月別アーカイブ: 2023年2月

【展覧会】神奈川県立金沢文庫|特別展 金沢文庫の肖像 ─ 国宝 四将像全幅公開 ─|’23年3月31日-5月21日|終了

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神奈川県立金沢文庫
特別展 金沢文庫の肖像
── 国宝 四将像全幅公開 ──
会  期  令和5年3月31日[金]- 令和5年5月21日[日]
      *文化財保護のため会期中一部展示替があります。
休  館  日  毎週月曜日 * 5月1日[月]は開館します
観覧時間  午前9時 - 午後4時30分(入館は 4時 まで)
観覧料金  一 般 500円、20歳未満及び学生 400円、65歳以上 200円、高校生 100円
会  場  神奈川県立金沢文庫
      236-0015 神奈川県横浜市金沢区金沢町142 電話:045-701-9069
主  催  神奈川県立金沢文庫
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武州金沢の古刹である称名寺には、鎌倉幕府の要職を務めた金沢北条氏の歴代当主の肖像画(四将像)が伝えられています。
北条実時が叡尊に帰依し、律の寺として改められた称名寺には、極楽寺忍性に推挙され、下野薬師寺から称名寺に入寺して開山となった妙性房審海(1229-1304)をはじめ、西大寺流の僧侶像も多く伝えられています。また、忌日や祖師忌などの法会に関する古文書、聖教、肖像画に描かれた法衣や法具などをあわせてご覧頂きます。

■ 主要展示作品
 種別 文化財指定  作品名           備 考
1 絵   国 宝  北条実時像       称名寺所蔵・神奈川県立金沢文庫保管
2 絵   国 宝  金沢顕時像       称名寺所蔵・神奈川県立金沢文庫保管
3 絵   国 宝  金沢貞顕像       称名寺所蔵・神奈川県立金沢文庫保管
4 絵   国 宝  金沢貞将像       称名寺所蔵・神奈川県立金沢文庫保管
5 絵   重要文化財 審海像(一山一寧賛)   称名寺所蔵・神奈川県立金沢文庫保管
※文化財保護のため会期中一部展示替があります。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 神奈川県立金沢文庫

【展覧会】泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷|企画展 光陰礼讃 - 近代日本最初の洋画コレクション|’23年3月14日-5月21日|終了

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泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷
企画展 光陰礼讃 - 近代日本最初の洋画コレクション
会  期  2023年3月14日[火]- 5月21日[日]
休  館  日  月曜日、4月25日[火]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は 午後4時30分 まで)
会  場  泉屋博古館(京都・鹿ヶ谷)
      606-8431 京都府京都市左京区鹿ケ谷下宮ノ前町24
入  館  料  一 般 800円、高大生 600円、中学生以下 無 料
      * 本展覧会の入場料で青銅器館もご覧いただけます
主  催  公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社、京都新聞
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住友コレクションの一角を占める近代洋画は、住友吉左衞門友純(春翠)が明治30年(1897)の欧米視察中のパリで印象派の画家モネの油彩画2点を入手した事に始まります。その一方で、同時代のジャン=ポール・ローランスなどフランス・アカデミーの古典派絵画も収集しました。
19世紀末のフランス絵画は、印象派の台頭とともに古典的写実派が次第に衰退していく様相を示すことになりますが、春翠が収集した洋画コレクションには同時代の印象派と古典派の作品がともに揃って収集されているところに特徴があります。また、明治維新以降の日本において、住友洋画コレクションは他に先駆けた最初の本格的な洋画コレクションでもありました。

本展は、光を追い求めた印象派と、陰影表現による実在感を追究した古典派を「光陰」と捉え、この「光陰」二つの流れから滋養をうけて展開した近代洋画の数々を紹介するものです。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上参観を。
[ 詳 細 : 住友コレクション 泉屋博古館 京都・鹿ヶ谷 { 活版 à la carte 過去ログ

【展覧会】京都国立博物館|親鸞聖人生誕850年 特別展|親 鸞 — 生涯と名宝 |’23年3月25日-5月21日|終了

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京都国立博物館
親鸞聖人生誕850年特別展
親 鸞 — 生涯と名宝
会  期  2023年3月25日[土]- 5月21日[日]
      * 会期中、一部の作品は展示替を行います
会  場  京都国立博物館 平成知新館
休  館  日  月曜日
開館時間  9:00 - 17:30(入館は 17:00 まで)
観  覧  料  一 般 1,800円、大学生 1,200円、高校生 700円、中学生以下 無 料
      * 大学生・高校生の方は学生証をご提示ください。
      * 障害者手帳等をご提示の方とその介護者1名は、観覧料が無料になります。
特別協力  真宗教団連合
主  催  京都国立博物館、朝日新聞社、NHK京都放送局、NHKエンタープライズ近畿

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2023年は浄土真宗を開いた親鸞聖人(1173-1262)の生誕850年にあたります。親鸞は京都に生まれ、9歳で出家して比叡山で修行に励みますが、29歳で山を下り、法然上人の弟子となります。そこですべての人が平等に救われるという阿弥陀仏の本願念仏の教えに出遇うも、法然教団は弾圧を受け、親鸞も罪人として還俗させられ越後に流罪となります。
その後、罪が赦された親鸞は、関東へ赴き長く布教に励み、やがて京都へと戻り、晩年まで主著『顕浄土真実教行証文類』(教行信証)や「和讃」など多くの著作の執筆や推敲を重ねました。その90年の生涯と教えは、今も多くの人を魅了して止みません。
本展覧会は親鸞の求道と伝道の生涯を、自筆の名号・著作・手紙をはじめ、彫像・御影・絵巻など浄土真宗各派の寺院が所蔵する法宝物を一堂に集め紹介します。

* 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上展観を。
[ 詳 細 : 京都国立博物館  展覧会公式サイト
{新宿餘談}
おもへらく 筆者の生家は浄土真宗の門徒である(らしい)。亡妻の葬儀にさいして、葬儀社から「お寺は、お西ですか、お東ですか」と聞かれ、突然のことで適当に返事をしたら「お東」の僧侶がきたらしい。葬儀のあとで兄嫁さん(神奈川戸塚から信州の愚兄に嫁してきたひと)からひどく叱責された。
「片塩のウチはお西です! 覚えておいてください」。葬儀の喪主をはじめて勤め、平身低頭にはなれたので、ここでも平謝り。したがってウチの墓を一手に引きうけている兄嫁さんには悪いが、いまだに西本願寺も、東本願寺も、どこがどう違うのかよく解らないし、秀吉や家康の思惑を識ろうともしない。教祖:親鸞さんも、どっちでもいいよ …… と許してくれそうな気もする。それが浄土真宗である。つまりは 南無阿弥陀仏 。

【展覧会】奈義町現代美術館|蒐集する愉しみのカタチ ~ S氏とK氏コレクションから ~|異なる職種の2人のコレクターによるコレクション展|’23年12月16日-’24年1月21日|

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奈義町現代美術館
蒐集する愉しみのカタチ ~ S氏とK氏コレクションから ~
異なる職種の2人のコレクターによるコレクション展
期  間  2023年12月16日[土]- 2024年1月21日[日]
会  場  奈義町現代美術館 ギャラリー
      708-1323 岡山県勝田郡奈義町豊沢441 TEL:0868-36-5811
料  金  一 般・大学生 200円(高校生以下、75歳以上無料)
      * 常設展を併せてご覧になる場合は通常観覧料金(一般・大学生700円)で観覧可能。
主  催  奈義町現代美術館
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アートの楽しみ方・関わり方の一つに、好きな作品を蒐集して個人コレクションにしていくことがあげられます。コレクションした作品は、自宅や居間などのプライベート空間をさり気なく彩り、潤いを与えてくれるものです。本展では、美術館などの公共空間で作品鑑賞するだけでなく、美術作品を自分のものにし、暮らしを豊かにするような、そのような作品との関わり方を体感していただく展覧会となります。
異なる職種の2人のサラリーマン・コレクターが、ライフスタイルに合わせて蒐集してきたアート・コレクションを展示し、蒐集していくことの楽しみを体感していただけたらと思います。

◉ 関連イベント
コレクターズ・トーク
日 時:1月21日(日)14:30-
内 容:アート・コレクターに、蒐集することの楽しみや魅力をお話しいただきます。
※ 会期中希望者には学芸員が作品説明をします(不在の場合もありますのでご了承下さい)。

※ 下掲詳細公式サイトで、最新情報を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 奈義町現代美術館 ]  { 活版アラカルト 奈義町現代美術館  まとめ }

【展覧会】早稲田大学演劇博物館|2023年度秋季企画展|没後130年 河竹黙阿弥 ─ 江戸から東京へ|’23年10月2日-’24年1月21日|

早稲田大学演劇博物館10月

早稲田大学演劇博物館 2023年度秋季企画展
没後130年 河竹黙阿弥 ── 江戸から東京へ
会  期  2023年10月2日[月]-2024年1月21日[日]
開館時間  10:00-17:00(火・金曜日は19:00まで)
休  館  日  10月4日㈬、25日㈬、11月1日㈬、15日㈬、23日(木・祝)、12月6日㈬、20日㈬、
      26日㈫-2024年1月8日(月・祝)、17日㈬
      * 日程変更する場合があります。同館ウェブサイトで最新情報を確認の上ご来場を。会  場  早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室
      169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 TEL. 03-5286-1829
共  催  独立行政法人日本芸術文化振興会(国立劇場)
主  催  早稲田大学演劇博物館・演劇映像学連携研究拠点
入館無料
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三代目歌川豊国「三人吉三廓初買」安政7(1860)年

三代目歌川豊国「三人吉三廓初買」安政7(1860)年

落合芳幾「三芝居舞台開 口上」 元治元(1864)年(上段中央が黙阿弥)

落合芳幾「三芝居舞台開 口上」 元治元(1864)年(上段中央が黙阿弥)

観客に親切、役者に親切、興行主に親切―この三つの親切(三親切)をモットーとし、幕末から明治の歌舞伎界で活躍したのが歌舞伎作者の河竹黙阿弥(かわたけ もくあみ 默阿彌 1816-1893)です。黙阿弥はそのモットーの通り、役者を生かし、観客に喜ばれ、そして集客に結び付く作品を書き続けました。
しかも、黙阿弥が活躍したのは江戸から東京へと社会が大きく変わっていく時代です。伝統を継承しつつも、変容する世の中を捉え、その筆で表現し続けた黙阿弥を、坪内逍遙は「江戸演劇の大問屋」「当今のシェイクスピヤ」と評しました。没後130年を迎える今年、演劇博物館としては30年ぶりとなる大々的な黙阿弥展を、国立劇場との共催で行います。河竹黙阿弥の幅広い作品世界について、貴重な資料をもとにご紹介したいと思います。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 早稲田大学演劇博物館 ]

【展覧会】奈良国立博物館|特別陳列 おん祭と春日信仰の美術 ― 特集 春日の御巫 ―|’23年12月9日- ’24年1月14日|終了

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特別陳列 おん祭と春日信仰の美術
― 特集 春日の御巫 ―
会  期  令和5年(2023)12月9日[土]- 令和6年(2024)1月14日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時      * 入館はいずれも閉館の30分前まで
      * 春日若宮おん祭お渡り式の日〔12月17日〕は午後7時まで開館
会  場  奈良国立博物館 西新館
      630-8213 奈良市登大路町50番地 TEL 050-5542-8600(ハローダイヤル)
休  館  日  毎週月曜日(ただし1月8日[月]は開館)、12月28日- 1月1日、1月9日[火]
観  覧  料  一 般 700円、大学生 350円
      * 春日若宮おん祭お渡り式の日〔12月17日〕はすべての方が観覧無料です。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
主  催  奈良国立博物館、春日大社、仏教美術協会
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春日若宮おん祭は、1年に1度、春日大社の摂社である春日若宮より御旅所-おたびしょ-へ若宮神をお迎えし、1日24時間にわたりさまざまな芸能を捧げる祭礼です。
御旅所の若宮神のもとに祭礼参加者が詣でる風流行列-ふりゅうぎょうれつーや、田楽や舞楽、猿楽などの神事芸能が有名です。平安時代の保延2年(1136)にはじまり、古儀の祭礼を守り続けて今年で888年目を迎えます。

本展はおん祭の歴史と祭礼、ならびに春日大社への信仰に関わる美術を紹介する恒例の企画で、今年はおん祭で神楽を舞う御巫-みかんこ-(巫女)を特集します。おん祭の草創期から神楽を奉納してきた御巫は、中世から近世にかけては、普段は春日若宮社拝殿で民衆の祈りを若宮神に届ける役割も担っていました。民衆と若宮神を結びつけた御巫の存在を切り口に、大和一国を挙げて行われた華やかなおん祭の世界をご覧ください。

※ 観覧ご希望のかたは、下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加を。
[ 詳 細 : 奈良国立博物館 ]

【展覧会】SOMPO美術館|ゴッホと静物画 ー 伝統から革新へ|’23年10月17日-’24年1月21日|

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SOMPO美術館
ゴッホと静物画 ー 伝統から革新へ
会  期  2023年10月17日[火]- 2024年1月21日[日]
休  館  日  月曜日(ただし1月8日は開館)、年末年始(12月28日-1月3日)
開館時間  10時 - 18時(ただし11月17日[金]と 12月8日[金]は20時まで)
      * 最終入場はいずれも閉館30分前まで
チケット  混雑緩和のため「日時指定予約」を推奨・導入しています。
      一  般 日時指定券  1,800円 当日券 2,000円 * 当日美術館窓口での販売
      * チケット各種割引・優待情報などは下掲チケット情報詳細を参照
会  場  SOMPO美術館
      160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1
      お問合せ 050-5541-8600(ハローダイヤル)
主  催  SOMPO美術館、NHK、NHKプロモーション、日本経済新聞社
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20231113190039_00001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆ 

フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)は何を学び、何を伝えたのか……。本展覧会は17世紀オランダから20世紀初頭まで、ヨーロッパの静物画の流れの中にゴッホを位置づけ、ゴッホが先人達から何を学び、それをいかに自らの作品に反映させ、さらに次世代の画家たちにどのような影響をあたえたかを探ります。また本展覧会では「ひまわり」に焦点をあてたコーナーを設け、ゴッホやその他の画家たちによる「ひまわり」を描いた作品を紹介、なぜ彼らがこの主題を描いたかを探ります。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : SOMPO 美術館  本展チケット情報公式サイト

【展覧会】東京都写真美術館|即興 ホンマタカシ|Revolution 9 : Homma Takashi|’23年10月6日-’24年1月21日|

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東京都写真美術館
即興 ホンマタカシ
Revolution 9 : Homma Takashi
会  期  2023年10月6日[金]- 2024年1月21日[日]
会  場  東京都写真美術館 2F 展示室
      153-0062 東京都目黒区三田 1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
      電 話 03-3280-0099
開館時間  10:00-18:00(木・金は 20:00 まで)入館は閉館 30 分前まで
休  館  日  毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)、年末年始(12/29-1/1)
観  覧  料  一 般 700 円 / 大学・専門学校生 560 円 / 中高生・65 歳以上 350 円
      * 小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料。
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団  東京都写真美術館
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ホンマタカシ(1962 年、東京都生まれ)は 1999 年に写真集『東京郊外』(光琳社出版)で第 24 回木村伊兵衛写真賞を受賞しました。行政やデベロッパーによる画一的な開発が進む東京郊外の風景と人々を一定の距離感で撮影し、叙情性を排した視点が高い評価を受けました。
2011 年から 2012 年にかけて、国内 3 ヵ所の美術館を巡回した大規模個展「ニュー・ドキュメンタリー」を開催。キャリア初期に手がけたイギリスのカルチャー誌『i-D』をはじめとするマガジン・ワークや、変わりゆく東京の風景と、そこに暮らす一人の少女が成長する姿を写した〈Tokyo and my Daughter〉、写真家の中平卓馬をモチーフにした映像作品など、作家の写真・映像表現の広がりを概観する新旧作品が展示されました。

本展はホンマにとって日本の美術館で開かれる約10年ぶりの個展です。
作家は建築物の一室をピンホールカメラに仕立て、世界各地の都市を撮影した、本展の中核をなす出品作品〈THENARCISSISTIC CITY〉について、「都市によって都市を撮影する」と述べています。外に向かって開かれた小さな穴から差し込む光は、真っ暗な部屋の中に倒立した都市の風景を即興的に描き出します。

そして、この「即興」という言葉が本展では一つのキーワードとなります。作品や展覧会自体に偶然性を取り入れることに作家の現在の関心はあり、作品の中にも文字として現れる本展の英題「Revolution 9」は、イギリスのロックバンド、ビートルズが様々な音源を元にコラージュのように制作した、同名曲へのオマージュとして捧げられています。
本展では、この 10 年あまりに制作された作品を中心に、写真・映像表現にラディカルな問いを投げかける作家の今に迫ります。

< ホンマタカシ 作家略歴 >
1962 年、東京都生まれ。1999 年、写真集『東京郊外』(光琳社出版)で第 24 回木村伊兵衛写真賞を受賞。2011-2012 年、個展「ニュー・ドキュメンタリー」(金沢 21 世紀美術館、東京オペラシティアートギャラリー、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館)を開催。著書に『ホンマタカシの換骨奪胎―やってみてわかった!最新映像リテラシー入門―』(新潮社、2018 年)など。
作品集に『Tokyo and myDaughter』(Nieves、2006 年)、『THE NARCISSISTIC CITY』(MACK、2016 年)、『Looking Through : Le Corbusier Windows』(窓研究所/カナダ建築センター/Koenig Books、2019 年)など。また、『Thirty-Six Views of Mount Fuji』(MACK、2023 年)、『TOKYO OLYMPIA(Nieves、2023 年)を刊行予定。

※ 本展はオンラインで 日時指定チケット が購入できます。
※ 事業は諸般の事情により変更することがあります。 あらかじめご了承ください。
[ 詳 細 : 東京都写真美術館 ] 

【展覧会】徳川美術館・名古屋市蓬左文庫|徳川林政史研究所開設100周年記念|特別展 将軍と尾張徳川家 ─ 政 と 儀礼 ─|尾張藩と木曽山 ─ 徳川義親のまなざし ─|二展示同時開催|’23年11月11日-12月15日|終了

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徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
徳川林政史研究所開設100周年記念 特別展
将軍と尾張徳川家 ── 政 と 儀礼 ──
会  期  2023年11月11日[土]- 12月15日[金]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日
観  覧  料  一 般 1,600円 ・ 高 大 生 800円 ・ 小 中 生 500円
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  徳川美術館
      461-0023 名古屋市東区徳川町1017 TEL 052-935-6262
主  催  徳川美術館・徳川林政史研究所
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徳川美術館の姉妹機関である 徳川林政史研究所(東京都豊島区/公益財団法人 徳川林政史研究所)では、木曽山を中心とした「林政史」研究だけではなく、江戸時代の「幕政史」や尾張「藩政史」も主要テーマとして研究を進めてきました。研究所所員が発表した研究成果は、幕政史・藩政史の分野で通説として多くの支持を得ているところです。
本展では、その成果を、研究所所蔵文書や徳川将軍家伝来文書を中心に紹介します。将軍家と尾張家との関係性の深さに着目しながら、絵図や文書などの歴史史料に基づいて、江戸城や名古屋城における将軍・藩主の公務の実態を、イラスト画等を用いてわかりやすく展示します。あわせて尾張家やその家臣に伝来した初公開文書を多数出品します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫 ]   [ 関 連 : 公益財団法人 徳川林政史研究所

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1102徳川徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
徳川林政史研究所開設100周年記念 特別展
尾張藩と木曽山 ── 徳川義親のまなざし ──
会  期  2023年11月11日[土]- 12月15日[金]
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
休  館  日  月曜日
観  覧  料  一 般 1,600円 ・ 高 大 生 800円 ・ 小 中 生 500円
      * 毎週土曜日は 小・中・高生 入館無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  徳川美術館
      461-0023 名古屋市東区徳川町1017 TEL 052-935-6262
主  催  徳川美術館・徳川林政史研究所
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尾張藩は徳川家康から豊かな山林資源を有する木曽山を与えられ、江戸時代を通じてその自然を守りながら管理・運営を続けていました。
徳川黎明会の創立者であり、徳川美術館初代館長である19代当主・徳川義親は、尾張藩にとって重要な木曽山の研究を志し、大正12年(1923)には、美術館開館に先駆けて、徳川林政史研究室(のちの 徳川林政史研究所)を開設しました。 その研究は現在も受け継がれ、今年で開設100年を迎えます。
本展では江戸時代から近代に至る尾張徳川家と木曽山とのかかわりに注目します。当主が手懸けた木曽山・尾張藩研究をたどるとともに、戦前の蓬左文庫(東京)と林政史研究所との意外な結びつきもひもときます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 徳川美術館・名古屋市蓬左文庫
[ 関 連 : 公益財団法人 徳川林政史研究所

【作品公募の報告】浜田市世界こども美術館|第26回 浜田こどもアンデパンダン展|’24年1月13日-3月3日展示|

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第26回 浜田こどもアンデパンダン展
2024年1月13日-3月3日[日]展示
      浜田市世界こども美術館
      697-0016 島根県浜田市野原町859-1
      TEL. 0855-23-8451 FAX. 0855-23-8452
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浜田市世界こども美術館では、開館以来毎年冬に『浜田こどもアンデパンダン展』を開催しています。本展では、子どもたちの作品に優劣をつけることのない無審査・無賞の展覧会、毎年魅力あふれる作品が数多く寄せられます。浜田市内はもとより、海外の様々な国の子どもたちからの元気いっぱいの作品が大集合!
思いのままに筆を動かしてできあがった作品。時間をかけて一生懸命描いた作品。子どもたちの作品の中には、その時の状況や気持ち、興味…など、ひとりひとりの“今”がしっかりと込められています。構図や視点なども大人では真似出来ないような斬新で、新鮮な表現が多くみられます。あの有名なピカソやミロなども、児童画からインスピレーションを得て、自分の作品に反映させていたというほど。芸術家までも魅了されるという子どもの作品は実に魅力にあふれています。
ぜひこの魅力あふれる児童画をこのWebカタログで満喫してみてください。

※ 島根県浜田市内の15校の小学校からすでに作品が寄せられたようです。
※ 第26回  浜田こどもアンデパンダン展の展示は 2024年1月13日-3月3日[日]です。

[ 詳 細 : 浜田市世界こども美術館 ]

【展覧会】京都工芸繊維大学美術工芸資料館|日々是探究 ─ 京都高等工芸学校教員たちの模写と手習い|’23年11月20日-12月16日|終了

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京都工芸繊維大学美術工芸資料館
日々是探究 ── 京都高等工芸学校教員たちの模写と手習い
開催期間  2023年11月20日[月]-12月16日[土]

休  館  日  日曜日・祝日
開館時間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1階
       606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町 1
入  館  料  一 般 200円、 大学生 150円、高校生以下 無料
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  京都・大学ミュージアム連携      
主  催  京都工芸繊維大学美術工芸資料館
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明治35年(1902)、京都の伝統産業の近代化と新しいデザインをうみだす人材の育成を目的として京都高等工芸学校が開校しました。初期の教員たちは、化学者の中澤岩太(1858-1943)や洋画家の浅井忠(1856-1907)など、海外留学も経験した専門家集団でした。一方で、画力の向上や図案研究のため、教育のかたわらさまざまな芸術ジャンルに挑戦し、ときに玄人並みの技術を習得しています。
少年期に南画家・黒沼槐山にまなんだ浅井忠は、京都に来てから盛んに日本画に取り組みました。同僚であった日本画家、菊池素空(1873-1923)に指導を受けたとも言われています。また、校長の中澤岩太は、東京大学出身で製造化学を専門とする化学者でしたが、手習いとして、東京美術学校でも教鞭をとった狩野友信(1843-1912)にまなび、京都に来てからは望月派の女流画家、前田玉英にまなんでいます。油彩画においても浅井に指導を乞い、《グレーの秋》(1901・個人蔵)を模写するなど、精力的に制作に取り組みました。そのほか書道や篆刻、蓑虫工芸にも才能を発揮しています。
さらに京都高等工芸学校第1期卒業生で、のちに同校図案科の教員となった間部時雄(1885-1968)や霜鳥之彦(1884-1982)も洋画の道を究める一方、鳥獣人物戯画やミュシャのデザインを模写し、表現の幅を広げました。
余技というには惜しい教員たちの研究の一端を是非ご鑑賞ください。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 京都工芸繊維大学 美術工芸資料館 ] { 活版アラカルト 過去ログ まとめ }

【展覧会】アイデムフォトギャラリー「シリウス」|年頭企画展 長倉洋海 写真展「地球に謳う」|’24年1月5日-1月17日|

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アイデムフォトギャラリー「シリウス」
年頭企画展
長倉洋海 写真展「地球に謳う」
会  期  2024年1月5日[金]- 2024年1月17日[水]
開館時間  10:00-18:00 (最終日 10:00-15:00)
休  館  日  日曜日・祝日の一部(お問い合わせください)
住  所  160-0022 東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F TEL:03-3350-1211
入  場  料  無 料
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アイデムフォトギャラリー「シリウス」では、毎年年初に、年男・年女の写真家を招いた年頭企画展を開催しています。辰年となる来年は、2024年に年男を迎える写真家・長倉洋海氏をお招きし開催します。

< 写真展案内 >
フリーランスの写真家になって44年。エルサルバドルやアフガニスタンなどの紛争地帯や、アマゾン、シベリアの辺境地を訪れてきました。さまざまな場所で、困難を乗り越えながら、まっすぐに生きる人々に魅かれ撮影を続けてきました。
今回の「地球に謳う」展では、サハラの南に位置するマリとアフリカ大陸の寄り添ったようなマダガスカル島、先住民が暮らすアマゾンとブラジル最貧の地と呼ばれるノルデスチ、シベリアのツンドラ地帯で暮らすトナカイ遊牧民、内戦時のスリランカや故郷釧路の写真など40点を展示します。
過酷な環境でも、美しく生きる人々がいました。私が魅かれた人たちは自分を支えるものを持っている人々です。それは歌や踊り、祖先から続く伝統と知恵、そして地球に生かされているという謙虚な心でした。そうした人々の姿は、現代社会にとっての一縷の希望だと思えてなりません。

長倉洋海(ながくら・ひろみ)
1952年、釧路市生まれ。写真家。同志社大学卒業。1980年から世界の紛争地を取材、その後、アマゾンやシベリアなど辺境の地を多く訪れる。土門拳賞、講談社出版文化賞などを受賞。2006年、フランスの国際フォト・ジャーナリズム祭に招かれ「マスード 敗れざる魂」展を開催。2017年、東京都写真美術館で「フォト・ジャーナリスト長倉洋海の眼 地を這い、未来へ駆ける」展を開催。2015年より実家を使って、世界で出会った人と受講生をつなぐ場として「長倉商店塾」を開講している。2023年9月、東京都写真美術館で公開された映画「鉛筆と銃—長倉洋海の眸」全国を巡回している。

ギャラリートーク開催
■日 時:
2024年1月8日[月・祝]14:00-
2024年1月13日[土] 14:00ー
■開催場所:シリウスギャラリー内
■先着40名様(当日整理券を配布)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : アイデムフォトギャラリー「シリウス」

【展覧会】長崎歴史文化博物館|特集展示 世界遺産登録5周年記念「潜伏キリシタン」展|’23年11月22日-’24年1月14日|終了

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長崎歴史文化博物館
特集展示 世界遺産登録5周年記念「潜伏キリシタン」展
会  期  2023年11月22日[水]- 2024年1月14日[日]
会  場  長崎歴史文化博物館 常設展示室内・特集展示室(歴史文化展示ゾーン)
      850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1−1
休  館  日  毎月第1・第3月曜日
開館時間  8:30 - 18:00(最終入館 17:30)
料  金  常設展観覧料でご覧いただけます    * 長崎県内の小中学生は無料
      大 人 630円、小中高校生 310円
主  催   長崎歴史文化博物館
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本展では、当館収蔵資料の中から潜伏キリシタンについて、彼らを当時取り巻いていた環境などがうかがえる資料を紹介いたします

~長崎県文化観光推進地域計画6つの拠点~
「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」は、17世紀から19世紀の2世紀以上にわたる禁教政策の下で密かにキリスト教を伝えた人々の歴史を物語る他に例を見ない証拠です。長崎県では、長崎歴史文化博物館・長崎県美術館・有馬キリシタン遺産記念館・平戸市生月町博物館・五島観光歴史資料館・大浦天主堂キリシタン博物館の6つのミュージアムが連携し、キリスト教の歴史として、潜伏のきっかけから潜伏の終わりまで4つの段階が学べます。
* こちらの事業は、長崎県文化観光国際部 文化振興・世界遺産課が管轄しています。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 長崎歴史文化博物館

【展覧会】台東区立 書道博物館|企画展 没後80年 中村不折のすべて|’23年5月2日-12月17日|終了

書博01 台東区立 書道博物館
企画展 没後80年 中村不折のすべて〔前 期〕
会  期  2023年5月2日[火]- 12月17日[日]
      期間中、下記の日程で展示替えをおこないます
          前 期  5 月 2 日[火]-  8 月27日[日]
          後 期  9 月 5 日[火]- 12月17日[日]
会  場  台東区立 書道博物館
      110-0003 台東区根岸2丁目10番4号 電話 03-3872-2645
観  覧  料  一  般・大学生 500円、 高、中、小学生 250円
開館時間  午前9時30分-午後4時30分(入館は4時まで)
休  館  日  月曜日(祝休日と重なる場合は翌平日)
主  催  (公財)台東区芸術文化財団
────────────────────書博02 2023年は、中村不祈(なかむら ふせつ   1866-1943)の没後80年にあたります。
本展では、不折の生涯にわたる作品や資料を、書道博物館収蔵品の中から一挙に公開いたします。
前期展では、小山正太郎に師事した時代、正岡子規との出会い、清国巡遊時代、4年間のフランス留学など、若き日の修業時代を中心に紹介します。
後期展では、画家・書家としての活動、森鷗外や夏目漱石など、文豪たちとの交流、そして書道博物館の設置など、後年の不折の業績を顕彰します。
また、これまで日の目を見ることのなかった不折作品や、フランスから持ち帰った絵画など、修復後の作品も艇示いたします、

※ 展示一覧は こちら からダウンロードできます(外部リンク)。
※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 台東区立 書道博物館 ]

【展覧会】Gallery ARK|第26回 アニマート展 -ハガキサイズの小宇宙-|’23年12月7日-12月16日|終了

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Gallery ARK
第26回 アニマート展
-ハガキサイズの小宇宙-
2023年12月7日[木]- 12月16日[土]
  日曜休廊
  AM 11:00-PM 6:00 (last day PM 5:00)
  住 所:横浜市中区吉浜町2-4 アクシス元町
  T E L :045-681-6520
  お気軽にお問い合わせ下さい! E-mail:ark☆art-sq.com/
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ANIMATO とは|元気な|という意味のイタリア語。
34人のハガキサイズの元気な作品が並ぶ展覧会です。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : Gallery ARK

【展覧会/映像】調布市文化・コミュニティ振興財団|調布市文化会館たづくり|千鹿頭 CHIKATO 大小島真木|調布 × 架ける × アート|’23年10月7日-’ 24年1月14日|終了

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調布市文化・コミュニティ振興財団
調布市文化会館たづくり
千鹿頭 CHIKATO 大小島真木
調布 × 架ける × アート
開催期間  2023年10月7日[土]- 2024年1月14日[日]
      ※ 会期中の休館日は以下のとおり 
      10月23日[月]24日[火]、11月27日[月]28日[火]、
      12月25日[月]26日[火]、12月29日[金]-1月3日[水]
開催時間  10:00 - 18:00
      * 本展示では40分程度の映像作品が2点含まれます。入場時間にご注意ください。
会  場  調布市文化会館たづくり 展示室(たづくり1階)
      182-0026 東京都調布市小島町2丁目33-1(京王線調布駅広場口から徒歩4分)
料  金  無 料
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「共生」をアーティストの視点から考える新たな試み「調布×架ける×アート」。
第1弾として、アーティスト大小島真木の展示を行います。

本展では、2022年に大小島が長野県諏訪地方での滞在型リサーチで蒐集した、同地に伝わる神話、信仰、民俗、地形などから得たインスピレーションをもとに、絵画、映像、造形、テキストなどの様々な形式によって制作した作品群を一堂に集め、展示します。
本展を通じて、現代の都市で生きる私たち人間は、決して自然の営みから切り離された存在ではないことを感じ取っていただければ幸いです。

< 作家プロフィール >
大小島  真木(おおこじま・まき)
東京を拠点に活動するアーティストおよびアートユニット。「絡まり、もつれ、ほころびながら、いびつに循環していく生命」をテーマに制作活動を行う。インド、ポーランド、中国、メキシコ、フランスなどで滞在制作。2017年には Tara Ocean 財団が率いる科学探査船タラ号太平洋プロジェクトに参加。 近年は美術館、ギャラリーなどにおける展示の他、舞台美術なども手掛ける。
2023年より、かねてより制作に関わっていた編集者・辻陽介との本格的な協働制作体制に入り、以降、名称をそのままに、アートユニットとして活動している。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 調布市文化・コミュニティ振興財団  イベント検索 ] 

【展覧会】大谷大学博物館|大谷大学博物館開館20周年記念 2023年度冬季企画展|京都を学ぶ 拓本からみる京の梵鐘|’24年1月13日-’24年2月17日|終了

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大谷大学博物館開館20周年記念
2023年度冬季企画展 
京都を学ぶ 拓本からみる京の梵鐘
日  程  2024年1月13日[土]- 2024年2月17日[土]
時  間  10:00 - 17:00(入館は16:30まで)
会  場  大谷大学博物館
603-8143 京都市北区小山上総町 TEL:075-432ー3131 (代表)
参  加  費  無 料
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元大谷大学教授で、京都国立博物館をつとめた、神田喜一郎氏旧蔵の神田コレクションの金石拓本のなかから、数多い京都の寺院に所蔵される梵鐘のうち著名な梵鐘を取り上げます。
朝鮮鐘の面影をもつ現存最古の戊辰年(698)銘の妙心寺の梵鐘(国宝)、華麗な文様で名高い平等院の梵鐘(国宝)、銘文により「三絶の鐘」と称される神護寺の梵鐘(国宝)、豊臣家の滅亡を導いた「国家安康」の銘で知られる方広寺の梵鐘(重要文化財)など、白鳳時代から江戸時代までの著名な梵鐘の拓本を展示します。

主な展示予定作品

 「妙心寺鐘銘」拓本  1巻のうち   白鳳時代(原品) 
 「大雲寺鐘銘」拓本  1巻のうち   平安時代(原品) 
 「神護寺鐘銘」拓本  1帖   平安時代(原品) 
 「平等院鐘文様」拓本 1巻のうち   平安時代(原品) 
 「清涼寺鐘銘」拓本 1巻のうち   室町時代(原品) 
 「清水寺鐘銘」拓本  1巻のうち   室町時代(原品) 
 「大徳寺鐘銘」拓本  1巻のうち   安土桃山時代(原品)
 「方広寺鐘銘」拓本  1幅   江戸時代(原品) 

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 大谷大学博物館 ]

【展覧会】台東区立朝倉彫塑館|特別展「兄と弟 渡辺長男と朝倉文夫」|’23年9月9日-12月10日|終了

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台東区立朝倉彫塑館
特別展「兄と弟 渡辺長男と朝倉文夫」
会  期  2023年9月9日[土]- 12月10日[日]
所  在  地  台東区立朝倉彫塑館
      110ー0001 東京都台東区谷中7丁目18番10号
      電話番号 03-3821-4549
開館時間  午前9時30分 - 午後4時30分 (入館は 午後4時 まで)
休  館  日  月・木曜日(祝休日と重なる場合は翌平日)
      * 展示替えなどのため臨時休館することがございます。
入  館  料  一般 500円、小・中・高校生 250円
      * 各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
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明治から昭和を代表する彫刻家 朝倉文夫は1902年、すでに彫刻家として活躍していた兄 渡辺長男(わたなべ おさお、1874-1952)を頼り上京します。制作に励む兄の日常に接し、その技術力に驚嘆する日々を送りながら、やがて自らも粘土を握りはじめます。
程無くして東京美術学校に入学、そこからは破竹の勢いで彫刻家として活躍します。それぞれに異なる持ち味を有する彫刻家である兄弟は、相互に協力、影響し合います。ふたりの作品などを通して、その関係に迫ります。

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< 朝倉彫塑館 建物について >    同館ウェブサイトゟ抜粋
朝倉彫塑館は、彫刻家 朝倉文夫のアトリエと住居だった建物です。朝倉は東京美術学校を卒業した1907(明治40)年、24歳の時に谷中にアトリエと住居を構えました。当初は小さなものでしたが、その後、敷地を拡張したり増改築を繰り返したりして建築を楽しみます。その様はまさに普請道楽といえるでしょう。
現在の建物は1935(昭和10)年に建てられました。建物は朝倉が自ら設計し、細部にいたるまでさまざな工夫を凝らしており、こだわりを感じさせます。さらに、朝倉はここを「朝倉彫塑塾」と命名し、教場として広く門戸を開放して弟子を育成しました。朝倉の教育法は独自の自然観と深く結びついており、この建物にもそれが色濃く反映されています。
その後、この建物は朝倉の遺志により遺族によって1967(昭和42)年から公開されました。1986(昭和61)年に台東区に移管され、台東区立朝倉彫塑館となりました。2001(平成13)年には建物が国の有形文化財に登録され、2008(平成20)年には敷地全体が「旧朝倉文夫氏庭園」として国の名勝に指定されています。2009(平成21)年から2013(平成25)年にかけて保存修復工事を行い、耐震補強を施し、朝倉生前の姿に近づけるべく復原され、文化財的な価値を高めています。

※ 朝倉彫塑館は、はきものを脱いで入館する施設です〔館内には畳敷きの和室空間も〕。裸足での入館はできません。靴下着用をお願いいたします。スリッパやルームシューズは安全確保の観点からご持参いただいてもご使用になれません。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上 ご観覧を。

[ 詳 細 : 台東区立朝倉彫塑館

【展覧会】茨城県近代美術館|企画展 国吉康雄展 ~安眠を妨げる夢~|福武コレクション・岡山県立美術館のコレクションを中心に|’23年10月24日-12月24日|終了

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茨城県近代美術館
企画展 国吉康雄展 ~安眠を妨げる夢~
福武コレクション・岡山県立美術館のコレクションを中心に
開催期間  2023年10月24日[火]- 12月24日[日]
開館時間  午前9時30分 - 午後5時(入場は 午後4時30分 まで) 
休  館  日  月曜日 * ただし11月13日[月]茨城県民の日は開館(入場無料)
入  場  料  一 般 1,000円/満70歳以上 500円/高大生 730円/小中生 370円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
会  場  茨城県近代美術館
      茨城県水戸市千波町東久保666-1 TEL 029-243-5111
共  催  公益財団法人 福武財団
主  催  茨城県近代美術館
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E293-3847国吉康雄《祭りは終わった》 1947年 岡山県立美術館蔵
E293-3849国吉康雄《鯉のぼり》 1950年 福武コレクション蔵
E293-3850国吉康雄《安眠を妨げる夢》 1948年 福武コレクション蔵

国吉康雄(1889-1953)は明治期の岡山に生まれ、16歳で労働移民としてアメリカ西海岸に渡りますが、夜間高校で美術の才能を見出され、ニューヨークに移住し、働きながら美術学校に通います。初期にはアメリカ開拓時代を思わせる幻想的な作品で注目されますが、渡仏と生涯一度の帰国、戦争期を経て、その画風は変化し続けます。それは、国吉が生きたアメリカが、アジア系移民排斥運動、パンデミック、大恐慌、二つの世界大戦、赤狩りといった激動の時代であったことと関係します。
国吉は反戦や民主主義へのメッセージを作品に込め、美術家の権利運動の先頭に立ちました。こうした国吉の思想や苦悩が現れた、憂いに満ちた表情の女性や暗喩的な静物、色彩豊かなサーカスの道化などは観る者を魅了し、現在アメリカでは、美術家、社会活動家としての再評価が始まっています。

本展では、油彩・カゼイン画を中心に約170点の国吉作品と、日米の国吉研究と最新資料でその全貌に迫ります。また、坂田一男や小野竹喬など、国吉と同世代の岡山出身の画家の作品も展示し、欧米の美術館で実践される多面的な紹介も試みます。

※ 作品画像は 茨城県近代美術館 より拝借したものです。二次引用などはご遠慮ください。
※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 茨城県近代美術館 ] 

【展覧会】日本民藝館|特別展 2023年度 — 新作工藝公募展 — 日本民藝館展|’23年12月10日-12月24日|

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特別展 2023年度 — 新作工藝公募展 —
日本民藝館展
会  期   2023年12月10日[日]- 12月24日[日]
開館時間  10:00 - 17:00(最終入館は 16:30 まで)
休  館  日  毎週月曜日休館(12/11、12/18 )
会  場  日本民藝館
         大展示室・新館回廊(入選作)/ 本館1階第1室・第2室(準入選作)
      153-0041 東京都目黒区駒場4丁目3番33号
      TEL 03-3467-4527
入  館  料  入館はオンラインによる日時指定・事前予約制 予約サイト
      一 般 1,200円、 大高生 700円、 中小生 200円                
──────────────────────────
手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地で作られた新作工芸品の数々を展示・販売する、恒例の新作工芸公募展です。
<出品作>陶磁器・織物・染物・木漆工・ガラス工・紙工・金工・竹工・藁工 他
◉ 西館(旧柳宗悦邸)公開日 12月13日[水]、12月16日[土]、12月20日[水]

※ 同館は予約不要。しかし西館公開日は特に混雑が予想されます。
※ 新型感染症予防対応実施中。下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上観覧を。
[ 詳 細 : 日本民藝館    チケット予約サイト

【展覧会】弥生美術館|アンティーク着物の魅力再発見!|「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展|’23年9月30日-12月24日|終了

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弥生美術館
アンティーク着物の魅力再発見! 
「大正の夢 秘密の銘仙ものがたり」展
会  期  2023(令和5)年9月30日[土]- 12月24日[日]
会  場  弥生美術館
      113-0032 東京都文京区弥生2-4-3 TEL 03(3812)0012
開館時間  午前10時 - 午後5時(入館は4時30分までにお願いします)
休  館  日  月曜日、11月14日[火]
      * ただし10月9日[月・祝]開館、10日[火]休館
      * 11月14日[火] 中間展示替えのため臨時休館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      * 竹久夢二美術館と2館併せてご覧いただけます
──────────────────────
アンティーク着物ブームの牽引役として登場した〈銘仙-めいせん〉。大正から昭和初期に女学生を中心に大流行した着物ですが、現代の着物にはない斬新な色柄が多く、胸ときめきわくわくさせられます。
本展では、銘仙蒐集家・研究家である桐生正子氏の約600点のコレクションから選び抜いた約60点の銘仙を紹介。着物スタイリストの大野らふ氏のコーディネートでお届けします。
100年前の女学生文化は新しいことの連続、ささやかな闘いの歴史です。伝統的な日本の価値観に西洋の文化や考え方が流入してきた時代。そんな過渡期に生まれた若い女性たちのカルチャーを、銘仙を通してひもといてゆきます。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 弥生美術館

【展覧会】竹久夢二美術館|夢二が見つめた1920年代 -震災からモダンガールの表現まで-|’23年9月30日-12月24日|終了

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竹久夢二美術館
夢二が見つめた1920年代 -震災からモダンガールの表現まで-
会  期  2023年9月30日[土]- 12月24日[日]
開館時間  午前10時00分 - 午後5時00分(入館は 4時30分 まで)
休  館  日  月曜日、11月14日[火]
      * ただし 10月9日[月・祝]開館、10日[火]休館
料  金  一 般 1000円 / 大・高生 900円 / 中・小生 500円
      (弥生美術館もご覧いただけます)
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詩人画家・竹久夢二(1884-1934)が活躍した明治・大正・昭和は、レコードが大衆に受け入れられ隆盛した時代と重なります。はやり唄や落語、政治家の演説など様々な音源が記録され、音楽と音声を聴くためのレコードが日本で製造・発売して約110年の時間が流れました。
本展では、明治・大正・昭和戦前期に蓄音器で聴いていた、選りすぐりのSPレコードと共に、夢二が手掛けた楽譜表紙絵のデザインや時代風俗を描いた作品を展示紹介します。「ぐらもくらぶ」代表・保利透コレクションを中心とした貴重なレコード及び資料と、大正ロマンを象徴する竹久夢二から見た、音楽を中心とした日本の近代芸術における足跡をお楽しみください。
〔協力:ぐらもくらぶ  レコード資料監修:保利透〕
浅草オペラ

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を
[ 詳 細 : 竹久夢二美術館

【展覧会】島根県立美術館|第70回 日本伝統工芸展|’23年12月 6日-12月25日|

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第70回日本伝統工芸展
会  期  2023年12月 6日[水]- 12月25日[月]
休  館  日  会期中無休
開館時間  ◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。
      【10月 - 2 月】 10:00-18:30(展示室への入場は18:00まで)
      【 3 月 - 9 月】 10:00-日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
会  場  島根県立美術館
      690-0049 島根県松江市袖師町1-5 TEL:0852-55-4700
観  覧  料  伝統工芸展のみ 当日・個人
      一 般    600円、大学生 400円、 小中高生    無料
      伝統工芸展+コレクション展 当日・個人  
      一 般 750円、大学生 500円、 小中高生 無料
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
協  力  公益財団法人ポーラ伝統文化振興財団
主  催  島根県、島根県立美術館、島根県教育委員会、公益財団法人しまね文化振興財団、
      NHK松江放送局、朝日新聞社、山陰中央新報社、公益社団法人日本工芸会、
      SPSしまねグループ
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厳正な審査をへて選ばれた陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門の作品を紹介。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元山陰在住作家の入選作品など、270点を展示します。

◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。島根県立美術館の トップページ には「本日の日没時間」が表示され、サイト内には年間の日没時間一覧表があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 島根県立美術館 ]

【イベント/展覧会】サントミューゼ 上田市立美術館|第48回  全国大学版画学会|’23年12月2日-12月24日|終了

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サントミューゼ 上田市立美術館
第48回 全国大学版画学会 2023
期  間  2023年12月2日[土]- 12月24日[日]
会  場  サントミューゼ 上田市立美術館  2階 企画展示室、常設展示室、ホワイエ
      386-0025 長野県上田市天神三丁目15番15号
      TEL:0268-27-2300 FAX : 0268-27-2301
問い合せ  上田市立美術館 0268-27-2300 (受付時間9:00-17:00 / 火曜日休館)
休  館  日  火曜日(祝日の場合はその翌日)
観  覧  料   <当日券> 一 般 300円、高校・大学生 200円、 小・中学生 100円
      * 障害者手帳携帯者および介助者1名は、無料。
特別協力  独立行政法人 国立印刷局
後  援  一般社団法人 信州上田観光協会
主  催  全国大学版画展実行委員会(版画学会・上田市・上田市教育委員会)
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全国の美術系大学で版画を専攻する現役学生の作品を紹介する「全国大学版画展」。
みずみずしい感性で次代を担う作品が全国から集結します。
本展は「日本の美術大学における版画教育の進歩発展と版による造形表現の研究」を目的として1974年に発足した大学版画研究会(版画学会)の活動の一環として行われてきました。
昨年に引き続き、今年も上田市立美術館で開催します。
授賞式・ギャラリートークのほか、来場者の投票による観客賞の決定、版画作品のプレゼント、学生作品販売なども行います。
また今回は、日本のお札や切手(一部)などを製造している国立印刷局の特別協力により、国立印刷局の凹版彫刻技術に関する展示や講座を実施します。世界最高峰の偽造防止技術を支える凹版彫刻・印刷技術が体験できます。

※ 会期中は多彩なイベントが設定されています。下掲情報をご覧ください。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : サントミューゼ 上田市立美術館

【展覧会】東京農工大学科学博物館|大学博物館連携巡回展|帝国日本と森林 ─ 近代東アジアにおける環境保護と資源開発|’23年10月27日-12月23日|

東京農工大学

東京農工大学科学博物館
大学博物館連携巡回展
帝国日本と森林 ── 近代東アジアにおける環境保護と資源開発
期  間  2023年10月27日[金]- 12月23日[土]
休  館  日  日曜・月曜・祝日
会  場  東京農工大学科学博物館本館2階 シャルドンネギャラリー
      184-8588 東京都小金井市中町2-24-16 東京農工大学小金井キャンパス内
      お問い合わせ 電話:042-388-7163
入  館  料  無料
協  力  九州大学大学院農学研究院
主  催  東京農工大学科学博物館・九州大学総合研究博物館
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大学博物館連携巡回展「帝国日本と森林 ── 近代東アジアにおける環境保護と資源開発」を開催します。
本展示は、科学研究費補助金を受けた3つの共同研究の約7ヵ年にわたる研究成果の一部です。2023 年2月に書籍『帝国日本と森林 ─ 近代東アジアにおける環境保護と資源開発』の出版を機に開催されることとなりました。各共同研究者が所属する大学間を資料でつなぎ、旅する巡回展示です。
本展示の基となる書籍では、旧大日本帝国時代の林業を事例とした森林・林業をめぐる知とその実践の具体的な展開・過程について、林学、地理学、環境史、植物学など異なる専門分野の研究者が協力し、近代日本の帝国林業における知と実践の結びつきを多角的に明らかにすることを試みています。

今回の展示は、旅の出発点(九州大学会場:箱崎・伊都)から移動して、第一番目の会場となります。コンパクトな展示ではありますが、九州大学会場では展示されていなかった資料も展示いたします。
専門書のエッセンスを各分野の執筆者がパネル展示としてビジュアル(視覚的)にお届けし、内容理解の一助となることを目指しています。展示が各会場を旅し、それぞれの場所で出会いと対話が生まれることで、大学の研究成果が社会の知として還元されていくことを期待しています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京農工大学科学博物館

【イベント】島根県立石見美術館|MUSEUM × THEATER ミューシア vol.21|朗読の夕べ 森鷗外のクリスマス|’23年12月23日|終了

石見美術館&森鷗外

島根県立石見美術館
MUSEUM × THEATER ミューシア vol.21
朗読の夕べ 森鷗外のクリスマス
日  時  2023年12月23日[土] 開場14:30/開演15:00
会  場  島根県芸術文化センター グラントワ 大ホールステージ上
      698-0022 島根県益田市有明町5-15
      TEL(グラントワ代表): 0856-31-1860 FAX: 0856-31-1884
      TEL(総合案内カウンター(チケット対応窓口)): 0856-31-1871
      E-mail: grandtoit☆cul-shimane.jp
出  演  朗読:佐々木 望(声優)、文学解説:美留町 義雄(大東文化大学教授)、
      美術解説・司会:川西 由里(島根県立石見美術館専門学芸員)、
      合唱(第2部):グラントワ・ユース・コール
料  金  等  (全席自由・税込)
      前売 1,000円、当日 1,500円 定員100名 * 未就学児の入場はご遠慮ください。
      チケット発売日 11月4日[土]10:00ゟ 電話予約は12:00ゟ(発売日のみ)
      * チケット各種購入方法・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
問  合  せ  島根県芸術文化センター「グラントワ」 電話:0856-31-1860
主  催  島根県立石見美術館、公益財団法人しまね文化振興財団(いわみ芸術劇場)
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シャルル・マルタン「素敵なツリー クリスマスの子供の装い」『ガゼット・デュ・ボン・トン』より 1914年 島根県立石見美術館蔵 同館ウェブサイトゟ

シャルル・マルタン「素敵なツリー クリスマスの子供の装い」『ガゼット・デュ・ボン・トン』より 1914年 島根県立石見美術館蔵 同館ウェブサイトゟ

美術館と劇場がタッグを組んでお送りする、アート × エンターテインメント×アカデミー企画!
石見出身の文豪・森鷗外の作品朗読を、文化的な背景についての解説とともに味わう催し。
好評につき第2弾です。
今年のクリスマスはグラントワで、芸術と愛にあふれるひとときを!

* 森 鷗外(本名 森 林太郎 石見国津和野〔現:島根県鹿足郡津和野町〕出身:編集)

❖ 第1部「舞姫」とベルリンの森鷗外
森鷗外の代表作とされる「舞姫」を読み解きます。格調高い文章で綴られる、ベルリンを舞台とした愛と苦悩の物語をご堪能ください。

❖ 第2部 文学と音楽でたのしむクリスマス 鷗外の思い出とヨーロッパの伝統

子どもたちから愛される「パッパ」としての素顔を、鷗外が家庭で祝ったクリスマスのエピソードによって紹介します。また、小中学生の合唱団「グラントワ・ユース・コール」の清らかな歌声にのせて、ヨーロッパのクリスマスの伝統を伝える文学作品の朗読もお届けします。

◆出演者プロフィール◆
■  佐々木 望(ささき のぞむ) 声優
『幽☆遊☆白書』幽助、『AKIRA』鉄雄、『銀河英雄伝説』ユリアンなど多くの作品で主要キャラクターの声を担当。独特の存在感がある声で幅広い役柄を演じ分ける。英検一級、全国通訳案内士資格を有し、英語での吹替も行う。『きのう何食べた?』(よしながふみ原作)、『旅のラゴス』(筒井康隆原作)などの朗読公演で企画・演出・主演を務める。『マチネの終わりに』(平野啓一郎著)、『カササギ殺人事件』(A.ホロヴィッツ著)などオーディオブックの朗読でも好評価。近著に『声優、東大に行く 仕事をしながら独学で合格した2年間の勉強術』(KADOKAWA、2023)。https://nozomusasaki.com

■  美留町 義雄(びるまち よしお) 大東文化大学 教授
1967年、東京都に生まれる。立教大学文学部ドイツ文学科を卒業し、同大学院文学研究科博士課程(ドイツ文学専攻)を満期退学後、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て現職。森鷗外記念会常任理事。専門は日独比較文学・文化研究。著書に『鷗外のベルリン ―交通・衛生・メディア』(水声社、2010)および『軍服を脱いだ鷗外 ―青年森林太郎のミュンヘン』(大修館書店、2018)がある。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 島根県立石見美術館 ]  { 活版 à la carte 過去ログ }

【プレイベント】静岡市美術館|Shizubi Research+ 倉俣史朗と静岡 プレ企画|パネル展示 ’23年11月11日-12月24日|終了

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静岡市美術館
Shizubi Research+
倉俣史朗と静岡 プレ企画
■パネル展示■
2023年11月11日[土]- 12月24日[日]
静岡市美術館 エントランスホール

※ 休館日、開館時間などは下掲詳細 美術館HPをご確認ください。
※ 本事業は、静岡市文化振興財団アフターコロナ事業の一環として実施します。
主  催  静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
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倉俣史朗(くらまた しろう 1934-1991)は、椅子や照明機器などのプロダクトやインテリアデザインの分野で革新的な活動を展開した、戦後日本を代表するデザイナーです。アクリル、ガラス、アルミニウム、FRP など、それまで家具や内装で使用されることのなかった素材を積極的に取り入れ、透明感や浮遊感に満ちた独創性あふれる作品で世界的にも高い評価を得ました。

戦中、愛鷹村(現・静岡県沼津市)に疎開していたというだけでなく、倉俣と静岡は深い関係にありました。彼がそのキャリアをスタートさせた60年代半ばから80年代にかけて静岡の数多くの商業空間が手がけられ、静岡市美術館が位置する静岡駅前に限っても トンボヤ(衣料品/1966、70)、タカラ堂(宝飾品/1965、69、70、71、89)、COMBLÉ(バー/1988)などがあげられます。なかでも、天井の曲面と 柔らかな色彩で人を包み込む COMBLÉ(コンブレ)は、倉俣の空間が体感できる、数少ない現存例です(一部改装済)。さらに静岡市が1988年に主催した「家具産地イメージアップ事業」では、倉俣と静岡の職人がオリジナルのイスとテーブルを共同制作しています。
静岡市美術館では、2024年度に倉俣史朗の静岡での仕事をまとめた小企画アーカイブ展を計画しています。本年度はプレ企画として、トークイベントやパネル展示を通じて 当時の記憶を掘り起こしていきます。この「Shizubi Research+」は、美術館の調査を出発点に、開かれた研究の場として関係者や研究者、市民の方々から得られた情報も活かしていく試みです。今は失われてしまった店舗の所在地や内観の詳細など不明な点も多く、皆さまからの情報を広く募集しています。よくお店に通っていた、お店の中で撮った写真を持っているなど、どんな些細な情報でも構いません。是非皆さんが知っていることを美術館までお寄せください。

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■ 連続トークイベント ■
倉俣史朗が内装を手掛けた バー COMBLÉ を会場に、当時の関係者や研究者からお話を伺い、倉俣史朗のデザインについて考えます。トーク後は簡単な懇話会(1時間程度・500円で追加ドリンク可)も予定していますので、是非お時間に余裕をもってご参加ください。

① 2023年12月3日[日]
14:30-16:00(14:00開場)
「バー COMBLÉ ができるまで」 ※ チケットは完売しました
ゲスト:五十嵐久枝(イガラシデザインスタジオ、武蔵野美術大学教授、元クラマタデザイン事務所勤務)
勝俣震一(勝俣銘木工業)
中山昌彦(COMBLÉ オーナー)

② 2024年1月14日[日]
14:30-16:00(14:00開場)
「家具産地イメージアップ事業と倉俣史朗」※チケットは完売しました
ゲスト:町田光(デーシーエスデザイン研究所、《静岡ファニコンの椅子》製作)

③ 2024年2月4日(日)
14:30-16:00(14:00開場)
「倉俣史朗のショップ・インテリア」
ゲスト:橋本啓子(近畿大学建築学部准教授)
〔会 場〕COMBLÉ(静岡県静岡市葵区呉服町2-7 静専ビル2F)
〔参加料〕各回1,000円 ※チケット制 ※ワンドリンク付き(通常メニューとは異なります)
〔定 員〕各回 20歳以上25名
〔申 込〕セブンチケットにて各日10:00~販売(なくなり次第販売終了)
① 11月3日[金・」祝]- [セブンコード 103-217]
② 12月14日[木]- [セブンコード 103-227]
③ 1 月 4日[木]- [セブンコード 103-229]

■ パネル展示 ■
2023年11月11日[土]- 12月24日[日]
静岡市美術館 エントランスホール
420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階   電話 054-273-1515(代表)
開館時間    10:00-19:00(展示室入場は閉館30分前まで)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご参加・ご観覧を。
[ 詳 細 : 静岡市美術館  静岡市美術館イベント
[ 関 連 : 活版アラカルト 〔展覧会〕世田谷美術館|倉俣史朗のデザイン ― 記憶のなかの小宇宙|’23年11月18日-’24年1月28日 ]

【展覧会】資生堂ギャラリー|第八次椿会 ツバキカイ8 このあたらしい世界| “ただ、いま、ここ”|’23年10月31日-12月24日|終了

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資生堂ギャラリー
第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界 
“ ただ、いま、ここ ”
会  期  2023年10月31日[火]- 12月24日[日]
会  場  資生堂ギャラリー
      104-0061 東京都中央区銀座8-8-3 東京銀座資生堂ビル地下1階
      tel. 03-3572-3901 fax. 03-3572-3951
営業時間  火-土 11:00-19:00  日・祝 11:00-18:00
休  館  日  毎週月曜休 (月曜日が休日にあたる場合も休館)
入  館  料  入場無料
主  催  株式会社 資生堂
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「椿会」は、第二次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を、1947年に再開するにあたり誕生したグループ展です。アートが人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念に基づき、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にあるときにも再興を願い開催してきました。

2021年にスタートした第八次椿会は、2023年まで3年間をかけて、after コロナの「あたらしい世界」について考えてきました。メンバーは、杉戸洋、中村竜治、Nerhol (ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[mé]。この6組は、ジャンルを超えた活動やコラボレーション、チームでの制作などを行う、今の時代を代表するアーティストたちです。

コロナ禍は、アーティストたちの心境や世の中に向けるまなざしにも変化を与えました。2021年は「触発/Impetus」というテーマの下、資生堂がこれまでの椿会展で蒐集してきた美術収蔵品から、メンバーが「あたらしい世界」を触発される作品を選び、それに応えるかたちで自身の作品を共に展示しました。それは、アーティストや作品といった個を強く意識しながら過去と現在の「椿会」を結びつける展覧会でした。昨年は、「探求/Quest」をテーマに、メンバー同士のアイデアの共有を深め、それぞれの作品や大切にするものを素材として持ち寄り、展覧会自体が1つの作品のようなコレクティブな空間をつくりました。

今年も「あたらしい世界」における「豊かさ」への探求を継続するなかで、新たに「放置」と「無関心」というキーワードが浮かび上がりました。それらには、自ら決断するのではなく自然のままに「放置」することや、「無関心」に関心を向けることで、あたらしい価値が生まれるのではないかという思いが込められています。その背景には、コロナで加速した管理体制へのささやかな抵抗や、一方では、他にゆだねることや、思いもよらぬ事物について知ることが、新たな共生の在り方や自由で豊かな世界をつくっていくことに結び付くのではないかという期待があります。そこでたどり着いたのが  “ただ、いま、ここ”  を大切にしたいという思いです。最終回となる本展では、3年間で構築したメンバーの関係性や経験をもとに、それぞれが3年間の集大成となる作品を新たに作成し、昇華する展覧会をつくりあげます。

今年は、Nerholとともにメンバーのスタジオを訪問した様子を資生堂ギャラリーのホームページやSNSで公開する予定です。その他、関連企画など、展覧会をより楽しめる情報も随時シェアしていく予定です。椿会が、様ざまな新しい価値を共有し、新たな共創の可能性を探る場となりましたら幸いです。
尚、「第八次椿会 ツバキカイ8」のロゴは、毎年新たに田中義久(グラフィックデザイナー/Nerhol)がデザインしています。

< 参加メンバー >
杉戸 洋(すぎと ひろし)/ 中村 竜治(なかむら りゅうじ)/ Nerhol(ネルホル)
ミヤギフトシ(みやぎふとし)/ 宮永 愛子(みやなが あいこ)/ 目[mé](め)

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 資生堂ギャラリー

【イベント/展覧会】井の頭自然文化園|資料館特設展 Art and the Zoo vol.8 思い出いきもの園|’23年9月12日-’24年1月14日|終了

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井の頭自然文化園
資料館特設展  Art and the Zoo vol.8
思い出いきもの園
期  間  2023年9月12日[火]- 2024年1月14日[日]
時  間  9時30分 - 16時30分
場  所  井の頭自然文化園 動物園(本園)資料館1階
入館料金  入館料金・開園カレンダーなどの詳細は こちら

出  展  武藤亜希子氏 ホームページ
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井の頭自然文化園では、Art and the Zoo vol.8 として武藤亜希子氏による「思い出いきもの園」を開催します。
武藤亜希子氏は「記憶の中に広がる風景」をコンセプトに、そこに生活する人々から布や材料を集め、その場所に関わる人たちの記憶からテーマを探しながら作品を作り上げます。
今回は、井の頭自然文化園で働く職員のそれぞれの思い出の動物、植物たちの記憶を頼りに作品が制作されました。また、会期中には展示の一部を来園者の方に作成していただくワークショップも予定しています。

< Art and the Zoo」とは……>
井の頭自然文化園では、これまで彫刻館の一部を使用してさまざまな作家の作品を特設展として展示してきました。今後はさらに資料館や園内に場所を広げ、芸術と動物園をつなげるような特設展を実施していきます。
◉ 今までのイベント
・Art and the Zoo Vol.1「磯部光太郎 ─Biotop生き物のいる場所─」
・Art and the Zoo Vol.2 安田ジョージ作品展「身近な生き物たち」
・Art and the Zoo Vol.3 西浦裕太作品展「カレラトイクトコ」
・Art and the Zoo Vol.4 本田公夫作品展「消えゆく隣人たちのポートレート」
・Art and the Zoo vol.5「どいて どいて 舟がでるよ ──鋳金家 本山ひろ子作品展」
・Art and the Zoo vol.6「いと、いと、いきもの──川端遥香刺繍作品展」
・Art and the Zoo vol.7「黒沼真由美展──レースで編む日本のいきもの」

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 井の頭自然文化園  武藤亜希子 URL

【展覧会】慶應義塾大学アート・センター|展覧会 Artist Voice III : 駒井哲郎 線を刻み、線に遊ぶ|’23年10月10日-’24年1月26日|

慶應義塾大学アートセンター駒井哲郎ポスター

慶應義塾大学アート・センター Keio University Art Center
展覧会 Artist Voice III : 駒井哲郎 線を刻み、線に遊ぶ
会  期  2023年10月10日[火]- 2024年1月26日[金]
時  間  11:00 - 18:00
休  館  日  土日祝・休館  * 特別開館|10月14日[火]
      * 臨時休館|10月16日[月]、12月28日[木]- 2024年1月10日[水]
場  所  慶應義塾大学アート・センター(三田キャンパス 南別館1階 アート・スペース)
      108-8345 東京都港区三田2-15-45
      Tel 03-5427-1621  Fax  03-5427-1620
対  象  どなたでもご覧頂けます
費  用  入場料無料
主  催  慶應義塾大学アート・センター
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小さな展示室1室という施設の特性を生かして、作家の呟きや生の声を感じ取れるような展示を目指す「Artist Voice」シリーズ第3回展では、駒井哲郎(1920-1976)を取り上げます。
駒井は慶應義塾普通部在学時に版画の制作を始め、銅版画による表現を生涯一貫して探求し、日本における銅版画のパイオニアと評されています。

本展覧会では、慶應義塾の所蔵品より、版画作品のほか、駒井が本学の機関誌『三田評論』『塾』に提供した挿図原画や駒井哲郎関連資料を展示します。思索を重ね、線を刻んだ硬質な版画作品に対し、ペンや筆によるのびやかなスケッチからは、作家の解放的で遊び心のある一面を垣間見ることができます。作家の線の軌跡をたどりながら、インクと紙が織り成す詩情とユーモア漂う世界をご堪能ください。
慶應義塾大学駒井DM絵柄面 慶應義塾大学駒井DM宛名面

< アート・センターとは >
慶應義塾大学アート・センターは、平成 5(1993)年に開設された大学附属の研究センターです。本センターは特定の分野や思想、理論体系にかたよることなく、総合大学の特徴を活かした領域横断性、すなわちさまざまな学問分野の成果を総合する立場から、現代社会における芸術活動の役割をテーマに、理論研究と実践活動をひろく展開しています。
私たちの日常をふりかえっても明らかなように、今日ほど情報が多様化し、感性や価値観が著しく変容しつつある時代はほかにないでしょう。対立し矛盾する思想や実践同士が共存し、ときに融和すらしてしまう現実は、場合によっては私たちの通念や常識をはるかに超えてしまっています。
アート・センターは、既成の学問の狭い枠に閉じこもることなく、そうした多様で多価値な新しい時代にふさわしい文化的・芸術的感性の醸成と表現活動の可能性とを追究し、撥剌とした 文化環境の創出に寄与することを目的としています。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 慶應義塾大学アート・センター ] 

【展覧会】京都大学総合博物館|企画展 蝶に会える日|村田泰隆コレクション展 Vol.2 東南アジアが育んだ多様性|’23年11月29日-12月24日|終了

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京都大学総合博物館
企画展 蝶に会える日
村田泰隆コレクション展 Vol.2  東南アジアが育んだ多様性
展示期間  2023年11月29日[水]- 12月24日[日]
会  場  京都大学総合博物館
      606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学総合博物館 事務室
      * 総合博物館は本部構内にありますが、博物館に直接入れるように博物館の入り口は
       東大路通りに面しています。東大路通りからお入り下さい。〔 ご利用案内 PDF
開館時間  9:30 - 16:30 (入館は16:00まで)
休  館  日  月曜日、火曜日 (平日・祝日にかかわらず)
観  覧  料  個人当日 一 般 400円、 大学生 300円
      * 観覧料各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  上西太朗 近藤高明 村田麻里子
主  催  京都大学総合博物館
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村田泰隆氏によって蒐集された蝶類を中心とした昆虫の標本コレクションが、2019年に京都大学総合博物館に寄贈されました。長年にわたり国内や世界各地から蒐集された1万7千点を超えるコレクションの中には、現存する標本が非常に少ない種や地域集団のものも含まれています。当館では、蝶の美しさや学術的な魅力をより多くの人々に知ってもらうため、2022年度から「蝶に会える日—村田泰隆コレクション展—」というシリーズ企画を開始しました。
今回、シリーズ第2回目として、東南アジアとその周辺地域の蝶の多様性に光を当てた展示を行います。カラスアゲハ亜属やカザリシロチョウ属の系統地理的な多様性、警告色や擬態の不思議、いくつかの希少種について紹介します。
小規模な展示となりますが、蝶の美しさやその背後に隠された進化生物学的な意味、さらに種の保全の重要性について考える機会としてご覧いただければ幸いです。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧・ご参加を。
[ 詳 細 : 京都大学総合博物館 ] 

【展覧会】島根県立美術館|第70回日本伝統工芸展|’23年12月6日-12月25日|

島根県立美術館 島根県立美術館b

島根県立美術館
第70回日本伝統工芸展
会  期  2023年12月6日[水]- 12月25日[月]
開館時間  ◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。
      【10月 - 2 月】 10:00-18:30(展示室への入場は18:00まで)
      【 3 月 - 9 月】 10:00-日没後30分(展示室への入場は日没時刻まで)
会  場  島根県立美術館(松江)
      690-0049 島根県松江市袖師町1-5 TEL:0852-55-4700
観  覧  料  伝統工芸展展のみ 当日・個人
      一  般   600円、大学生 400円
      伝統工芸展+コレクション展 当日・個人  
      一 般 750円、大学生 500円
      * 各種割引、優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照。
主  催  島根県、島根県立美術館、島根県教育委員会、公益財団法人しまね文化振興財団、
      NHK松江放送局、朝日新聞社、山陰中央新報社、公益社団法人日本工芸会、
      SPSしまねグループ島根県立美術館、山陰中央新報社、日本海テレビ、
      SPSしまねグループ
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厳正な審査をへて選ばれた陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門の作品を紹介。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元山陰在住作家の入選作品など、270点を展示します。

◉ 島根県立美術館は 宍道湖に照りはえる夕陽も「作品」です。島根県立美術館の トップページ には「本日の日没時間」が表示され、サイト内には年間の日没時間一覧表があります。
※ 下掲詳細公式サイトにて最新情報を確認の上、ご観覧ください。
[ 詳 細 : 島根県立美術館

【調査研究資料報告会】沖縄県立博物館・美術館|在外琉球王国文化財調査研究事業報告会|ペリー提督が琉球から持ち帰った資料とは|’23年12月23日|終了

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沖縄県立博物館・美術館
在外琉球王国文化財調査研究事業報告会
ペリー提督が琉球から持ち帰った資料とは
報  告  者  篠原あかね(博物館班主任)
      崎原 恭子(博物館班主任学芸員)
開  催  日  2023年12月23日[土] 14時 - 16時(開場 13:30)
場  所  沖縄県立博物館・美術館 3F講堂
定  員  200名(当日先着)
対  象  高校生 / 大学・専門学生 / 一 般
申し込み  申し込み不要
参  加  費  無 料
主  催  沖縄県立博物館・美術館 博物館班
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沖縄県立博物館・美術館では、沖縄で展示公開や研究に活用するため、様々な理由で流出した琉球王国関連の文化財についてアメリカで調査を行う事業を実施しています。
令和5年度はスミソニアン博物館群が所蔵する文化財を調査しました。
1853-54 年にペリー提督が琉球で集めて持ち帰った資料 15件 を含む 50件 の調査成果をご報告します。

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 沖縄県立博物館・美術館 ] 

【展覧会】東京国立博物館|日本美術 本館14室|大聖寺藩(石川県)前田家伝来の能面|’23年11月21日-’24年1月14日|終了

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東京国立博物館
日本美術 本館14室
大聖寺藩(石川県)前田家伝来の能面
会  期  2023年11月21日[火]- 2024年1月14日[日]
会  場  東京国立博物館 日本美術 本館14室
      110-8712 東京都台東区上野公園13-9
      電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間  9時30分 - 17時00分 毎週 金・土曜日は 9時30分 - 19時00分まで
      (入館はいずれも閉館の30分前まで)
料  金  総合文化展観覧料
      一 般 1,000円、大学生 500円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
休  館  日  月曜日(ただし月曜日が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館)
──────────────────────トーハクB☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは 図版画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

ここに展示した文化庁所蔵の能狂言面は、平成21 (2009) 年度に文化庁が購入した「鐘紡コレクション」の一部です。能面123面、狂言面43を数えるこのコレクションは、昭和20年代中頃に、三井家から鐘紡に移りました。

このコレクションの中の「能面 泣増-なきぞう」に「前田子爵家」と記した札が付属します。前田子爵とは、加賀藩の支藩である大聖寺藩(現在の石川県加賀市周辺)最後の藩主で、能をよくした前田利鬯(としか)のことです。三井家には大聖寺藩の能面、能装束を預かっていたと記す記録もあり、このコレクションはもともと大聖寺藩前田家のものだったと考えられます。室町時代の古面も含む一方、多くは江戸時代の面で、宝生-ほうしょう-家の面の写しが多いのが特徴です。これは、加賀藩前田家が、初代の利家以来能楽を深く愛好し、5代・綱紀が能のシテ方の流儀である宝生流を採用したのを、支藩である富山藩、大聖寺藩も倣ったからでしょう。
現在、加賀藩や富山藩の能狂言面は流出し、全体像を把握するのが困難ですが、大聖寺藩の面はまとめて残っていることが貴重です。能を愛好した大名家のコレクションをお楽しみください。

< 担当研究員の一言 >
大聖寺藩の能面能装束のコレクションは、いまの私たちに様々なことを伝えてくれます。能の各流派に伝わる名物面の写しに記された銘からは、流派との交流はもちろん、いかに能に傾倒していたかが感じられます。それは大聖寺藩ができるもっと前の時代に作られた古面があることからも見て取れます。ひとつひとつの面の造形を楽しみながら、その奥に見える、当時の大聖寺藩、人びとの姿を感じていただければと思います。  川岸瀬里

展示作品リスト  * 所蔵の表記の無いものは東京国立博物館蔵品です。


< 主な出品作品 >

能  面  大癋見 「一透作/佐渡嶋/久知住」刻銘 室町時代・15-16世紀 文化庁蔵
能  面  小獅子 南北朝時代・14世紀 文化庁蔵
能  面  老女 室町時代・15-16世紀 文化庁蔵
能  面  怪士(霊怪士) 室町時代・16世紀 文化庁蔵

※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 東京国立博物館  東京国立博物館 日本美術 本館  ]

【展覧会】福井市美術館|企画展『浮世絵師 歌川国芳展』|’23年2月18日-3月26日

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福井市美術館
企画展『浮世絵師 歌川国芳展』
会  期  2023年(令和5年)2月18日[土]- 3月26日[日]
会  場  福井市美術館 
      918-8112 福井県福井市下馬3-1111(アートラボふくい)
      電話 0776-33-2990
休  館  日  毎週月曜日(祝休日は開館)。 * 3月22日[水]は開館します。
開館時間  午前9時から午後5時15分(入館は閉館の30分前まで)
       * 初日・2月18日[土]は午前10時から開場。
観  覧  料  一 般 1000円/高校生以上の学生 800円/小学生・中学生 500円
* 学生証を提示
       * 個人、当日、税込価格を表示。各種割引・優待などは下掲 詳細 参照
主  催  福井市美術館
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浮世絵師 歌川国芳歌川国芳(1797-1861)は、葛飾北斎や歌川広重らと同じ江戸時代後期に活躍した浮世絵師で、奇抜な構図と大胆で機知に富んだ発想の作風から「奇想の浮世絵師」として江戸庶民から大きな支持を得ました。国芳は、15歳で歌川派に入門し、当初は読本の挿絵や役者絵の仕事を細々とこなす長い下積みの時代を送りました。

31歳の時、当時、大人気であった中国の長編小説『水滸伝』を題材にした武者絵「通俗水滸伝豪傑百八人之壱人」で、物語に登場する豪傑たちをダイナミックに表現し大好評となり、この浮世絵はシリーズ化されました。それ以後は、「武者絵の国芳」と呼ばれる人気絵師となり、歴史や物語に登場する英雄や豪傑たちを描き、版元や庶民が求めた役者絵や美人画、人々の生活の様子や風景画など、様々なジャンルの作品を多く遺しました。さらに西洋画の構図や技法を取り入れた作品など、江戸の人々を大いに喜ばせました。
本展では、国芳の代表作である『水滸伝』のシリーズを始め、三枚続の大胆な構図の「相馬の古内裏」や「忠臣蔵」など約160点を展示し、国芳の魅力を紹介します。

※ 感染症予防対応実施中。下掲詳細を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細:福井市美術館 アートラボ]

【展覧会】皇居三の丸尚蔵館|〔特別展示〕御即位5年・御成婚 30 年記念|令和の御代を迎えて―天皇皇后両陛下が歩まれた30年―|’23年11月3日-12月24日|前後期二期制開催|終了

皇居三の丸尚蔵館

皇居三の丸尚蔵館
〔特別展示〕御即位5年・御成婚 30 年記念
令和の御代を迎えて ― 天皇皇后両陛下が歩まれた 30 年 ―
会  期  令和5年 (2023) 11月3日[金・祝]- 12月24日[日] * 会期中一部展示替えあり
         前 期 11月3日[金・祝]- 11月26日[日]
         後 期 11月28日[火]   - 12月24日[日]
休  館  日  毎週月曜日    * その他諸事情により臨時に休館する場合があります。
開館時間  午前9時30分 - 午後5時 (入館は午後4時30分まで) 
      * ただし、11月7日[火]は午後4時に閉館。
会  場  皇居三の丸尚蔵館 展示室 1
      100-0001 東京都千代田区千代田1-8 皇居東御苑内
      [ 皇居三の丸尚蔵館ウェブサイト
      電 話:050-5541-8600(ハローダイヤル)
入  館  料  一 般 1,000円、 大学生 500円 (日時指定予約制)

      * 高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。
      ◎入館料で、ご観覧の当日に限り同時開催「皇室のみやび」展もご覧いただけます。
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照 
特別協力  宮内庁
主  催  皇居三の丸尚蔵館
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この令和5年、天皇陛下におかれては御即位5年、そして天皇皇后両陛下の御成婚30年の節目を迎えられました。令和の御代を迎えてまもなく、世界各地へ急激に広がった新型コロナウイルス感染症により、ご活動の機会が限られながらも、両陛下はオンラインによる国内各地へのご訪問など新しい形によるご公務に取り組まれ、コロナ禍に過ごした国民の苦楽に、常に心を寄せてこられました。この秋、新しい施設での公開をスタートする皇居三の丸尚蔵館では、両陛下がともに歩まれてきた30年の軌跡を、両陛下ゆかりのお品とともにご紹介する展覧会を開催いたします。

本展では、ご結婚の儀式のご装束やドレスをはじめ、愛子内親王殿下の健やかな成長の願いが込められたお召し物などを展示します。また、御即位の儀式で用いられたご装束や調度の品、各方面から寄せられたお祝いの品をご覧いただきます。このほか、皇室の伝統行事を受け継がれたご様子もあわせてご紹介いたします。
本展を通して今日までの両陛下の様々なご活動に触れていただくとともに、両陛下ゆかりの品々が、日本の伝統文化の継承に深く関わるものであることをご覧いただければ幸いです。
出品目録 PDF > 

※ 本展覧会は「日時指定予約制」です。下掲チケット情報からご購入ができます。
※ 下掲詳細公式サイトで最新情報を確認の上ご観覧を。
[ 詳 細 : 皇居三の丸尚蔵館  同館チケット情報サイト

【展覧会】太田市美術館・図書館|どうぶつ と はなし ─ 大曽根俊輔 乾漆彫刻展|’23年10月14日-12月24日|終了

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太田市美術館・図書館
どうぶつ と はなし ── 大曽根俊輔 乾漆彫刻展
会  期  2023年10月14日[土]- 12月24日[日]
会  場  太田市美術館・図書館
      373-0026 群馬県太田市東本町16番地30 TEL 0276-55-3036
休  館  日  月曜日、10月31日[火]、11月28日[土]
開催時間  午前10時 - 午後6時(展示室への入場は午後5時30分まで)
観  覧  料  500(400)円
      * チケット各種割引・優待情報、関連イベント情報などは下掲詳細参照
協  力  松本市美術館、一般財団法人 日本蛇族学術研究所、太田市立北の杜学園
主  催  太田市、一般財団法人太田市文化スポーツ振興財団
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本展は、「どうぶつ と はなし」をテーマに、大曽根俊輔の乾漆彫刻をご覧いただく展覧会です。
大曽根が動物たちと向き合い、「はなし」を重ねることで生まれる個体としての表現を展示室に展開します。重ねられる「はなし」とは、作家による緻密な観察に反映される動物たちとの「はなし」、そして、動物たちの周りにいる人々からの、動物をめぐる「はなし」です。その双方によって、作品は立体的に作り上げられています。

また、技法と素材の面から見れば、乾漆という伝統的な手法を用いていることも、大曽根作品に特有の魅力につながっています。体温が伝わってきそうな肌、肉の張り、たるみの質感は、塑像と彫像の要素をあわせ持つ乾漆が得意とする表現であるといえます。こうした作品を「はなし」とともにご覧いただくことで、身近にいたり動物園で見る動物たちに対する意識、かかわり方も変わってくるかもしれません。
また本展では、地域にも美術館・図書館の活動を拡げ、若い世代に一歩踏み込んでアートに親しんでもらうことを目的に、太田市立北の杜学園9年生 *1 の皆さんと連携事業を展開。大曽根が動物に対するのと同じように、生体動物を前にしたデッサンを生徒の皆さんにも経験してもらいました。彼ら彼女らのとらえた動物たちも展示室に集まります。
数々の「はなし」によってもう一つの身体を得た動物たちを、ぜひご覧ください。
※1 太田市立北の杜学園:群馬県内初の施設一体型の義務教育学校として2021年4月に開校。前期課程(小学校段階)と後期課程(中学校段階)の児童・生徒の皆さんが通学している。9年生は中学校3年生に相当。

<出品作家>
大曽根俊輔 OSONE Shunsuke  乾漆彫刻家
1978年、神奈川県出身。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科木工専攻卒業、東京藝術大学大学院美術研究科文化財保存学専攻修了。大学院修了と同時に京都にある公益財団法人 美術院 国宝修理所に入所。国宝、重要文化財に指定されている仏像彫刻の修理に携わった。
その傍ら、2009 年から動物彫刻の制作を始める。以降、乾漆彫刻の技法を主に用いて動物を主題にした制作をおこなう。2015 年、国宝修理所を退所し作品制作に専念する。

これまで、京都、大阪、長野を中心に個展を開催。

◉ 乾漆彫刻とは?
ウルシの木から採れる樹液と麻布を主な材料にして立体像を制作する技法。有名な乾漆彫刻に興福寺 (奈良県) の《阿修羅立像》(国宝/天平6(734)年)がある。人や動物の柔らかな感じを表現するのに適した技法で脱活乾漆と木心乾漆の 2 種類がある。
脱活乾漆(だっかつかんしつ):粘土などで原型を作り、麻布を漆で貼り重ねてから中の型を抜く。心木を入れ、張り子状になったものへ、また漆を重ね細部を仕上げていく。(《阿修羅立像》はこちらの技法)
木心乾漆 (もくしんかんしつ):だいたいの形を木で彫り進め、細部を漆で仕上げる。中の木は抜かないため木彫の強さと漆の柔らかさで表現できる。

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[ 詳 細 : 太田市美術館・図書館

【展覧会】静岡市美術館|NHK大河ドラマ特別展 どうする家康|’23年11月3日-12月13日|終了

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静岡市美術館
NHK大河ドラマ特別展
どうする家康
会  期  2023年11月3日[金・祝]- 12月13日[水] * 会期中、一部展示替えがあります
開館時間  10:00 - 19:00(展示室への入場は 閉館の30分前 まで)
休  館  日  11月20日[月]
観  覧  料  当日・個人  一 般 1,500円、大高生・70歳以上 1,100円、中学生以下 無 料
      * 障がい者手帳等をご持参の方および必要な付添の方原則1名は無料.
      * 日時指定予約制前売りチケット、各種割引、優待情報などは下掲詳細参照。
主  催  静岡市、静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、NHK静岡放送局、
      NHKエンタープライズ中部、中日新聞東海本社
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静岡市美術館-しずび  史上最多!  国宝・重文 約50点

戦国乱世に次々と起こる予期せぬ出来事に逃げることなく答えを出し続け、泰平の世の礎を築いた徳川家康。本展は「どうする?」をキーワードに、その生涯において重要なターニングポイントとなった合戦や出来事の数々を、関連する豊富な資料を通してひもといていきます。
また、家康の前に立ちはだかり、重要な決断を迫った武田信玄、織田信長、豊臣秀吉をはじめ、酒井忠次、本多忠勝、榊原康政ら「徳川四天王」に代表される家臣団の精鋭たちゆかりの肖像画、武具なども数多く展観。さらに家康自身が愛用した甲冑や刀剣、駿府で暮らした晩年に使用した茶道具、香道具、文房具といった手沢品の数々も紹介します。
国宝・重要文化財を多数含む110点余りの作品を通して、誕生から歿後に東照大権現として祀られるまでの足跡を辿るとともに、真の姿を浮き彫りにします。

20231024183639_00001☆ 活版アラカルト掲載図版のほとんどは、画面をクリック or タップすると拡大表示されます ☆

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【展覧会】前橋文学館|新収蔵資料展|朔太郎を刺繍す ティム・サトミ|’23年9月23日-12月24日|終了

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前橋文学館
新収蔵資料展
朔太郎を刺繍す ティム・サトミ
期  間  2023年9月23日[土]- 12月24日[日]
時  間  9時 - 17時(最終入館は 16時30分 まで)
会  場  萩原朔太郎記念・水と緑と詩のまち
      前橋文学館 2階企画展示室
      371-0022 群馬県前橋市千代田町三丁目12-10 TEL:027-235-8011
観 覧 料  一 般 500円 (高校生以下無料、障害者手帳等をお持ちの方とその介護者1名無料)
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ティム サトミ 朔太郎の詩18篇を刺繍す
刺繍作家、ティム サトミは今年「朔太郎を刺繍す」シリーズ18作品を前橋文学館へ寄贈しました。
本展では、これら一連の作品とともに、モチーフとなった朔太郎の詩に関する自筆原稿や著書、雑誌などをあわせて公開いたします。
ティム サトミが地域や年代を越えて集めた素材(古布・木材・写真・ビーズ・糸など)を創意的に選び、「手仕事すること」で、ヴィジュアライズされた朔太郎の珠玉の詩、18篇。
アートとことばが織りなす特別な空間を、どうぞお楽しみください。

< ティム サトミ プロフィール >
1949年、岐阜県郡上八幡(郡上市)生まれ。
文化服装学院卒業後、京都、大阪、東京でアトリエを開き、刺繍を指導。
テレビ、雑誌、展示会の美術装飾や衣装を担当するなど、多方面で活躍する一方、個展やグループ展で作品を発表。前橋文学館で開催した「月に吠える」展(2017年)、「サクタロウをアートする」展(2018年)では「朔太郎を刺繍す」シリーズを発表。刺繍表現の域を広げた創作活動を続け、アーティストや美術関係者からも高い評価を得ている。

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【展覧会】樂美術館|開館45周年記念「定本 樂歴代」|’23年9月2日-12月24日|

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樂美術館
開館45周年記念「定本 樂歴代」
会  期  2023年9月2日[土]- 12月24日[日]
休  館  日  月曜日(但し 祝日、11月13日は開館)
時  間  10:00 ー 16:30 (入館は16時まで)
会  場  公益財団法人 樂美術館
      602-0923 京都市上京区油小路通一条下る TEL:075-414-0304
料  金  一 般 1,100円  大学生 900円  高校生 500円  中学生以下 無 料
      * 福祉割引:手帳ご提示の方 500円/介助者(1名様まで)無 料
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樂歴代は、初代長次郎はじめ、それぞれの時代を生き、己の茶碗を新たに生み出してきました。それは、千利休居士の利休道歌の中に出てくる「守破離」の言葉にあるように、変わらない本質と時代変化の中で新たな作風を追求してきたといえます。まさに「不易流行」。利休居士が求めた侘びの精神を歴代それぞれが軸に据え、今日まで450年にわたりその精神性を茶碗に込め「茶」と共に歩んで参りました。
そうした樂家の伝統と創造にかける歴代の作陶を真正面から捉え、「定本」となるべく、2013年に『定本 樂歴代』が出版されました。
それから10年。15代が隠居し直入に、16代が襲名により吉左衞門と戸籍より改名致しました。
それぞれの隠居、襲名を経て、『定本 樂歴代』も15代・16代の最新作品を増やし、歴代の印も完全網羅し、新たに改訂版を出版することとなりました。
本展では改訂新版『定本 樂歴代』掲載作品の中より、長次郎から16代吉左衞門までの代表作となる名品を中心に展観し、また初版から10年の間に考察が進んだ、樂家と外戚になる本阿弥光悦、玉水焼三代を加え、樂焼の歴史、作風の特色とその変遷を探ります。

* 新型感染症拡大予防のため、開館時間などを変更する場合がございます。
* 入館に際して予約は必要ございません。
[ 詳 細 : 樂美術館