カテゴリー別アーカイブ: 展覧会情報

【展覧会】草間彌生美術館|草間彌生、具象を描く|’24年4月27日-9月1日|ご近所美術館開幕参个月再紹介

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草間彌生美術館
草間彌生、具象を描く
会  期  2024年4月27日[土]- 2024年9月1日[日]
会  場  草間彌生美術館
      〠 162-0851 東京都新宿区弁天町107〔アクセス〕 
開  館  日  木・金・土・日曜日 および 国民の祝日
休  館  日  月・火・水曜日
       ※展示替え期間や館内メンテナンス期間、年末年始などは休館となりますので、
        事前に〔カレンダー〕で最新情報をご確認ください。
開館時間  11:00ー17:30
観  覧  料  一 般 1,100円、小中高生 600円
      ※ 税込金額を表示。未就学児は無料。団体割引の設定はございません。
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10代の頃の草間彌生のスケッチブックには、対象を的確に描きとめた動植物の写生が多く残されています。草間は単一モチーフの反復による抽象絵画でよく知られる作家ですが、活動初期に磨いた観察力と写生による具象的な作品表現は、彼女の創作活動の出発点であると同時に、幻視や内面のヴィジョンを具体的な形に表すものとして、その後もさまざまな変遷を遂げてきました。
本展は、1940年代から現在までに草間が制作してきた具象作品の多様な展開に着目いたします。渡米前のスケッチや日本画をはじめ、70-90年代に集中的に取り組んでいたコラージュ、1979年に着手して以降おびただしい点数を手がけている版画などには、具象的な描写が多く見られます。本展ではそれらの中に頻出する動植物や日用品といった親しみやすい身近なモチーフの作品をご紹介いたします。2000年以降に手がける近年の草間の画業を代表する絵画連作からは、自画像や不思議な人物像が大小さまざまなキャンバスに自由奔放に描かれた作品群を展覧。横顔や目といった、あるひとつの具象的なイメージが全体を埋め尽くすように繰り返し描かれることによって、オールオーヴァーな抽象絵画に限りなく近い様相を成しているのも草間作品の特色です。草間が最も好む主題のひとつであるかぼちゃモチーフからは、当館の開館を記念して制作したミラールームのインスタレーションと、大型の彫刻を展示いたします。さらに、1960年代に初めて発表したボートを用いたソフト・スカルプチュアの最新作を世界初公開いたします。

※ チケットは美術館ウェブサイトのみで販売。美術館窓口では販売しておりません〔アクセス〕 
※ 入場は日時指定の完全予約・定員制(各回90分)です。下掲詳細にて十分に確認を。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上参観を。
[ 詳細 : 草間彌生美術館 TOP  草間彌生美術館 HOME ]

【展覧会】根津美術館|企画展 美麗なるほとけ 館蔵仏教絵画名品展|’24年7月27日-8月25日|

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企画展 美麗なるほとけ
館蔵仏教絵画名品展
会  期  2024年7月27日[土]- 8月25日[日]
休  館  日  毎週月曜日 ただし、8月12日[月・振休]は開館し、翌8月13日[火]休館。
開館時間  午前10時-午後5時 * 入館は 閉館30分前 まで。
入  場  料   オンライン日時指定予約入館制  * 下掲詳細参照
      一 般 1300円、学 生 1000円、中学生以下 無 料
      * 障害者手帳提示者および同伴者は200円引き
会  場  根津美術館 展示室 1・2
      〠 107-0062 東京都港区南青山 6-5-1 Tel. 03-3400-2536
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根津美術館コレクションの中には、仏画作例が数多く含まれており、しかもそのジャンルは密教系、釈迦・浄土信仰系、仏伝、絵伝、縁起絵、垂迹画、禅宗系、宋元や朝鮮半島からの請来仏画など多岐にわたっています。それらは、日本の私立美術館の中では最高レベルといってよい質と量を誇っています。
本展覧会では、当館が所蔵する仏画の中でも、特に美麗な名品や希少性が高い作例などにしぼった、いわばコレクションの粋を展示します。この貴重な機会に、仏画の華やかさや多彩な表現をぜひともご堪能ください。

※ 入館はオンライン日時指定予約制。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 根津美術館 ] { 根津美術館 活版アラカルト まとめ }

【展覧会】たましん歴史・美術館〔国立〕| コレクションでめぐる 季節のかたみ展|’24年7月27日-11月10日|

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たましん歴史・美術館〔国立〕
コレクションでめぐる 季節のかたみ展
会  期  2024年7月27日[土]- 11月10日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日   月曜日、祝日
会  場  たましん歴史・美術館〔国立-くにたち〕
      * JR中央線国立駅南口から徒歩約2分 多摩信用金庫国立支店6階
      (公益財団法人 たましん地域文化財団)
      〠 186-8686 東京都国立市中 1-9-52 TEL 042-574-1360
入  館  料  一 般 100円、 中学生以下 無料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人たましん地域文化財団
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四季、二十四節気、七十二候と、日本人は古来、季節の移ろいを敏感にとらえ、様々に表現してきました。本展は、たましん歴史・美術館の収蔵品を選抜し、季節の表現という視点からの鑑賞を試みるものです。
随筆家の幸田文は、過ぎ行く季節の残り香を「かたみ」という美しい言葉で喩えました。美術作品も、季節をテーマに描く作品のほか、モチーフがひっそりと季節感を醸し出すもの、それ自体が季節に寄り添う工芸作品など、様々な季節の気配を「かたみ」のように潜ませて時を経ています。
しかし、近年は温暖化や気候変動の影響により、緩やかな四季の周期が失われたかのような激しい気象に見舞われることが少なくありません。大規模災害や不穏な情報があふれる中、日常のささやかな気配を捉え、愛でる機会も遠のいているのではないでしょうか。このような時代だからこそ、本展が皆様にとって、作家たちの捉えた季節の煌めきを見つめなおすきっかけとなれば幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : たましん地域文化財団|美術

【展覧会 予告】永青文庫|夏季展 Come on! 九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―|’24年7月27日-9月23日|

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永青文庫
夏季展 Come on! 九曜紋 ―見つけて楽しむ細川家の家紋―
会  期  2024年7月27日[土]- 9月23日[月・振休]
開館時間  10:00 - 16:30 (入館は 16:00 まで)
休  館  日  月曜日(ただし8/12・9/16・9/23は開館し、8/13・9/17は休館)
会  場  永青文庫
      〠 112-0015 東京都文京区目白台1-1-1 TEL:03-3941-0850
入  館  料  一 般:1000円、シニア(70歳以上):800円、大学・高校生:500円
      * 中学生以下、障害者手帳をご提示の方及びその介助者(1名)は無料
特別協力  熊本大学附属図書館、熊本大学薬学部薬用植物園、熊本県立美術館、熊本博物館、
      ホテル椿山荘東京
主  催  永青文庫
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この夏、永青文庫に九曜紋が大集合

細川家の家紋・九曜紋(くようもん)は、9つの星(太陽、月、火・水・木・金・土の五惑星、日月食や彗星〈すいせい〉に関係するとされる羅睺星〈らごせい〉・計都星〈けいとせい〉)を表すといわれます。
星の信仰に由来し、古くから加護を願って車や衣服にあしらわれ、やがて家紋として広く用いられるようになりました。細川家では、2代忠興(ただおき、1563-1645)が織田信長より九曜紋を拝領したと伝えられ、のちに多用された9つの円が離れた紋は「細川九曜」とも呼ばれます。細川家において九曜紋は、武器武具から調度品、染織品、掛軸の表装にいたるまで、様々なところに表されました。

当館初となる家紋をテーマとした本展では、こうした大名家の伝来品にみられる九曜紋を幅広く展示し、細川家と九曜紋の関わりを紹介します。作品のあちこちに隠された九曜紋を探しに、2024年夏は永青文庫へ Come on!

※ 状況により、臨時に休館や開館時間の短縮を行う場合がございます。
※ ご来館にあたって事前予約は必要ありませんが、混雑時はお待ちいただく場合がございます。
※ 同館の感染症予防対策については、公式ウェブサイトをご覧ください。
[ 詳 細:永青文庫  出品リスト PDF   永青文庫感染症対策 ]

【展覧会】茨城県陶芸美術館|企画展 タクミのセラミック・トラベル|’24年7月27日ー9月23日|

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茨城県陶芸美術館
企画展 タクミのセラミック・トラベル
会  期  令和6年(2024年)7月27日[土]ー 9月23日[月・振休]
会  場  茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室
      〠 309-1611 茨城県笠間市笠間2345(笠間芸術の森公園内)
      TEL:0296-70-0011
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(ただし、8月12日、9月16日、9月23日は開館)、9月17日[火]
観  覧  料  一 般 840円、70歳以上 420円、高大生 630円、小中生 320円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照。
      * 企画展観覧券にて同時開催中のテーマ展、コレクション展もご覧いただけます。
主  催  茨城県陶芸美術館
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本展は、陶芸の表現の多様さを日々膨張を続ける宇宙になぞらえ、新人スペースガイドの「タクミ」と “やきもの銀河” を旅するように、当館のコレクションを中心とした作品を紹介します。風の星、クリーチャー星、モコモコニョキニョキ星などテーマを設け、風や流れを感じる作品、生物をイメージする作品、増殖・分裂をイメージする作品など、バラエティに富んだ作品を展示します。宇宙のように果てなく広がる陶芸の表現のおもしろさを発見する展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県陶芸美術館

【展覧会】東京都美術館|デ・キリコ展|’24年4月27日-8月29日|開幕参个月再紹介 -日時指定予約制復活告知- 早期観覧推奨

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東京都美術館
デ・キリコ展
会  期  2024年4月27日[土]- 8月29日[木]
休  室  日  月曜日、5月7日[火]、7月9日[火]-16日[火]
      * ただし、4月29日[月・祝]、5月6日[月・休]、7月8日[月]、
       8月12日[月・休]は開室
開室時間  9:30 - 17:30  * 金曜日は 20:00まで    * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観覧料金  個人・当日・税込料金を表示
      一 般 2,200円、大学生・専門学校生 1,300円、65歳以上 1,500円
      ☆ 土曜・日曜・祝日 及び 8月20日[火]以降は日時指定予約制
       (当日空きがあれば入場可)
      * 8月16日[金]までの平日は 日時指定予約 は不要です。{早めのご観覧を推奨}
協  力  ジョルジョ・エ・イーザ・デ・キリコ財団、メタモルフォジ財団
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館、 朝日新聞社、
──────────────────────都美キリコ大

20世紀美術に衝撃を与えた孤高の画家!

20世紀を代表する巨匠の一人、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。彼が1910年頃から描き始めた「形而上絵画」(幻想的な風景や静物によって非日常的な世界を表現する絵画)は、数多くの芸術家や国際的な芸術運動に大きな影響を与えました。
本展では、デ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの作品を余すところなく紹介。デ・キリコが描いた世界をたどる、日本では10年ぶりの大規模な個展となります。

◆ みどころ ◆
1. デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展
初期から描き続けた自画像や肖像画から、 画家の名声を高めた「形而上絵画」、西洋絵画の伝統に回帰した作品、そして晩年の「新形而上絵画」まで、世界各地から集まった100点以上の作品で デ・キリコ芸術の全体像に迫る大回顧展です。
2. 初期の「形而上絵画」の作品も出品
デ・キリコの代名詞ともいえる「形而上絵画」。とりわけサルバドール・ダリやルネ・マグリットをはじめ多くの画家に衝撃を与えた1910年代の作品も展示します。この時代の「形而上絵画」は世界中に散らばっており、まとめてみられる機会は貴重です。
3. 彫刻や舞台芸術、挿絵など幅広い創作活動を紹介
デ・キリコの活動は絵画のみに留まらず多岐にわたります。本展では彼の手掛けた彫刻や挿絵、さらには舞台衣装のデザインなども展示し、その幅広い創作活動をご紹介します。「形而上絵画」だけではない、デ・キリコの魅力をご覧いただけます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館  本展特設サイト

【展覧会】ギャラリー エー クワッド|社会のダイバーシティを考える|6つの点から広がる世界 点字にふれる|’24年7月26日-10月24日|

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ギャラリー エー クワッド
社会のダイバーシティを考える
6つの点から広がる世界 点字にふれる
会  期  2024年7月26日[金]- 2024年10月24日[木]   
会  場  GALLERY A4(公益財団法人 ギャラリー エー クワッド)
      〠 136-0075 東京都江東区新砂1-1-1   竹中工務店東京本店 1F
      お問合せ ギャラリー エー クワッド事務局 TEL 03-6660-6011
      E – mail gallery☆a-quad.jp
開館時間  10:00 - 18:00(土曜、最終日は17:00まで)
      * トークショー開催日の10月2日[水]は20:30まで夜間開館
      * その他の夜間開館日については公式HPにて順次お知らせします
休  館  日  日曜・祝日、2024年8月10日[土]- 8月18日[日]
入  館  料  無 料
特別協力  社会福祉法人 日本点字図書館
主催/企画   公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
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目にしているけれどよく分からない …… 多くの人にとって、点字は一番近くて遠い文字かもしれません。しかしこの小さな 6 つの点は、視覚障害者の道しるべとなり、ときに文学の豊かな世界へ連れ出し、ときに街での移動を導く、とても大きな存在です。
点字の基本から、街のバリアフリーなど、さわれる資料や映像を通して紹介し、点字を出発点としてより豊かな社会について考えます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド

【展覧会】裏磐梯高原ホテル|多田美波展 Lighting Sculpture|’24年7月5日-9月30日|

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裏磐梯高原ホテル
多田美波展 Lighting Sculpture
開催期間  2024年7月5日[金]- 9月30日[月] 7:00 - 20:00
      * 8月21日-9月4日は展示をご覧いただけませんので予めご了承ください。
会  場  裏磐梯高原ホテル 
      〠 969-2701 福島県耶麻郡北塩原村大字桧原字湯平山1171
      TEL 0241-32-2211969-2701
入  場  料  無 料
主催/企画    公益財団法人 ギャラリー エー クワッド
後  援  裏磐梯観光協会
協  力  裏磐梯高原ホテル、株式会社アサヒプロパティズ、多田美波研究所株式会社、
      TAKプロパティスタジオ・村井
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本年、生誕100年を迎えた造形作家・多田美波(1924-2014)は、1950年代から、金属、アクリル、ガラスなどを用いた立体作品や建築の照明、また光の反射を用いた抽象的立体造形作品を精力的に制作しました。国内から海外各地で制作された作品は、公共建築からホテルまで多岐にわたり、その数は、彫刻作品200点、建築関係作品500点に及びます。
このたび、1969年及び1980年に個人の邸宅のために制作した光の造形作品が、2023年に裏磐梯高原ホテルのラウンジなど数か所に移設され、ホテルの館内空間に見事な華やぎを添えています。50年を経て甦った作品が織りなす光の演出を館内でゆっくり鑑賞ください。(一部ご覧いただく際の時間制限があります。詳しくはホテルでご確認ください。)本展では、作品解説とともに多田美波の作品の歴史を紐解き、彫刻の小作品5点を展示します。空間に一層の輝きを持たせる多田の作品の数々をこの機会にぜひご覧ください。

< プロフィール 多田 美波-ただ みなみ 1924-2014年 造形作家 >
台湾生まれ、女子美術専門学校(現 女子美術大学)卒。1950年代から金属、アクリル、ガラスなど用いて彫刻作品を制作し野外彫刻展を含む数々の美術展で受賞。1962年には多田美波研究所を設立し、彫刻作品制作にとどまらず建築空間においても数多くの光造形、レリーフ、緞帳などを制作。主な代表作は皇居新宮殿や外務省飯倉別館、在米日本国大使館(ワシントンD.C.)などがあり、ホテルでは帝国ホテルの光壁「黎明」、 リーガロイヤルホテルの光造形「瑞雲」などが今でも多くの人々を魅了し続けています。芸術文化への貢献により、1988年紫綬褒章、1994年勲四等宝冠章を叙勲、2012年には女子美術大学より名誉博士号を授与され、2014年に没するまで創作活動を続けました。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 裏磐梯高原ホテル 公益財団法人 ギャラリー エー クワッド

【展覧会】神田日勝記念美術館|令和6年度特別企画展 コレクションが出会う道東展|’24年6月26日-9月16日|開幕壹个月再紹介

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神田日勝記念美術館
令和6年度特別企画展
コレクションが出会う道東 (ばしょ) 展
会  期  2024年6月26日[水]- 9月16日[月・祝]
会  場  神田日勝記念美術館
      〠 081-0292 北海道河東郡鹿追町東町3丁目2
      TEL:0156-66-1555 FAX:0156-67-7855
休  館  日  毎週月曜日 (祝日の場合は除く)、7月16日[火]、8月13日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入場 16:30)
観  覧  料  通常券 一 般 530円、高校生 320円、小中学生 210円、未就学児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  釧路市立美術館
主  催  神田日勝記念美術館
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本展は、釧路市・道東の作家の収集をしている釧路市立美術館との所蔵品交換展です。
若くして賞を獲り、十勝を代表する画家として地元の画家仲間の憧れの的であった神田日勝(かんだ にっしょう 1937-1970)が出品していた全道展では、かつて十勝と釧路は同じ「道東支部」でした。その支部短信には日勝と並んで、望月正男、柳悟、米坂ヒデノリら、釧路の作家が台頭者として名を連ね、中には日勝同様、中央画壇への挑戦を試みた作家もいました。

釧路市立美術館では彼らのほか、のちに十勝画壇の指導的立場となる寺島春雄、日勝にとって独立展の先輩である松樹路人、全道展創設メンバーであった国松登らの作品も所蔵しています。
漁業都市ながら異国イメージも有する、十勝と同じ「道東」釧路。豊かな自然の中で生きる動物、漁港の風景に仮託された労働者、厳しい環境で人間に寄り添って生きる牛馬など、道東の絵画は十勝で営農しながら作品制作を続けた日勝の生き様や彼の作品とも相通ずるものがあります。
普段同じ会場に並ぶことのないコレクションが出会う「場所」で、釧路市立美術館の所蔵品と、当館の日勝作品との対比を通じ浮かび上がる「道東の美術」を通観することを試みます。

❖ 神田 日勝 かんだ にっしょう ❖
画家。1937年(昭和12年)12月8日-1970年(昭和45年)8月25日、腎盂炎による敗血症で逝去(享年32)。2020年(令和2年)4月、東京ステーションギャラリー「神田日勝 大地への筆触」展開催、おおきな話題を呼ぶ。同展は神田日勝記念美術館(7月)、北海道立近代美術館(9月)に巡回。神田日勝記念美術館のシンボルマークに採用されている、半身だけの馬の由来があきらかになる。{一部編集}
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▶ 神田日勝記念美術館 神田日勝の生涯ゟ 冒頭部
北の大地で農民として生きながら、絵を描くことに短い命を燃やした孤高の画家、神田日勝。彼の残した作品は、いまなおその輝きを失わず、多くの人々の心をとらえています。
神田日勝は1937(昭和12)年、東京の練馬で生まれました。7歳のとき、一家は北海道の十勝に入植します。慣れない開拓生活の中で日勝は、農業に従事しながら、次第に絵画に情熱を傾けるようになります。身近な生活に題材をとり、一筆一筆に魂をこめて描かれた力強いその作品は、徐々に高い評価を受けるようになりますが、新たな境地に踏み出そうとしていた矢先の1970年、病気のため、32歳の若さで亡くなります。最後まで描き続けた馬の絵は、半身が未完成のままでした。
             ―『神田日勝大地への筆触』展図録より(北海道新聞社、2020年)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神田日勝記念美術館

【展覧会】静岡市美術館|珠玉の東京富士美術館コレクション 西洋絵画の400年|’24年7月26日-9月23日|

20240701180154_00013 20240701180154_00014静岡市美術館
珠玉の東京富士美術館コレクション
西洋絵画の400年
会  期  2024年7月26日[金]- 9月23日[月・祝]
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日(ただし祝日の場合は開館、翌火曜日は休館。8月13日[火]は臨時開館)
会  場  静岡市美術館
      〠 420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー 3階
      TEL. 054-273-1515 (代表)
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,400円、大高生・70歳以上 1000円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料。
      * 前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、
      静岡新聞社・静岡放送
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ティントレット、ヴァン・ダイクから
モネ、ルノワール、シャガールまで20240701180154_00026☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1983年に東京都八王子市に開館した東京富士美術館は、国内外で制作された幅広い時代の絵画・版画・彫刻・写真・陶磁器等を約3万点収蔵しています。とくにその西洋絵画コレクションは、16世紀のイタリア・ルネサンスから20世紀の近現代美術までを網羅し、国内屈指の充実度を誇ります。本展では同館の所蔵品から選りすぐられた80点余の西洋絵画を展覧します。
西洋では伝統的に神話画や宗教画が高尚な絵画ジャンルとして重視されましたが、近代になると斬新な絵画主題の開拓や、造形表現そのものの革新へと画家たちの関心が移っていきました。モネ、ルノワール、ゴッホ、シャガールといった人気画家のほか、ティントレット、ヴァン・ダイク、クロード・ロランら古典的巨匠オールド・マスターの名画を通して、西洋絵画400年の歴史をご堪能ください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館 ]

【展覧会】横尾忠則現代美術館|横尾忠則 寒山百得展|’24年5月25日-8月25日|開幕貳个月再紹介

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横尾忠則現代美術館
横尾忠則 寒山百得展
会  期  2024年5月25日[土]- 8月25日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  月曜日  * ただし7月15日[月・祝]、8月12日[月・振休]は開館、
      7月16日[火]、8月13日[火]休館。
会  場  横尾忠則現代美術館(兵庫県立美術館王子分館)
      〠 657-0837 兵庫県神戸市灘区原田通 3-8-30
      Tel:078-855-5607(総合案内)
観  覧  料  一 般 700円、大学生 550円、70歳以上 350円、高校生以下 無 料
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  横尾忠則現代美術館([公財]兵庫県芸術文化協会)、読売新聞社
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中国は唐の時代に生きたとされる寒山と拾得。世俗から離れ、詩作に耽る一方でぼろを身につけ奇行をはたらく。しかし実のところ彼らの正体は、文殊菩薩と普賢菩薩であるという… まるでおとぎ話のようなキャラクターに、これまで多くの芸術家たちが魅せられ、筆を走らせてきました。横尾さんも彼らの在り方に芸術家としての理想像があるとして、およそ1年の間に102点もの絵を描いたのです。
本展は、2022年に当館で開催した「Forward to the Past 横尾忠則 寒山拾得への道」展に続くものです。曽我蕭白作品の新たな解釈から始まった横尾さんの探求は、やがて自由奔放に展開し、時には浮世絵の美人画や白ロシアの浮遊する恋人たち、はたまた一塊になって走るマラソンランナーとさまざまなイメージに寒山拾得の姿を投影していきます。
すべて新作、当館では初公開です。画業40年を超えてなおパワーアップする横尾さんのいまをご覧ください。

※ 本展は、2023年9月12日[火]- 12月3日[日]の期間に、東京国立博物館・表慶館で開催された「横尾忠則 寒山百得」展を巡回するものです
同時開催:YOKOO TADANORI COLLECTION GALLERY 2024 Part1

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 横尾忠則現代美術館

【展覧会】中山道広重美術館|浮世絵鑑賞のすすめ|’24年7月25日-8月25日|

中山道道広美術館7がう00001 中山道道広美術館7がう00002中山道広重美術館
浮世絵鑑賞のすすめ
会  期  2024年7月25日[木]- 8月25日[日]
休  館  日  毎週月曜日(ただし8月12日は除く)、8月13日(7月29日、8月5・13・19日)
場  所  中山道広重美術館  展示室 1(1階)
      〠 509-7201 岐阜県恵那市大井町176-1
      Tel 0573-20-0522 / Fax 0573-25-0322
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  大 人 520円、18歳以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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今日、日本を代表する伝統的な文化・芸術の一つとして美術館や博物館で展示されている浮世絵。その多くは絵師・彫師・摺師の分業制で量産された多色摺木版画(錦絵)であり、江戸時代においてはメディア媒体に近いものでした。人気の歌舞伎役者を取り上げる「役者絵」や美しい着物をまとった女性を描く「美人画」は、現代のブロマイドやファッション雑誌といえるでしょう。
浮世絵は世相や流行に敏感な江戸っ子たちのニーズに応え、江戸時代の「今」を鮮明に伝えました。また、繊細な彫りや摺りの技術を駆使し、手に取って眺めるからこそ楽しめる工夫が施されています。本展では、浮世絵に表された多彩なジャンルを俯瞰しながら、鑑賞の楽しみ方をご紹介します。
作品リスト(浮世絵鑑賞のすすめ) PDF

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 中山道広重美術館 ]

【展覧会】明治大学博物館|◆連続テレビ小説「虎に翼」展 主催:NHK財団|◆女性法曹養成機関のパイオニア-明治大学法学部と女子部 主催:明治大学史資料センター|会場 明治大学博物館特別展示室Ⅰ,Ⅱ|’24年3月25日-10月28日|好評展 開幕四个月再紹介

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明治大学博物館
連続テレビ小説「虎に翼」
会  期  2024年3月25日[月]- 10月28日[月]
開館時間  * 月-金曜日 10時 - 17時(入館は 16時30分 まで)
      * 土曜日   10時 - 16時(入館は 15時30分 まで)
      * 8月1日ー9月19日の土曜日は休館
休  館  日  日曜日・祝日(休日授業実施日は開館)、8月10日-16日
所  在  地  明治大学博物館  特別展示室 II
      〠 101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1 アカデミーコモン地階
      電話:03-3296-4448 FAX:03-3296-4365
      ▶ 交通アクセス  こ ち ら  https://www.meiji.ac.jp/museum/traffic.html
      * 日曜日・祝日・大学の定める休日は博物館事務室が閉室となり、お電話等の対応は
       できかねます。あらかじめご了承ください。 
主  催  NHK 財団
観  覧  料  無 料
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2024年春から連続テレビ小説「虎に翼」が放送されます。
主人公は、日本初の女性弁護士で後に裁判官となった一人の女性。彼女とその仲間たちは困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子どもや追いつめられた女性たちを救っていく —— 情熱あふれる法曹たちの物語を極上のリーガルエンターテインメントとして贈ります。
本展示では、「番組紹介パネル」や番組小道具、劇中衣装、出演者全身パネル、セット再現などを通して、連続テレビ小説「虎に翼」の世界をお届けいたします。

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明治大学博物館
女性法曹養成機関のパイオニア -明治大学法学部と女子部
会  期  2024年3月25日[月]- 10月28日[月]
会  場  明治大学博物館  特別展示室Ⅰ
主  催  明治大学史資料センター
観覧無料
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mibuchi明治大学史資料センター(所長・村上一博法学部教授)では、日本初の女性弁護士を輩出した明治大学法学部および専門部女子部(1929年設置)と、その卒業生について紹介する展覧会を開催します。 

明治大学は、いち早く法学を志す女性に門戸を開くため、1929(昭和4)年4月に専門部の一部門として女子部を設置し、1931(昭和6)年には女子部の卒業生に対して明治大学が設置する学部への入学を認めました。その結果、女子部と法学部で学んだ女子学生のなかから、三淵嘉子、中田正子、久米愛という3名の日本初の女性弁護士が誕生し、その後もしばらくは、女性弁護士の多くが明治大学女子部と法学部で学んだ者たちで占められました。
本展覧会をきっかけに、日本における女性法曹養成のさきがけとなった明治大学法学部および女子部、またその卒業生の活躍について、ひろく知っていただければ幸いです。

※ 本稿の写真はすべて下掲の「明治大学博物館」URLゟ拝借したものです。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 明治大学博物館 

【展覧会】大倉集古館|特別展 大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ── 絵画をめぐって|’24年6月25日-8月12日|開幕貳个月再紹介

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大倉集古館
特別展
大成建設コレクション もうひとりのル・コルビュジエ ── 絵画をめぐって
会  期  2024年6月25日[火]- 8月12日[月・祝]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
      * 毎週金曜日は 19:00 まで開館、入館は 18:30 まで
休  館  日  毎週月曜日
入  館  料  一 般:1,500円、 大学生・高校生:1,000円 * 学生証を提示、中学生以下:無 料
       * 各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細「利用案内」参照
会  場  大倉集古館  展示室
      〠 105-0001 東京都港区虎ノ門 2-10-3(The Okura Tokyo 前)
      TEL : 03-5575-5711(代表) FAX:03-5575-5712
主  催  公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館
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まもなく没後60年を迎える建築家ル・コルビュジエは、20世紀を代表する建築家として知られていますが、同時に数多くの美術作品を残したアーティストでもあります。
本展では、世界有数の点数を有する大成建設のル・コルビュジエ・コレクションの中から、美術作家としての業績を紹介いたします。彼の素描やパピエ・コレがまとまって公開されるのはおよそ30年ぶりとなります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大倉集古館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【展覧会】京都大学総合博物館|2024年度企画展 宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで|’24年7月24日- 11月3日|

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京都大学総合博物館
2024年度企画展 
宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで
会  期  2024年7月24日[水]- 11月3日[日]
会  場  京都大学総合博物館
      〠 606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館 事務室
      ▶ アクセス情報
開館時間  9:30 - 16:30 (入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず)
観  覧  料  個人当日 一 般 400円、 大学生 300円
      * お支払いは現金のみになります。
      * 観覧料各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  国立極地研究所
主  催  京都大学総合博物館
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今からちょうど120年前、兵庫県のある村で轟音とともに天より落ちる火の玉が目撃されました。村人の手により、火の玉の正体は重さ4.7kgの塊であることがわかり、その後その鉄塊は京都帝国大学へと渡り研究が行われました。その鉄塊こそが、京都大学における「地球外物質研究」の始まりを告げた「隕石」であり、村の名前から「岡野隕石」と名付けられました。岡野隕石はおよそ46億年前にこの太陽系のどこかで誕生した星の欠片であり、内部にはその星の一生が記録されています。しかし、その記録は「化学組成」に隠されていたり、「岩石の組織」が人知れず物語っていたり、簡単には読み解くことができません。私たちは200年以上前からそのような地球外物質-「宇宙からの手紙」-の解読に取り組み、太陽系の歴史を少しずつ紐解いてきました。

現在私達は、隕石に加えて、「宇宙から降ってくる塵(宇宙塵)」や、「探査機が持ち帰った天体の欠片(リターンサンプル)」など、特徴が異なる3種の天体の欠片を手にしています。そして、それらを解読するために数々の手法を編み出してきました。今回の企画展「宇宙からの手紙 隕石の発見からはやぶさ2の探査まで」では、地球外物質研究の背景と奥深さを、鉱物学という側面から切り取り、可能な限り実物と共に紹介いたします。
本展示では「宇宙からの手紙」である多種多様な隕石に加え、実際の宇宙塵やリュウグウ粒子等リターンサンプルも展観します。その中で、地球外物質研究の歴史、特に京都大学の今昔の研究について詳しく触れます。また、京都に落下・発見された唯一の隕石である「曽根隕石」の里帰り展示や、昨年度当館の屋上で行われた地球外物質探査など、地元の地球外物質も紹介いたします。微小な標本が数多く並ぶので、実際の地球外物質研究のスケール感を体感してもらいたいと思います。地球内外の石の比較や、石を読み解く鉱物学そのものについても触れ、さらには「流星刀」の展示(期間限定)などを例に、地球外物質と人々との関わりについても紹介いたします。本企画展示を通して、地球外物質をより身近に感じてもらい、秘められた面白さを伝えられれば幸いです。

◉ 期間限定展示 ◉
「流星刀」と白萩隕石2号(富山市科学博物館 蔵)
7月24日[水]- 9月1日[日]

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧・ご参加を。
[ 詳 細 : 京都大学総合博物館  

【展覧会 】鹿児島市立美術館|特別企画展 鹿児島市立美術館開館70周年記念|没後100年 黒田清輝とその時代|’24年7月24日ー9月1日|

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鹿児島市立美術館
特別企画展   鹿児島市立美術館開館70周年記念
没後100年   黒田清輝とその時代

会  期  令和6年(2024年)7月24日[水]ー 9月1日[日]
休  館  日  7月29日[月]、8月5日[月]、8月16日[金]、8月19日[月]
開館時間  9:30 ー 18:00(入館は17:30まで)
会  場  鹿児島市立美術館 一般展示室(1・2)、企画展示室
      〠 892-0853 鹿児島市城山町4-36
      電話番号:099-224-3400 ファクス:099-224-3409
観  覧  料  一般:1,200円、高大学生:800円、小中生:600円
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター、東京国立博物館
主  催  鹿児島市立美術館、南日本新聞社、MBC南日本放送
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2024年は鹿児島市立美術館の開館70周年、そして黒田 清輝(くろだ せいき 1866ー1924)の没後100年にあたります。
鹿児島市に生まれた黒田は、法律修学のため留学したフランスで絵画の道へ転向、外光派のラファエル・コランに師事し、パリ郊外の自然豊かなグレーで滞在制作を行いました。帰国後、彼がフランスで学んだ明るくみずみずしい油彩表現は、日本の洋画界に新しい風を起こします。そして、画家としての制作活動のみならず、美術教育や行政にも携わり、生涯にわたって日本の美術振興に力を注ぎました。

黒田の存在は1954年に開館した鹿児島市立美術館の設立にもつながっています。郷土で2002年以来の本格的な紹介となる本展では、東京国立博物館のほか、国内の美術館等が所蔵する黒田の名品を中心に、関係作家の作品を含め、その足跡を多角的に振り返ります。
黒田が生きた時代から100年、今なお光を放つ作品の魅力をお楽しみください。

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿児島市立美術館 ] 

【展覧会】大原美術館|特別展 異文化は共鳴するのか? 大原コレクションでひらく近代への扉|’24年4月23日-9月23日|開幕参个月再紹介

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大原美術館
特別展 異文化は共鳴するのか?
大原コレクションでひらく近代への扉
会  期  2024年4月23日[火]- 9月23日[月・振休]
会  場  大原美術館 本館
      〠 710-8575 岡山県倉敷市中央1-1-15
      TEL 086-422-0005 E-mail eigyo☆ohara.or.jp ☆ → @
休  館  日  月曜休館(祝日および7月下旬-8月を除く)
開館時間  9:00 - 17:00(16:30 入館締切)
入  館  料  大原美術館入館券(本館、工芸・東洋館共通)にてご観覧頂けます。
      一 般 2,000円 高校・中学・小学生(18歳未満の方) 500円 、小学生未満 無 料
      * 身体障害者手帳(ミライロID)等をお持ちの方は証明書をご提示ください。
共  催  山陽新聞社
主  催  公益財団法人大原芸術財団 大原芸術研究所・大原美術館
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1930(昭和 5)年に設立された大原美術館は、実業家大原孫三郎(おおはら・まごさぶろう、1880-1943)の支援の下に、洋画家児島虎次郎(こじま・とらじろう、1881-1929)が収集した、近代を中核とする西洋美術作品を出発点としています。
その後、コレクションは西洋の現代美術、日本の近現代美術、民藝運動ゆかりの作家たちの作品へと範囲を拡大していきますが、その中核となるのは、やはり、19 世紀後半から 20 世紀前半の近代美術であることは間違いありません。
本展覧会は、次の手法によってこれらの近代美術を再検討しようという試みです。

ー1ー
大原美術館独自の近代美術再検討
ー2ー
文化交流の視点に沿った新たな展示
ー3ー
作品と資料による時代相の再現
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第1章:児島虎次郎、文化の越境者
大原美術館の礎を築いた児島虎次郎は、世界各地で触れた芸術や文化を、自らの創作活動に取り込んでいきました。児島にとって、異文化は他者であると同時に、自身の中に共存し、混交し、創作の原動力を生み出すもの、つまり、自己の重要な一部でもあったといえるでしょう。第1章では、児島の足跡を追いながら、彼の作品にあらわれた他文化への眼差しと、多文化の混交を確認していきます。
第2章:西洋と日本―西洋美術と日本近代美術の交差
異なる文化が接触したとき、そこからどのような創作が生まれてくるのでしょうか。第2章では、「他文化」「裸体」「宗教・信仰」などのテーマに沿って、大原美術館コレクションの中核を占める西洋美術と日本近代美術を対照展示することで、近代における文化の交差という視点から、両者の関係性やこうしたテーマの普遍性を浮き彫りにしてゆきます。
第3章:東西の交流—『白樺』、「民藝」を中心に
大原美術館は、雑誌『白樺』と民藝運動との結節点を物語るいくつかの資料を所蔵しています。第3章では、『白樺』同人から永久寄託された西洋美術作品と大原孫三郎・總一郎が支援した民藝運動ゆかりの作家たちの作品にそれらの資料群を加え、異文化への関心と多文化の混交、その連続性を概観します。
第4章:近代と現代の共鳴
近代から現代に至る美術の道のりは、反発、克服、憧憬と様々ですが、そこには間違いなく歴史に裏打ちされた近代美術の特質が継承されています。第4章では、現代における近代との関わりの一例を、戦中から戦後、そして当館での滞在制作事業で制作された作品を通して確認しつつ、近代と現代の時空を超えた対話としての美術をご紹介します。
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[ 詳 細 : 大原美術館

【展覧会】台東区立 書道博物館|企画展 中村不折コレクション 漢字のはじまり|’24年7月23日-12月15日|

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台東区立 書道博物館
企画展 中村不折コレクション
漢字のはじまり
会  期  2024年7月23日[火]- 12月15日[日]
          前期展示  2024年7月23日[火]- 9 月29日[日]
          後期展示  2024年10月1日[火]- 12月15日[日]
所  在 地  台東区立 書道博物館
      〠 110-0003 東京都台東区根岸2丁目10番4号
      TEL:03-3872-2645 FAX:03-3871-5467
観  覧  料  一  般・大学生  500円、 高、中、小学生  250円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日 (祝休日と重なる場合は翌平日)
主  催  (公財)台東区芸術文化財団
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漢字のはじまりはいつごろで、どんな文字だったでしょう?そして何に書かれていたでしょう?
動物の骨や亀の甲羅に刻された、現存最古の漢字といわれる甲骨文(甲骨文字)は、今から3500年ほど前に使われていました。
漢字は、読みやすさや書きやすさ、そして美しさなどが模索されながら、その時代に最もふさわしい形で表現され、発展していきました。本展では、甲骨文や青銅器の文字、石碑の文字など、中村不折コレクションから、ホンモノの考古品で、漢字のはじまりについて觧き明かします。

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[ 詳 細 : 台東区立 書道博物館

【展覧会】そごう美術館|ヨシタケシンスケ 初の大規模展覧会! ヨシタケシンスケ展かもしれない|’24年7月23日-9月2日|

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そごう美術館
ヨシタケシンスケ 初の大規模展覧会!
ヨシタケシンスケ展かもしれない
会  期  2024年7月23日[火]- 9月2日[月]
会  場  そごう美術館
       〠 220-8510 神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店 6階
      TEL:045(465)5515(美術館直通)
時  間  午前10時 - 午後8時(入館は 閉館の30分前 まで)
      * そごう横浜店の営業時間に準じ、変更になる場合があります。
休 館 日  会期中無休
入 館 料 〔 事前予約不要 〕
      一 般 1,400円、大学・高校生 1,200円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  そごう美術館
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そごう美術館にて、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」を2024年7月23日(火)より9月2日(月)まで開催いたします。頭のなかに広がるアイデアや、クスッと笑える人のクセやしぐさなどを描き続け、人々をひきつけている絵本作家ヨシタケシンスケ。初の大規模個展となる本展では、作家の発想の源であるスケッチや絵本原画など約400点以上を展示します。

< プロフィール >
ヨシタケシンスケ
1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年に初の絵本『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)を出版。これまで『りんごかもしれない』『もう ぬげない』(ブロンズ新社)『りゆうがあります』『なつみはなんにでもなれる』『おしっこちょっぴりもれたろう』(PHP研究所)『あつかったら ぬげばいい』(白泉社)『あんなに あんなに』(ポプラ社) で7度にわたりMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く。『りんごかもしれない』で、第61回産経児童出版文化賞美術賞、『つまんない つまんない』(白泉社)の英語版『The Boring Book』で、2019年ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞受賞。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : そごう美術館 「ヨシタケシンスケ展かもしれない」公式サイト ]

【展覧会】宮沢賢治記念館|特別展 イギリス海岸|’24年5月11日-8月4日|◆附 : イギリス海岸現出への挑戦-花巻市賢治まちづくり課|会期末

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特別展  イギリス海岸
開催期間  令和6年(2024年)5月11日[土]- 8月4日[日]
開催場所  宮沢賢治記念館 特別展示室
      〠 025-0011 岩手県花巻市矢沢1地割1番地36
      電話:0198-31-2319 ファクス:0198-31-2320
開館時間  午前8時30分-午後5時(午後4時30分までに入館ください)
休  館  日  12月28日から1月1日まで(年末年始のみ休館)
交通案内  東北新幹線、JR釜石線 新花巻駅より2キロメートル、車で3分
      JR東北本線、釜石線 花巻駅より8キロメートル、車で15分
入  館  料  一 般 350円、高校生・学生 250円、小学生・中学生 150円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
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イギリス海岸とは、花巻市内を流れる北上川と猿ヶ石川の合流地点を宮沢賢治が命名しました。
この場所は凝灰質の泥岩が広く分布し、当時は夏に干上がると岩は乾き真っ白に見えて、その様子をドーバー海峡のイギリス側海岸に例えたとされています。賢治が創作したものにも随筆風の「イギリス海岸」という作品があり、土壌、地質の専門家でもあった賢治らしい発想で描かれています。直筆稿や、まだ白い泥岩が見えていた頃の「イギリス海岸」の写真も紹介しながら、作品の魅力に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 宮沢賢治記念館 ]
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「イギリス海岸出現の試み」でイギリス海岸が出現 花巻市賢治まちづくり課

new花巻市賢治まちづくり課 URL ゟ 】
賢治の命日である9月21日に合わせて、賢治が命名した「イギリス海岸」(花巻市上小舟渡地先にある北上川右岸の川岸)出現の試みを実施し、令和元年以来、4年ぶりにイギリス海岸が出現しました。この試みは、今年も発電事業者等の全面的な協力のもと行われたものです。

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イギリス海岸出現状況
【令和5年9月21日のイギリス海岸出現状況】
「イギリス海岸出現の試み」でイギリス海岸が出現しました!
宮沢賢治の命日である9月21日に合わせて、賢治が命名した「イギリス海岸」(花巻市上小舟渡地先にある北上川右岸の川岸)出現の試みを実施し、令和元年以来、4年ぶりにイギリス海岸が出現しました。この試みは、今年も発電事業者等の全面的な協力のもと行われたものです。
<参加協力機関>
東北電力株式会社、電源開発株式会社、岩手県企業局、岩手県県土整備部、国土交通省岩手河川国道事務所、国土交通省北上川ダム統合管理事務所、国土交通省北上川下流河川事務所、花巻市(事務局)
<施設名>
四十四田発電所(四十四田ダム)、御所発電所(御所ダム)、綱取ダム、簗川発電所(簗川ダム)、早池峰発電所(早池峰ダム)、東和発電所(田瀬ダム)、猿ヶ石発電所

◉ ことし-2024年-も「イギリス海岸出現」成功を祈願します ! 
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報確認のうえご観覧を。

[ 詳 細 : 花巻市賢治まちづくり課

【展覧会】SOMPO美術館|フィロス・コレクション ロートレック展 時をつかむ線|’24年6月22日-9月23日|開幕壹个月再紹介

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SOMPO美術館
フィロス・コレクション
ロートレック展  時をつかむ線
会  期  2024年6月22日[土]- 9月23日[月]
会  場  SOMPO美術館 
      〠 160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
休  館  日  月曜日 * 祝日・振替休日の場合は開館
開館時間  午前10時 - 午後6時(金曜日は20:00まで) * 入館は閉館30分前まで
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,800円、大学生 1,200円、小中高校生 無料
      * 各種割引、優待情報などは、下掲詳細参照。
主  催  SOMPO美術館、日本テレビ放送網
──────────────sonpo美術館☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

19世紀末フランスを代表する画家、アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864年-1901年)の展覧会です。ロートレックによる紙作品の個人コレクションとしては世界最大級のフィロス・コレクションより、約240点をご紹介します。
フィロス・コレクションの最大の特徴である素描作品に始まり、ポスターを中心とする版画作品、雑誌や書籍のための挿絵、ロートレックが家族や知人にあてた手紙、ロートレックの私的な写真など、画家に肉薄した作品と資料で構成する展示です。

◆ 作家・コレクション紹介 ◆
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック(1864-1901)
南フランスのアルビに伯爵家の息子として生まれ、幼いころから、絵を描くことに関心を抱いていました。
13歳のときに左脚を、14歳で右脚を骨折、以降下半身の成長が止まってしまい、絵画に専念するようになります。
1882年に画業のためにパリに出て1884年頃からモンマルトルにアトリエを構え、そこに生きる歌手や芸人、娼婦たちの姿を描きました。とくに素早い描線と大胆な構図を活かしたポスターが、一世を風靡しました。
飲酒や放埓な生活のために肉体と精神を害し、療養の末、母の居城があったマルロメで亡くなりました。

フィロス・コレクション
米国のベリンダとポール・フィロス夫妻が、20年以上にわたり収集しているロートレック作品の個人コレクション。総数は300点以上にのぼり、現在も増え続けています。
その内容は素描を中心に紙を支持体とする作品(グラフィック)群で、版画や書籍、ポスターに関しては、状態の良いものを厳選して収集しています。
すでにアメリカや中国でコレクションを紹介する展覧会が開催されていますが、日本での開催は今回が初めてとなります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を
[ 詳 細 : SOMPO 美術館 ] 

【展覧会】静嘉堂文庫美術館|超・日本刀入門 ─ 鎌倉時代の名刀に学ぶ|’24年6月22日-8月25日|開幕壹个月再紹介

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静嘉堂文庫美術館
超・日本刀入門
── 鎌倉時代の名刀に学ぶ
会  期  2024年6月22日[土]- 8月25日[日]
会  場  静嘉堂@丸の内(明治生命館 1 階)
      〠 100-0005 東京都千代田区丸の内 2-1-1 明治生命館 1 階
      お問合せ:TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日(ただし7月15日・8月12日は開館)、7月16日[火]
      * 8月13日[火]はトークフリーデーとして開館
開館時間   10:00 – 17:00 (毎週土曜日は午後6時まで、第3水曜日は午後8時まで)
      * 入館は閉館の30前まで
入  館  料  一 般 1,500 円、 大学・高校生 1,000 円、 中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳をお持ちの方 (同伴者1名〈無料〉を含む) 700円
      ▶ 公式オンラインチケット →  https://www.e-tix.jp/seikado/   * 当日券も用意。 
主  催  静嘉堂文庫美術館(公益財団法人静嘉堂)
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かつて世田谷岡本〔静嘉堂文庫〕にて人気を博した
「超・日本刀入門」が帰ってきました!

武士の魂と呼ばれた日本刀は、およそ1000年の歴史のなかで、武器として用いられ、美術品として鑑賞されてきました。刀剣ブームがすでに定着した今、「全部同じに見える」「どこを見ればいいのか分からない」なんて今さらいえない …… 、あるいは「カタナの基本を見直した」という、そんなアナタに贈る入門編です!
丸の内で初の刀剣展となる本展では、館蔵の国宝・重要文化財刀剣9件をはじめとして、「日本刀の黄金時代」と称される鎌倉時代を中心に、平安ー南北朝の古名刀を特集します。さらに特別公開として鎌倉時代の仏像の名品、重要文化財「木造十二神将立像」7軀も一堂に会します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 静嘉堂文庫美術館

【展覧会 】五島美術館|[館蔵]夏の優品展 ── 一味爽涼|’24年6月22日-7月28日|開幕壹个月再紹介

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五島美術館
[館蔵]夏の優品展 ── 一味爽涼
期  間   2024年6月22日[土]─ 7月28日[日]
休  館  日   毎月曜日(7月15日は開館)、7月16日[火]
開館時間   午前10時─午後5時(入館は午後4時30分まで)
会  場  公益財団法人 五島美術館
      〠 158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)/03-3703-0661(テープ案内)
入  館  料   一 般 1,100円 / 高・大学生 800円 / 中学生以下無料
      * 障害者手帳をお持ちの方、ならびに介助者の方1名は200円引
      * 庭園入園のみ(展覧会をご覧にならない場合)は1人300円(中学生以下無料)
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「夏」と「涼」をテーマに、五島美術館の収蔵品から、絵画、書跡、陶芸、古鏡の優品約50点を選び展観(会期中一部展示替あり)。夏の情景を詠んだ古筆、日本画に表された消暑風景、清雅な禅僧の墨跡、涼しさを感じる白磁や青花磁器を紹介します。特集展示として、館蔵の日本陶磁コレクションも同時公開。

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【 詳 細 : 五島美術館 】 

【展覧会】高知県立高知城歴史博物館|特別展示室 企画展 武家の服飾 ― 山内家伝来装束の世界 ―|’24年6月22日-9月1日|開幕壹个月再紹介

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高知県立高知城歴史博物館
特別展示室 企画展
武家の服飾 ― 山内家伝来装束の世界 ―
開催期間  2024年6月22日[土]- 9月1日[日]
開館時間  9:00 - 18:00(日曜日は 8:00-18:00)
       * 展示室への入室は閉館の30分前まで
休  館  日  なし〔会期中無休〕
会  場  高知県立高知城歴史博物館  3階 特別展示室
      〠 780-0042 高知県高知市追手筋2-7-5
      TEL. 088-871-1600  FAX. 088-871-1619
観  覧  料  700円(常設展含む)/ 高知城とのセット券 900円 * 観覧券は当日のみ有効
      * 高校生以下、高知県・高知市 長寿手帳所持者は無料
      * 身体障害者手帳、療育手帳などの所持者と介護者(1名)は無料
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初代山内一豊から16代山内豊範まで、歴代土佐藩主の所用品を中心に山内家伝来の服飾資料を一挙公開。武家の装いに備わる機能と美、そしてそこに垣間見える武士のすがたをご紹介します。

< 展示の見どころ >
❖ 開館以来初となる服飾の企画展
本展は、当館の開館以来初となる服飾をテーマとした企画展です。修理後初公開資料を含む約30点の服飾関係資料を展示します。
❖ 山内家伝来服飾資料の特徴
土佐藩主山内家に伝わる服飾資料の多くは、武家にふさわしく陣羽織や具足下着などの戦衣に関わるものです。大半の歴代藩主が着用したものが伝わっており、それぞれの時代をよく表す資料も含まれています。戦乱の世から泰平の世へと移り変わっていく中で、戦衣がどのように変化していったのかを捉える手がかりとなる貴重な資料群と言えるでしょう。
❖ 歴代藩主の所用品を中心に、武家の装いを三つの場面に分けて紹介
武士としての威厳と着用者の個性があらわれた戦衣、武家社会の序列を示すために公の場で着用した衣服、武家の芸能となった能に用いられ荘重豪華を極めた能装束、それぞれ異なる表情を見せる服飾資料からは、さまざまな武士の姿を見ることができます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。
[ 詳 細 : 高知県立 高知城歴史博物館

【展覧会】帝国データバンク史料館|企画展 渋沢栄一と信用調査業|’24年5月21日ー12月27日|開幕貳个月再紹介

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帝国データバンク史料館
企画展 渋沢栄一と信用調査業
会  期  2024年5月21日[火]ー 12月27日[金]
開館日時  火ー金曜日(祝日を除く)
      事前予約制 AM 10:00 PM 1:00 PM 3:00 ▶ 来館予約は こちら から
見  学  無 料
会  場  帝国データバンク史料館 常設展示室  テーマ展示コーナー
      〠 160-0003 東京都新宿区四谷本塩町14-3    お問合せ:03-5919-9600(直通)
主  催  帝国データバンク史料館
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帝国データバンクが主業とする信用調査業。
明治維新以降、経済が急速に近代化していくなかで、銀行、手形交換所に次ぐ近代日本の重要機関として信用調査機関が設立されました。
「近代日本経済の父」と呼ばれた渋沢栄一も、日本における信用調査業の勃興と普及に尽力した人物の一人です。
渋沢は東京興信所を自ら創設し、後発の一民間企業であった帝国興信所(現帝国データバンク)にも支援を惜しみませんでした。
展示では、渋沢栄一が信用調査業に残した足跡と、帝国興信所とのエピソードやゆかりの品、寄稿記事などを紹介します。

20240725185929_00002 20240725185929_00003帝国データバンク史料館   信用調査業の歩みとともに   ハンドアウト

※ 感染症対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 帝国データバンク史料館

【展覧会】東京国立近代美術館|企画展 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション|’24年5月21日-8月25日|開幕貳个月再紹介

20240405205943_00001 20240405205943_00002東京国立近代美術館
企画展 TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション
会  期  2024年5月21日[火]- 8月25日[日]
会  場  東京国立近代美術館 1F企画展ギャラリー
      〠 102-8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
      050-5541-8600(ハローダイヤル 9:00 - 20:00)
休  館  日  月曜日(ただし7月15日、8月12日は開館)、7月16日[火]、8月13日[火]
開館時間  10:00 - 17:00(金曜・土曜は 10:00-20:00) * 入館は閉館30分前まで
観  覧  料  一 般 2200円、 大学生 1,200円、 高校生 700円
      * 割引前売り券、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照      
      * 当日券の窓口購入は混雑が予想されるため、事前のチケット購入がおすすめです。
特別協力  パリ市立近代美術館、パリミュゼ
主  催  東京国立近代美術館、大阪中之島美術館、日本経済新聞社、テレビ東京、BSテレビ東京
巡  回  大阪中之島美術館 2024年9月14日[土]- 12月8日[日]
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東京近美A3☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

見て、比べて、話したくなる。

パリ、東京、大阪 ── それぞれ独自の文化を育んできた3都市の美術館のコレクションが集結。
セーヌ川のほとりに建つパリ市立近代美術館、皇居にほど近い東京国立近代美術館、大阪市中心部に位置する大阪中之島美術館はいずれも、大都市の美術館として、豊かなモダンアートのコレクションを築いてきました。
本展覧会は、そんな3館のコレクションから共通点のある作品でトリオを組み、構成するという、これまでにないユニークな展示を試みます。時代や流派、洋の東西を越えて、主題やモチーフ、色や形、素材、作品が生まれた背景など、自由な発想で組まれたトリオの共通点はさまざま。総勢110名の作家による、絵画、彫刻、版画、素描、写真、デザイン、映像など150点あまりの作品で34のトリオを組み、それをテーマやコンセプトに応じて7つの章に分けて紹介することで、20世紀初頭から現代までのモダンアートの新たな見方を提案し、その魅力を浮かびあがらせます。

※ 当日券の窓口購入は混雑が予想されるため、事前のチケット購入が推奨されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立近代美術館  TRIO展公式サイトチケット情報

【展覧会】国立公文書館|令和6年夏の特別展 お札に描かれた人物 ―公文書で見る紙幣の歴史―|’24年7月20日-9月16日|

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国立公文書館
令和6年夏の特別展
お札に描かれた人物―公文書で見る紙幣の歴史―
会  期  令和6年(2024年)7月20日[土]- 9月16日[月・祝]
開館日時  月 - 日曜日  午前9時15分 - 午後5時00分
      * 8月16日[金]、9月13日[金]は午後8時まで開館
会  場  国立公文書館 東京本館
      〠 102-0091 東京都千代田区北の丸公園3番2号
入  場  料  無 料
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私たちの生活に欠かせない紙幣。日本の紙幣には様々な人物の肖像が描かれています。紙幣の代名詞ともいえる肖像にはどのような人物が選ばれてきたのでしょうか。 令和6年(2024)7月には新紙幣が発行されます。この機会に、お札に描かれた人物と近代日本の紙幣の歴史について、当館所蔵資料を中心にご紹介します。

< おもな展示資料 >
0607_01◉ 日本銀行兌換銀券の発行【重要文化財】
明治15年(1882)、紙幣発行を行う唯一の銀行として日本銀行 (にっぽんぎんこう) が設立されます。明治17年に兌換 (だかん) 銀行券条例が制定され、明治18年から大黒天 (だいこくてん) が描かれた紙幣(日本銀行兌換銀券 (にっぽんぎんこうだかんぎんけん) )が発行されました。画像は国指定重要文化財「公文録 (こうぶんろく)」より、明治18年に発行された百円札と一円札の見本です。
※資料保存のため、原本については期間限定の展示となります(原本展示期間外はパネル展示)。

0607_02◉ 兌換銀券に肖像を描く
明治20年(1887)、大黒天に替えて今後、各種紙幣の人像は、「日本武尊 (やまとたけるのみこと)」、「武内宿禰 (たけしうちのすくね)」、「藤原鎌足 (ふじわらのかまたり)」、「聖徳太子 (しょうとくたいし)」、「和気清麿 (わけのきよまろ)」、「坂上田村麿 (さかのうえのたむらまろ)」、「菅原道真 (すがわらのみちざね)」を描くことが提案され、閣議決定を経て9月19日に裁可 (さいか) されました。 画像は大蔵大臣から内閣総理大臣に提出された、閣議を求める文書です。その後、昭和21年(1946)の「新円切り替え」による紙幣発行まで、この中から紙幣の人物肖像が選ばれました。

0607_03◉ 印刷局の功労者として渋沢栄一等が表彰される
紙幣の製造は、大蔵省紙幣司 (しへいし)、紙幣寮 (しへいりょう)、紙幣局、印刷局などを経て、現在は独立行政法人国立印刷局が行っています。大正10年(1921)、紙幣司 (寮) 創設から50年となることから印刷局五十年記念祝典が行われ、渋沢栄一らが表彰されました。渋沢は初代紙幣頭 (しへいのかみ) (紙幣寮のトップ) を務めたことから、印刷局の功労者とされました。画像は渋沢らの表彰と銀杯の贈呈に関する文書です。
渋沢は令和6年(2024)7月から発行される、新しい一万円紙幣の肖像に採用されています。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立公文書館 ] 

【展覧会/ワークショップ】春日井市道風記念館|企画展 おののとうふう ~中国の書と和様の書~| ’24年7月20日-9月1日|

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春日井市道風記念館
企画展 おののとうふう ~中国の書と和様の書~
開催期間  令和6年(2024年)7月20日[土]- 令和6年(2024年)9月1日[日]
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一  般 100円、高校・大学生 50円、 中学生以下 無 料
      * 60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
開催場所  春日井市道風記念館
      〠 486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
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小野道風 (894-966) は、平安時代中期を代表する能書 (書の上手な人) です。道風の日本書道史上における功績を一口で言えば、従来の中国の書の模倣から脱して、日本風の書を創造したことです。その優美な書は和様の書と呼ばれ、後世に大きな影響を与えました。和様の書は、藤原佐理に継承され、藤原行成によって完成されたといわれ、この三人を三跡とよびます。
春日井市では道風の偉業を讃え、後世に伝えるため、昭和56年、道風生誕の地と伝えられる松河戸町に春日井市道風記念館を開館しました。全国的にも数少ない書専門の美術館です。
今回の企画展では、道風が書いた書だけではなく道風が手本にした中国の書にも目を向け、館蔵品や複製資料などで、小学生にもわかりやすいよう、やさしく、詳しく小野道風をご紹介します。柳と蛙の逸話にもみられる努力の尊さ、古きを学び、それを活かして新しい書を生み出した道風の革新的な精神に触れていただきたいと思います。

※ 恒例の夏休み企画展。豊富なイベント/ワークショップ(一部は申込制)が設定されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館 ]  { 活版アラカルト:道風記念館まとめ }

【展覧会】山種美術館|特別展 没後25年記念 東山魁夷と日本の夏|’24年7月20日ー9月23日|

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山種美術館
〔特別展〕没後25年記念
東山魁夷と日本の夏
会  期  2024年7月20日[土]ー 9月23日[月・振休]
会  場  山種美術館
      〠 150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36 
      TEL:050-5541-8600 (ハローダイヤル)
開館時間  午前10時 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日(8/12[月・振休]、9/16[月・祝]、9/23[月・振休] は開館、8/13[火]、
      9/17[火] は休館)
入  館  料  一 般 1400円、〔夏の学割〕大学生・高校生500円、
      中学生以下無料(付添者の同伴が必要です)
      * 障がい者手帳、被爆者健康手帳をご提示の方、およびその介助者(1名) 一般 1200円
      * 各種割引・優待情報などは下掲 公式詳細サイト にて
主  催  山種美術館、日本経済新聞社、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁
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四季を通じて自然との対話を重ね、さまざまな風景を描いた東山魁夷(1908–1999)。海山の自然から古都の町並みにいたるまで、詩情豊かに表された作品は、没後四半世紀を経た今も人々から愛されています。
このたび山種美術館では、所蔵する魁夷の作品を全点公開し、季節感にあふれた風景画をご紹介します。さらに、浮世絵から近代・現代日本画にいたる夏をテーマにした名品や、涼しさの感じられる優品を選りすぐり、ご紹介する特別展を開催します。
なかでも注目すべきは、普遍的な日本の海のイメージと伝統的な日本絵画の装飾性が融合した幅9メートル超の大作《満ち来る潮》。皇居新宮殿にある魁夷の代表作と同趣作品を、当館初代館長(山崎種二) が画家に制作を依頼した逸品です。
また、作家・川端康成の言葉を契機に、魁夷が京都の風情と季節のうつろいを格調高く描いた連作「京洛四季」も見どころの1つです。
本展では、白波の立つダイナミックな海原を表現した《満ち来る潮》を筆頭に、日本の海と銀色の月を描いた横山大観の《夏の海》、青い浴衣姿の女性の一瞬のたたずまいを捉えた上村松園の《蛍》など、目にも涼やかな作品を取り揃えています。東山魁夷の風景画と日本の夏を描いた優品を通じ、爽やかなひと時を過ごしていただければ幸いです。

※ 下掲公式サイトにて最新詳細情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 山種美術館 ]

【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 泉屋博古館の名宝 ― 住友春翠の愛でた祈りの造形 ―|’24年7月20日-9月1日|

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奈良国立博物館
特別陳列
泉屋博古館の名宝 ― 住友春翠の愛でた祈りの造形 ―
会  期  令和6年(2024)7月20日[土]- 9月1日[日]
会  場  奈良国立博物館  東新館
      〠 630-8213 奈良市登大路町50番地(奈良公園内)
      TEL:050-5542-8600(ハローダイヤル) FAX:0742-26-7218
休  館  日  毎週月曜日、5月7日[火]
      * ただし、ただし8月5日、12日は開館
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 * 入館は閉館の30分前まで
      * 8月5日-14日(なら燈花会の期間)は午後6時まで。
       8月15日(中元万燈籠)は午後7時まで
観覧料金  当日券・個人  一 般 700円、 大 学 生 350円 、高校生以下 無 料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
特別協力  公益財団法人泉屋博古館
主  催  奈良国立博物館
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泉屋博古館-せんおくはっこかん-は、住友家第15代住友吉左衞門友純-ともいと(雅号:春翠-しゅんすい 1864-1926)のコレクションをはじめとした美術品の保管、研究、公開をおこなう美術館です。3500件に及ぶ収蔵品は、中国古代青銅器、東アジアの書画、西洋絵画、近代陶磁器、茶道具、文房具、能面・能装束など幅広い領域にわたり、設立の地である京都・鹿ヶ谷、そして東京・六本木でも公開されています(泉屋博古館〔京都〕は改修工事のため、2025年春まで休館)。

本展は、泉屋博古館の全面的なご協力の下、住友コレクションの代名詞とも言うべき中国青銅器の名品と、春翠の審美眼による選りすぐりの仏教美術をご紹介するものです。古代中国の祭祀に用いられた青銅器や、仏教寺院にまつられた仏像、仏教儀礼に関わる仏画や工芸品など、いわば様々な信仰に関わる名品を一堂に集めた展覧会とも言えます。実業に携わりながら芸術文化にも高い関心を示した住友春翠の、祈りの造形に注いだまなざしを感じて頂ければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館 ]

【イベント】花巻市 宮沢賢治童話村|令和6年度 賢治フェスティバル 童話村の森ライトアップ2024|’24年7月20日-10月27日までの土曜・日曜・祝日|

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花巻市 宮沢賢治童話村
令和6年度 賢治フェスティバル
童話村の森ライトアップ2024
開催日  令和6年(2024)7月20日[土]- 10月27日[日]までの土曜・日曜・祝日(予定)
      * 8月10日[土]ー 8月18日[日]は毎日開催。
      * ライトアップ開催日は、「賢治の学校」「賢治の教室」開館と「森の店っこや」の
       営業を終了時刻の30分前まで延長します。
開催時間  7月20日[土]-  8 月31日[土]:午後6時から午後9時
      9月 1 日[日]-  9 月29日[日]:午後5時から午後9時
      10月5日[土]- 10月27日[日]:午後4時から午後8時
      * 最終入場は終了時刻30分前です。
会  場  宮沢賢治童話村(芝生広場、妖精の小径、山野草園、賢治の教室エリア)
      〠 025-0014 岩手県花巻市高松第26地割19番地
      電話:0198-31-2211 ファクス:0198-31-2213 ▶ 花巻市専用フォーム
入場無料
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光と自然が織りなす幻想的な賢治の作品世界をご体感ください。

◉ 童話村の森ライトアップ2024 開催カレンダー
  ▶ ライトアップ2024実施日 
  * 大雨・強風等の気象状況などにより、開催内容の変更及び開催を中止する場合があります。
開催についての情報は、「ホームページ」や「賢治フェスティバル実行委員会フェイスブック」「賢治フェスティバル実行委員会エックス」「賢治フェスティバル実行委員会インスタグラム」でお知らせいたします。
  ▶ 宮沢賢治童話村 ご利用案内と交通

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 花巻市 童話村のライトアップ2024 ] 

【展覧会】東京都美術館|大地に耳をすます 気配と手ざわり|’24年7月20日-10月9日

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東京都美術館
大地に耳をすます   気配と手ざわり
The Whispering Land: Artists in Correspondence with Nature
会  期  2024年7月20日[土]- 10月9日[水]
休  室  日  月曜日、9月17日[火]、9月24日[火]
      * ただし、8月12 日[月・休]、9月16日[月・祝]、9月23日[月・休]は開室
開室時間  9:30 - 17:30  * 金曜日は20:00まで  * 入室は閉室の30分前まで
会  場  東京都美術館 ギャラリーA・B・C
      〠 110-0007 東京都台東区上野公園8-36 TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
観  覧  料  一 般 1,100円 、大学生・専門学校生 700円、 65歳以上 800円、高校生以下無料
      * 当日・個人・税込み料金を表示。各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
特別協力  株式会社ツガワ
協  力  株式会社ミシマ社、Gallery Camellia
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館
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本展では自然に深く関わり制作をつづける現代作家 5 人をご紹介します。
野生動物、山の人々の生業、移りゆく景色や植生、生命の輝きや自然の驚異を捉えた作品は、自然とともに生きるつくり手の瑞々しい歓喜に溢れています。同時に、ときに暴力的に牙をむき、したたかな生存戦略をめぐらせる自然の諸相を鮮烈に思い起こさせ、都市生活では希薄になりがちな、人の力の及ばない自然への畏怖と敬意が感じられます。未開の大自然ではなく自然と人の暮らしが重なる場から生まれた彼らの作品は、自然と人の関係性を問い直すものでもあります。
古来人間は自然の営みに目を凝らし、耳をすまし、長い年月をかけて共生する術を育んできました。自然に分け入り心動かされ、風土に接し生み出された作品は、人間中心の生活のなかでは聞こえにくくなっている大地の息づかいを伝えてくれます。かすかな気配も捉える作家の鋭敏な感覚をとおして触れる自然と人のありようは、私たちの「生きる感覚」をも呼び覚ましてくれるでしょう。

◆ 出品作家
榎本裕一、川村喜一、倉科光子、ふるさかはるか、ミロコマチコ
◆ 展覧会のみどころ
● 自然とともに生きるよろこび
都市を出て、豊かな自然と風土に身をおいたつくり手をご紹介します。川村喜一が移住者としての新鮮なまなざしで撮影した知床の日常や、榎本裕一が魅了された極寒の根室の景色をモティーフとした作品が、東京の展覧会場に自然の息吹を伝えます。
● 空間にあわせた新作
ミロコマチコは、東京都美術館の個性的な広い空間に合わせて、生命のうごめく奄美大島をイメージしたインスタレーションを制作。
ふるさかはるかは、取材地の漆を使った 15 枚組みの大きな木版画に取り組み、青森の木立のような展示空間をつくります。
● 5人の現代作家による多彩な作品
写真、木版画、油彩画、水彩画、インスタレーションなど 5 人の現代作家による多彩な作品を展示。倉科光子による東日本大震災の津波と復興がもたらす植生の変化を捉えつづける作品をはじめ、さまざまな角度から人と自然の関係を見つめ直します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都美術館 本展特設サイト

【展覧会】東京都写真美術館|2F 展示室 今森光彦 にっぽんの里山|’24年6月20日-9月29日|開幕壹个月再紹介

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2F 展示室
今森光彦 にっぽんの里山
開催期間  2024年6月20日[木]- 9月29日[日]
会  場  東京都写真美術館 2F 展示室
      〠 153-0062 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      TEL 03-3280-0099
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は開館し、翌平日休館)
料  金  一 般 700円 / 学 ⽣ 560円 / 中⾼⽣・65歳以上 350円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都写真美術館
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世界の熱帯雨林、砂漠から、国内の自然環境まで、自然と人との関わりをテーマに美しい映像と親しみやすい文章で伝えつづける今森光彦。東京都写真美術館では、自然写真家・今森光彦の「にっぽんの里山」を開催します。
幼いころから昆虫の生態と美しさに魅力された今森は、世界中の昆虫を求めて精力的に取材活動をつづけ、既成の生態写真にとらわれない独特な自然観に基づく作品は、内外で高い評価を得ています。また、故郷である琵琶湖周辺を中心とした「里山」と呼ばれる空間を見つめつづけ、自然と人との絶妙なバランスで生み出される里山を映像化してきました。本展覧会は今森が出会った日本全国200カ所以上の里山の中から、厳選した作品を紹介するシリーズ最新作です。
里山をめぐる今森の旅は、自然と人が調和する空間を鮮やかに浮かび上がらせ、美しく多様性に富んだこの国の自然に気づかせてくれることでしょう。今森光彦のライフワーク、里山シリーズの全貌が解き明かされる「にっぽんの里山」にご期待ください。

※ 事業は諸般の事情により変更することがございます。 あらかじめご了承ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館     日時指定チケット購入先-外部サイト ]

【展覧会】市原湖畔美術館|レイクサイドスペシフィック! —夏休みの美術館観察|’24年7月20日-9月23日|

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市原湖畔美術館
レイクサイドスペシフィック!—夏休みの美術館観察
開催期間  2024年7月20日[土]- 9月23日[月・祝]
開館時間  平日/10:00 ー 17:00 土曜・祝前日/9:30 - 19:00 
      日曜・祝日/9:30 - 18:00  * 最終入館は閉館時間 30 分前まで
休  館  日  月曜日(祝日の場合は翌平日)
会  場  市原湖畔美術館
      〠 290-0554 千葉県市原市不入 75-1 TEL 0436-98-1525
料  金  一 般:1,000円 / 大高生・65 歳以上:800円 / 中学生以下無料
      * 支払いは現金のみとなります。
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  市原湖畔美術館[指定管理者:株式会社アートフロントギャラリー]
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市原湖畔美術館をよ~く観察

東京から車で約1時間の里山にある当館は、人工湖・高滝湖のほとりに開館した観光・文化施設「水と彫刻の丘」をリノベーションし、2013年に誕生した自然豊かな美術館。  きらめく湖の3体の彫刻は、いつからここに? 地層のような外壁、緩やかなカーブを描き重なり合うコンクリート壁、行き止まりの道 —— バブル経済の真っただ中で設計され、バブル崩壊後に竣工した既存建物のあちこちには数々の謎が残されていた。だけどなんだか心地が良いのはなぜだろう。
本展では、その謎と戯れながら、5名のアーティストと共に美術館の観察を試みた。そして、建築空間・周辺環境から着想を得た作品や展開方法を「レイクサイドスペシフィック」と名付けてみている。市原湖畔美術館をよ~く観察する、初めての、夏!

◆ 出展作家:森洋樹、石田真澄、光岡幸一、トモトシ、BIEN

< 見どころ >
➊ 美術館までの風景が彫刻に?
緩やかな弧を描く展示室に添うように建ち並ぶのは、森洋樹による木彫作品です。美術館までの道のりで目にした、山、森、川、湖、ダム、ビル、家などの自然物や人工物をモチーフに、一本の木を彫り出しながら「色」と「線」のみで風景を表現していきます。学部時代は建築を学び、大学院から彫刻専攻に転向した経歴を持つ森の風景の捉え方が色濃く表れた作品群は、私たちがいつも見ているものは何か、考えるきっかけを与えてくれることでしょう。
❷ 美術館にふりそそぐ光
石田真澄は、時間の経過とともに刻々と変わる美術館や周辺環境の表情を“光を見つける”ことを通して発見していきます。本展のために撮り下ろされた新作のみで構成されるインスタレーションは、作家自身の視点を追体験させるような仕草で、自然光が差し込む展示室、屋上広場、外壁に展示されます。中学生の頃から独学で写真を始め、近年は「GINZA」や「POPEYE」などの雑誌、広告、写真集などで注目を集める石田にとって、美術館での発表は本展が初めての機会となります。
❸ 美術館に  “ 新たな導線 ”
光岡幸一は、建物にテープで文字を書く手法を用いて、美術館に “新たな導線” を作り、美術館で過ごす人々の認識や動きを少しずつ変えていきます。文字で表現されるのは「そこらへん」「あっち」「こっち」「あっちかも」など、正確な順路を示す言葉とは対照的な、曖昧なものばかりです。それらは館内外を散策するように設計され、時にその場に佇ませながら、一見何もないように思えた場所での楽しみ方をささやかに教えてくれます。
❹ クールな美術館を “ ほんわか ” させる
本展でトモトシが試みるのは、引越し業者が壁や床に傷がつかないように養生する技術を応用し、美術館建物の鋭角をやわらかく=ほんわかさせていくアクションです。会期中は、他の展示作品と共に、トモトシによる養生が館内各所に現れます。さらに、“ ほんわか ” させた部分にトモトシが強くぶつかるコミカルな映像作品も展示します。「建築や都市の完璧なデザインはありえない」というトモトシの考えが表れた、会期中のみの刹那的なリノベーションとも言えるでしょう。
❺ リノベーションの痕跡を可視化する
BIENは、約9メートルの吹き抜けに建物の骨組みを現出させ、建物の “形状” や “歴史” の解体/再構築を試みる新作インスタレーションを展開します。かつて、この空間を貫く梁と柱の向こう側は、湖底の世界を表現するための屋外水槽でした。しかし、水中彫刻を設置しようとつくられた水槽は一度も活用されることなく、遺構のように残されていたのです。展示室内に点在するBIENの遊び心ある仕掛けは、リノベーションの痕跡を可視化し、既存の梁と柱をフィクションと現実の境界線に置き換えていきます。
❻ 30年の時を経て明らかになる、美術館の謎
遡ること30年、「水と彫刻の丘」には、とんでもない建築計画が存在していました。地下トンネル、空中デッキ、湖上の回廊……関連展示「学芸員の美術館観察」では、当館の30年余りの資料を掘り起こし明らかにしていくことで時代性を捉え、建築としての当館の魅力に迫ります。また、来館者にも美術館で発見したことを絵やことばで表現していただく「絵日記コーナー」も開設し、美術館を巡りながら、場所を発見していくことの楽しさを共有できる機会をつくります。

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[ 詳 細 :市原湖畔美術館

【展覧会】たましん美術館〔立川〕|企画展 浮世絵 歌川広重《名所江戸百景》|’24年7月20日-9月16日|

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たましん美術館〔立川〕
企画展 浮世絵 歌川広重《名所江戸百景》
会  期  2024年7月20日[土]- 9月16日[月・祝]
開館時間  10:00 - 18:00(入館は17:30まで)
休  館  日   月曜日
      8月12日[月・祝]は開館し、翌13日[火]休館、9月16日[月・祝]は開館
会  場  たましん美術館 多摩信用金庫1階
      〠 190-8681 東京都立川市緑町3-4
入  館  料  500円、高・大学生 300円、中学生以下 無 料
      * チケット各種優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  多摩美術大学版画研究室
共  催  公益財団法人立川市地域文化振興財団   
主  催  公益財団法人たましん地域文化財団
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江戸庶民の風俗、文化を伝える広重晩年の最高傑作《名所江戸百景》、略して「江戸百」。
この展覧会では、江戸百に描かれた場所や人、動物から、江戸時代の生活についてご紹介します。
浮世絵の世界で、葛飾北斎とならび称される初代・歌川広重。安政5(1858)年に62歳で亡くなりますが、安政3(1856)年から制作されたこの江戸百が空前の大ヒット。題名の「百景」の100枚をこえ118枚まで描き続けられたほどです。
まさに「浮世絵師人生の集大成」となった本作は、江戸時代の情緒あふれる春夏秋冬の風景が、人々の度肝を抜くような斬新な構図と鮮やかな色彩で描かれました。江戸の名所をとらえた洒落と遊び心ある絵は江戸時代の人々を、そして150年以上を経た現代の私たちをも楽しませてくれます。
本展では江戸百から40点と《蒲田の梅園》の版木、多摩の風景を描いた浮世絵10点を展示。作品にはナゾときのクイズ、ワークシートなども添え、表現の意図や工夫はやさしい解説パネルで伝えます。会期中のワークショップやギャラリートークでは、創造活動や鑑賞のよろこびを体感することもできます。作品の見方や感じ方をひろげる、大人も子どもも楽しめる展覧会です。

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[ 詳 細 : たましん地域文化財団|美術

【展覧会】府中市美術館|市制施行70周年記念|自然、生命、平和 ―私たちは見つめられている― 吉田遠志展|’24年7月20日ー9月6日|

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府中市美術館
市制施行70周年記念
自然、生命、平和 ―私たちは見つめられている―
吉田遠志展
会  期  2024年7月20日[土]ー 9月6日[金]
会  場  府中市美術館 2階 企画展示室
      〠 183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  月曜日(8月12日[月・祝]を除く)、8月13日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 800円、 高校・大学生 400円、 小・中学生 200円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  丸山晩霞記念館、吉田家、吉田版画アカデミー、(一財)太平洋美術会、地域美術
主  催  府中市美術館
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可愛いだけが動物ではない 弱肉強食だけでもない。
吉田 遠志-よしだ とおし-はアフリカで 水辺を譲り合って仲良く暮らす野生の動物たちの平和な「共存共栄」の姿をみた。
遠志は描いて訴える 地上の原理を人間も守れと。
野生動物は、愚かな人間をじっと見つめている。府中市美術館おもてA 府中市美術館7月うら☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

<みどころ>
✿ みどころ1 遠志の木版画
吉田遠志の父は明治の天才画家吉田博。その博のもとで、日本の伝統の木版画の技術を磨きました。
✿ みどころ2 遠志とアフリカ
遠志は幼少期から動物園に親しみ、動物の写生に飽きることなく没頭しました。彼の画題は野生動物であり、ついに取材はアフリカまで至りました。また顕微鏡で見える微生物にも関心が向けられ、制作意図は、「生命の根源」を探求することにむけられていきました。
✿ みどころ3 動物絵本シリーズ
晩年に取り組んだ色鉛筆を駆使した動物絵本を紹介します。

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[ 詳 細 : 府中市美術館 

【展覧会】名古屋市美術館|特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ|’24年6月29日-9月8日|開幕壹个月再紹介

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名古屋市美術館
特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ
会  期  2024年6月29日[土]- 9月8日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時  * 金曜日は午後8時まで(入場は閉館30分前まで)
休  館  日  毎週月曜日〔7月15日[月・祝]、8月12日[月・休]は開館〕、
      7月16日[火]、8月13日[火]
観  覧  料  当日・個人 一 般 1,500円、高 大 生 900円、中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  名古屋市美術館
      〠 460-0008 名古屋市中区栄二丁目17番25号(芸術と科学の杜・白川公園内)
      TEL 052-212-0001 FAX 052-212-0005
主  催  名古屋市教育委員会・名古屋市美術館、中⽇新聞社、⽇本経済新聞社、テレビ愛知
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メキシコで画家・美術教育者として活動した北川⺠次(1894-1989)。
⽇本へ帰国後は東京や愛知を拠点に洋画壇で活躍し、⼦どもの美術教育や壁画制作にも挑みました。約30 年ぶりの回顧展となる本展では、北川がメキシコ時代に交流した作家や美術運動との関わりも視野に⼊れながら、彼がメキシコで学び⽇本へ帰国後も貫いてきた芸術への信念を再考します。
また本展では、北川の美術教育者としての側⾯にも注⽬します。北川はメキシコで野外美術学校の教師を務めた経験を活かして⽇本で児童美術学校を主宰し、美術批評家の久保貞次郎らの協⼒を得て絵本制作を⾏うなど、創造性をもった⼈間づくりを⽬指す美術教育に携わりました。現代でもなお⽰唆に富む⾰新的な⽅針やその⼿法を、⽣徒の作品や当時の資料とともに紹介します。
絵画作品約70 点を含む約180 点の作品と資料によって、洋画家・壁画家・絵本制作者・美術教育者など多彩な側⾯をもつ北川⺠次の魅⼒に迫ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 名古屋市美術館

e9bdbeed133bb2700c1964045f86688cISOP マヤ文字変換 による、マヤ文字風の表記  ろうぶんどう

{新宿餘談}
ふるいはなしである。2015年11月にメキシコに出かけた。その報告は当時のウェブサイト容量制限もあって、おもに{朗文堂 花筏}でなした。
{活版アラカルト}には〔【旅の備忘録】メキシコ|土着信仰と習合したキリスト教会では頭蓋骨を祀る風習が|拳銃と麻薬に要警戒、 修羅の国、 あやかしの國、 そしてとこしえの歴史をいだく魅力の邦|’15年11月9日〕にわずかにのこっている。

 世田谷美術館 ’24年9月21日- 11月17日「生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日へ」今回の名古屋市美術館「特別展 生誕130年記念 北川民次展 ― メキシコから日本へ」は興味をもって情報を追っていたが、日本語版ウィキペディアには、北川民次紹介はあれど「メキシコ壁画運動」の記録は無い。ほかの資料でも近代メキシコ造形関連資料はきわめてすくないようだ。
そんなとき「妙な資料ならお任せ」のノー学部が次次と図書資料を提示してくれた。編者はそれをもとに、リベラとフリーダ夫妻の記録から「メキシコ近代造形運動」の資料をたぐりよせていた。
本展は名古屋での会期終了後、世田谷美術館(東京都世田谷区砧公園1-2)にて「生誕130年記念 北川民次展―メキシコから日本へ」-2024年9月21日[土]- 11月17日[日]での巡回開催が発表されている。
さすがに名古屋まで出かけることはできなかったが、世田谷なら容易になった。そこで編者の予習・復習をかねて、以下の入門書ともいうべき資料を紹介したい。

20240710162650_00001『メキシコ壁画運動-リベラ、オロスコ、シケイロス』
加藤 薫著  2003年  現代図書  表1&背文字
20240719215246_00001『フリーダ・カーロ-痛みこそ、わが真実』
クリスティーナ・ビュリュス著 遠藤ゆかり訳 2008年 創元社
フリーダ・カーロ予告編トップ「ビデオ フリーダ」(言語:スペイン語 日本語字幕)予告編トップ Amazon Prime Videoより

【展覧会】奈良県立万葉文化館|館蔵品展 万葉 恋ものがたり|’24年7月20日-9月16日|

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館蔵品展 万葉 恋ものがたり
会  期  2024年7月20日[土]- 9月16日[月・祝]
会  場  奈良県立万葉文化館 企画展示室
      〠 634-0103 奈良県高市郡明日香村飛鳥10 電話 0744-54-1850
観  覧  料  一 般  600円、 高校・大学生  500円、 小・中学生  300円
開館時間  10:00 ー 17:30(入館は17:00まで)
休  館  日  月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の平日)
主  催  奈良県立万葉館文化
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我が国最古の歌集『万葉集』には、男女の恋歌を主とする「相聞ーそうもん」に分類される歌が多くおさめられています。それらの歌の数々には、お互いを想う歌や、恋い焦がれる苦しみ、嫉妬する気持ちが込められたものもあり、およそ1300年の時を超えてなお、当時の人々の思いをありありと今に伝えます。
本展では、恋の歌をモチーフに描かれた「万葉日本画」を中心に、下絵や素描なども紹介します。万葉のひとびとが織りなす恋模様に思いをはせていただければ幸いです。
作品リスト PDF

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[ 詳 細 : 奈良県立万葉文化館 ]

【展覧会】Bunkamura|二子玉川ライズ スタジオ & ホール|鈴木康広展 ただ今、発見しています|’24年7月20日-9月1日|

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Bunkamura
二子玉川ライズ スタジオ & ホール
鈴木康広展   ただ今、発見しています
会  期  2024年7月20日[土]- 9月1日[日] * 休館日なし
会  場  二子玉川ライズ スタジオ & ホール
      〠 158-0094 東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズ
      TEL:03-6732-7340 (受付時間:9:00-18:00)
時  間  10:00-19:00 * 7/22[月]ー 7/25[木]は 12:00-19:00
      * 毎週土曜日は10:00-20:00 * 最終入場は 各閉場の30分前まで
チケット  オンラインによる全日程日時予約制 詳細はこちら ▶ チケット情報
主  催  Bunkamura
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今話題のアーティストによる
発見に満ちた個展、待望の都内初開催!
観客とともに「発見」する、
ひらかれた現代アート

身の周りに存在する何気ないものごとに注目し、小さな気付きを独自の視点で捉えなおし作品を制作するアーティスト・鈴木康広(1979年- )。そのユーモラスな作品は、置かれるロケーションの変化、あるいは鑑賞者の視点や発見がスパイスとなって、その時々で新たな表情を見せてくれます。
本展では、代表作である《まばたきの葉》や《空気の人》をはじめ、鈴木康広の繊細な視点と斬新な発想にもとづく「見立て」(=あるものを見て他の何かを連想し、新たな視点で捉えなおすこと)から生まれた作品約50点を展示します。同じ作品と向き合っても、気付きや発見は人それぞれ。鈴木康広の「発見」から生まれた作品と、それを観て新たな「発見」をする鑑賞者、そしてその様子を見て別の視点からの「発見」をする隣の鑑賞者、と、「発見」の連鎖となって繋がっていったらどんなに楽しいことでしょう!
そうした「発見」の手がかりとして、ただ鑑賞するだけではない体験型の作品も! 会場では、夏休みの工作や自由研究のヒントにも出会えるかもしれません。
Bunkamura ザ・ミュージアムが、文化と自然にあふれるヒラメキの場所・二子玉川の地にて開催する本展。現在進行形で生まれ続ける「発見」をお楽しみください。

PROFILE 鈴木康広(すずき・やすひろ)
2001年東京造形大学デザイン学科卒。2014年に水戸芸術館、金沢21世紀美術館で個展を開催。現在、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員。NHK Eテレ「みたてるふぉーぜ」(2023年- )総合指導。
鈴木康広 公式ウェブサイト

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[ 詳 細 : Bunkamura  本展特設サイト ] 

【展覧会】土門拳記念館|特別展 The Eyes -土門拳が撮った眼-|’24年7月19日-10月22日|

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土門拳記念館
特別展 The Eyes-土門拳が撮った眼-
開催期間  2024年7月19日[金]- 10月22日[火]
時  間  午前9時 ー 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  8/29[木]、9/25[水]ー 9/26[木]
会  場  土拳拳記念館 主要展示室、企画展示室Ⅰ、企画展示室Ⅱ
      〠 998-0055 山形県酒田市飯森山2-13(飯森山公園内)
      TEL:0234-31-0028
入  館  料  一 般:800円、高校生:400円、小・中学生:無 料
協  力  一般財団法人 日本カメラ財団、植田正治写真美術館、一般財団法人 草月会
共  催  酒田市、酒田市教育委員会
主  催  公益財団法人さかた文化財団 土門拳記念館
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たとえ小さくても軽くても
視線の強いものが、
ぼくの被写体として残る

写真家・土門拳(1909−1990年)が撮影した多様な “眼” に焦点をあてる展覧会を開催いたします。 
20世紀日本のドキュメンタリー写真を代表する『ヒロシマ』(1958年)や『筑豊のこどもたち』(1960年)には、被写体となった人々の眼が印象的な作品が数多く含まれています。何かを強く求め訴えかけてくるような眼があれば、時には現代の私たちの在り方を問うような深く静かな瞳もあります。
昭和の著名人たちの肖像を収めた『風貌』(1953年)シリーズでは、激動の時代を切り拓いていった者たちの才気あふれる眼差しに、時を超えて対面することができます。『文楽』(1972年)や『古寺巡礼』(1963〜1975年)といった写真集では、日本美術史の中で生み出され、継承されてきた個性的な眼の造形の数々が、土門特有のクローズアップ撮影によって鮮やかに切り撮られてきました。

「ぼくは被写体に対峙し、ぼくの視点から相手を睨みつけ、そして時には語りかけながら被写体がぼくを睨みつけてくる視点を探る。そして火花が散るというか、二つの視点がぶつかった時がシャッター・チャンスである」と書き残しているように、彼が写した多くの “ 眼 ” には、被写体そのものの発するメッセージと、土門自身の思想の両方が反映されているといえるでしょう。眼の中に刻まれた時代と、今も生き続ける記憶を感じていただければ幸いです。

会期の後半には一部展示替えを行い、今年で30回目を迎える「酒田市土門拳文化賞」の受賞作品展と、地元・庄内地域にゆかりのある若手写真家 / 美術家の作品とともに土門拳を再考する、初の試みとなるグループ展「KDMoP Shonai Photo Meeting −リミックス土門拳−」を順次開催いたします。

※ 多彩な関連イベントが発表されています。
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[ 詳 細 : 土門拳記念館 ]  { 活版アラカルト 過去ログ }