戦前の洋館を「原美術館」として再生し維持し続けたことや、RC造が公共建築の当たり前だった時代に前身のハラ ミュージアム アークの建築を木造としたことが先駆的であったように、そして何より、まだ価値の定まっていなかった現代美術を両館から国内外に発信したことが先進的であったように、原美術館ARCも先端に立ち続けようと思います。そして、周縁とされがちなアートという営みを、出会った誰もが大好きになる中心的な場であり続けようと思います。 ここで、お待ちしています。

※ 厳冬期をのぞいて、ほぼ通年展示開催。群馬/渋川方面にお出かけの節は足をお運び下さい。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 原美術館 ARC

【展覧会】岐阜県立美術館|クロスアート4 ビロンギング|-新しい居場所と手にしたもの-|’24年3月29日-6月23日|開幕壹箇月紹介

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岐阜県立美術館
クロスアート4   ビロンギング  −新しい居場所と手にしたもの−
開催期間  2024年3月29日[金]- 6月23日[日]
休  館  日  毎週月曜日(祝・休日の場合は翌平日)
開館時間  10:00 - 18:00
      * 夜間開館:4月19日[金]、5月17日[金]、6月21日[金]は20:00まで開館
      * 展示室への入場は閉館30分前まで
観  覧  料  一 般 1000円 大学生 800円、高校生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  岐阜県美術館 展示室3
      〠 500‐8368 岐阜市宇佐4‐1‐22
      TEL:058-271-1313 FAX:058-271-1315
主  催  岐阜県美術館
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岐阜県ゆかりの美術家を紹介するシリーズ企画、クロスアート展を「ビロンギング」と題して開催します。社会は多様かつ包括的になり、個々が抱く愛着や属性への意識もまた尊重されるようになっています。「ビロンギング」という言葉には「持ちもの」や「所属」といった意味があります。本展では、岐阜から出発し異なる境地に属して新たなものを手にし、世界的評価を受ける作家たちを紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岐阜県立美術館

【展覧会】萬鉄五郎記念美術館|企画展 萬鉄五郎と土沢《南画の系譜》|’24年4月28日-6月30日|開幕 萬 鉄五郎-よろず てつごろう

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企画展 萬鉄五郎(よろず てつごろう)と土沢《南画の系譜》
開催期間  令和6年(2024年)4月28日[日]- 6月30日[日]
開催時間  午前8時30分 - 午後5時 まで(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  1月の休館日:15日、22日、29日/2月の休館日:5日、13日、19日
入館料金  一般400円、高校生・学生250円、小・中学生150円
開催場所  萬鉄五郎(よろず てつごろう)記念美術館
      〠 028-0114 岩手県花巻市東和町土沢5区135番地
      電話:0198-42-4402 FAX:0198-42-4405 E メール:yorozu00☆cocoa.ocn.ne.jp
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萬 鉄五郎(よろず てつごろう 1885-1927)は、後期印象派やフォーヴィスムの新思潮をいち早く取り入れ、明治末から大正期を通じて前衛絵画の先頭に立ち日本美術界を牽引した画家です。
しかし、彼が少年期に山水画を学び、基礎的な描法を身につけていたことはあまり知られていません。さらに、1919(大正8)年に神奈川県茅ケ崎へ移り住んでからは、南画(文人画)と呼ばれる日本の伝統的な絵画技法とその哲学に、自らの絵画表現との一致点を見いだし、独特の筆致の洒脱な作品群を残しています。
あらためて萬の南画の出発点に目を向けると、少年時代に浅井応翠の『山水画譜』を模写したことや、通信教育機関である東京の「速成文学会」で熱心に水墨画の基本描写を学んでいたことがわかっています。さらに、地元絵師の菊池素香(1852-1935)に萬少年が水墨画を習っていたことが伝わっています。
素香は橋本雪蕉(1802-1877)に師事した絵師で、師である雪蕉は、浦上春琴の流れをくむ南画家として花巻や八戸で活躍し、多くの絵師を育てました。なかでも菊池黙堂(1835-1899)は素香にも指導していた兄弟子であり、土沢を含む花巻地域には、雪蕉、黙堂、素香、そして萬へとつながる地方南画の系譜をたどることができます。
本展では、萬鉄五郎が表現者として素養を育んだ故郷の先人南画家から彼へと連なる地方の絵画文化の系譜を辿るとともに、萬が南画と洋画との一致点を見いだし、日本人ならではの独自の表現へと昇華させていった表現性に内在する絵画観に迫ります。

※ 同館は、日本近代美術の先駆者・萬鉄五郎(よろず てつごろう)の故郷に建つ記念美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 萬鉄五郎記念美術館   萬鉄五郎記念美術館トップページ ]

【展覧会】岐阜現代美術館|岐阜現代美術館桃紅館 開館記念展 篠田桃紅 Collection|’24年3月28日-6月15日|開幕壹箇月再紹介

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岐阜現代美術館
岐阜現代美術館桃紅館 開館記念展 篠田桃紅 Collection
開催期間  2024年3月28日[木]- 6月15日[日]
開館時間  9:30 — 17:00
休  館  日  日曜日、祝日、毎月 第 2、4 土曜日
入  館  料  桃光館 一 般:500 円、 団体 (20名以上):400 円、 高校生以下:無 料
      大地間 無 料
所  在  地  岐阜現代美術館
      〠 501-3939 岐阜県関市桃紅大地1番地(鍋屋バイテック会社 関工園内)
      phone:0575-23-1210 fax:0575-23-1218
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岐阜現代美術館桃紅館のオープニングとなる本展では、これまでに収蔵した1000点を超える篠田桃紅コレクションから約30点の代表的な作品を選び展示します。
桃紅が書家として活動していた戦後間もない頃に制作された前衛書作品から、「桃紅水墨」と呼ばれる独自のスタイルを確立した1970-90年代の作品。年齢を重ね、洗練された水墨表現がさらなる高みに到達した2000年代。さらに日本の美意識の精髄が詠み込まれた和歌を素材として、作品に文字が回帰し、桃紅独特の抽象によって新しい表現がたちあらわれた晩年の作品を展示し、長きにわたる桃紅の創作の歩みを紹介し、奥行きと幅のある桃紅コレクションを楽しんでいただける機会とします。

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[ 詳 細 : 岐阜現代美術館

【展覧会】細見美術館|澤乃井 櫛かんざし美術館所蔵|ときめきの髪飾り ーおしゃれアイテムの技と美ー|’24年4月27日-8月4日

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細見美術館
澤乃井 櫛かんざし美術館所蔵
ときめきの髪飾り  ーおしゃれアイテムの技と美ー
会  期   2024年4月27日[土]- 8月4日[日] * 展示変えあり

所  在  地  細見美術館 Hosomi Museum
      〠 606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 TEL 075-752-5555
開館時間   午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)
入  館  料  一 般 1,400円  学生 1,100円
      * 各種割引、優待条件などは 下掲詳細 参照
特別協力  澤乃井 櫛かんざし美術館
主  催  細見美術館 京都新聞
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京都・祇園に生まれ、芸妓となり、後に東京で料亭の女将として活躍した岡崎智予(1924-1999)氏は、 40 余年かけて 3,000 点以上もの櫛やかんざしを中心とした装身具を収集しました。そして、そのコレクションをもとに、平成 10(1998)年、銘酒「澤乃井」で知られる酒造元 小澤酒造株式会社の名誉会長 小澤 恒夫氏が、東京・青梅に「澤乃井櫛かんざし美術館」を開館しました。
本展では、岡崎氏の高い審美眼で収集された櫛やかんざしをはじめ、江戸時代のさまざまな髪型(豆かつら)や、筥迫(化粧ポーチ)、紅板(リップパレット)、着物、さらには男性の装身具である矢立(携帯用 筆記用具)や印籠(携帯用薬入れ)など日本工芸の技や粋が凝縮された作品を精選して紹介します。
岡崎智予氏が熱き思いで収集したコレクションを散逸させることなく、見る人にときめきを届け続ける澤乃井 櫛かんざし美術館の精華をこの機会にぜひご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 細見美術館 Hosomi Museum ]

【展覧会】茨城県近代美術館|企画展 石岡瑛子 I デザイン|’24年4月27日-7月7日|開幕

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企画展 石岡瑛子 I デザイン
開催期間  2024年4月27日[土]- 7月7日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで) 
休  館  日  月曜日、5月7日[火] ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振休]は開館
      * GW中(4月29日[月・祝]- 5月6日[月・振休]は無休
入  場  料  一 般 1,210円 / 満70歳以上 500円 / 高大生 730円 / 小中生 370円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  茨城県近代美術館
      〠 310-0851 茨城県水戸市千波町東久保666-1 TEL 029-243-5111
特別協力  公益財団法人DNP 文化振興財団/株式会社DNP アートコミュニケーションズ
監  修  Team EIKO(石岡怜子、河尻亨一、永井裕明[N.G.inc.])
主  催  茨城県近代美術館
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広告をはじめ、舞台美術、衣装デザインなど多岐にわたる分野で世界的に活躍したデザイナー・石岡瑛子(1938-2012)。本展では、没後10 年を経て国内外から改めて注目が集まる石岡の、キャリア初期における資生堂や、センセーションを巻き起こした PARCO の代表作をはじめ、東京を拠点にしていた1960-80 年代の仕事を中心に、アートディレクターとして采配を振るったポスターやCM、グラフィックアートからスケッチまで、約500点を一挙公開します。
本展は、常に革新的なヴィジュアルを目指した石岡のデザイン哲学と、彼女が表現者として生涯にわたって磨き抜いた「 I = 私 」を浮き彫りにします。「 I = 私 」── 自らを鍛錬し続けること、そして他者とのオープンな協働を通して培った「本当の “ 自分力 ”」 ── は、彼女のデザインを唯一無二のものとしました。
強烈な個性と飽くなき情熱が刻み込まれた石岡の「 I  デザイン」は今なお色褪せることなく、現代を生きる私たちの心の深いところに斬り込んできます。刺激的で、見る者を鼓舞しインスパイアする石岡瑛子の世界。会場で是非、その圧倒的な熱量を “体感” してください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県近代美術館 ]

【展覧会】大川美術館|企画展「The 日本・画」展|日本画らしさとは ─ 大川美術館のコレクションを中心に|’24年4月27日-6月30日

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大川美術館
企画展 「The 日本・画」展 日本画らしさとは
── 大川美術館のコレクションを中心に
期  間  2024年4月27日[土]- 6月30日[日]
会  場  公益財団法人 大川美術館  展示室 2-5
      〠 376-0043 群馬県桐生市小曽根町3-69 tel. 0277-46-3300
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで) 
休 館 日  毎週月曜日(月曜祝日の場合は火曜日) * 臨時休館のときがありえます。
入 館 料  一  般  1,000円、高大生  600円、 小中生  300円
      * 障害者手帳をお持ちの方と、その介助者(1名のみ)を5割引きとします。
      * 65歳以上は2割引きとします。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人 大川美術館
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公益財団法人大川美術館は、桐生市出身の大川栄二が約40年にわたって収集した日本・海外の作家のコレクションを中心に、桐生市の支援を得て、平成元年に市内を一望できる水道山の中腹に開館いたしました。
各展示室にはソファーを配置するなどの工夫で、自宅で絵を見ているような、暖かい雰囲気でゆっくり過ごせるような「逢いたいときにいつでも逢える名画の館」を目指しています。数々の名画と共に、緑豊かな水道山の四季折々の変化を楽しめるカフェでの、ゆったりとしたひとときもお楽しみ下さい。

関連情報 ✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿✿

宇都宮美術館6月宇都宮美術館 次回企画展予告
大川美術館コレクションによる
20世紀アートセレクション ― ピカソ、ベン・シャーンから ポップ・アートまで
2024年6月9日[日]- 8月18日[日]

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大川美術館

【展覧会】宇都宮美術館|企画展 イヴ・ネッツハマー|ささめく葉は空気の言問い|’24年3月10日-5月12日|中盤経過再紹介

宇都宮美術館おもて 宇都宮美術館うら

宇都宮美術館
企画展 イヴ・ネッツハマー ささめく葉は空気の言問い
Yves Netzhammer Blätter sind Fragen der Luft
開催期間  2024年3月10日[日]- 5月12日[日]
開館時間  午前9時30分-午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日、4月30日[火]、5月7日[火]
      * ただし4月29日[月・祝]、5月6日[月・振替休日]は開館
観  覧  料  一 般 1,000円、大学生・高校生 800円、中学生・小学生 600円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  宇都宮美術館
      〠 320-0004 栃木県宇都宮市長岡町1077
      TEL:028-643-0100 FAX:028-643-0895
主  催  宇都宮美術館 下野新聞社
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ささめく葉は空気の言問い

スイス現代美術を代表する映像インスタレーション作家、イヴ・ネッツハマー(1970- )は、デジタル・アニメーションの無言劇に風変わりなオブジェを掛け合わせ、理不尽に苛まれながらも世界や自己の霧散しかけた根拠をめぐってさまよう者の姿を、繊細に描き出してきました。
見えない空気のざわめきをひそやかな震えへと翻訳する木々の葉たちの呼びかけのように、作品が置かれる土地や建物の、記憶の奥にゆらめくもの。触れかかるその影にネッツハマーが感応するとき、作中にしばしば現れるのが、深層へと潜る、特徴的な身振りです。
日本で最初の個展となる本展は、「潜る人」ネッツハマーと、大谷石採掘場という巨大な地下空洞を宿す街、宇都宮との出会いから生まれました。これまでの代表的な映像作品を紹介するとともに、現地で制作する大がかりな新作インスタレーションを披露します。単館開催につき宇都宮でしかご覧いただけない光景をぜひご堪能ください。

宇都宮美術館 次回企画展予告
大川美術館コレクションによる
20世紀アートセレクション ― ピカソ、ベン・シャーンから ポップ・アートまで
2024年6月9日[日]- 8月18日[日]

宇都宮美術館6月

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 宇都宮美術館

【展覧会】武井武雄の世界 イルフ童画館|開館25周年記念 武井武雄 版画展|’24年4月29日-6月17日

イルフ童画館5月武井武雄の世界 イルフ童画館
開館25周年記念 武井武雄 版画展
会  期  2024年4月29日[月]- 6月17日[月]
休 館 日  水曜日(祝日は開館)
開館時間  9:00 - 18:00(受付は 17:30 まで)
会  場  武井武雄の世界 イルフ童画館
      〠 394-0027 長野県岡谷市中央町2-2-1 TEL 0266-24-3319
入 館 料  一 般 510円、中・高校生 310円、小学生 160円
      * 各種割引・優待情報などは 下掲詳細公式サイト 参照
主  催  イルフ童画館・公益財団法人おかや文化振興事業団
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1894年に長野県平野村(現岡谷市)に生まれた武井武雄は、日本で初めて「童画」という言葉を使い、子どもの心に感動を与える作品の創作に生涯を捧げてきました。
イルフ童画館は、岡谷市出身の芸術家、武井武雄作品の収蔵、展示を中心とした美術館として1998年4月に開館し、多くの武井ファン、童画ファンの皆様から、愛され、ご支援ご協力を賜り、一層魅力的な美術館へと成長をし続けて参りました。
そして昨年度も魅力あふれる作品を後世へと伝承するべく、当館の指針をご理解くださった方々より、大変貴重な作品をご寄贈ご寄託いただきました。

本展では、イルフ童画館の収蔵作品として新たに加わりました作品の中から、武井作品を中心に、童画・版画・刊本作品の魅力を皆様にご紹介いたします。
今年、武井武雄生誕130年という記念すべき年を迎え、今なお色褪せることのない武井の芸術の魅力と世界観をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : イルフ童画館 ウィキペディア:武井武雄 ]

【展覧会】京都文化博物館|松尾大社展 みやこの西の守護神 – MATSUNOO TAISHA|’24年4月27日-6月23日

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京都文化博物館
松尾大社 – まつのおたいしゃ – 展 みやこの西の守護神 – まもりがみ – MATSUNOO TAISHA
会  期  2024年4月27日[土]- 6月23日[日]
開室時間  10:00 - 18:00(金曜日 10:00-19:30) * 入場は閉室30分前まで
休  館  日  月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、5月7日
会  場  公益財団法人 京都文化博物館  4・3 階展示室
      〠 604ー8183 京都市中京区三条高倉
入  場  料  一 般 1,600円、 大高生 1,000円、中小生 500円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  学校法人瓜生山学園 京都芸術大学、エリジオン、NTTコミュニケーションズ、
      ソニーマーケティング
主  催  京都府、京都文化博物館、松尾大社、朝日新聞社
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9割の展示品が初公開!! お酒の神様の本当のところ
京都市西京区に鎮座する松尾大社(まつのおたいしゃ)初めての神宝展です。
松尾大社は渡来氏族である秦氏が創建に関わった神社で、平安京遷都以後は都の守護神のひとつとして崇められました。市内にも多くの氏子を持ち、酒・醸造の神として全国の酒造会社の崇敬もあつめています。
わが国最古級の神像彫刻として国の重要文化財に指定されている御神像や、初公開となる 源頼朝 や織田信長 ら中世の古文書をはじめ、祭礼や酒神としての歴史、酒造りについて史資料を集め展観します。

◉ 展覧会のみどころ
[1]9割の展示品が初公開!
出品作品108件のうち9割が初公開資料です。源頼朝や織田信長など、歴代の権力者が発した数々の古文書を一挙公開します。
[2]平安の三神像の揃踏み!
日本最古級の作例である三神像(男神像 [老年]、男神像 [壮年]、女神像)を、関連する御神宝とともにご紹介します。
[3]松尾大社を3D映像化!
松尾大社境内をデータ測量して制作した3D映像を初公開。絵画資料とデジタル技術で松尾大社表象(イメージ)を辿ります。

< 展示構成 >
¶ プロローグ 受け継がれる信仰
松尾社(現在の松尾大社)は平安京遷都より前に鎮座する古社であり、渡来系氏族である秦氏によって建立されました。その祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)と市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の二柱です。神々の系譜や縁起をまずは紐解き、どのような神が信仰されてきたのかを詳らかにします。
¶ 第1章 名所としての松尾大社
洛西の古社である松尾社は古代から現代に至るまで、多くの人々に崇敬されています。今回の展示では時代を遡る形で、松尾社の信仰の有り様をみていきます。第1章では洛中洛外図をはじめ多くの絵画作品や名所記に登場する松尾社を取り上げます。また松尾社は酒・醸造の神として名高く、全国の酒造社との関わりや、造酒神として伝承が成立していく姿を追います。
¶ 第2章 天下人と松尾大社
松尾社は朝廷のほか、歴代の将軍家や天下人からも篤く崇敬を受けていました。特に武家においては武神として敬われています。鎌倉幕府の源頼朝をはじめ室町幕府の足利尊氏や織田信長・豊臣秀吉らの朱印状、さらには徳川将軍家からの朱印状や文書を保管する箱などが現存しています。この章では天下人と松尾社との関係を明らかにします。
¶ 第3章 所領と神事
中世の松尾社では伯耆国東郷荘をはじめとする多くの社領によって神事が維持されてきました。代表的な荘園としては、丹波国雀部荘や越中国松永荘、摂津国山本荘があげられます。こうした荘園が退転していくなか、境内近郷の膝下社領で神事を維持していきます。この章では松尾社が神事を維持していく営みとしての社領経営と、それに支えられた具体的な神事をみていきます。
¶ 第4章 信仰の顕在
松尾社は朝廷のほか、歴代の将軍家や天下人からも篤く崇敬を受けていました。特に武家においては武神として敬われています。鎌倉幕府の源頼朝をはじめ室町幕府の足利尊氏や織田信長・豊臣秀吉らの朱印状、さらには徳川将軍家からの朱印状や文書を保管する箱などが現存しています。この章では天下人と松尾社との関係を明らかにします。
中世の松尾社では伯耆国東郷荘をはじめとする多くの社領によって神事が維持されてきました。代表的な荘園としては、丹波国雀部荘や越中国松永荘、摂津国山本荘があげられます。こうした荘園が退転していくなか、境内近郷の膝下社領で神事を維持していきます。この章では松尾社が神事を維持していく営みとしての社領経営と、それに支えられた具体的な神事をみていきます。
松尾社の信仰の具象化として御神像があります。平安時代前期に作られたと考えられる男神像(老年)、男神像(壮年)、女神像はそれぞれ大山咋神、その御子神、市杵島姫命に比定されています。この他、摂社・末社にも神像が祀られていました。神仏習合の影響を受けて作られた御神像は松尾社の信仰対象のまさに具体的な形です。

※ 下掲詳細公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 公益財団法人 京都文化博物館
{ 京都 松尾大社 – MATSUNOO TAISHA 公式URL  長崎天神 松森-まつのもり-天満宮 公式URL

【展覧会】紙の博物館|企画展 藩札から近代紙幣へ ―渋沢栄一、新壱万円札の顔となる!|’24年3月16日-5月12日|会期終盤

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紙の博物館
企画展 藩札から近代紙幣へ ―渋沢栄一、新壱万円札の顔となる!
会  期  2024年3月16日[土]- 5月12日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は閉館の 30 分前まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館)、祝日直後の平日、年末年始、臨時休館日
      ▶ 開館カレンダー
会  場  公益財団法人 紙の博物館   4 階企画展示室 他
      114-0002 東京都北区王子 1-1-3(飛鳥山公園内)
      TEL: 03(3916)2320 FAX : 03-5907-7511
入  館  料  一 般 400 円 / 小 中 高 200 円
      * 身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者福祉手帳を
       お持ちのご本人は無料、介助の方は半額となります。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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今年7月3日、20年ぶりに新しい「日本銀行券」が発行されます。その新紙幣の壱万円札の肖像には、渋沢栄一が採用されました。渋沢は、日本の近代経済社会の基礎を築いたことで知られますが、一橋領の藩札の発行や、新貨条例・国立銀行条例などの制度づくり、洋紙製造会社の立ち上げなど、紙幣の発行や流通においても、大変重要な役割を果たしました。

本展示では、紙幣が日本において本格的に使用されるようになった、江戸時代のいわゆる藩札と、現在に通じる円を単位とした近代紙幣について、渋沢栄一との関わりなども交えてご紹介します。素材としてほとんど価値のない紙が紙幣として流通するためには、何よりも信用が第一です。身近でとても奥深い紙、紙幣について考えてみましょう。

※ 下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえ、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 公益財団法人 紙の博物館 ] 

【講座】渋沢史料館|講座 かわいい、かわいい人形さん、ようこそ日本へ!|~ 記録映像でみる日米人形交流「青い目の人形」~|’24年3月3日|終了乍蹔

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渋沢史料館
講座 かわいい、かわいい人形さん、ようこそ日本へ!
~ 記録映像でみる日米人形交流「青い目の人形」~
日  時  2024年3月3日[日]  13:30-14:30  終了企画
講  師  是澤 博昭氏(大妻女子大学教授)
      川上 恵  (渋沢史料館副館長 学芸員)
会  場  渋沢史料館 多目的室
      〠 114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1
      電話:03-3910-0005(渋沢史料館)
参  加  費  無料 但し要入館料(一般300円 小中高100円)
定  員  30名(事前申込制)
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記録映像「Doll Messengers of Friendship」(1927年)の上映をします。
その後、渋沢栄一が大切にした日米人形交流事業「青い目の人形」を歴史的な観点から研究をされてきた大妻女子大学の是澤博昭氏に、渋沢史料館の学芸員がインタビューを行います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ] 

【展覧会】渋沢栄一記念財団 渋沢史料館|企画展示 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅰ 肖像写真|’24年2月3日-6月2日|会期中盤

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渋沢栄一記念財団
渋沢史料館
企画展示 新一万円札発行記念企画展 渋沢栄一肖像展 Ⅰ 肖像写真
会  期  2024年2月3日[土]- 6月2日[日]
休  館  日  月曜日(祝日と重なる場合は開館)、祝日の翌平日
開館時間  10時-16時(最終入館は15時30分)
会  場  公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
      〠 114-0024 東京都北区西ヶ原2-16-1 TEL 03-3910- 0005
入  館  料  一 般 300円、 小中高生  100円
主  催  公益財団法人渋沢栄一記念財団 渋沢史料館
後  援  公益財団法人紙の博物館、東京都北区、学校法人北里研究所、
      独立行政法人国立印刷局お札と切手の博物館、学校法人津田塾大学、
      日本銀行金融研究所貨幣博物館、株式会社堀内カラー
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2024年度に発行される新一万円札の肖像は、渋沢栄一が古希 (70歳) を迎えるときに撮影された肖像写真を参考に描かれたものです。新一万円札の「顔」となった栄一は、今後、「お札の顔」として、これから皆さんの日常生活のなかに馴染んでいくことでしょう。
皆さんは渋沢栄一という人物を思い浮かべるときに、どのような「顔」をイメージされるでしょうか。日本の近代経済社会の礎を築くため、多くの企業や社会公共事業を手掛けた栄一は、さまざまな場面において「顔」となり、自分の役割を果たしてきました。そうした栄一の姿は写真や映像、絵画や彫刻などの作品で今も目にすることができます。そこで渋沢史料館では、栄一が肖像となった新一万円札が発行されることを記念して、栄一の「顔」を伝える作品や資料を紹介する企画展を2期にわたって開催します。
本企画展・第1期では、渋沢栄一の肖像写真に注目します。栄一は多くの肖像写真を撮影しており、渋沢史料館では70歳の写真だけでなく、栄一の肖像写真を数多く所蔵しています。栄一の顔をじっくりとご覧いただき、あらためて栄一を身近に感じる機会になれば幸いです。
※ 昨秋より開催していた企画展「肖像展Ⅰ」を、一部展示替えして再開いたします。

<関連イベント>
かお見世トーク
 渋沢史料館の館長が渋沢栄一について語ります。
  日  時 会期中の第1、第4土曜日 14時から(20分程度)
  参加方法 申込不要。企画展示室前にお集まりください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法渋沢栄一記念財団 渋沢史料館 ] 

【特別展示】お札と切手の博物館|体験イベント 凹版印刷体験 体験無料|’24年4月27日-5月6日|開幕 短期開催 会期終了乍蹔 改札発行目前

お札と切手の博物館新札紹介お札と切手の博物館 ウェブサイト ホームページ  トップ画像
聖徳太子から渋沢栄一へ
20年ぶりに新しい 「日本銀行券」 が 2024年7月3日 ㈬ から発行されます
お札と切手の博物館凹版イメージ

お札と切手の博物館
特別展示
体験イベント 凹版印刷体験  体験無料
開  催  日  令和6年(2024年)4月27日[土]- 令和6年(2024年)5月6日[月]
開催時間  体験イベント午前の部:午前10時 - 午前11時50分(受付は午前9時50分から開始)
      体験イベント午後の部:午後1時10分 - 午後4時    (受付は午後1時から開始)
休  館  日  4月30日[火]
開催場所  お札と切手の博物館 2階展示室
      〠 114-0002 東京都北区王子1-6-1 Tel:03-5390-5194
入  場  料  無 料
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お札に使われる印刷方式「凹版印刷」の体験イベントを開催します。
版面の画線(図柄部分の凹み)に専用のインキを詰め、余分なインキをふき取って、印刷機で手刷りします。
体験時間は約20分、その後乾燥に約10分で完成です。印刷物は記念にお持ち帰りいただけます。
  ※ 体験には約30分程度の時間を要するため、早めに受付を終了する場合があります。
  ※ 体験の対象者は小学生以上とさせていただきます。

※ 下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえご観覧ください。
[ 詳 細 : お札と切手の博物館

【展覧会/茶席】野村美術館|2024年春季特別展|野村得庵 席披茶会再現 ー神戸棲宜荘・熱海塵外荘ー|’23年3月9日-6月9日|後期展示開始

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野村美術館
2024年春季特別展
野村得庵 席披茶会再現 ー神戸棲宜荘・熱海塵外荘ー 
開催期間  2024年3月9日[土]- 6月9日[日]  
         前 期:3月 9日[土]- 4月21日[日]
         後 期:4月27日[土]- 6月 9 日[日]
      * 4月22日[月]- 26日[金]は展示替のため休館       
会  場  公益財団法人 野村文華財団 野村美術館
      〠 606-8434 京都府京都市左京区南禅寺下河原町61 TEL:075-751-0374  
開館時間  10:00-16:30(16:00 最終入館)
休  館  日  月曜日 (月曜が祝日の場合は翌日)
入  館  料  一 般 800 円、 高 大 生 300 円、 中学生以下 無 料
* 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
────────────────────
野村證券など金融財閥を築いた野村徳七(1878-1945)は得庵と号し、茶の湯と能楽に深く傾倒しました。得庵は住まいを神戸・住吉の地に建設し、棲宜荘と名付け、その敷地内に茶室を設け、茶の湯に親しみました。また京都別邸・碧雲荘の他に熱海にも別邸・塵外荘を建築し、棲宜荘・碧雲荘と同じく茶室を設え、生涯茶の湯を愉しみました。

前期展示では得庵が大正13年4月に棲宜荘で行った茶室の披露茶会を、
また後期展示は昭和16年4月に塵外荘で行った茶室の披露茶会の再現展示を試みました。
得庵の行った茶会を楽しんでいただけたら幸いです。

《主な展示作品》 
[前期] 棲宜荘 席披茶会
「濃茶席・松欣庵」 :交趾菊蟹香合・天命乙御前釜・薩摩肩衝茶入 銘忠度・熊川茶碗 銘 霊雲・
    藪内剣仲作茶杓 等
「書院」 山本梅逸筆 百花百虫図
「薄茶席・分銅間」 :青磁珠算玉花入・芦屋七宝地文釜・刷毛目茶碗 銘 四海兄弟・象牙茶杓・
佐野長寛作 
城ヶ端塗菓子器 等
    その他 懐石具、野村得庵筆 蔵帳、棲宜荘建築資料なども合わせて展示

[後期]塵外荘 席披茶会
「濃茶席・鷗友軒」 :藤原定家筆 住吉消息・志野栄螺香合・芦屋真形霰桜柳文釜・坂本井戸茶碗・
    砂張雷文樋口建水 等
「薄茶席・到月亭」 :伝梁楷筆 普化振鈴図・胡銅六角口紋花入・交趾飛竜香合・古染付桜川水指・
    樂一入作 赤茶碗 銘 春雨 等
    その他 懐石具、野村得庵筆 蔵帳、塵外荘建築資料なども合わせて展示

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 野村美術館は春期・秋季の年に二回展のみを開催しています。ここだけはひっそりお勧め館。

[ 詳細 : 野村美術館 ]

【展覧会】大和文華館|特別企画展 没後100年 富岡鉄斎 ― 知の巨人の足跡 ―|’24年4月12日-5月19日|会期後半再紹介

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大和文華館
特別企画展 没後100年 富岡鉄斎 ― 知の巨人の足跡 ―
会  期   2024年4月12日[金]- 5月19日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし、祝日の場合は開館し、次の平日を休館いたします)
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
所  在  地  〠 631-0034 奈良市学園南1-11-6 TEL 0742-45-0544 FAX 0742-49-2929
入  館  料  一 般 630円 高校・大学生 420円 小学・中学生 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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本年は、近代日本を代表する文人画家・富岡鉄斎(1836-1924)の没後100年にあたります。当館の鉄斎コレクションを中心に、豊かな学識と幅広い交友のもとに生まれた鉄斎芸術の世界をご覧いただきます。

※ 大和文華館、松伯美術館、あべのハルカス美術館は、近鉄グループが運営する美術館です。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大和文華館

【展覧会】永青文庫|令和6年度初夏展 殿さまのスケッチブック|’24年4月27日-6月23日

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永青文庫
令和6年度初夏展 殿さまのスケッチブック
会  期  2024年4月27日[土]- 6月23日[日]
      * 会期中、一部場面替えをいたします。
      前 期:4月27日- 5月26日、後 期:5月28日- 6月23日
開館時間  10:00 - 16:30 (入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(ただし2/12 は開館し、2/13 は休館)
会  場  永青文庫
      〠 112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850
入  館  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
特別協力  熊本大学附属図書館、熊本大学薬学部薬用植物園、熊本県立美術館、熊本博物館、
      ホテル椿山荘東京
主  催  永青文庫
────────────────────
日本の博物学は、中国の薬学・博物学である「本草学」の影響を受けて発達し、18世紀には「博物趣味」に熱中する大名が多く現れました。その先駆けの一人が細川家熊本藩6代藩主の重賢(しげかた、1720~85)です。重賢は、熊本藩の藩政改革や産業奨励、藩校時習館、医学校再春館、薬草園蕃滋園の設立などを行って「肥後の鳳凰」と称される一方、動物、昆虫、植物などに強い関心を示しました。参勤交代の途次では植物採集にいそしみ、精緻な博物図譜を作らせています。図譜に掲載された多様なスケッチは驚くほど細かく描き込まれており、自然に対するひたむきな情熱と好奇心が感じられます。
永青文庫では1991年に「殿様の博物学」展を開催し、所蔵する図譜を多く公開しましたが、本展はそれ以来33年ぶりとなります。細川家の殿さまが見た「リアル」が写された「殿さまのスケッチブック」をご覧ください。

細川重賢(ほそかわ しげかた 1720-85)
細川家熊本藩6代藩主の細川重賢は、4代藩主宣紀(のぶのり)の5男として江戸に生まれました。延享4年(1747)に藩主となりますが、熊本藩の財政は窮乏しており、藩政改革を進めることになります。重賢は自ら粗衣粗食を率先し、税制や刑法を改正し、行政機構を見直し、産業を奨励しました。そのような藩政で名君と称えられる一方、博物学に没頭し、多くの博物図譜を作らせました。

※ 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
※ ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※ 同館の感染症予防対策については、公式ウェブサイトをご覧ください。
[ 詳 細:永青文庫  永青文庫感染症対策 ]

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【展覧会】国立科学博物館 附属自然教育園|企画展 牧野富太郎と植物を観る眼|’24年4月27日-5月19日|開幕壹个月再紹介

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国立科学博物館 附属自然教育園
企画展 牧野富太郎と植物を観る眼
開催期間  2024年4月27日[土]- 5月19日[日]
休  園  日  毎週月曜日 (ただし、祝日・休日の場合は開園し、火曜日が休園)
      祝日の翌日(ただし、土・日の場合は開園)
入  園  料  一 般・大学生 320円、高校生(高等専門学高生含む)以下・65歳以上:無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開園時間  9月1日-4月30日 9:00-16:30 (入園は16:00まで)
      5月1日-8月31日 9:00-17:00(入園は16:00まで)
所  在  地  国立科学博物館 附属自然教育園
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-21-5 お問合せ TEL:03-3441-7176
主  催  国立科学博物館 附属自然教育園
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牧野富太郎とゆかりのある、自然教育園の植物について紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立科学博物館 附属自然教育園

【展覧会】東京都美術館|デ・キリコ展|’24年4月27日-8月29日|

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東京都美術館
デ・キリコ展
会  期  2024年4月27日[土]- 8月29日[木]
休  室  日  月曜日、5月7日[火]、7月9日[火]-16日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・休]、7月8日[月]、
       8月12日[月・休]は開室
開室時間  9:30 - 17:30  * 金曜日は 20:00まで    * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  個人・当日・税込料金を表示
      一 般 2,200円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,500円
      ☆ 土曜・日曜・祝日 及び 8月20日[火]以降は日時指定予約制
       (当日空きがあれば入場可)
      * 8月16日[金]までの平日は 日時指定予約 は不要です。{早めのご観覧を推奨}
協  力  ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団、メタモルフォジ財団
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 朝日新聞社、
──────────────────────都美キリコ大

20世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家!

20世紀を代表する巨匠の一人、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。彼が1910年頃から描き始めた「形而上絵画」(幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画)は、数多くの芸術家や国際的な芸術運動に大きな影響を与えました。
本展では、デ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの作品を余すところなく紹介。デ・キリコが描いた世界をたどる、日本では10年ぶりの大規模な個展となります。

◆ みどころ ◆
1. デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展
初期から描き続けた自画像や肖像画から、 画家の名声を高めた「形而上絵画」、西洋絵画の伝統に回帰した作品、そして晩年の「新形而上絵画」まで、世界各地から集まった100点以上の作品で デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展です。
2. 初期の「形而上絵画」の作品も出品
デ・キリコの代名詞ともいえる「形而上絵画」。とりわけサルバドール・ダリやルネ・マグリットをはじめ多くの画家に衝撃を与えた1910年代の作品も展示します。この時代の「形而上絵画」は世界中に散らばっており、まとめてみられる機会は貴重です。
3. 彫刻や舞台芸術、挿絵など幅広い創作活動を紹介
デ・キリコの活動は絵画のみに留まらず多岐にわたります。本展では彼の手掛けた彫刻や挿絵、さらには舞台衣装のデザインなども展示し、その幅広い創作活動をご紹介します。「形而上絵画」だけではない、デ・キリコの魅力をご覧いただけます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト

【展覧会】山梨県立文学館|開館35周年記念 特設展|生誕140年 歿後50年 中村星湖展|’24年4月27日-6月23日

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山梨県立文学館
開館35周年記念 特設展
生誕140年 歿後50年 中村星湖展
会  期  2024年4月27日[土]- 6月23日[日]
会  場  山梨県立文学館 展示室 C
      〠 400―0065 山梨県甲府市貢川1-5-35 TEL:055-235-8080 FAX:055-226-9032
休  館  日  月曜日(4月29日、5月6日は開館)、5月7日[火]
開館時間  展示室 9:00 - 17:00(入室は16:30まで)
      閲覧室 9:00 - 19:00(土・日・祝日は18:00まで)
観  覧  料  常設展観覧料でご覧いただけます
      一 般 330円(260円)、大学生 220円(170円)
      * ()内は20名以上の団体料金・県内宿泊者割引料金です。
      * 高校生以下の児童・生徒、65歳以上のかたは無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
──────────────────────────
1907(明治40)年、自然主義文学の隆盛期に小説「少年行-しょうねんこう」で文壇に登場した中村星湖(なかむら せいこ 1884-1974)の生涯と作品を取り上げます。当館においては1994(平成6)年の企画展以来、30年ぶりの展覧会です。改めて明治、大正、昭和を生きた郷土の文学者が残した仕事を紹介します。

中村星湖(1884-1974)
山梨県富士河口湖町(旧 河口村)生まれ。本名將爲 (まさため)。早稲田大学在学中に応募した小説「少年行」が一等に選ばれ、自然主義作家として知られるようになる。卒業後、「早稲田文学」の記者となり、1919(大正8)年まで在社。小説だけでなく、フローベールやモーパッサンの作品を翻訳し、鈴木三重吉の児童雑誌「赤い鳥」に童話を発表。さらに、民衆芸術、農民文学運動に関わる評論活動など幅広い分野で活躍した。

E366-4940中村星湖「少年行」原稿 
「早稲田文学」第18号 1907(明治40)年5月掲載 山梨県立文学館蔵
懸賞長編小説の一等に当選した作品。富士山麓の美しい自然を背景に少年二人の友情と成長、
別れを描いた。

E366-4941早稲田大学在学中の中村星湖 1906(明治39)年12月 22歳

閲覧室資料紹介
◇◆ もっと知りたい中村星湖」
4月26日[金]ー 6月23日[日]」
中村星湖の著作や関連の図書・雑誌を紹介。資料は手に取ってご覧いただけます。
【場 所】1階閲覧室 ※ 入場無料

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 展示品画像は 山梨県立文学館 より拝借したものです。二次流用などはご遠慮ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 山梨県立文学館

【展覧会】東京ステーションギャラリー|どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより|’24年4月27日-6月23日|開幕壹个月再紹介

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東京ステーションギャラリー
どうぶつ百景 江戸東京博物館コレクションより
会  期  2024年4月27日[土]- 6月23日[日] * 前・後期で作品の展示替えがあります
         前 期:4月27日-5月26日 後 期:5月28日-6月23日 
休  館  日  月曜日(ただし4月29日、5月6日、6月17日は開館)、5月7日[火]
開館時間  10:00-18:00  * 入館は それぞれ 閉館30分前 まで
      * 金曜日は 20:00 まで開館
会  場  東京ステーションギャラリー
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL : 03-3212-2485
入  館  料  当日・個人 一 般 1,300円、高校・大学生 1,100円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  東京ステーションギャラリー(公益財団法人東日本鉄道文化財団)、
      公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都江戸東京博物館、NHK、NHKプロモーション
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美術館へ、どうぶつたちに会いに行こう ♪
江戸幕府創設からおよそ420年。江戸は巨大都市として発展し、京都、大坂に並ぶ三都のひとつとなりました。大都市江戸・東京に暮らした人々は、どのように動物とかかわってきたのでしょうか。それを物語る美術品や工芸品など約240件を、江戸東京博物館のコレクションから選りすぐって紹介します(会期中展示替えがあります)。
本展は、2022年にパリ日本文化会館(フランス)で好評を博した「いきもの:江戸東京 動物たちとの暮らし」展を拡充した凱旋帰国展です。画巻、錦絵、装飾品、郷土玩具などに登場する動物たちの多様な姿をお楽しみください。

いまはむかし、人々は沢山の動物と暮らしていたそうな
1603(慶長8)年、江戸に幕府が置かれ、街並みが整備されていきます。街では人々がネコや犬を可愛がり、時にゾウの見世物が話題となり、ウズラの声を競う会が催され、ウサギの飼育ブームが起きました。また、人々は郊外に出かけて野生の鳥の姿や虫の音に季節を感じたものでした。いまはむかし、一大都市となった江戸や東京における動物と人々との関係を探ります。
ネコさん、トリさん、お馬さん……さんづけこそ日本の特質?
1877(明治10)年に来日した米国の動物学者、エドワード・S.モースは、日本人が動物に対して親切に接することに驚きました。動物の名に「さん」づけをして親しみを込めて呼び、人力車の車夫は道に居座る犬やネコを避けて走っていると記しています。
洗練されたデザイン/素朴なかたち
壮大な狩猟の記録画、歌麿や広重ら人気浮世絵師による錦絵など、多くの絵に動物たちは登場しています。さらに、動物たちのイメージはデザインモチーフへと昇華し、温かみのある郷土玩具や、精巧な工芸品にも用いられるようになりました。巨大都市における動物は、共生するだけでなく、さまざまに表現されて人々の生活を彩ったのです。
東京会場だけの特別展示:東京の鉄道馬車
1882(明治15)年から1903(明治36)年まで、東京の大通りではレールの上を馬車が走っていました。「東京馬車鉄道」は、最盛期には300両の車両と2000頭の馬を擁していたといい、都市の交通を鉄道馬車も支えていたことがうかがえます。鉄道馬車の開業を知らせる華やかな錦絵3枚続、名所絵、玩具絵など、当時の版画を展示します。

< Sections 章立て >
¶ 外国人が見た日本人とどうぶつ ¶ 江戸のどうぶつ~「江戸図屛風」の動物を探してみよう ¶ 飼育されたどうぶつ ¶ 野生のどうぶつ  ¶ 見られるどうぶつ~見世物から動物園へ ¶ デザインのなかのどうぶつ ¶ 東京の鉄道馬車

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京ステーションギャラリー

【展覧会】春日井市道風記念館|企画展 道風記念館所蔵 現代の書優品展|’24年4月26日-7月15日|

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春日井市道風記念館
企画展 道風記念館所蔵 現代の書優品展
開催期間  令和6年(2024年)4月26日[金]- 令和6年(2024年)7月15日[月・祝]
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一  般 100円、高校・大学生 50円、 中学生以下 無 料
      * 60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
開催場所  春日井市道風記念館
      〠 486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
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春日井市道風記念館は、平安時代の能書、小野道風の誕生伝説地に建つ書専門の美術館です。昭和56(1881)年11月に開館し、今年で43年目を迎えました。古代から現代、日本だけでなく中国を含めた幅広い書芸術を紹介するよう、さまざまな書の展覧会を開催しています。
今回の企画展では、道風記念館が所蔵する書作品のなかから、現代の書の優品を展示します。ここでいう「現代」は、今を生きる私たちの時代というほどのふんわりとしたくくりで、主に昭和・平成に生きた書家をとりあげました。
日本の近現代史において、戦前と戦後ではいうまでもなく大きな変化がありました。書の表現においても、書が会場芸術となるなどの変化により、それまでなかった新しい傾向の作品が生み出され、現在に至っています。古典を基としつつ現代に生きる漢字の書、繊細さと力強さをあわせもつ大字仮名の書、漢字仮名交じりの現代の言葉で表現する書、少ない文字数で主に線表現に主眼をおいた書、紙面構成と線表現で勝負した非文字の書など、さまざまな書表現をこの展覧会で味わっていただけます。館蔵の書作品という範囲ながらも、日本の現代の書のエッセンスをきゅっとつかめる展覧会です。

< 展示品の作者 >
鈴木翠軒   安東聖空   田中塊堂   上田桑鳩   大池晴嵐
松井如流   桑田笹舟   日比野五鳳  手島右卿   小坂奇石
大石隆子   西川 寧   桑原翠邦   飯島春敬   金子鷗亭
上條信山   山崎大抱   中野蘭疇   青山杉雨   宇野雪村
比田井南谷  森田安次   岡本白濤   大平山濤   梅 舒適
戸田提山   成瀬映山   松下芝堂   日比野光鳳

< 展示品解説会 >
学芸員が初心者向けに展示品の解説をします。
事前予約は不要です。お気軽にお越しください。
  5月11日[土]
  6月 9 日[日]
各日 午前10時30分 - 11時、午後2時 - 2時30分

 

-20240403_02※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館 ]  { 活版アラカルト:道風記念館まとめ }

【展覧会】公益財団法人 かすがい市民文化財団|文化フォーラム春日井・ギャラリー|小松宏誠展 Kosei Komatsu Exhibition 光と影のモビール 空と歌|’24年4月26日ー5月19日|

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公益財団法人 かすがい市民文化財団
文化フォーラム春日井・ギャラリー
小松宏誠展  Kosei Komatsu Exhibition
光と影のモビール 空と歌
開  催  日  2024年4月26日[金]ー 5月19日[日]
会  場  公益財団法人かすがい市民文化財団
      〠 486-0844 愛知県春日井市鳥居松町5丁目44番地
      問い合わせ:かすがい市民文化財団 TEL 0568ー85ー6868
      文化フォーラム春日井 TEL. 0568-85-6868 FAX. 0568-82-0213
時  間  10:00 ー 17:00(最終入場 16:30)
入 場  料  一 般 ¥700、PiPi会員 ¥500、高校生以下・未就学児・障がい者(介助者1名)入場無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  かすがい市民文化財団
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空中を浮遊する作品が生み出す、 光と影の美しい世界をご堪能ください。

「浮遊」と「羽根」への興味を原点に、「軽さ」「動き」「光」をテーマとした作品を作り出すアーティスト・小松宏誠。
2010年「釜山ビエンナーレ」、2015年、2022年「大地の芸術祭」に参加、「DSA日本空間デザイン賞2015優秀賞」を受賞するなど、その活動はアートだけにとどまらずデザイン、ディスプレイや舞台演出といった幅広い仕事で国内外を問わず高い評価を受けています。
雨や風、光といった自然現象と、人間が生み出したテクノロジーの両方に寄り添い作品は制作されています。「あたりまえ」となっている事象の美しさに着目し創出された展示空間は、幻想的で夢のような空間にもかかわらず、どこか懐かしく居心地の良さを感じさせます。
本展では、空中を美しく浮遊するモビールアートをはじめとした、光と影、音や感情など様々な要素が絡み合い、多彩に変化し続けるインスタレーション作品等を初期作品から最新作まで紹介いたします。
小松宏誠が作り出す幻想的な空間をぜひご体感ください。

< 小松宏誠  Kosei Komatsu >
1981年徳島県生まれ、2004年武蔵野美術大学建築学科卒業。
2006年東京藝術大学大学院修了後、アーティストグループ「アトリエオモヤ」のメンバーとして自然の物理現象を用いた作品制作を開始。2014年に独立。「浮遊」や「鳥」への興味からはじまり、現在では「軽さ」「動き」「光」に着目した作品を展開中。美術館での作品展示をはじめ、商業施設など大空間の空間演出も行う。2022年武蔵野美術大学建築学科特任准教授着任。
「釜山ビエンナーレ Living in Evolution」参加(2010)。「Wearing Light」ISSEY MIYAKEとのコラボレーション(2014)。「LEXUS Inspired By Design」のCMに作品が起用(2014)。「六本木ヒルズウエストウォーク クリスマスデコレーション Snowy Air Chandelier」(2014)。この作品がDSA日本空間デザイン賞2015優秀賞を受賞。「大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ」参加(2015、2022)。「日本博」オープニング・セレモニーにてインスタレーションを担当(2020)。「Kosei Komatsu Exhibition 光と影のモビール 森の夢」金津創作の森美術館(2022)など。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : かすがい市民文化財団
[ 関 連 : かすがい市民文化財団 YouTube  小松宏誠展  光と影のモビール  空と歌  1:00 ]

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{新宿餘談} 
とてもふるいはなしです。2010年11月13日[土]―11月14日[日]の二日間、朗文堂サラマ・プレス倶楽部(当時はアダナ・プレス倶楽部)が、ここ文化フォーラム春日井で、ワークショップと展覧会を開催しました。
当時の記録はふるい蓄積型ブログに記載しましたが、その後のデジタル環境変化があまりにはげしく、十二年余の星霜のなかで一度改訂しましたが、「花筏」にしっかり残っていました。ですから今回の「文化フォーラム春日井・ギャラリー」でのイベントはひとごととはおもえず、新宿の片隅から大声援を試みた次第です。展示とパフォーマンスの成功を祈念!

[ 関 連 : 朗文堂花筏|〔再掲載〕 朗文堂サラマ・プレス倶楽部(アダナ・プレス倶楽部)in かすがい市|文化フォーラム春日井|活版ルネサンスの進展を実感!|初出:2010年11月16日 ]

【展覧会】樂美術館|樂歴代 特別展 #樂茶碗 #炎の芸術 #茶の湯|’24年4月26日-9月1日

楽美術館4-9月樂美術館
樂歴代 特別展
# 樂茶碗   # 炎の芸術   # 茶の湯
会  期  2024年4月26日[金]- 9月1日[日]
休  館  日  月曜日(但し 祝日は開館)
時  間  10:00 ー 16:30 (入館は16時まで)
会  場  公益財団法人 樂美術館
      〠 602-0923 京都市上京区油小路通一条下る   TEL:075-414-0304
料  金  一 般 1,200円  大学生 1,000円  高校生 500円  中学生以下 無 料
      * 福祉割引:手帳ご提示の方 500円/介助者(1名様まで)無 料
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時は戦国、安土桃山時代、千利休居士により「侘び茶」という茶の湯の在り方が時代の大きなうねりの中、駆け巡りました。
その利休居士の「侘び茶」に叶う茶碗として、新たに生み出された「樂茶碗」。
装飾性を省き、真っ黒に包まれた “黒き茶碗”。
茶室の聚楽壁と同化し、存在を消すかのような聚楽土で造られた “赤き茶碗”。
それらは「長次郎」という一人の陶工の手によって新たに生み出されました。
利休居士の考える「侘び茶」のために新たに生み出された、「茶を飲むために生まれたヤキモノ」。
京都の焼物の中でも特異な存在、樂家樂茶碗のはじまりです。
今回の展観では、茶碗に命を吹き込む窯の炎の映像や、初代長次郎から当代十六代吉左衞門まで歴代選りすぐりの茶碗を展示し、日本文化の一端を茶碗などから見て感じていただければ幸いに思います。

* 新型感染症拡大予防のため、開館時間などを変更する場合がございます。
* 入館に際して予約は必要ございません。
[ 詳 細 : 樂美術館 ]

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|2024年度春季企画展 生誕100年 越路吹雪衣装展|’24年4月25日-8月4日

AAAAA早稲田大学演劇博物館

早稲田大学演劇博物館
早稲田大学演劇博物館 2024年度春季企画展
生誕100年 越路吹雪衣装展
会  期  2024年4月25日[木]-8月4日[日]
      * 会期中一部展示替えがあります(前期:4/25~6/18、後期:6/20~8/4)
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休 館 日  5月3日[金・祝]-6日[月・振休]、29日[水]、6月5日[水]、19日[水]、
      7月3日[水]、17日[水]
会  場  早稲田大学坪内博士記念演劇博物館  2階 企画展示室
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      TEL: 03-5286-1829   E-mail: enpaku☆list.waseda.jp
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料
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越路吹雪(1924-1980)は、戦後の宝塚歌劇団で主演男役となり、退団後もミュージカル『アプローズ』や映画などに出演。女優・歌手として活躍し、日本語のミュージカルとシャンソンを定着させた人物です。
1953年のフランス旅行以来、パリの舞台とファッションに刺激を受け、後年の「ロングリサイタル」では、イヴ・サンローランのオートクチュールドレスを着こなすなど、その衣装へのこだわりは人々の憧れとなり、また彼女自身の舞台に一層の輝きを与えました。
越路の生誕100年を記念する本展では、舞台衣装、アクセサリー、ポスターなどから、越路の軌跡をたどるとともに、スタイルへのこだわりを紹介いたします。

* 日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は当館ホームページを
 ご確認の上ご来場ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ] 

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|企画展 2024年新収蔵品展|’24年3月25日-5月26日|前後期二期制開催

早稲田大学演劇博物館

早稲田大学演劇博物館
企画展
2024年新収蔵品展
会  期  2024年3月25日[月]- 5月26日[日]
         前 期  2024年3月25日[月]- 4月21日[日]
         後 期  2024年4月25日[木]- 5月26日[日]
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休 館 日  4月3日[水]、17日[水]、5月3日[金]- 6日[日]
      * 4月22日[月]ー 24日[水]は展示替えのため閉室となります
会  場  早稲田大学坪内博士記念演劇博物館  1階 特別展示室
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      TEL: 03-5286-1829   E-mail: enpaku☆list.waseda.jp
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料
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エンパク(早稲田大学演劇博物館)が誇る膨大なコレクション。その中でも、近年新たに加わった珠玉のラインナップをご紹介いたします。
新たにエンパクの顔となった初代歌川豊国筆「九変化図屏風」をご紹介いたします。やわらかで繊細な筆致で描かれた三代目中村歌右衛門と、大田南畝の狂歌が書かれた贅沢な六曲一双屏風です。会期後半では、新澤由貴画「出雲阿国、人形振」、田中不染の絵看板を展示いたします。

また、若くしてプロレタリア演劇の中心的存在となり、ロシア、メキシコで演劇の発展に尽くした佐野碩の記録類や写真を新たにご遺族よりご寄贈いただきました。
久米明が書き留めた日記類や劇団運営ノート、ボーイズものの創始者である川田晴久のギターなどもご紹介いたします。演劇研究に多大なる貢献をした本学名誉教授である鳥越文藏・内山美樹子・竹本幹夫旧蔵の浄瑠璃本や謡本も展示する予定です。様々な資料が、多様な広がりを見せる芸能の世界へみなさまを誘います。

* 日程は都合により変更する場合がありますので、最新情報は当館ホームページを
 ご確認の上ご来場ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ] 

【展覧会】安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄|企画展 記憶をつなぐ彫刻 ~ 校舎の75年を振り返る|’24年4月24日-5月13日

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安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
企画展 記憶をつなぐ彫刻 ~ 校舎の75年を振り返る
開催期間  2024年4月24日[水]- 5月13日[月]
時  間  9:00 - 17:00 * 5月7日[火]のみ休館
会  場  安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄 ギャラリー(木造校舎)
      〠 072-0831 北海道美唄市落合町栄町 
      お問い合わせ:TEL/FAX 0126-63-3137
後  援  美唄市、美唄市教育委員会
主  催  安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
──────────────────────
炭鉱町の小学校として、最盛期には1250名もの児童が通いながら、1981(昭和56)年に閉校した旧美唄市立栄小学校。その木造校舎には小さな灯りのように、1階に市立栄幼稚園が残っていました。園児の元気な声が響き渡る校舎1階に対して、2階の時間は止まったまま―かつて多くの児童が賑やかに過ごした教室や廊下を前に、彫刻家・安田侃は「目に見えないけれど、確かにここにあった『なにか』に寄り添うように彫刻を置くことができたら」と考えます。
校舎2階を再生して「ギャラリー」となったのは、1999(平成11)年のことです。かつての教室や廊下にぽつりぽつりと置かれた彫刻は今、訪れる人々を静かに迎えています。彫刻と木造校舎が織りなす空間は、なぜこんなにも人の心を惹きつけるのでしょう。
本展では、小学校として建てられてから今に至るまで、75年間の記憶が刻まれた木造校舎についてご紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄
【 関連動画 : YouTube Viva la 活版 Viva 美唄 14:39 】

Viva la 活版-すばらしき活版。5年間4回にわたって開催された<活版凸凹フェスタ>にかえて、2013年07月、北海道美唄市 アルテ・ピアッツア美唄 で、朗文堂サラマ・プレス倶楽部会員が開催した、活版印刷讃歌ー活版イベントの記録。〔撮影・構成:川崎孝志〕

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【イベント】ホテル雅叙園東京|昭和モダン × 百段階段 ~ 東京モダンガールライフ ~|’24年3月23日-6月16日|開幕壹箇月再紹介

雅叙園A 20240328190107_00006ホテル雅叙園東京
昭和モダン × 百段階段
~ 東京モダンガールライフ ~
期  間  2024年3月23日[土]- 6月16日[日]   * 会期中無休
時  間  11:00-18:00(最終入館 17:30)
      * 4月9日[火]は16:30まで(最終入館 16:00)
会  場  ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財 「百段階段」
      〠 153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 Tel. 03-3491-4111 (代表)
入  場  料  当日・個人 一 般 1,600円、 大学生・高校生 1,000円、 中学生・小学生 800円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
主  催  ホテル雅叙園 東京
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☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆ 
20240328190508_00006モダンガールは大正末期から昭和初期にかけて現れた、近代的なライフスタイルを送る女性たちです。新たな大衆文化が花開いた時代、最先端のファッションやお化粧、娯楽を愉しみ、職をもって自立する女性は新しい時代の到来を象徴するアイコンであり、現代でも人々の心を惹きつけてやみません。
本展では「モダンガールとモダン東京」をテーマとして、文化財の7部屋を舞台に “モガ” たちが享受した都市文化をご覧いただきます。
当時の香水や化粧品、最先端の男女がお酒を嗜んだバー、大正デカダンスを象徴する文学作品など、文化財に一歩入るとそこには煌びやかで少し退廃的なムードも漂う「モダン東京」の世界が広がります。
あわせて、2024年に生誕140年・没後90年の節目を迎える竹久 夢二や、文化財「百段階段」では初展示となる、京都アール・デコの旗手・小林 かいちによって描かれたモダンガール作品も集結。
東京で歴史を重ねた建築物で華やかなりし大正ロマン、昭和モダンの帝都・東京へタイムスリップして街を闊歩するようなひとときをお過ごしください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ホテル雅叙園 東京  東京都指定有形文化財「百段階段」]

【展覧会】新宿区立 歴史博物館|所蔵資料展 歳時記 暮らしの中の祈り|’24年3月23日-6月16日|開幕壹箇月再紹介

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新宿区立 歴史博物館
所蔵資料展 歳時記 暮らしの中の祈り
開催期間  2024年(令和6年)3月23日[土]- 6月16日[日]
時  間  9:30 - 17:30(入館は 17:00 まで)
休  館  日  3月25日、4月8日・22日、5月13日・27日、6月10日 いずれも月曜日
会  場  新宿区立 歴史博物館 地下1階 企画展示室
料  金  無 料
問い合せ  新宿区立 歴史博物館
      〠 160-0008 東京都新宿区四谷三栄町12-16 電 話 03-3359-2131
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昔からある風習や年中行事には、豊かな暮らしや子どもの成長などを願う、人々のさまざまな祈りがこめられています。風習や行事の様式は時代に合わせて変化をしてきましたが、そこにこめられた人々の願いや祈り、日常生活に節目を求める気持ちは、昔も今も変わらぬものです。
本展では、所蔵資料や写真、古くから新宿に暮らす方々の回想などをたよりに、100年、あるいは200年以上前から伝えられてきた行事や風習をまとめ、歳時記として紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新宿区立 新宿歴史博物館