カテゴリー別アーカイブ: 展覧会情報

【展覧会 / シンポジウム】日本大学藝術学部|プリンティング・アートの力 = 大いなる『日芸版画山脈』― The power of printing art|’24年9月30日-10月24日|二期制開催

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日本大学藝術学部
展覧会 / シンポジウム
プリンティング・アートの力 = 大いなる『日芸版画山脈』
― The power of printing art
会  期  第1期:2024年09月30日[月]- 10月10日[木] 休館日:10月06日[日]
      第2期:2024年10月14日[月]- 10月24日[木] 休館日:10月20日[日]
会  場  日本大学芸術学部 芸術資料館、A&D ギャラリー
      日本大学芸術学部江古田校舎(西武池袋線江古田駅北口下車 徒歩1分)
      〠 176-8525 東京都練馬区旭丘2-42-1 TEL:03-5995-8315
      ▷ 日本大学藝術学部 江古田キャンパス・施設紹介
開館時間  10:00 - 18:00
出品作品  日芸版画教育に携わった教員29名(専任及び非常勤)、卒業生約50名
      教員作品は全期間展示。卒業生は1期、2期に分けて展示。
      作品全 170 点
主な出品者 有地好登、原健、吉田穂高、山野辺義雄、荒井良二、笹井祐子、大橋朋美、
      五島三子男、井関洋、早川克己、鶴巻貴子、遠藤美香、菊池史子ほか
主  催  日本大学藝術学部 美術学科版画研究室
後  援  版画学会
助  成  日本大学藝術学部学部長指定研究
観覧無料

◉ シンポジウム「日芸版画を語る」
日 時:10月6日[日] 14:00-17:00
会 場:日本大学芸術学部 A 棟
    第1部「日芸版画とは何か。」
      登壇者:有地好登、笹井祐子、原健、川舩(ギャラリー川船)
    第2部「わたしたちの日芸版画」
      登壇者:大橋朋美、早川克己、日比野絵美、関貴子、東尾文華

◉ ギャラリートーク「日芸版画じゃあにぃ」
荒井良二 × 笹井祐子
日 時:10月19日[土]14:00-16:00
場 所:日本大学芸術学部 A&D ギャラリー

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日本大学芸術学部美術学科の中で「版画教育」が始まってから現在に至るまで 50 年という年月がたちました。本展は、これまでその歴史・業績などが回顧されることの少なかった、日芸での版画教育の歴史と意義、さらには教員と卒業生の制作活動が、日本現代版画界に果たしてきた役割を検証し、歴史的展開の全貌を、大いなる『日芸版画山脈』という見地から明らかにすることを目的としています。
その過程で主要な課題となるのが、新旧教員と卒業生、修了生の制作活動の事歴の確認と、現存作品の確認、さらには、日芸での版画教育にしかみられない、他学とは異なる優れた特色とは何であったのかを、国内の他芸術系大学での版画教育との比較を通じて検証したいと考えています。
日本大学芸術学部版画教育と、卒業生の活躍の歴史を立体的に展望することが本研究の主目的でありますが、それと同時に、日芸版画教育の魅力を一般の観覧者のみならず、版画に興味・関心を抱く若い世代や、中高校生と保護者の方々に実体化をもって発信することで、未来に向けてプリンティング・アートの力を再生し、新たなグラフィックアーツ実現の可能性を本学から提示することも強く意識しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 日本大学藝術学部  本イベント告知ページ

【展覧会 予告】戸栗美術館|古陶磁にあらわれる「人間模様」展|’24年10月10日-12月29日|

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戸栗美術館
古陶磁にあらわれる「人間模様」展
会  期  2024年10月10日[木]- 12月29日[日]
会  場  戸栗美術館
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤 1-11-3
開館時間  10:00 - 17:00(入館受付は 16:30 まで)
      * 金曜・土曜は 10:00 - 20:00(入館受付は 19:30 まで)
休  館  日  月曜・火曜
      * 10月14日[月・祝]、11月4日[月・振休]は開館
入  館  料  一 般 1,200 円 / 高大生 500 円  * 中学生以下は 入館料 無 料
      * 10月14日[月・祝]は創設者 戸栗 亨のメモリアルデーのため無料開館いたします。
      * 上記の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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≪ やきものにまつわる「人物文様」と「人間関係」を紐解く ≫
多彩な装飾が特色である江戸時代の伊万里焼や、明時代の中国景徳鎮(けいとくちん)窯の磁器の中で、今展では人物のモチーフに注目します。 あらわされた人物は誰か、どのような背景から描かれたのか、そして、どのような人々が受容したのか。「人物文様」そのものだけではなく、当時の「人間関係」にも目を配りながら、古陶磁にまつわる「人間模様」を紐解いていきます。 伊万里焼や景徳鎮窯磁器を中心に、約70点の館蔵品が繰り広げる「人間模様」を覗いてみませんか。

画像②五彩人物文壺_ロゴ入り色絵 寿老人文 鉢
伊万里 江戸時代(18 世紀前半) 口径 13.9 ㎝ 戸栗美術館所蔵

画像④染付出島人物文輪花皿_ロゴ入り<初出展> 染付 出島人物文 輪花皿
伊万里 江戸時代(19 世紀) 口径 43.8 ㎝ 戸栗美術館所蔵

< 主な出展作品 >
◆ 第1章「願いを込めるー神仙画・唐子図―」(第1展示室)
古陶磁に見られる人物文様には、人の姿を借りた神や仙人、子孫繁栄をあらわす唐子など、吉祥意を含むものが少なくありません。人物文様を介して、身近な器物に願いを込めていたことがうかがえます。
◆ 第2章「個展に親しむー歴史画・物語絵―」(第1展示室)
歴史画や物語絵も伊万里焼や景徳鎮窯磁器のモチーフとして取り入れられています。数々の名場面が色褪せずに長く楽しめるのは、光にも温湿度にも強い陶磁器ならではの特性によるもの。受容者たちは、遠い過去や想像の世界の人物たちに思いを馳せたことでしょう。
◆ 第3章「風情を親しむー風俗画・美人画―」(第2展示室)
江戸時代は、人伝てだけでなく出版物を通じて情報が飛び交う時代でした。美人画から抜け出たような、流行に身を包んだ女性や、長崎版画などで注目の的であった異国の人々の姿を捉えた伊万里焼からは、当時の人びとの好奇心の高さがうかがえます。
◆ 第4章「己を映すー山水画―」(第2展示室)
中国で発展した山水画は、景徳鎮窯の古染付、その影響を受けた伊万里焼にも取り入れられました。小さく描き込まれた人物たちは、景色の雄壮さを対比し、そして、その景の中に観者を誘う役割があります。
     
◉ 同時開催
◆ 特別展示室『江戸時代・伊万里焼作りの人間模様』
◆ 第3展示室『景徳鎮と有田―染付と色絵の変遷―』
◆ やきもの展示室『平戸松山窯 唐子絵三代展』
三川内焼の唐子図は、平戸唐子とも呼ばれ、平戸藩の御用窯を務めていた時代から代表的な絵図として現在も描き続けられています。唐子図の伝統と技法を受け継いで来た父子三代の唐子文様の作品をご紹介します。唐子の表情や動きに注目してご覧くださいませ。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 戸栗美術館 ]   { 活版アラカルト 戸栗美術館 過去ログまとめ }

【展覧会】戸栗美術館|古伊万里から見る江戸の食展|’24年7月11日-9月29日|

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戸栗美術館
古伊万里から見る江戸の食展
会  期  2024年7月11日[木]- 9月29日[日]
会  場  戸栗美術館
      〠 150-0046 東京都渋谷区松濤 1-11-3
開館時間  10:00 - 17:00(入館受付は 16:30 まで)
      * 金曜・土曜は 10:00 - 20:00(入館受付は 19:30 まで)
休  館  日  月曜・火曜
      * 7月15日[月・祝]、8月12日[月・振休]、9月16日[月・祝]、
       9月23日[月・振休]は開館
入  館  料  一 般 1,200 円 / 高大生 500 円  * 中学生以下は 入館料 無 料
      * 上記の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承くださいませ。
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≪ 現代の食の原点、江戸時代の食文化を「古伊万里」から探る ≫
2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された「和食」とは、日本の伝統的な食文化を指します。四季折々の旬の食材の使用にはじまり、調味や調理技術、盛り付けの美しさ、さらには使用する食器や食事をする部屋のしつらえといった食空間の表現も、和食の持ち味として重要視されました。
江戸時代に誕生した伊万里焼(いまりやき)は、食器として主に大名や公家などの上流階級層に流通しました。現代の食文化のルーツとされる江戸時代後期には料理文化が著しく発展し、磁器需要の裾野も広がりをみせます。多彩に展開していく器種のなかから定番化した形や文様には、現代の食卓にまで引き継がれたものも少なくありません。
今でこそ鑑賞品として美術的な価値を見出されている伊万里焼ですが、今展では「使う」ことに着目いたします。食事の場面で伊万里焼がどのように使用されてきたのかを、約80点の出展作品から紐解きつつ、江戸時代の食文化をご紹介いたします。

◆ 古伊万里の「食器としての魅力」に注目
古伊万里とは、江戸時代に作られた伊万里焼のことをいいます。伊万里焼は、1610年代に誕生した日本初の国産磁器。佐賀鍋島藩領の有田を中心とした地域で焼造され、近郊の伊万里の港から出荷されたために、消費地では「伊万里焼」の名で呼ばれました。
現代において、古伊万里は美術的な鑑賞品として位置付けられていますが、製作当時は主に大名や公家などの上流階級層に流通した実用品でした。今展では器種(うつわの種類)に注目し、皿や碗といった種類別にどのような料理が盛られていたのかを、当時成立した文献資料や絵画作品を参照しながら見ていきます。
※ 文献資料や絵画作品の出展はございません。展示パネルにてご紹介いたします。
※ 参考画像以外の作品は全て戸栗美術館所蔵。
◆ 浮世絵から紐解く江戸の食とうつわ
江戸時代の風俗を移す浮世絵からは、当時の食事の様子がうかがえます。焼き物や膾(なます)などのおかずを盛るうつわは、当時から磁器製の皿や鉢などが用いられた様子がうかがえ、また当時の料理本によれば、磁器製の蓋付碗は茶碗蒸しの器としても使用されていました。
今展では浮世絵に描かれた食事とうつわをパネルで解説しながら、江戸時代の食事とうつわの関係性を紐解いていきます。

◆ 江戸時代の外食文化とうつわ
単身赴任者の多い江戸では外食文化の活況に伴い、料理屋や屋台などで提供される食事が脚光を浴びました。こうした背景の中で19世紀に作例が増える大皿は、一度に沢山の料理を並べる屋台での販売や、料理屋などで食事を囲んで銘々取り分けて楽しむのに欠かせない器種でした。今展では料理文化の発展と器種との関わりを見ていきます。
◆食空間に遊び心を
18世紀以降、器種ごとにある程度規格化されていく中で、凝ったうつわも作られました。中でも木製品や金属器などの磁器以外の素材で作られていた器種を、あえて伊万里焼で作った例があります。 こうした異素材にみられる器種をはじめ、現代の食卓でも使いたくなるような食空間を彩る趣向を凝らしたうつわをご紹介いたします。

◉ 同時開催
◇ 第3展示室  『江戸時代の伊万里焼―誕生からの変遷―』
◇ やきもの展示室『いろえ工房 鷹巣陽作品展』
いろえ工房は佐賀県黒髪山の麓にある赤絵付け工房です。伝統的な絵柄や技術を使いながらも、どこか新しさ、今らしさを感じていただける赤絵を目指しています。今回の作品展では、細密な唐草柄や波鯨柄など様々な絵柄の器を展示いたしますので是非ご高覧ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 戸栗美術館 ]   { 活版アラカルト 戸栗美術館 過去ログまとめ }

【体験・学び】千葉市美術館|つくりかけラボ15|齋藤名穂 / Tactile Hunt Weaving Space 空間をあむ 手ざわりハンティング|’24年6月12日-9月29日|会期末

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千葉市美術館
つくりかけラボ15
齋藤名穂|Tactile Hunt Weaving Space
空間をあむ 手ざわりハンティング
会  期  2024年6月12日[水]- 9月29日[日]
休  室  日  7月1日[月]、8月5日[月]、9月2日[月]
観  覧  料  無料
会  場  千葉市美術館 4階 子どもアトリエ
      〠 260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
      tel 043-221-2311(受付時間 10:00 – 18:00)
主  催  千葉市美術館
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つくりかけラボは、「五感でたのしむ」「素材にふれる」「コミュニケーションがはじまる」いずれかのテーマに沿った公開制作やワークショップを通して空間をつくり上げていく、参加・体験型のアーティストプロジェクトです。いつでも誰でも、空間が変化し続けるクリエイティブな「つくりかけ」を楽しみ、アートに関わることができる表現の場です。
建築家・デザイナーである齋藤名穂さんは、建築空間において指先から伝わる感覚がもたらす感情や想像力をかたちにした「さわる地図」の制作に長年取り組んできました。本プロジェクトでは、千葉市美術館という空間を往来する人びとの感情や感覚を指先からひらき、絵本の1ページをつくるように、「さわる」を手がかりに来場者一人ひとりの美術館体験を紡いでいきます。────────────────
この夏のつくりかけラボでは、私が長年制作してきたミュージアムの「さわる地図」や「さわるコレクション」を、みんなで一緒に作ります。
それぞれが出会った手ざわりを色んな素材で表現したピースが「さわるコレクション」となって増えていきます。それは誰かが見つけた美術館や作品の‘空間のカケラ’。そして他の誰かは、「さわるコレクション」をラボで眺めたり、美術館を歩いたり、作品の世界を旅したりしながら作った物語を「さわる絵本」にして、聞かせてほしい。そうやって編まれる、いく編もの物語を重ねて「さわる地図」を作りたいと思います。                                                                            齋藤名穂

< プロフィール >
齋藤名穂 Nao SAITO  [さいとう・なお]
ヘルシンキ芸術デザイン大学空間デザイン修士課程修了。UNI DESIGN主宰。フィンランド留学中に建築空間における視覚障がい者ための「さわる地図」をデザインしたことをきっかけにして、「建築空間を、五感や個人の空間の記憶を頼りにデザインする」をテーマに、建築設計から美術展覧会の会場デザイン、美術館・博物館の教育のためのツールや建築空間における家具のデザインに至るまで幅広く活動。主な仕事に、「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」展(会場デザイン)、「アーノルド・ローベル」展(会場デザイン)、東京都庭園美術館の「さわる小さな庭園美術館」(ハンズオンデザイン)、長野県立美術館の「ひらくツール」(教育のためのツールのデザイン)など。

❖ アーティスト会場滞在スケジュール(予定) ❖  ※ 各日とも午後から滞在の予定です
6月15日[土]、16日[日] 7月13日[土]、14日[日]
※ 8月以降のスケジュールは後日公開します
※ 休憩やイベント等で会場に不在の場合もございます。
※ 急きょ予定が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
※ アーティストワークショップについては、近日中に募集サイトを公開します。
 もうしばらくお待ちください。
[ 詳 細 : 千葉市美術館 ]  { 活版アラカルト 千葉市美術館まとめ }

【展覧会】軽井沢高原文庫|夏期特別展 生誕110年 立原道造展 ~ 夭折の生涯を辿って ~|’24年7月13日-10月14日|開展後半再紹介

軽井沢高原文庫7月立原道造

軽井沢高原文庫
夏期特別展 生誕110年 立原道造展 ~ 夭折の生涯を辿って ~
会  期  2024年7月13日[土]- 10月14日[月]  * 会期中無休
会  場  軽井沢高原文庫(軽井沢タリアセン)
      〠 389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉202-3 TEL. 0267-45-1175 
開館時間  午前 9:00 - 午後 5:00
入  館  料  大 人〔高校生以上〕800 円 / 小 人〔小中学生〕400 円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  軽井沢高原文庫
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85年前に24歳8か月で逝った立原道造。青春の憧れと悲哀を音楽性豊かな口語で謳いあげ、詩集『萱草に寄す』『暁と夕の詩』を刊行するなど、詩人として活躍しました。また将来を嘱望された建築家でもあり、浅間山麓に構想した芸術家コロニイや、小住宅・ヒアシンスハウスなどの設計思想は、多くの人々に愛され、今日まで語り継がれています。
近年、立原道造記念会及び宮本則子氏(同会会長)から、多くの立原関係資料が当館に寄贈されました。更に評論家立花隆旧蔵の立原関係書籍がご遺族から寄贈され、今年は建築家生田勉宛立原書簡等がご遺族から寄託されました。
今回、これらの寄贈・寄託資料を中心として、夭折の生涯を辿り、立原が求め続けた作品世界へと誘う道標となるような展覧会を開催いたします。草稿、詩集、パステル画、建築スケッチ、建築論文、設計図、書簡、遺品など、約200点余を一堂に展観します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 軽井沢高原文庫 ] 

【展覧会】国文学研究資料館|企画展示 松野文庫の贈りもの|’24年9月5日-10月22日|紹介遅延陳謝

国文研松野文庫0001おも 国文研松野文庫0002うら☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

国文学研究資料館

企画展示 松野文庫の贈りもの
会  期  2024年9月5日[木]- 2024年10月22日[火]
利用時間  午前10時 - 午後4時30分
休  館  日  土曜・日曜・祝日
場  所  国文学研究資料館  1 階 展示室
      〠 190-0014 東京都立川市緑町10-3
      電話:050-5533ー2900 (I P 電話 代表)
主  催  国文学研究資料館
入場無料
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国文学研究資料館松野陽一文庫は、国文研の元館長で、中世近世和歌の研究者であった松野陽一(1935-2018)が、長い年月をかけて丹精込めて蒐集したコレクションです。全485点。その大半は江戸末までの日本古典籍であり、中核は歌書、とりわけ『千載和歌集』の古写本と藤原俊成関係書、ならびに石野広通・松平定信ら近世和歌関係書で構成されています。
(参考)海野圭介・小川剛生・落合博志・神作研一編「国文学研究資料館所蔵松野陽一文庫分類目録」(浅田徹ほか編『和歌史の中世から近世へ』所収、花鳥社、2020)
関連イベントとしてギャラリートーク、▶ 松野文庫セミナー (PDF:1007KB) を予定しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 遠方の方には 電子展示室「書物で見る 日本古典文学史」もありますのでご検討を。
[ 詳 細 : 国文学研究資料館 ] 

【展覧会】東京ステーションギャラリー|空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン|’24年7月13日-9月23日|会期末

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東京ステーションギャラリー
空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン
会  期  2024年7月13日[土]- 9月23日[月]
休  館  日  月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日[火]
開館時間  10:00-18:00
      * 金曜日は 20:00 まで開館  * 入館は それぞれ 閉館30分前 まで
会  場  東京ステーションギャラリー
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL : 03-3212-2485
入  館  料  当日・個人 一 般 1,500円、高校・大学生 1,300円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
特別協力  ベルギー王国フランス語共同体政府 国際交流振興庁(WBI)
主  催  東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
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ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean-Michel Folon, 1934-2005)は、20世紀後半のベルギーを代表するアーティストのひとりです。若き日に偶然出会ったマグリットの壁画に感銘を受け、絵画世界に惹きつけられたフォロンは、1955年に移住したパリ近郊でドローイングを描く日々を送ります。フランスではなかなか芽が出ませんでしたが、アメリカの『ザ・ニューヨーカー』『タイム』などの有力誌で注目され、1960年代初頭にはそれらの表紙を飾るようになります。その後、各国で高く評価され、世界中の美術館で個展が開催されるなど目覚ましい活躍をみせました。
色彩豊かで詩情あふれるその作品は一見すると美しく爽やかにさえ感じられますが、そこには環境破壊や人権問題など厳しい現実への告発が隠れていると同時に、孤独や不安の感情が通奏低音のように流れています。
本展は初期のドローイングから水彩画、版画、ポスター、そして晩年の立体作品まで約230点を紹介する、日本で30年ぶりの大回顧展です。デジタル化やパンデミック、戦争など、社会的に大きな曲がり角にある現代、環境や自由への高い意識をもち、抑圧や暴力、差別などに静かな抗議を続けてきたフォロンの芸術を、いま、あらためて見直します。

◆ Sections 章立て
プロローグ  旅のはじまり
第1章  あっち・こっち・どっち?
第2章  なにが聴こえる?
第3章  なにを話そう?
エピローグ  つぎはどこへ行こう

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[ 詳 細 : 東京ステーションギャラリー

【展覧会 予告】東京ステーションギャラリー|テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする|’24年10月12日-’25年1月5日

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東京ステーションギャラリー
テレンス・コンラン
モダン・ブリテンをデザインする
会  期  2024年10月12日[土]- 2025年1月5日[日]
休  館  日  月曜日(ただし7月15日、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、7月16日[火]
開館時間  10:00-18:00
      * 金曜日は 20:00 まで開館  * 入館は それぞれ 閉館30分前 まで
会  場  東京ステーションギャラリー
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 TEL : 03-3212-2485
入  館  料  当日・個人 一 般 1,500円、高校・大学生 1,300円、中学生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
特別協力  ベルギー王国フランス語共同体政府 国際交流振興庁(WBI)
主  催  東京ステーションギャラリー[公益財団法人東日本鉄道文化財団]
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「Plain, Simple, Useful-無駄なくシンプルで機能的」なデザインが生活の質を向上させると信じ、個人の生活空間から都市、社会までを広く視野に入れ、デザインによる変革に突き進んだサー・テレンス・コンラン(1931-2020)。本展は、イギリスの生活文化に大きな変化をもたらし、デザインブームの火付け役にもなったコンランの人物像に迫る日本で初めての展覧会です。
戦後まもなくテキスタイルや食器のパターン・デザイナーとして活動を始めたコンランは、1960年代、ホームスタイリングを提案する画期的なショップ「ハビタ」をチェーン化して成功を収め、起業家としての手腕を発揮します。
そして、1970年代から展開した「ザ・コンランショップ」におけるセレクトショップの概念は、日本を含む世界のデザイン市場を激変させました。このほか家具などのプロダクト開発、廃れていたロンドンの倉庫街を一新させた都市再開発、書籍の出版など、関わった事業は多岐にわたります。
いっぽう、1950年代からレストラン事業にも乗り出し、高級レストランからカジュアルなカフェまで50店舗以上を手がけ、モダン・ブリティッシュと称される、
新しい料理スタイルをイギリスの食文化に定着させました。長年あたためていたデザイン・ミュージアムの設立構想を1989年、世界に先駆け実現させたことも大きな功績のひとつです。
本展は、パターン・デザインした食器やテキスタイルなどの初期プロダクト、家具デザインのためのマケット、ショップやレストランのためのアイテム、発想の源でもあった愛用品、著書、写真、映像など300点以上の作品や資料に加え、彼から影響を受けた人々のインタビューを交えながらさまざまなコンラン像を浮かびあがらせます。

デザインが暮らしを豊かにすること、いつでもこれが私にとって一番大事なことだった。
─────── テレンス・コンラン『マイ・ライフ・イン・デザイン』より

◆ Sections 章立て
〇 デザイナー、コンランのはじまり  〇 起業の志:ハビタとザ・コンランショップ
〇 食とレストラン  〇 再生プロジェクトと建築/インテリア  〇 バートン・コート自邸
〇 ものづくり:ベンチマークとプロダクト  〇 ⽇本におけるプロジェクト 〇 未来にむけて

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[ 詳 細 : 東京ステーションギャラリー

【展覧会】岡山県立博物館|テーマ展 岡山の至宝 -正宗文庫の輝き-|’24年9月5日-10月13日|紹介遅延陳謝

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岡山県立博物館
テーマ展  岡山の至宝-正宗文庫の輝き-
会  期  令和6年(2024)9月5日[木]-10月13日[日]
開館時間  ◇ 9 月 午前9時 - 午後6時 ◇ 10月 午前9時30分-午後5時
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日に休館)
入  館  料  大 人 250円、65歳以上 120円、高校生以下 無 料
会  場  岡山県立博物館 2階展示室
      〠 703-8257 岡山市北区後楽園1-5
      電話:086-272-1149  Fax:086-272-1150
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正宗 敦夫〔まさむね あつお 明治14年(1881)ー 昭和33年(1958)、正宗白鳥の弟〕は、和気町伊里村(現岡山県備前市穂浪)出身の国文学者・歌人として知られます。
正宗文庫は、敦夫が丹精込めて蒐集した古典籍・文書・短冊類を中心として、昭和11年(1936)に郷里に創設されました。
本展覧会では、御好評をいただいた昨年に引き続き、敦夫が蒐集した正宗文庫の資料の数々をご紹介します。貴重な古典籍類を集め、守り伝えようとした〈知の巨人〉正宗敦夫の信念と、正宗文庫の蔵書の豊かさを感じ取っていただけましたら幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡山県立博物館 ]  
[ 関 連 :【展覧会】国文学研究資料館/岡山県立博物館|テーマ展 正宗敦夫と正宗文庫|’23年9月9日-10月15日|終了 ] 

【展覧会】永青文庫|夏季展 Come on! 九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―|’24年7月27日-9月23日|会期末

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永青文庫
夏季展 Come on! 九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―
会  期  2024年7月27日[土]- 9月23日[月・振休]
開館時間  10:00 - 16:30 (入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(ただし8/12・9/16・9/23は開館し、8/13・9/17は休館)
会  場  永青文庫
      〠 112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850
入  館  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
特別協力  熊本大学附属図書館、熊本大学薬学部薬用植物園、熊本県立美術館、熊本博物館、
      ホテル椿山荘東京
主  催  永青文庫
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この夏、永青文庫に九曜紋が大集合

細川家の家紋・九曜紋(くようもん)は、9つの星(太陽、月、火・水・木・金・土の五惑星、日月食や彗星〈すいせい〉に関係するとされる羅睺星〈らごせい〉・計都星〈けいとせい〉)を表すといわれます。
星の信仰に由来し、古くから加護を願って車や衣服にあしらわれ、やがて家紋として広く用いられるようになりました。細川家では、2代忠興(ただおき、1563-1645)が織田信長より九曜紋を拝領したと伝えられ、のちに多用された9つの円が離れた紋は「細川九曜」とも呼ばれます。細川家において九曜紋は、武器武具から調度品、染織品、掛軸の表装にいたるまで、様々なところに表されました。

当館初となる家紋をテーマとした本展では、こうした大名家の伝来品にみられる九曜紋を幅広く展示し、細川家と九曜紋の関わりを紹介します。作品のあちこちに隠された九曜紋を探しに、2024年夏は永青文庫へ Come on!

※ 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
※ ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※ 同館の感染症予防対策については、公式ウェブサイトをご覧ください。
[ 詳 細:永青文庫  出品リスト PDF ] 活版アラカルト 永青文庫 まとめ

【展覧会】arflex アルフレックス 東京|板谷 龍一郎 Ryu Itadani「Everyday Life “HERE”」|’24年9月5日-9月24日|会期末

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arflex <アルフレックス 東京>
Ryu Itadani 「Everyday Life “HERE”」
期  間  2024年9月5日[木]- 9月24日[火]
会  場  アルフレックス東京
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾1-1-40 恵比寿プライムスクエア1F
      tel.03-3486-8899
営業時間  11:00-18:00   * 水曜定休
入  場  料  無 料
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恵比寿・アルフレックス東京では、ベルリンを拠点に活躍する Ryu Itadani の展覧会「Everyday Life “HERE”」を開催します。
街の風景や植物、愛用する日用品など何気ない日常の一場面を、独特の輪郭線と色彩であでやかに切りとる Ryu Itadani の作品。みずみずしさや明るい陽光に満たされた Itadani が描く眺めは、わたしたちに見慣れた風景やモノに対する新鮮なまなざしと、心躍るような感覚をもたらします。

「Everyday Life “HERE & THERE”」と題した本展覧会は ポーラ ミュージアム アネックス (銀座) との2会場で開催。アルフレックス東京の「HERE」では、植物や日用品を描いたプリント作品を中心に、ソファ MARENCO やスツールに直接ペイントした1点物のアートピースも展示します。「HERE」と「THERE」、それぞれの会場で、2つの視点で描かれた Ryu Itadani の世界をご体感ください。
※ 8月9日[金]- 9月23日[月・祝] ポーラ ミュージアム アネックスで開催する「Everyday Life “THERE”」については こちら をご覧ください。 

< 作家の言葉 >
ほぼ毎日、自転車に乗る。
家からアトリエに移動する。
自分の動力で進むから、自分のペースで景色が流れる。
ちょっと「そこ」に見えたものに追いつくと、いつのまにか「ここ」にある。
時々信号で停まるなら、より鮮やかに建物や緑、歩く人の顔が見えてくる。
止まることで見つかる発見もあるけれど、止まってばかりだと進まない。
自転車でアトリエに着いたら、「そこ」はもう「ここ」になった。

「そこ」を目指すために「ここ」から始めたり、
「ここ」に帰るために「そこ」へ飛び立ったり。

ベルリンから東京に行く、銀座から恵比寿に行く。
どちらが「ここ」でも「そこ」でも構わないけれど、
動く途中に、動く先に、出会うものがあったらよいなと。
                         板谷 龍一郎

< 板谷 龍一郎  Ryu Itadani >
1974年大阪生まれ。大阪からトロント、東京、ロンドンの生活を経て現在はベルリン在住。住んでいる街や旅先の風景、部屋にあるモノや花。何気ない毎日で見つけた喜び、美しさを自由な線でとらえて、色彩豊かに描く。
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[ 詳 細 : arflex アルフレックス 東京  ポーラ ミュージアム アネックス

【展覧会】ギャルリー東京ユマニテ|中川幸夫ガラス作品展 NAKAGAWA Yukio Glass Works|’24年9月9日ー9月28日|

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ギャルリー東京ユマニテ
中川幸夫ガラス作品展
NAKAGAWA Yukio Glass Works

会  期  2024年9月9日[月]ー 9月28日[土]
会  場  ギャルリー東京ユマニテ * 1F開催
〠 104-0031 東京都中央区京橋3-5-3 京栄ビル
Tel. 03-3562-1305 Fax. 03-3562-1306
humanite☆js8.so-net.ne.jp
日曜医休廊 10:30-18:30 協力:桜華書林
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日本の前衛いけばな作家として知られる中川幸夫(1918-2012)によるガラス作品の展覧会を開催いたします。香川県丸亀市に生まれた中川は、1941年に池坊に属していた叔母のもとでいけばなを始めます。戦後、作庭家の重森三玲の推挙により「いけばな芸術」で作品が紹介されると世間の注目を集めますが、白菜を丸ごと生けた作品「ブルース」について家元と衝突し、1951年に流派を去ります。その後は流派に属さず、弟子も取らず、独自の花による表現を追求した孤高の作家です。
代表作の「花坊主」(1973)では、900本の赤いカーネーションをガラス器に詰めて逆さに置き、白い和紙に真っ赤な花液が滲み出る、従来のいけばなという概念を覆す表現で高い評価を得ました。

本展では、2002年5月、山梨県の富士川ガラス工房にて中川幸夫監修のもと、ガラス作家の高橋禎彦氏により制作されたガラス作品28点を展示いたします。早い時期から作品にガラスを取り入れていた中川ですが、花を生けるための器というよりも、等価の素材としてガラスと花が響き合ういけばなの表現を追求していました。この貴重な機会をお見逃しなく、ぜひご高覧ください。

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[ 詳 細 : ギャルリー東京ユマニテ ]    {活版 à la carte  過去ログ まとめ

【展覧会】茨城県陶芸美術館|企画展 タクミのセラミック・トラベル|’24年7月27日ー9月23日|会期末

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茨城県陶芸美術館
企画展 タクミのセラミック・トラベル
会  期  令和6年(2024年)7月27日[土]ー 9月23日[月・振休]
会  場  茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室
      〠 309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
      TEL:0296-70-0011
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、9月17日[火]
観  覧  料  一 般 840円、70歳以上 420円、高大生 630円、小中生 320円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 企画展観覧券にて同時開催のテーマ展、コレクション展もご覧いただけます。
主  催  茨城県陶芸美術館
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本展は、陶芸の表現の多様さを日々膨張を続ける宇宙になぞらえ、新人スペースガイドの「タクミ」と “やきもの銀河” を旅するように、当館のコレクションを中心とした作品を紹介します。風の星、クリーチャー星、モコモコニョキニョキ星などテーマを設け、風や流れを感じる作品、生物をイメージする作品、増殖・分裂をイメージする作品など、バラエティに富んだ作品を展示します。宇宙のように果てなく広がる陶芸の表現のおもしろさを発見する展覧会です。

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[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館

【展覧会】泉屋博古館 東京|SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM|特別展 昭和モダーン モザイクのいろどり 板谷梅樹の世界|〔同時開催〕特集展示 住友コレクションの茶道具|’24年8月31日-9月29日|会期末

1泉屋博古館東京000 泉屋博古館東京0002泉屋博古館 東京|SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM
特別展 昭和モダーン モザイクのいろどり
板谷梅樹の世界
〔同時開催〕 特集展示 住友コレクションの茶道具
会  期  2024年8月31日[土]- 9月29日[日]
休  館  日  月曜日、9月17日・24日[火] * 9月16日・23日[月・祝休]は開館
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館 東京(東京・六本木)
      〠 106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)  ▶ 会場アクセス
入  館  料  一 般 1,200円 高大生 800円 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館、板谷波山記念館、毎日新聞社
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「昭和」モダンのアートシーンを飾ったモザイク作家・板谷梅樹(いたや うめき 1907-1963)。かつての日劇のモザイク壁画、瀟洒な飾箱や飾皿、帯留やペンダントヘッドなど、絵画や模様を表出した独特のエキゾチックなモザイク作品は、どれも清新な色彩と可憐な意匠にあふれています。
近代陶芸の巨匠・板谷波山(いたや はざん 1872-1963)の息子であった梅樹は、父が砕いた陶片の美しさに魅了され、20代半ばから陶片を活用したモザイク画の制作を志します。その代表作は旧日本劇場一階玄関ホールの巨大なモザイク壁画(1933年作、原画:川島理一郎)でした(現存せず)。戦後復興の中で残された梅樹の作品は決して多くはありませんが、近年その再評価の機運が高まっています。

本展は、梅樹作品を一堂に集めた初の展覧会となります。昭和29(1954)年に制作された現存する最大の壁画《三井用水取入所風景》は、本展の見どころのひとつといえるでしょう。住友コレクションの板谷波山作品と共に、カラリストと称された波山と梅樹の美の競演をお楽しみください。
併せて、住友コレクションの茶道具をご紹介いたします。(出品予定点数:約100点)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 泉屋博古館東京では入館の事前予約はおこなっていません。希望の日時にお出かけください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【展覧会 予告】太田記念美術館|広重ブルー HIROSHIGE BLUE|’24年10月5日-12月8日|

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太田記念美術館
広重ブルー
会  期  2024年10月5日[土]- 12月8日[日] * 前後期で全点展示替え
         前 期:10月5日[土]- 11月4日[月・祝]
         後 期:11月9日[土]- 12月8日[日]
休  館  日  10月 7、15、21、28、 11月 5-8、11、18、25日は休館します。
開館時間  10時30分 - 17時30分(入館は 17時 まで)
入  場  料  一 般 1,000円 / 大高生 700円 / 中学生(15歳)以下 無 料
       * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
問い合せ  太田記念美術館  
      〠 150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10
      ハローダイヤル 050-5541-8600
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風景画の巨匠、歌川広重(1797-1858)。その作品は今も高い人気を誇りますが、とりわけ空や海の深く美しい青が印象的です。これは1830年頃から浮世絵に用いられたベロ藍(プルシアンブルー、ベルリンブルーとも)と呼ばれる青色の絵具によるもの。その美しさに触発されさまざまな絵師がベロ藍を使って風景画を描きます。当時30代半ばの広重もまたそのひとり。広重は、ベロ藍との出会いから風景画に開眼すると、刻々と変わる空模様や水面を繊細に表現し、人気絵師への階段をのぼっていきます。その後も晩年にいたるまで詩情あふれる名作を続々と生み出し、浮世絵界に不動の地位を築いていきました。
本展では広重のベロ藍を用いた名作の数々を中心にご紹介し、国内外で愛され続ける広重の青の魅力に迫ります。

241001歌川広重「名所江戸百景 京橋竹がし」(前期展示) 太田記念美術館 URALゟ
ホイッスラー「ノクターン:青と金色ーオールド・バターシー・ブリッジ」
(イギリス、テート・ギャラリー)に影響を与えた1点
241002歌川広重「名所江戸百景 猿わか町よるの景」(後期展示) 太田記念美術館 URALゟ

< みどころ >
◆ みどころ ① ベロ藍で開眼 風景画の名品がずらり
広重の風景画における最初のヒット作「東都名所」(「一幽斎がき東都名所」)から出世作である「東海道五拾三次之内」(保永堂版)、晩年の大作「名所江戸百景」シリーズまで、美しい青に彩られた名作の数々をご紹介いたします。
◆ みどころ ② 浮世絵界の青の時代
鮮やかな青を再現するベロ藍は葛飾北斎や溪斎英泉、歌川国芳など多くの絵師を魅了しました。風景画の傑作、北斎「冨嶽三十六景」シリーズをはじめ、ベロ藍の流行を背景に生まれた作品もご覧いただきます。
◆ みどころ ③ ベロ藍と出会う以前の作品もご紹介
風景画を多く手掛ける以前、広重は美人画や役者絵、武者絵を描いていました。ベロ藍が登場しなければ広重はどんな絵師になっていたのか?そんなことを思いながらご覧いただくのも楽しいのではないでしょうか。

※ 同館では入館のための日時指定予約を行っておりません。ご希望の日時にお出かけください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳細 : 太田記念美術館

【展覧会】松岡美術館|レガシー ― 美を受け継ぐ モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ-|’24年6月18日-10月13日|開展参个月再紹介

20240507153636_00001 20240507153636_00002松岡美術館
レガシー ― 美を受け継ぐ モディリアーニ、シャガール、ピカソ、フジタ
会  期  2024年6月18日[火]- 10月13日[日] * 展示作品の一部入れ替えがあります
会  場  松岡美術館  展示室 5・6
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-12-6 TEL:03-5449-0251
      ▶ アクセス
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
      * 毎月第1金曜日のみ  10:00 - 19:00 (入館は 18:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
観  覧  料  一  般 1,200 円、 25歳以下 500 円、
      * 高校生以下、障がい者手帳をお持ちの方 無 料
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本展では、20世紀初頭のパリを彩った多様な表現を、当館コレクションからご紹介いたします。パリに集った多くの異邦人からなるエコール・ド・パリ、前衛的な表現を探求したフォーヴィスムやキュビスム、シュルレアリスム、そして日本からパリに渡った作家たちの表現をご覧ください。シュルレアリスムに関わったジョルジョ・デ・キリコとポール・デルヴォーの作品は、約10年ぶりの展示となります。 加えて、常設展示より、ブールデルやヘンリー・ムアの彫刻作品も、普段の展示とは異なる視点を交えてご紹介します。

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[ 詳 細 : 松岡美術館 ]  { 松岡美術館  活版アラカルト  過去ログまとめ }

【展覧会 予告】松岡美術館|中国陶磁展 うわぐすりの1500年|’24年10月29日-’25年2月9日|

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松岡美術館
中国陶磁展 うわぐすりの1500年
会  期  2024年10月29日[火]- 2025年2月9日[日]
会  場  松岡美術館  展示室
      〠 108-0071 東京都港区白金台5-12-6 TEL:03-5449-0251
      ▶ アクセス  https://www.matsuoka-museum.jp/access/  
時  間  10:00 - 17:00(最終入館時間 16:30)
      * 毎月第1金曜日  10:00 - 19:00 (入館は 18:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)、
      年末年始(2024年12月28日[土]ー 2025年1月6日[月])
観  覧  料  一  般 1,400 円、 25歳以下 700 円、高校生以下 無料     
      * 障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで半額
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うわぐすり、すなわち釉薬は陶磁器表面を覆うガラス質の膜であり、陶磁器ならではの要素です。古来人々は釉薬に実用性だけではなく、その性質や施し方によって様々に変化する美しさを求めました。長きにわたり続けられたこの追求は中国陶磁の世界に大きな発展をもたらします。鮮やかな色彩を大胆に使用した三彩、洗練された佇まいを持つ青磁、紫紅色が幻想的に浮かび上がる澱青釉など、全く異なる趣を持ったものが生まれました。本展では、後漢から明までのおよそ1500年間における、緑釉、三彩、青磁、澱青釉など釉薬の美が詰まった約50点を展示いたします。釉薬をかけ焼成することで生まれる、豊かな表現と唯一無二の色彩をお楽しみください。

< 本展の見どころ >
当館のメインコレクションである中国陶磁より、後漢時代から明時代までの約1500年間に誕生した釉薬の美が光る名品をご紹介します。副葬品に使用された「緑釉」、多色をかけ分けたエキゾチックな「三彩」、清雅な「青磁」、失透質のブルーに紅斑が浮かぶ「澱青釉」など、中国陶磁は釉薬の発展によって多彩な表現を獲得していきました。本展では、釉薬の特性や施釉方法に着目しながら、人々が美を追い求めた軌跡をたどっていきます。鮮やかな色彩と輝きを放つ中国陶磁の世界を是非覗いてみてください。

< トピックス >
◆ 釉薬をかけ流す、塗り分ける、はじく
三彩とは、褐色・緑色・藍色・透明色の釉薬を複数かけ分けたやきもので、3色に限らず、2色または4色使用した場合でも三彩と呼ばれます。鉛釉をベースに色を出すための呈色剤を加え、700℃から800℃の低温で焼成します。呈色剤として、酸化鉄を加えると褐色、酸化銅を加えると緑色、酸化コバルトを加えると藍色に変化します。これらを流しかけると異なる色同士が混ざり合い、美しいグラデーションが陶磁器全体を覆うのです。
また、三彩の全盛期だった唐時代は、非常に国際色豊かでした。特にペルシアの銀器をうつした器形に中国の瑞鳥である鳳凰がかたどられた鳳首瓶は、東西交流が盛んであったこの時代を色濃く反映している作品といえます。(メイン画像「三彩鳳首瓶 唐時代」)
三彩は釉薬による表現の豊かさも見どころです。素地に型押しをしてできた輪郭線の中を一つ一つ塗り分けていくことで、より鮮烈な装飾効果を生み出しました。八弁花文を取り囲む白い斑紋は、「蝋(ろう)抜き」と呼ばれる色をはじく方法で生み出されたと考えられています。(画像右)

◆ 追い求めた色彩の輝き
青磁といってまず思い浮かべるのは爽やかな青緑色ではないでしょうか。華やかで装飾的な三彩とは打って変わり、凛とした落ち着きのあるたたずまいです。しかし、青磁はこの青緑色ばかりでなく、黄緑色やオリーブグリーンなどの幅広い色調が含まれます。窯の中の酸素が不足した状態で焼成する還元炎焼成を行うと釉薬や胎土の中の微量な鉄分が青みを帯びますが、反対に酸素が十分であるほど黄色味がかった釉色になります。また、釉のなかの細かな気泡が乱反射することで、まるで空のように柔らかく澄んだ色になるのです。
青磁は商時代に誕生した中国最古の釉薬とされる灰釉を改良したものであり、その後2000年以上かけて各地でいくつもの美しい釉色が作り上げられました。まさに人々が古来追い求めた美の結晶といえるでしょう。単色ながらも深みのある色合いを醸し出し、見る人を捉えて離しません。
澱青釉は失透性のある青みのある白濁釉が特徴です。そこに酸化銅を呈色剤とした紫紅釉をながすと、表面の色合いに強い変化がつけられ幻想的な雰囲気を醸し出します。澱青釉紅斑瓶は肩のあたりから紫色に窯変した斑紋が大胆に配置されています。
釉色はそれぞれの作品によって異なり、一つとして同じものはありません。各作品の釉の表情の違いをご堪能ください。

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[ 詳 細 : 松岡美術館 ]  { 松岡美術館  活版アラカルト  過去ログまとめ }

【展覧会 予告】静岡市美術館|令和6年度国立美術館巡回展 写真をめぐる100年のものがたり 京都国立近代美術館コレクションを中心に|’24年10月4日-11月17日|

静岡市美術館10月巡回展全☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されま☆ 

静岡市美術館
令和6年度国立美術館巡回展
写真をめぐる100年のものがたり
京都国立近代美術館コレクションを中心に
会  期  2024年10月4日[金]- 11月17日[日]
      * 本展は静岡市美術館でのみ開催します。巡回はありません。
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館)
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)  ▶ アクセス
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,300円、大高生・70歳以上 900円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      京都国立近代美術館、Daiichi-TV
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近代写真の父アルフレッド・スティーグリッツが芸術としての写真の確立に努めてから100年以上が経ちますが、写真はどのように発展し、見られ、語られてきたのでしょうか。本展では、日本の美術館で先がけて大規模な写真コレクションを築いた京都国立近代美術館の写真コレクションを中心に、19世紀末から現在に至るまでの68作家・180点余で、多様に広がる写真表現の変遷をたどります。
本展の核となるのはアメリカの写真収集家アーノルド&テミー・ギルバート夫妻が収集した「ギルバート・コレクション」です。各時代を代表する写真家の良質なプリントが含まれるこのギルバート・コレクションを基点としながら、写真が紡いできた様々なものがたり(ストーリー)を紐解いていきます。プリントされ、物質化した写真と向き合うことで、デジタル技術の普及とともに身近な存在となった「写真」の奥深さが浮かび上がってくることでしょう。

【主な出品作家】
エドウィアード・マイブリッジ/アルフレッド・スティーグリッツ/エドワード・スタイケン/ポール・ストランド/野島康三/エドワード・ウェストン/アンドレ・ケルテス/ブラッサイ/アンリ・カルティエ=ブレッソン/木村伊兵衛/東松照明/ロバート・キャパ/ W ・ユージン・スミス/カール・ブロスフェルト/ベルント&ヒラ・ベッヒャー/杉本博司/森村泰昌/トーマス・ルフ/やなぎみわ

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館

【展覧会】静岡市美術館|珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年|’24年7月26日-9月23日|会期末

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珠玉の東京富士美術館コレクション
西洋絵画の400年
会  期  2024年7月26日[金]- 9月23日[月・祝]
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館。8月13日[火]は臨時開館)
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,400円、大高生・70歳以上 1000円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      静岡新聞社・静岡放送
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ティントレット、ヴァン・ダイクから
モネ、ルノワール、シャガールまで20240701180154_00026☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1983年に東京都八王子市に開館した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁器等を約3万点収蔵しています。とくにその西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇ります。本展では同館の所蔵品から選りすぐられた80点余の西洋絵画を展覧します。
西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されましたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていきました。モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランら古典的巨匠オールド・マスターの名画を通して、西洋絵画400年の歴史をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館 ]

【展覧会 予告】長野県立美術館|京都 細見美術館の名品 ― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―|’24年10月5日-11月17日|

長野県美10.50001おも長野県美10.50002うら長野県立美術館
京都 細見美術館の名品
― 琳派、若冲、ときめきの日本美術 ―
開催期間  2024年10月5日[土]- 11月17日[日]
休  館  日  水曜日
開館時間  9:00 - 17:00(展示室入場は 16:30 まで)
観  覧  料  個人・当日券
      一 般 1,400円、 大学生 1,200円、高校生以下又は18歳未満 無 料
      * 前売り券、割引券、各種優待情報などは下掲詳細参照
会  場  長野県立美術館 展示室1・展示室2・展示室3
      〠 380-0801 長野市箱清水1-4-4(善光寺東隣)
      TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX 026-232-0050
特別協力  公益財団法人 細見美術財団
共  催  長野県教育委員会、信濃毎日新聞社
主  催  長野県、長野県立美術館、SBC信越放送
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多彩な日本の美を国内外へ発信し続ける京都・細見美術館。昭和の実業家・細見良(初代古香庵)に始まる細見家三代が蒐集した名品の数々は、一貫した美意識によって形成され、日本美術史を総覧する幅広い年代とジャンルにわたり、内外から高い評価を受けています。
本展では、上質なコレクションの中から厳選された重要文化財8件を含む各時代や分野を象徴する名品104件を展観します。平安・鎌倉時代の仏教・神道美術、室町時代の水墨画や茶の湯釜、桃山から江戸にかけての茶陶や華麗な蒔絵、七宝と風俗画、さらに江戸時代絵画の中でも同館屈指のコレクションである日本美の象徴・琳派、天才絵師・伊藤若冲など、誰もが〝心ときめく〟美の空間へと誘う、細見美術館ならではの至極の世界をご堪能ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長野県立美術館 ]

【展覧会】中村屋サロン美術館|企画展示 開館10周年記念展 中村屋の 中村 彝 -つね-|’24年8月28日-11月4日|開幕壹个月再紹介

新宿中村屋ギャラリー24090001《小女》1914年 株式会社中村屋蔵

中村屋サロン美術館
企画展示 開館10周年記念展
中村屋の 中村 彝 -つね-
会  期  2024年8月28日[水]- 11月4日[月]
         前 期:8月28日[水]- 9月29日[日]
         後 期:10月2日[水]- 11月4日[月]
会  場  中村屋サロン美術館
      〠 160-0022 東京都新宿区新宿3丁目26番13号 新宿中村屋ビル 3 階
開館時間  10:30 - 18:00(最終入館 17:40 まで)
休  館  日  毎週火曜日、9月30日[月]、
      10月7日[月]・10月28日[月]10:30-13:00
      * 但し、開館記念日の10月29日(火)は開館
入  館  料  500円 * 高校生以下無料(高校生は学生証をご呈示ください)
      * 障害者手帳ご呈示のお客様および同伴者1名は無料
特別協力  茨城県近代美術館
主  催  中村屋サロン美術館
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❖ 第1章 1907年-1911年 太平洋画会で育まれた時代
中村彝は、白馬会研究所で生涯の友となる中原悌二郎、鶴田吾郎、高野正哉らと出会い、翌年の1907年3月、中原を追うかたちで太平洋画会へ移ります。 当時、太平洋画会では中村不折、満谷国四郎が教鞭をとっていました。1908年の《裸婦習作》などには、パリのアカデミー・ジュリアンでジャン= ポール・ローランスに学んだ不折や満谷らの指導の跡を伺うことができますが、1909年から10年に描かれた自画像には、多くの自画像を描いたこと で知られるレンブラントの影響を見て取れます。さらに風景画や1911年の《麦藁帽子の自画像》では、ルノワールをはじめとする印象派やポスト印 象派の風情が感じられます。

❖ 第2章 1911年12月-1915年4月 中村屋裏のアトリエ時代
1911年12月、彝は中村屋裏にあるアトリエに住むこととなり、その間、相馬一家と家族のように過ごしました。 この時期、彝は相馬夫妻の子供たち、特に長女 俊子をモデルに多く描き残しています。俊子は、肺を病んでいた 彝の体調が悪いと献身的に看病をし、次第に二人は恋心を抱くようになりました。しかし1914年3月東京大正博覧 会に俊子の裸体画が出品されると、相馬夫妻と彝との間に亀裂が生まれてしまいました。16歳を迎えようとして いたミッションスクールに通う俊子にとって、裸体画のモデルを務める行為はスキャンダラスな出来事だったのです。
1915年4月、俊子への想いを抱えながら中村屋裏のアトリエから去ることとなります。

❖ 第3章 1915年 日暮里・谷中、1916年-1924年12月24日 下落合のアトリエ時代
1915年4月に中村屋裏のアトリエを引き払った彝は、日暮里そして谷中に居を構えます。相馬夫妻に俊子との結婚を申し込みましたが叶えられず、 翌1916年1月に夫妻立ち合いのもと俊子と面談を行います。これが俊子と顔を合わせる最後となりました。この年彝は、下落合の地にアトリエを 完成させて移り住みます。
1920年には、ロシアの盲詩人 ワシリー・エロシェンコをモデルに肖像画を描き、10月の第2回帝展に、その2年後にパリの日仏美術交換展に出品されて好評を博しています。
画集を見ながら、ルノワールやセザンヌらの表現を自分の作品に取り入れ自分の体力が許す限り精一杯活動を続けましたが、1924年12月24日、彝は息を引き取ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 新宿 中村屋サロン美術館 ]
[ 関 連 : YouTube 中村屋サロン美術館 開館10周年記念 中村屋の中村彝(前期)7:30 ]


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【展覧会 予告】ふじ・紙のアートミュージアム|第16回 紙のアートフェスティバル2024|菊地絢女展|16TH ART FESTIVAL OF PAPER 2024|AYAME KIKUCHI EXHIBITION|’24年10月1日-12月8日|

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ふじ・紙のアートミュージアム
第16回 紙のアートフェスティバル2024
菊地絢女展
16TH ART FESTIVAL OF PAPER 2024 AYAME KIKUCHI EXHIBITION
会  期  2024年10月1日[火]- 12月8日[日]
開館時間  10:00 - 18:00
休  館  日  10月7日[月]、11月11日[月]・12日[火]
      * ロゼシアター休館日に休館
観覧料金  無 料
会  場  ふじ・紙のアートミュージアム
      〠 416-0953 静岡県富士市蓼原町1750番地 富士市文化会館ロゼシアター1階 東側奥
      TEL:0545-32-6581 FAX:0545-32-6582
主  催  富士市 (主管:一般社団法人富士芸術村)
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紙をカッターで切り抜き、折り曲げ、それを無数に重ねて、自然界の循環や感情の流れ、生命エネルギー等を視覚化する造形作品を制作しています。水が豊かな日本で育った私にとって、富士山は地球の循環を思い起こさせてくれる象徴でもあります。
日本の文化は水とともにあり、紙もまた水の産物であると考え、紙という素材は、様々な表情を見せてくれます。年間約20億-30億トンもの雨が富士山麓に注がれながら、そのほとんどが川を作ることなく、富士山の溶岩が吸収し、地下でゆっくり時間をかけながら、湧き水となって流れるという、富士ならではの独特な水の形態が、巨大な濾過システムのようでもあり、また、私にとっては一滴の雫の落ちる音でさえ、そこに蛙や水草が暮らしていることを思い起こさせてくれる、大切な記憶との繋がりでもあります。
自然界の特質をも変えられる技術が発展した現在に生きる私は、紙でいうならば、皺がよる、燃えやすい等の自然物の特性を賜物と捉えることを忘れてしまいがちであり、文化の向上と同時に起こる、自然や一個人のライフスタイルに至るまでの存在そのものの特質を探求することの衰退を時に考えさせられてきました。雨として降り注ぎ、何年もの時を超えた水の旅に人が恩恵を受ける不思議な自然との関わりを、この地を文化の母体と捉えた時、私は幼い時に立ち返り、紙を千切るという単純な行為や、制作途中で出た意図としない奇怪な形の紙屑も素材として取り入れ、過去作品から発展させたいと思います。
立ち返ることは、戻る行為なのか、はたまた発展なのか、手を動かしながら浮かび上がる流れの形に耳を傾け表現することで、問いかけとなる空間を制作したいです。
                                      菊地絢女

< 菊地絢女 AYAME KIKUCHI プロフィール>
神奈川県生まれ・在住 東京工芸大学芸術学部卒業
グラフィックデザイナーの傍らアート活動を経て、2008年美術家として独立。
紙、布、廃材などを使用した立体造形やインスタレーションを制作する。
自然界の循環、生命エネルギー、人の感情の流れに焦点を当て、それらを視覚化する。
布と絵画を構成した造形や、彫刻としての切り絵表現、廃材の造形等、幅広い作品を展開。

< 主な展覧会・個展 >
2024 『菊地絢女展 空中散歩』個展(アート○美空間Saga/神戸)
2024 『いのちの森』個展(mint kobe/神戸)
2022 『二人展 Between me and me』(Real style/愛知)
2021 『Unexpected encounter』(Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi/東京)
2020 『Giant Mango Selection vol.6』(Wrong Gallery/台北)
2020 『Mostra di Artisti Giapponesi Contemporanei』(monogramma/ローマ)
2020 『AAF Milan 2020』(Super studio piu/ミラノ)
2020 『AAF Melbourne 2019』(Melbourne Town Hall/メルボルン)
2018 『SICF 19』(SPIRAL/東京)
2017 『Pattern Pile』空間演出として(SPIRAL Showcase/東京)
2017 『アスリート展』(21_21 DESIGN SIGHT/東京)
2016 『ART in PARK HOTEL TOKYO 2016』(パークホテル東京)
2015 『Fower energy』(TOCCA 銀座・青山/東京)
2015 『Material』(JILL D’ART GALLERY/愛知)
2015 『菊地絢女展』個展(Nabe Cafe /東京)
2013 『ユリカナ展』(渋谷ヒカリエ 8/CUBE/東京)
2013 『その先の風景展~風景考2012に導かれて』(SATOSHI KOYAMA GALLERY/東京)
2012 『911展』(Me&Art GALLERY/シドニー)
2008 『Project 7 Boxes』(三鷹市芸術文化センター/東京)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ふじ・紙のアートミュージアム

【展覧会 予告】東京国立博物館|平成館 特別展示室|挂甲の武人 国宝指定50周年記念 特別展「はにわ」|’24年10月16日-12月8日|

20240712190104_00020 20240712190104_00021東京国立博物館 平成館 特別展示室
挂甲の武人 国宝指定50周年記念 
特別展「はにわ」
会  期  2024年10月16日[水]- 12月8日[日]
会  場  東京国立博物館 平成館 特別展示室
      〠 110-8712 東京都台東区上野公園13-9
お問合せ  050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分   * 最終入場は閉館の30分前まで
休  館  日  月曜日
      * ただし、11月4日[月]は開館、11月5日[火]は本展のみ開館
観覧料金  本展は事前予約不要です。
      一 般 2,100円(一般前売 1,900円)、大学生 1,300円(大学生前売 1,100円)、
      高校生 900円(高校生前売 700円) 
      * 中学生以下、障がい者とその介護者一名は無料です。
       入館の際に学生証、障がい者手帳などをご提示ください。
      * 混雑時は入場をお待ちいただく可能性がございます。
      * 本券で、会期中観 覧日当日1回に限り、総合文化展もご覧になれます。
      * 詳細は、展覧会 公式 チケットページ で確認ください。
主  催  東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
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20240809201533_00005
☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

埴輪とは、王の墓である古墳に立て並べられた素焼きの造形です。その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼります。古墳時代の350年間、時代や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えています。
なかでも、国宝「埴輪 挂甲の武人」は最高傑作といえる作品です。この埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念し、全国各地から約120件の選りすぐりの至宝が空前の規模で集結します。素朴で “ユルい” 人物や、愛らしい動物から、精巧な武具や家にいたるまで、埴輪の魅力が満載の展覧会です。東京国立博物館では約半世紀ぶりに開催される埴輪展にどうぞご期待ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  本展特設公式サイト

【展覧会 予告】岡山県立博物館|特別展 緒方洪庵 -その生涯と郷土岡山-|’24年10月18日-11月24日|

岡山県博10月緒方洪庵おも 岡山県博10月緒方洪庵うら

岡山県立博物館
特別展 緒方洪庵 -その生涯と郷土岡山-
会  期  令和6年(2024)10月18日[金]- 11月24日[日]
開館時間  午前9時30分-午後5時(開会初日のみ午前10時開館)
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は開館、翌火曜日に休館)
入  館  料  大 人 450円、65歳以上 220円、高校生以下 無 料
会  場  岡山県立博物館 2階展示室
      〠 703-8257 岡山市北区後楽園1-5
      電話:086-272-1149  Fax:086-272-1150
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緒方洪庵(1810-1863)は、翻訳によって最新の西洋医学を伝えるとともに、多くの人を苦しめた病・天然痘を予防する「ワクチン」(牛痘種痘)を普及させた人物です。また、蘭学塾「適塾」を開いて、福沢諭吉ら幕末から明治にかけて活躍する人びとを育てたことでも知られています。
本展覧会では、洪庵自筆の日記や手紙から、備中足守(現在の岡山市北区足守)に生まれた洪庵の生涯と業績を紹介します。あわせて、洪庵と郷土岡山とのつながりにも迫ります。

< 主な展示資料-岡山県立博物館 URL ゟ >

280899◉ 扶氏医戒之略(部分) 大阪大学適塾記念センター
ドイツの医者フーフェラントが記した「医者の義務」を、洪庵が12ヶ条でわかりやすく訳したものです。洪庵が自戒、あるいは塾生に示すために記したものです。この内容は、今なお各地の医学部や病院などで大切にされています。

280902◉ 緒方平三・城次郎宛緒方洪庵書状(部分) 大阪大学適塾記念センター
文久2年(1862)、要請に応じて、洪庵が江戸に向かうことを決意し、息子たちに知らせた手紙です。「ありがた迷惑」や「討死の覚悟」など、洪庵の心情が吐露されています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡山県立博物館

【展覧会 予告】早稲田大学演劇博物館|2024年度秋季企画展 築地小劇場100年 ― 新劇の20世紀 ―|’24年10月3日-’25年1月19日|

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早稲田大学演劇博物館
2024年度秋季企画展
築地小劇場100年 ― 新劇の20世紀 ―
会  期  2024年10月3日[木]- 2025年1月19日[日]
開館時間  10:00 - 17:00 (火・金曜日は 19:00 まで)
休  館  日  2024年10月23日[水]、11月1日[金]、11月4日[月・祝]、11月6日[水]、
      11月20日[水]、12月4日[水]、12月18日[水]、
      12月26日[木]- 2025年1月5日[日]、1月15日[水]
会  場  早稲田大学坪内博士記念演劇博物館    
        1階 六世中村歌右衛門記念特別展示室・2階 企画展示室 I・II
      〠 169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1
      TEL: 03-5286-1829   E-mail: enpaku☆list.waseda.jp
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料

aa2fcfc6374da41eb40b67065a9c8ebe築地小劇場第 1- 4 回定期公演ポスター 早稲田大学演劇博物館 URL ゟ

a58c5f5ef436c522c953aad4f8e6ab75築地小劇場外観    早稲田大学演劇博物館 URL ゟ

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新劇とは、日本の近代において西欧の影響を受けて生まれた演劇ジャンルであり、台詞による表現と、思想に重きを置いた演劇の世界を構築しました。明治末に誕生し、大正期には時代の最先端の演劇の潮流を形成、戦後には黄金時代を迎えました。日本の演劇を考えるうえで、重要な演劇ジャンルのひとつといえます。
大正13年 (1924) 6月、築地小劇場が誕生しました。新劇初の本格的な常設の専用劇場であり、同劇場の専属の劇団名でもあります。新劇の父ともよばれる小山内薫を軸に生まれたこの劇団は、実験的な公演を次々に手掛け、数々の優れた作品を世に送り出しました。築地小劇場からは、戦前から戦後の演劇界を支えた俳優や劇作家、スタッフなど多くの人材も輩出されています。築地小劇場創設100年にあたる記念の年に、演劇博物館所蔵の新劇関連資料を一堂に展示します。
また新劇は、多面的な演劇ジャンルであり、演劇のみならず文学・芸術・音楽・出版・放送などさまざまな文化領域と関わりを持っています。今回はエンパクコレクションから、演劇という枠組みにとらわれず、新劇の持つ幅広い世界についてもご紹介します。新劇とはどのような演劇だったのか、その長い歴史を振り返りつつ、「新劇の20世紀」を改めて考える契機としたいと思います。

※ 日程は都合により変更する場合があります。最新情報は当館ウェブサイトを確認の上ご来場を。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館

【展覧会 予告】パナソニック汐留美術館|ベル・エポック ― 美しき時代 パリに集った芸術家たち|ワイズマン&マイケル コレクションを中心に|’24年10月5日-12月15日|

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パナソニック汐留美術館
ベル・エポック ― 美しき時代
パリに集った芸術家たち
ワイズマン&マイケル コレクションを中心に
会  期  2024年10月5日[土]- 12月15日[日]
会  場  パナソニック汐留美術館
      〠 105-8301 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
      電話番号 ハローダイヤル 050-5541-8600
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は 午後5時30分 まで)
      ◉ 土曜日・日曜日・祝日は日時指定予約(平日は予約不要)
      ◉ 9月24日[火]午前10時から予約受付開始 ▷ 下掲詳細参照
      * 11月1日[金]、22日[金]、29日[金]、12月6日[金]、13日[金]、14日[土]は
       夜間開館。午後8時まで開館(入館は午後7時30分まで)
休  館  日  水曜日(ただし12月11日は開館)
入  館  料  一 般 1,200円、65歳以上 1,100円、大学生・高校生 700円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をご提示の方、および付添者1名まで無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
主  催  パナソニック汐留美術館、毎日新聞社
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19世紀末から1914年頃までのパリが芸術的にもっとも華やいだ時代「ベル・エポック」。
本展は、ベル・エポック期から1930年代に至る時代の美術、工芸、舞台、音楽、文学、モード、科学といったさまざまなジャンルで花開いた文化のありようを重層的に紹介するものです。

会場には、トゥールーズ=ロートレックやジュール・シェレによるポスター、当時のブルジョワたちが身にまとった衣服に装身具、エミール・ガレやルネ・ラリックの工芸作品に加えて、芸術家同士の交流がうかがえる書簡や稀覯本など、その頃のパリの繫栄や活気を鮮明に伝える、多様な分野の作品が並びます。とりわけ、展示の中核をになう、デイヴィッド・E.ワイズマン氏とジャクリーヌ・E.マイケル氏の絵画コレクションは、往時のモンマルトルの世相を色濃く反映した珠玉の作品群です。本邦初公開の同コレクションにもご注目ください。

< 展覧会の見どころ >

❖ 1. 絵画や工芸だけでなく、舞台、音楽、文学、モードなど 
あらゆる分野の芸術文化を重層的に紹介
さまざまな芸術文化、科学が花ひらいたベル・エポック期のパリ。この時代を紹介する本展には、当時描かれた絵画のみならず、当時のブルジョワ階級の女性や子どもたちが身にまとった衣服や装身具、ガレやラリックの工芸作品、シャルル・ボードレールやポール・ヴェルレーヌの初版本や、マルセル・プルーストの自筆書き込み校正刷など、多様な分野の貴重な作品の数々が並びます。
❖ 2. シェレ、ロートレック、テオフィル=アレクサンドル・スタンラン 
パリの街を彩ったグラフィック作品が集結
ベル・エポック期、パリでは大小の劇場が多数登場し、賑わいを見せました。演目を紹介するポスターはしばしば、シェレやロートレック、スタンランといった芸術家たちによって描かれ、パリの街路を鮮やかに彩りました。本展ではこうしたポスターも展示し、当時のパリの雰囲気を鮮明に伝えます。
❖ 3. マリー・キュリー、シュザンヌ・ヴァラドン、サラ・ベルナール 
自身の才能を社会で発揮した女性たちに注目
ベル・エポック期のパリでは、社会的自立を目指す女性が登場します。本展では、物理学者のマリー・キュリー、画家のモデルを務め、自身も女流画家として活躍したシュザンヌ・ヴァラドン、伝説的な舞台女優サラ・ベルナールといった、さまざまな分野で頭角を現した女性たちを紹介します。また、女性の活躍とともに発展した女性のファッションや装飾美術にも注目します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : パナソニック汐留美術館

【展覧会予告】東京国立近代美術館| 企画展 ハニワと土偶の近代|’24年10月1日-12月22日|

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東京国立近代美術館
企画展 ハニワと土偶の近代
会  期  2024年10月1日[火]- 12月22日[日] * 会期中、一部作品は展示替えがあります。
会  場  東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
      〠 102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
      アクセス 東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口 徒歩3分
      050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00 - 20:00)
休  館  日  月曜日 (ただし10月14日、11月4日は開館)、 10月15日[火]、11月5日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(金曜・土曜は 10:00-20:00) * 入館は閉館30分前まで
観  覧  料  一 般 1,800円、 大学生 1,200円、 高校生 700円
      * 割引前売り券、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照      
      * 当日券の窓口購入は混雑が予想されるため事前チケット購入が推奨されています。
主  催  東京国立近代美術館、 NHK、 NHKプロモーション、 毎日新聞社
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いにしえの地層から出土するハニワや土偶のイメージは日本中に浸透し、いまや押しも押されもせぬキャラクターと化しているといっていいでしょう。出土遺物は、美術に限らず、工芸、建築、写真、映画、演劇、文学、伝統芸能、思想、さらにはテレビ番組にいたるまで、幅広い領域で文化現象を巻き起こしてきました。
戦後、岡本太郎やイサム・ノグチによって、それまで考古学の資料として扱われていた出土遺物の美的な価値が「発見」されたというエピソードはもはや伝説化しています。なぜ、出土遺物は一時期に集中して注目を浴びたのか、その評価はいかに広まったのか、作家たちが「遺物」の掘りおこしに熱中したのはなぜか――本展は美術を中心に、文化史の舞台に躍り出た「出土モチーフ」の系譜を、明治時代から現代にかけて追いかけつつ、ハニワや土器、土偶に向けられた視線の変遷を探ります。

<ポイント>
◆ 1 ハニワ・土偶ブームの裏側、掘りおこします
きっと誰もが子どもの頃に出会い、身近な存在として親しんできたハニワや土偶。それらが歴史教科書の冒頭に登場するようになったのは、実は遠い昔のことではなく、「芸術」として語られるようになったのも近代以降のこと。美術品を鑑賞しながらハニワ・土偶ブームの裏側が見えてくる、一粒で二度おいしい展覧会です。
◆ 2 考古図譜からマンガまで
本展の大きな特徴はとりあげる時代とジャンルの幅広さ。出土品を克明に描いた明治時代のスケッチから、果てはマンガまで。ハニワと土偶があらゆる文化に連なっていることを知ると、美術館を出た時、景色が少しだけ変わってみえるかもしれません。にぎやかな展示にご期待ください。
◆ 3 ハニワと土偶のメガネで未来が見える
遺物をめぐるブームにはいつも容易ならぬ背景があり、今後もきっと繰り返されるでしょう。本展は過去の回想に留まらず、これから起こり得ることの示唆にもなるはずです。古から未来が掘り出される!

※ 当日券の窓口購入は混雑が予想されるため、事前のチケット購入が推奨されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立近代美術館  本展公式サイトチケット情報

【展覧会】世田谷美術館|企画展 生誕130年記念 北川民次展 ─ メキシコから日本へ|’24年9月21日-11月17日|

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世田谷美術館
企画展 生誕130年記念
北川民次展 ── メキシコから日本へ
会  期  2024年9月21日[水]- 11月17日[日]
会  場  世田谷美術館 1階展示室
      〠 157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2 電 話 03-3415-6011
開館時間  10:00 - 18:00(入場は17:30まで)
休  館  日  毎週月曜日 * 9月23日[月・振休]、10月14日[月・祝]、11月4日[月・振休]は
      開館、9月24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]は休館
観  覧  料  (個人)一 般 1200円 / 65歳以上 1000円 / 大高生 800円 / 中小生 500円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
後  援  世田谷区、世田谷区教育委員会
主  催  世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、東京新聞
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E404-5426北川民次(1894-1989)は20歳で渡米し、働きながら絵を学んだのち、革命後の壁画運動に沸く1920年代のメキシコで新進画家、そして教育者として出発しました。1936年の帰国後は東京・池袋を経て愛知・瀬戸に居を定め、晩年まで精力的に作品や著作を発表します。「メキシコから日本へ」という特異な歩みのなかで北川が見出し、追求したものとは何だったのでしょうか。
本展では、メキシコ時代から一貫してみられる、市井の人々への温かなまなざしと、鋭い社会批判をはらむ代表作に加え、未来の社会をつくる子どもに向けた絵本や 美術教育の仕事、また1955年のメキシコ再訪を経て取り組んだ念願の壁画などにも注目します。
油彩約60点、水彩、素描、版画など約50点に、1920-30年代メキシコの多様な芸術動向に関する資料、当時交流した芸術家たちの作品を加えた約180点により、北川民次の表現を多角的に見つめる、約30年ぶりの回顧展です。
* 会期中に一部の作品の展示替えがあります。詳細は追ってウェブサイトでお知らせします。

◆ 展示構成
1. 民衆へのまなざし
メキシコ時代から一貫して北川が見つめ、描いてきたのは、時代や社会情勢に翻弄されながらもたくましく生きる市井の人々の姿でした。《トラルパム霊園のお祭り》、《アメリカ婦人とメキシコ女》などをお楽しみください。
2. 壁画と社会
1920年代メキシコの「壁画運動」の熱気のなかを生きた北川は、帰国後、壁画のような壮大でメッセージ性のある作品を残しています。《タスコの祭》、《雑草の如くⅡ》など、緊密な構成の力強い作品を紹介します。
3. 幻想と象徴
北川は、どこか幻想的で象徴性をおびた作品も制作しています。戦時中に描かれた《岩山に茂る》など、ひそかに時代の流れに抗うかのような作品を紹介します。
4. 都市と機械文明
激烈な近代化に向かう社会に生きた芸術家のひとりとして、北川は機械化が進む産業の風景などにしばしば目を向けています。《砂の工場》など、機械と人間を描くダイナミックな作品を紹介します。
5. 美術教育と絵本の仕事
メキシコ時代の北川は、先住民の大人や子どもに表現の機会を与える野外美術学校の教師として活躍しました。戦時中は絵本の制作に熱中し、戦後は名古屋の動物園を舞台に美術教育に携わります。メキシコと日本それぞれの生徒の作品、メキシコの民話を題材にした『うさぎのみみはなぜながい』(福音館書店)などの絵本の原画・下絵を展示するほか、1920年代メキシコ美術界における版画表現への注目に呼応するような、北川の版画作品も紹介します。
エピローグ 再びメキシコへ
1955年、約20年ぶりのメキシコ再訪を果たした北川は、帰国後、念願の壁画制作に携わります。名古屋旧カゴメビルや、瀬戸市立図書館の壁画原画などを紹介します。

E404-5429《鉛の兵隊(銃後の少女)》1939年 個人蔵
E404-5434《砂の工場》1959年 愛知県美術館
E404-5428《アメリカ婦人とメキシコ女》1935年(1958年補筆) 郡山市立美術館
E404-5543北川民次《結婚通知状》1929年 名古屋市美術館

◆ 展覧会の見どころ
1. 北川民次のまなざしの温かさを、味わう
先住民と深く交わりながら暮らしたメキシコ時代、あるいは陶器生産の活気あふれる瀬戸での日々。北川民次は、時代に翻弄されながらもたくましく生きる市井の人々とその生活を終生温かく見つめ、共感をもって描きました。壁画のような大作からごく小さな版画まで、ダイナミックな群像表現から何気ない風景画に至るまで、北川のまなざしの温かさを味わうことができます。
2. 壁画をめざして描かれた作品の力強さを、体感する
革命を経た1920年代のメキシコでは、真に民主的な社会の建設という理想を画家たちが公共建築の壁に描く壁画運動が花開きました。そこでの表現のスケールの壮大さ、またメッセージ性の強さを知る北川は、帰国後、ときに鋭い社会批判もはらむ大作を制作します。本展では、壁画にすることを念頭に描かれた北川作品の力強さを体感できるほか、戦後にようやく実現した壁画制作についても知ることができます。
3. 美術教育と絵本の仕事に込めた子どもたちへの願いを、受けとめる
メキシコで約10年間、また戦後日本でも数年間、北川は子どもたちの美術教育に携わります。絵を描くことをとおして、ひとりひとりが自由を希求する生き方をつかみとれるように、という願いがそこにはありました。戦時中の北川は、絵本制作にも取り組みます。本展では北川の生徒たちの作品や資料のほか、絵本原画や下絵によって、未来の大人である子どもに託した北川の願いを受けとめることができるでしょう。日々の暮らしで使われていた手仕事の品の「美」に注目した思想家・柳宗悦(1889-1961)は、無名の職人たちによる民衆的工藝を「民藝」と呼びました。
本展は、美しい民藝の品々を「衣・食・住」のテーマに沿って展示するほか、今も続く民藝の産地を訪ね、その作り手と、受け継がれている手仕事を紹介します。さらには現代のライフスタイルにおける民藝まで視野を広げ、その拡がりと現在、これからを展望します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 世田谷美術館  感染症予防対応《ご来館の際のお願い》    

【展覧会】さいたま市岩槻人形博物館|特別企画展 忘れたくない、大切なもの ― 高橋まゆみ人形展 ―|’24年9月21日-12月8日|

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さいたま市岩槻人形博物館
特別企画展 忘れたくない、大切なもの
― 高橋まゆみ人形展 ―
会  期  2024年9月21日[土]- 12月8日[日]
会  場  さいたま市岩槻人形博物館
      〠 339-0057 埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1 TEL 048-749-0222  
開館時間  午前9時-午後5時 * 閉館時刻の30分前までに入館ください。
休  館  日  月曜日 * 8月12日[月・休]は開館
観  覧  料  一 般 / 300円、 高校生・大学生・65歳以上 / 150円、 小学生・中学生 / 100円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  さいたま市岩槻人形博物館
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ノスタルジックな世界を創り上げる人形作家・高橋まゆみ氏。2003年に人形展「故郷からのおくりもの」を開催し、2010年までの7年間に全国90か所以上をまわり、日本各地で大きな反響を呼びました。
あれから十数年。この間、わたしたちは度重なる災害やコロナ禍を経験し、“日常” や “平凡な暮らし” が、とても尊いものであることを実感しました。日常の暮らしが当たり前で無くなりつつある今、高橋氏が人形作品に込めてきた、暮らしのなかの「忘れたくない、大切なもの」というメッセージが、あらためて注目されます。
高橋氏は、居住する長野県飯山市を舞台に、自らの経験や身近な人々をモデルとして、ありのままの暮らしのなかで感じた“光景”を人形にしています。本展では、「風景-ふるさと」、「時間-おもいで」、「家族-なかま」の3つの観点から、高橋氏の人形が創り出す “忘れたくない光景” を紹介するとともに、さいたま市の自然豊かな景色に合わせた展示も行います。
高橋氏の人形を通して、多くの人々が、それぞれの暮らしのなかの「大切なもの」を見つめる機会となれば幸いです。

高橋まゆみ氏

高橋まゆみ氏

❖ 高橋まゆみ氏による展示解説 ❖
日 時:9月21日[土]午前11時ゟ、10月19日[土]午後2時ゟ、各回30分程度
内 容:高橋まゆみ氏が自身の作品を解説します。
* 申込不要。要観覧券。当日展示室前にお集まりください。

 

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細:さいたま市岩槻人形博物館 高橋まゆみ人形館公式サイト ] 

【展覧会】佐倉市立美術館|深沢幸雄展-彫版に依って歌う詩人|Yukio Fukazawa,A Retrospective: The poet of Engravings|’24年8月10日-9月29日|会期末

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佐倉市立美術館
深沢幸雄展-彫版に依って歌う詩人
Yukio Fukazawa,A Retrospective: The poet of Engravings
期  間  2024年8月10日[土]- 9月29日[日]
休  館  日  8月13日[火]、19日[月]、26日[月]、
      9月2日[月]、9日[月]、17日[火]、24日[火]
会  場  佐倉市立美術館 2・3階展示室
      〠 285-0023 千葉県佐倉市新町210
      電 話 043-485-7851 FAX 043-485-9892 Mail muse☆city.sakura.lg.jp
開館時間  午前10時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
観  覧  料  一 般 600円、 大学生 400円、 高校生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  千葉市美術館
主  催  佐倉市立美術館
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深沢幸雄(Yukio Fukazawa 1924--2017)は、山梨県南巨摩郡増穂町(現、富士川町平林)に生まれ、東京美術学校’現、東京藝術大学)の工芸科で彫金を学びました。戦後は千葉県市原市鶴舞に移り住み、油画の制作を行っていましたが、戦時中に受けた右膝の打撲痕から発病し、以降6年間にわたり右膝をコルセットで固めた不自由な生活を強いられることになります。
闘病中に机上でも制作できる銅版画に取り組み始め、独学で様々な技法を習得します。
1963(昭和38)年には、メキシコ国際文化振興会の依頼により、メキシコシティで銅版画の技法を教えるため初渡墨。以降、メキシコ文明に影響を受けた力強い色面の大型版画を多く制作しました。
また1981(昭和56)年にはチンタラ―一世と名付けた自動目立て機を開発し、メゾチントと呼ばれる技法を駆使した幻想的な作品を作り上げました。
深沢は、「もちろん豊富、自在な語彙を持つことは重要だが、それだけでは良き文学は生れないし、その反面それが無くては叶わぬから厄介なことである」と 自著『銅版画のテクニック』(1966年/株式会社ダヴィッド社発行)のなかで銅版画の制作を文学になぞらえて語りました。
その言葉のとおり、深沢は絶えず新たな画題と技法の研究に励み、得た知識を広く公開し、日本の銅版画のすそ野を広げるべく長年にわたり尽力しました。
深沢はその生涯で1,100点を超える作品を制作した多作な作家であり、展覧会でそのすべての作品を網羅することは叶いませんが、 本展は深沢の残した作品の中から作風の変遷をたどれる約200点の作品を選び、展示することで、 深沢が歩んだ長い制作の旅路を共にたどろうとするものです。
詩情あふれる深沢の作品を、ぜひご鑑賞ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 佐倉市立美術館

【展覧会】不忍画廊|山田純嗣 個展『Junji Yamada – Metsä-』|’24年9月21日ー10月5日|

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不忍画廊
山田純嗣 個展『Junji Yamada – Metsä-』
会  期   2024年9月21日[土]ー 10月5日[土]
会  場  不忍画廊
      〠 103-0027 東京都中央区日本橋3-8-6 第二中央ビル 4F
開廊時間  12:00 - 18:00
休 廊 日  火曜
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2022年から2023年まで文化庁新進芸術家海外研修制度で滞在した、フィンランドで習得したドライポイント技法による新作を中心とした展示。
個展タイトル – metsä – はフィンランド語で “森” という意味。
これまでのさまざまな技法を駆使した独自の表現から、フィンランドの地で到達した1本のニードルで銅板に線を刻み込むだけのミニマルな表現への変化。描くモチーフはフィンランドの平凡な森の風景。併せて渡航以前の作品を展示し、作品の変化と、その背後にある絵画への変わらない姿勢を見通す。

プロフィール
山田 純嗣|Junji Yamada(1974 – )
長野県飯田市に生まれる。1999年愛知県立芸術大学大学院美術研究科修了。令和4年度文化庁新進芸術家海外研修制度によりフィンランドに滞在。
途方もなく時間のかかる制作プロセスを得て完成させる作品で、「絵画とは何か?」について考察する現代アーティスト。代表作は、「貴婦人と一角獣」(東京ステーションギャラリー蔵)、ボッス「快楽の園」(愛知県立美術館蔵)、モネ「睡蓮」、雪舟「秋冬山水図」などの名画(二次元)を、まず立体(三次元)にして元の名画と同じ構図(ジオラマ)にして撮影、撮影した写真(二次元)上にマチエールとして銅板を刷り樹脂を施して完成させるという<絵画をめぐって>シリーズを展開している。
2015年、パークホテル東京(汐留)の「アーティスト・イン・ホテル」プロジェクトで、半年間をかけ客室壁画「アーティストルーム【 山水/Landscapes】」を制作。

<受賞>1999年熊谷守一大賞展《優秀賞》受賞。2010年平成21年度愛知県芸術文化選奨《文化新人賞》受賞。2016年第2回PATinKyoto京都版トリエンナーレ2016《一般財団法人ニッシャ印刷文化振興財団賞》 他 <収蔵>愛知県美術館、東京ステーションギャラリー、町田市立国際版画美術館、神奈川芸術文化財団、桜ヶ丘ミュージアム(愛知県)、上山田文化会館(長野県)、はるひ美術館(愛知県)、浙江省美術館(中国)、国立台湾美術館(台湾)他

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 不忍画廊  アクセス・問い合わせ 】

【展覧会】東京都写真美術館|2F 展示室 今森光彦 にっぽんの里山|’24年6月20日-9月29日|会期末

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2F 展示室
今森光彦 にっぽんの里山
開催期間  2024年6月20日[木]- 9月29日[日]
会  場  東京都写真美術館 2F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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世界の熱帯雨林、砂漠から、国内の自然環境まで、自然と人との関わりをテーマに美しい映像と親しみやすい文章で伝えつづける今森光彦。東京都写真美術館では、自然写真家・今森光彦の「にっぽんの里山」を開催します。
幼いころから昆虫の生態と美しさに魅力された今森は、世界中の昆虫を求めて精力的に取材活動をつづけ、既成の生態写真にとらわれない独特な自然観に基づく作品は、内外で高い評価を得ています。また、故郷である琵琶湖周辺を中心とした「里山」と呼ばれる空間を見つめつづけ、自然と人との絶妙なバランスで生み出される里山を映像化してきました。本展覧会は今森が出会った日本全国200カ所以上の里山の中から、厳選した作品を紹介するシリーズ最新作です。
里山をめぐる今森の旅は、自然と人が調和する空間を鮮やかに浮かび上がらせ、美しく多様性に富んだこの国の自然に気づかせてくれることでしょう。今森光彦のライフワーク、里山シリーズの全貌が解き明かされる「にっぽんの里山」にご期待ください。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】致道博物館|手のひらに、江戸|檜細工師 三浦宏の粋|’24年9月21日-11月11日|

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致道博物館
手のひらに、江戸
檜細工師 三浦宏の粋
会  期  2024年9月21日[土]- 11月11日[月]
休  館  日  会期中無休
開場時間  9:00 -17:00
会  場  公益財団法人 致道博物館 美術展覧会場
      〠 997-0036 山形県鶴岡市家中新町10-18 
      Tel. 0235-22-1199  Fax. 0235-22-3531
観  覧  料  大 人 1000円 / 学生400円 / 小中生300円(20名以上で団体割引有り)
      * この料金で致道博物館内にある常設展示施設・庭園なども見学できます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
共  催  山形県・公益財団法人山形県生涯学習文化財団・鶴岡市教育委員会
主  催  公益財団法人 致道博物館
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ミニチュアが魅せる江戸の下町 庶民の暮らしに思いを馳せて

浅草の風呂桶職人の家に生まれ、優れた技術で檜風呂や手桶などを製作していた三浦 宏(1926-2019)。時代の流れに伴って木製風呂桶の需要が減るなか、子どもの頃から親しんだ和船の模型づくりに取り組みます。確かな職人技で再現されるミニチュアは次第に評 判となり、江戸最古の人形の老舗「吉德」をはじめ、各方面からの依頼が舞い込み、亡くなるまでの38年間に100点以上の作品を手がけました。
本展は、長屋・湯屋・呉服屋などの代表作品(縮尺1/10)を中心に約70点を展示する、過去最大級の展覧会です。徹底した調査、繊細な技、幼い頃からの経験や「記憶の中の匂い」が吹き込まれた作品からは、江戸下町の叙情と庶民の暮らしぶりを感じていただけます。

<三浦宏氏 略歴>
大正15年生まれ。父は風呂桶職人、祖父は船大工。家業の「三浦風呂製作所」を継ぐが、需要減もありミニチュア制作を始める。昭和56年(1961)、辻村寿三郎氏が花魁人形を手がける「吉原」展の妓楼製作を引受け、大反響となる。以後、各地の展覧会に作品を出品。令和元年(2019)6月永眠。享年92。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 歴史薫るまち 鶴岡 致道博物館  檜細工師 三浦宏 公式サイト  

【展覧会】岡山県立美術館|藤原和通 ― そこにある音|’24年9月21日-11月10日|

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藤原和通 ― そこにある音
会  期  2024年9月21日[土]- 11月10日[日]
休  館  日  9月30日[月]、10月7日[月]・15日[火]・21日[月]・28日[月]、11月5日[火]
開館時間  9:00 - 17:00
      * 9月28日[土]、10月26日[土]は19時まで夜間開館
      * いずれも入館は閉館30分前まで
会  場  岡山県立美術館 地階展示室
      〠 700-0814 岡山県岡山市北区天神町8-48
      TEL. 086-225-4800  FAX. 086-224-0648
観 覧 料  一般:350円、65歳以上:170円*、大学生:250円* 高校生以下:無料*
      *学生証やシルバーカード等、年齢が確認できる証明書をご提示ください
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  岡山県立美術館、中国文物交流中心、山陽新聞社、RSK山陽放送
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音の出ないコンサート、音を見るオブジェ、音に触れる機械……。岡山県倉敷市出身の藤原和通(1944-2020)が手掛けた仕事は、多岐にわたりながらもその中心には常に“音” がありました。このたび岡山県立美術館では、音に対して幅広いアプローチを行ったアーティスト・藤原和通の特別展示を開催いたします。
藤原は1960年代末ごろから、石(コンクリート)と木で制作された巨大な楽器を「音具」と名付け、多くの人で擦り合わせる観衆参加型のコンサート《音響標定-エコー・ロケーション》を開催し、1976年ヴェネツィア・ビエンナーレに招待されるなど注目を集めます。一時期をイタリアで過ごし、1988年に帰国した後は、当時流行していたウォークマンとの出会いから、音の世界の拡がりを感じ、それが機械を通して記録されるということに関心を向けるようになります。
自身で高性能の録音用マイクを開発し、世界中を飛び回り様々な音の記録を行い、1992年から1994年まで放送されたテレビ番組『ウゴウゴルーガ』で「おとのはくぶつかん」のコーナーを担当したり、2003年には京都に音を販売するショップ「オトキノコ」をプロデュースしたりするなど、美術の枠を超えて活動の幅を拡げていきました。2007年には音を触覚へと変換できるコミュニケーター《dayon》を商品化して一般発売しますが、そのコンセプトからは藤原の活動初期から変わらない、音の存在を知覚し楽しもうとする意識が感じ取れます。

本展では、藤原の作品や手掛けたプロダクト、記録された音に加え、当時の活動を伝える写真や資料などを紹介し、彼が伝えようとした音の魅力に迫ります。fujiwara_artworks_img

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 岡山県立美術館 ]

【展覧会】國學院大學博物館|特別展 文永の役750年 Part1|海底に眠るモンゴル襲来 ― 水中考古学の世界 ―|’ 24年9月21日-11月24日

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國學院大學博物館
特別展 文永の役750年 Part1
海底に眠るモンゴル襲来 ― 水中考古学の世界 ―
会  期  令和6(2024)年9月21日[土]- 11月24日[日]
会  場  國學院大學博物館 企画展示室
      〠 150-8440 東京都渋谷区東4-10-28  TEL : 03-5466-0359
      〔國學院大學渋谷キャンパス内 学術メディアセンター 地下1階 國學院大學博物館〕
開館時間  10時 - 18時(最終入館 17時30分)
休  館  日  毎週月曜日(祝日は開館)
入  館  料  無 料
共  催  松浦市・松浦市教育委員会
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今年(2024年)はモンゴル帝国が鎌倉時代の日本への侵攻を図った文永の役からちょうど750年目である。日本にとって、モンゴル襲来は白村江の戦い以来となる数百年振りの国際戦争であり、その経験と衝撃は戦闘に参加した竹崎季長による『蒙古襲来絵詞』や博多湾沿岸に残る「元寇防塁」、あるいは各地に残る伝説などの形で伝えられてきた。
また、長崎・佐賀県境に位置する伊万里湾には二度目のモンゴル襲来の際、軍船4,400艘に乗った約14万人の元軍が暴風雨に遭って壊滅した「神風伝承」の舞台である鷹島海底遺跡があり、遺跡を管轄する長崎県松浦市では1980年代からその実態を解明することを目的とした水中考古学調査を継続的に実施してきた。この結果、これまでに2艘の元軍船をはじめとする多くの関連遺物を確認するとともに、日本における水中考古学の最先端を行く調査研究手法の確立を図りつつある。

本展ではこれまでの鷹島海底遺跡における水中考古学調査研究について紹介するとともに、モンゴル襲来の歴史的位置付けとその後の影響について今日的な視点から問い直してみたい。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 國學院大學博物館 ]

【シーズン展示】世田谷文学館|企画展 シーズン展示 小説と映画の世紀展  追悼・菅野昭正名誉館長|’24年9月21日-10月20日|

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世田谷文学館
企画展 シーズン展示
小説と映画の世紀展 
追悼・菅野昭正名誉館長
会  期  2024年9月21日[土]- 10月20日[日]
会  場  世田谷文学館 2階展示室 
      〠 157-0062 東京都世田谷区南烏山1-10-10 電話 03-5374-9111  
開館時間  10:00-18:00
      * 展覧会入場、ミュージアムショップの営業は 17:30 まで
休  館  日  毎週月曜日、ただし 9/23[月・祝]、10/14[月・祝]は開館、翌日休館
入場料金  無 料
      * トークイベント開催時は展示会場にお入りいただけない場合があります。
協  力  未来社  上映協力 下高井戸シネマ
主  催  公益財団法人せたがや文化財団 世田谷文学館
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20240921_KannoAkimasa_top-332x460フランス文学者、文芸評論家、そして当館名誉館長である菅野昭正の最後の著作『小説と映画の世紀』(2021年)をご紹介します。同書で小説と映画というふたつの芸術ジャンルを比較するにあたり、菅野は12編の原作小説と映画作品を選びました。それらはどれも20世紀に創作され、また菅野自身の生きた激動の20世紀を映しだす作品でもあります。トーマス・マン『ヴェネツィアに死す』、フランツ・カフカ『審判』にはじまり、ミラン・クンデラ『存在の耐えられない軽さ』、ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』で幕を閉じる同書は、時代に翻弄される人物や状況が、作品とともにゆるやかな時系列に並べられ、菅野の目を通した20世紀の思想史を私たちに提示しています。
本展では、これら12の作品を映画ポスター等の資料とともに紹介しながら、小説と映画の織りなす世紀に思いを馳せ、過去だけでなく未来にも向けられた菅野の眼差しを追います。展示と上映会、トークイベントなどを通して、小説と映画の関係について考える展覧会です。

菅野昭正(かんの・あきまさ)
1930年、横浜市生まれ。フランス文学者、文芸評論家。東京大学名誉教授。1984年『詩学創造』で芸術選奨文部大臣賞、85年『ステファヌ・マラルメ』で読売文学賞、96年『永井荷風巡歴』でやまなし文学賞、2011年ジョナサン・リテル『慈しみの女神たち』(共訳)で日本翻訳出版文化賞受賞。東京大学・白百合女子大学でフランス文学を講義(教授)。1982年から2004年まで東京新聞などで「文芸時評」を連載、同時代の国内外文学作品を追い続け〈文学〉を探究した(『変容する文学のなかで』全3巻)。2007年から約14年にわたり世田谷文学館館長を務め、2021年4月より世田谷文学館名誉館長。日本芸術員会員。紫綬褒章、旭日中綬章受章。2023年、93歳で逝去。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 世田谷文学館 ]

【展覧会】明治大学博物館|◆連続テレビ小説「虎に翼」展 主催:NHK財団|◆女性法曹養成機関のパイオニア-明治大学法学部と女子部 主催:明治大学史資料センター|会場 明治大学博物館特別展示室Ⅰ,Ⅱ|’24年3月25日-10月28日|開碌六个月再紹介

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明大博物館AAA BBB 明大博物館  明治大学博物館 展覧会案内 2024   ハンドアウト

明治大学博物館
連続テレビ小説「虎に翼」
会  期  2024年3月25日[月]- 10月28日[月]
開館時間  * 月-金曜日 10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
      * 土曜日   10時 - 16時(入館は 15時30分 まで)
      * 8月1日ー9月19日の土曜日は休館
休  館  日  日曜日・祝日(休日授業実施日は開館)、8月10日-16日
所  在  地  明治大学博物館  特別展示室 II
      〠 101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
      電話:03-3296-4448 FAX:03-3296-4365
      ▶ 交通アクセス  こ ち ら  https://www.meiji.ac.jp/museum/traffic.html
      * 日曜日・祝日・大学の定める休日は博物館事務室が閉室となり、お電話等の対応は
       できかねます。あらかじめご了承ください。 
主  催  NHK 財団
観  覧  料  無 料
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2024年春から連続テレビ小説「虎に翼」が放送されます。
主人公は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性。彼女とその仲間たちは困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく —— 情熱あふれる法曹たちの物語を極上のリーガルエンターテインメントとして贈ります。
本展示では、「番組紹介パネル」や番組小道具、劇中衣装、出演者全身パネル、セット再現などを通して、連続テレビ小説「虎に翼」の世界をお届けいたします。

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明治大学博物館
女性法曹養成機関のパイオニア -明治大学法学部と女子部
会  期  2024年3月25日[月]- 10月28日[月]
会  場  明治大学博物館  特別展示室Ⅰ
主  催  明治大学史資料センター
観覧無料
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mibuchi明治大学史資料センター(所長・村上一博法学部教授)では、日本初の女性弁護士を輩出した明治大学法学部および専門部女子部(1929年設置)と、その卒業生について紹介する展覧会を開催します。 

明治大学は、いち早く法学を志す女性に門戸を開くため、1929(昭和4)年4月に専門部の一部門として女子部を設置し、1931(昭和6)年には女子部の卒業生に対して明治大学が設置する学部への入学を認めました。その結果、女子部と法学部で学んだ女子学生のなかから、三淵嘉子、中田正子、久米愛という3名の日本初の女性弁護士が誕生し、その後もしばらくは、女性弁護士の多くが明治大学女子部と法学部で学んだ者たちで占められました。
本展覧会をきっかけに、日本における女性法曹養成のさきがけとなった明治大学法学部および女子部、またその卒業生の活躍について、ひろく知っていただければ幸いです。

※ 本稿の写真はすべて下掲の「明治大学博物館」URLゟ拝借したものです。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 明治大学博物館 

【展覧会】龍谷大学 龍谷ミュージアム|秋季特別展「眷属」|’24年9月21日-11月24日|

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龍谷大学 龍谷ミュージアム
秋季特別展「眷属」
会  期  2024年9月21日[土]- 11月24日[日]
会  場  龍谷大学 龍谷ミュージアム  展示室
      〠 600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(京都駅から徒歩約12分・西本願寺前)
      TEL. 075-351-2500 FAX. 075-351-2577
時  間  10:00 - 17:00(最終入館は閉館30分前まで)
      * 10月4日、11日、18日、25日は 10:00-20:00
休  館  日  月曜日(ただし、9月23日[月]、10月14日[月]、11月4日[月]は開館)、
      9月24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]は休館
入  館  料  一 般 1,600円 、高大生 900円、小中生 500円、小学生未満 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  浄土真宗本願寺派、本願寺
主  催  龍谷大学 龍谷ミュージアム、京都新聞、朝日新聞社
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眷属(けんぞく)とは、仏菩薩など信仰の対象となる主尊に付き従う尊格のことです。仏教美術では主尊のまわりを囲むようにあらわされ、仏法を守護したり、主尊を信仰する者に利益を与えたりする役割を担っています。龍谷ミュージアムで昨年度開催した特集展示「眷属─ほとけにしたがう仲間たち─」が、この秋、特別展としてパワーアップし、各地から約80件の作品が集います。仏教美術における名脇役ともいえる眷属の個性豊かな姿をご覧ください。

< 展示構成 >
第1章:眷属ってなんだ?
第2章:護法の神々
第3章:ほとけに仕える子ども
第4章:果てしなき眷属の世界

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 龍谷大学 龍谷ミュージアム ]

【展覧会】印刷博物館|企画展示 写真植字の百年|’24年9月21日-’25年1月13日|

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印刷博物館
企画展示 写真植字の百年
会  期  2024年9月21日[土]- 2025年1月13日[月・祝]
休  館  日  毎週月曜日(ただし、9月23日、10月14日、11月4日、2025年1月13日は開館)、
      9月24日[火]、10月15日[火]、11月5日[火]、12月28日[土]- 1月5日[日]
開館時間  10:00-18:00(入場は17:30まで)
所  在  地  112-8531 東京都文京区水道1丁目3番3号 TOPPAN 小石川本社ビル
      TEL 03-5840-2300(代) FAX 03-5840-1567
入  場  料  一 般 500円、 学 生 300円、 高校生 200円
      * 中学生以下および70歳以上の方は無料
      * 障がい者手帳等をお持ちの方、および付き添いの方は無料
      * 11月3日[日・祝]文化の日は入場無料
特別協力  株式会社モリサワ/株式会社写研/リョービMHIグラフィックテクノロジー株式会社
      /株式会社文字道
主  催  TOPPAN ホールディングス株式会社 印刷博物館
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写真植字の登場は、デザインや印刷、出版業界に大きな変革をもたらしました。
発明から100年を記念し、その歩みをたどり、与えた影響を探ります。

現在のようにデジタルフォントが用いられる以前は、印刷文字は活字か写真植字が主流でした。中でも、日本語においては膨大な金属活字を用いる活版印刷に代わって、写真工学的な原理を使って印字する写真植字が登場したことは、活版印刷の煩雑さを解消する画期的なできごとでした。写真植字はその利便性によって職場環境の改善をもたらしました。さらに、多くの美しい書体の開発が容易に可能となり、多様な書体が印刷を彩るようになります。
写真植字の発明から100年を記念し、活版印刷からデジタルフォントへと文字印刷の技術的、表現的な橋渡しを担ったこの写真植字について、その歴史、役割、仕組み、さらには書体デザインについて紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 印刷博物館 ]

【展覧会】福知山市 佐藤太清記念美術館|福知山市/京都工芸繊維大学連携企画 第9弾|田中一光のデザイン-美術・芸能・文字|’24年9月8日-10月20日|会期末

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福知山市 佐藤太清記念美術館
福知山市・京都工芸繊維大学連携企画第9弾
田中一光のデザイン ― 美術・芸能・文字
会  期  2024年9月8日[日]- 10月20日[日]
会  場  福知山市 佐藤太清 -たいせい- 記念美術館
      〠 620-0035 京都府福知山市字岡ノ32-64
      電話番号 0773-23-2316 FAX 0773-23-2316     
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
料  金  大 人 220円、こども(小中学生)110円
      * 障害者手帳をお持ちの方、及びその介助の方1名は半額になります。
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田中一光(1930-2002)は、ポスターをはじめ、無印良品 や Loft のロゴを作成するなど 昭和時代の日本を代表するデザイナーであり、海外でも人気の高い作家です。本展では、田中一光の代表的シリーズである「産経観世能」のポスターをはじめ、日本の伝統―美術や芸能や文字―を題材にしたり、あるいは、そこから発想を得ているポスターを選んでご紹介します。

<ギャラリートーク>
  第1回 2024年9月22日(日)14:00-
  第2回 2024年10月5日(土)14:00-

❖ 福知山市 佐藤太清記念美術館 ❖
福知山城公園の一角にあり、お城の外観をした美術館で、平成2年に開館しました。
福知山市出身で文化勲章を受章された現代日本画家・故佐藤太清画伯の作品を中心に展示しています。美しい画面のなかに自然のやさしさや厳しさが描かれた作品は、見るものに深い感動と安らぎを与えます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 福知山市 佐藤太清記念美術館  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 ]