カテゴリー別アーカイブ: 展覧会情報

【展覧会】ニュースパーク(日本新聞博物館)|企画展 そのとき新聞は、記者は、情報は─ 関東大震災100年|’23年8月26日-12月24日

20230807185144_00035 20230807185144_00036

ニュースパーク(日本新聞博物館)
企画展 そのとき新聞は、記者は、情報は ── 関東大震災100年
会  期  2023年8月26日[土]- 12月24日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
会  場  ニュースパーク(日本新聞博物館)2階企画展示室
      横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター
入  館  料  (常設展含む、税込み)
      一般 400円、大学生 300円、高校生 200円、中学生以下 無 料
主  催  ニュースパーク(日本新聞博物館)
──────────────────────しんぶん ニュースパーク(日本新聞博物館)|企画展「そのとき新聞は、記者は、情報は ─ 関東大震災100年」
今年9月1日で関東大震災発生から100年を迎えるのを機に、新聞社の当時の状況、記者が被災地で見たもの・経験したこと、横浜・神奈川がどのように伝えられたのかを、当時の紙面や写真で振り返ります。そこには、どんな状況でも人々に情報を届けようとする新聞社と記者の「本能」とも言える姿があります。災害時に広がる流言・デマも紹介し、不確かな情報にどう対処するかを考える機会にもします。関東大震災前後の震災、新聞社の防災・減災の取り組みも取り上げます。

< トップ画像の出典 左上から時計周りに >
「横浜全市灰燼に帰す」=京都日出新聞 1923(大正12)年9月2日 夕刊(9月3日付)
「帝都の写真を齎して」=大阪朝日新聞 1923年9月4日 第三号外
「横浜より東京を突破して」=大阪都新聞 1923年9月6日 号外
「飛行機上から見た災禍地」=大阪毎日新聞 1923年9月4日 夕刊(9月5日付)
「横浜港浅くなる」=国民新聞 1923年9月9日 号外
「流言飛語」=国民新聞 1923年9月29日
報知新聞社社告=報知新聞 1923年9月5日
読売新聞社社告=読売新聞 1923年9月13日

<展示構成>
Ⅰ「震災発生 そのとき新聞社は、新聞は、記者は」
Ⅱ「震源地・神奈川、横浜はどのように伝えられたか」
Ⅲ「不確かな情報、流言・デマ、混乱」
Ⅳ「関東大震災前後の震災、新聞社の防災・減災の取り組み」

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : ニュースパーク(日本新聞博物館)

【展覧会】鹿児島県霧島アートの森|アートラボ 竹添星児展「drop in」|’23年12月8日-’24年2月12日

20231130174512_00001 20231130174512_00002

鹿児島県霧島アートの森|OPEN-AIR MUSEUM
アートラボ 竹添星児展「drop in」
期  間  2023年12月8日[金]- 2024年2月12日[月]
開園時間  9:00 - 17:00
休  館  日  月曜日(月曜が祝日の場合は開館し翌日休園)、12月29日-1月2日は休園
観  覧  料  一 般 320円、大学生・高校生 210円、中学生・小学生 160円、幼児 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  鹿児島県霧島アートの森 アートホール展示ロビー
      899-6201 鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220
      TEL 0995-74-5945  FAX 0995-74-2545
後  援  南日本新聞社 / KKB 鹿児島放送 / KTS 鹿児島テレビ / KYT 鹿児島読売テレビ /
      MBC 南日本放送 / エフエム鹿児島
主  催  鹿児島県霧島アートの森
──────────────────────20231130174512_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

デジタルツールを用いて広告や書籍など幅広い分野で活動するイラストレーター:竹添星児の個展を開催します。
南北 600 km ある広大な鹿児島を拠点に、ノマドワーカーとしてクライアントワークを行う竹添は、2016年から5年間徳之島に滞在して鹿児島県内外の仕事をこなす傍ら、地域密着型のデザインや企画への関わりを通じ、地方でのイラストレーションの役割や可能性を模索するようになりました。南国らしさを持ち、軽やかな旅を感じさせる作風は人気を博しています。
本展は、「離島・ノマド・自転車」をキーワードに、旅する視点で豊かな離島の魅力を伝えます。自身のルーツでもある漫画的な表現とイラストレーションの境界を探り、表情豊かに紡がれた物語性のある作品は,新たな旅の予感と可能性を感じさせます。
やわらかい接点づくりをコンセプトに活動する竹添が、様々な境界で織りなす表現は、新しい繋がりを提案するものになるでしょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 鹿児島県霧島アートの森|OPEN-AIR MUSEUM

【展覧会】国立映画アーカイブ|企画展 和田誠 映画の仕事|’23年12月12日-’24年3月24日

20231130175556_0001920231130175556_00020

国立映画アーカイブ
企画展 和田誠 映画の仕事
会  期  2023年12月12日[火]- 2024年3月24日[日]
会  場  国立映画アーカイブ 展示室(7階)
      104-0031 東京都中央区京橋 3-7ー6
      お問い合わせ(9時-20時)ハローダイヤル:050-5541-8600
開室時間  11:00 am - 6:30 pm(入室は 6:00 pm まで)
      * 1/26、2/23の金曜日は 11:00 am - 8:00 pm(入室は 7:30 pm まで)
休  室  日  月曜日および12月26日[火]- 1月4日[木]は休室
観  覧  料  一 般 250円 / 大学生 130円 / 65歳以上、高校生以下及び18歳未満 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  和田誠事務所、多摩美術大学アートアーカイヴセンター
主  催  国立映画アーカイブ
──────────────────────
日本を代表するグラフィックデザイナー、イラストレーターの和田誠(1936-2019)にとって、映画は人生の友であり、創造の泉でもありました。
少年期からの映画への情熱に支えられ、若手デザイナーとして頭角を現すや、本職の傍ら映画ポスターの制作やアニメーション映画にも挑みました。やがてその味わいある画風は広く支持され、世界の映画人を描いた無数のイラストレーションや、映画をめぐる著書や対談集を続々と送り出してゆきます。さらにその情熱は日本映画界を動かし、監督修業の経験なしに『麻雀放浪記』(1984年)をはじめ4本の優れた長篇娯楽映画を監督するに至りました。
また私生活でも、熱意をもってアメリカ映画のフィルムやポスターのコレクションを築き、当館も2015年の展覧会「ポスターでみる映画史 Part 2 ミュージカル映画の世界」にそのコレクションをご貸与いただきました。
その博覧強記にもかかわらず、「評論家」ではなく常に “映画ファン” を自称していた和田誠。この展覧会は、日本が生んだこの最高の “映画ファン” の限りない映画愛を感じ取れる絶好の機会となるでしょう。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 国立映画アーカイブ  同サイト上映・展示 ] 

【展覧会】世田谷美術館|倉俣史朗のデザイン ― 記憶のなかの小宇宙|’23年11月18日-’24年1月28日

20231130175556_00003 20231130175556_00004

世田谷美術館
倉俣史朗のデザイン ― 記憶のなかの小宇宙
会  期  2023年11月18日[土]- 2024年1月28日[日]
会  場  世田谷美術館 1階展示室
      東京都世田谷区砧公園1-2
開館時間  10:00 - 18:00(入場は17:30まで)
休  館  日  毎週月曜日、12月29日[金]-1月3日[水]
      * 1月8日[月・祝]は開館、翌1月9日[火]は休館
観  覧  料  (個人)一 般 1200円 / 65歳以上 1000円 / 大高生 800円 / 中小生 500円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
特別協力  クラマタデザイン事務所
主  催  世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団)、朝日新聞社
──────────────────────────
造花の薔薇を透明アクリル樹脂に封じ込めた「椅子」、板ガラスを組み合わせただけの「椅子」、大きさを少しずつ変えて格子状に49個並ぶ「引出し」、7本の針を持つ「時計」。一目見た時に驚きがあり、そして笑みがこぼれ、しばらくして、その機能がきちんと保持されていることに気づきます。
倉俣史朗(くらまた しろう 1934-1991)は、このような一風変わった家具と数多くの特色あるインテリアデザインを手掛けました。1965年に独立し自身の事務所を構え、同時代の美術家たちとも交流をしつつ、機能性や見た目の形状に主眼を置いたデザインとは異なった考え方をした作品を発表し続けます。
1980年代にはイタリアのデザイン運動「メンフィス」に参加、その名は一躍世界中に浸透していきました。倉俣の作品は各国の美術館に収蔵されており、今なお国内外で高い評価を受けています。

没後30年を経て開催する本展覧会では、家具やインテリアの仕事に加えて、創作の源泉を垣間見せるかのようなイメージスケッチや夢日記も紹介し、倉俣語録ともいわれた作家自身の言葉を手がかりに、独立する以前からあまりにも早すぎる死までを振り返ります。倉俣史朗の作品とその人物像に新たな視線を向けることは、デザインの可能性を再認識する機会ともなるでしょう。

※ 土・日・祝日は多くのお客様がご来場されています。スムーズにご入場いただくには、事前のオンラインチケット購入をお勧めします。
※  感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 世田谷美術館  感染症予防対応《ご来館の際のお願い》]

【展覧会】たばこと塩の博物館|見て楽し遊んで楽し 江戸のおもちゃ絵 Part 2|’23年12月2日-’24年1月28日

20231130174701_0000120231130174701_00002

たばこと塩の博物館
見て楽し遊んで楽し
江戸のおもちゃ絵 Part 2
期  間  2023年12月2日[土]- 2024年1月28日[日]
会  場  たばこと塩の博物館 2 階特別展示室
      130-0003  東京都墨田区横川 1-16-3 電 話 03-3622-8801
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館締切は 午後4時30分)
休  館  毎週月曜日(但し2024年1月8日[月・祝]は開館)、
      2023年12月28日[木]- 2024年1月3日[水]、2024年1月9日[火]
入  館  料  大 人・大学生 100円、 小・中・高校生 50円、 満65歳以上の方 50円
主  催  たばこと塩の博物館
────────────────────────20231130174701_00006☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

浮世絵には、おもちゃ絵という、主に子ども向けに作られていたものがあります。たばこと塩の博物館が所蔵する浮世絵は、江戸時代から明治にかけての喫煙文化を知るために収集されていますが、その中にも、物づくし、ゲーム、細工物など、さまざまなおもちゃ絵があり、おもちゃ絵の裾野の広さを気づかせてくれます。
本展は、2020年度の「江戸のおもちゃ絵」展に続く Part 2 です。 児童文学研究者のアン・ヘリング氏のコレクションもお借りして、多彩なおもちゃ絵の魅力を紹介します。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : たばこと塩の博物館 ] 

【展覧会】京都国立近代美術館|開館60周年記念 小林正和とその時代 ― ファイバーアート、その向こうへ|’24年1月6日-3月10日

20231128203829_00001 20231128203829_00002

京都国立近代美術館
開館60周年記念
小林正和とその時代 ― ファイバーアート、その向こうへ
会  期  2024年1月6日[土]- 3月10日[日]
開館時間  午前10時 - 午後6時   * 金曜日は 午後8時 まで開館
      *入館はいずれも 閉館の30分前 まで
休  館  日  月曜日(ただし1月8日[月・祝]、2月12日[月・祝]は開館)、
      1月9日[火]、2月13日[火]
観  覧  料  一般:1,200円、大学生:500円、高校生以下・18歳未満は無料
      * 前売り拳、各種割引、優待情報などは、下掲公式詳細サイト参照。
主  催  京都国立近代美術館
────────────────────────20231128203829_00003☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1960年代以降、欧米において従来のテキスタイルの概念を超えるような作品群が数多く登場しました。伝統的な技法を踏まえつつも、天然・合成繊維のみならず、金属や鉱物など様々な素材を取り込み、平面から立体へ、そして空間へと展開した作品群は、ファイバーアートと呼ばれ、その新たな潮流は、とりわけ1962年から1995年までスイスのローザンヌで開催された国際タペストリー・ビエンナーレを中心に世界へと波及していきました。
日本におけるこの領域のパイオニアである小林正和(1944 – 2004)は、京都市立美術大学(後の京都市立芸術大学)で漆工を学んだものの、川島織物在職時の「1本の糸との出会い」を起点に、糸を「垂らし」「張り」「緩め」集積させた立体造形作品を発表します。そして第6回国際タペストリー・ビエンナーレへの入選を皮切りに、国際テキスタイル・トリエンナーレ(ウッヂ、ポーランド)や国際テキスタイルコンペティション(京都)などでの活躍を通して、国際的に高く評価されるようになりました。糸を含む「ファイバーは人間と密接に結びついている」と考える小林の作品は、常に空間と関係を切り結ぶことを志向し、最終的には戸外でのインスタレーションへと展開していきます。
また小林は、成安女子短期大学(後の成安造形短期大学)そして岡山県立大学で教える傍ら、1981年には国内で初めてのファイバーアート専門ギャラリーを開設し、そこでの展覧会活動などを通じても、多くの後進に大きな刺激と影響を与え続けました。
2024年に生誕80年・没後20年をむかえる小林正和の初めての回顧展として開催される本展では、小林の代表作や関連資料約80点に、彼と歩みをともにした作家たちの作品を加えた約100点を紹介します。そうすることで、1970年代から90年代にかけて京都に発したファイバーアートの動向を振り返り、そこでの小林の活動とその意義、さらには国際的な位置づけについて、そして今後のファイバーアートの展開について、改めて考える機会にしたいと考えます。

※ 本展は日時予約制ではありません。同館の券売窓口でも購入いただけます。
※ 感染症予防対応実施中。下掲公式詳細サイトにて最新情報を確認のうえご観覧を。
[ 詳 細 : 京都国立近代美術館    本展特設サイト ]

【展覧会】東京都 庭園美術館|装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術|’23年9月23日-12月10日|

20230912185755_00005

東京都 庭園美術館
装飾の庭
朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術
会  期  2023年9月23日[土・祝]- 12月10日[日]
会  場  東京都庭園美術館(本館+新館)
      東京都港区白金台5-21-9 ハローダイヤル 050-5541-8600
休  館  日  毎週月曜日(ただし、10月9日[月・祝]は開館)、10月10日[火]
開館時間  10:00 - 18:00(入館は閉館の30分前まで)
      *ただし、11月17日㈮、18日㈯、24日㈮、25日㈯、12月1日㈮、2日㈯ は夜間開館のため
       夜20:00まで開館(入館は19:30まで)
観  覧  料  一 般 1,400円、大学生 1,120円、中学生・高校生 700円、65歳以上 700円
      * 関連イベント情報、チケット割引、優待情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
────────────────────20230912185755_00006◆ 東京都 庭園美術館|装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術 ◆

1933年(昭和8年)、東京・白金の御料地の一部を敷地として朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)は竣工しました。約一万坪の敷地の庭園部分には、広々とした芝生が広がり、日本庭園、盆栽・花卉園が備わり、鶴や孔雀などの動物たちが闊歩していました。同邸宅内の壁面には、遠景に山々を望む森林や水を湛えた庭園の風景が描かれており、室内に居ながらにして自然の中にいるかのような装飾プランが展開されています。
主要客室の装飾を手がけたフランス人装飾芸術家アンリ・ラパン(1873-1939)によって描かれたこの一連の装飾画は、朝香宮邸のコンセプトを読み解く鍵であると共に、当時のフランスにおける庭園芸術との関連性を指摘することのできる作品でもあります。

同邸の装飾プランに多大な影響を及ぼしたとされる1925年のアール・デコ博覧会において、「庭園芸術」は初めて独立した出品分類として設けられるなど、重要視されていました。造園家のみならず、建築家や装飾芸術家も “庭”を如何に“装飾”するかということに心を砕き、各パヴィリオンの周囲や街路には多様な庭園が造りこまれました。
本展では、博覧会を中心とした両大戦間期のフランスの近代庭園を巡る動向に着目し、古典主義・エキゾティシズム・キュビスム的要素を取り入れて展開していった様について、絵画や彫刻、工芸、版画、写真、文献資料等、約120点の作品からご紹介します。本展を通して、当館建築の装飾や空間自体についてのより一層の理解を深めることを目指します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都庭園美術館

【展覧会 予告】東京都 庭園美術館|開館40周年記念 旧朝香宮邸を読み解く A to Z|’24年2月17日-5月12日

20231115192026_00007 20231115192026_00008

東京都 庭園美術館
開館40周年記念
旧朝香宮邸を読み解く A to Z
会  期  2024年2月17日[土]- 5月12日[日]
会  場  東京都庭園美術館(本館+新館)
      東京都港区白金台5-21-9 ハローダイヤル 050-5541-8600
休  館  日  毎週月曜日
      * ただし4月29日・5月6日は開館、4月30日[火]・5月7日[火]は休館
開館時間  10:00 - 18:00(入館は閉館の30分前まで)
      * 2024年3月22日㈮、23日㈯、29日㈮、30日㈯は 夜間開館のため 20:00まで開館
       (入館は19:30まで)
観  覧  料  オンラインによる日時指定制です
      一 般 1,400円、大学生 1,120円、中学生・高校生 700円、65歳以上 700円
      * 関連イベント情報、チケット割引、優待情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館
──────────────────────────
この館(やかた)に込められたキーワードを拾い集め、解き明かす
旧朝香宮邸 ──。1933年(昭和8)に竣工したこの建物は、皇族・朝香宮家の邸宅として、または外務大臣・首相の公邸や迎賓館として、時代とともに役割を変えて様々な顔を見せながらも、今日たくさんの方々をお迎えしています。
建設当初の姿を留めた旧朝香宮邸は、現在では特別で豊かな時間をお楽しみいただける美術館という一面のみならず、国指定の重要文化財という特性も兼ね備え、活用と保存の両輪を成した存在と言えます。
開館40周年を記念して開催する本展は、改めて旧朝香宮邸をじっくりと読み解く趣旨の展覧会です。これまで培った調査や研究をもとに、建築技法、建設に携わった人々、室内意匠や素材、各時代にまつわるエピソード等、アルファベットのAからZを頭文字に持つキーワードをピックアップして解説し、新たな見どころや魅力を来館者に発見していただきたいと思います。

今回、可能な限り建築空間との対話ひとつひとつを大切に考えていきます。今までに来館されたことがある方も、まだ見たことがない! という方も、この機会にぜひご来館いただき、建築そのものを存分にご堪能ください。そして当館の活動へのご理解を深めていただけるきっかけになれたら嬉しく思います。

< HIGHLIGHTS-みどころ >
◆ 1.竣工から90年、時を刻んだ空間を巡る楽しさ
朝香宮家の邸宅として誕生して90年、東京都庭園美術館として開館してから40年の月日が経過しました。時間の流れとともにこの建物の歴史や関わった人の想いは重なり、今、それから未来へと繋がる礎になりつつあります。
そこで改めて旧朝香宮邸を見つめ直す試みとして、「Art Deco」「Bathroom」等… 空間に散りばめられたキーワードを解説しながら導く構成で館内を回っていただきます。
それはあたかも旧朝香宮邸の辞書を引いて紡いでいくような体験。 旧朝香宮邸に関する基本情報から今までなかなか紹介するチャンスがなかった内容まで、調査や取り組みの一端を紹介します。
◆ 2.実はあまり見る機会がない、素のままの旧朝香宮邸
普段の旧朝香宮邸について、展示ケースや仮設の壁面の設置、家具・調度品を配した再現展示等、美術館の展示室として活用している部分を主にご覧いただいています。これは当館の本館として最も重要な役割です。
今回の展覧会はその部分の役目を一度脇に置いて、敢えてあるがままの旧朝香宮邸を知っていただく機会とします。ウインターガーデンをはじめ、観覧可能なエリアを公開します。
実は私たちスタッフ職員も素の状態はあまり見ることがありません。そこにはどんな光景が潜んでいるのでしょうか。じっくりと味わってみてください。
◆ 3.現代作家の視点に委ねて旧朝香宮邸を読み解いてみる
伊藤公象(1932-)と須田悦弘(1969-)をゲストアーティストに迎え、本館内や庭園で、旧朝香宮邸をさらに深く読み解く手がかりとなるようなインスタレーションを展開します。作品と空間そして歴史とが呼応した瞬間、旧朝香宮邸の新たな視点や見え方が舞い込むかも知れません。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都庭園美術館 ]

【展覧会】堺 アルフォンス・ミュシャ館|企画展 ミュシャとパリの画塾|’23年12月2日-’24年3月31日|前後期二期制開催

20231120194503_00005 20231120194503_00006

堺 アルフォンス・ミュシャ館
企画展 ミュシャとパリの画塾
会  期  2023年12月2日[土]- 2024年3月31日[日]
         前 期:2023年12月2日[土]- 2024年2月 4 日[日]
         後 期:2024年 2 月8日[木]- 2024年3月31日[日]
会  場  堺 アルフォンス・ミュシャ館(堺市立文化館)
      590-0014 大阪府堺市堺区田出井町1-2-200 ベルマージュ堺弐番館
      TEL . 072-222-7227
開館時間  午前9時30分 - 午後5時15分 * 入館は午後4時30分まで
休  館  日  月曜日(休日の場合は開館)、休日の翌日(1月9日・2月13日・3月21日)、
      展示替臨時休館日(2月6日、2月7日)、年末年始(12月29日-1月4日)
観  覧  料  一 般 510円、高校・大学生 310円、 小・中学生 100円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人堺市文化振興財団、堺 アルフォンス・ミュシャ館
──────────────────────────
教師 ── 画家のもうひとつの顔。

本展の舞台は1900年前後の、パリの画塾。
国籍/性別/年齢/技術を問わないアトリエで、
若き日のミュシャはアカデミズムの巨匠に画を学びました。
やがてポスターで脚光を浴び、装飾画家として活躍する一方、
ミュシャが画塾で次世代にデッサンや構図を教えたことは、あまり知られていません。
生徒の中には、洋画を志す日本人留学生の姿もありました。
自ら手を動かし画を語る、ミュシャの熱き指導。
さあ、あなたも教師・ミュシャの画論に触れてみませんか。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 堺 アルフォンス・ミュシャ館

【展覧会】町田市立国際版画美術館|楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師|’23年10月7日-12月10日|会期末

町田市立国際版画美術館10月オモテ

町田市立国際版画美術館
楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師
会  期  2023年10月7日[土]- 12月10日[日] * 会期中展示替えがあります。
          前 期 10月 7 日[土]-11月 5 日[日]
          後 期 11月 8 日[水]-12月10日[日]
休  館  日  月曜日  * ただし10月9日[月・祝]は開館し、10月10日[火]は休館
      * 11月7日[火]は展示替えのため閉室
開館時間  平 日 10:00-17:00/土 日 祝 10:00-17:30
      * 最終入場は 閉館30分前
会  場  町田市立国際版画美術館 企画展示室 1、2 * 巡回なし
      194-0013 東京都町田市原町田 4-28-1
      Tel. 042-726-2771・0860 / fax. 042-726-2840
観  覧  料  一 般 900円、大・高生450円、中学生以下 無 料
      * 関連イベント、各種割引。優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  町田市立国際版画美術館
──────────────────────町田市立国際版画美術館10月ウ ラ◆ 町田市立国際版画美術館|楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師 ◆

武士から絵師へ ── 絵筆で時代を切り拓く   明治を描き尽くした浮世絵師 
楊洲周延(ようしゅう ちかのぶ 姓は橋本、通称は作太郎、諱は直義。楊洲、楊洲斎、一鶴斎と号した 1838-1912)は明治を代表する浮世絵師です。高田藩(現・新潟県上越市)江戸詰の藩士の家に生まれ、幕末期を激動の中で過ごした周延は、40歳となる明治10年頃から本格的に絵師としての活動を開始します。以降、彼の真骨頂である優美な美人画や、役者絵、戦争絵、歴史画など多岐にわたる画題に取り込み、まさに「明治」という時代を描き尽くしました。
本展では知られざる周延の画業とその魅力を、約300点を通してたどります。

◉ 同時開催
特集展示「腐蝕の刻(とき)―エッチングの世界」
9月27日[水]- 12月17日[日] 町田市立国際版画美術館 常設展示室
入場無料

※ 感染症予防対応実施中。下掲公式詳細サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 町田市立国際版画美術館 ] 

【イベント/展覧会】北九州市立美術館 分館|共催展 青山真治クロニクルズ展|’23年12月2日-12月17日

真山真二展チラシおもて うら真山真二展チラシ

北九州市立美術館 分館
共催展 青山真治クロニクルズ展
会  期  2023年12月2日[土]- 12月17日[日]
      * 会期中無休 ☆ 月曜日も開館しています
会  場  北九州市立美術館 分館 5 F( リバーウォーク北九州5階)
      803-0812 北九州市小倉北区室町一丁目1番1号 リバーウォーク北九州5階
      TEL:093-562-3215
開館時間  10:00 - 18:00(入館は 17:30 まで)
観覧料金  一 般 1,300円、高 大 生 800円、小 中 生  600円、シニア《65歳以上の方》 1,000円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  青山真治監督の企画展を北九州で開催する会
共  催  北九州市
◉ お問い合わせ告知真山真二展      青山真治監督の企画展を北九州で開催する会  Mail:kitaqcinema☆gmail.com
      情報サイト  青山真治クロニクルズ展情報は こちら から 
──────────────────────────
カンヌ国際映画祭をはじめ、国内外で高い評価を受けながら、昨年3月に57歳の若さで逝去した北九州市門司区出身の映画監督・青山真治(あおやま しんじ 1964-2022)の映画関連資料を集めた展覧会です。
青山真治が監督として手がけた作品は長編・短編を含め約50本にも及び、映画の脚本や小説、批評、プロデュースなど、映画界で多くの足跡を残しただけでなく、映画人としての領域を超えて、音楽家や小説家、舞台演出家としても多様な活動を展開しました。その中で宮崎あおい、菅田将暉、甫木元空(Bialystocks)など、才能ある人材の発掘に貢献したことでも知られています。
会場では『 EUREKA ユリイカ』(2000年)や『サッド ヴァケイション』(2007年)、『東京公園』(2011年)、『共喰い』(2013年)など、青山の代表作から、完成に至らなかった未公開作まで、数々の作品に関連する脚本や、美術デザイナー清水剛によるデザイン原画、実際に撮影で使用された衣装、宣伝ポスターやスチール写真など貴重な資料を一堂に紹介し、今もなお世界に影響を与え続ける青山映画が生み出された背景に迫ります。
また、貴重なメイキング映像の上映や没後に発見された作品資料を展示するほか、青山作品についてゲストを招いた解説・トークイベントを開催し、多方向から映画の世界観を体感できる展示となります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細:北九州市立美術館 分館  北九州市民映画祭
[ 参 考 : 活版アラカルト〔展覧会〕高知県立美術館|ARTIST FOCUS # 04|甫木元 空 窓外 1991- 2021|’23年12月16日-2024年2月18日 ]

【展覧会】武蔵野美術大学 美術館・図書館|助教・助手展 2023|武蔵野美術大学助教・助手研究発表|’23年12月4日-12月23日

20231102203451_00001 20231102203451_00002

武蔵野美術大学 美術館・図書館
助教・助手展2023
武蔵野美術大学助教・助手研究発表
会  期  2023年12月4日[月]- 12月23日[土]
時  間  10:00-19:00(土・日曜日は17:00 閉館)
休  館  日  水曜日
入  館  料  無 料
会  場  武蔵野美術大学美術館 展示室2・4・5・6、アトリウム 1・2ほか
企  画  助教・助手展2023運営委員会
主  催  武蔵野美術大学 美術館・図書館
──────────────
武蔵野美術大学研究室の一員である助手が、日頃の制作や研究の成果を発表する展覧会。日々の授業運営などを担う傍ら、アーティスト、デザイナーあるいは研究者としても活躍する助手たちの多彩な表現を展観する。本展では、出品作家である助手自身が企画運営にも携わり、毎年特色ある展示を展開する。

< 本展の見どころ >
日々、造形教育の現場に身を置きながら、自らも制作に取り組み続けた成果は、美術・デザインの枠にとらわれず多岐にわたります。広報物や展示空間といったそれぞれが表現の一環を形づくるのも本展の特色です。

< 参加作家(予定)>
秋葉麻由子、伊賀さな、石川夏帆、伊藤安鐘、伊藤乃愛、内堀麻美、宇都宮麻香、大井直人、大関龍一、とりもちうずら、岡野 紗咲、越智七海、小野田藍、風間南楓、河城ふみ、川名晴郎、北島未来、キンマキ、郡祐太郎、古西穂波、小山さくら、齋藤将太、迫竜樹、佐々木玲美、佐藤花、佐藤美樹、塩川恵、志田真菜実、柴田光、白井伶奈、砂田紗彩、関根亮、竹下早紀、田村啓悟、多持大輔、椿原崇匡、寺内大登、寺元詩織、所彰宏、永井天陽、永長愛美、中山佳保子、夏目菜々子、難波梨乃、二文字りの、パクビョンイク、林深音、半田奈々子、深田桃子、細井えみか、前野東子、松河直美、松本聖典、宮入惇、宮城島万莉子、宮寺彩美、矢萩理久、山田百香、山本麻璃絵、湯浅美丹、若狭風花、若林穂乃香(五十音順)
*木村幸伸、白鳥佐和、関根萌夏、和久智穂(運営委員として参加)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳細 : 武蔵野美術大学 美術館・図書館

【展覧会】春日井市道風記念館|企画展 中国名碑拓本展|’23年11月3日-12月10日|会期末

-231024_01-231024_02 春日井市道風記念館
企画展「中国名碑拓本展」
開催期間  令和5年(2023年)11月3日[金]- 12月10日[日]  
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一  般  100円、高校・大学生   50円、 中学生以下 無 料
      * 60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
開催場所  春日井市道風記念館  1 階展示室
      486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
────────────────────
書を学ぶうえで欠かせないのが臨書(古典を手本として習うこと)です。長い書の歴史のなかで名跡として残ってきた名人の書を学ぶことは、筆の使い方を知ることであり、書の歴史そのものを知ることでもあります。
春日井市道風記念館では、高木大宇コレクション * を中心として中国の碑拓本を多数所蔵しています。今回の企画展では、館蔵品のなかから特に中国の漢代から唐代の名碑の拓本を中心に展示します。この展覧会で、きっと習ったことのある中国の書の古典に出会えると思います。
石に刻された文字は、採拓されることで独特の味わいがうまれ、中国の書の歴史を感じることができます。ぜひ拓本の魅力にふれてください。
* 高木大宇コレクション …… 愛知学院大学教授だった故高木大宇氏から寄贈を受けた拓本のコレクション

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館 ]  { 活版アラカルト:道風記念館まとめ }

【展覧会】春日井市道風記念館|館蔵品展 「書に想いをのせる」|’23年12月15日-’24年4月21日

-20231201_01 -20231201_02☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

春日井市道風記念館
館蔵品展「書に想いをのせる」
開催期間  令和5年(2023年)12月15日[金]- 令和6年(2024年)4月21日[日]
         〔前 期〕 令和5年12月15日[金]- 令和6年2月12日[月]
         〔後 期〕 令和6年 2 月27日[金]- 令和6年4月21日[日]
休  館  日  月曜日(祝休日の場合は翌日)、12月29日-1月3日
      * 2月13日から26日までは工事及び展示替えのため休館です。
開館時間  午前9時 - 午後4時30分
観  覧  料  一  般 100円、高校・大学生 50円、 中学生以下 無 料
      * 60歳以上の春日井市在住者、障がい者と付添1名は無料(証明書提示が必要)
開催場所  春日井市道風記念館  1 階展示室
      486-0932 愛知県春日井市松河戸町5丁目9番地3 電 話 0568-82-6110
────────────────────
書作品には作者の強い想いが込められています。書かれる内容は、作者自身の想いを語る言葉であったり、作者が深く共感した詩人・歌人の詩歌であったりします。今回の展覧会「書に想いをのせる」では、道風記念館所蔵の近現代書作品のなかでも特に作者の想いが鑑賞者の心に鮮やかに伝わってくる作品を選んでご紹介します。
御歌所寄人、阪正臣(1855-1931)が書いた明治天皇の御歌。小説家であり劇作家でもあった坪内逍遥(1859-1935)が描いた「お夏狂乱」の一場面。商人で狂言を能くした文人、伊勢門水(1859-1932)が描いた狂言「末広がり」の一場面。川谷尚亭(1886-1933)ら五人の書家による寄合書。堀田翠堂(1915-2005)が書家としての想いを込めた「書者心画也」。村上翠亭(1928-2018)が、自らの戦争体験により強い想いを込めて書いた萩原朔太郎の詩「軍隊」。高木大宇(1930-2013)が祈りを込めて描いた仏画と般若心経。富士の書家とよばれた野崎幽谷(1933-1996)が情熱を込めて書き上げた「富士山」。
展覧会を前期・後期に分け、あわせて52点の書作品を展示します。書作品にのせた作者の想いをうけとってください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトを確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 春日井市 春日井市施設案内 道風記念館 ]  { 活版アラカルト:道風記念館まとめ }

【展覧会】アーティゾン美術館|マリー・ローランサン ― 時代をうつす|’23年12月9日-’24年3月3日

20231128171529_0000120231128171529_00002

アーティゾン美術館
マリー・ローランサン ―時代をうつす
会  期   2023 年12月9日[土]- 2024 年3月3日[日]
開館時間  10:00 - 18:00(2月23日を除く金曜日は 20:00 まで)
      * 入館は閉館の 30 分前 まで
休  館  日  月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日-1月3日、
      1月9日、2月13日
会  場  公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館 6階展示室
      104-0031 東京都中央区京橋1-7-2 
      お問い合わせ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  日時指定予約制(税込)
      一 般 ウェブ予約チケット       1,800円 
          当日チケット(窓口販売) 2,000円
      * 学生無料 要ウェブ予約・中学生以下は無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
────────────────────20231128203644_00002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

マリー・ローランサン(1883-1956)は、20世紀前半に活躍した女性画家です。キュビスムの画家として紹介されることも多くありますが、「前衛的な芸術運動」や「流派(イズム)」を中心に語る美術史の中にうまく収まらない存在です。ローランサン自身は、自分に影響を与えた存在として、同時代の画家マティス、ドラン、ピカソ、ブラックの名前を挙げていますが、彼らの様式を模倣することなく、パステルカラーの独自の画風を生み出しました。彼女は同時代の状況を見つつ、時代の要請を理解して、自らの方向性を模索しました。
本展では石橋財団コレクションや国内外の美術館から、ローランサンの作品約40点、挿絵本等の資料約25点に加えて、ローランサンと同時代に活躍した画家たちの作品約25点、合計約90点を展示します。ローランサンの画業を複数のテーマから紹介し、関連する他の画家たちの作品と比較しつつ、彼女の作品の魅力をご紹介します。

< 展覧会構成 >
序    章:マリー・ローランサンと出会う
第1章:マリー・ローランサンとキュビスム
第2章:マリー・ローランサンと文学
第3章:マリー・ローランサンと人物画
第4章:マリー・ローランサンと舞台芸術
第5章:マリー・ローランサンと静物画
終   章:マリー・ローランサンと芸術

< 略 歴 >
マリー・ローランサン
マリー・ローランサン(1883-1956)は、パリのアカデミー・アンベールで学び、キュビスムの画家として活動をはじめました。1914年にドイツ人男爵と結婚、ドイツ国籍となったため、第一次世界大戦がはじまるとフランス国外への亡命を余儀なくされました。1920年に離婚を決意して、パリに戻ってくると、1921年の個展で成功を収めます。第二次世界大戦勃発後もほとんどパリに暮らし、1956年に72歳で亡くなるまで制作をつづけました。

※ 開催情報は予告なく変更となることがあります。
※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 公益財団法人 石橋財団 アーティゾン美術館 本展特設サイト 

【展覧会】泉屋博古館 東京|企画展 うるしとともに―くらしのなかの漆芸美|〔同時開催〕受贈記念 伊万里・染付大皿の美|’24年1月20日-2月25日

20231128202715_0000920231128202715_00010

泉屋博古館 東京|SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM
企画展 うるしとともに―くらしのなかの漆芸美
〔同時開催〕受贈記念 伊万里・染付大皿の美
会  期  2024年1月20日[土]- 2月25日[日]
休  館  日  月曜日 * 2月12日は開館、翌2月13日[火]休館 
開館時間  午前11時 - 午後6時(入館は午後5時30分まで)
      * 金曜日は午後7時まで開館(入館は午後6時30分まで)
会  場  泉屋博古館 東京(東京・六本木)
      106-0032 東京都港区六本木1丁目5番地1号
      TEL 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  一 般 1,000円 高大生 600円 中学生以下 無 料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社
──────────────────────────
アジアの人々が見出した不思議な樹液、漆。ある時は天然の接着剤、またある時には表面に艶と光沢を与える塗料として活用されてきました。そして漆の特性を活かして、各地域の事情や美意識に応えた様々な漆芸技法が花開きました。東洋の人々のくらしのなかには、その技で生み出された多彩な漆芸品が深く根差しています。
本展では、住友コレクションの漆芸品の数々を、用いられてきたシーンごとにひもとき、漆芸品を見るたのしみ、使うよろこびについてもう一度考えたいと思います。

また同時開催として、漆芸品と同じく私たちのくらしを彩ってきた陶磁器のなかから、近年当館へご寄贈いただいた瀬川コレクションの染付大皿を受贈後初めて公開します。大皿に表された斬新で大胆な意匠は、圧倒的な迫力で粋な青と白の世界へみなさまを誘います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 泉屋博古館東京では入館の事前予約はおこなっていません。希望の日時にお出かけください。
[ 詳 細 : 泉屋博古館(東京・六本木) { 活版 à la carte  泉屋博古館まとめ }

【イベント/展覧会】今治市伊藤豊雄建築ミュージアム|展覧会 大三島みんなの参道物語|’23年10月8日-’24年9月13日

20231201145248_00001 20231201145248_00002今治市伊藤豊雄建築ミュージアム
展覧会 大三島みんなの参道物語
期  間  2023年10月8日- 2024年9月13日[金] 
会  場  今治市伊東豊雄建築ミュージアム
      794-1308 愛媛県今治市大三島町浦戸2418
      TEL 0897-74-7220 FAX 0897-74-7225
開館時間  9:00-17:00
休  館  日  月曜日(祝日の場合は原則翌日振替) * 年末(12/27-12/31)
観  覧  料  一 般 840円・団体(20名以上)670円、学 生 420円・団体(20名以上)340円
      * 65歳以上の方は団体料金を適用   * 高校生以下または18歳未満無料
      * 障がい者とその介助者1名は無料
主  催  今治市
助  成  公益財団法人朝日新聞文化財団
協  力  今治北高等学校大三島分校、大三島図書館、きつねのぼたん、旅館さわき、
      料理旅館 茶梅、参道夕涼み会にてインタビューにご協力いただいた皆様、他
ディレクター  伊東豊雄
プロジェクトメンバー  NPOこれからの建築を考える 伊東建築塾、
      神奈川大学 曽我部・吉岡研究室、関東学院大学 柳澤研究室
────────────────────────
大三島みんなの参道物語
しまなみ海道がまだ開通していなかった頃、宮浦港で船を降りて大山祇神社へと向かう人々で参道は押すな押すなの賑わいだった、と島の人から聞きます。ところが現在の参道は信じられない程寂れています。昼間でも神社の周辺を除けば観光客の姿を目にすることはほとんどなく、まして夜間人に出会うことは滅多にありません。しかし何と言っても大三島の中心は大山祇神社の参道と言えるでしょう。大三島の賑わいを取り戻すには参道の復活が不可欠です。
参道を元気にするにはどうすればよいでしょうか。これまでも検討して参りましたが、いまいちど私達は神奈川大学曽我部・吉岡研究室と関東学院大学柳澤研究室の協力を得てこのテーマに取り組み、さまざまな提案を「大三島みんなの参道物語」と題して展示することにしました。
提案の中心は2つあります。その第1は宮浦港周辺の整備です。宮浦港はかつて海から参道への玄関口でした。眺望も良く、すぐ近くには今治市役所の支所や大三島公民館と一体になった図書館もあります。これらのエリアをもっと街に開き、島民の人々が日々集まりたくなる場所にするにはどうすれば良いかを提案します。
第2の提案は参道の古民家の改修です。かつて薬舗だった鈴木邸は参道でも最初期に建てられたと言われ、その佇まいは美しいのですが、傷みも激しい。この家を調査して、いずれは学校帰りの子ども達が立ち寄って楽しく過ごせる居場所にしようと考えています。子どもたちで賑わえば、参道もきっと明るくなるでしょう。
その他、誰でも自由に自分の参道への想いを模型にして展示できるような試み、参道付近の人々へのショートインタビューの映像など参道の活性化を実現するための提案をしたいと思います。皆様のご意見をいただいて、一緒にこの参道物語を綴っていきましょう。
                                      伊東豊雄

伊東豊雄|プロフィール
伊東 豊雄 (いとう・とよお)
伊藤豊雄氏1941年生まれ。建築家。1965年東京大学工学部建築学科卒業。主な作品に「せんだいメディアテーク」「みんなの森 ぎふメディアコスモス」「台中国家歌劇院」(台湾)など。日本建築学会賞、ヴェネツィア・ビエンナーレ金獅子賞、プリツカー建築賞など受賞多数。
2011年に私塾「伊東建築塾」を設立。これからのまちや建築を考える建築教育の場として様々な活動を行っている。また、自身のミュージアムが建つ愛媛県今治市大三島においては、塾生有志や地域の人々とともに継続的なまちづくりの活動に取り組んでいる。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
[ 詳 細 : 今治市伊東豊雄建築ミュージアム ]

【展覧会】平塚市美術館|岡田健太郎 重なる景体|’23年12月5日-’24年4月7日

20231128203331_00001 20231128203331_00002

平塚市美術館
岡田健太郎 重なる景体
会  期  2023年12月5日[火]- 2024年4月7日[日]
休  館  日  月曜日(ただし1月8日、2月12日は開館)、1月9日[火]、2月13日[火]、
      年末年始(12月29日-1月3日)
開館時間  9時30分 - 17時(入場は 16時30分 まで)
会  場  平塚市美術館 テーマホール
      254-0073 神奈川県平塚市西八幡1-3-3 電話:0463-35-2111
観  覧  料  無 料
主  催  平塚市美術館
────────────────────
このたび平塚市美術館では、「岡田健太郎展-重なる景体」と題し、湘南を拠点として活躍する彫刻家・岡田健太郎の個展を開催いたします。タイトルに用いている「景体」という言葉は、“景色” と “形体” をかけあわせた作家の造語で、「彫刻は周囲の環境を活かすものでなければならない」という作家の考えにもとづくものです。
1977年に岡山県に生まれた岡田は、79年に横浜市・本牧へ移り住みます。2002年、武蔵野美術大学彫刻学科を卒業。近年は第28回UBEビエンナーレ(2019年)、第17回KAJIMA彫刻コンクール(2022年)に入賞し、いま注目される彫刻家のひとりです。
大学卒業後、岡田は御影石を使用し、棺をモチーフとする作品を制作していました。その後、より柔軟な素材を探すなかで、金属製の棒をペレット状に切断し、それらを五角形に溶接する方法を見出しました。多くの五角形が組み合わされてできたなだらかな輪郭線をもつ作品の形態は、作家が自然界から着想を得て作り出したものです。籠の網目のようにも見える五角形のスペースをとおして、周囲の空間と調和した作品を見るとき、私たちは作品と空間の境界があいまいになるような感覚を覚えます。
本展では、湘南の陽光がふりそそぐテーマホールの大きな空間を舞台として、新作2点を含む16点の作品から、活躍著しい作家の歩みをふりかえります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 平塚市美術館

【展覧会】府中市美術館|白井美穂 森の空き地|’23年12月16日-’24年2月25日

府中市美術館01 府中市美術館02

府中市美術館
白井美穂 森の空き地
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年2月25日[日]
会  場  府中市美術館 2階企画展示室
      183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内)
      電話:042-336-3371
休  館  日  月曜日(1月8日、2月12日は開館)年末年始休館日:12月29日[金]-1月3日[水]
      1月9日[火]、2月13日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで)
観覧料金  一 般 700円、 高校・大学生 350円、 小・中学生 150円
      * 支払いは現金のみとなっております。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  府中市美術館
──────────────────────
メディアを自在に横断し旺盛に制作を続ける、白井美穂の美術館初個展です。
1990年代前半に発表された貴重な立体作品を約30年ぶりに展示。
2000年代に入って華麗に展開する絵画を中心に、映像やオブジェを交えて構成し、知られざる巨人の全貌を明らかにします。
白井美穂の作品にある洗練された造形と、意味を複雑に重ねて提示する深い思考は、35年以上のあいだ驚異的な質を維持しています。  
バブル経済が終焉に向かう1980年代末から90年代に白井は、社会的慣習や風俗を巧みに引用、流用し、家具や結界など既製品を用いて華麗で大胆なインスタレーションを展開しました。艶やかな黒色や反射する硬質な物質の使用が特徴で、また写真も印象的に使われています。
平成のただなかにあった2000年代半ば以降は、ピンクや水色といった明るい色が登場し、布や糸など柔らかい素材が用いられ、また絵画が中心的役割を果たすようになります。錬金術書の挿絵や物語からとったイメージに、宇宙や生命の循環への思索が織り込まれます。
「白井美穂 森の空地」展では、貴重な初期作品を再構成し、最新作とあわせて展示します。
もの、空間、イメージがからまり生まれる迷宮の、その先に開かれる「空き地」へ、どうぞお越しください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上、ご観覧を。
[ 詳 細 : 府中市美術館

【公募/展覧会】文 房 堂| 第2回 極小版画コンテスト|テーマ「中原中也・詩の世界」|公募期間 ’23年11月1日-’24年1月31日

20231128161335_0000320231128161335_00004

株式会社 文房堂
第2回 極小版画コンテスト
テーマ「中原中也・詩の世界」
公募期間  2023年11月1日[水]- 2024年1月31日[水] * 消印有効
募 集テーマ   中原中也の詩をイメージしたオリジナルの版画作品。
      版 画:木版画・銅版画・リトグラフ・シルクスクリーン・消しゴム版画・紙版画等
      サイズ:用紙サイズで最大 10×15 cm 以内厳守
      パソコン他複写機からプリントした作品やパソコンで縮小した作品は不可です。
      一つの詩からのイメージまたは中原中也の世界観をイメージした作品どちらでも。。
作品サイズ  作品用紙最大サイズ 10 × 15 cm 以内
作品受付  出品票〔リンク先にPDFデーターもあります〕に必要事項をご記入の上、作品裏に
      添付してご応募ください。
      作品の受付は店頭持ち込み または 郵送でお受けいたします
      ◆ 店頭の場合:文房堂神田店地下版画材料売場カウンター
       (2024年1月31日 17:30 まで)
      ◆ 郵送の場合:2024年1月31日消印有効。
審  査  員  笹井 祐子(版画家、日本大学藝術学部教授)
      小宮山慶太(小宮山書店・KOMIYAMA TOKYO G 代表取締役社長)
参加資格  プロ・アマ問わずどなたでも応募可
参  加  費  無 料
主催者 / 作品送付作  
      株式会社 文房堂「極小版画コンテスト」係
      101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目21-1
      電話番号:03-3291-3442

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報、詳細 PDF データーを確認の上ご参加を。
[ 詳 細 : 文 房 堂 「極小版画コンテスト」係 PDF

【展覧会】太田記念美術館|深掘り! 浮世絵の見方|’23年12月1日-12月24日

20231120194503_00007 20231120194503_00008

太田記念美術館
深掘り! 浮世絵の見方
会  期  2023年12月1日[金]- 12月24日[日]
休  館  日  12月4, 11, 18日は休館します。
開館時間  10時30分 - 17時30分(入館は 17時 まで)
入  場  料  一 般 1,000円 / 大高生 700円 / 中学生(15歳)以下 無 料
       * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
問い合せ  太田記念美術館  
      150-0001 東京都渋谷区神宮前1-10-10 ハローダイヤル 050-5541-8600
──────────────────────
浮世絵を鑑賞する際、皆さんはどのような点に注目するでしょうか?
浮世絵の多くは木版画として作られていますので、浮世絵師の筆づかいはもちろん重要ですが、木の板を彫る彫師や、紙に絵具を摺る摺師たちの卓越したテクニックを知っておくと、作品をより深く堪能することができます。また、作品の保存状態や、絵の中に記されている文字など、制作の裏側が見えてくる鑑賞の「ツボ」がいくつもあります。
本展では、まずは押さえておきたい初歩的な視点から、浮世絵マニア向けのディープな視点まで、さまざまな浮世絵の見方を深掘りします。浮世絵をもっと深く楽しみたいという方、ぜひご覧ください。

< 本展の見どころ >
1 北斎のグレート・ウェーブを深掘り!
世界で最も有名な浮世絵である葛飾北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」。波の動きを捉えた北斎の観察眼はもちろん、鮮やかな青い絵具や、その絵具を紙に摺る摺師のテクニックなど、浮世絵を鑑賞する上での見どころが詰まっています。「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」を筆頭に、北斎や広重、歌麿たちの名品の「ワザ」を深掘りします。
2 鑑識眼が試される?  摺りの違いを深掘り!
浮世絵の多くは木版画で出来ていますので、同じ作品がたくさん存在していることになります。しかし、摺りの早いものと遅いものとを比べてみると、色や形など、同じ作品でも細かいところにさまざまな違いがあります。摺りによる細かな違いを深掘りします。
3 マニアックな知識を深掘り!
絵の隅にある小さな余白。絵の中に記された謎の記号。言われても気がつかないようなわずかな場所に、浮世絵の制作の背景や保存状態が分かるような手がかりが隠されています。浮世絵に詳しい方でもあまり意識することのない、浮世絵のマニアックな知識を深掘りします。

※ 同館では入館のための日時指定予約を行っておりません。希望の日時におでかけを
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳細 : 太田記念美術館

【チャリティオークション】POLA MUSEUM ANNEX|チャリティオークション「Plastic Revives」展|’23年11月10日-12月3日

20231128202715_00011 20231128202715_00012POLA MUSEUM ANNEX
チャリティオークション「Plastic Revives」展
期  間  2023年11月10日[金]- 12月3日[日] * 会期中無休
時  間  11:00 - 19:00 (入場は18:30まで)
会  場  POLA MUSEUM ANNEX〔ポーラ ミュージアム アネックス〕
      104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
      電話番号 050-5541-8600(ハローダイヤル)
入場無料
──────────────────────
オンライン入札
11月13日[月]11:00-12月3日[日]23:59
オークション入札
ドローイング作品抽選販売申込

4回目を迎える今年のチャリティオークションは、「Plastic Revives」展と題し、ポーラ・オルビスグループの化粧品容器から再生したプラスチックを素材に使った作品を出展します。循環型社会への切り換えが急がれる今、再生素材の可能性を探るため、今回ポーラ化成工業の研究員とアーティストが協力し、制作にあたり試行錯誤を重ねました。
本企画では、総勢19名のアーティストが「再生」をテーマにオリジナル作品やドローイングを制作しています。作品は会場で展示されるとともに、サイレントオークション * や抽選でオンライン上にて入札いただけます。さらに関連グッズも販売予定です。素材の扱いやテーマの解釈、表現ひとつひとつに各作家の個性が現れ、驚くほど多様な作品が生まれました。アーティストの手により、作品の中で息を吹き返した プラスチックたち=Plastic Revives をぜひご覧ください。

なおオークション、ドローイング、ワークショップ及び関連グッズの販売収益は、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)が行う海洋保全の活動へ全額寄付する予定です。
     *サイレントオークションとは、競りは行わず期間中に入札のみを非公開でおこない、
最高額をつけた方が落札者となる形式です。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご参加・観覧を
[ 詳 細 : POLA MUSEUM ANNEX ]

【イベント】ホテル雅叙園 東京|懐かしく新しい “レトロ” を旅する 古今東西ニッポンの風景|’23年12月2日-12月24日、 ’24年1月1日-1月14日

20231110174440_00009 20231110174440_00010

ホテル雅叙園 東京
世代を超えて愛される昭和ノスタルジーの世界を体感
懐かしく新しい “レトロ” を旅する
古今東西ニッポンの風景
期  間  2023年12月2日[土]- 12月24日[日]、2024年1月1日[月・祝]- 1月14日[日]
時  間  11:00-18:00(最終入館 17:30)
会  場  ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財 「百段階段」
      153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 TEL. 03-3491-4111 (代表)
料  金  当日・個人 一 般 1,500円、学 生 800円 
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
販  売  ホテル雅叙園東京 / 公式オンラインチケット
主  催  ホテル雅叙園 東京
────────────────────
年末年始に向け、旅への意欲が掻き立てられるこの季節は、1935(昭和 10)年築のレトロ建築を舞台に、「ニッポンの風景」をテーマにし、その土地ならではの民芸品や食、想像上の旅先の風景など、日本各地や時代を旅する作品をお愉しみいただく、ロマンあふれる展示を行います。
昭和の旅先で見たあの頃の風景は、実体験のない世代にとっては、おしゃれさを感じる新しいものでありながら、どこか懐かしさを感じる存在でもあります。そんな昭和への憧れや、古き良き時代への懐古など、さまざまな世代の心に響く作品や、文化財建築に施された旅を連想させる展示の見どころをご紹介いたします。

❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖  ❖

その土地ならではの景色や食、温泉、お祭り、民藝など、地域の歴史や風土を形作るコンテンツは
旅の記憶を呼び起こすと同時に旅への欲求を掻き立てるものでもあります。
旅先で出会う見たことのない景色や昔と同じように存在し続ける懐かしい場所やものは、
すさまじいスピードで動いていく日常から私たちを一時解き放ってくれるものであるからこそ
人は旅に心惹かれるのかもしれません。

年末から年始にかけての文化財「百段階段」では、
文化財建築の7部屋の中に様々な「ニッポンの風景」が登場します。
温泉街に輝く架空のネオンサイン、東北6県11系統の分布に見る約200体のこけし、
懐かしくも個性的な日本全国の「地元パン ®︎」を収録した
甲斐みのり氏の著書『日本全国 地元パン』とのコラボレーション展示など、
現代のクリエイターや文筆家の方々との共演のもと、郷愁を感じさせつつも
どこか不思議な旅先へ迷い込んでしまったかのような世界をご覧いただきます。

あわせて「旧目黒雅叙園への旅」として、
開業当初からのパンフレットや新聞広告などの歴史資料も一堂にご紹介。
文化財「百段階段」でしか体験できないニッポン旅行へお出かけください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : ホテル雅叙園 東京 ホテル雅叙園 東京「百段階段」イベント
[ 参 考 : 活版アラカルト〔イベント〕ホテル雅叙園 東京|和のあかり × 百段階段2023|~ 極彩色の百鬼夜行 ~|’23年7月1日-9月24日|終了 ]

【イベント/展覧会】サントミューゼ 上田市立美術館|第48回  全国大学版画学会|’23年12月2日-12月24日

20231124173702_00001 20231124173702_00002

サントミューゼ 上田市立美術館
第48回 全国大学版画学会 2023
期  間  2023年12月2日[土]- 12月24日[日]
会  場  サントミューゼ 上田市立美術館  2階 企画展示室、常設展示室、ホワイエ
      386-0025 長野県上田市天神三丁目15番15号
      TEL:0268-27-2300 FAX : 0268-27-2301
問い合せ  上田市立美術館 0268-27-2300 (受付時間9:00-17:00 / 火曜日休館)
休  館  日  火曜日(祝日の場合はその翌日)
観  覧  料   <当日券> 一 般 300円、高校・大学生 200円、 小・中学生 100円
      * 障害者手帳携帯者および介助者1名は、無料。
特別協力  独立行政法人 国立印刷局
後  援  一般社団法人 信州上田観光協会
主  催  全国大学版画展実行委員会(版画学会・上田市・上田市教育委員会)
────────────────────────
全国の美術系大学で版画を専攻する現役学生の作品を紹介する「全国大学版画展」。
みずみずしい感性で次代を担う作品が全国から集結します。
本展は「日本の美術大学における版画教育の進歩発展と版による造形表現の研究」を目的として1974年に発足した大学版画研究会(版画学会)の活動の一環として行われてきました。
昨年に引き続き、今年も上田市立美術館で開催します。
授賞式・ギャラリートークのほか、来場者の投票による観客賞の決定、版画作品のプレゼント、学生作品販売なども行います。
また今回は、日本のお札や切手(一部)などを製造している国立印刷局の特別協力により、国立印刷局の凹版彫刻技術に関する展示や講座を実施します。世界最高峰の偽造防止技術を支える凹版彫刻・印刷技術が体験できます。

※ 会期中は多彩なイベントが設定されています。下掲情報をご覧ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : サントミューゼ 上田市立美術館

【展覧会】ポーラ美術館|展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン|’23年12月16日-’24年5月19日

20231124173509_00001 20231124173438_00001

ポーラ美術館
展覧会 モダン・タイムス・イン・パリ 1925 ― 機械時代のアートとデザイン
MODERN TIMES in Paris 1925 : Art and Design in the Machine-age
会  期  2023年12月16日[土]- 2024年5月19日[日] 会期中無休
会  場  ポーラ美術館 展示室 1, 2
      250-0631 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285 TEL 0460-84-2111
開館時間  午前9時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
      * ご来館に際しての日時指定予約は【不要】です。
      * 混雑状況に応じて〔展示室内のお客様人数を制限〕しています。
        展示室入口にて一時入室をお待ちいただく場合がございます。
入館料金  個人・当日・税込み料金
      大 人 ¥1,800、シニア割引(65歳以上)¥1,600、大学・高校生 ¥1,300、
      中学生以下 無料、障害者手帳をお持ちのご本人及び付添者(1名まで)¥1,000
      * 優待価格での入館の際は、学生証、年齢がわかる身分証明書等のご提示が必要。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照   
後  援  在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
主  催  公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
────────────────────────
20231124173509_00002☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

1920年代を迎えたフランスの首都パリでは、第一次世界大戦からの復興によって急速に工業化が進み、「機械時代」(マシン・エイジ)と呼ばれる華やかでダイナミックな時代を迎えました。
本展覧会は、1920-1930年代のパリを中心に、ヨーロッパやアメリカ、日本における機械と人間との関係をめぐる様相を紹介します。特にパリ現代産業装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された1925年は、変容する価値観の分水嶺となり、工業生産品と調和する幾何学的な「アール・デコ」様式の流行が絶頂を迎えました。
日本では1923年(大正12)に起きた関東大震災以降、急速に「モダン」な都市へと再構築が進むなど、戦間期という繁栄と閉塞の狭間に、機械や合理性をめぐる人々の価値観は大きく変化していきました。

コンピューターやインターネットが高度に発達し、AI(人工知能)が生活を大きく変えようとする現在において、約100年前の機械と人間との関係は、私たちが未来をどのように生きるかを問いかけてくるでしょう。

※ 箱根仙石原での ほぼ半年間の大型展覧会。多彩で魅力的なイベントも多数発表されています。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : ポーラ美術館  本展特設サイト

【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 おん祭と春日信仰の美術 ― 特集 春日の御巫 ―|’23年12月9日- ’24年1月14日

1201奈良国立博物館 1202奈良国立博物館奈良国立博物館
特別陳列 おん祭と春日信仰の美術
― 特集 春日の御巫 ―
会  期  令和5年(2023)12月9日[土]- 令和6年(2024)1月14日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時      * 入館はいずれも閉館の30分前まで
      * 春日若宮おん祭お渡り式の日〔12月17日〕は午後7時まで開館
会  場  奈良国立博物館 西新館
      630-8213 奈良市登大路町50番地 TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  毎週月曜日(ただし1月8日[月]は開館)、12月28日- 1月1日、1月9日[火]
観  覧  料  一 般 700円、大学生 350円
      * 春日若宮おん祭お渡り式の日〔12月17日〕はすべての方が観覧無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  奈良国立博物館、春日大社、仏教美術協会
────────────────────
春日若宮おん祭は、1年に1度、春日大社の摂社である春日若宮より御旅所-おたびしょ-へ若宮神をお迎えし、1日24時間にわたりさまざまな芸能を捧げる祭礼です。
御旅所の若宮神のもとに祭礼参加者が詣でる風流行列-ふりゅうぎょうれつーや、田楽や舞楽、猿楽などの神事芸能が有名です。平安時代の保延2年(1136)にはじまり、古儀の祭礼を守り続けて今年で888年目を迎えます。

本展はおん祭の歴史と祭礼、ならびに春日大社への信仰に関わる美術を紹介する恒例の企画で、今年はおん祭で神楽を舞う御巫-みかんこ-(巫女)を特集します。おん祭の草創期から神楽を奉納してきた御巫は、中世から近世にかけては、普段は春日若宮社拝殿で民衆の祈りを若宮神に届ける役割も担っていました。民衆と若宮神を結びつけた御巫の存在を切り口に、大和一国を挙げて行われた華やかなおん祭の世界をご覧ください。ああああ

※ 観覧ご希望のかたは、下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館 ]

【展覧会】文化学園服飾博物館|魔除け -見えない敵を服でブロック|’23年12月9日-’24年2月14日

20231027201953_00023 20231027201953_00024文化学園服飾博物館
魔除け
-見えない敵を服でブロック!-
会  期  2023年12月9日[土]- 2024年2月14日[水]
開館時間  10:00 - 16:30  * 入館は 閉館の30分前 まで
休  館  日  日曜日・祝日、12月28日-1月5日は閉館 12/15、1/19は19:00まで開館
入  館  料  一 般 500円、大学・専門学校・高校生 300円、小中学生 200円
      * 障がい者とその付添者1名は無料
会  場  文化学園服飾博物館
      151-8529 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階
      TEL. 03-3299-2387
──────────────
新型コロナウィルスの世界的な流行は、病気の恐ろしさや、人生でままならぬ事態が突然起こりうることを改めて実感させました。科学の知識がない時代、病気や死は目に見えない「魔」によって引き起こされるものと信じられ、人体と外界との境目にある衣服には、「魔」から身を守る役割も求められました。人々は、「魔」を追い払い、さらに幸運を引き寄せる力があるとされる文様を衣服に表したり、装身具によって結界を築くなど、「見えない敵」から身を守り、より良い人生となるよう衣服に願いを込めました。本展では、日本と世界各地の民族衣装や装身具に見る魔除けや招福の役割を探ります。

※ 事前予約の必要はありませんが、混雑時には入館をお待ちいただく場合があります。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 文化学園服飾博物館 ] 

【展覧会】東京都立中央図書館|東京都立中央図書館50周年記念|企画展示 図書館の図書館展|’23年12月9日-’24年3月6日

東京都立中央図書館12月

東京都立中央図書館
東京都立中央図書館50周年記念
企画展示 図書館の図書館展
会  期  2023年12月9日[土]- 2024年3月6日[水]
休  館  日  12月15日[金]、12月29日[金]-1月4日[木]、1月19日[金]、2月1日[木]、
      2月16日[金]
時  間  午前10時 - 午後8時45分(土日祝は 午後5時30分 まで)
会  場  東京都立中央図書館 4階 企画展示室
      106-8575 東京都港区南麻布5-7-13(有栖川宮記念公園内)
      お問い合わせ 03-3442-8451(代)
入場無料
──────────────────────────
東京都立中央図書館が、1973年に開館して、2023年で50周年!
開館50周年を記念して「図書館の図書館展」を実施します。 都立中央図書館の50年間の歴史、「図書館の図書館」としての仕事、 東京都内にあるたくさんの楽しい図書館を紹介します。 図書館による図書館好きのための展示です!

第1章 中央図書館の今まで
東京都立中央図書館50年の歴史を、 図書館のレトログッズや写真で紹介します。 50年間の世相を映すベストセラーも展示!
第2章 図書館の図書館って!?
本を運んで東京都内の図書館に届けています。 都内の図書館を支える都立図書館の協力サービスを紹介します。
第3章 東京図書館めぐり
あなたの行きたい図書館はどこですか? 東京都内のたくさんの図書館をガイド! いろんな図書館の利用カードも見られます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都立中央図書館

【展覧会】ホキ美術館|第五回「私の代表作」展|’23年11月23日-’24年5月12日

20231120194503_00017 20231120194503_00018

ホキ美術館
第五回「私の代表作」展
開催期間  2023年11月23日[木・祝]- 2024年5月12日[日]
開館時間  午前10時 - 午後5時30分 * 入館受付 午後5時まで
休  館  日  火曜日 * 火曜日が祝日の場合は開館、翌平日に休館
      年末年始 12月29日-1月2日 休館  * 下掲詳細 ご利用案内 参照
会  場  ホキ美術館内 ギャラリー8
      267-0067 千葉県千葉市緑区あすみが丘東3-15
      電話:043-205-1500 FAX:043-205-1511 メール: info☆hoki-museum.jp
入  館  料  一 般 1,830円、65歳以上 / 高校生・大学生 1,320円、 中学生 910円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
──────────────────────────

総勢14名の作家らによる、3年越しの全作描きおろし。
100号以上の大作が一堂に会し、作家自身の矜持とも言える、
自身にとっての代表作を描いた写実絵画の最前線

「私の代表作」の始まりは、2007年までさかのぼります。
創設者の保木将夫は、美術館設立にあたり、ホキ美術館の特徴になるものを作ろうと考えておりました。そこで作家を集め、3年をかけて将来「私の代表作」と成るような100号以上の大作を作家自身が考えたテーマで描いていただくように依頼しました。
そうして2010年の開館のときに、描きあがった作品が特別な展示室、ギャラリー8に展示されました。大半が白い壁の展示室のなかで、ギャラリー8は唯一黒い壁、黒い床、黒い天井。ガラスで仕切った一人6メートルのスペースに、作品が1点ずつ展示されます。

自身の代表作を描く故に、費やされるエネルギーは凄まじく、同時に並ぶ作家の作品にも闘志を燃やし、一切の手抜きなく各自が磨き合ってきました。作家同士もどのような作品を描くかは、展示するまでお互いに知りません。もちろん私どもも納品されるまで知らされておりません。ホキ美術館の所蔵作家は現在60名あまりいますが、ここに展示できる作家は、いま一番輝いている作家です。そして作品は3年間継続して展示されます。こうして「私の代表作」の展示は4回の展示替えを経て、この度、第5回目を迎えます。

本展では、作家の生の声による作品解説をお聞きいただくことができる音声ガイドがございます。作品横に設置されたQRコードから専用サイトへアクセスしてご利用ください。

E308-4314野田弘志「崇高なるもの」OP.9 (2023年) 
E308-4317廣戸絵美「小さな物語」 (2023年)
S58-248ホキ美術館外観 Photo by Noda

世界でもまれな「写実の殿堂」 〔 ホキ美術館 ウェブサイトゟ 〕
ホキ美術館は世界でもまれな写実絵画専門美術館として、2010年11月3日に千葉市緑区に開館しました。
そのコレクションは、故保木将夫が収集した写実絵画作品、約500点から成っています。
千葉市最大の公園である緑ゆたかな昭和の森に面した、地上1階、地下2階の三層の計500メートルにわたる回廊型ギャラリーでは、日本最大の森本草介コレクション36点をはじめ、野田弘志、中山忠彦など、約60名の現代作家による写実の名品約120点を、常時ご覧いただくことができます。一部鉄骨造によって空中に浮かせ、窓からは森が見渡せるギャラリーもあります。また、地下2階ではホキ美術館のための描きおろしを中心とした100号以上の大作「私の代表作」を展示しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
※ 展示品画像は ホキ美術館 より拝借したものです。二次流用などはご遠慮ください。

[ 詳 細 : ホキ美術館

【展覧会】鎌倉市 鏑木清方記念美術館|企画展 春を待つ ― 清方が描いた新春 ―|’23年12月2日-’24年1月8日

kaburakikiyokata 12

鎌倉市 鏑木清方記念美術館
企画展
春を待つ ― 清方が描いた新春 ―
会  期  2023年12月2日[土]- 2024年1月8日[月・祝]
開館時間  午前9時00分 - 午後5時00分(最終入館は午後4時30分まで)
休  館  日  毎週月曜日(1月8日[月・祝]は開館)、12月29日[金]-1月3日[水]
会  場  鎌倉市 鏑木清方記念美術館
      248-0005  神奈川県鎌倉市雪ノ下一丁目5番25号
      tel. 0467-23-6405  fax. 0467-23-640
観  覧  料  一 般 300円、小・中学生 150円
──────────────
大正から昭和にかけ近代化が進んだ東京では、伝統的な季節の風習は徐々に忘れられつつありました。それでも昭和の初めころまでは、正月に晴れ着姿で髪を島田に結った女性や新春の寿ぎを唄い踊る萬歳の姿がみられたといいます。
江戸から続く風習や季節の行事を大切にしていた清方は、新年を迎えると氏神や七福神へ詣でたり、弟子たちと新年会を開いて宝珠の寄せ描きをするなど新春の吉例を楽しんでいました。そして、松飾りを外し、七草粥を食べて正月気分も落ち着く頃には、日常に戻ることに寂しさを覚えつつも春が来るのを心待ちにしていました。
本展覧会では清方が新春の風情に取材した作品や口絵、雑誌の正月号の附録となった双六などを紹介します。あわせて、清方作品を名匠・永井周山が意匠化した押絵羽子板「明治風俗十二ヶ月」も展示します。

<関連イベント>
◆展示解説
 学芸員による展示解説を行います。
 日時:12月9日[土] ・12月23日[土]・1月13日[土]・1月27日[土]13:30から
◆日本画ワークショップ(要ご予約)日本画材を使って、絵を描こう!
 初心者の方でもお楽しみいただけるワークショップです。
  詳しくは当館ホームページにてご確認ください。
 日時:令和5年12月17日[日]
    ⓵ 13:30-14:30
    ⓶ 15:00-16:30   
◆新春福引き
 ご来館の方を対象に、ミュージアムショップが当たる福引を実施します!
 日時:1月4日[木]- 1月8日[月・祝]
◆ミュージアムグッズ新春初売り
 当館発行の叢書図録と一筆箋を特別価格で販売します。
 期間:1月4日[木]- 1月8日[月・祝]

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 鎌倉市 鏑木清方記念美術館

【展覧会】紙の博物館|企画展 抄紙会社150年 ―洋紙発祥の地・王子|’23年9月16 日-12月17日|前後期二期制開催

紙の博物館0801

紙の博物館
企画展 抄紙会社 150 年
―洋紙発祥の地・王子

会  期  2023 年 9 月 16 日[土]- 12 月 17 日[日]
         前 期: 9  月 16 日[土]- 11 月  5  日[日]
         後 期:11 月  8  日[水]- 12 月 17 日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は閉館の 30 分前まで)
休  館  日  月曜日(祝日の場合は開館)、
      9/19 ㈫、9/20 ㈬、9/26 ㈫、10/10 ㈫、10/11 ㈬、11/7 ㈫、11/24 ㈮、12/7 ㈭
会  場  公益財団法人 紙の博物館   4 階企画展示室
      114-0002 東京都北区王子 1-1-3(飛鳥山公園内)
      TEL: 03(3916)2320   FAX : 03-5907-7511
入  館  料  一 般 400 円 / 小 中 高 200 円
      * 身体障がい者手帳、愛の手帳(療育手帳)または精神障がい者福祉手帳を
       お持ちのご本人は無料、介助の方は半額となります。
────────────────────紙の博物館0802紙の博物館|企画展 抄紙会社 150 年―洋紙発祥の地・王子|’23年9月16 日-12月17日|前後期二期制開催 ◆

今年 2023 年から遡ること 150 年 ─ 明治 6 年(1873)2 月 12 日、近代日本経済の父として知られる渋沢栄一の提唱により、抄紙会社が設立されました。抄紙会社は西洋の技術を導入して、国内で洋紙を製造する会社で、現在の王子ホールディングス(株)、日本製紙(株) のルーツとなる会社です。
明治 8 年(1875)12 月 16 日、約 2 年の準備期間を経て、東京・王子に工場が開業しました。この工場をきっかけに、王子地域は東京の一大工業地帯として発展していきます。
抄紙会社は、後に王子製紙(株)王子工場となって生産を続けていましたが、太平洋戦争末期の昭和 20 年(1945)4 月に空襲を受けて、その後廃止されました。戦後、明治初期に大規模な製紙工場を操業したことが評価され、工場跡地に「洋紙発祥之地」記念碑が建てられました。
抄紙会社設立 150 年の節目に、日本の近代製紙業の原点ともいえる抄紙会社のあゆみと、東京・王子の工場跡地が洋紙発祥の地として受け継がれた歴史を紐解きます。

◆ 展示構成 ◆
第1章  製紙業に選ばれし地・王子
明治 6 年に設立された抄紙会社は、工場用地を東京・王子に決めました。王子は、製紙のための水があり、都市部に近いため原料の襤褸-ボロ-が入手しやすく、石神井川の舟運に恵まれ、近代製紙業にとって最適の地でした。
第2章  抄紙会社開業と天皇行幸
設立から開業までの苦難を乗り越えた抄紙会社は、盛大な開業式を挙行しました。抄紙会社の先駆的な事業は世間の注目を集め、明治天皇行幸の栄誉を賜ります。
第3章  木材への原料転換と王子工場
王子は、抄紙会社と大蔵省紙幣寮抄紙局工場の開業以来、製紙業を中心とした一大近代工業地として発展していきます。王子製紙(株)王子工場(明治 26 年に社名変更)は、第二工場(明治 23 年)、電気工場(明治 38 年)と設備を増強します。
やがて、ボロや稲藁から、木材原料に移り変わり、山林部にある、気田、中部、苫小牧工場が、王子製紙(株)の生産の主力となっていきます。都市部にある王子工場は、第三工場(大正元年)を増設し、付加価値の高い上等印刷用紙を生産しました。
第4章  王子工場から「洋紙発祥之地」へ
昭和 8 年の三社合併により、国内シェア 80%を越える「大王子製紙」が誕生しました。その後敗戦により、昭和 24 年に三社に分割されました。空襲被害で廃止された王子工場の跡地は、十條製紙(株)社宅として活用されたほか、製紙記念館が開館し(昭和 25 年)、洋紙発祥之地記念碑が建立されました(昭和28 年)。この碑をきっかけに、王子は洋紙発祥の地と呼ばれるようになりました。
エピローグ  渋沢栄一が見守った工場風景
江戸時代から桜の名所として知られた王子・飛鳥山は、抄紙会社の煉瓦造の工場によって、文明開化を象徴する名所として人気となりました。同社の設立を主導し、明治 31 年まで直接経営にあたった渋沢栄一は、王子製紙の煙突から立ち上る煙を、飛鳥山邸から事業発展の象徴として見守りました。

※ 下掲の公式詳細サイトで最新情報を確認のうえ、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 公益財団法人 紙の博物館 ] 

【展覧会】SOMPO美術館|ゴッホと静物画 ー 伝統から革新へ|’23年10月17日-’24年1月21日

20231113184430_00017 20231113184430_00018

SOMPO美術館
ゴッホと静物画 ー 伝統から革新へ
会  期  2023年10月17日[火]- 2024年1月21日[日]
休  館  日  月曜日(ただし1月8日は開館)、年末年始(12月28日-1月3日)
開館時間  10時 - 18時(ただし11月17日[金]と 12月8日[金]は20時まで)
      * 最終入場はいずれも閉館30分前まで
チケット  混雑緩和のため「日時指定予約」を推奨・導入しています。
      一  般 日時指定券  1,800円 当日券 2,000円 * 当日美術館窓口での販売
      * チケット各種割引・優待情報などは下掲チケット情報詳細を参照
会  場  SOMPO美術館
      160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
主  催  SOMPO美術館、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社
──────────────────────────
20231113190039_00001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆ 

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は何を学び、何を伝えたのか……。本展覧会は17世紀オランダから20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。また本展覧会では「ひまわり」に焦点をあてたコーナーを設け、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品を紹介、なぜ彼らがこの主題を描いたかを探ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : SOMPO 美術館  本展チケット情報公式サイト

【イベント/展覧会】井の頭自然文化園|資料館特設展 Art and the Zoo vol.8 思い出いきもの園|’23年9月12日-’24年1月14日

20231124174048_00011 20231124174048_00012

井の頭自然文化園
資料館特設展  Art and the Zoo vol.8
思い出いきもの園
期  間  2023年9月12日[火]- 2024年1月14日[日]
時  間  9時30分 - 16時30分
場  所  井の頭自然文化園 動物園(本園)資料館1階
入館料金  入館料金・開園カレンダーなどの詳細は こちら

出  展  武藤亜希子氏 ホームページ
──────────────────────────
井の頭自然文化園では、Art and the Zoo vol.8 として武藤亜希子氏による「思い出いきもの園」を開催します。
武藤亜希子氏は「記憶の中に広がる風景」をコンセプトに、そこに生活する人々から布や材料を集め、その場所に関わる人たちの記憶からテーマを探しながら作品を作り上げます。
今回は、井の頭自然文化園で働く職員のそれぞれの思い出の動物、植物たちの記憶を頼りに作品が制作されました。また、会期中には展示の一部を来園者の方に作成していただくワークショップも予定しています。

< Art and the Zoo」とは……>
井の頭自然文化園では、これまで彫刻館の一部を使用してさまざまな作家の作品を特設展として展示してきました。今後はさらに資料館や園内に場所を広げ、芸術と動物園をつなげるような特設展を実施していきます。
◉ 今までのイベント
・Art and the Zoo Vol.1「磯部光太郎 ─Biotop生き物のいる場所─」
・Art and the Zoo Vol.2 安田ジョージ作品展「身近な生き物たち」
・Art and the Zoo Vol.3 西浦裕太作品展「カレラトイクトコ」
・Art and the Zoo Vol.4 本田公夫作品展「消えゆく隣人たちのポートレート」
・Art and the Zoo vol.5「どいて どいて 舟がでるよ ──鋳金家 本山ひろ子作品展」
・Art and the Zoo vol.6「いと、いと、いきもの──川端遥香刺繍作品展」
・Art and the Zoo vol.7「黒沼真由美展──レースで編む日本のいきもの」

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 井の頭自然文化園  武藤亜希子 URL

【展覧会】慶應義塾大学アート・センター|展覧会 Artist Voice III : 駒井哲郎 線を刻み、線に遊ぶ|’23年10月10日-’24年1月26日

慶應義塾大学アートセンター駒井哲郎ポスター

慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
展覧会 Artist Voice III : 駒井哲郎 線を刻み、線に遊ぶ
会  期  2023年10月10日[火]- 2024年1月26日[金]
時  間  11:00 - 18:00
休  館  日  土日祝・休館  * 特別開館|10月14日[火]
      * 臨時休館|10月16日[月]、12月28日[木]- 2024年1月10日[水]
場  所  慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス 南別館1階 アート・スペース)
      108-8345 東京都港区三田2-15-45
      Tel 03-5427-1621  Fax  03-5427-1620
対  象  どなたでもご覧頂けます
費  用  入場料無料
主  催  慶應義塾大学アート・センター
──────────────────────────
小さな展示室1室という施設の特性を生かして、作家の呟きや生の声を感じ取れるような展示を目指す「Artist Voice」シリーズ第3回展では、駒井哲郎(1920-1976)を取り上げます。
駒井は慶應義塾普通部在学時に版画の制作を始め、銅版画による表現を生涯一貫して探求し、日本における銅版画のパイオニアと評されています。

本展覧会では、慶應義塾の所蔵品より、版画作品のほか、駒井が本学の機関誌『三田評論』『塾』に提供した挿図原画や駒井哲郎関連資料を展示します。思索を重ね、線を刻んだ硬質な版画作品に対し、ペンや筆によるのびやかなスケッチからは、作家の解放的で遊び心のある一面を垣間見ることができます。作家の線の軌跡をたどりながら、インクと紙が織り成す詩情とユーモア漂う世界をご堪能ください。
慶應義塾大学駒井DM絵柄面 慶應義塾大学駒井DM宛名面

< アート・センターとは >
慶應義塾大学アート・センターは、平成 5(1993)年に開設された大学附属の研究センターです。本センターは特定の分野や思想、理論体系にかたよることなく、総合大学の特徴を活かした領域横断性、すなわちさまざまな学問分野の成果を総合する立場から、現代社会における芸術活動の役割をテーマに、理論研究と実践活動をひろく展開しています。
私たちの日常をふりかえっても明らかなように、今日ほど情報が多様化し、感性や価値観が著しく変容しつつある時代はほかにないでしょう。対立し矛盾する思想や実践同士が共存し、ときに融和すらしてしまう現実は、場合によっては私たちの通念や常識をはるかに超えてしまっています。
アート・センターは、既成の学問の狭い枠に閉じこもることなく、そうした多様で多価値な新しい時代にふさわしい文化的・芸術的感性の醸成と表現活動の可能性とを追究し、撥剌とした 文化環境の創出に寄与することを目的としています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター ] 

【展覧会】神奈川県立近代美術館 鎌倉別館|イメージと記号 1960年代の美術を読みなおす|’23年12月9日-’24年2月12日

神奈川近美鎌倉01 神奈川近美鎌倉02

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
イメージと記号 1960年代の美術を読みなおす
Images and Symbols : Rereading the Art in the 1960s
会  期  2023年12月9日[土]- 2024年2月12日[月]
会  場  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
      248-0005 神奈川県鎌倉市雪ノ下2-8-1 電話:0467-22-5000
休  館  日  月曜(1月8日、2月12日を除く)、12月29日[金]- 1月3日[水]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
観  覧  料  一 般 700円、20歳未満・学生 550円、65歳以上 350円、高校生 100円
      * 中学生以下と障害者手帳等をお持ちの方(および介助者原則1名)は無料です。
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  神奈川県立近代美術館
──────────────────────
読売アンデパンダン展(1949-1963)が幕を閉じ、反芸術の喧騒が過ぎさった1960年代後半。新たに登場したのが、記号や幾何学を取り入れた理知的な美術の動向で、視覚を惑わすだまし絵のような表現や、量産されたマルチプル・オブジェが流行します。それは「見る」ことによって成りたつ美術の制度を問いかけ、作品のオリジナリティ(真性)を見直そうとするものでした。社会に氾濫するイメージを知性とユーモアで表現へと昇華した作品は、同時代の視覚文化を色濃く映しだしています。
本展では当館コレクションを中心に、堀内正和、山口勝弘、岡崎和郎、飯田善國、宮脇愛子、高松次郎、若林奮などの60年代の作品に焦点をあて、独創的な表現を振り返ります。

< 展覧会の見どころ >
1. 展覧会からみる時代の一面
日本の若手作家が世界的に活躍した1960年代後半。国際審査制の導入によって日本美術の国際性を問うた第9回日本国際美術展(東京ビエンナーレ、1967、東京都美術館)や、「トリックス&ヴィジョン 盗まれた眼」展(1968、東京画廊・村松画廊)、海外から日本の美術と産業の接点を捉えた「蛍光菊」展(1968-69、現代芸術研究所、ロンドン)などの出品作品を紹介し、時代の断面を振り返ります。
2. 複数のオリジナリティ:オブジェの実験
「発注芸術」という言葉が生まれたこの頃、インテリア・オブジェから雑誌の付録にいたるまで、工業的な美術作品制作が流行します。本展では独自のマルチプル芸術を築いた岡崎和郎(1930-2022)の60年代の代表作から、岡崎と堀内正和(1911-2001)による共作《prière de plier》(1965-1970)、山口勝弘(1928-2018)によるインテリア・オブジェなどを展覧し、芸術のオリジナリティを逆手にとった実践を紹介します。
3. 若林奮と内科画廊
前衛美術家が読売アンデパンダン展なきあとに拠点とした内科画廊(1963-1966)。画廊主・宮田國男の実験精神を反映し、ハイレッド・センターをはじめとする斬新な展覧会が多数行われた内科画廊は、まさに時代の実験室となりました。本展では彫刻家・若林奮(1936-2003)が宮田へ贈った作品を起点に両者の交流を辿ります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立近代美術館  神奈川県立近代美術館 鎌倉別館 ]

【展覧会】酒田市美術館|画業50周年 一 瞬間の “煌めき”|中島 潔 令和の心を女性に描く|’23年11月18日-’24年1月21日

01酒田市美術館 酒田市美術館02

酒田市美術館
画業50周年 一 瞬間の “煌めき”
中島 潔 令和の心を女性に描く
期  間  2023年11月18日[土]- 2024年1月21日[日]
休  館  日  11月は無休、12月から月曜休館(祝日の場合は翌日)、
      年末年始休館:12月29日[金]- 2024年1月3日[水]
時  間  午前9時 - 午後5時(最終入館は 午後4時30分)
観覧料金  一 般 1,200円、 高 校 生 600円、 中 学 生以下 無 料
      * 大学・専門学校生は一般料金となります。
      * 障がい者手帳をお持ちの方、およびその介助者1名の観覧料は半額となります。
会  場  酒田市美術館
       998-0055 山形県酒田市飯森山3丁目17-95 TEL/0234-31-0095
主  催   公益財団法人さかた文化財団 酒田市美術館
共  催   酒田市
────────────────────
四季折々の移ろいの中で郷愁を誘う子供たちを描いた「童画」で知られる中島潔(1943- )。 画業50周年を迎えた中島は、令和の時代を前向きに生きる女性の強さ、美しさを真摯に見つめ、新たなテーマとして「女性画」に取り組んでいます。伝統文化や芸能の世界において、柔軟な発想で新しい文化を創り出していく女性たちの姿を、大胆な構図と日本の四季を背景に、人生の「一瞬間の  “煌めき”」として鮮やかに描き出しています。
酒田市美術館では、2003年開催した『中島潔が描く金子みすゞ まなざし』展以来、実に20年ぶりとなる個展となります。
本展覧会では、中島の代名詞とも言える「童画」や新しいテーマの「女性画」、そして特別出品として酒田会場のために描き下ろした最新作《酒田舞娘》など約90点で中島の画業を振り返ります。併せて、美術史家の山下裕二氏(明治学院大学教授)が注目する若手・中堅作家による「女性画」も展示します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 酒田市美術館 ] 

【展覧会】東京都現代美術館|MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ|’23年12月2日-’24年3月3日

01東京都現代美術館12月特別展 02東京都現代美術館12月特別展

東京都現代美術館
MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ
会  期  2023年12月2日[土]- 2024年3月3日[日]
休  館  日  月曜日(1月8日、2月12日は開館)、12月28日-1月1日、1月9日、2月13日
開館時間  10:00 - 18:00(展示室入場は 閉館の30分前 まで)
観  覧  料  一 般 1,300円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 900円 / 中高生500円 /
      小学生以下無料 * 小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
      * 本展チケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  東京都現代美術館 企画展示室 3F ほか
      135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)TEL 03-5245-4111(代表)
      または ハローダイヤル(9:00-20:00 年中無休) 050-5541-8600
共  催  CG-ARTS(公益財団法人画像情報教育振興協会)
主  催  公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館
──────────────────────────
「MOTアニュアル」は1999年に始まり、若手作家の作品を中心に現代美術の一側面をとらえ、問いかけや議論のはじまりを引き出すグループ展のシリーズです。19回目を迎える本展では、アーティストの想像力や手仕事による「創造」と、近年、社会的に注目を集めるNFTや人工知能、人工生命、生命科学などのありようを反映するかのように自動的に生まれる「生成」とのあいだを考察します。

1990年代頃から一般にも広く認識されはじめたメディアアートやメディア芸術領域は今も拡張を続け、復元やアーカイブ化による再検証や歴史化の過渡期にあります。また、国際的な企画展やコンペティションに集まる作品群の中にも、ビッグデータやAI、機械学習によるもの、A-Life、群知能を思わせる作品が多数見られるようになりました。繊細な手仕事によって成立する作品も確実に存在する一方で、それらの根底にも、現在的な情報処理の概念が存在します。本展では、「創造と生成」の両方を見つめ、テクノロジーを用いながらも造形的な語彙によってアイデアを外在化し、私たちの想像力をこれまで以上に掻き立てようとする作家たちの多様な試みに着目し、11組の作家による約50点の作品・資料を展示します。
2020年以降、プログラミング教育が普及し、次世代に向けて、表現のプラットフォームは変容を続けています。本展では、リアル展示に限らず、デジタル上に拡がるメタバースや空間アーカイブなどを視野に入れた事業やイベントを展開します。本展の試みを通して、これまで対立的に捉えられがちであった「創造と生成」「アナログとデジタル」のありようを見直し、それらを超えて両者のあいだに生まれるシナジー(相乗効果)を見つめ、私たちの知覚の拡がりを問いかける場が生まれれば幸いです。

❖ 展覧会3つのポイント ❖
1 新作…本展オリジナルのインスタレーションを紹介
「創造と生成」の両域にまたがり活動する10歳から30代までの若手アーティストらによる、本展のための新作や、本展にあわせたインスタレーションを展示します。テクノロジーを用いつつ、決して「最先端」を追うことに限らない、表現領域の拡がりと流れをご覧ください。
2 展開…領域横断的な魅力ある作品群
インスタレーションなどのリアル展示に加え、多様な形式の作品群を展示します。デジタルの可能性を発揮してNFT上に展開されたドローイング、リアルタイムでネットワーク上に存在し、当館の展示空間を往来する重層的な表現、手仕事とデジタルのあわいに在る作品、私たちの知覚・身体や現実空間の拡張など、何かを超えようとする試みが様々な方法で展示されます。また、戦前戦後を通じ、現在までの流れの中で「創造と生成のあいだ」を見すえ活動を展開した「アートコレクティブ」である先駆者らの活動を、小規模な資料展示(企画展示室2階)により紹介します。
3 連携…多様なイベント、関連事業
◎ イベント …… 出品作家らに加え、VRや宇宙領域などを専門とする研究者をゲストに迎え、思いがけない発想の原点や専門領域をわかりやすく知るクロストークを行います。また、AIと人間の相互進化のあり方を、AIと競うゲームを通して探求する「デヴィエーションゲーム (Deviation Game)」などを開催します。
◎ 関連事業 ……「MOTアニュアル extra(エクストラ)」
本展会期中、変容しつづける表現のプラットフォームで展開している現在進行形の事業について、外部機関にご協力いただきながら紹介する「MOTアニュアル extra」(12月9日より、企画展示室地下2階、入場無料)を実施します。

参加作家・作品
荒井美波|後藤映則|(euglena)|Unexistence Gallery(原田郁/平田尚也/藤倉麻子/やんツー)|やんツー|花形槙|菅野創+加藤明洋+綿貫岳海|Zombie Zoo Keeper|石川将也/杉原寛/中路景暁/キャンベル・アルジェンジオ/武井祥平|市原えつこ|友沢こたお

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京都現代美術館

【展覧会】細見美術館|開館25周年記念展Ⅱ 挑み、求めて、美の極致 ― みほとけ・根来・茶の湯釜 ―|’23年11月14日ー’24年1月28日

細見美術館01

細見美術館
開館25周年記念展Ⅱ
挑み、求めて、美の極致 ― みほとけ・根来・茶の湯釜 ―
会  期  2023年11月14日[火]ー 2024年1月28日[日]
      * 会期中に一部展示替えあり
所  在  地  606-8342 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3 TEL 075-752-5555
開館時間   午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
休  館  日  毎週月曜日(祝日の場合、翌火曜日)、年末年始(12月25日-1月4日)
入  館  料  一 般 1,400円  学 生 1,100円
      * 各種割引、優待情報などは 下掲詳細 参照
主  催  細見美術館 京都新聞
──────────────────────
02細見美術館細見美術館は平成10(1998)年、京都・岡崎に開館して以来、細見家の日本美術コレクションを中心に、さまざまな視点から展覧会を行ってきました。
このたび開館 25 周年を記念し、コレクターが己の美意識を信じ、懸命に追い求めてきた多彩なコレクションを選りすぐって紹介します。
記念展IIでは「挑み、求めて、美の極致-みほとけ・根来・茶の湯釜-」と題して、生 涯にわたり自身の鑑識眼を鍛え、学び続けることを諦めなかった初代古香庵(細見良 1901-79)が愛蔵した作品を紹介するものです。
美の原点として心酔した神道仏教美術、力強 く美しい漆器・根来、研究に没頭した茶の湯釜などの金工品ほか、平安から桃山時代にか けての名品の数々をご覧いただきます。

初代古香庵は興味の赴くまま蒐集した美術品を秘蔵せず、茶会やもてなしの場で積極的 に活用してきました。時代やジャンルを超えて取り合わされた美術品の数々は、呼応しあ って空間を彩りました。展覧会では、細見家ならではの美の競演もお楽しみいただけます。 この機会に、日本美術のもつ優美さ、繊細な感性、時に大胆なほどの力強さに心を奪われ たコレクターのまなざしに触れてください。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 細見美術館 Hosomi Museum  開館25周年記念展特設サイト ]

【展覧会】大倉集古館|企画展 大倉組商会設立150周年 偉人たちの邂逅 ― 近現代の書と言葉|’23年11月15日-’24年1月14日

大倉集古館1101 大倉集古館1102大倉集古館
企画展 大倉組商会設立150周年 偉人たちの邂逅
― 近現代の書と言葉
会  期  2023年11月15日[水]- 2024年1月14日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日
入  館  料  一般:1,000円、大学生・高校生:800円 * 学生証を提示、中学生以下:無料
       * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  大倉集古館 展示室
      105-0001 東京都港区虎ノ門 2-10-3(The Okura Tokyo 前)
      TEL : 03-5575-5711(代表) FAX:03-5575-5712
主  催  公益財団法人 大倉文化財団・大倉集古館
──────────────────────
今から150年前の明治6(1873)年10月、大倉喜八郎によって大倉組商会が設立されました。大倉組商会は後に15財閥の一つに数えられる大企業に成長します。
本展では大倉組商会設立から150年を数えた本年、創設者・大倉喜八郎と、嗣子・喜七郎による書の作品とともに、事業や文雅の場で交流した日中の偉人たちによる作品を展示し、詩作や書の贈答によって結ばれた交流の様を展観いたします。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大倉集古館 ]  { 活版アラカルト 過去ログまとめ }

【展覧会】小金井市立はけの森美術館|令和4・5年度市町村立活性化事業 第23回共同巡回展 福岡アジア美術館所蔵作品展|うるおう アジア ― 近代アジアの芸術、その多様性 ―|’23年12月2日-1月28日

20231124174048_00007 20231124174048_00008小金井市立はけの森美術館
令和4・5年度市町村立活性化事業 第23回共同巡回展 福岡アジア美術館所蔵作品展 
うるおう アジア ― 近代アジアの芸術、その多様性 ―
会  期  2023年12月2日[土]- 1月28日[日]
会  場  小金井市立はけの森美術館
      184-0012 東京都小金井市中町1-11-3 TEL 042-384-9800
開館時間  10:00 - 17:00(受付は 16:30 まで)
休  館  日  月曜日 * 但し9月18日[月・祝]、10月9日[月・祝]は開館、
      9月19日[火]、10月10日[火]は休館。
入  館  料  一 般 500円、 小中学生 200円
      * 障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
特別協力  福岡アジア美術館
主  催  小金井市立はけの森美術館
────────────────────
本展は福岡アジア美術館の収蔵作品から、約13の国と地域の近代芸術を横断的に紹介する展覧会です。近代絵画、また「周縁の芸術」とも言えるポスター、輸出用絵画などの作品群を、垣根を設けずに紹介することで、美術の概念や価値観などに対する、新鮮な体験をお届けすると共に、アジア美術の多様性、奥深さを感じて頂ければ幸いです。

※ 多彩な関連イベントが企画されています。下掲詳細参照。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。

[ 詳 細 : 小金井市立はけの森美術館 ]
[ 参 考 : YouTube 小金井市公式チャンネル ようこそ森の中の美術館へ ― 小金井市立はけの森美術館の魅力 ― 第一章 はけの森の緑たち 3 : 57 ]

この{活版印刷アラカルト}のウェブページは、限度ギリギリの長尺ブログになっています。そのためお手数ながら、ときおり、とりわけ動画類を閲覧後は「ページ画面を更新」していただくと、次回からもスムーズなスクロールと閲覧をお楽しみいただけます。また活版アラカルトの二枚目以降のページにも、一枚目に納めきれなかった魅力的な記事が満載。閲覧を強力推奨いたします。